JP2001161217A - ホタテ洗浄装置 - Google Patents

ホタテ洗浄装置

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JP2001161217A
JP2001161217A JP34614999A JP34614999A JP2001161217A JP 2001161217 A JP2001161217 A JP 2001161217A JP 34614999 A JP34614999 A JP 34614999A JP 34614999 A JP34614999 A JP 34614999A JP 2001161217 A JP2001161217 A JP 2001161217A
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JP
Japan
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scallop
scallops
cylindrical sieve
sieve
port
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JP34614999A
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English (en)
Inventor
Ryuji Hase
龍二 長谷
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DONAN TEKKO KK
Original Assignee
DONAN TEKKO KK
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Mechanical Means For Catching Fish (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 船上で行うホタテの洗浄と選別にかかる手間
を省き、労力を軽減し、時間を節約する。 【解決手段】 船20上に設置され、一方の開口部がホ
タテミミヅリ養殖具Yからしごいたホタテ26の投入口
1となり、他方の開口部が投入されて選別されたホタテ
の排出口2となっている回転筒状篩Fと、円筒状篩Fに
投入されたホタテ26に海水を噴射する海水噴射管Pと
を有し、前記円筒状篩Fは、その壁体に、投入したホタ
テの付着物と規格外のホタテを篩い落とす多数の穴3
と、投入したホタテを排出口2へ案内する、旋回方法が
円筒状篩の回転方向とは逆方向の螺旋状案内板4とを有
し、かつ排出口3側を投入口1側より高くして斜めに設
置されているホタテ洗浄装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホタテミミヅリ
養殖具を船上に引き上げ、同養殖具からミミヅリカッタ
ーでホタテをしごき落とし、これを洗浄して、ホタテの
付着物と規格外のホタテを篩い落とし、規格のホタテの
みを選別するホタテ洗浄装置に関するものでる。
【0002】
【従来の技術】従来のホタテ洗浄装置は、図5に示すよ
うに、船21上に水平に設置され、軸心部を中心に回転
する、両端が閉塞された筒状篩22と、その内部に配設
された不図示の海水噴射管とより構成されている。筒状
篩22の目の大きさは、4cm角〜5cm角程度で、その側
面には、蓋付きの開口部22aが設けられている。
【0003】図5に示すように、のし23に結び付けて
海中に吊り下げたホタテミミヅリ養殖具Yを船21の上
に引き上げ、同養殖具Yからミミヅリカッター27でし
ごき落としたホタテ26は、上記ホタテ洗浄装置によっ
て洗浄されて選別される。その作業は、次の手順で行わ
れる。なお、ホタテミミヅリ養殖具Yは、実際には、の
し23に吊り下げられているが、図面上では、側面から
見たときの状態で示した。
【0004】(1)テボヨケ28でのし23を船側に引
き上げ、これに結び付けたホタテミミヅリ養殖具Yを海
中から引き上げる。ここにいうホタテミミヅリ養殖具Y
は、吊り縄24にループ25を介して多数のホタテ26
をそのミミ部分で取り付けたものである。
【0005】(2)のし23から吊り縄24を解いてホ
タテミミヅリ養殖具Yを船21上に引き上げ、その吊り
縄24をガイドローラ21aで案内してV字型のミミヅ
リカッター27に通し、図外の挟み回転ドラムで巻き取
って、ホタテ26を吊り縄24からカゴ29にしごき落
とす。かご29に入れるホタテ26の量は、40Kg程度
である。
【0006】(3)ホタテ26の入ったかご29は、2
人で持ち上げて筒状篩22の中に入れ、海水を噴射しな
がら2〜3分洗浄する。このとき、ホタテ26の付着物
は篩い落とされる。
【0007】(4)洗浄して付着物を落としたホタテ2
6は、筒状篩22から取り出してカゴ29に戻し、作業
台30まで2人で運んで、その上に2人で持ち上げて広
げる。そして、作業台30の上で、規格のホタテと規格
外のホタテを選り分け、規格のホタテ26だけを再びカ
ゴ29に入れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
ホタテ洗浄装置は、ホタテミミヅリ養殖具からしごき落
としたホタテを回転する筒状篩22内で海水を噴射しな
がら洗浄するだけであるから、ホタテの筒状篩22への
投入作業、筒状篩22からの取り出し作業、ホタテの作
業台30への持ち上げ作業、ホタテの選別作業はすべて
人手によって行わなければならなかった。
【0009】このため、従来のホタテ洗浄装置では、ホ
タテの洗浄と選別に手間と時間がかかるだけでなく、体
力を消耗するという問題があった。
【0010】また、ホタテの洗浄を回転する筒状篩22
の中で2〜3分と長時間行うので、ホタテの殻が欠ける
という問題があった。
【0011】この発明は、このような従来の問題点を解
決するためになされたもので、船上で行うホタテの洗浄
と選別にかかる、手間を省き、労力を軽減し、時間を節
約することができるとともに、洗浄時にホタテの殻に欠
けが生じないホタテ洗浄装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明が提供するホタ
テ洗浄装置は、船上に設置され、一方の開口部がホタテ
ミミヅリ養殖具からしごいたホタテの投入口となり、他
方の開口部が投入されて選別されたホタテの排出口とな
っている、軸心部を中心に回転する筒状篩と、筒状篩に
投入されたホタテに海水を噴射する海水噴射手段とを有
し、前記筒状篩は、その壁体に、投入したホタテの付着
物と規格外のホタテを篩い落とす多数の穴と、投入した
ホタテを排出口へ案内する、旋回方法が筒状篩の回転方
向とは逆方向の螺旋状案内板とを有し、かつ排出口側を
投入口側より高くして斜めに設置されていることを特徴
とするものである。
【0013】
【作用】この発明のホタテ洗浄装置においては、投入口
から回転する筒状篩に投入されたホタテは、海水で洗浄
されながら、螺旋状案内板で案内され、排出口から排出
されていく。
【0014】このとき、筒状篩は排出口側が高くなって
いて傾斜しているから、螺旋状案内板は、投入口側へ転
がり落ちようとするホタテを排出口側へ押し上げるよう
に作用する。
【0015】このため、ホタテは筒状篩の中で効率良く
攪拌され、この過程で、ホタテの付着物と規格外のホタ
テが篩い落とされ、規格のホタテのみが選別されて排出
される。
【0016】したがって、この発明のホタテ洗浄装置に
よれば、ホタテの筒状篩への投入作業と、ホタテの洗浄
作業と、ホタテの選別作業と、選別されたホタテの排出
(取出し)作業を連続して行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を実
施例によって説明する。
【0018】
【実施例】図1は船上に設置した実施例のホタテ洗浄装
置とその使用状態を示し、図2〜図4は同装置の細部構
成を示す。
【0019】なお、図1におけるホタテミミヅリ養殖具
Yは、実際には、のしに吊り下げられているが、図面上
では、側面から見たときの状態で示した。
【0020】また、図1において、図2と同一と部分に
は、同一符号を符した。したがって、その部分の説明は
省略する。
【0021】実施例のホタテ洗浄装置は、図1〜図4に
示すように、フレームに装着され、軸心部を中心に回転
する円筒状篩Fと、この中に投入したホタテに海水を噴
射するために同篩Fの中に設置された海水噴射管Pとよ
り構成されている。
【0022】上記円筒状篩Fは、一方の開口部が、ホタ
テミミヅリ養殖具Yからミミヅリカッター27でしごい
たホタテ26の投入口1となってあり、他方の開口部
が、投入されて選別されたホタテの排出口2となってい
る。
【0023】フレーム5には、しごいたホタテ26を投
入口1に導入するホッパー5と、排出されるホタテ26
をカゴ14に導く樋6が取り付けられている。
【0024】また、円筒状篩Fは、4つのローラ7上で
回転可能になっていて、その外周に設けたスプロケット
8とモータ9のプーリ10との間に張架したチェーン1
1を介して、モータ9で駆動される。
【0025】円筒状篩Fの壁体には、投入したホタテ2
6の付着物と規格外のホタテ26を篩い落とす多数の穴
3と、投入したホタテ26を排出口2側へ案内する螺旋
状案内板4が設けられている。
【0026】穴3は、6.5cm角程度の穴である。螺旋
状案内板4の旋回方向は、矢印A方向へ回転する円筒状
篩Fとは反対の方向となっている。
【0027】また、円筒状篩Fは、排出口2側を投入口
1側より高くして斜めに設置されている。したがって、
フレームfの排出口2側の脚は、投入口1側より長く設
定されている。
【0028】12は円筒状篩Fの下側に配置してフレー
ムfに取り付けた受け板で、篩Fから落下した規格外の
ホタテとホタテの付着物をフレームfの外へ送り出すた
めのものである。13はフレームに設けた、その送出し
口である。送り出し口13から出た付着物と規格外のホ
タテ26は、カゴ14に捕集される。
【0029】上記海水噴射管Pは、前記送出し口13方
向へ海水を噴射できる多数の噴射口を設けたものであ
る。海水は揚水ポンプで海中より吸い上げて図外のホー
スで送給される。
【0030】次に、上記構成のホタテ洗浄装置を使用し
て行うホタテの洗浄と選別は、次のように行われる。
【0031】(1)テボヨケ28でのそ23を船側に引
き上げ、これに結び付けたホタテミミヅリ養殖具Yを海
中から引き上げる。
【0032】(2)のし23から吊り縄24を解いてホ
タテミミヅリ養殖具Yを船21上に引き上げ、その吊り
縄24をガイドローラ21aで案内して、V字型のミミ
ヅリカッター27に通し、挟み回転ドラム31で巻き取
って、ホタテ26を吊り縄24からホッパー5にしごき
落とす。
【0033】(3)ホッパー5にしごき落とされたホタ
テ26は、投入口1から矢印A方向へ回転する円筒状篩
Fに投入され、海水噴射管Pから噴射される海水で洗浄
されながら、螺旋状案内板4で案内されて、排出口2か
ら排出され、樋6に導かれてカゴ15に収納される。
【0034】このとき、円筒状篩Fは排出口2側が高く
なっていて傾斜しているから、螺旋状案内板は、投入口
1側へ転がり落ちようとするホタテ26を排出口2側へ
押し上げるように機能する。
【0035】このため、ホタテ26は円筒状篩Fの中で
効率よく攪拌され、ホタテ26の付着物や規格外のホタ
テ26は穴3から篩い落とされ、規格のホタテ26のみ
が排出口2から排出される。
【0036】円筒状篩Fの中での攪拌は、上述のよう
に、効率よく行えるから、40秒前後の攪拌処理で、上
記ホタテ26の洗浄と選別を終えることができる。ま
た、短時間の攪拌処理でホタテの洗浄と選別ができるか
ら、貝殻の欠けが殆ど生じなくなる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、上述のような構成としながら、ホタテの筒状篩への
投入作業と、ホタテの洗浄作業と、ホタテの選別作業
と、選別されたホタテの排出作業を連続して行うことが
できる。
【0038】また、これらの一連の作業を短時間で行う
ことができるから、ホタテの殻の欠けが生じなくなる。
【0039】このため、この発明によれば、船上で行う
ホタテの洗浄を選別にかかる、手間を省き、労力を軽減
し、時間を節約することができるとともに、殻の欠けが
生じるおそれのないホタテの洗浄と選別が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のホタテ洗浄装置とその使用状態を示
す図
【図2】 図1のホタテ洗浄装置をホタテ投入口側から
見た正面図
【図3】 図1のホタテ洗浄装置をホタテ排出口側から
見た正面図
【図4】 図1のホタテ洗浄装置の側面図
【図5】 従来のホタテ洗浄装置とその使用状態を示す
【符号の説明】
Y ホタテミミヅリ養殖具 P 海水噴射管 F 円筒状篩 1 投入口 2 排出口 3 穴 4 螺旋状案内板 5 ホッパー 6 樋 7 ローラ 8 スプロケット 9 モータ 10 プーリ 11 チェーン 12 受け板 13 送出し口 14,15 カゴ 21 船 23 のし 24 吊り縄 25 ループ 26 ホタテ 27 ミミヅリカッター 28 テボヨケ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月22日(2001.3.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明が提供するホタ
テ洗浄装置は、船上に設置され、一方の開口部がホタテ
ミミヅリ養殖具からしごいたホタテの投入口となり、他
方の開口部が投入されて選別されたホタテの排出口とな
っている、軸心部を中心に回転する筒状篩と、筒状篩に
投入されたホタテに海水を噴射する海水噴射手段とを有
し、前記筒状篩は、その壁体に、投入したホタテの付着
物と規格外のホタテを篩い落とす多数の穴と、投入した
ホタテを排出口へ案内する、旋回方が筒状篩の回転方
向とは逆方向の螺旋状案内板とを有し、かつ排出口側を
投入口側より高くして斜めに設置されていることを特徴
とするものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船上に設置され、一方の開口部がホタテ
    ミミヅリ養殖具からしごいたホタテの投入口となり、他
    方の開口部が投入されて選別されたホタテの排出口とな
    っている、軸心部を中心に回転する筒状篩と、筒状篩に
    投入されたホタテに海水を噴射する海水噴射手段とを有
    し、前記筒状篩は、その壁体に、投入したホタテの付着
    物と規格外のホタテを篩い落とす多数の穴と、投入した
    ホタテを排出口へ案内する、旋回方法が筒状篩の回転方
    向とは逆方向の螺旋状案内板とを有し、かつ排出口側を
    投入口側より高くして斜めに設置されていることを特徴
    とするホタテ洗浄装置。
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Effective date: 20030107