JPH1113898A - バタフライ弁 - Google Patents

バタフライ弁

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Publication number
JPH1113898A
JPH1113898A JP16315697A JP16315697A JPH1113898A JP H1113898 A JPH1113898 A JP H1113898A JP 16315697 A JP16315697 A JP 16315697A JP 16315697 A JP16315697 A JP 16315697A JP H1113898 A JPH1113898 A JP H1113898A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
seat ring
peripheral surface
valve box
valve casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16315697A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaharu Tabeta
政晴 多部田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP16315697A priority Critical patent/JPH1113898A/ja
Publication of JPH1113898A publication Critical patent/JPH1113898A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁箱内を流通する流体がシートリングの外周
面に沿って所謂裏漏れしたり管体と弁箱との間から所謂
外部漏れしないようにすること。 【解決手段】 管体1,2間に介在される弁箱3と、該
弁箱3内に開閉可能に配設された弁体5と、弁箱3の内
周面に形成した凹段部15内に配置されて弁体5の外周
面に当接されるシートリング8と、該シートリング8を
凹段部15に係止する押さえ部材10とを有し、弁箱3
の両端面と管体1,2の端部との間にガスケット11,
12が挿入され、管体1,2のフランジ1a,2aどう
しが締結具13により締結され、押さえ部材10の外径
R1がガスケット11,12の内径R2及びシートリン
グ8の外径R3と同一または若干小径に形成され、押さ
え部材10が弁箱3の内周面に移動可能に螺合されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばフランジレ
ス形バタフライ弁などのシール性に優れたバタフライ弁
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバタフライ弁の一例とし
て図4に示すものがある。これは、互いに所定間隔をお
いて同心状に配列した管体1,2間に介在される弁箱3
と、該弁箱3内に弁棒4を介して開閉可能に配設された
弁体5と、弁箱3の内周面に該弁箱3の一端に開口する
ように形成した大小2段の凹段部6,7のうち、奥側の
小径凹段部6内に配置されて弁体5の外周面に当接され
るシートリング8と、出入口側の大径凹段部7内にビス
9により止着されてシートリング8を小径凹段部6に係
止する押さえ部材10とを有し、前記弁箱3の両端面と
両管体1,2の端部のフランジ1a,2aとの間にガス
ケット11,12が挿入されると共に、その弁箱3を挟
んで対向する両フランジ1a,2aがボルト・ナットか
らなる締結具13により一体的に締結されている。
【0003】また、押さえ部材10の外径R1がガスケ
ット11,12の内径R2及びシートリング8の外径R
3よりも大径に形成される(R1>R2,R3)と共
に、押さえ部材10の外側面が弁箱3の端面よりも若干
の間隙αだけ外方に突出され、これによって、締結具1
3の締結力をガスケット11を介して押さえ部材10に
付加し、該押さえ部材10によりシートリング8を小径
凹段部6の側面6aに押し付けてシール性を保持するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
押さえ部材10の外径R1がシートリング8の外径R3
よりも大径に形成されており(R1>R3)、該押さえ
部材10が大径凹段部7の側面7aに当たってシートリ
ング8側に移動できないから、押さえ部材10によるシ
ートリング8への押付力が不足する場合に、弁箱3内を
流通する流体がシートリング8の外周面に沿って所謂裏
漏れする虞れがある。
【0005】また、押さえ部材10の外径R1がガスケ
ット11,12の内径R2よりも大径に形成されており
(R1>R2)、締結具13によりガスケット11が押
さえ部材10の側面に押し付けられているため、その締
結具13の締結力が不足する場合や不均一の場合に、裏
漏れした流体が押さえ部材10と大径凹段部7との間の
隙間から所謂外部漏れする虞れがある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑み、所謂裏漏れ
及び外部漏れが生じないようにしたバタフライ弁を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、互いに所定間隔をおいて同
心状に配列した管体間に介在される弁箱と、該弁箱内に
弁棒を介して開閉可能に配設された弁体と、前記弁箱の
内周面に形成した凹段部内に配置されて前記弁体の外周
面に当接されるシートリングと、該シートリングを前記
凹段部に係止する押さえ部材とを有し、前記弁箱の両端
面と前記管体の端部との間にガスケットが挿入されると
共に、その弁箱を挟んで対向する管体の端部どうしが締
結具により一体的に締結されたバタフライ弁において、
前記押さえ部材の外径が前記ガスケットの内径及びシー
トリングの外径と同一または若干小径に形成されると共
に、該押さえ部材が前記弁箱の内周面に該弁箱の軸心方
向に沿って移動可能に螺合されていることを特徴として
いる。
【0008】上記構成によれば、押さえ部材の外径がシ
ートリングの外径と同一または若干小径に形成されると
共に、該押さえ部材が弁箱の内周面に該弁箱の軸心方向
に沿って移動可能に螺合されているから、その押さえ部
材によるシートリングへの押付力を適正に調整すること
ができ、これによって、弁箱内を流通する流体がシート
リングの外周面に沿って所謂裏漏れしないようにするこ
とができる。
【0009】また、押さえ部材の外径がガスケットの内
径と同一または若干小径に形成され、該ガスケットが弁
箱の端面に当接されており、その弁箱の端面と管体の端
面との間が前記ガスケットによりシールされているの
で、万一裏漏れが生じたとしても、その裏漏れした流体
が所謂外部漏れする虞れがない。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記押さえ部材と前記シートリングとの間
に補助リングが挿入され、該補助リングをシートリング
に向けて押し付けるための調整ねじが前記押さえ部材の
ねじ孔にねじ込まれていることを特徴としている。
【0011】上記構成によれば、調整ねじのねじ込み量
を調整して補助リングをシートリングに押し付けること
により、該シートリングを凹段部に面圧が均一になるよ
うに圧接させて、所謂裏漏れが一層確実に生じないよう
にすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2は本発明の実施の一
形態であるバタフライ弁を示すものであって、弁箱3の
内周面に該弁箱3の一端に開口するように形成した凹段
部15の奥側にシートリング8が配置され、凹段部15
の入口側内周面に形成した雌ねじ部16に押さえ部材1
0の外周面に形成した雄ねじ部10aを螺合させること
により、該押さえ部材10が弁箱3の軸心方向に沿って
移動可能に構成され、その押さえ部材10の外径R1が
ガスケット11,12の内径R2及びシートリング8の
外径R3と同一または若干小径に形成されている。な
お、17は押さえ部材10の側面に突設したシートリン
グ抜け止め用突起部であって、シートリング8の側面に
形成した溝部18に嵌入されている。上記以外の構成は
図4に示す従来例とほぼ同じであるから、同一部分に同
一符号を付してその説明を省略する。
【0013】上記構成によれば、押さえ部材10の外径
R1がシートリング8の外径R3と同一または若干小径
に形成されているから(R1≦R3)、該押さえ部材1
0を弁箱3の軸心方向に沿って前後移動させることによ
り、その押さえ部材10によるシートリング8への押付
力を適正に調整して、シートリング8を凹段部15の側
面15aに圧接させ、弁箱3内を流通する流体がシート
リング8の外周面に沿って所謂裏漏れしないようにする
ことができる。
【0014】また、押さえ部材10の外径R1がガスケ
ット11,12の内径R2と同一または若干小径に形成
され(R1≦R2)、ガスケット11が弁箱3の端面に
当接されており、その弁箱3の端面と管体1のフランジ
1aとの間がガスケット11によりシールされているの
で、万一裏漏れが生じたとしても、その裏漏れした流体
が所謂外部漏れする虞れがない。
【0015】図3は本発明の実施の他の形態であるバタ
フライ弁を示すものであって、押さえ部材10とシート
リング8との間に補助リング20が挿入され、該補助リ
ング20をシートリング8に向けて押し付けるための複
数の調整ねじ21が押さえ部材10のねじ孔にねじ込ま
れている。上記以外の構成は図1及び図2に示す本発明
の実施の一形態とほぼ同じであるから、同一部分に同一
符号を付してその説明を省略する。
【0016】上記構成によれば、各調整ねじ21のねじ
込み量を適宜調整して補助リング20をシートリング8
に押し付けることにより、該シートリング8を凹段部1
5の側面15aに面圧が均一になるように圧接させて、
所謂裏漏れが一層確実に生じないようにすることができ
る。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、押さえ部
材の外径がシートリングの外径と同一または若干小径に
形成されると共に、該押さえ部材が弁箱の内周面に該弁
箱の軸心方向に沿って移動可能に螺合されているから、
その押さえ部材によるシートリングへの押付力を適正に
調整することができ、これによって、弁箱内を流通する
流体がシートリングの外周面に沿って所謂裏漏れしない
ようにすることができる。
【0018】また、押さえ部材の外径がガスケットの内
径と同一または若干小径に形成されおり、該ガスケット
が弁箱の端面に当接されて、そのガスケットにより弁箱
の端面と管体の端面との間がシールされているので、万
一裏漏れが生じたとしても、その裏漏れした流体が所謂
外部漏れする虞れがない。
【0019】請求項2記載の発明によれば、調整ねじの
ねじ込み量を調整して補助リングをシートリングに押し
付けることにより、該シートリングを凹段部に面圧が均
一になるように圧接させて、所謂裏漏れが一層確実に生
じないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の一形態であるバタフライ弁の
縦断面図である。
【図2】 同要部の拡大縦断面図である。
【図3】 本発明の実施の他の形態であるバタフライ弁
の要部の拡大縦断面図である。
【図4】 従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 管体 2 管体 3 弁箱 4 弁棒 5 弁体 8 シートリング 10 押さえ部材 10a 雄ねじ部 11 ガスケット 12 ガスケット 13 締結具 15 凹段部 16 雌ねじ部 20 補助リング 21 調整ねじ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに所定間隔をおいて同心状に配列し
    た管体間に介在される弁箱と、該弁箱内に弁棒を介して
    開閉可能に配設された弁体と、前記弁箱の内周面に形成
    した凹段部内に配置されて前記弁体の外周面に当接され
    るシートリングと、該シートリングを前記凹段部に係止
    する押さえ部材とを有し、前記弁箱の両端面と前記管体
    の端部との間にガスケットが挿入されると共に、その弁
    箱を挟んで対向する管体の端部どうしが締結具により一
    体的に締結されたバタフライ弁において、前記押さえ部
    材の外径が前記ガスケットの内径及びシートリングの外
    径と同一または若干小径に形成されると共に、該押さえ
    部材が前記弁箱の内周面に該弁箱の軸心方向に沿って移
    動可能に螺合されていることを特徴とするバタフライ
    弁。
  2. 【請求項2】 前記押さえ部材と前記シートリングとの
    間に補助リングが挿入され、該補助リングをシートリン
    グに向けて押し付けるための調整ねじが前記押さえ部材
    のねじ孔にねじ込まれていることを特徴とする請求項1
    記載のバタフライ弁。
JP16315697A 1997-06-20 1997-06-20 バタフライ弁 Pending JPH1113898A (ja)

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JP16315697A JPH1113898A (ja) 1997-06-20 1997-06-20 バタフライ弁

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006118097A1 (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Tomoe Technical Research Company Limited 偏心バタフライ弁及びそれに用いられるシートリング
KR102053204B1 (ko) * 2018-06-27 2019-12-06 김윤철 버터플라이 밸브
WO2020098681A1 (zh) * 2018-11-14 2020-05-22 上海鸿研物流技术有限公司 蝶阀

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040210