JPH11145052A - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

基板処理装置および基板処理方法

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JPH11145052A
JPH11145052A JP9329527A JP32952797A JPH11145052A JP H11145052 A JPH11145052 A JP H11145052A JP 9329527 A JP9329527 A JP 9329527A JP 32952797 A JP32952797 A JP 32952797A JP H11145052 A JPH11145052 A JP H11145052A
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failure
chemical
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理不良が生じた基板を効果的に回収するこ
とにより、基板の処理を効率的に実行することができる
基板処理装置および基板処理方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】 インターフェース部コントローラ21、
24、スピンコータコントローラ22、スピンデベロッ
パコントローラ23、基板搬送ユニットコントローラ2
5または熱処理部コントローラ26のうちのいずれかが
基板Wの処理不良の発生を検知することにより、基板W
のIDデータにフラグを立て、このIDデータをメイン
コントローラ19に転送すれば、メインコントローラ1
9は、各コントローラに対してこのIDデータを転送す
る。また、メインコントローラ19は、基板搬送ユニッ
ト17の搬送アーム42を制御し、処理不良が生じた基
板Wを第1のインターフェース部31に載置された不良
基板回収カセット2に収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハや
液晶表示パネル用ガラス基板あるいは半導体製造装置用
マスク基板等の基板を処理するための基板処理装置およ
び基板処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】このような基板処理装置は、前工程から
処理を行うべき基板を基板搬送カセットに収納した状態
で搬入するとともに、処理の終了した基板を再度基板搬
送カセットに収納して排出するための基板搬送カセット
の載置部を有する第1のインターフェース部と、基板に
薬液を供給することにより薬液処理するスピンコータや
スピンデベロッパ等の薬液処理ユニットと、基板を加熱
または冷却することにより熱処理するホットプレートや
クールプレート等の熱処理ユニットと、薬液処理ユニッ
トおよび熱処理ユニットにおいて処理された基板を基板
処理装置に連結して配設された露光装置に搬出するとと
もに、露光装置により露光を終了した基板を搬入するた
めの第2のインターフェース部と、第1のインターフェ
ース部、薬液処理ユニット、熱処理ユニットおよび第2
のインターフェース部間で基板を搬送する搬送ユニット
とを有し、基板を第1または第2のインターフェース部
から薬液処理ユニットおよび熱処理ユニットに順次搬送
することによりその処理行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような基板処理装
置において、第1、第2のインターフェース部、薬液処
理ユニット、熱処理ユニットまたは搬送ユニットの動作
不良に起因する基板の処理不良が発生した場合、処理不
良が発生した基板に対してそのままその後の処理を継続
した場合においては、薬液処理ユニットにおいて薬液が
無駄に消費されたり、基板の処理に必要以上の時間を要
したりするという問題を生ずる。
【0004】より具体的には、スピンコータやスピンデ
ベロッパ等の薬液処理ユニットにおいて、基板の回転塗
布動作に問題が生じたり、基板に塗布すべき薬液の流量
が不足する等の薬液処理ユニットの動作不良に起因する
基板の処理不良が生ずる場合がある。また、基板をホッ
トプレートに搬送して加熱処理を開始した後、設定時間
経過後においてもこの基板をホットプレートから排出で
きないという、搬送ユニット等の動作不良に起因する基
板の処理不良が生ずる場合がある。さらに、ホットプレ
ートによる基板の加熱処理の終了後、所定時間内にこの
基板をクールプレートに搬送できないという、搬送ユニ
ット等の動作不良に起因する基板の処理不良が生ずる場
合がある。
【0005】このような基板の処理不良が発生した場合
には、その基板は製品の製造には使用し得ない。しかし
ながら、従来の基板処理装置においては、処理不良が生
じた基板に対しても、正常な基板と同様の処理が施され
ている。
【0006】このため、例えば薬液処理ユニットにおい
ては、処理不良が生じた基板に対しても薬液が塗布され
ることになり、高価な薬液が無駄に消費されることにな
る。また、この種の基板処理装置においては、後段の露
光装置等との基板処理速度の差を解消するため、第2の
インターフェース部等にバッファカセットを配置してい
るが、このバッファカセットに処理不良が生じた基板が
収納された場合には、基板処理装置全体の基板の処理効
率が低下する。さらに、基板を露光装置等の他の装置に
搬送して処理を行う場合においても、処理不良が生じた
基板に対して正常な基板と同様の処理が施されることに
なり、基板処理全体の効率が低下することになる。
【0007】この発明は上記課題を解決するためになさ
れたものであり、処理不良が生じた基板を効果的に回収
することにより、基板の処理を効率的に実行することが
できる基板処理装置および基板処理方法を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、前工程から基板を搬入し、または、後工程に基板を
排出するためのインターフェース部と、基板に薬液を供
給することにより薬液処理する薬液処理ユニットを含む
複数の処理ユニットと、前記インターフェース部に搬入
された基板を前記薬液処理ユニットを含む複数の処理ユ
ニットに順次搬送する搬送ユニットとを有する基板処理
装置において、処理不良が生じた基板を収納するための
前記インターフェース部に配設された不良基板回収カセ
ットと、前記インターフェース部、各処理ユニットまた
は搬送ユニットの動作不良に起因する基板の処理不良の
発生を検知する検知手段と、前記検知手段により処理不
良の発生を検知した場合に、前記搬送ユニットを制御す
ることにより、処理不良が発生した基板を、直ちに前記
不良基板回収カセットに収納する制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、前工程から基板
を搬入し、または、後工程に基板を排出するためのイン
ターフェース部と、基板に薬液を供給することにより薬
液処理する薬液処理ユニットを含む複数の処理ユニット
と、前記インターフェース部と前記薬液処理ユニットを
含む複数の処理ユニットとの間で基板を搬送する搬送ユ
ニットとを有する基板処理装置を使用し、基板を前記イ
ンターフェース部から各処理ユニットに順次搬送するこ
とによりその処理を行う基板処理方法において、前記イ
ンターフェース部、各処理ユニットまたは搬送ユニット
の動作不良に起因する基板の処理不良の発生を検知手段
により検知した場合に、前記搬送ユニットを制御するこ
とにより、処理不良が発生した基板を、前記インターフ
ェース部に配設された不良基板回収カセットに直ちに収
納することを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、前工程から基板
を搬入し、または、後工程に基板を排出するためのイン
ターフェース部と、基板に薬液を供給することにより薬
液処理する薬液処理ユニットを含む複数の処理ユニット
と、前記インターフェース部に搬入された基板を前記薬
液処理ユニットを含む複数の処理ユニットに順次搬送す
る搬送ユニットとを有する基板処理装置において、処理
不良が生じた基板を収納するための前記インターフェー
ス部に配設された不良基板回収カセットと、前記インタ
ーフェース部、各処理ユニットまたは搬送ユニットの動
作不良に起因する基板の処理不良の発生を検知する検知
手段と、前記検知手段により処理不良の発生を検知した
場合に、前記搬送ユニットを制御することにより、処理
不良が発生した基板を、各処理ユニットを通過させた
後、前記不良基板回収カセットに収納する制御手段とを
備えたことを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、前工程から基板
を搬入し、または、後工程に基板を排出するためのイン
ターフェース部と、基板に薬液を供給することにより薬
液処理する薬液処理ユニットを含む複数の処理ユニット
と、前記インターフェース部と前記薬液処理ユニットを
含む複数の処理ユニットとの間で基板を搬送する搬送ユ
ニットとを有する基板処理装置を使用し、基板を前記イ
ンターフェース部から各処理ユニットに順次搬送するこ
とによりその処理を行う基板処理方法において、前記イ
ンターフェース部、各処理ユニットまたは搬送ユニット
の動作不良に起因する基板の処理不良の発生を検知手段
により検知した場合に、前記搬送ユニットを制御するこ
とにより、処理不良が発生した基板を、各処理ユニット
を通過させた後、前記インターフェース部に配設された
不良基板回収カセットに収納することを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、前工程から処理
を行うべき基板を基板搬送カセットに収納した状態で搬
入するとともに、処理の終了した基板を再度基板搬送カ
セットに収納して排出するための基板搬送カセットの載
置部を有する第1のインターフェース部と、基板に薬液
を供給することにより薬液処理する薬液処理ユニット
と、基板を加熱または冷却することにより熱処理する熱
処理ユニットと、前記薬液処理ユニットおよび前記熱処
理ユニットにおいて処理された基板を露光装置に搬出す
るとともに、露光装置により露光を終了した基板を搬入
するための第2のインターフェース部と、前記第1のイ
ンターフェース部、前記薬液処理ユニット、前記熱処理
ユニットおよび前記第2のインターフェース部間で基板
を搬送する搬送ユニットとを有する基板処理装置におい
て、前記第1、第2のインターフェース部、薬液処理ユ
ニット、熱処理ユニットまたは搬送ユニットの動作不良
に起因する基板の処理不良の発生を検知する検知手段
と、前記検知手段により処理不良の発生を検知した場合
に、前記搬送ユニットを制御することにより、処理不良
が発生した基板を前記第1のインターフェース部に載置
された基板搬送カセットに収納する制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0013】請求項6に記載の発明は、前工程から処理
を行うべき基板を基板搬送カセットに収納した状態で搬
入するとともに、処理の終了した基板を再度基板搬送カ
セットに収納して排出するための基板搬送カセットの載
置部を有する第1のインターフェース部と、基板に薬液
を供給することにより薬液処理する薬液処理ユニット
と、基板を加熱または冷却することにより熱処理する熱
処理ユニットと、前記薬液処理ユニットおよび前記熱処
理ユニットにおいて処理された基板を露光装置に搬出す
るとともに、露光装置により露光を終了した基板を搬入
するための第2のインターフェース部と、前記第1のイ
ンターフェース部、前記薬液処理ユニット、前記熱処理
ユニットおよび前記第2のインターフェース部間で基板
を搬送する搬送ユニットとを有する基板処理装置を使用
し、基板を前記第1または第2のインターフェース部か
ら前記薬液処理ユニットおよび前記熱処理ユニットに順
次搬送することによりその処理を行う基板処理方法にお
いて、前記第1、第2のインターフェース部、薬液処理
ユニット、熱処理ユニットまたは搬送ユニットの動作不
良に起因する基板の処理不良の発生を検知手段により検
知した場合に、前記搬送ユニットを制御することによ
り、処理不良が発生した基板を、前記第1のインターフ
ェース部に載置された基板搬送カセットに収納すること
を特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明に係る基板処理
装置の斜視図である。
【0015】この基板処理装置は、第1のインターフェ
ース部12と、薬液処理ユニットとしてのスピンコータ
13およびスピンデベロッパ14と、熱処理ユニットと
してのホットプレート15およびクールプレート16
と、基板搬送ユニット17と、第2のインターフェース
部18と、制御手段としてのメインコントローラ19と
から構成される。
【0016】前記第1のインターフェース部12は、前
工程から処理を行うべき基板Wを基板搬送カセット1に
収納した状態で搬入するとともに、処理の終了した基板
Wを再度基板搬送カセット1に収納して排出するための
ものであり、基板搬送カセット1および不良基板回収カ
セット2を載置するための載置部31と、基板搬送カセ
ット1から基板Wを取り出し、または、この基板搬送カ
セット1または不良基板回収カセット2に基板Wを収納
するための搬送アーム32を有する基板搬入搬出機構3
3と、インターフェース部コントローラ21とを備え
る。
【0017】前記スピンコータ13は、前工程から搬送
された基板Wに対して薬液としてのレジストを供給して
レジスト塗布処理を行うためのものであり、水平方向に
保持した基板Wを鉛直軸周りに回転させながらこの基板
Wにレジストを供給塗布する塗布部34と、スピンコー
タコントローラ22とを備える。
【0018】前記スピンデベロッパ14は、図示しない
露光装置において露光が完了した基板Wに対して薬液と
しての現像液を塗布して現像処理するためのものであ
り、水平方向に保持した基板Wを鉛直軸周りに回転させ
ながらこの基板Wに現像液を供給する現像部35と、ス
ピンデベロッパコントローラ23とを備える。
【0019】熱処理ユニットとしてのホットプレート1
5およびクールプレート16は、それぞれレジスト塗布
処理後の基板Wまたは現像処理前の基板Wを加熱、冷却
するためのものであり、図示しない加熱板または冷却板
と、これらのホットプレート15およびクールプレート
16を一括して制御する熱処理部コントローラ26とを
備える。
【0020】前記第2のインターフェース部18は、基
板処理装置においてレジスト塗布処理および熱処理され
た基板Wを図示しない露光装置に搬出するとともに、露
光装置により露光を終了した基板を搬入するためのもの
であり、不良基板回収カセット2およびバッファカセッ
ト3を載置するための載置部36と、図示しない露光装
置に基板Wを送るための露光送り用テーブル37と、露
光装置により露光された基板Wを受け取るための露光戻
り用テーブル38と、不良基板回収カセット2、バッフ
ァカセット3または露光送り用テーブル37に向けて基
板を搬送し、また、バッファカセット3または露光戻り
用テーブル38から基板Wを受け取るための搬送アーム
39を有する基板搬入搬出機構41と、インターフェー
ス部コントローラ24とを備える。
【0021】前記基板搬送ユニット17は、基板Wを、
第1のインターフェース部12の搬送アーム32、スピ
ンコータ13、スピンデベロッパ14、ホットプレート
15、クールプレート16および第2のインターフェー
ス部18の搬送アーム39との間で受け渡しするための
ものであり、X、Y、Z、θ方向に移動可能な搬送アー
ム42と、基板搬送ユニットコントローラ25とを備え
る。なお、この基板搬送ユニット17における搬送アー
ム42は、第1のインターフェース部12の搬送アーム
32、スピンコータ13、スピンデベロッパ14、ホッ
トプレート15、クールプレート16および第2のイン
ターフェース部18の搬送アーム39に対して、基板W
の搬入と搬出とを同時に実行するため、互いに重畳した
状態で配設された一対のアームを有している。
【0022】前記メインコントローラ19は、この基板
処理装置全体を制御するためのものであり、基板処理装
置全体の制御に必要な動作プログラムが格納されたRO
Mと、制御時にデータ等が一時的にストアされるRAM
と、論理演算を実行するCPUとを含む。
【0023】このメインコントローラ19は、上述した
第1、第2のインターフェース部12、18、スピンコ
ータ13、スピンデベロッパ14、ホットプレート1
5、クールプレート16および基板搬送ユニット17の
各々(以下、「各ユニット」という)を個別に制御する
ための、上述したインターフェース部コントローラ2
1、24、スピンコータコントローラ22、スピンデベ
ロッパコントローラ23、基板搬送ユニットコントロー
ラ25および熱処理部コントローラ26と接続されてい
る。また、このメインコントローラ19は、図2に示す
ように、表示手段としてのCRT43および入力手段と
してのキーボード44とも接続されている。
【0024】なお、このメインコントローラ19は、基
板処理装置の各ユニットを個別に制御するためのインタ
ーフェース部コントローラ21、24、スピンコータコ
ントローラ22、スピンデベロッパコントローラ23、
基板搬送ユニットコントローラ25および熱処理部コン
トローラ26との間で、処理を行うべき各基板Wを識別
するために使用するIDデータを交換している。このI
Dデータは、図3に示すように、カセット番号、カセッ
ト溝番号、レシピ番号と、後述する処理不良が生じた基
板Wを識別するためのフラグ情報とを含む。
【0025】このような基板処理装置においては、基板
搬送カセット1に収納された状態で第1のインターフェ
ース部12に搬入された基板Wは、基板搬送ユニット1
7によりホットプレート15に搬送され、ホットプレー
ト15により加熱されて脱水ベークをなされた後、クー
ルプレート16により冷却される。そして、この基板W
はスピンコータ13においてレジストを塗布される。し
かる後、この基板Wは、ホットプレート15により加熱
されてプリベークをなされた後、クールプレート16に
より冷却され、第2のインターフェース部18を介して
図示しない露光装置に搬送される。また、このとき、基
板処理装置と露光装置との処理速度差を解消するため、
必要に応じ、基板Wが一時的にバッファカセット3に収
納される。
【0026】一方、露光装置において露光を完了した基
板Wは、第2のインターフェース部18から基板搬送ユ
ニット17によりホットプレート15に搬送され、ホッ
トプレート15により加熱されてポストエクスポージャ
ベーク(PEB)をなされた後、クールプレート16に
より冷却される。そして、この基板Wはスピンデベロッ
パ14において現像処理される。しかる後、この基板W
は、ホットプレート15により加熱されてポストベーク
をなされた後、クールプレート16により冷却され、第
1のインターフェース部12を介して後段の処理工程に
向け搬送される。
【0027】次に、この基板処理装置において、各ユニ
ットの動作不良に起因する基板Wの処理不良に対応する
ための構成について説明する。
【0028】上述した基板処理装置の各ユニットを個別
に制御するためのインターフェース部コントローラ2
1、24、スピンコータコントローラ22、スピンデベ
ロッパコントローラ23、基板搬送ユニットコントロー
ラ25および熱処理部コントローラ26は、基板処理装
置における各ユニットの動作不良に起因する基板Wの処
理不良が生じた場合に、この処理不良の発生を検知する
検知手段としても機能する。
【0029】すなわち、基板処理装置の各ユニットに
は、各ユニットが正常に動作しているか否かを監視する
ための各種の検出器が配設されており、インターフェー
ス部コントローラ21、24、スピンコータコントロー
ラ22、スピンデベロッパコントローラ23、基板搬送
ユニットコントローラ25および熱処理部コントローラ
26は、これらの検出器からの信号を受信することによ
り、各ユニットにおける動作不良に起因する基板Wの処
理不良の発生を検知する。そして、インターフェース部
コントローラ21、24、スピンコータコントローラ2
2、スピンデベロッパコントローラ23、基板搬送ユニ
ットコントローラ25および熱処理部コントローラ26
は、基板W処理不良の発生を検知した場合には、図3に
示す基板WのIDデータにフラグを立て、このIDデー
タをメインコントローラ19に転送する。
【0030】この処理不良検知のための動作について、
基板処理装置における各ユニットのうち、スピンコータ
13を例にして具体的に説明する。図2は、上述した各
ユニットの一つとしてのスピンコータ13における処理
不良の検出機構の概要を示す説明図である。
【0031】このスピンコータ13は、上述したよう
に、基板Wにレジストを供給塗布する塗布部34とスピ
ンコータコントローラ22とを備える。そして、塗布部
34は、モータ51の駆動により基板Wを保持して回転
するスピンチャック52と、基板Wに向けてレジストを
吐出するためレジスト吐出ノズル53と、モータ54の
駆動によりレジスト吐出ノズル53を基板Wと対向する
レジスト供給位置と待機位置との間で移動させるノズル
移動機構55と、レジスト貯留槽56に貯留されたレジ
ストをレジスト吐出ノズル53に向けて送液するための
ポンプ57とを有する。
【0032】また、モータ51の回転状況はロータリエ
ンコーダ61により監視されており、モータ54の回転
状況はロータリエンコーダ62により監視されている。
さらに、ポンプ57によりレジスト吐出ノズル53に向
けて送液されるレジストの流量は、流量計63により監
視されている。そして、これらのロータリエンコーダ6
1、62および流量計63は、スピンコータコントロー
ラ22と接続されている。
【0033】このため、モータ51、54またはポンプ
57の動作に異常が生じた場合においては、スピンコー
タコントローラ22はロータリエンコーダ61、62ま
たは流量計63からの信号を受信することにより、スピ
ンコータ13においてスピンコータ13の動作不良に起
因する基板Wの処理不良が発生したことを検知する。そ
して、スピンコータコントローラ22は、図3に示す基
板WのIDデータにフラグを立て、このIDデータをメ
インコントローラ19に転送する。
【0034】一方、メインコントローラ19において
は、処理不良の発生をCRT43に表示するとともに、
処理不良が発生した基板WのIDデータをインターフェ
ース部コントローラ21、24、スピンデベロッパコン
トローラ23、基板搬送ユニットコントローラ25およ
び熱処理部コントローラ26に転送する。そして、後述
するように、基板搬送ユニット17の基板搬送ユニット
コントローラ25を介して搬送アーム42を制御し、処
理不良が生じた基板Wを基板搬送カセット1または不良
基板回収カセット2に収納する。
【0035】なお、インターフェース部コントローラ2
1、24、スピンデベロッパコントローラ23、基板搬
送ユニットコントローラ25および熱処理部コントロー
ラ26も、上記スピンコータコントローラ22と同様、
各種の検出器により各ユニットの動作不良に起因する基
板Wの処理不良の発生を検知することにより基板WのI
Dデータにフラグを立て、このIDデータをメインコン
トローラ19に転送する構成となっている。
【0036】次に、この基板処理装置において、各ユニ
ットの動作不良に起因する基板Wの処理不良が発生した
場合の、第1実施形態に係る処理動作について説明す
る。
【0037】図4は、メインコントローラ19が、イン
ターフェース部コントローラ21、24、スピンコータ
コントローラ22、スピンデベロッパコントローラ2
3、基板搬送ユニットコントローラ25または熱処理部
コントローラ26から、処理不良が発生した基板WのI
Dデータを転送された後の処理動作を示すフローチャー
トである。
【0038】上述したように、各種の検出器によりイン
ターフェース部コントローラ21、24、スピンコータ
コントローラ22、スピンデベロッパコントローラ2
3、基板搬送ユニットコントローラ25または熱処理部
コントローラ26のうちのいずれかのコントローラが、
各ユニットの動作不良に起因する基板Wの処理不良の発
生を検知することにより、基板WのIDデータにフラグ
を立て、このIDデータをメインコントローラ19に転
送すれば、メインコントローラ19は、インターフェー
ス部コントローラ21、24、スピンコータコントロー
ラ22、スピンデベロッパコントローラ23、基板搬送
ユニットコントローラ25および熱処理部コントローラ
26(以下、必要に応じ「各コントローラ」という)に
対してこのIDデータを転送する(ステップS11)。
【0039】また、メインコントローラ19は、基板搬
送ユニット17の基板搬送ユニットコントローラ25を
介して搬送アーム42を制御し、処理不良が生じた基板
Wを第1のインターフェース部12の載置部31に載置
された不良基板回収カセット2に収納した後(ステップ
S12)、処理不良の発生をCRT43に表示する(ス
テップS13)。なお、不良基板回収カセット2に収納
された不良基板Wは、基板再生行程に送られる。
【0040】次に、この基板処理装置において、各ユニ
ットの動作不良に起因する基板Wの処理不良が発生した
場合の、第2実施形態に係る処理動作について説明す
る。
【0041】図5は、図4と同様、メインコントローラ
19が、インターフェース部コントローラ21、24、
スピンコータコントローラ22、スピンデベロッパコン
トローラ23、基板搬送ユニットコントローラ25また
は熱処理部コントローラ26から、処理不良が発生した
基板WのIDデータを転送された後の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【0042】各種の検出器によりインターフェース部コ
ントローラ21、24、スピンコータコントローラ2
2、スピンデベロッパコントローラ23、基板搬送ユニ
ットコントローラ25または熱処理部コントローラ26
のうちのいずれかのコントローラが、各ユニットの動作
不良に起因する基板Wの処理不良の発生を検知すること
により、基板WのIDデータにフラグを立て、このID
データをメインコントローラ19に転送すれば、メイン
コントローラ19は、各コントローラに対してこのID
データを転送する(ステップS21)。
【0043】また、メインコントローラ19は、処理不
良が発生した基板Wが、露光装置に搬送される前のもの
であるのか、すでに露光装置で露光を完了したものであ
るのかを判断する(ステップS22)。
【0044】そして、処理不良が発生した基板Wを通常
の基板Wと同様の行程で各ユニットに順次通過させ、第
1のインターフェース部12または第2のインターフェ
ース部18のうち、次に通過するインターフェース部に
載置された不良基板回収カセット2内に収納する。より
具体的には、処理不良が発生した基板Wが露光前のもの
である場合には、この基板Wを基板搬送ユニット17に
より第2のインターフェース部18の載置部36に載置
された不良基板回収カセット2に収納する(ステップS
24)。また、処理不良が発生した基板Wが露光後のも
のである場合には、この基板Wを基板搬送ユニット17
により第1のインターフェース部12の載置部31に載
置された不良基板回収カセット2に収納する(ステップ
S23)。
【0045】そして、処理不良の発生をCRT43に表
示する(ステップS25)。不良基板回収カセット2に
収納された不良基板Wは、基板再生行程に送られる。
【0046】なお、上述した処理不良が発生した基板W
を通常の基板Wと同様の行程で各ユニットに順次搬送す
る行程においては、メインコントローラ19から転送さ
れたIDデータに基づき、スピンコータ13またはスピ
ンデベロッパ14はこの基板Wを単に通過させる動作の
みを実行する。すなわち、スピンコータ13やスピンデ
ベロッパ14においては、この基板Wを塗布部34や現
像部35には載置するが、この基板Wに対するレジスト
や現像液の供給は行わない。このため、高価な薬液が無
駄に消費することを防止することができる。
【0047】次に、この基板処理装置において、各ユニ
ットの動作不良に起因する基板Wの処理不良が発生した
場合の、第3実施形態に係る処理動作について説明す
る。
【0048】図6は、図4と同様、メインコントローラ
19が、インターフェース部コントローラ21、24、
スピンコータコントローラ22、スピンデベロッパコン
トローラ23、基板搬送ユニットコントローラ25また
は熱処理部コントローラ26から、処理不良が発生した
基板WのIDデータを転送された後の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【0049】各種の検出器によりインターフェース部コ
ントローラ21、24、スピンコータコントローラ2
2、スピンデベロッパコントローラ23、基板搬送ユニ
ットコントローラ25または熱処理部コントローラ26
のうちのいずれかのコントローラが、各ユニットの動作
不良に起因する基板Wの処理不良の発生を検知すること
により、基板WのIDデータにフラグを立て、このID
データをメインコントローラ19に転送すれば、各コン
トローラに対してこのIDデータを転送する(ステップ
S31)。
【0050】また、メインコントローラ19は、基板搬
送ユニット17の基板搬送ユニットコントローラ25を
介して搬送アーム42を制御し、処理不良が生じた基板
Wを第1のインターフェース部12の載置部31に載置
された基板搬送カセット1に収納した後(ステップS3
2)、処理不良の発生をCRT43に表示する(ステッ
プS33)。
【0051】このとき、処理不良が発生した基板Wは、
オペレータにより基板搬送カセット1内から速やかに取
り出され、基板再生行程に送られる。ただし、処理不良
が発生した基板Wが基板搬送カセット1から速やかに取
り出されない場合に対応するため、処理不良が発生した
基板Wは、基板搬送カセット1における本来この基板W
が収納されるべき位置に収納される。
【0052】なお、この第3実施形態の場合において
も、上述した第2実施形態の場合と同様、処理不良が発
生した基板Wを通常の基板Wと同様の行程で各ユニット
に順次通過させた後、基板搬送カセット1に収納するよ
うにしてもよい。
【0053】なお、上記の発明の実施の形態における薬
液処理ユニットとしてのスピンコータ13およびスピン
デベロッパ14と熱処理ユニットとしてのホットプレー
ト15およびクールプレート16のそれぞれが、特許請
求の範囲における各処理ユニットに相当する。
【0054】また、上記発明の実施の形態において薬液
処理ユニットがスピンコータおよびスピンデベロッパで
ある場合について説明したが、これらに限られるもので
はなく、基板を洗浄液を用いて洗浄するユニットである
場合も含まれる。
【0055】
【発明の効果】請求項1または請求項2に記載の発明に
よれば、処理不良が発生した基板を、直ちに不良基板回
収カセットに収納することから、薬液処理ユニットにお
いて薬液が無駄に消費されたり、基板の処理に必要以上
の時間を要したりするという問題を解消することができ
る。また、基板を露光装置等の他の装置に搬送して処理
を行う場合においても、不良基板に対して処理が行われ
ることはないため、基板処理全体の効率を向上させるこ
とが可能となる。
【0056】請求項3または請求項4に記載の発明によ
れば、処理不良が発生した基板を、各処理ユニットを通
過させた後、不良基板回収カセットに収納することか
ら、薬液処理ユニットにおいて薬液が無駄に消費される
という問題を解消することができる。また、基板を露光
装置等の他の装置に搬送して処理を行う場合において
も、不良基板に対して処理が行われることはないため、
基板処理全体の効率を向上させることが可能となる。
【0057】請求項5または請求項6に記載の発明によ
れば、処理不良が発生した基板を、基板搬送カセットに
収納することから、薬液処理ユニットにおいて薬液が無
駄に消費されたり、基板の処理に必要以上の時間を要し
たりするという問題を解消することができる。また、基
板を露光装置に搬送して処理を行う場合においても、不
良基板に対して処理が行われることはないため、基板処
理全体の効率を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る基板処理装置の斜視図である。
【図2】スピンコータ13における処理不良の検出機構
の概要を示す説明図である。
【図3】IDデータの説明図である。
【図4】メインコントローラ19が各コントローラから
処理不良が発生した基板WのIDデータを転送された後
の処理動作を示すフローチャートである。
【図5】メインコントローラ19が各コントローラから
処理不良が発生した基板WのIDデータを転送された後
の処理動作を示すフローチャートである。
【図6】メインコントローラ19が各コントローラから
処理不良が発生した基板WのIDデータを転送された後
の処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 基板搬送カセット 2 不良基板回収カセット 12 第1のインターフェース部 13 スピンコータ 14 スピンデベロッパ 15 ホットプレート 16 クールプレート 17 基板搬送ユニット 18 第2のインターフェース部 19 メインコントローラ 21 インターフェース部コントローラ 22 スピンコータコントローラ 23 スピンデベロッパコントローラ 24 インターフェース部コントローラ 25 基板搬送ユニットコントローラ 26 熱処理部コントローラ 31 載置部 33 基板搬入搬出機構 36 載置部 41 基板搬入搬出機構 42 基板搬送アーム
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/30 569C

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前工程から基板を搬入し、または、後工
    程に基板を排出するためのインターフェース部と、基板
    に薬液を供給することにより薬液処理する薬液処理ユニ
    ットを含む複数の処理ユニットと、前記インターフェー
    ス部に搬入された基板を前記薬液処理ユニットを含む複
    数の処理ユニットに順次搬送する搬送ユニットとを有す
    る基板処理装置において、 処理不良が生じた基板を収納するための前記インターフ
    ェース部に配設された不良基板回収カセットと、 前記インターフェース部、各処理ユニットまたは搬送ユ
    ニットの動作不良に起因する基板の処理不良の発生を検
    知する検知手段と、 前記検知手段により処理不良の発生を検知した場合に、
    前記搬送ユニットを制御することにより、処理不良が発
    生した基板を、直ちに前記不良基板回収カセットに収納
    する制御手段と、 を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 前工程から基板を搬入し、または、後工
    程に基板を排出するためのインターフェース部と、基板
    に薬液を供給することにより薬液処理する薬液処理ユニ
    ットを含む複数の処理ユニットと、前記インターフェー
    ス部と前記薬液処理ユニットを含む複数の処理ユニット
    との間で基板を搬送する搬送ユニットとを有する基板処
    理装置を使用し、基板を前記インターフェース部から各
    処理ユニットに順次搬送することによりその処理を行う
    基板処理方法において、 前記インターフェース部、各処理ユニットまたは搬送ユ
    ニットの動作不良に起因する基板の処理不良の発生を検
    知手段により検知した場合に、前記搬送ユニットを制御
    することにより、処理不良が発生した基板を、前記イン
    ターフェース部に配設された不良基板回収カセットに直
    ちに収納することを特徴とする基板処理方法。
  3. 【請求項3】 前工程から基板を搬入し、または、後工
    程に基板を排出するためのインターフェース部と、基板
    に薬液を供給することにより薬液処理する薬液処理ユニ
    ットを含む複数の処理ユニットと、前記インターフェー
    ス部に搬入された基板を前記薬液処理ユニットを含む複
    数の処理ユニットに順次搬送する搬送ユニットとを有す
    る基板処理装置において、 処理不良が生じた基板を収納するための前記インターフ
    ェース部に配設された不良基板回収カセットと、 前記インターフェース部、各処理ユニットまたは搬送ユ
    ニットの動作不良に起因する基板の処理不良の発生を検
    知する検知手段と、 前記検知手段により処理不良の発生を検知した場合に、
    前記搬送ユニットを制御することにより、処理不良が発
    生した基板を、各処理ユニットを通過させた後、前記不
    良基板回収カセットに収納する制御手段と、 を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前工程から基板を搬入し、または、後工
    程に基板を排出するためのインターフェース部と、基板
    に薬液を供給することにより薬液処理する薬液処理ユニ
    ットを含む複数の処理ユニットと、前記インターフェー
    ス部と前記薬液処理ユニットを含む複数の処理ユニット
    との間で基板を搬送する搬送ユニットとを有する基板処
    理装置を使用し、基板を前記インターフェース部から各
    処理ユニットに順次搬送することによりその処理を行う
    基板処理方法において、 前記インターフェース部、各処理ユニットまたは搬送ユ
    ニットの動作不良に起因する基板の処理不良の発生を検
    知手段により検知した場合に、前記搬送ユニットを制御
    することにより、処理不良が発生した基板を、各処理ユ
    ニットを通過させた後、前記インターフェース部に配設
    された不良基板回収カセットに収納することを特徴とす
    る基板処理方法。
  5. 【請求項5】 前工程から処理を行うべき基板を基板搬
    送カセットに収納した状態で搬入するとともに、処理の
    終了した基板を再度基板搬送カセットに収納して排出す
    るための基板搬送カセットの載置部を有する第1のイン
    ターフェース部と、基板に薬液を供給することにより薬
    液処理する薬液処理ユニットと、基板を加熱または冷却
    することにより熱処理する熱処理ユニットと、前記薬液
    処理ユニットおよび前記熱処理ユニットにおいて処理さ
    れた基板を露光装置に搬出するとともに、露光装置によ
    り露光を終了した基板を搬入するための第2のインター
    フェース部と、前記第1のインターフェース部、前記薬
    液処理ユニット、前記熱処理ユニットおよび前記第2の
    インターフェース部間で基板を搬送する搬送ユニットと
    を有する基板処理装置において、 前記第1、第2のインターフェース部、薬液処理ユニッ
    ト、熱処理ユニットまたは搬送ユニットの動作不良に起
    因する基板の処理不良の発生を検知する検知手段と、 前記検知手段により処理不良の発生を検知した場合に、
    前記搬送ユニットを制御することにより、処理不良が発
    生した基板を前記第1のインターフェース部に載置され
    た基板搬送カセットに収納する制御手段と、 を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 前工程から処理を行うべき基板を基板搬
    送カセットに収納した状態で搬入するとともに、処理の
    終了した基板を再度基板搬送カセットに収納して排出す
    るための基板搬送カセットの載置部を有する第1のイン
    ターフェース部と、基板に薬液を供給することにより薬
    液処理する薬液処理ユニットと、基板を加熱または冷却
    することにより熱処理する熱処理ユニットと、前記薬液
    処理ユニットおよび前記熱処理ユニットにおいて処理さ
    れた基板を露光装置に搬出するとともに、露光装置によ
    り露光を終了した基板を搬入するための第2のインター
    フェース部と、前記第1のインターフェース部、前記薬
    液処理ユニット、前記熱処理ユニットおよび前記第2の
    インターフェース部間で基板を搬送する搬送ユニットと
    を有する基板処理装置を使用し、基板を前記第1または
    第2のインターフェース部から前記薬液処理ユニットお
    よび前記熱処理ユニットに順次搬送することによりその
    処理を行う基板処理方法において、 前記第1、第2のインターフェース部、薬液処理ユニッ
    ト、熱処理ユニットまたは搬送ユニットの動作不良に起
    因する基板の処理不良の発生を検知手段により検知した
    場合に、前記搬送ユニットを制御することにより、処理
    不良が発生した基板を、前記第1のインターフェース部
    に載置された基板搬送カセットに収納することを特徴と
    する基板処理方法。
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