JPH064153Y2 - 薄肉鋼管と継手部との接続構造 - Google Patents

薄肉鋼管と継手部との接続構造

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JPH064153Y2
JPH064153Y2 JP1988000312U JP31288U JPH064153Y2 JP H064153 Y2 JPH064153 Y2 JP H064153Y2 JP 1988000312 U JP1988000312 U JP 1988000312U JP 31288 U JP31288 U JP 31288U JP H064153 Y2 JPH064153 Y2 JP H064153Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、冷温水、油、空気、ガス等の配管に用いる薄
肉ステンレス鋼管などの薄肉鋼管と管継手、バルブなど
の継手部との接続構造に関し、取扱いが容易であり、し
かも確実強固に接続ができ、信頼性の高い接続構造に関
するものである。
(従来の技術) 薄肉であるためにねじ接続が困難な薄肉ステンレス鋼管
などの薄肉鋼管と管継手、バルブ等の継手部との接続
は、薄肉鋼管の接続端近くの外周面に環状の突起又は溝
を設け、これに継手部を固定し、薄肉鋼管と継手部との
間にパッキンを装着して漏れ止めをする構造が多く用い
られており、これに関する考案が提案されている。
実開昭59−107390号公報記載の接続機構がその
一例である。第4図は当該公報の実施例を示した部分縦
断面図であり、図中21は薄肉ステンレス鋼管、22は
継手本体、23はナット、24はパッキン、25は薄肉
ステンレス鋼管21の外周面に形成した環状の山型突起
部である。この構造では、薄肉鋼管21の山型突起部2
5を形成する時、薄肉鋼管21を外方へ張り出させるの
で、薄肉鋼管21に割れ傷を生ずるおそれがある。ま
た、パッキン24の増し締めができないので、漏れを生
じた時の処置ができない。更に、薄肉鋼管21が挿入さ
れている継手本体22及びナット23の部分が短いの
で、薄肉鋼管21が曲げられた時に、パッキン24の圧
縮状態に影響し、漏れを生じ易い。更に又、薄肉鋼管2
1を引き出したり押し込んだりする力が加わると、山型
突起部21が潰され、パッキン24の圧縮状態が悪くな
り、漏れを生ずるなど、数多くの欠陥を有している。
実開昭55−154878号公報記載の管継手は、上述
のような欠陥のない薄肉鋼管と継手部との接続構造を有
するものであり、第5図はその実施例を示した部分縦断
面図である。第5図において、31は薄肉鋼管、32は
継手本体、33は袋ナット、34はOリング、35は薄
肉鋼管31の外周面に形成した環状溝、36は環状溝3
5に嵌装した断面円形の環状保持リング、37はカラー
であり、カラー37及び袋ナット33が環状保持リング
36に接する位置は、環状保持リング36の断面半径の
0.4倍以下の距離だけ外側にあるようになっている。
このような構造であるために、薄肉鋼管31に環状溝3
5を形成する時、薄肉鋼管31を内方へ張り出させるの
で、薄肉鋼管31に割れ傷を生ずるおそれはない。ま
た、パッキンはOリング34であるので、増し締めをし
なくても漏れることがない。更に、薄肉鋼管31が挿入
されている継手本体32の部分が長く袋ナット33でも
保持しているので、薄肉鋼管31が曲げられてもパッキ
ンであるOリング34のシール性にあまり影響を及ぼさ
ない。更に又、薄肉鋼管31を引き出したり押し込んだ
りする力が加わっても、パッキンであるOリング34の
シール性に影響を及ぼさない。
しかしながら、この構造では、継手部に薄肉鋼管31を
接続する以前では、袋ナット33を緩めると環状保持リ
ング36がカラー37と袋ナット33の間で自由に偏心
移動し、この状態で薄肉鋼管31を継手部に挿入するこ
とは極めて困難である。また、カラー37と袋ナット3
3が環状保持リング36に接する部分は線状接触である
ために漏れ易く、薄肉鋼管31は曲げられたり、引き出
されたり押し込まれたりする力が加わると、上記の線状
接触部が潰れ、パッキンであるOリング34の圧縮度が
緩和されて漏れ易くなるなどの欠点を有している。更に
また、前述のように、カラー37及び袋ナット33が環
状保持リング36に接する位置は、環状保持リング36
の断面中心から断面半径の0.4倍以下の距離だけ外側
になっているに過ぎないので、カラー37と環状保持リ
ング36との接触線と袋ナット33と環状保持リング3
6との接触線との線間距離は、最も狭い断面直径のほぼ
0.4倍の場合でも環状保持リング36の断面直径のほ
ぼ0.92倍に過ぎず、薄肉鋼管31が引き出されたり
押し込まれたりすると、環状保持リング36が袋ナット
33とカラー37の間に押し出されて環状保持リング3
6が環状溝35から外れ、管継手の継手部と薄肉鋼管と
の接続が不確実になって、外れるという重大な欠陥を有
している。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、上記の従来技術の実情に鑑み案出されたもの
で、従来の薄肉鋼管と継手部との接続構造が有する以下
のような課題を解決しようとするものである。
(1)薄肉鋼管に環状の係止部を形成する時に、割れ傷
を生じる。又、ステンレス鋼管等の薄肉鋼管を拡管する
には、特殊工具が必要で、作業性が悪い。
(2)パッキンの増し締めができないため、漏れを生じ
たときの処置ができない。
(3)薄肉鋼管が曲げられたり、引き出されたり押し込
まれたりすると、パッキンの圧縮状態が悪くなり、漏れ
を生ずる。
(4)継手部に薄肉鋼管を挿入して接続することが極め
て困難である。
(5)薄肉鋼管が引き出されたり、押し込まれたりする
と、継手部と薄肉鋼管との接続が不確実になり、外れ易
い。
(6)以上のような多くの欠点を有するため、信頼性に
欠ける。
(課題を解決するための手段) 本考案は、次のような手段によって、上述した課題を解
決しようとするものである。
すなわち、本考案は、薄肉ステンレス鋼管などの薄肉鋼
管と管継手、バルブなどの継手部との接続構造であっ
て、該薄肉鋼管の外周面に断面ほぼ半円形の環状溝を設
け、該環状溝に断面円形の環状保持リングを嵌装し、該
継手部の継手本体の内周面に奥から拡径円錐面、円筒面
及びめねじを順次形成し、該拡径円錐面と該薄肉鋼管の
該外周面とで形成される断面三角形の環状空間に断面略
三角形状の環状パッキンを装着し、該円筒面と該薄肉鋼
管の該外周面とで形成される断面長方形の環状空間に該
環状保持リングを挾持する一対の環状挟持リングを装着
し、該めねじと該薄肉鋼管の該外周面とで形成される断
面ほぼ長方形の環状空間に該めねじに螺合し該薄肉鋼管
に外嵌する環状ブッシングを螺入し、一対の該環状挟持
リングはそれぞれ断面がほぼ長方形であって互いに対面
する側面に内周面に向かった縮径円錐面を形成し、一対
の対向する該縮径円錐面が該環状保持リングに接して該
環状保持リングを挾持させ、一対の環状挾持リングの一
方の挾持リングの外側面と環状パッキンの一側面とを当
接させ、かつ挾持リングの他方の挾持リングの外側面と
環状ブッシングの先端面とを当接させた構成を採用し
た。更に、該環状保持リングは円周上の1個所又は複数
個所に切断部を有するリングとし、また、一対の該環状
挟持リングの一方が該環状ブッシングと一体に形成され
るようにした。更に又、該環状パッキンは断面が内周側
へ開口したほぼV字形であるようにした。
(作用) 本考案の薄肉鋼管と継手部との接続構造の作用を以下に
説明すると、先ず、薄肉ステンレス鋼管などの薄肉鋼管
に、その外周面に断面ほぼ半円形の環状溝を、薄肉鋼管
を内方へ張り出させて形成するので、外方へ張り出させ
て環状突起を形成する場合とは異なり、割れ傷を生ずる
ことはない。又、特殊工具を不必要としているので、作
業性が良い。
環状パッキンは、環状ブッシングを継手本体にねじ込む
ことによって、環状保持リングを挟持する一対の環状挟
持リングを介して圧縮することにより増し締めをして、
漏れを止めることができる。
なお、環状パッキンは、断面を内周面へ開口したほぼV
字形に形成するなど、シール性と増し締め性の優れた形
状にすることによって、パッキン効果を一層高めること
ができる。
また、たとえ薄肉鋼管が曲げられた場合でも、薄肉鋼管
が継手本体と環状ブッシングで保持されている部分が長
く、更に、薄肉鋼管は、環状溝に嵌装された環状保持リ
ングを挟持する環状挟持リングを介して、継手本体の円
筒面で保持されており、環状パッキンに影響を及ぼすこ
とがなく、環状パッキンの圧縮状態が悪くなることがな
いので漏れを生じない。
次に、薄肉鋼管が引き出されたり、押し込まれたりして
も、環状パッキンの圧縮状態を緩めることがないので、
このため漏れることがない。
また、薄肉鋼管を挿入する前の継手部では、環状保持リ
ングが一対の環状挟持リングの対向する縮径円錐面によ
って外方への移動を制限されているので、継手部を分解
しなくても継手部に薄肉鋼管を挿入することが容易であ
り、環状ブッシングの螺入状態を加減して、環状保持リ
ングの拡径又は縮径ができるようにできる。このため、
継手部に薄肉鋼管を容易に接続することができる。ま
た、このような構造であるために、環状保持リングに複
数の切断部を設けて、継手部への薄肉鋼管の挿入及び環
状溝への環状保持リングの嵌装を容易にすることができ
る。
更に、薄肉鋼管が引き出されたり、押し込まれたりして
も、環状保持リングは、一対の環状挟持リングの対向す
る縮径円錐面によって外方への移動が抑止されているの
で、薄肉鋼管と継手部との接続が不確実になって外れる
ことがない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に従って説明する。
第1図は、本考案の薄肉鋼管と継手部との接続構造の一
実施例を示す部分縦断面図である。
第1図において、1は薄肉ステンレス鋼管などの薄肉鋼
管、2は管継手、バルブなどの継手部、3は薄肉鋼管1
の外周面、4は外周面3に設けた断面ほぼ半円形の環状
溝、5は環状溝4に嵌装した断面円形の環状保持リン
グ、6は継手部2の継手本体、7は継手本体6の内周
面、8,9及び10は夫々該内周面7に奥から順次形成
した拡径円錐面、円筒面及びめねじである。また、11
は前記拡径円錐面8と薄肉鋼管1の外周面3とで形成さ
れる断面三角形の環状空間に装着した環状パッキン、1
2,13は前記円筒面9と薄肉鋼管1の外周面3とで形
成される断面長方形の環状空間に装着した断面がほぼ長
方形の一対の環状挟持リングであり、環状挟持リング1
2及び13の互いに対面する側面に内周面に向かった縮
径円錐面14及び15を形成し、この縮径円錐面14及
び15が環状保持リング5を挟持している。また、16
はめねじ10と薄肉鋼管1の内周面3とで形成される断
面ほぼ長方形の環状空間に薄肉鋼管1に外嵌しおねじ1
7をめねじ10に螺合して螺入された環状ブッシングで
ある。なお、この環状ブッシング16に隣接する前記環
状挟持リング13を環状ブッシング16と一体に形成す
ると、部品点数が減り、コストの低減になる。
上記した実施例の接続構造に基づき、薄肉鋼管1と管継
手部2とを接続するには、先ず、薄肉鋼管1に溝用工具
を用いて環状溝4を設ける。次いで、薄肉鋼管1を継手
部2に挿入し、押し入れながら環状ブッシング16を緩
めると、環状保持リング5は外方に広がり、薄肉鋼管1
が環状保持リング5の中に押し入れられる。環状溝4が
環状保持リング5の位置にくるまで薄肉鋼管1を押し入
れて、環状ブッシング16をねじ込むと、環状挟持リン
グ12及び13の縮径円錐面14及び15が環状保持リ
ング5を環状溝4に嵌装するように内側に押し入れる。
更に環状ブッシング16をねじ込むと、環状パッキン1
1は環状保持リング5を挟持する一対の環状挟持リング
13及び12を介して圧縮されて、十分のシール性を得
る。
第2図は、環状パッキン11の種々の断面形状の実施例
を示した部分縦断面図で、同図(b)及び(d)は、断
面を内周側へ開口したほぼV字形にして、シール性と増
し締め性を向上せしめたものである。又、同図(c)及
び(d)は、継手部2の拡径円錐面8に対面する面に、
鋸歯状突起手段を施し、シール性を向上せしめたもので
ある。
なお、環状パッキン11の細部形状等は図示したものに
限らず、突起、凹凸等を設けるなどシール性と増し締め
性の優れた形状を自在に選択し得る。
また、第3図は、環状保持リング5の実施例を示した側
面図で、同図中18は切断部である。同図(a)、
(b)及び(c)は、夫々切断部18を1個所、2個所
又は3個所に有する環状保持リング5を示してあり、切
断部18の設定数は任意であるが、切断部18を複数個
にすると、環状保持リング5に薄肉鋼管1を挿入するの
が容易である。
次に、第1図に示した上記実施例の作用について説明す
る。
薄肉鋼管1の外周面3に断面ほぼ半円形の環状溝4を、
薄肉鋼管1を内方へ張り出させて形成するので、外方へ
張り出させて環状突起を形成する場合とは異なり、割れ
傷を生ずることはない。
環状パッキン11は、環状ブッシング16を継手本体6
にねじ込むことによって、環状保持リング5を挟持する
一対の環状挟持リング12,13を介して圧縮すること
により増し締めして、漏れを止めることができる。
なお、環状パッキン11は、第2図(b)及び(c)の
ように断面ほぼV字形に形成するなど、シール性と増し
締め性の優れた形状にすることによって、パッキン効果
を一層高めることができる。
薄肉鋼管1が曲げられた場合、薄肉鋼管1が継手本体6
を環状ブッシング16で保持されている部分が長く、更
に、薄肉鋼管1は、環状溝4に嵌装された環状保持リン
グ5と、この環状保持リング5を挟持する環状挟持リン
グ12,13を介して、継手本体6の円筒面9で保持さ
れており、環状パッキン11に影響を及ぼすことがな
く、環状パッキン11の圧縮状態が悪くなることがない
ので漏れを生じない。
次に、薄肉鋼管1が引き出されたり、押し込まれたりし
ても、環状パッキン11の圧縮状態を緩めることがない
ので、このために漏れることがない。
また、薄肉鋼管1を挿入する前の継手部2では、環状保
持リング5が一対の環状挟持リング12,13の対向す
る縮径円錐面14,15によって外方への移動を制限さ
れているので、継手部2を分解しなくても継手部2に薄
肉鋼管1を挿入することが容易であり、環状ブッシング
16の螺入状態を加減して、環状保持リング5の拡径又
は縮径ができるようにできる。このため、継手部2に薄
肉鋼管1を容易に接続することができる。また、このよ
うな構造であるため、環状保持リング5に第3図(a)
のように1個所に切断部18を設けるだけでなく、第3
図(b)及び(c)のように複数個所の切断部18を設
けて、継手部2への薄肉鋼管1の挿入及び環状溝4への
環状保持リング5の嵌装を容易にすることができる。
更に、薄肉鋼管1が引き出されたり、押し込まれたりし
ても、環状保持リング5は、一対の環状挟持リング1
2,13の対向する縮径円錐面14,15によって外方
への移動が抑止されているので、薄肉鋼管1と継手部2
との接続が確実になって外れることがない。
(考案の効果) 以上説明たことから明らかなように、本考案の薄肉鋼管
と継手部との接続構造によれば、次のような優れた効果
を生ずる。
(1)薄肉鋼管に環状の係止部を形成する時に、割れ傷
を生じない。又、薄肉鋼管を拡管する特殊工具を不要と
し、その点、溝を付けることは、鋼管の外部より容易に
成型可能で、作業性に優れている。
(2)パッキンの増し締めができ、万一の場合でも漏れ
を止めることができる。
(3)薄肉鋼管が曲げられたり、引き出されたり押し込
まれたりしても、パッキンの圧縮状態が悪くなって漏れ
を生ずることがない。
(4)継手部に薄肉鋼管を挿入して接続することが極め
て容易である。
(5)薄肉鋼管が引き出されたり、押し込まれたりして
も、継手部と薄肉鋼管との接続が確実で、外れることが
ない。
(6)以上のように従来の欠点のほぼ全てを解消できる
ため、極めて信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の薄肉鋼管と継手部との接続構造の一実
施例を示す部分縦断面図、第2図(a)乃至(d)は本
考案で使用する環状パッキンの種々の断面形状の実施例
を示す部分縦断面図、第3図(a)乃至(c)は本考案
で使用する環状保持リングの切断部の異なる実施例を示
す側面図であり、第4図及び第5図は夫々従来の薄肉鋼
管と継手部との接続構造の例を示す部分縦断面図であ
る。 1……薄肉鋼管、2……継手部 3……外周面、4……環状溝 5……環状保持リング、6……継手本体 7……内周面、8……拡径円錐面 9……円筒面、10……めねじ 11……環状パッキン 12,13……環状挟持リング 14,15……縮径円錐面 16……環状ブッシング 18……切断部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】薄肉ステンレス鋼管などの薄肉鋼管と管継
    手、バルブなどの継手部との接続構造であって、該薄肉
    鋼管の外周面に断面ほぼ半円形の環状溝を設け、該環状
    溝に断面円形の環状保持リングを嵌装し、該継手部の継
    手本体の内周面に奥から拡径円錐面、円筒面及びめねじ
    を順次形成し、該拡径円錐面と該薄肉鋼管の該外周面と
    で形成される断面三角形の環状空間に断面略三角形状の
    環状パッキンを装着し、該円筒面と該薄肉鋼管の該外周
    面とで形成される断面長方形の環状空間に該環状保持リ
    ングを挾持する一対の環状挾持リングを装着し、該めね
    じと該薄肉鋼管の該外周面とで形成される断面ほぼ長方
    形の環状空間に該めねじに螺合し該薄肉鋼管に外嵌する
    環状ブッシングを螺入し、一対の該環状挾持リングはそ
    れぞれ断面がほぼ長方形であってその互いに対面する側
    面に内周面に向かった縮径円錐面を形成し、一対の対向
    する該縮径円錐面が該環状保持リングに接して該環状保
    持リングを挾持させ、一対の環状挾持リングの一方の挾
    持リングの外側面と環状パッキンの一側面とを当接さ
    せ、かつ挾持リングの他方の挾持リングの外側面と環状
    ブッシングの先端面とを当接させたことを特徴とする薄
    肉鋼管と継手部との接続構造。
  2. 【請求項2】該環状保持リングは円周上の1個所に切断
    部を有するC字形リングである請求項1記載の薄肉鋼管
    と継手部との接続構造。
  3. 【請求項3】該環状保持リングは円周上の複数個所に切
    断部を有するリングである請求項1記載の薄肉鋼管と継
    手部との接続構造。
  4. 【請求項4】該環状パッキンは断面が内周側へ開口した
    ほぼV字形である請求項1乃至4記載の薄肉鋼管と継手
    部との接続構造。
JP1988000312U 1988-01-07 1988-01-07 薄肉鋼管と継手部との接続構造 Expired - Lifetime JPH064153Y2 (ja)

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JPS6189090A (ja) * 1984-10-08 1986-05-07 Nikka Chem Ind Co Ltd 感熱記録材料

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