JPH11146738A - フタバガキ科樹木の組織培養による大量増殖法 - Google Patents

フタバガキ科樹木の組織培養による大量増殖法

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JPH11146738A
JPH11146738A JP31492197A JP31492197A JPH11146738A JP H11146738 A JPH11146738 A JP H11146738A JP 31492197 A JP31492197 A JP 31492197A JP 31492197 A JP31492197 A JP 31492197A JP H11146738 A JPH11146738 A JP H11146738A
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JP
Japan
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medium
shoot
dipterocarpaceae
tree
shoots
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JP31492197A
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Kentaro Nakamura
中村  健太郎
Makoto Soda
良 曽田
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NETTAIRIN SAISEI GIJUTSU KENKY
NETTAIRIN SAISEI GIJUTSU KENKYU KUMIAI
Original Assignee
NETTAIRIN SAISEI GIJUTSU KENKY
NETTAIRIN SAISEI GIJUTSU KENKYU KUMIAI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フタバガキ科樹木の組織培養による大量増殖
法。 【解決手段】 フタバガキ科樹木の茎頂部を、ゼアチ
ン、グルコース、マルトースを含むMS培地又はその改変
培地で液体回転培養することにより効率よく多芽体を誘
導、増殖することができ、次いでこの多芽体を同様の培
地で液体旋回又は液体静置培養することにより効率よく
シュートを伸長することができる。更に伸長したシュー
トをNAAを0〜1.0mg/l含むMS培地又はその改
変培地で固体培養することにより植物体を効率よく再生
することができ、短期間に大量の苗を生産することが可
能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フタバガキ科樹
木、特にShorea属に属するShorea roxburghii の組織培
養による大量増殖法に関する。
【0002】
【従来の技術】フタバガキ科樹木は東南アジアの主要用
材樹種であるが、結実に豊凶があり、また鳥獣虫による
食害が甚だしく、且つ種子の採取後の貯蔵が困難であ
り、数週間で発芽力を消失するなど、実生による繁殖に
は問題が多い。また、挿し木についても研究がなされた
が、成木からの増殖が困難であり、精英樹等の増殖が難
しい。このように繁殖力が極めて低いとされているフタ
バガキ科樹木は、遺伝子保存や造林に際しての苗の確保
が大きな問題となっている。近年、幾つかの研究グルー
プが、これらの問題点の解決を目的として組織培養技術
を用いた研究がなされているが、成功した報告は非常に
少ない。特に、Shorea roxburghii については今日まで
2例の報告がある(Eileen S. Scotto, A. N.Rao and C.
S. Loh (1988) Production of plantlet of Shorea ro
xburghii G.Don. from embryonic axes cultured in vi
tro. Annals of Botany 61: 233 -236, D. S. Gunaseka
ra, E. S. Scott and A. N. Rao (1988) Suspension cu
lture of the dipterocarp Shorea roxburghii G. Don.
Somatic Cell Genetics ofWoody Plants: 137 - 141)
。しかしながら、これらの方法は、胚組織及びカルス
を培養する方法であり、大量増殖の目的を達成すること
はできない。また、本発明者が特許出願した特願平7−
121521に記載のフタバガキ科樹木の多芽体作出技
術も、植物体の再生には至っていなかった。したがっ
て、より効率的な大量増殖方法の開発が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、フタ
バガキ科樹木、特にShorea属に属するShorea roxburghi
i の大量増殖を可能にする大量増殖法を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、フタバガキ
科樹木の苗木を用いて、大量増殖を可能にする多芽体に
よる大量増殖法を開発することを目的として鋭意研究し
た結果、フタバガキ科樹木の茎頂を含む茎頂部から植物
体を再生することに成功し本発明を完成させた。
【0005】即ち、本発明は、フタバガキ科樹木の茎頂
を含む茎頂部を、多芽体誘導培地で培養して大量の定
芽,不定芽を有する多芽体を誘導し;得られた多芽体を
多芽体増殖培地で増殖させ;増殖させた多芽体をシュー
ト伸長培地に移植して大量のシュートを生産し;次いで
シュートを発根培地に移植して発根させ、植物体を再生
する、ことを特徴とするフタバガキ科樹木の大量増殖法
である。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明によれば、苗の枝から茎頂
を含む茎頂部から多芽体を誘導し、次いで得られた多芽
体からシュートを伸長させ、更に伸長したシュートを発
根培地に移植することにより、大量の幼植物体を得るこ
とができる。本発明で対象とするフタバガキ科樹木とし
ては、より具体的には、Shorea属に属するものが挙げら
れ、特にShorea roxburghii が更に具体的なものとして
例示することができる。
【0007】本発明で用いる培養材料としては、温室で
栽培している苗木、又は成木から茎頂部を含む頂芽を採
取したものが用いられる。採取した頂芽は、通常の方法
に従って、エタノール及び次亜塩素酸ナトリウムあるい
は塩化水銀(昇汞水)で表面殺菌を行ない、滅菌水で洗
浄後、培地中で培養する。本発明において、多芽体誘導
培地、多芽体増殖培地、シュート伸長培地及び発根培地
に用いる基本培地としては、無機成分及び炭素源を必須
成分とし、その他植物成長調節物質、ビタミン、アミノ
酸を含有する培地が用いられる。無機成分としては、窒
素、燐、カリウム、ナトリウム、カルシウム、硫黄、
鉄、マンガン、亜鉛、沃素、硼素、モリブデン、塩素、
コバルト等の元素を含む無機化合物が用いられる。炭素
源としては、炭水化物、例えばしょ糖又はブドウ糖が用
いられる。
【0008】植物成長調節物質としては、オーキシン、
サイトカイニンを用い、特にサイトカイニンを用いるの
が好ましい。オーキシンとしては、例えば3−インドー
ル酪酸(IBA)、ナフタレン酢酸(NAA)等が挙げ
られ、サイトカイニンとしては、例えばベンジルアミノ
プリン(BAP)、カイネチン、ゼアチン、1−フェニ
ル−(1,2,3−チアディアゾール−5−YL)−ウ
レア(チヂアズロン)等が挙げられる。ビタミンとして
は、例えばチアミン、ピリドキシン、ニコチン酸等が挙
げられる。アミノ酸としては、例えばグリシン、グルタ
ミン酸、リジン等が挙げられる。
【0009】実際に培養する際に用いる培地としては、
植物組織培養に用いられる培地、例えばMS培地(Mura
shige T(1962) A revised medium for rapid growth an
d bioassays with tobacco tissue cultures, Physiol.
Plant. 15: 473-497 )、B5培地(Gamborg OL(1968)
Nutrient requirements of suspension cultures ofso
ybean root cells, Exp. Cell. Res. 50:151-158 )、
WP培地(Lloyd G(1981) Commercially feasible micr
opropagation of mountai laurel (Kalmia latifolia)
by use of shoot tip culture, Pro. Inc. Proc. Int.
Plant Prop. Soc. 30:421-427 )等が挙げられる。
【0010】これらの培地を、本発明の多芽体誘導培
地、多芽体増殖培地、シュート伸長培地及び発根培地に
適当に選択して用られる。本発明では、フタバガキ科樹
木の茎頂部を多芽体誘導培地で培養して大量の定芽、不
定芽を有する多芽体を誘導するためには、多芽体誘導培
地として、特に、MS培地及びその改良培地が好まし
い。定芽及び/又は不定芽の誘導及び成長を促進するた
め、ゼアチンを1.0〜4.4mg/l程度含有する培
地を用いることが好ましい。更に1種もしくは2種以上
の単糖類(例えばグルコース、フルクトースなど)、あ
るいはグルコースと二糖類(例えばマルトース、ラクト
ースなど)を含有する培地が好ましい。特にゼアチンに
加えてグルコース及びマルトースを含有する培地が好ま
しい。グルコース及びマルトースの含有量はそれぞれ
5.2g/lが好ましい。培地は液体培地が好ましい。
ゼアチンとしては、trans−ゼアチンが好ましい。
培養温度は、通常15〜35℃、好ましくは25℃程度
である。光照射下で培養するのが好ましく、特に1日当
たり16〜24時間程度、照度1,000〜12,00
0ルクスの条件下で培養すると、定芽、不定芽の成長が
促進される。こうして得られる多芽体は、効率よく増殖
させることができる。
【0011】次いで、得られた多芽体を多芽体増殖培地
に移植し、効率よく増殖させる。多芽体増殖培地として
は、前記の無機成分及び炭素源、ビタミン、アミノ酸等
を含有し、ゼアチン1.0〜4.4mg/lを含有する
液体培地が好ましい。更に、多芽体誘導培地と同様に、
1種もしくは2種以上の単糖類(グルコース、フルクト
ースなど)、あるいはグルコースと二糖類(例えばマル
トース、ラクトースなど)を含有する培地が好ましく、
特にグルコース及びマルトースを含有する培地が好まし
い。グルコース及びマルトースの含有量はそれぞれ5.
2g/lが好ましい。培養温度は、通常15〜35℃、
好ましくは25℃程度である。1日当たり16〜24時
間程度、照度1,000〜12,000ルクスの光照射
の条件で培養するのが好ましい。増殖培地に移植する際
には、誘導した多芽体をそのまま移植するか、あるいは
1〜数個の定芽、不定芽に分割して移植するのが好まし
い。
【0012】次いで、増殖した多芽体をシュート伸長培
地に移植し、効率よくシュートを伸長させる。シュート
伸長培地としては、前記の無機成分及び炭素源、ビタミ
ン、アミノ酸等を含有し、ゼアチン1.0〜4.4mg
/lを含有する液体、又は固体培地が好ましい。更に、
多芽体誘導培地と同様に、1種もしくは2種以上の単糖
類(グルコース、フルクトースなど)、あるいはグルコ
ースと二糖類(例えばマルトース、ラクトースなど)を
含有する培地が好ましく、特にグルコース及びマルトー
スを含有する培地が好ましい。グルコース及びマルトー
スの含有量はそれぞれ5.2g/lが好ましい。培養温
度は、通常15〜35℃、好ましくは25℃程度であ
る。1日当たり16〜24時間程度、照度1,000〜
12,000ルクスの光照射の条件で培養するのが好ま
しい。培養は、液体旋回培養または液体静置培養により
行うのが好ましい。
【0013】次いで、伸長したシュートを発根培地に移
植し、効率よく発根させる。発根培地としては、前記の
無機成分及び炭素源、ビタミン、アミノ酸等を含有し、
NAA0〜1.0mg/lを含有する固体培地及び前記
の無機成分及び炭素源、ビタミン、アミノ酸等を含有
し、NAA0〜1.0mg/lを含有する液体培地、好
ましくは更に1種もしくは2種以上の単糖類(例えばグ
ルコース、フルクトースなど)、あるいはグルコースと
二糖類(例えばマルトース、ラクトースなど)を含有す
る培地、特にグルコース(好ましくは5.2g/l)及
びマルトース(好ましくは5.2g/l)を含有する液
体培地を添加した、土壌を主成分とした培地支持体(例
えば、バーミキュライトを主成分とした培地支持体)が
好ましい。培養温度は、通常15〜35℃、好ましくは
25℃程度である。1日当たり16〜24時間程度、照
度1,000〜12,000ルクスの光照射の条件で培
養するのが好ましい。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、フタバガキ科樹木の組
織培養、挿し木用に供する芽を、試験管内で短期間に大
量に生産することができ、更にフタバガキ科樹木の苗の
大量生産が可能になる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳細に説明
する。 実施例 タイから入手したShorea roxburghii 種子を温室で発芽
させ、育成した苗木(高さ20〜70cm)から供試材
料を採取した。 (1)材料の滅菌 Shorea roxburghii の実生苗から頂芽を採取し、70%
エタノルで30秒間及び2%次亜塩素酸ナトリウムで7
分間表面殺菌を行い、滅菌水で5回洗浄後、滅菌濾紙上
で風乾させた。 (2)材料の調整 風乾後、実体顕微鏡下で頂芽の葉原基を取り除き、長さ
0.2〜5mmの茎頂部を摘出し、液体培地中で培養し
た。 (3)多芽体の誘導
【0016】多芽体誘導培地としては、改変MS培地
(全培地成分を半量にしたMS培地)にグルコース5.
2g/lとマルトース5.2g/l及び植物成長調節物
質としてゼアチンを1.0〜4.4mg/l添加し、p
H5.7に調整した後、殺菌して用いた。摘出した茎頂
部は、温度26±2℃、1日当たり24時間蛍光灯(上
部12000lux,下部1,000lux)照明下
で、1rpmの回転数で回転液体培養した。多芽体の形
成結果を表1に示した。表1から明らかなように、ゼア
チン、グルコース及びマルトースを含有する培地では培
養3ヶ月後に多芽体が効率良く誘導された。
【0017】
【表1】
【0018】(4)多芽体の増殖 (3)で得られた多芽体をそのまま、あるいは1〜数個
の芽に分割し、多芽体増殖培地に移植した。培地には、
ゼアチン1.0〜4.4mg/lを添加した改変MS培
地(前記(3)と同じ)をpH5.7に調整し、殺菌し
て用いた。多芽体は、温度26±2℃、1日当たり24
時間蛍光灯(上部12,000lux,下部1,000
ルクス)照明下で、1rpmの回転数で回転液体培養し
た。多芽体の増殖結果を表2に示した。表2から明らか
なように、ゼアチン1.0mg/lあるいは4.4mg
/lで、活発な多芽体の増殖が認められ、現在までに
1.5年間継続培養を行っているが、活発な増殖を維持
している。また、対照試験として、改変MS培地(前記
(3)と同じ)に、ゼアチン1.0〜4.4mg/lを
添加し、グルコースとマルトースの代わりに、炭素源と
してショ糖30g/lを用いた場合、培養開始から6ヶ
月後には、全ての多芽体が褐変枯死した。
【0019】
【表2】
【0020】(5)シュートの伸長 (4)で増殖させた多芽体を、シュート伸長培地に移植
した。培地には、ゼアチン1.0〜4.4mg/lを添
加した改変MS培地(前記(3)と同じ)をpH5.7
に調整し、殺菌して用いた。多芽体は、温度26±2
℃、1日当たり16時間蛍光灯照明(3,000ルク
ス)下で、液体旋回、又は液体静置培養、又は固体培養
(ゲルライト3.0g/lで固化させたもの)した。シ
ュート伸長結果を図1に示した。図1から明らかなよう
に、液体旋回あるいは液体静置培養を行うことにより、
活発なシュート伸長が認められた。
【0021】(6)発根 (5)で伸長させたシュートを、発根培地に移植した。
培地には、NAA0〜1.0mg/lを添加した改変M
S液体培地(前記(3)と同じ)をpH5.7に調整し
た後殺菌して、フロリアライト(日清紡製,バーミキュ
ライトを主成分とした培地支持体)に15ml添加し
た。また、対照区として、NAA0〜1.0mg/lを
添加した改変MS固体培地(3.0g/lのゲルライト
で固化)をpH5.7に調整した後殺菌して用いた。シ
ュートは、温度26±2℃、1日当たり16時間蛍光灯
照明(3,000ルクス)下で培養した。表3に、発根
に対する炭素源及びNAA濃度の影響を示した。
【0022】
【表3】
【0023】表4に、発根までに要する日数と枯死率を
示した。
【表4】
【0024】表5に、シュート材料の長さとNAA濃度
との関係を示した。
【0025】
【表5】
【0026】表6に、培地支持体の違いによる発根に与
える影響を示した。
【表6】 表3〜6に示した結果から明らかなように、全ての処理
区で発根が認められた。炭素源別でみると、マルトース
+グルコース区において高い生存率が得られ、発根に効
果があることが認められた。NAAの濃度は、材料とな
るシュートの長さに関係しており、シュート長が短い場
合はNAA0mg/l区が有効であり、シュート長が長
い場合はNAA1.0mg/lが有効であることが認め
られた(表3,4,5参照)。また、フロリアライト培
地区と固体培地区を比較すると、フロリアライト区で良
好な発根が認められた(表6参照)。
【図面の簡単な説明】
【図1】シュート伸長培地に添加するゼアチンの濃度と
伸長したシュートの割合を示すグラフである。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フタバガキ科樹木の茎頂を含む茎頂部
    を、多芽体誘導培地で培養して大量の定芽,不定芽を有
    する多芽体を誘導し;得られた多芽体を多芽体増殖培地
    で増殖させ;増殖させた多芽体をシュート伸長培地に移
    植して大量のシュートを生産し;次いでシュートを発根
    培地に移植して発根させ、植物体を再生する、 ことを特徴とするフタバガキ科樹木の大量増殖法。
  2. 【請求項2】 多芽体誘導培地、多芽体増殖培地及びシ
    ュート伸長培地として、ゼアチンを1.0〜4.4mg
    /lを含有するMS培地、又はその改変培地を用いる請
    求項1記載のフタバガキ科樹木の大量増殖法。
  3. 【請求項3】 シュート伸長培地として、ゼアチン1.
    0〜4.4mg/lを含有するMS培地、又はその改変
    培地を用い、液体旋回、又は液体静置培養する請求項1
    または2記載のフタバガキ科樹木の大量増殖法。
  4. 【請求項4】 発根培地として、NAA0〜1.0mg
    /l添加したMS培地、又はその改変培地を用いる請求
    項1から3のいずれか1項記載のフタバガキ科樹木の大
    量増殖法。
  5. 【請求項5】 多芽体誘導培地、多芽体増殖培地、シュ
    ート伸長培地及び発根培地として、1種もしくは2種以
    上の単糖類、あるいはグルコースと二糖類を含有するM
    S培地、又はその改変培地を用いる請求項1から4のい
    ずれか1項記載のフタバガキ科樹木の大量増殖法。
  6. 【請求項6】 多芽体誘導培地、多芽体増殖培地、シュ
    ート伸長培地及び発根培地として、グルコースとマルト
    ースを含有するMS培地、又はその改変培地を用いる請
    求項5記載のフタバガキ科樹木の大量増殖法。
  7. 【請求項7】 フタバガキ科樹木がShorea属に属するも
    のである請求項1から6のいずれか1項記載フタバガキ
    科樹木の大量増殖法。
  8. 【請求項8】 フタバガキ科樹木がShorea roxburghii
    である請求項1から7のいずれか1項記載のフタバガキ
    科樹木の大量増殖法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001309729A (ja) * 2000-02-22 2001-11-06 Sumitomo Forestry Co Ltd 組織培養によるサクラ属の大量増殖法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001309729A (ja) * 2000-02-22 2001-11-06 Sumitomo Forestry Co Ltd 組織培養によるサクラ属の大量増殖法
JP4647804B2 (ja) * 2000-02-22 2011-03-09 住友林業株式会社 組織培養によるサクラ属の大量増殖法

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