JPH11139663A - 印刷制御装置および印刷制御装置の印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

印刷制御装置および印刷制御装置の印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体

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JPH11139663A
JPH11139663A JP9308352A JP30835297A JPH11139663A JP H11139663 A JPH11139663 A JP H11139663A JP 9308352 A JP9308352 A JP 9308352A JP 30835297 A JP30835297 A JP 30835297A JP H11139663 A JPH11139663 A JP H11139663A
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JP
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job
staples
sheet
printing
discharge
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JP9308352A
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English (en)
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Kenji Mikami
健治 三上
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最大ステープル枚数を越える印刷ジョブの出
力と他の印刷ジョブとをユーザが容易に識別できるよう
に排紙すること。 【解決手段】 ホストコンピュータ3000から受信し
た印刷情報をプリンタCPU12が解析して取得した印
刷枚数が設定される最大ステープル可能枚数を越えてい
る場合に、排紙されるシート材の位置を調整しながらオ
フセット排紙させるように排紙装置4000を制御する
構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力結果のステー
プル処理及びジョブオフセット排紙処理可能な排紙装置
を着脱可能な印刷制御装置および印刷制御装置の印刷制
御方法及びコンピュータが読み出し可能なプログラムを
格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータにインタフェ
ース(例えばセントロニクスインタフェース)を介して
接続される印刷装置においては、印刷装置のさまざまな
設定項目を印刷装置に配設される操作パネルから入力す
ることにより、もしくはホストコンピュータからコマン
ドを発行することにより設定することが可能であった。
【0003】また、複数の給紙装置や排紙装置を具備す
る印刷装置において、その給紙装置や排紙装置の情報は
印刷装置に保持され、給紙口や給紙方法,排紙口や排紙
方法の選択を前記操作パネルから入力することにより、
もしくは前記ホストコンピュータからコマンドを発行す
ることにより設定することが可能に構成されている。
【0004】例えばレーザビームプリンタの場合、印字
解像度やデータのサイズ、給紙にどのカセットを用いる
か、排紙をどのトレイにどのように出力するか等の指定
はプリンタに具備された操作パネルを用いてユーザが直
接設定したり、プリンタに接続されたホストコンピュー
タからプリンタドライバやユーティリティを用いて詳細
に設定することができる。
【0005】さらに排紙装置にステープル機能やジョブ
オフセット機能をもつ場合には、ステープルを行なうか
どうか、どの位置にステープルをするか、いくつステー
プルを行なうか、ステープルを行なわない場合にはジョ
ブオフセットを行なうか等の設定を上記の設定方法を用
いて行なうことが可能に構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のステ
ープル機能およびジョブオフセット機能をもつ印刷装置
において、ステープルを指定された印刷ジョブの印刷枚
数が最大ステープル可能枚数を越えてしまった場合に、
ステープル処理を行なうことができずそのまま排紙トレ
イに出力されるため、複数の印刷ジョブの出力結果が排
紙トレイに溜まった場合に他のジョブの出力結果と区別
がつかなくなるという問題点があった。
【0007】また、従来の印刷制御装置で上記の問題を
回避するためには、ユーザがプリンタドライバ等からス
テープルを指定する場合に、印刷しようとしているデー
タの枚数を事前に自ら確認して把握し、最大ステープル
可能枚数を越えている場合は手動でプリンタドライバや
ユーティリティからジョブオフセットを指定するという
煩雑な手続をしなければならない問題点もあった。
【0008】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、本発明の目的は、データ処理装置から受
信した印刷情報を解析して取得した印刷枚数が設定され
る最大ステープル可能枚数を越えている場合に、排紙さ
れるシート材の位置を調整しながらオフセット排紙させ
るように前記排紙装置を制御することにより、何らジョ
ブオフセットの指定がなされていない状態の下でステー
プル指示され、かつ、印刷枚数がステープル可能枚数を
越える印刷ジョブを受信しても最大ステープル枚数を越
えるジョブの出力を他のジョブと容易に識別できる排紙
を行える操作性に優れた印刷制御装置および印刷制御装
置の印刷制御方法およびコンピュータが読み出し可能な
プログラムを格納した記憶媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、排紙されるシート材をジョブ単位にステープルしな
がら仕分けるシート後処理機能を有する排紙装置と通信
可能な印刷装置を制御する印刷制御装置であって、所定
の通信媒体を介してデータ処理装置から受信した印刷情
報を解析してジョブ毎の印刷枚数を取得する取得手段
と、前記取得手段により取得される各ジョブ毎の印刷枚
数が設定される最大ステープル枚数を越えるかどうかを
判定する判定手段と、前記判定手段が最大ステープル枚
数を越えると判定した場合に、シート材の排紙位置を調
整するオフセット排紙をさせるように前記排紙装置の排
紙状態を制御する制御手段とを有するものである。
【0010】第2の発明は、前記制御手段は、前記判定
手段が最大ステープル枚数を越えると判定した場合に、
排紙されるシート材の位置を調整させるオフセット排紙
コマンドを前記排紙装置に出力するものである。
【0011】第3の発明は、前記排紙装置は、前記印刷
装置本体に着脱可能に構成したものである。
【0012】第4の発明は、排紙されるシート材をジョ
ブ単位にステープルしながら仕分けるシート後処理機能
を有する排紙装置と通信可能な印刷装置を制御する印刷
制御装置の印刷制御方法であって、所定の通信媒体を介
してデータ処理装置から受信した印刷情報を解析してジ
ョブ毎の印刷枚数を取得する取得工程と、前記取得工程
により取得される各ジョブ毎の印刷枚数が設定される最
大ステープル枚数を越えるかどうかを判定する判定工程
と、前記判定工程により最大ステープル枚数を越えると
判定した場合に、シート材の排紙位置を調整するオフセ
ット排紙をさせるように前記排紙装置の排紙状態を変更
する変更工程とを有するものである。
【0013】第5の発明は、排紙されるシート材をジョ
ブ単位にステープルしながら仕分けるシート後処理機能
を有する排紙装置と通信可能な印刷装置を制御するコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
体であって、所定の通信媒体を介してデータ処理装置か
ら受信した印刷情報を解析してジョブ毎の印刷枚数を取
得する取得工程と、前記取得工程により取得される各ジ
ョブ毎の印刷枚数が設定される最大ステープル枚数を越
えるかどうかを判定する判定工程と、前記判定工程によ
り最大ステープル枚数を越えると判定した場合に、シー
ト材の排紙位置を調整するオフセット排紙をさせるよう
に前記排紙装置の排紙状態を変更する変更工程とを有す
るコンピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体
に格納したものである。
【0014】第6の発明は、排紙されるシート材をジョ
ブ単位にステープルしながら仕分けるシート後処理機能
を有する排紙装置と通信可能な印刷装置を制御する印刷
制御装置の印刷制御方法であって、所定の通信媒体を介
してデータ処理装置から受信した印刷情報を解析してジ
ョブ毎の印刷枚数を取得する取得工程と、前記取得工程
により取得される各ジョブ毎の印刷枚数が設定される最
大ステープル枚数を越えるかどうかを判定する判定工程
と、前記判定工程により最大ステープル枚数を越えると
判定した場合に、排紙されるシート材の位置を調整させ
るオフセット排紙コマンドを前記排紙装置に出力する出
力工程とを有するものである。
【0015】第7の発明は、排紙されるシート材をジョ
ブ単位にステープルしながら仕分けるシート後処理機能
を有する排紙装置と通信可能な印刷装置を制御するコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒
体であって、所定の通信媒体を介してデータ処理装置か
ら受信した印刷情報を解析してジョブ毎の印刷枚数を取
得する取得工程と、前記取得工程により取得される各ジ
ョブ毎の印刷枚数が設定される最大ステープル枚数を越
えるかどうかを判定する判定工程と、前記判定工程によ
り最大ステープル枚数を越えると判定した場合に、排紙
されるシート材の位置を調整させるオフセット排紙コマ
ンドを前記排紙装置に出力する出力工程とを有するコン
ピュータが読み出し可能なプログラムを記憶媒体に格納
したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を示
す印刷装置の構成を説明する断面図であり、例えばレー
ザビームプリンタ(LBP)の場合を示す。なお、本発
明を適用するプリンタは、レーザビームプリンタに限ら
れるものではなく、インクジェットプリンタ等の他のプ
リント方式を用いたプリンタでも良いことは言うまでも
ない。
【0017】図において、1000はLBPで、外部に
接続されているホストコンピュータから供給される印刷
情報(文字コード等)やフォーム情報あるいはマクロ命
令等を入力して記憶するとともに、それらの情報に従っ
て対応する文字パターンやフォームパターン等を作成
し、記録媒体である記録紙等に像を形成する。
【0018】1012は操作パネルで、操作のためのス
イッチおよびLED表示器等が配置されている。100
1はプリンタ制御ユニットで、LBP1000全体の制
御およびホストコンピュータから供給される印刷情報で
ある文字情報等を解析する。このプリンタ制御ユニット
1001は、主に文字情報をその文字情報に対応する文
字パターンのビデオ信号に変換してレーザドライバ10
02に出力する。レーザドライバ1002は半導体レー
ザ1003を駆動するための回路であり、入力されたビ
デオ信号に応じて半導体レーザ1003から発射される
レーザ光1004をオン・オフ切り換えする。
【0019】レーザ光1004は回転多面鏡1005で
左右方向に振られて静電ドラム1006上を走査露光す
る。これにより、静電ドラム1006上には文字パター
ンの静電潜像が形成されることになる。この潜像は、静
電ドラム1006周囲に配設された現像ユニット100
7により現像された後、記録紙に転写される。
【0020】この記録紙にはカットシートを用い、カッ
トシート記録紙はLBP1000に装着した用紙カセッ
ト1008に収納され、給紙ローラ1009および搬送
ローラ1010と搬送ローラ1011とにより装置内に
取り込まれて、静電ドラム1006に供給される。また
LBP1000には、図示しないカードスロットを少な
くとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプション
フォントカード,言語系の異なる制御カード(エミュレ
ーションカード)を接続できるように構成されている。
【0021】本発明はこのような印刷装置にステープル
とジョブオフセットが可能な排紙装置が接続されている
場合に適用される。
【0022】以下、図2,図3を参照して排紙装置の構
成を説明する。
【0023】図2は、図1に示す印刷装置に着脱可能な
排紙装置の一例を説明する外観図である。なお、図1と
同一のものには同一の符号を付してある。
【0024】図において、4000は排紙装置である。
2100は搬送機構で、後述する図3に示す内部構造を
持つ。2200は支柱で、排紙装置4000の各部を支
持している。2300〜2500はビンで、プリンタ1
000から搬送機構2100を介して搬送された記録紙
を載置するためのビンであり、各ビン2300〜250
0に記録紙を排出できるように、不図示の駆動機構によ
り支柱2200に沿って上下方向に移動可能に構成され
ている。
【0025】図3は、図2に示した搬送機構2100の
内部構造を説明する断面図である。なお、図2の説明を
記録紙が搬送される順序に従って説明する。
【0026】図において、2101は入口センサで、プ
リンタ1000から搬入される記録紙を検出するセンサ
である。2102は経路切り換えフラッパで、搬入され
た記録紙の搬送経路をストレート経路2103と引き込
み経路2105とのいずれかに切り替えるためのフラッ
パである。
【0027】2103はストレート経路で、プリンタ1
000から搬入された記録紙を裏返しせずに排紙する時
に記録紙を搬送する経路である。2106は反転経路
で、引き込み経路2105を介してプリンタ1000か
ら搬入された記録紙がスイッチバックされて搬送する経
路である。
【0028】2107は反転ローラで、引き込み経路2
105を介して第1搬送ローラ2104により搬送され
た記録紙を反転経路2106に搬送するための可逆回転
可能なローラであり、引き込み経路2105を介して搬
送される記録紙が反転センサ2108に検出されるまで
は順転し、後端検出後は逆転して記録紙をスイッチバッ
クして反転経路2106へ搬送させる。2109は第2
搬送ローラで、反転経路2106に搬送された記録紙を
第1排紙ローラ2110まで搬送するローラである。
【0029】以下、記録紙の搬送処理について説明す
る。経路切り換えフラッパ2102により切り換えられ
て引き込み経路2105に搬送された記録紙は、第1搬
送ローラ2104で搬送され反転ローラ2107まで搬
送される。記録紙の後端が反転ローラ2107まで搬送
されたことを反転センサ2108が検知したら、反転ロ
ーラ2107は反転経路2106へ記録紙を搬送するよ
うに逆転を始め、第2搬送ローラ2109を介して第
1,第2排紙ローラ2110,2111まで記録紙を搬
送する。
【0030】また、切り換えフラッパ2102によりス
トレート経路2103に搬送された記録紙は裏返しされ
ずに搬入された時点での表裏面の向きをそのままに第
1,第2排紙ローラ2110,2111まで搬送され
る。なお、2117はパドルで、揺動ガイド2118を
叩くことにより揺動ガイド2118を振動させる。その
振動によりビン2300〜2500またはステープルト
レイ2112に載置される記録紙を整列させることがで
きる。
【0031】2112はステープルトレイで、ステープ
ルする際にステープルする記録紙を載置するトレイであ
る。2113はステープルトレイ紙有センサで、ステー
プルトレイ2112に記録紙が載置されているかを検出
するセンサである。2114はステープラで、ステープ
ルトレイ2112に載置された記録紙をステープルする
ものである。
【0032】図のように構成された排紙装置において記
録紙にステープル処理を施す場合には、まず、画像形成
された記録紙をまずステープルトレイ2112に載置
し、記録紙が指示された枚数分蓄積されると、パドル2
117が揺動ガイド2118を叩いて振動させて記録紙
を整列させて、ステープラ2114がステープル処理を
行い、第2排紙ローラ2111がビン2300〜250
0のいずれかに、例えばビン2400に排紙する。
【0033】図4,図5は、本発明の実施形態を示す印
刷制御装置を適用可能な印刷システムの制御構成を説明
する図であり、ホストコンピュータ等のデータ処理装置
と印刷装置(LBP)とステープルとジョブオフセット
機能を有する排紙装置からなる。なお、本発明の機能が
実行されるのであれば、単体の機器であっても、複数の
機器からなるシステムであっても、LAN等のネットワ
ークを介して処理が行なわれるシステムであっても本発
明を適用できることはいうまでもない。
【0034】図において、3000はホストコンピュー
タで、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文書
処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表
(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するC
PU1を備え、システムバス4に接続される各デバイス
をCPU1が総括的に制御する。
【0035】また、このROM3のプログラム用ROM
には、CPU1の制御プログラム等を記憶し、ROM3
のフォント用ROMには上記文書処理の際に使用するフ
ォントデータ等を記憶し、ROM3のデータ用ROMは
上記文書処理等を行う際に使用する各種データを記憶す
る。
【0036】2はRAMで、CPU1の主メモリ,ワー
クエリア等として機能する。5はキーボードコントロー
ラ(KBC)で、キーボード(KB)9や不図示のポイ
ンティングデバイスからのキー入力を制御する。6はC
RTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ
(CRT)10の表示を制御する。7はメモリコントロ
ーラ(MC)で、ブートプログラム,種々のアプリケー
ション,フォントデータ,ユーザファイル,編集ファイ
ル等を記憶するハードディスク(HD),フロッピーデ
ィスク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御
する。
【0037】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向性インタフェース(インタフェース)
21を介してLBP1000に接続されて、LBP10
00との通信制御処理を実行する。
【0038】なお、CPU1は例えばRAM2上に設定
された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開
(ラスタライズ)処理を実行し、CRT10上でのWY
SIWYGを可能としている。また、CPU1は、CR
T10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマ
ンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種
々のデータ処理を実行する。
【0039】LBP1000において、12はプリンタ
CPUで、ROM13のプログラム用ROMに記憶され
た制御プログラム等或は外部メモリ14に記憶された制
御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続され
る各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御し、印刷
部インタフェース16を介して接続される印刷部(プリ
ンタエンジン)17に出力情報としての画像信号を出力
する。また、このROM13のプログラム用ROMに
は、後述する図7に示すフローチャートに基づくプリン
タCPU12の制御プログラム等を記憶する。
【0040】ROM13のフォント用ROMには上記出
力情報を生成する際に使用するフォントデータ等を記憶
し、ROM13のデータ用ROMにはハードディスク等
の外部メモリ14が無いプリンタの場合には、ホストコ
ンピュータ3000上で利用される情報等を記憶してい
る。プリンタCPU12は入力部18を介してホストコ
ンピュータ3000との通信処理が可能となっており、
プリンタ内の情報等をホストコンピュータ3000に通
知可能に構成されている。
【0041】19はRAMで、プリンタCPU12の主
メモリ,ワークエリア等として機能し、図示しない増設
ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量
を拡張することができるように構成されている。なお、
RAM19には出力情報展開領域,環境データ格納領域
が確保され、通常のRAMの他に図示しないNVRAM
等から構成される。
【0042】前述したハードディスク(HD),ICカ
ード等の外部メモリ14は、メモリコントローラ(M
C)20によりアクセスを制御される。外部メモリ14
はオプションとして接続され、フォントデータ,エミュ
レーションプログラム,フォームデータ等を記憶する。
また、23は操作部で、前述した操作パネル1012等
から構成されており操作のためのスイッチおよびLED
表示器等が配置されている。
【0043】また、前述した外部メモリ14は1個に限
らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えて
オプションフォントカード,言語系の異なるプリンタ制
御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複
数接続できるように構成されていても良い。さらに、図
示しないNVRAMを有し、操作パネル1012からの
プリンタモード設定情報を記憶するようにしても良い。
【0044】4000は排紙装置で、双方向インタフェ
ース(インタフェース)31を介してLBP1000の
給排紙制御部22に接続されており、LBP1000か
らの排紙に関するコマンドの処理を行なう。
【0045】32は排紙装置CPUで、ROM34のプ
ログラム用ROMに記憶される制御用プログラムに基づ
き排紙装置を制御する。33はRAMで、主にCPU3
2のワークエリアとして使用される。また、ROM34
のデータ用ROMには排紙処理を制御する正に使用する
各種データを記憶している。
【0046】38は入力部で、プリンタ1000との通
信処理を行う。39は操作部で、操作のためのスイッチ
およびLED表示器等が配置されている。41は外部メ
モリで、増設用のオプションメモリである。
【0047】なお、排紙装置4000はステープル処理
機能およびジョブオフセット処理機能を備え、ステープ
ル処理機能については排紙装置4000のステープル可
能な最大の用紙枚数である最大ステープル可能枚数(最
大束綴じ枚数)までステープルすることが可能である。
また、オフセット処理機能については、排出された出力
結果が排紙トレイに積載された時に他の印刷ジョブの出
力結果と見分けができるように、印刷ジョブの一部ある
いは全部のページを他のページと異なった位置に排紙す
ることが可能となる。
【0048】このように構成されたシステムにおいて、
LBP1000がホストコンピュータ3000からイン
タフェース21を介して受け取った解像度や用紙サイズ
等の各種コマンドや印刷データをLBP1000のRA
M19に格納し、ROM13に格納されたプログラムに
よってコマンドを解析し、そのコマンドで要求された指
示通りに印刷データをビットマップに展開し、印刷部I
/F16を介して印刷部17に送られ実際の印刷が行な
われる。
【0049】またホストコンピュータ3000からLB
P1000が受け取ったデータはLBP1000の図示
しない2次記憶装置に格納してもよい。
【0050】さらに排紙に関するコマンドがあった場合
には、そのコマンドの要求を給排紙制御部22からイン
タフェース31を介して排紙装置4000に送られ、図
5に示す排紙装置4000のRAM33に格納される。
ここで排紙装置4000のROM34に格納されたプロ
グラムによりコマンドの要求に合致した排紙動作が行な
われるようになっている。
【0051】またホストコンピュータ3000からコマ
ンドで指定するのと同様にLBP1000の操作パネル
1012を用いても、印刷データ解像度や給紙口を設定
することが可能となっている。ここで操作パネル101
2を用いて設定された値はLBP1000の図示しない
NVRAMに格納される。
【0052】ホストコンピュータ3000からステープ
ルを指示する場合には、ホストコンピュータ3000か
らインタフェース21を介してLBP1000にステー
プル指定コマンドやその他のコマンド及び印刷データが
送られる。LBP1000は受け取ったコマンドデータ
やデータをLBP1000のRAM19もしくは図示し
ない2次記憶装置に蓄え、ROM13に記憶された図7
で示されるフローチャートに基づき解析を行なう。
【0053】図6は、図5に示した排紙装置4000に
おけるジョブオフセット機能を用いた出力状態を説明す
る概念図であり、排紙装置の図示しない排紙トレイに複
数の印刷ジョブの出力結果が蓄積された状態に対応し、
本実施形態では各印刷ジョブにおいての最初に出力され
る1枚をオフセット排紙する例を示す。
【0054】図において、J1は第1の出力結果で、最
初に印刷された印刷ジョブの出力結果である。J2は第
2の出力結果で、第1の出力結果J1が出力された後に
出力される印刷ジョブの出力結果である。J3は第3の
出力結果で、第2の出力結果J2が出力された後に出力
される印刷ジョブの出力結果である。
【0055】P11〜P15はページで、第1の出力結
果J1を構成するページである。同様にP21〜P25
およびP31〜P35はページで、第2,第3の出力結
果J2,J3を構成するページである。
【0056】図において、まず、最初に出力される印刷
ジョブの第1ページ目であるページP11が不図示の排
紙トレイに排紙される時に、排紙トレイは不図示の排紙
トレイ駆動機構により、通常の位置POよりオフセット
幅Wだけ移動する。そして、P11が排紙トレイに排紙
された後に、排紙トレイは排紙トレイ駆動機構により通
常の位置POに再び戻されて、P12以降のページが排
紙トレイに排紙される。
【0057】よって、最初に出力される印刷ジョブの第
1ページ目であるページP11は、排紙トレイに通常排
紙される位置POよりもオフセット幅Wだけずれて排紙
される。そしてそれ以降に出力されるページP12〜P
15は通常の位置POに排紙される。
【0058】同様に各出力結果J2,J3の第1ページ
目であるページP21,P31は排紙トレイに通常排紙
される位置POよりもオフセット幅Wだけずれて排紙さ
れ、それ以降に出力されるページP22〜P25,P3
2〜P35は通常の位置POに排紙される。
【0059】図のように、各出力結果の第1ページ目が
通常の排紙位置POよりオフセット幅Wだけずれて排紙
されるので、ユーザは排紙トレイに複数の出力結果が蓄
積されても各出力結果の区切りの位置を簡単に見分ける
ことができる。
【0060】なお、本実施形態では、最初の1枚をオフ
セットする場合を説明したが、最後の1枚をオフセット
しても、あるいはジョブ全体をオフセットしても同様に
排紙トレイに蓄積される出力結果をジョブ毎に区別する
ことができる。
【0061】以下、本実施形態の特徴的構成について図
1〜図5等を参照して説明する。
【0062】上記のように構成された、排紙されるシー
ト材をジョブ単位にステープルしながら仕分けるシート
後処理機能を有する排紙装置(排紙装置4000)と通
信可能な印刷装置を制御する印刷制御装置であって、所
定の通信媒体を介してデータ処理装置(ホストコンピュ
ータ3000)から受信した印刷情報を解析してジョブ
毎の印刷枚数を取得する取得手段(プリンタCPU1
2)と、前記取得手段により取得される各ジョブ毎の印
刷枚数が設定される最大ステープル枚数を越えるかどう
かを判定する判定手段(プリンタCPU12)と、前記
判定手段が最大ステープル枚数を越えると判定した場合
に、排紙されるシート材の位置を調整させてオフセット
排紙させるように前記排紙装置の排紙状態を制御する制
御手段(給排紙制御部22)とを有するので、最大ステ
ープル枚数を越える印刷ジョブにおいてユーザが不用意
にステープルを指示してしまっても、自動的にオフセッ
ト排紙させるように排紙装置の排紙状態を制御すること
ができ、ユーザの設定変更入力負担を大幅に軽減するこ
とができる。
【0063】また、前記制御手段は、前記判定手段が最
大ステープル枚数を越えると判定した場合に、排紙され
るシート材の位置を調整させるオフセット排紙コマンド
を前記排紙装置に出力するので、最大ステープル枚数を
越える印刷ジョブにおいてユーザが不用意にステープル
を指示してしまっても、自動的にオフセット排紙させる
ように排紙装置にオフセット排紙コマンドを出力でき、
ユーザの設定変更入力負担を大幅に軽減することができ
る。
【0064】また、前記排紙装置は、前記印刷装置本体
に着脱可能に構成したので、排紙装置が着脱可能であっ
ても自動的にオフセット排紙でき、ユーザの設定変更入
力負担を大幅に軽減できる。
【0065】図7は、本発明に係る印刷制御装置におけ
る第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。なお、(1)〜(6)は各ステップを示す。
【0066】まず、プリンタCPU12はLBP100
0がホストコンピュータ3000から受け取ったコマン
ドおよびデータをRAM19もしくは2次記憶装置に保
管し(1)、ステープルを指示するコマンドが送られて
きたかどうか判断し(2)、ステープルコマンドが送ら
れてきていないと判断した場合は、処理を終了し通常の
印刷動作を行なう。一方、ステープルコマンドが送られ
てきたと判断した場合は、後述する図8に示すフローチ
ャートを実行して印刷データをスキャンすることにより
印刷枚数を得る(3)。
【0067】次に、ステップ(4)において得た印刷枚
数と最大ステープル可能枚数を比較し、印刷枚数が大き
いと判断された場合には、排紙装置4000にジョブオ
フセットコマンドを発行し(5)、一方、印刷枚数が最
大ステープル可能枚数よりも小さいと判断した場合に
は、排紙装置4000に対してステープルコマンドを発
行し(6)、処理を終了する。
【0068】図8は、本発明に係る印刷制御装置におけ
る第2のデータ処理手順の一例を説明するフローチャー
トであり、図7に示したフローチャートのステップ
(3)で行われる処理に対応する。なお、(1)〜
(6)は各ステップを示す。
【0069】まず、カウンタをリセットして1とし
(1)、印刷データをスキャンし(2)、スキャンした
印刷データがジョブ終了コマンドかどうか判断し
(3)、ジョブ終了コマンドであると判断した場合に
は、カウンタの値を返し(6)、リターンする。一方、
ジョブ終了コマンドでなかったと判断した場合には、ス
キャンした印刷データが改ページコマンドであるかどう
か判断し(4)、改ページコマンドであったと判断した
場合には、カウンタをインクリメントして(5)、ステ
ップ(2)に戻り、一方、改ページコマンドでないと判
断した場合には、ステップ(2)に戻る。
【0070】このようにステップ(2)から(5)まで
の処理をジョブ終了コマンドが来るまで繰り返しジョブ
終了コマンドが来たら、ステップ(6)においてその時
のカウンタの値を返す。このようにして印刷データから
印刷枚数を得ることができる。
【0071】なお、ホストコンピュータ3000から送
られた印刷ジョブの判断をLBP1000で行なう場合
について説明したが、LBP1000において判断して
も、ホストコンピュータ3000で印刷ジョブの印刷枚
数が最大ステープル可能枚数を越えているかどうかを判
断しても良いことは言うまでもない。
【0072】以下、本実施形態の特徴的構成について図
7,図8等を参照して説明する。
【0073】上記のように構成された、排紙されるシー
ト材をジョブ単位にステープルしながら仕分けるシート
後処理機能を有する排紙装置(排紙装置4000)と通
信可能な印刷装置を制御する印刷制御装置の印刷制御方
法であって、あるいは、排紙されるシート材をジョブ単
位にステープルしながら仕分けるシート後処理機能を有
する排紙装置と通信可能な印刷装置を制御するコンピュ
ータが読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体で
あって、所定の通信媒体を介してデータ処理装置から受
信した印刷情報を解析してジョブ毎の印刷枚数を取得す
る取得工程(図7のステップ(3))と、前記取得工程
により取得される各ジョブ毎の印刷枚数が設定される最
大ステープル枚数を越えるかどうかを判定する判定工程
(図7のステップ(4))と、前記判定工程が最大ステ
ープル枚数を越えると判定した場合に、シート材の排紙
位置を調整するオフセット排紙をさせるように前記排紙
装置の排紙状態を変更する変更工程(図7のステップ
(5))とを有するので、最大ステープル枚数を越える
印刷ジョブにおいてユーザが不用意にステープルを指示
してしまっても、自動的にオフセット排紙させるように
排紙装置の排紙状態を制御することができ、ユーザの設
定変更入力負担を大幅に軽減することができる。
【0074】また、排紙されるシート材をジョブ単位に
ステープルしながら仕分けるシート後処理機能を有する
排紙装置(排紙装置4000)と通信可能な印刷装置を
制御する印刷制御装置の印刷制御方法であって、あるい
は、排紙されるシート材をジョブ単位にステープルしな
がら仕分けるシート後処理機能を有する排紙装置と通信
可能な印刷装置を制御するコンピュータが読み出し可能
なプログラムを格納した記憶媒体であって、所定の通信
媒体を介してデータ処理装置から受信した印刷情報を解
析してジョブ毎の印刷枚数を取得する取得工程(図7の
ステップ(3))と、前記取得工程により取得される各
ジョブ毎の印刷枚数が設定される最大ステープル枚数を
越えるかどうかを判定する判定工程(図7のステップ
(4))と、前記判定工程が最大ステープル枚数を越え
ると判定した場合に、排紙されるシート材の位置を調整
させるオフセット排紙コマンドを前記排紙装置に出力す
る出力工程(図7のステップ(5))とを有するので、
最大ステープル枚数を越える印刷ジョブにおいてユーザ
が不用意にステープルを指示してしまっても、自動的に
オフセット排紙させるように排紙装置にオフセット排紙
コマンドを出力でき、ユーザの設定変更入力負担を大幅
に軽減することができる。
【0075】以下、図9に示すメモリマップを参照して
本発明に係る印刷制御装置で読み出し可能なデータ処理
プログラムの構成について説明する。
【0076】図9は、本発明に係る印刷制御装置で読み
出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒
体のメモリマップを説明する図である。
【0077】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0078】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0079】本実施形態における図7,図8に示す機能
が外部からインストールされるプログラムによって、ホ
ストコンピュータにより遂行されていてもよい。そし
て、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD
等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外
部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置
に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0080】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0081】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0082】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク,ハードディ
スク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,C
D−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,RO
M,EEPROM等を用いることができる。
【0083】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0084】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、排紙されるシート材をジョブ単位にス
テープルしながら仕分けるシート後処理機能を有する排
紙装置と通信可能な印刷装置を制御する印刷制御装置で
あって、所定の通信媒体を介してデータ処理装置から受
信した印刷情報を解析してジョブ毎の印刷枚数を取得す
る取得手段と、前記取得手段により取得される各ジョブ
毎の印刷枚数が設定される最大ステープル枚数を越える
かどうかを判定する判定手段と、前記判定手段が最大ス
テープル枚数を越えると判定した場合に、シート材の排
紙位置を調整するオフセット排紙させるように前記排紙
装置の排紙状態を制御する制御手段とを有するので、最
大ステープル枚数を越える印刷ジョブにおいてユーザが
不用意にステープルを指示してしまっても、自動的にオ
フセット排紙させるように排紙装置の排紙状態を制御す
ることができ、最大ステープル枚数を越える印刷ジョブ
の出力と他の印刷ジョブとをユーザが容易に識別できる
ように排紙することができる。
【0086】第2の発明によれば、前記制御手段は、前
記判定手段が最大ステープル枚数を越えると判定した場
合に、排紙されるシート材の位置を調整させるオフセッ
ト排紙コマンドを前記排紙装置に出力するので、最大ス
テープル枚数を越える印刷ジョブにおいてユーザが不用
意にステープルを指示してしまっても、自動的にオフセ
ット排紙させるように排紙装置にオフセット排紙コマン
ドを出力でき、ユーザの設定変更入力負担を大幅に軽減
することができる。
【0087】第3の発明によれば、前記排紙装置は、前
記印刷装置本体に着脱可能に構成したので、排紙装置を
接続してステープルを伴う印刷を行う際に、最大ステー
プル枚数を越えるジョブを受信した時に、最大ステープ
ル枚数を越える印刷ジョブの出力と他の印刷ジョブとを
容易に識別可能とするオフセット排紙を確実に実行さ
せ、従来のユーザによるオフセット操作指示負担を大幅
に軽減できる。
【0088】第4,第5の発明によれば、排紙されるシ
ート材をジョブ単位にステープルしながら仕分けるシー
ト後処理機能を有する排紙装置と通信可能な印刷装置を
制御する印刷制御装置の印刷制御方法であって、あるい
は排紙されるシート材をジョブ単位にステープルしなが
ら仕分けるシート後処理機能を有する排紙装置と通信可
能な印刷装置を制御するコンピュータが読み出し可能な
プログラムを格納した記憶媒体であって、所定の通信媒
体を介してデータ処理装置から受信した印刷情報を解析
してジョブ毎の印刷枚数を取得する取得工程と、前記取
得工程により取得される各ジョブ毎の印刷枚数が設定さ
れる最大ステープル枚数を越えるかどうかを判定する判
定工程と、前記判定工程が最大ステープル枚数を越える
と判定した場合に、シート材の排紙位置を調整するオフ
セット排紙をさせるように前記排紙装置の排紙状態を変
更する変更工程とを有するので、最大ステープル枚数を
越える印刷ジョブにおいてユーザが不用意にステープル
を指示してしまっても、自動的にオフセット排紙させる
ように排紙装置の排紙状態を制御することができ、最大
ステープル枚数を越える印刷ジョブの出力と他の印刷ジ
ョブとをユーザが容易に識別できるように排紙すること
ができる。
【0089】第6,第7の発明によれば、排紙されるシ
ート材をジョブ単位にステープルしながら仕分けるシー
ト後処理機能を有する排紙装置と通信可能な印刷装置を
制御する印刷制御装置の印刷制御方法であって、あるい
は排紙されるシート材をジョブ単位にステープルしなが
ら仕分けるシート後処理機能を有する排紙装置と通信可
能な印刷装置を制御するコンピュータが読み出し可能な
プログラムを格納した記憶媒体であって、所定の通信媒
体を介してデータ処理装置から受信した印刷情報を解析
してジョブ毎の印刷枚数を取得する取得工程と、前記取
得工程により取得される各ジョブ毎の印刷枚数が設定さ
れる最大ステープル枚数を越えるかどうかを判定する判
定工程と、前記判定工程が最大ステープル枚数を越える
と判定した場合に、排紙されるシート材の位置を調整さ
せるオフセット排紙コマンドを前記排紙装置に出力する
出力工程とを有するので、最大ステープル枚数を越える
印刷ジョブにおいてユーザが不用意にステープルを指示
してしまっても、自動的にオフセット排紙させるように
排紙装置にオフセット排紙コマンドを出力でき、ユーザ
の設定変更入力負担を大幅に軽減することができる。
【0090】従って、何らジョブオフセットの指定がな
されていない状態の下でステープル指示され、かつ、印
刷枚数がステープル可能枚数を越える印刷ジョブを受信
しても最大ステープル枚数を越えるジョブの出力を他の
ジョブと容易に識別できる排紙を行える操作性に優れた
印刷制御装置および印刷制御装置の印刷制御方法および
コンピュータが読み出し可能なプログラムを格納した記
憶媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す印刷装置の構成を説
明する断面図である。
【図2】図1に示す印刷装置に装着可能な排紙装置の一
例を説明する外観図である。
【図3】図2に示した搬送機構の内部構造を説明する断
面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示す印刷制御装置を適用
可能な印刷システムの制御構成を説明する図である。
【図5】本発明の一実施形態を示す印刷制御装置を適用
可能な印刷システムの制御構成を説明する図である。
【図6】図5に示した排紙装置におけるジョブオフセッ
ト機能を用いた出力結果を説明する概念図である。
【図7】本発明に係る印刷制御装置における第1のデー
タ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る印刷制御装置における第2のデー
タ処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図9】本発明に係る印刷制御装置で読み出し可能な各
種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマ
ップを説明する図である。
【符号の説明】
1000 LBP 12 プリンタCPU 13 ROM 18 入力部 19 RAM 22 給排紙制御部 3000 ホストコンピュータ 1 CPU 2 RAM 3 ROM 4000 排紙装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排紙されるシート材をジョブ単位にステ
    ープルしながら仕分けるシート後処理機能を有する排紙
    装置と通信可能な印刷装置を制御する印刷制御装置であ
    って、 所定の通信媒体を介してデータ処理装置から受信した印
    刷情報を解析してジョブ毎の印刷枚数を取得する取得手
    段と、 前記取得手段により取得される各ジョブ毎の印刷枚数が
    設定される最大ステープル枚数を越えるかどうかを判定
    する判定手段と、 前記判定手段が最大ステープル枚数を越えると判定した
    場合に、シート材の排紙位置を調整するオフセット排紙
    をさせるように前記排紙装置の排紙状態を制御する制御
    手段と、を有することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記判定手段が最大ス
    テープル枚数を越えると判定した場合に、排紙されるシ
    ート材の位置を調整させるオフセット排紙コマンドを前
    記排紙装置に出力することを特徴とする請求項1記載の
    印刷制御装置。
  3. 【請求項3】 前記排紙装置は、前記印刷装置本体に着
    脱可能に構成したことを特徴とする請求項1記載の印刷
    制御装置。
  4. 【請求項4】 排紙されるシート材をジョブ単位にステ
    ープルしながら仕分けるシート後処理機能を有する排紙
    装置と通信可能な印刷装置を制御する印刷制御装置の印
    刷制御方法であって、 所定の通信媒体を介してデータ処理装置から受信した印
    刷情報を解析してジョブ毎の印刷枚数を取得する取得工
    程と、 前記取得工程により取得される各ジョブ毎の印刷枚数が
    設定される最大ステープル枚数を越えるかどうかを判定
    する判定工程と、 前記判定工程により最大ステープル枚数を越えると判定
    した場合に、シート材の排紙位置を調整するオフセット
    排紙をさせるように前記排紙装置の排紙状態を変更する
    変更工程と、を有することを特徴とする印刷制御装置の
    印刷制御方法。
  5. 【請求項5】 排紙されるシート材をジョブ単位にステ
    ープルしながら仕分けるシート後処理機能を有する排紙
    装置と通信可能な印刷装置を制御するコンピュータが読
    み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 所定の通信媒体を介してデータ処理装置から受信した印
    刷情報を解析してジョブ毎の印刷枚数を取得する取得工
    程と、 前記取得工程により取得される各ジョブ毎の印刷枚数が
    設定される最大ステープル枚数を越えるかどうかを判定
    する判定工程と、 前記判定工程により最大ステープル枚数を越えると判定
    した場合に、シート材の排紙位置を調整するオフセット
    排紙をさせるように前記排紙装置の排紙状態を変更する
    変更工程と、を有することを特徴とするコンピュータが
    読み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
  6. 【請求項6】 排紙されるシート材をジョブ単位にステ
    ープルしながら仕分けるシート後処理機能を有する排紙
    装置と通信可能な印刷装置を制御する印刷制御装置の印
    刷制御方法であって、 所定の通信媒体を介してデータ処理装置から受信した印
    刷情報を解析してジョブ毎の印刷枚数を取得する取得工
    程と、 前記取得工程により取得される各ジョブ毎の印刷枚数が
    設定される最大ステープル枚数を越えるかどうかを判定
    する判定工程と、 前記判定工程により最大ステープル枚数を越えると判定
    した場合に、排紙されるシート材の位置を調整させるオ
    フセット排紙コマンドを前記排紙装置に出力する出力工
    程と、を有することを特徴とする印刷制御装置の印刷制
    御方法。
  7. 【請求項7】 排紙されるシート材をジョブ単位にステ
    ープルしながら仕分けるシート後処理機能を有する排紙
    装置と通信可能な印刷装置を制御するコンピュータが読
    み出し可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、 所定の通信媒体を介してデータ処理装置から受信した印
    刷情報を解析してジョブ毎の印刷枚数を取得する取得工
    程と、 前記取得工程により取得される各ジョブ毎の印刷枚数が
    設定される最大ステープル枚数を越えるかどうかを判定
    する判定工程と、 前記判定工程により最大ステープル枚数を越えると判定
    した場合に、排紙されるシート材の位置を調整させるオ
    フセット排紙コマンドを前記排紙装置に出力する出力工
    程と、を有することを特徴とするコンピュータが読み出
    し可能なプログラムを格納した記憶媒体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004326081A (ja) * 2003-04-09 2004-11-18 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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