JPH11143958A - 注文内容表示装置 - Google Patents

注文内容表示装置

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JPH11143958A
JPH11143958A JP31770397A JP31770397A JPH11143958A JP H11143958 A JPH11143958 A JP H11143958A JP 31770397 A JP31770397 A JP 31770397A JP 31770397 A JP31770397 A JP 31770397A JP H11143958 A JPH11143958 A JP H11143958A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP31770397A
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English (en)
Inventor
Minoru Sakurai
実 桜井
Toshio Yoshida
外茂雄 吉田
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Ishino Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ishino Seisakusho Co Ltd
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Application filed by Ishino Seisakusho Co Ltd filed Critical Ishino Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 循環型の搬送路を有する飲食カウンタにおい
ても、各飲食客からの注文を調理人が効率良く調理して
飲食客に提供することのできる注文内容表示装置を提供
する。 【解決手段】 飲食台1に沿って設けられた循環型搬送
路2を有する飲食カウンタにおいて、各客席毎に設けら
れた注文パネル5と、前記注文パネル5からの注文情報
を順次前記客席毎に付与された客席番号に関連付けて表
示する厨房又は所定箇所に設けられた表示パネル8と、
未調理の注文と同一の注文がなされた場合に、その注文
内容を連結して表示させる比較連結手段25と、から構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は飲食物、特には寿司
等を搬送して飲食客に供給する循環型の搬送路を備える
飲食カウンタにおいて、各客席の飲食客による個別の注
文を調理人等が効率良く調理することのできる注文内容
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無端状に形成されている飲食物搬
送用の循環型搬送路を、カウンタ−等の飲食台に沿って
設け、この搬送路に飲食物、例えば寿司等を盛り付けた
皿等の容器を載置して搬送、供給する循環搬送型の飲食
カウンタ−は、飲食客や調理人が移動することなく飲食
或いは調理することができ、更に飲食客は席にいながら
にして自分の所望する商品を選びながら飲食できること
から広く使用されている。
【0003】これら前記した飲食カウンタにおいては、
前記したように循環搬送路上を搬送されてくる飲食物で
ある各種の寿司から、飲食客は好みの寿司を選んで搬送
路上より取り出して飲食するが、飲食客の好みの寿司が
搬送路上にない場合には、職人等に好みの寿司を別途注
文することがなされており、これらの注文を飲食客が行
う場合には、搬送路の周囲に多くの飲食客が並んで存在
することから、注文が錯綜しやすく、注文を受けた職人
等が、随時どの飲食客が何の寿司を幾つ注文したのかを
記憶しておくことが難しく、注文を誤ったり、注文した
飲食客が判らなくなるなどの問題があるとともに、女性
等は大きな声で注文をすることが恥ずかしく、なかなか
所望の寿司を注文しずらいという問題があった。
【0004】これらの問題を解決するために、特開昭5
9−194262号、特開平7−105287号、実用
新案第3036207号等に提案されているように、各
客席等に注文を実施できる入力装置等を設け、これら飲
食客の注文を受け付けて調理し、飲食客に供給する手法
が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これら前記した循環型
の搬送路を備える飲食カウンタにおいては、調理人は、
この循環する搬送路に寿司等を随時調理して供給しなが
ら、各飲食客からの個別の注文を受け付けることとな
り、効率良く調理を実施する必要があるが、前記した従
来の注文を受け付ける手法を、これら循環型の搬送路を
有する飲食カウンタにおいて使用した場合には、各飲食
客からの多様で、しかも1人分程度の小量の注文が随時
受け付けられて、調理指示がなされるようになるため
に、調理人は、前記多様で、しかも1人分程度の小量の
調理を繰り返し実施することとなり、調理の効率が低下
してしまうことから、飲食客に十分な飲食物を提供しな
がら、個別の注文に対応するためには多くの調理人を配
置する必要があるという問題点があった。
【0006】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、循環型の搬送路を有する飲食カウン
タにおいても、各飲食客からの注文を調理人が効率良く
調理して飲食客に提供することのできる注文内容表示装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した問題を解決する
ために、本発明の注文内容表示装置は、飲食台に沿って
設けられた循環型搬送路を有する飲食カウンタにおい
て、各客席毎に設けられた注文パネルと、前記注文パネ
ルからの注文情報を順次前記客席毎に付与された客席番
号に関連付けて表示する厨房又は所定箇所に設けられた
表示パネルと、未調理の注文と同一の注文がなされた場
合に、その注文内容を連結して表示させる比較連結手段
と、から成ることを特徴としている。この特徴によれ
ば、各注文パネルを用いて飲食客により発注された各注
文が、同一の注文がある場合には、表示パネルに前記比
較連結手段により連結されて表示されるようになること
から、調理人はこれら同一の注文を一度にまとめて調理
することができるようになり、効率の良い調理が可能と
なる。
【0008】本発明の注文内容表示装置は、前記各注文
パネルにより注文された時間からの経過時間を計測する
タイマ手段が設けられ、前記表示パネルに各注文内容の
注文されてからの経過時間が表示されるようになってい
ることが好ましい。このようにすれば、同一の注文が多
く実施されて後回しに表示された注文の経過時間を随時
確認することができるようになり、これら経過時間を確
認して調理人が経過時間の長い注文の調理を優先させた
りするなどの判断ができるようになる。
【0009】本発明の注文内容表示装置は、前記経過時
間が所定の時間を経過した場合に、その注文内容の表示
が点滅および/または音声にて告知されるようになって
いることが好ましい。このようにすれば、逐次各注文の
経過時間を確認しなくても、所定の時間を経過した注文
を確実に識別することができるようになる。
【0010】本発明の注文内容表示装置は、注文内容を
複数のグループに分類して記憶するグループ設定記憶手
段と、前記注文パネルからの注文が前記のどのグループ
に該当するかを判断するグループ判断手段とが設けら
れ、各グループに割当られた表示パネルにそのグループ
に該当する注文が優先的に表示されるようになっている
ことが好ましい。このようにすれば、各グル−プを各注
文の調理内容に応じて設けること等により、調理内容の
類似した注文が所定の表示パネルに優先的に表示される
ようにでき、より効率の良い調理を実施することができ
る。
【0011】本発明の注文内容表示装置は、前記表示パ
ネルに、前記グループの種別を入力するグループ入力手
段が設けられていることが好ましい。このようにすれ
ば、飲食客の数や繁忙状況等の変化に対応して、優先的
に表示される注文の種別を各表示パネルにおいて変更す
ることができるようになる。
【0012】本発明の注文内容表示装置は、前記表示パ
ネルに離席を入力する離席入力部が設けられ、離席が入
力された場合には、その表示パネルには新たな注文が表
示されないようになっていることが好ましい。このよう
にすれば、調理人が休憩等により離席する場合には、そ
の表示パネルには新たな注文が表示されなくなることか
ら、注文が確実に他の表示パネルに表示されるようにな
る。
【0013】本発明の注文内容表示装置は、前記表示パ
ネルに、注文の完了を入力するためのフットスイッチが
設けられていることが好ましい。このようにすれば、調
理人は注文の調理完了を手を使用せずに入力することが
でき、衛生的である。
【0014】本発明の注文内容表示装置は、前記注文パ
ネルに設けられる注文等の入力手段が、メニューが表示
される表示部上面部に設けられた透明なタッチパネルで
あることが好ましい。このようにすれば、仕入状況等に
よりメニューが変更になった場合などにおいても、容易
にメニュー内容を変更することができることから、注文
における混乱を防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0016】図1は本実施例の注文内容表示装置を備え
る飲食カウンタを示す外観斜視図であり、図2は本実施
例における注文内容表示装置の構成を示すブロック図で
あり、図3は本実施例の注文内容表示装置に用いた注文
パネルの構成を示すブロック図であり、図4は本実施例
の注文内容表示装置に用いた表示パネルの構成を示すブ
ロック図であり、図5は本実施例の注文内容表示装置に
用いた注文パネルの表示例を示す図であり、図6は本実
施例の注文内容表示装置に用いた表示パネルの表示例を
示す図であり、図7は本実施例の注文内容表示装置の動
作内容の概要を示したフロー図である。
【0017】まず、本実施例の注文内容表示装置が備え
られた飲食カウンタは、図1に示されるような外観構成
とされており、循環型搬送路であるクレセントチェ−ン
コンベア2が無端状に飲食台であるカウンター1に沿っ
て配置され、その一部である破線部右側の部分は厨房と
されており、この厨房および循環型搬送路に囲まれた内
部にて飲食物である各種の寿司が調理され、寿司皿3に
載置されて前記クレセントチェ−ンコンベア2上に投入
されて飲食客に提供される。
【0018】本実施例においては図1に示されるよう
に、各客席4毎の正面部に注文パネル5が設けられてお
り、これら注文パネル5は通信ケーブル10を介して、
管理コンピュータ6と接続されており、各客席の注文パ
ネル5には、それが配置されている客席の客席番号に対
応した個別の番号(本実施例では客席番号と同一番号を
使用)が付与されており、これらの各注文パネル5によ
る注文データは、その注文データの先頭部に前記客席番
号が付与され、前記通信ケーブル10を通じて前記管理
コンピュータ6に送出されるようになっており、これら
の注文データは、前記管理コンピュータ6に随時記憶さ
れるとともに、その注文内容が判断されて、その注文を
表示する表示パネル8が選択され、この選択された表示
パネル8に、その注文データが通信ケーブル11を介し
て送出され、各注文データが、その客席番号並びに注文
からの経過時間と関連付けられて表示されるようになっ
ている。
【0019】前記管理コンピュ−タ6は、図2に示され
るように、前記各注文パネル5とのデータ通信を実施す
る通信装置12と、各注文パネル5より送出された注文
データに基づく各種の注文情報を表示する表示装置であ
るモニタ7に接続され、その表示の制御を行う表示ドラ
イバ16と、前記各表示パネル8、8’とのデータ通信
を実施する通信装置15と、各注文データや前記CPU
10が行う処理プログラム等が記憶、格納されているメ
モリやハ−ドディスク等から成る記憶装置14と、各注
文を表示する表示パネルの判断や制御等を実施する判断
手段である中央演算処理装置(CPU)13と、から主
に構成されている。
【0020】また前記注文パネル5は、図3に示される
ような構成とされており、前記通信ケーブル10により
前記管理コンピュータ6とのデータ通信を実施するため
の通信装置17と、各種の注文メニューを表示するため
の表示装置であるLCDパネル21と、その表示制御を
実施するLCDドライバ20と、前記LCDパネル21
表面に設けられた入力装置であるタッチパネル23と、
その入力制御を行うタッチパネルドライバ22と、精算
時等に店員等の呼び出しを行う呼び出しボタン24と、
前記各種の注文メニューや注文された注文内容等を記憶
するためのメモリ22と、これら各デバイス等の制御を
実施するマイクロプロセッシングユニット(MPU)1
8とから主に構成され、前記MPU18内部には、その
制御動作内容が記述されたプログラムを格納するための
内部ROM(図示せず)が設けれており、この内部RO
Mには予め所定の制御動作プログラムが記憶されてい
る。
【0021】また前記表示パネルとしては、表示パネル
A8と表示パネルB8’の二つの表示パネルが図1に示
されるように、搬送路であるクレセントチェ−ンコンベ
ア2に囲まれた内部の所定の位置に設置されており、こ
れら各表示パネル8、8’は、図3に示されるような構
成とされており、通信ケーブル11を介して前記管理コ
ンピュータ6との通信を実施する通信装置24と、各注
文内容等を表示するLCDパネル29と、その表示制御
を実施するLCDドライバ28と、各注文の経過時間を
計測するタイマ手段としてのリアルタイムクロック27
と、前記管理コンピュータ6よりの各注文データ等を記
憶するメモリ26と、確認ボタン30と、離席ボタン3
1と、グループ入力部32と、スピーカー部33と、こ
れら各デバイス等の制御を実施するとともに、各注文の
表示内容と新規注文の内容を比較し、連結させて表示さ
せる等の判断、指示を実施する比較連結手段としてのマ
イクロプロセッシングユニット(MPU)25とから主
に構成され、前記MPU25内部には、前記注文パネル
5のMPU18と同様に、その制御動作内容が記述され
たプログラムを格納するための内部ROM(図示せず)
が設けれており、この内部ROMには予め所定の制御動
作プログラムが記憶されており、各表示パネル8、8’
には、注文の処理の完了を入力するためのフットスイッ
チ9が接続されている。
【0022】以下に本実施例の注文内容表示装置の動作
について図7に示されるフロー図に基づきながら説明す
ると、各客席4の飲食客は、職人等の調理人が調理して
寿司皿3に載置されて前記のクレセントチェ−ンコンベ
ア2上を搬送されてきた各種の寿司を取り出して飲食を
実施する。
【0023】また、飲食客は所望の種類の寿司がクレセ
ントチェ−ンコンベア2上に見当たらない場合には、前
記の各客席4毎に設けられている注文パネル5を操作し
て注文を実施する。
【0024】これらの注文パネル5の構成は、前記図3
に示した構成とされており、注文時における表示メニュ
−は図5に示すように、各寿司の種別メニュ−がその単
価毎に区別されて前記LCDパネル21上に表示できる
ようになっており、飲食客は所望の単価部分を入力して
その単価に該当する寿司の種別メニュ−を表示させ、そ
の表示された各種の寿司の中から、所望の寿司、例えば
玉子を選択入力して、表示を白黒反転させ、その後注文
数、例えば1皿を選択して同様に表示を白黒反転させた
後、注文の部分を入力する。
【0025】これらの入力は、前記LCDパネル21表
面に設けられたタッチパネル23により検出され、その
入力位置に基づいて前記MPU18が、何のメニュ−項
目が選択されたのかを判断するようになっており、その
入力メニュ−項目に基づく「玉子 1皿」の注文デ−タ
の先頭に、客席番号である例えば「1」が付与されて通
信装置17および通信ケ−ブル10を通じて前記管理コ
ンピュ−タ6に出力されるようになっている。
【0026】これら各注文パネル5より送出されてくる
各注文デ−タは、随時通信装置12により受け取られ、
受信された順序にて記憶装置14に記憶され、その注文
の寿司の種別に応じて、その注文が表示される表示パネ
ルが、前記CPU13により判断、選択されるようにな
っている。
【0027】これら表示パネルの選択は、予め寿司の種
別が複数のグループ、例えば本実施例では、一般寿司を
グループ1、イクラ等の軍艦巻ものをグループ2、ねぎ
トロやかっぱ巻などの巻物をグループ3、持ち帰り用寿
司や味噌汁ビール等をグループ4として分類されて前記
記憶装置14に設定、記憶されており、各表示パネルに
これらグループを割り当て、そのグループに該当する種
別の注文を、そのグループが割り当てられた表示パネル
に優先的に表示されるようになっていることで実施され
ており、本実施例では、表示パネルA8にはグループ1
が、表示パネルB8’にはグループ2および3が割り当
てられており、これらグループの選択等は、各表示パネ
ルに設けられた前記グループ入力部32により選択でき
るようになっている。
【0028】前記した「玉子 1皿」の注文は、この注
文が一般寿司のグループ1に属することから、この注文
は表示パネルA8に表示するように選択がなされ、この
注文データが通信装置15および通信ケーブル11を介
して表示パネルA8に送出される。
【0029】この送出された注文データは、表示パネル
A8に設けられた通信装置24により受信され、受信さ
れた注文データがメモリ26に記憶されるとともに、前
記MPU25によって、現在表示されている未処理の注
文内容に、この受信された注文内容である「玉子」と同
一の注文があるか否かが判断され、該当する同一の注文
が存在しない場合には、図6に示されるように、LCD
パネル29上に表示された各種の注文の最下段の位置
に、その種別である「玉子」と数量である「1」と、そ
の注文がなされてからの経過時間とが、客席番号である
「1」と関連付けられて表示されるようになっている。
【0030】また客席番号「8」の注文パネル5にて、
「トロ 1個」が注文された場合には、前記したのと同
様にして、その注文データが表示パネルA8に伝送さ
れ、この場合には、現在表示されている未処理の注文内
容に同一の「トロ」の注文が存在することから、前記M
PU25は、表示の連結を実施して、新たな「トロ」の
注文内容を、古い「トロ」の注文表示に連続させて表示
するようになっており、同様に「えんがわ 1個」の注
文がなされた場合にも図6に示されるように連結が実施
されて、同一種別の注文が連続的に表示される。
【0031】また、前記表示パネル8には、図6に示さ
れるように握るべき寿司の表示が白黒反転されて表示さ
れており、この表示を確認して、職人は表示に基づく寿
司を調理し、その寿司を寿司皿3に載置して注文した客
席の飲食客に提供する。
【0032】このようにして前記職人は、表示パネルA
8に表示された寿司の提供が終了した段階にて前記フッ
トスイッチ9を踏んで注文完了の入力を実施し、前記M
PU25は、完了された注文の表示を消去するととも
に、その完了を前記通信装置24を介して、管理コンピ
ュータ6に出力する。
【0033】この出力を受けて前記管理コンピュ−タ6
は、前記記憶装置14に記憶されているその注文データ
を、処理済として更新する。
【0034】また、本実施例の各表示パネル8、8’に
は、前記したようにスピーカー部33が設けられてお
り、各表示パネル8、8’に表示された注文が所定の時
間を経過しても処理されない場合には、前記MPU25
は、このスピーカー部33より警告音を出力するととも
に、その注文の表示を白黒反転の表示として点滅させ
て、職人に知らせるようにされており、これら未処理の
状況を職人が認識できた場合には、その表示パネルに設
けられた前記確認ボタン30を入力して、前記警告音の
出力を停止し、その注文の処理を早急に実施する。
【0035】また、職人が離席する場合には、前記各表
示パネル8、8’に設けられた離席ボタン31を職人が
入力することにより、前記管理コンピュータ6は、新た
な注文データを、離席ボタン31が入力された表示パネ
ルに送出せずに、他の表示パネルに送出するようになっ
ており、職人がいない表示パネルに新たな注文が表示さ
れないようになっており、職人が離席から戻った場合に
は、再度離席ボタン31を入力することにより、再度新
たな注文が表示されるようになっている。
【0036】本実施例のようにすれば、職人等の調理人
は、循環搬送路へ供給する寿司の調理を実施しながら、
各飲食客による個別注文の寿司を確実に、しかも効率良
く調理して飲食客に提供することができようになる。
【0037】以上、図面を用いて本発明を説明してきた
が、本発明はこれら前記実施例に限定されるものではな
く、本発明の主旨を逸脱しない範囲での変更や追加があ
っても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0038】また、前記本実施例においては、管理コン
ピュータ6を個別に用いているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、例えばこれら管理コンピュータを
前記表示パネルの一台に組み込むようにして構成しても
良い。
【0039】また、前記本実施例においては、注文パネ
ル5においてタッチパネル23を用いて入力手段を構成
しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
その他の入力手段を用いて注文パネル5を構成しても良
いが、本実施例のようにタッチパネル23を用いること
は、仕入の状況によってメニューが変更される場合のあ
る寿司店等において、注文メニューを容易に随時変更す
ることができることから好ましい。
【0040】また、前記本実施例においては、表示パネ
ルとしてLCDパネルを用いているが、本発明はこれに
限定されるものではなく、その他の表示装置、例えばモ
ニタ等を用いても良いが、本実施例のように薄型のLC
Dパネルを用いることは、一般的に飲食台1や調理場等
が狭いため、スペ−スを取られずにすむことから好まし
い。
【0041】また、前記本実施例においては、経過時間
をデータとして表示しているが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、その他の表示方法、例えばこれら経
過時間を経過時間に対応した色等にて表示するようにし
ても良い。
【0042】また、前記本実施例においては、同一の注
文内容を連結して表示する手法として、表示の並べ替え
を実施して、連続的に表示するようにしているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、その他の連結手
法、例えば、異なる位置にある同一注文を、同様に表示
を反転させるなどの手法により、同一注文であることを
表示したり、これら複数の注文内容を一つの注文として
まとめて同一蘭に表示したり、前記注文内容表示パネル
に客席を模した配置図等を描き、表示された注文がどの
客席にてなされたものなのかを、数量とともに連結させ
て視覚的に表示するようにしても良く、これら連結させ
て表示する手法は、適宜選択して用いれば良い。
【0043】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0044】(a)請求項1項の発明によれば、各注文
パネルを用いて飲食客により発注された各注文が、同一
の注文がある場合には、表示パネルに前記比較連結手段
により連結されて表示されるようになることから、調理
人はこれら同一の注文を一度にまとめて調理することが
できるようになり、効率の良い調理が可能となる。
【0045】(b)請求項2項の発明によれば、同一の
注文が多く実施されて後回しに表示された注文の経過時
間を随時確認することができるようになり、これら経過
時間を確認して調理人が経過時間の長い注文の調理を優
先させたりするなどの判断ができるようになる。
【0046】(c)請求項3項の発明によれば、逐次各
注文の経過時間を確認しなくても、所定の時間を経過し
た注文を確実に識別することができるようになる。
【0047】(d)請求項4項の発明によれば、各グル
−プを各注文の調理内容に応じて設けること等により、
調理内容の類似した注文が所定の表示パネルに優先的に
表示されるようにでき、より効率の良い調理を実施する
ことができる。
【0048】(e)請求項5項の発明によれば、飲食客
の数や繁忙状況等の変化に対応して、優先的に表示され
る注文の種別を各表示パネルにおいて変更することがで
きるようになる。
【0049】(f)請求項6項の発明によれば、調理人
が休憩等により離席する場合には、その表示パネルには
新たな注文が表示されなくなることから、注文が確実に
他の表示パネルに表示されるようになる。
【0050】(g)請求項7項の発明によれば、調理人
は注文の調理完了を手を使用せずに入力することがで
き、衛生的である。
【0051】(h)請求項8項の発明によれば、仕入状
況等によりメニューが変更になった場合などにおいて
も、容易にメニュー内容を変更することができることか
ら、注文における混乱を防止できる。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における注文内容表示装置を備
える飲食カウンタを示す外観斜視図である。
【図2】本発明の実施例における注文内容表示装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例における注文内容表示装置に用
いた注文パネルの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例における注文内容表示装置に用
いた表示パネルの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例における注文内容表示装置に用
いた注文パネルの表示例を示す図である。
【図6】本発明の実施例における注文内容表示装置に用
いた表示パネルの表示例を示す図である。
【図7】本発明の実施例における注文内容表示装置の処
理の概要を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 飲食台(カウンター) 2 クレセントチェ−ンコンベア(搬送路) 3 寿司皿 4 客席(椅子) 5 注文パネル 6 管理コンピュ−タ 7 モニタ 8 表示パネルA 8’ 表示パネルB 9 フットスイッチ 9’ フットスイッチ 10 通信ケーブル 11 通信ケーブル 12 通信装置 13 中央演算処理装置(CPU) 14 記憶装置 15 通信装置 16 表示ドライバー 17 通信装置 18 マイクロプロセッシングユニット(MPU) 19 メモリ 20 LCDドライバー 21 LCDパネル 22 タッチパネルドライバー 23 タッチパネル 24 呼び出しボタン 25 マイクロプロセッシングユニット(MPU;
比較連結手段) 26 メモリ 27 リアルタイムクロック(タイマ手段) 28 LCDドライバー 29 LCDパネル 30 確認ボタン 31 離席ボタン 32 グループ入力部 33 スピーカー部 34 通信装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飲食台に沿って設けられた循環型搬送路
    を有する飲食カウンタにおいて、各客席毎に設けられた
    注文パネルと、前記注文パネルからの注文情報を順次前
    記客席毎に付与された客席番号に関連付けて表示する厨
    房又は所定箇所に設けられた表示パネルと、未調理の注
    文と同一の注文がなされた場合に、その注文内容を連結
    して表示させる比較連結手段と、から成ることを特徴と
    する注文内容表示装置。
  2. 【請求項2】 前記各注文パネルにより注文された時間
    からの経過時間を計測するタイマ手段が設けられ、前記
    表示パネルに各注文内容の注文されてからの経過時間が
    表示されるようになっている請求項1に記載の注文内容
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記経過時間が所定の時間を経過した場
    合に、その注文内容の表示が点滅および/または音声に
    て告知されるようになっている請求項2に記載の注文内
    容表示装置。
  4. 【請求項4】 注文内容を複数のグループに分類して記
    憶するグループ設定記憶手段と、前記注文パネルからの
    注文が前記のどのグループに該当するかを判断するグル
    ープ判断手段とが設けられ、各グループに割当られた表
    示パネルにそのグループに該当する注文が優先的に表示
    されるようになっている請求項1〜3のいずれかに記載
    の注文内容表示装置。
  5. 【請求項5】 前記表示パネルに、前記グループの種別
    を入力するグループ入力手段が設けられている請求項4
    に記載の注文内容表示装置。
  6. 【請求項6】 前記表示パネルに離席を入力する離席入
    力部が設けられ、離席が入力された場合には、その表示
    パネルには新たな注文が表示されないようになっている
    請求項1〜5のいずれかに記載の注文内容表示装置。
  7. 【請求項7】 前記表示パネルに、注文の完了を入力す
    るためのフットスイッチが設けられている請求項1〜6
    のいずれかに記載の注文内容表示装置。
  8. 【請求項8】 前記注文パネルに設けられる注文等の入
    力手段が、メニューが表示される表示部上面部に設けら
    れた透明なタッチパネルである請求項1〜7のいずれか
    に記載の注文内容表示装置。
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