JP2002191254A - ほたて養殖かごの洗浄装置 - Google Patents

ほたて養殖かごの洗浄装置

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JP2002191254A JP2000394696A JP2000394696A JP2002191254A JP 2002191254 A JP2002191254 A JP 2002191254A JP 2000394696 A JP2000394696 A JP 2000394696A JP 2000394696 A JP2000394696 A JP 2000394696A JP 2002191254 A JP2002191254 A JP 2002191254A
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Katsunori Koseki
勝則 小関
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MICHINOKU SETSUBI KK
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ほたて養殖かごを洗浄する際、かごのヨコ移動
や釣り紐の飛び出しでかごが破損しないようにする。 【解決手段】ほたて養殖かごの洗浄装置として下側の固
定軸ゴムロ−ラ−1 と上側の可動軸ゴムロ−ラ−2 を複
数組対向配置し、上下のゴムロ−ラ−1,2 間に角かご7
の際は2列、丸かご8 の際は中央に1列を供給し、進行
する養殖かごの上方から高圧海水を噴射して養殖かごの
付着物を除去するに際し、軸支されて所定角度内を回動
する回動管3 を2列の角かご7 各々の中央上方に設置
し、各回動管3 にはノズル管4 を入口を除き可動軸ゴム
ロ−ラ−2 の存在しない下方向に向け、かつ回動管3 を
経てノズル管4 から噴射する高圧海水がぶつかり合わな
いようにずらして複数組接続し、各ノズル管4 から噴射
する高圧海水が同じ側にある回動管3 直下の角かご7 お
よび丸かご8 の幅を覆い、養殖かごの進行方向からみて
対称の位置をとり振り子状の運動をするようにしてあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はほたて養殖かごが角
かごおよび丸かごいずれの場合にも共通に使用できる、
高圧海水を噴射するノズル管を使用したほたて養殖かご
の洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来ほたて(ほたて貝)の養殖かごはポ
リ塩化ビニ−ル等を被覆した四角形の金属枠に錐状にナ
イロン等の網を張設したものを複数個タテに連結したも
の(角かご)や、同様に被覆した円形多段の金属枠にナ
イロン等の網により各段有底で筒状にしたもの(丸か
ご)がそれぞれ使用されている。養殖かごはほたての生
育に応じ、数段階に分けて手入れして使用されるが、数
カ月以上という長期間にわたり海中に放置するので、網
糸にプランクトンが付着するほか、ほたての生育にした
がい他の生物も付着する。海中に置かれる期間に応じて
米貝やかき、ふじつぼ、さんご等の付着が多くみられ
る。これらの付着物は通水性を阻害するので、ほたてが
餌や酸素を取得する妨げとなる。したがって、養殖開始
時をはじめ、養殖中一定期間ごとにこれらの付着物を取
り除くことが必要になる。
【0003】養殖が始められた初期の頃は長期間にわた
り養殖かごを海中に放置したので付着物にかき、ふじつ
ぼ、さんご等の硬質物体が多かった。当時、これらを除
くためハンマ−でたたき落すようなことがおこなわれて
いたが、この作業は極めて煩雑なうえ労力を要するもの
であった。
【0004】その後、ほたて養殖かごの洗浄装置とし
て、水平面上に平行に複数本並置した回転ロ−ラ−の各
々の上に、スプリングにより回転ロ−ラ−側に押圧され
る押圧回転ロ−ラ−を対設し、養殖かごが両ロ−ラ−に
より順次喰い込まれて移送されるように構成し、養殖か
ご進行方向側のものが順次その押圧力を強くするように
して、押圧回転ロ−ラ−により付着物を押しつぶし、押
しつぶされた付着物をヨコ方向に往復移動する散水ノズ
ルからの高圧散水で洗い落とすようにしたものが特公昭
54−15838 号により提案されている。しかし、この種の
ものではロ−ラ−の押圧力で養殖かごの金属枠に被覆し
たポリ塩化ビニ−ル等が損傷し、養殖かごの連結紐や網
糸を巻込んで養殖かごに損傷を与えやすく、また、かか
る散水ノズルでは洗浄効果がよくない。
【0005】そこで、この問題を解決するため本発明者
は実用新案登録第3069777 号により、複数組の対向配置
した固定軸ゴムロ−ラ−と可動軸ゴムロ−ラ−間に養殖
かごを供給し、養殖かごの上方から先端が振り子状に往
復動するノズルにより高圧水を噴射させて付着物を除去
する貝類の養殖かご洗浄装置において、洗浄時における
ほたて養殖かごの破損防止設備として、可動軸ゴムロ−
ラ−に養殖かごを喰込む程度の自重を付与してこれをス
プリングで吊下げたものを提案した。
【0006】この養殖かご洗浄装置において養殖かごの
供給は1 列でおこない、先端が振り子状の運動をするノ
ズル管は複数箇所で各1本によりおこなってきたが、1
列では処理能力が低いので、養殖かごが角かご(通常の
大きさ:400 mm×400 mm)の場合は供給を2列でお
こなうようになった。この際、2列中央の上方位置に支
点を有し振り子状運動をするノズル管は1本でも、洗浄
用の高圧海水の噴出量を2倍にするだけで洗浄は足りて
いた。一方、養殖かごが丸かご(通常の大きさ:600 m
mφ)の場合は角かごよりも幅が大きく、かつ層が厚い
のでよく洗浄するためその供給を2列とはせず中央に1
列でおこない、ノズル管は角かごの場合のままでおこな
ってきたという事情がある。
【0007】しかしながら、2列で使用する角かごの場
合、かごがそれぞれ側壁に寄せられ、同時に変形してか
ごの破損につながることが多くなった。また、かごの中
にたたんで納めた、一連の養殖かごの最上位置のものに
連結されている釣り紐(俗称てぼ)が洗浄中にかごから
外に出やすく、これがしばしば洗浄装置内の固定ロ−ラ
−や側壁に引っ掛かり、かごの破損を招くことが多い。
これに対して1列で使用する丸かごの場合は、洗浄の際
ヨコに押されることがないので、かごの破損は生じな
い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明はほたて養殖か
ごを洗浄する際に釣り紐の飛び出しや、かごのヨコ移動
により養殖かごの破損を招くことがないようにしたほた
て養殖かごの洗浄装置を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】ここにおいて本発明者は
下側の固定軸ゴムロ−ラ−(1) と上側の可動軸ゴムロ−
ラ−(2) を複数組対向配置し、上下のゴムロ−ラ−(1,
2) 間にほたて養殖かごを角かご(7) の場合は2列、丸
かご(8) の場合は中央に1列を供給し、進行する養殖か
ごの上方から高圧海水を噴射して養殖かごの付着物を除
去するに際し、軸支されて所定角度内を回動する回動管
(3) を2列の角かご(7) 各々の中央上方に設置し、各回
動管(3) にはノズル管(4) を入口は除き可動軸ゴムロ−
ラ−(2) の存在しない下方向に向け、かつ回動管(3) を
経てノズル管(4) から噴射する高圧海水がぶつかり合わ
ないようにずらして複数組接続し、各ノズル管(4) から
噴射する高圧海水が各回動管(3) 直下の角かご(7) およ
び丸かご(8) の幅を覆い、養殖かごの進行方向からみて
対称の位置をとり振り子状の運動をするようにしてある
ほたて養殖かごの洗浄装置を見出すにいたった。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に用いるほたて養殖かごの
洗浄装置はノズル管4 以外について、養殖かごに損傷を
与えないようにした前記実用新案登録第3069777 号に準
じたものを使用する。すなわち、図1に示すごとく下側
の固定軸ゴムロ−ラ−1 と上側の可動軸ゴムロ−ラ−2
(以下、両者をまとめてゴムロ−ラ−1,2 と略記する)
を3〜4組使用し、可動軸ゴムロ−ラ−2 には養殖かご
を喰込む程度の自重を付与してこれをスプリングで吊下
げ、洗浄装置側壁の案内溝を介し、喰込む養殖かごの重
なりの厚さに応じて上下動するようにする。
【0011】さらに、洗浄装置内における養殖かごの移
動を円滑にするため、養殖かごが進行するゴムロ−ラ−
1,2 のない位置に固定軸ゴムロ−ラ−1 から離して孔あ
き板5 を案内におき、養殖かごの連結紐や網糸がゴムロ
−ラ−1,2 に巻込まれて損傷しないようにする。
【0012】以上のほか、洗浄装置で養殖かごの入口手
前と出口あとにそれぞれその高さを養殖かごの移送面に
合わせた養殖かごの供給台と受け台を設け、養殖かごの
連結紐や網糸が引っ掛からないようにするため平板にし
て、高さ位置は作業者の手作業位置に合わせておくよう
にする。通常、角かごは供給台の両側に一人づつ、丸か
ごはかごの進行方向に向かい一人で作業をおこなう。
【0013】さて、養殖かごの洗浄装置内で角かご7 の
場合は近づけて2列、丸かご8 の場合は中央に1列を供
給し、進行する養殖かごの上方から高圧海水を噴射して
付着物を除去するに際し、軸支されて所定角度内を回動
する配管3 を2列の角かご7各々の中央上方、ゴムロ−
ラ−1,2 の回転軸と直交する方向に設置し、各回動管3
にはノズル管4 を入口は除き可動軸ゴムロ−ラ−2 の存
在しない下方向に向け、かつ回動管3 を経てノズル管4
から噴射する高圧海水がぶつかり合わないようにずらし
て複数組接続し、図2、図3に示すごとく各ノズル管4
から噴射する高圧海水が各回動管(3) 直下の角かごおよ
び丸かご8 の幅を覆い、養殖かごの進行方向からみて対
称の位置をとり振り子状の運動をするようにしてある。
【0014】このようにして2列の角かご7 を洗浄する
と、図2に示すごとく各々の中央寄りの半分以上は2本
のノズル管4 の噴射を受けることになる。その結果、養
殖かごが洗浄装置側壁に寄せられ変形することがなく、
釣り紐がかごから外に出ることもなく、養殖かごの破損
が防止される。丸かご8 の場合は層が厚いのでよく洗浄
する必要があり、そのため中央に1列を通す丸かご8 は
図3に示すごとく2本のノズル管4 でよく洗浄され、角
かご7 と同様、洗浄中ヨコに押されることがない。
【0015】なお、本発明を実施する際、各ノズル管4
が養殖かごの進行方向からみて外側に20度、内側に43度
ほどの角度で振り子状の運動をするようにするのが適当
である。
【0016】噴射する高圧海水がぶつかり合わないよう
にずらして設けてある1組2本の高圧海水噴射用のノズ
ル管4 は、可動軸ゴムロ−ラ−2 の存在しない下方向に
向けて設けるが、最初の可動軸ゴムロ−ラ−2 の手前に
は設けず、対向配置した固定軸ゴムロ−ラ−1 と可動軸
ゴムロ−ラ−2 の組数3〜4に応じ3〜4組程度設置す
れば足りる。図5に示すごとく各回動管3 はその位置で
所定角度内を回動しうるように両端部をベアリングで軸
支し、一端はグランドパッキングを介し高圧配管の両端
をなすエルボおよびチ−ズと摺動可能に接合してあり、
この高圧配管には高圧海水を供給するゴム管(スチ−ル
ワイヤ−入り)を接続し、高圧海水ポンプとの間には使
用現場に応じて高圧鋼管とゴム管を適宜併用する。図5
においてノズル管4 は回動管3 の真下に接続した状態に
してあるので見えないが、説明上そに位置を記してあ
る。
【0017】図4に示すごとくノズル管4 を取付けて高
圧海水を供給する回動管3 の突出片9 と、両軸ギヤ−ド
モ−タ−12に直結する2枚のフライホイ−ル10の偏心部
をそれぞれ連結棒11を介してボ−ルジョイントにより連
結し、てこクランク機構により回動管3 と一体のノズル
管4 が相互に養殖かごの進行方向からみて対称の位置を
とり振り子状の運動をするように設定する。そのため、
図4において右側のノズル管4 は手前にあるフライホイ
−ル10の回転により作動させ、左側のノズル管4 は後側
にあるフライホイ−ル10の回転により作動させる。か
つ、左右1組の噴射する高圧海水がぶつかり合うのを避
けるため、図5に示すが図4で左側のノズル管4 が右側
のノズル管4 より少し前方にくるようにずらした位置に
設定してある。
【0018】ノズル管4 のノズル先端部は丸形直進タイ
プのものを使用して海水の圧力を維持する。その高圧海
水の噴射圧は25〜30kg/cm2 程度が好適であ
る。なお、海水中の異物によりノズル管4 が閉塞する場
合に備え、装置側壁およびその蓋部に設けたプラスチッ
クの透明窓を介して視認できるようにしておけば対応が
迅速にできる。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明の養殖かごの洗浄
装置をさらに具体的に説明する。図1に示すごとく、養
殖かごの洗浄装置は水平方向に平行に3本配置した固定
軸ゴムロ−ラ−1 (表面層10mmがゴム)の各々の上
に、スプリングにより吊下げられた1本65kgの可動
軸ゴムロ−ラ−2 (表面層10mmがゴム)を対向配置
して3組とし、可動軸ゴムロ−ラ−2 の回転軸が上下動
し得るよう装置側壁に案内溝を設けてある。
【0020】また、養殖かごが自重で押圧する可動軸ゴ
ムロ−ラ−2 と固定軸ゴムロ−ラ−1 により順次喰込ま
れて進行するように、固定軸ゴムロ−ラ−1 の出口側に
孔あき板5 を置き、養殖かごの進行中、図1〜3に示す
ごとく各孔あき板5 の上方から養殖かごに対し、噴射す
る高圧海水がぶつかり合わないようにずらした位置にあ
る2本1組による3組の各ノズル管4 が養殖かごの進行
方向からみて外側に20度、内側に43度振り子状の往復運
動をするようにして高圧海水を噴射させる。ノズル管4
の外径15mmに対し、2本の高圧海水の噴射がぶつか
り合わないようにノズル管4 相互を10mmずらしてあ
る。養殖かごを通過して落下する洗浄排水は落下口6 に
導かれ、濾過して固形物を分離処理する。
【0021】図1に示す洗浄装置内の主な寸法を示せ
ば、養殖かごの供給台の長さ800mm、受け台の長さ
650mm、両者の高さ770mm、幅(奥行き)10
10mmであり、洗浄装置の落下口6 の部分を除く直方
体部分の長さ1200mm、高さ850mm、幅101
0mm、地面からの距離450mmで、各ゴムロ−ラ−
1,3 は長さ900mm、太さ300mmにしてある。
【0022】図5に示すごとき配置で両軸ギヤ−ドモ−
タ−12としてGM−HY形三菱ギヤ−ドモ−トル(0.
75kw)を使用し、丸形直進タイプのノズル(吐出口
径3mm)を用い、毎分300回往復により高圧海水を
噴射圧30kg/cm2 で毎分192L(1個のノズル
管4 あたり32L)使用する。養殖かごの洗浄にあた
り、釣り紐をそれぞれ養殖かご内に納め、角かご7 の場
合2列の間隔をおよそ2cmにしておこなった結果、そ
の処理量は1連が1辺40cmの正四角形の鉄線枠をポ
リ塩化ビニ−ルで被覆し、錐状にナイロンの網を張設し
たものを間隔30cmで10個タテに連結したもので毎
分8〜16連、丸かご8 の場合は中央に1列供給した結
果、その処理量は1連が円形(60cmφ)10段(1
段20cm)の鉄線枠をポリ塩化ビニ−ルで被覆し、ナ
イロンの網で各段有底で筒状にしたもので毎分3〜5連
が可能で(いずれも通過時間約12秒)、いずれの場合
も養殖かごの破損を招くトラブルはみられなかった。
【0023】
【発明の効果】ほたて養殖かごを洗浄する際に釣り紐の
飛び出しやかごのヨコ移動による養殖かごの破損を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ほたて養殖かごの洗浄装置の要部を示す説明
図である。
【図2】 角かごに対するノズル管の作動範囲を示す説
明図である。
【図3】 丸かごに対するノズル管の作動範囲を示す説
明図である。
【図4】 ノズル管の作動機構を示す説明図である。
【図5】 回動管の配置を示す説明図である。
【符号の説明】
1 固定軸ゴムロ−ラ− 2 可動軸ゴムロ−ラ− 3 回動管 4 ノズル管 5 孔あき板 6 落下口 7 角かご 8 丸かご 9 突出片 10 フライホイ−ル 11 連結棒 12 両軸ギヤ−ドモ−タ−
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月27日(2000.12.
27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】ここにおいて本発明者は
下側の固定軸ゴムロ−ラ−(1) と上側の可動軸ゴムロ−
ラ−(2) を複数組対向配置し、上下のゴムロ−ラ−(1,
2) 間にほたて養殖かごを角かご(7) の場合は2列、丸
かご(8) の場合は中央に1列を供給し、進行する養殖か
ごの上方から高圧海水を噴射して養殖かごの付着物を除
去するに際し、軸支されて所定角度内を回動する回動管
(3) を2列の角かご(7) 各々の中央上方に設置し、各回
動管(3) にはノズル管(4) を入口は除き可動軸ゴムロ−
ラ−(2) の存在しない下方向に向け、かつ回動管(3) を
経てノズル管(4) から噴射する高圧海水がぶつかり合わ
ないようにずらして複数組接続し、各ノズル管(4) から
噴射する高圧海水が同じ側にある回動管(3) 直下の角か
ご(7) および丸かご(8) の幅を覆い、養殖かごの進行方
向からみて対称の位置をとり振り子状の運動をするよう
にしてあるほたて養殖かごの洗浄装置を見出すにいたっ
た。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】さて、養殖かごの洗浄装置内で角かご7 の
場合は近づけて2列、丸かご8 の場合は中央に1列を供
給し、進行する養殖かごの上方から高圧海水を噴射して
付着物を除去するに際し、軸支されて所定角度内を回動
する配管3 を2列の角かご7各々の中央上方、ゴムロ−
ラ−1,2 の回転軸と直交する方向に設置し、各回動管3
にはノズル管4 を入口は除き可動軸ゴムロ−ラ−2 の存
在しない下方向に向け、かつ回動管3 を経てノズル管4
から噴射する高圧海水がぶつかり合わないようにずらし
て複数組接続し、図2、図3に示すごとく左右の各ノズ
ル管4 から噴射する高圧海水が同じ側にある回動管3
下の角かごおよび丸かご8 の幅を覆い、養殖かごの進行
方向からみて対称の位置をとり振り子状の運動をするよ
うにしてある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】このようにして2列の角かご7 を洗浄する
と、図2に示すごとく各々の中央寄りの半分以上は2本
のノズル管4 から高圧海水の噴射を受けることになる。
洗浄の結果、養殖かごが洗浄装置側壁に寄せられ変形す
ることがなく、釣り紐がかごから外に出ることもなく、
養殖かごの破損が防止される。丸かご8 の場合は層が厚
いのでよく洗浄する必要があり、そのため中央に1列を
通す丸かご8 は図3に示すごとく2本のノズル管4 でよ
く洗浄され、角かご7 と同様、洗浄中ヨコに押されるこ
とがない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】噴射する高圧海水がぶつかり合わないよう
にずらして設けてある1組2本の高圧海水噴射用のノズ
ル管4 は、可動軸ゴムロ−ラ−2 の存在しない下方向に
向けて設けるが、最初の可動軸ゴムロ−ラ−2 の手前に
は設けず、対向配置した固定軸ゴムロ−ラ−1 と可動軸
ゴムロ−ラ−2 の組数3〜4に応じ3〜4組程度設置す
れば足りる。図5に示すごとく各回動管3 はその位置で
所定角度内を回動しうるように両端部をベアリングで軸
支し、一端はグランドパッキングを介し高圧配管の両端
をなすエルボおよびチ−ズと摺動可能に接合してあり、
この高圧配管には高圧海水を供給するゴム管(スチ−ル
ワイヤ−入り)を接続し、高圧海水ポンプとの間には使
用現場に応じて高圧鋼管とゴム管を適宜併用する。図5
においてノズル管4 は回動管3 の真下に接続した状態に
してあるので見えないが、説明上そ位置を記してあ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側の固定軸ゴムロ−ラ−(1) と上側の
    可動軸ゴムロ−ラ−(2) を複数組対向配置し、上下のゴ
    ムロ−ラ−(1,2) 間にほたて養殖かごを角かご(7) の場
    合は2列、丸かご(8) の場合は中央に1列を供給し、進
    行する養殖かごの上方から高圧海水を噴射して養殖かご
    の付着物を除去するに際し、軸支されて所定角度内を回
    動する回動管(3) を2列の角かご(7) 各々の中央上方に
    設置し、各回動管(3) にはノズル管(4) を入口は除き可
    動軸ゴムロ−ラ−(2) の存在しない下方向に向け、かつ
    回動管(3) を経てノズル管(4) から噴射する高圧海水が
    ぶつかり合わないようにずらして複数組接続し、各ノズ
    ル管(4) から噴射する高圧海水が各回動管(3) 直下の角
    かご(7) および丸かご(8) の幅を覆い、養殖かごの進行
    方向からみて対称の位置をとり振り子状の運動をするよ
    うにしてあるほたて養殖かごの洗浄装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2851179A1 (fr) * 2003-02-14 2004-08-20 Louis Lecardonnel Dispositif et procede de traitement mecanise et recipients destines a contenir des coquillages
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