JPH11143961A - 帳票処理装置 - Google Patents

帳票処理装置

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JPH11143961A
JPH11143961A JP9310576A JP31057697A JPH11143961A JP H11143961 A JPH11143961 A JP H11143961A JP 9310576 A JP9310576 A JP 9310576A JP 31057697 A JP31057697 A JP 31057697A JP H11143961 A JPH11143961 A JP H11143961A
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JP
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JP9310576A
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English (en)
Inventor
Koji Miyahara
浩治 宮原
Hisao Aihara
久雄 相原
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、帳票に直接押された印鑑のイメー
ジを印鑑データとして取り込んで、その帳票に記入され
た帳票データとともに合成してコンピュータ上で管理す
ることを可能にすることである。 【解決手段】 CPU2は、記憶媒体13に格納されて
いる印鑑情報格納処理プログラムに従って後述する印鑑
情報格納処理を実行し、上記帳票内の印鑑枠に後述する
印鑑により押される際に、RAM4内に格納された帳票
データファイルに印鑑データ部402を確保し、印鑑読
取装置6により検出される当該印鑑の磁気共鳴周波数設
定の違いにより当該印鑑IDを取得し、クロック装置1
0とカレンダ装置11から時刻データと日付データとを
取得してRAM4内の帳票データファイルに書き込む。
次いで、CPU2は、帳票上で押された当該印鑑が押下
された際に発生する磁気共鳴状態が印鑑読取装置6によ
り検出されると、その検出信号から中心位置座標と上部
位置座標と回転角度と押下位置座標とを取得して、先に
帳票データファイルに確保した印鑑データ部402に書
き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タブレット上で入
力された帳票データと印鑑データとを合成して出力する
帳票処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、企業内において各種形式の帳票へ
の署名は、その帳票内に設けられた検印欄に直接印鑑を
押すか、また、その帳票がコンピュータ上で処理される
ものの場合は、キーボード等からサインやパスワード等
を入力する電子署名の仕組が利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の各種形式の帳票への署名にあっては、帳票内
に設けられた検印欄に直接印鑑を押すか、また、その帳
票がコンピュータ上で処理されるものの場合は、キーボ
ード等からサインやパスワード等を入力する電子署名の
仕組が利用されていたが、帳票に直接印鑑を押す場合
は、その印鑑イメージを電子化して印鑑データとして扱
うことができず、電子署名の仕組を利用した場合は、そ
の署名が紙に残らないという問題があった。
【0004】本発明の課題は、帳票に直接押された印鑑
のイメージを印鑑データとして取り込んで、その帳票に
記入された帳票データとともに合成してコンピュータ上
で管理することを可能にすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
帳票を特定する特定情報と、該帳票に記入された記入情
報、及び該帳票に押された印鑑のイメージ情報と、を読
み取る情報読取手段を備えて、帳票に記入される記入情
報と帳票に押された印鑑のイメージ情報とを取得する帳
票情報入力装置と、この帳票情報入力装置により前記帳
票から取得された各種情報に基づいて、当該帳票に記入
された記入情報と、当該帳票に押された印鑑イメージと
を合成して出力する帳票合成出力装置と、を備えたこと
を特徴としている。
【0006】この請求項1記載の発明の帳票処理装置に
よれば、帳票情報入力装置により、帳票を特定する特定
情報と、該帳票に記入された記入情報、及び該帳票に押
された印鑑のイメージ情報と、を読み取る情報読取手段
を備えて、帳票に記入される記入情報と帳票に押された
印鑑のイメージ情報とを取得し、帳票合成出力装置によ
り、この帳票情報入力装置により前記帳票から取得され
た各種情報に基づいて、当該帳票に記入された記入情報
と、当該帳票に押された印鑑イメージとを合成して出力
する。
【0007】したがって、帳票に直接印鑑を押すことに
より、その印鑑イメージを電子化して印鑑データとして
扱うことができるとともに、その印鑑署名を帳票である
紙に残すことが可能となり、利用者は、タブレット等の
帳票情報入力装置にセットした帳票上で帳票データの手
書き記入と印鑑の検印とを通常通り行うだけで、その帳
票内の記入内容と印鑑イメージとを対応付けて管理する
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0009】図1〜図16は、本発明を適用した帳票処
理システムの一実施の形態を示す図である。
【0010】まず、構成を説明する。
【0011】図1は、本実施の形態の帳票処理システム
において、実際に各種形式の帳票をセットして、専用ペ
ンによる帳票データの入力と、後述する本実施の形態の
印鑑による署名とを行って、その入力された帳票データ
と印鑑イメージとを電子化して取り込むためのタブレッ
ト1の制御系構成を示すブロック図である。
【0012】この図1において、タブレット1は、CP
U2、入力装置3、RAM4、帳票読取装置5、印鑑読
取装置6、データ読取装置7、表示装置8、印刷装置
9、クロック装置10、カレンダ装置11、記憶装置1
2、記憶媒体13、及び通信装置14により構成されて
おり、記憶媒体13を除く各部はバス15に接続されて
いる。
【0013】CPU(Central Processing Unit )2
は、記憶媒体13に格納されている帳票情報格納処理プ
ログラムに従って後述する帳票情報格納処理を実行し、
タブレット1に載置された帳票から帳票読取装置5によ
り読み取られる帳票ID(バーコード等)、及び帳票連
番を取得し、当該帳票が既に存在するか否かをRAM4
内に格納された帳票データファイルを参照して判別し、
存在する場合は、その帳票データファイル内に帳票デー
タ部401を確保して、当該帳票に対して入力装置3か
ら専用ペンにより手書き入力されてデータ読取装置7に
より読み取られる帳票データを格納し、存在しない場合
は、その帳票データファイル内に帳票データ部401を
確保して、当該帳票に対して入力装置3から専用ペンに
より手書き入力されてデータ読取部7により読み取られ
る帳票データファイルに書き込むとともに、印鑑個数を
初期化し、新たに帳票IDと帳票連番を帳票データファ
イルに書き込んで、帳票情報格納処理を終了する。
【0014】また、CPU2は、記憶媒体13に格納さ
れている印鑑情報格納処理プログラムに従って後述する
印鑑情報格納処理を実行し、上記帳票内の印鑑枠に後述
する印鑑により押される際に、RAM4内に格納された
帳票データファイルに印鑑データ部402を確保し、印
鑑読取装置6により検出される当該印鑑の磁気共鳴周波
数設定の違いにより当該印鑑IDを取得し、クロック装
置10とカレンダ装置11から時刻データと日付データ
とを取得してRAM4内の帳票データファイルに書き込
む。次いで、CPU2は、帳票上で押された当該印鑑が
押下された際に発生する磁気共鳴状態が印鑑読取装置6
により検出されると、その検出信号から中心位置座標と
上部位置座標と回転角度と押下位置座標とを取得して、
先に帳票データファイルに確保した印鑑データ部402
に書き込むとともに、その印鑑が押下された回数を計数
するカウンタをカウントアップして、印鑑情報格納処理
を終了する。
【0015】さらに、CPU2は、記憶媒体13に格納
されている印鑑警告処理プログラムに従って後述する印
鑑警告処理を実行し、タブレット1にセットされた帳票
から取得された帳票IDから当該帳票が印鑑が必要な帳
票か否かを判別し、印鑑が必要な帳票である場合は、印
鑑が押されているか否かを判別し、印鑑が押されていな
ければ、警告音を鳴らして印鑑が必要である旨を利用者
に報知する。
【0016】入力装置3は、各種形式の帳票がセットさ
れて上記専用ペンによる帳票データの入力や印鑑による
署名が行われる入力面を形成し、その入力面で手書き入
力される帳票データに対応する入力座標データ等をCP
U2に出力する。
【0017】RAM(Random Access Memory)4は、図
2に示すように、帳票データファイルメモリ4aとワー
クメモリ4bを有しており、上記CPU2により実行さ
れる帳票情報格納処理、及び印鑑情報格納処理により取
得される帳票データと印鑑データとを帳票データファイ
ルメモリ4aに格納し、その帳票情報格納処理プログラ
ム、及び印鑑情報格納処理プログラムをワークメモリ4
bに展開する。
【0018】また、図2の帳票データファイルメモリ4
a内に格納される帳票データファイルのデータ構成を図
3に示す。帳票データファイルは、図3に示すように、
帳票データ部401と印鑑データ部402とから構成さ
れ、帳票データ部401には、上記帳票IDと帳票連番
が格納されるとともに、帳票内データ部が設定されて上
記手書き入力された帳票データが格納される。この帳票
内データ部には、その帳票内にデータ記入枠として設定
された「作業内容」記入枠と「結果」記入枠に手書き入
力された各帳票データが区別して格納される。さらに、
帳票データ部401には、帳票内で押された印鑑個数
(n)が格納される。また、図3の印鑑データ部402
には、帳票データ部401に格納される印鑑個数分の印
鑑データが格納され、その印鑑データとしては、上記印
鑑ID、印鑑の押された位置を示すx位置とy位置、押
された印鑑イージの傾きを示す角度、及びその印鑑の押
された日時が格納される。
【0019】そして、このRAM4内の帳票データファ
イルメモリ4a内に格納された帳票データファイルは、
CPU2からの指示により記憶装置12に格納される
か、あるいは通信装置14からコンピュータ20に送信
されて保存される。
【0020】帳票読取装置5は、上記入力装置3の入力
面にセットされた帳票に印刷されたバーコード等を読み
取って、その帳票の種類(帳票ID)を識別するための
データとしてCPU2に出力する。印鑑読取装置6は、
後述する磁気共鳴装置を内蔵する印鑑が帳票上で押され
た時、その磁気共鳴状態の発生位置を検出してCPU2
に出力する。
【0021】データ読取装置7は、上記入力装置3の入
力面にセットされた帳票内の帳票データ入力枠に専用ペ
ンで手書き記入される帳票データに対応する座標データ
の変化から当該帳票データを読み取ってCPU2に出力
する。
【0022】表示装置8は、液晶表示パネル等により構
成され、入力装置1から入力される帳票データ等を表示
する。印刷装置9は、上記CPU2により実行される帳
票情報格納処理、及び印鑑情報格納処理によりRAM4
内の帳票データファイルメモリ4aに格納された帳票フ
ァイルデータ等を印刷する。クロック装置10は、現在
時刻を計時し、その時刻データをCPU2に出力し、カ
レンダ装置11は、現在の日付をクロック装置10から
得られる計時データに基づいてカウントし、その日付デ
ータをCPU2に出力する。
【0023】記憶装置12は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体13を有しており、この記
憶媒体13は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体13は記憶装置
12に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体13には上記帳票情報格納
処理プログラム、印鑑情報格納処理プログラム、印鑑警
告処理プログラム、及び各処理プログラムで処理された
データ等を記憶する。
【0024】また、この記憶媒体13に記憶するプログ
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通
信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体
を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体13に記憶され
ているプログラム、データを通信回線を介して使用する
構成にしてもよい。
【0025】通信装置14は、通信回線を介して図外の
後述するコンピュータ20と接続され、上記CPU2に
より実行される帳票情報格納処理、及び印鑑情報格納処
理によりRAM4内の帳票データファイルメモリ4aに
格納された印鑑データを含む帳票データファイル等をC
PU2からの指示によりコンピュータ20に送信すると
ともに、CPU2からの指示によりコンピュータ20か
ら送信される印鑑データを含む帳票データファイル等を
受信する。
【0026】次に、本実施の形態の帳票処理システムに
おいて利用されるコンピュータ20の構成を図4に示す
ブロック図に基づいて説明する。
【0027】図4において、コンピュータ20は、CP
U21、入力装置22、マウス23、RAM24、表示
装置25、印刷装置26、記憶装置27、記憶媒体2
8、及び通信装置29により構成されており、記憶媒体
28を除く各部はバス30に接続されている。
【0028】CPU21は、記憶媒体28内に格納され
ているシステムプログラム及び当該システムに対応する
各種アプリケーションプログラムの中から指定されたア
プリケーションプログラムをRAM24内の図示しない
プログラム格納領域に展開し、入力装置22から入力さ
れる各種指示あるいはデータをRAM24内に一時的に
格納し、この入力指示及び入力データに応じて記憶媒体
28内に格納されたアプリケーションプログラムに従っ
て各種処理を実行し、その処理結果をRAM24内に格
納するとともに、表示装置25に表示する。そして、R
AM24に格納した処理結果を入力装置22から入力指
示される記憶装置27内の保存先に保存する。
【0029】また、CPU21は、上記タブレット1か
らダウンロードされる印鑑データを含む帳票データを合
成して出力する処理として後述する印鑑合成出力処理を
実行し、タブレット1の通信装置14からダウンロード
された帳票データファイルに設定された帳票IDが、R
AM24内に格納された帳票IDテーブルに設定されて
いるか否か、また、その帳票IDに対応する帳票イメー
ジファイルが設定されているか否かを確認し、帳票ID
及び帳票イメージファイルが設定されていれば、その帳
票イメージファイルを記憶装置27から読み出して表示
装置25に表示するとともに、その帳票イメージ内に帳
票データファイルに設定された帳票内データ部を表示す
る。そして、CPU21は、帳票データファイルに設定
された印鑑IDに対応する印影イメージをRAM24内
に格納された帳票イメージファイルから取得し、その帳
票データファイルに設定された印鑑の位置情報及び角度
情報を取得して、表示した帳票イメージ内に合成して表
示する処理を、帳票データファイルに設定された印鑑個
数分繰り返し実行する。
【0030】入力装置22は、カーソルキー、数字入力
キー及び各種機能キー等を備えたキーボード、及びマウ
ス23を含み、キーボードにおいて押下されたキーの押
下信号やマウス23の位置信号をCPU21に出力す
る。
【0031】RAM24は、図5に示すように、CPU
21が上記各種アプリケーションプログラムを実行する
際に各種データを展開するワークメモリ24fを形成す
るとともに、CPU21により実行される上記印鑑合成
出力処理において利用されるメモリ領域として帳票イメ
ージファイルメモリ24a、帳票IDテーブルファイル
メモリ24b、印影イメージファイルメモリ24c、印
鑑IDテーブルファイルメモリ24d、及び帳票データ
ファイルメモリ24eを形成する。
【0032】帳票イメージファイルメモリ24aは、図
6に示す帳票IDと対応付けられるイメージNo.をポ
インタとして各種形式の帳票イメージを複数設定した帳
票イメージファイルを格納し、帳票IDテーブルファイ
ルメモリ24bは、同図に示す複数の帳票IDと対応付
けてイメージNo.を複数設定した帳票IDテーブルフ
ァイルを格納する。
【0033】印影イメージファイルメモリ24cは、図
7に示す印鑑IDと対応付けられるイメージNo.をポ
インタとして印影イメージを複数格納する印影イメージ
ファイルを格納し、印鑑IDテーブルファイルメモリ2
4dは、同図に示す印鑑IDと対応付けてイメージN
o.を複数設定した印鑑IDテーブルファイルを格納す
る。
【0034】表示装置25は、CRT(Cathode Ray Tu
be)等により構成され、CPU21から入力される表示
データ(帳票イメージ等)を表示する。印刷装置26
は、CPU21から入力される印字データ(帳票イメー
ジ等)を所定の記録紙に印字して出力する。
【0035】記憶装置27は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体28を有しており、この記
憶媒体28は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体
メモリで構成されている。この記憶媒体28は記憶装置
27に固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着す
るものであり、この記憶媒体28には上記システムプロ
グラム及び当該システムに対応する各種アプリケーショ
ンプログラム、印鑑合成出力処理プログラム、及び各処
理プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0036】また、この記憶媒体28に記憶するプログ
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、更に、通
信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒体
を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体28に記憶され
ているプログラム、データを通信回線を介して使用する
構成にしてもよい。
【0037】通信装置29は、通信回線を介して図外の
上記タブレット1と接続され、上記CPU21により実
行される印鑑合成出力処理によりRAM24内の帳票デ
ータファイルメモリ4aに格納される印鑑データを含む
帳票データファイル等をCPU21からの指示によりタ
ブレット1から受信するとともに、タブレット1から帳
票ファイルデータの送信要求を受けてCPU21からの
指示によりタブレット1に印鑑データを含む帳票データ
ファイル等を送信する。
【0038】次に、本実施の形態の帳票処理システムに
おいて利用される印鑑40の断面図を図8に示す。図8
において、印鑑40の内部には、その印面に対応する印
鑑上部41側と中心部に、それぞれ磁気共鳴装置42、
43を内蔵している。上記タブレット1の入力装置3の
入力面にセットされる帳票内の検印枠で、この印鑑40
が押されると、磁気共鳴装置42、43が予め設定され
た当該印鑑40が固有の共鳴周波数f0 で発振して上記
印鑑読取装置6によりその共鳴周波数f0 が検出され
て、印鑑40が押された位置、及び傾き角度が検出され
る。
【0039】すなわち、印鑑40に内蔵される磁気共鳴
装置42、43には、固有の共鳴周波数f0 を設定する
ことにより、印鑑40を識別するための印鑑IDとして
利用されている。
【0040】次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0041】まず、上記タブレット1内のCPU2によ
り実行される帳票情報格納処理について図9に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0042】タブレット1において、その入力装置3の
入力面に所定の帳票がセットされると、CPU2は、本
帳票情報格納処理を開始し、帳票読取装置5によりその
帳票に印刷されたバーコードや帳票連番を読み取らせ
て、当該帳票の帳票IDを取得するとともに(ステップ
S1)、帳票の種類によらず当該帳票に印刷された帳票
連番を取得する(ステップS2)。
【0043】例えば、図10に示すようにタブレット1
上に「作業報告書」帳票50がセットされたとすると、
この「作業報告書」帳票50に印刷されたバーコード
(図示せず)と帳票連番「1001」とが帳票読取装置
5により読み取られて、その帳票IDと帳票連番「10
01」とが取得される。また、この「作業報告書」帳票
50では、帳票データの記入枠として「作業内容」と
「結果」とが設定され、「作業内容」記入枠には「HD
交換」と記入され、「結果」記入枠には「問題なし」と
記入された場合を示している。また、図10の「作業報
告書」帳票50内には、印鑑40を押すための「検印」
枠が設定され、この「検印」枠に印鑑40が斜めに押さ
れた場合を示している。
【0044】この「作業報告書」帳票50内の各記入枠
に、上記印鑑40のように先端部に磁気共鳴装置が内蔵
された専用ペンにより記入されると、その記入時の座標
の変化がデータ読取装置7により読み取られる。
【0045】この取得した帳票IDに対応する帳票デー
タファイルが、図2に示したRAM4内の帳票データフ
ァイルメモリ4aに既に格納されて存在するか否かを確
認し(ステップS3)、既に対応する帳票データファイ
ルが存在する場合は、図10の「作業報告書」帳票50
内に示すように、「作業内容」記入枠と「結果」記入枠
にそれぞれ記入された帳票データを格納するための図3
に示した帳票データ部401を帳票データファイル内に
確保し、この帳票データ部401に、データ読取装置7
により読み取られた「作業内容」記入データと「結果」
記入データとを格納して(ステップS8)、本帳票情報
格納処理を終了する。
【0046】また、既に対応する帳票データファイルが
RAM4内に存在しない場合は、図2に示したRAM4
内の帳票データファイルメモリ4aに、図10の「作業
報告書」帳票50内に新たに記入された帳票データを帳
票データファイル内に格納するために図3に示した帳票
データ部401を確保する(ステップS4)。次いで、
その確保した帳票データ部401内に格納される印鑑個
数を“0”に初期化し(ステップS5)、上記ステップ
S1の処理で取得した帳票IDを確保した帳票データ部
401内に書き込むとともに(ステップS6)、上記ス
テップS2の処理で取得した帳票連番を確保した帳票デ
ータ部401内に書き込んで(ステップS7)、本帳票
情報格納処理を終了する。
【0047】次に、図10に示したような「作業報告
書」帳票50内において押される印鑑の情報を取り込む
ために、タブレット1内のCPU2により実行される印
鑑情報格納処理について図11に示すフローチャートに
基づいて説明する。
【0048】図10において、CPU2は、まず、RA
M4内の帳票データファイルメモリ4aに、図10の
「作業報告書」帳票50内の「検印」枠に押された印鑑
に係るデータを格納するために図3に示した印鑑データ
部402を確保する(ステップS11)。そして、その
「検印」枠に押された印鑑40に内蔵された磁気共鳴装
置42、43の磁気共鳴周波数f0 が印鑑読取装置6に
より検出されることにより、その検出された印鑑40固
有の磁気共鳴周波数f0 から印鑑IDが読み取られる
と、その印鑑IDを取得して(ステップS12)、その
印鑑IDを確保した印鑑データ部402内に書き込む
(ステップS13)。
【0049】次いで、クロック装置10により現在の時
刻データ(時分秒)を取得して(ステップS14)、確
保した印鑑データ部402内に書き込み(ステップS1
5)、カレンダ装置11により現在の日付データ(年月
日)を取得して(ステップS16)、確保した印鑑デー
タ部402内に書き込む(ステップS17)。そして、
図10の「作業報告書」帳票50内の「検印」枠に押さ
れた印鑑40の押下位置情報を取得するため、その印鑑
40の中心部に内蔵された磁気共鳴装置43の磁気共鳴
周波数f0 が印鑑読取装置6により検出されることによ
り、その検出された中心位置座標(x位置、y位置)を
取得して(ステップS18)、確保した印鑑データ部4
02内に書き込む(ステップS19)。また、その印鑑
40の上部41に内蔵された磁気共鳴装置42の磁気共
鳴周波数f0 が印鑑読取装置6により検出されることに
より、その検出された上部位置を取得し(ステップS2
0)、その上部位置と先の中心位置との関係から印鑑4
0が押された角度を計算して求め(ステップS21)、
その角度を確保した印鑑データ部402内に書き込む
(ステップS22)。
【0050】さらに、「検印」枠に押された印鑑40の
押下位置を取得して(ステップS23)、確保した印鑑
データ部402内に書き込み(ステップS24)、印鑑
の押下回数をカウントするカウンタをカウントアップ
し、そのカウント値を、上記帳票情報格納処理において
初期化した印鑑個数メモリに格納して(ステップS2
5)、本印鑑情報格納処理を終了する。
【0051】したがって、図10の「作業報告書」帳票
50内の「検印」枠以外にも印鑑40を押す枠が設定さ
れていれば、その印鑑40が押される毎に上記印鑑情報
格納処理が繰り返し実行される。
【0052】以上のように、タブレット1では、その入
力装置3の入力面にセットされた帳票の種類がバーコー
ド等が読み取られることにより識別され、その帳票の記
入枠において専用ペンにより手書き記入される帳票デー
タが読み取られてRAM4内の帳票データファイルメモ
リ4aに格納されるとともに、その帳票の印鑑押下枠に
押された印鑑40の印鑑ID、押下位置情報(傾きを示
す角度、押下位置を含む)が読み取られて帳票データフ
ァイルメモリ4aに格納される。
【0053】したがって、タブレット1では、帳票上に
押された印鑑40の押下位置とその印影の傾きとを電子
化して印鑑情報として取り込むことが可能である。
【0054】なお、タブレット1では、上記帳票情報格
納処理、及び印鑑情報格納処理によりRAM4内の帳票
データファイルメモリ4a内に格納された帳票データフ
ァイルは、入力装置3において記憶装置12への格納指
示が入力されると、CPU2は、その帳票データファイ
ルを記憶装置12に格納させる。また、入力装置3にお
いてコンピュータ20への転送指示が入力されると、C
PU2は、その帳票データファイルを通信装置14から
通信回線を介してコンピュータ20に転送させる。コン
ピュータ20では、タブレット1内の通信装置14から
通信回線を介して転送される帳票ファイルデータを、内
蔵する通信装置29により受信して、図5に示したRA
M24内の帳票データファイルメモリ24eに格納させ
る。
【0055】そして、コンピュータ20では、入力装置
22から所望の帳票データファイルの表示が選択指示さ
れると、CPU21は、その選択された帳票データファ
イルをRAM24内の帳票データファイルメモリ24e
から読み出して、その帳票データファイル内に格納され
た帳票データ部と印鑑データ部とを合成して出力するた
め、印鑑合成出力処理を実行する。
【0056】このコンピュータ20内のCPU21によ
り実行される印鑑合成出力処理について図12、図13
に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0057】図12において、CPU21は、まず、帳
票データファイルメモリ24eから読み出した帳票デー
タファイルに設定された帳票IDが、RAM24内の帳
票IDテーブルファイルメモリ24bに格納された図6
に示した帳票IDテーブルファイルに格納されているか
否かを確認し(ステップS41)、当該帳票IDが格納
されていなければ、当該指定された帳票は存在しないも
のとして直ちに本印鑑合成出力処理を終了する。帳票I
Dが設定されていれば、更に当該帳票IDに対応する帳
票イメージ、すなわち、図6に示した帳票IDテーブル
ファイルにおいて当該帳票IDと対応して設定されたイ
メージNo.に対応する帳票イメージが、帳票イメージ
ファイルメモリ24aに格納された図6に示した帳票イ
メージファイルに格納されているか否かを確認する(ス
テップS42)。
【0058】当該帳票IDと対応する帳票イメージが格
納されていなければ、直ちに本印鑑合成出力処理を終了
し、当該帳票IDと対応する帳票イメージが格納されて
いれば、その帳票イメージを読み出して表示装置25に
表示する(ステップS43)。例えば、図14に示すよ
うに、「作業報告書」帳票イメージ61を表示する。次
いで、読み出した帳票データファイルに設定された帳票
内データ、すなわち、図3に示した帳票データ部401
に設定された帳票内データ(作業内容データ、結果デー
タ)63を、図14に表示した帳票イメージ内の「作業
内容」記入枠、及び「結果」記入枠に表示する(ステッ
プS44)。
【0059】また、読み出した帳票データファイルの帳
票データ部401内に格納された印鑑個数(n)を取得
し(ステップS45)、この取得した印鑑個数(n)分
以下のステップS46〜ステップS57の処理を繰り返
し実行して、表示中の帳票イメージ上に印影イメージを
合成表示する(ステップS46)。まず、読み出した帳
票データファイルの印鑑データ部402内に格納された
印鑑IDが、RAM24内の印鑑IDテーブルファイル
メモリ24dに格納された図7に示した印鑑IDテーブ
ルファイルに格納されていることを確認し、更に当該印
鑑IDに対応する印影イメージ、すなわち、図7に示し
た印鑑IDテーブルファイルにおいて当該印鑑IDと対
応して設定されたイメージNo.に対応する印影イメー
ジが、印影イメージファイルメモリ24cに格納された
図7に示した印影イメージファイルに格納されているか
否かを確認する(ステップS47)。
【0060】当該印鑑IDと対応する印影イメージが格
納されていなければ、図示しないが予め用意されたダミ
ーの印影イメージを印鑑イメージファイルから取得し
(ステップS48)、当該印鑑IDと対応する印影イメ
ージが格納されていれば、その印影イメージを印鑑イメ
ージファイルから取得する(ステップS49)。次い
で、読み出した帳票データファイルの印鑑データ部40
2内に位置情報(x位置、y位置)が格納されているか
否かを確認し(ステップS50)、位置情報が格納され
ていなければ、予め用意されたデフォルト位置を設定し
(ステップS51)、位置情報が格納されていれば、そ
の位置情報(x位置、y位置)を取得する(ステップS
52)。
【0061】次いで、読み出した帳票データファイルの
印鑑データ部402内に角度情報が格納されているか否
かを確認し(ステップS53)、角度情報が格納されて
いなければ、角度を“0”に設定し(ステップS5
4)、角度情報が格納されていれば、その角度情報を取
得する(ステップS55)。そして、ステップS49の
処理で取得した印影イメージ、ステップS52の処理で
取得した位置情報(x位置、y位置)、及びステップS
55の処理で取得した角度情報に基づいて印影イメージ
を合成して、図14に表示した帳票イメージ内の「検
印」枠に表示する(ステップS56)。
【0062】そして、ステップS45の処理で取得した
印鑑個数分の印影イメージ表示が終了したか否かを確認
し(ステップS57)、印鑑個数分の印影イメージ表示
が終了していなければ、ステップS46の処理に戻っ
て、その印鑑個数分のステップS46〜ステップS56
の処理を繰り返し実行し、印鑑個数分の印影イメージ表
示が終了していれば、本印鑑合成出力処理を終了する。
【0063】以上の印鑑合成出力処理により、図14に
示す「作業報告書」帳票イメージ61には、その「検
印」枠に合成された印影イメージ62が、利用者により
押された位置と角度が再現されて合成表示される。更
に、図15に示す「作業報告書」帳票イメージ61に
は、読み出した帳票データファイルの印鑑データ部40
2内に格納された日時データ64として「1997−0
5−14 10:48:50」が、その「検印」枠に合
成表示されている。
【0064】したがって、本実施の形態の帳票処理シス
テムでは、タブレット1上にセットされた帳票内の記入
枠に専用ペンで手書き記入された帳票データと、その印
鑑枠に磁気共鳴装置42、43を内蔵した印鑑40で押
された印鑑データ(押下位置と角度)と、がタブレット
1内に読み取られて帳票データ部401と印鑑データ部
402とが対応付けられて帳票データファイルとして保
存される。そして、このタブレット1と通信回線を介し
て接続されるコンピュータ20では、タブレット1に保
存された帳票データファイルが転送されてRAM24内
で管理され、帳票の表示要求に応じて対応する帳票デー
タファイルがRAM24から読み出され、その帳票デー
タファイル内に格納された帳票データ部401に設定さ
れた帳票ID、帳票連番、帳票内データ部(作業内容デ
ータと結果データ)、印鑑個数(n)と、印鑑データ部
402とに設定された印鑑ID、位置情報(x位置、y
位置)、角度情報、日時データと、に基づいて、タブレ
ット1で読み取られた帳票上の帳票データと印鑑データ
が再現される。
【0065】したがって、帳票に直接印鑑を押すことに
より、その印鑑イメージを電子化して印鑑データとして
扱うことができるとともに、その印鑑署名を帳票である
紙に残すことが可能となり、利用者はタブレット1にセ
ットした帳票上で帳票データの手書き記入と印鑑の検印
とを通常通り行うだけで、その帳票内の記入内容と印鑑
イメージとを対応付けて管理することができる。
【0066】また、帳票処理システムにおいて、印鑑4
0に磁気共鳴装置42、43を内蔵させたことにより、
帳票イメージに実際に押された位置及び傾きで印影イメ
ージを合成して出力(表示あるいは印刷)できるため、
利用者はタブレット1やコンピュータ20で電子署名を
行う手間を省略することができる。
【0067】また、上記コンピュータ20においてRA
M24内の帳票データファイルメモリ24eに格納され
た帳票データファイルを表示装置25に表示する際に、
その帳票データファイルには印鑑が必要か不要かにより
警告を報知するCPU21により実行される印鑑警告処
理について図15に示すフローチャートに基づいて説明
する。
【0068】この場合、各帳票データファイルについて
印鑑の要・不要を設定した図16に示すような印鑑要・
不要設定テーブル70をRAM24内に格納するものと
する。この印鑑要・不要設定テーブル70では、帳票毎
に印鑑の要・不要を「必須」と「不要」として設定した
場合を示している。
【0069】図15において、CPU21は、まず、R
AM24内の帳票データファイルメモリ24eに既に帳
票データファイルが格納されていて、表示する帳票デー
タファイルが選択指定されると、当該帳票データファイ
ルは印鑑が必要か否かを、図16に示した印鑑要・不要
設定テーブル70の設定内容を参照して判別する(ステ
ップS31)。印鑑が不要な帳票であると判別すれば、
直ちに本印鑑警告処理を終了し、印鑑が必要な帳票であ
ると判別すれば、当該帳票に印鑑が押されたか否かを、
当該帳票データファイルに印鑑データ部が格納されてい
るか否かにより確認する(ステップS32)。印鑑が押
されていれば、本印鑑警告処理を終了し、印鑑が押され
ていなければ、警告音を報知して、印鑑が必要である旨
を利用者に報知して(ステップS33)、本印鑑警告処
理を終了する。
【0070】したがって、コンピュータ20では、印鑑
が必要である帳票に印鑑が押されていない場合に警告を
報知することにより、利用者に注意を喚起することがで
き、印鑑の捺印を電子署名として利用する本帳票処理シ
ステムの信頼性を向上させることができる。
【0071】なお、上記実施の形態では、印鑑40に2
つの磁気共鳴装置42、43を内蔵させて押されたとき
の傾き角度を検出可能な構成としたが、角度を検出可能
な他のセンサーを印鑑に内蔵するようにしてもよい。
【0072】
【発明の効果】請求項1、及び請求項2記載の発明の帳
票処理装置によれば、帳票に直接印鑑を押すことによ
り、その印鑑イメージを電子化して印鑑データとして扱
うことができるとともに、その印鑑署名を帳票である紙
に残すことが可能となり、利用者は、タブレット等の帳
票情報入力装置にセットした帳票上で帳票データの手書
き記入と印鑑の検印とを通常通り行うだけで、その帳票
内の記入内容と印鑑イメージとを対応付けて管理するこ
とができる。
【0073】請求項3記載の発明の帳票処理装置によれ
ば、印鑑の印面の中心部と上部とに磁気共鳴装置を内蔵
させたことにより、帳票イメージに実際に押された位置
及び傾きで印影イメージを合成して出力(表示あるいは
印刷)できるため、利用者は電子署名を行う手間を省略
することができる。
【0074】請求項4記載の発明の帳票処理装置によれ
ば、印鑑が押された日時データを合成出力する帳票イメ
ージ内に合成するようにしたため、印鑑による署名日時
を帳票データファイル内に残すことができる。
【0075】請求項5記載の発明の帳票処理装置によれ
ば、帳票毎に印鑑が必要か不要かを定義可能とし、印鑑
が必要な帳票に印鑑が押されていない場合に警告を報知
するようにしたため、印鑑署名が必要な帳票について利
用者に注意を促すことができ、印鑑署名の漏れを防止す
ることができ、帳票処理システムの信頼性を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した一実施の形態の帳票処理シス
テムにおいて利用されるタブレット1の制御系構成を示
すブロック図である。
【図2】図1のRAM4内のメモリ構成を示す図であ
る。
【図3】図2の帳票データファイルメモリ4a内に格納
される帳票データファイルのデータ構成を示す図であ
る。
【図4】本実施の形態の帳票処理システムにおいて利用
されるコンピュータ20の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】図4のRAM24内のメモリ構成を示す図であ
る。
【図6】図5の帳票イメージファイルメモリ24aと帳
票IDテーブルファイルメモリ24bに格納される帳票
イメージファイルと帳票IDテーブルファイルの各ファ
イル構成を示す図である。
【図7】図5の印影イメージファイルメモリ24cと印
鑑IDテーブルファイルメモリ24dに格納される印影
イメージファイルと印鑑IDテーブルファイルの各ファ
イル構成を示す図である。
【図8】本実施の形態の帳票処理システムにおいて利用
される印鑑40の断面を示す図である。
【図9】図1のタブレット1内のCPU2により実行さ
れる帳票情報格納処理を示すフローチャートである。
【図10】図9の帳票情報格納処理において帳票データ
等が読み取られる「作業報告書」帳票50の例を示す図
である。
【図11】図1のタブレット1内のCPU2により実行
される印鑑情報格納処理を示すフローチャートである。
【図12】図4のコンピュータ20内のCPU21によ
り実行される印鑑合成出力処理の一部を示すフローチャ
ートである。
【図13】図12に続く印鑑合成出力処理の一部を示す
フローチャートである。
【図14】図12、図13の印鑑合成出力処理により合
成出力される帳票データと印鑑データの一例を示す図で
ある。
【図15】図4のコンピュータ20内のCPU21によ
り実行される印鑑警告処理を示すフローチャートであ
る。
【図16】図15の印鑑警告処理において参照される印
鑑要・不要設定テーブルを示す図である。
【符号の説明】
1 タブレット 2、21 CPU 3、22 入力装置 4、24 RAM 4a 帳票データファイルメモリ 4b ワークメモリ 5 帳票読取装置 6 印鑑読取装置 7 データ読取装置 8、25 表示装置 9、26 印刷装置 10 クロック装置 11 カレンダ装置 12、27 記憶装置 13、28 記憶媒体 14、29 通信装置 15、30 バス 20 コンピュータ 23 マウス 24a 帳票イメージファイルメモリ 24b 帳票IDテーブルファイルメモリ 24c 印影イメージファイルメモリ 24d 印鑑IDテーブルファイルメモリ 24e 帳票データファイルメモリ 24f ワークメモリ 40 印鑑 42、43 磁気共鳴装置 50 「作業報告書」帳票 70 印鑑要・不要設定テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帳票を特定する特定情報と、該帳票に記入
    された記入情報、及び該帳票に押された印鑑のイメージ
    情報と、を読み取る情報読取手段を備えて、帳票に記入
    される記入情報と帳票に押された印鑑のイメージ情報と
    を取得する帳票情報入力装置と、 この帳票情報入力装置により前記帳票から取得された各
    種情報に基づいて、当該帳票に記入された記入情報と、
    当該帳票に押された印鑑イメージとを合成して出力する
    帳票合成出力装置と、 を備えたことを特徴とする帳票処理装置。
  2. 【請求項2】前記印鑑は、固有の磁気共鳴装置を内蔵
    し、該磁気共鳴装置により該印鑑を識別する印鑑IDを
    登録し、 前記帳票情報入力装置は、 前記情報読取手段として、前記帳票から当該帳票を特定
    するため帳票IDと帳票連番とを読み取るとともに、当
    該帳票内に記入された記入データを読み取る帳票情報読
    取手段と、 前記印鑑に内蔵された磁気共鳴装置により当該印鑑の印
    鑑IDを読み取る印鑑情報読取手段と、を備え、 この帳票情報読取手段により読み取られる帳票情報を、
    この印鑑情報読取手段により読み取られる印鑑情報と
    を、帳票データファイルとしてデータ変換処理してメモ
    リに複数格納する第1の帳票情報格納手段と、 この帳票情報格納手段によりメモリに格納された帳票デ
    ータファイルを通信回線を介して前記帳票合成出力装置
    との間で送受信する第1の通信手段と、を更に備え、 前記帳票合成出力装置は、 各種帳票イメージ情報を前記帳票IDと関連付けて複数
    格納する帳票イメージ格納手段と、 前記印鑑の印影イメージ情報を前記印鑑IDと関連付け
    て複数格納する印鑑イメージ格納手段と、 前記第1の帳票情報格納手段により格納された帳票デー
    タファイルを前記第1の通信手段により前記帳票情報入
    力装置から前記通信回線を介して送受信する第2の通信
    手段と、 この第2の通信手段により受信された帳票データファイ
    ルをメモリに複数格納する第2の帳票情報格納手段と、 この第2の帳票情報格納手段によりメモリ格納された複
    数の帳票データファイルから特定の帳票データファイル
    が指定手段により指定されると、前記帳票イメージ格納
    手段に格納された帳票IDを参照して該当する帳票イメ
    ージを抽出するとともに、該当する帳票データファイル
    を前記第2の帳票情報格納手段から抽出し、また、前記
    印鑑イメージ格納手段に格納された印鑑IDを参照して
    該当する印鑑イメージを抽出し、前記抽出した帳票デー
    タファイルの内容と、前記抽出した印鑑イメージとを、
    前記抽出した帳票イメージ内に合成する帳票合成手段
    と、 この帳票合成手段により合成された帳票イメージを表示
    する表示手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の帳票処理装
    置。
  3. 【請求項3】前記印鑑は、前記磁気共鳴装置を、その印
    面の中心部と、その印面の上部とに内蔵し、 前記帳票情報入力装置において、 前記印鑑情報読取手段は、当該印鑑の中心部と上部に内
    蔵された各磁気共鳴装置の両方の位置を読み取り、その
    各位置から印鑑が押された位置を取得するとともに、そ
    の押された印面の傾き角度を算出して取得し、 前記第1の帳票情報格納手段は、この印鑑情報読取手段
    により取得された印鑑の押された位置及び傾き角度と
    を、前記帳票データファイルに格納し、 前記帳票合成出力装置において、 前記第2の帳票情報格納手段は、印鑑の押された位置及
    び傾き角度とを、前記帳票データファイルに格納し、 前記帳票合成手段は、この第2の帳票情報格納手段によ
    り帳票データファイルに格納された印鑑の押された傾き
    角度に基づいて、前記抽出した帳票イメージ内に合成す
    る前記印影イメージの合成角度を決定することを特徴と
    する請求項2記載の帳票処理装置。
  4. 【請求項4】前記帳票情報入力装置は、 現在時刻及び日付を計時する計時手段を更に備え、 前記印鑑情報読取手段は、前記印鑑が押された際の時刻
    及び日付を計時手段から取得し、 前記第1の帳票情報格納手段は、この印鑑情報読取手段
    により取得された日時データを前記帳票データファイル
    に格納し、 前記帳票合成出力装置は、 前記第2の帳票情報格納手段は、印鑑の押された日時デ
    ータを前記帳票データファイルに格納し、 前記帳票合成手段は、この第2の帳票情報格納手段によ
    り帳票データファイルに格納された印鑑の押された日時
    データを前記抽出した帳票イメージ内に合成することを
    特徴とする請求項2あるいは3記載の帳票処理装置。
  5. 【請求項5】前記帳票合成出力装置は、 前記合成が指定された帳票に印鑑が必要か不要かを定義
    する印鑑必要不要定義手段と、 前記帳票合成手段により帳票イメージが合成される際
    に、この帳票イメージに対応する帳票に対して、前記印
    鑑必要不要定義手段に印鑑が必要と定義されていて、当
    該帳票イメージに合成する前記帳票データファイルに前
    記印鑑情報が設定されていない場合は、印鑑が押されて
    いないことを警告する警告手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項2、3あるいは4
    記載の帳票処理装置。
JP9310576A 1997-11-12 1997-11-12 帳票処理装置 Pending JPH11143961A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022064357A (ja) * 2020-10-14 2022-04-26 株式会社アイ・コン 帳票出力システム及びコンピュータに帳票の出力を実行させるためのプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022064357A (ja) * 2020-10-14 2022-04-26 株式会社アイ・コン 帳票出力システム及びコンピュータに帳票の出力を実行させるためのプログラム

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