JP4179899B2 - 面間調節機能付きバタフライ弁及びその製造方法 - Google Patents

面間調節機能付きバタフライ弁及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、面間調節機能付きバタフライ弁に関し、詳しくは、配管途中へのバタフライ弁の取り付け及び配管途中からのバタフライ弁の取り外しを容易に行うことができるようにした面間調節機能付きバタフライ弁であって、特に、弁箱内周面にゴムライニングを施したバタフライ弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種配管系に設けられている弁が劣化したり、損傷したりしたときには、この弁を取り替える必要を生じる。この場合、弁の面間寸法と配管のフランジ間の寸法とが同一寸法では、配管の間に弁を挿入することができないので、弁自体に面間調節機能を備えていない場合は、別途面間調節用の部材を用意しなければならない。
【0003】
このようなことから、弁箱に設けられている配管接続用管体部の一方に継手管(フランジ短管)を軸方向に移動可能に設けた伸縮継手構造を有する面間調節機能付きの弁が提案されている。このような面間調節機能付きの弁を使用することにより、配管途中への弁の取り付けや取り外しを弁のみで行うことができる(例えば、特許文献1参照。)。一方、比較的小口径の鋳物製のバタフライ弁では、キャビテーション対策等として弁箱の内周面にゴムライニングを施すことが行われている(例えば、特許文献2参照。)。
【0004】
【特許文献1】
実公昭58−13180号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2002−39400号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
各種構造の弁に対して前述のような面間調節機能を付与する場合、配管接続用管体部を受口として内周にシールリングを装着し、この受口にフランジ短管の差口を挿入して軸方向に移動可能な状態とすることが行われている。しかし、弁箱内周面にゴムライニングを施したバタフライ弁にこのような面間調節機能を付与する場合は、配管接続用管体部の受口内周にシールリング装着溝を形成しておいても、弁箱内周面にゴムライニングを施す際に、このシールリング装着溝がゴムで埋まってしまうので、シール部材を装着することができなくなる。
【0007】
そこで本発明は、弁箱内周面にゴムライニングを施したバタフライ弁に面間調節機能を付与する際のフランジ短管と弁箱とのシールを確実に行うことができる構造を備えた面間調節機能付きバタフライ弁及びその製造方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の面間調節機能付きバタフライ弁は、弁箱の配管接続用管体部に面間調節用のフランジ短管を軸方向に移動可能に挿入した面間調節機能付きバタフライ弁において、前記配管接続用管体部の端部内周面に設けられた雌ねじ部と、外周面に前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有し、内周面にシールリング装着溝を有するスリーブと、該スリーブの内周面を除く前記弁箱の内周面に形成されたゴムライニングと、前記スリーブに挿入される差口及び配管接続用のフランジを有するフランジ短管と、前記シールリング装着溝に装着され、前記差口をスリーブに対して移動可能な状態でシールするシールリングとを備えていることを特徴としている。なお、前記シールリング装着溝を前記スリーブの内周面に代えて前記差口の外周面に設け、前記シールリングを差口外周面のシールリング装着溝に装着することもできる。
【0009】
また、本発明の面間調節機能付きバタフライ弁の製造方法は、弁箱の配管接続用管体部に面間調節用のフランジ短管を軸方向に移動可能に挿入した面間調節機能付きバタフライ弁の製造方法において、前記配管接続用管体部の端部内周面に雌ねじ部を形成する工程と、外周面に前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有し、内周面にシールリング装着溝を有するスリーブを前記雌ねじ部に螺着する工程と、前記スリーブの内周面を除く弁箱の内周面にゴムライニングを形成する工程と、前記シールリング装着溝にシールリングを装着する工程と、前記スリーブに挿入される差口及び配管接続用のフランジを有するフランジ短管の前記差口を、前記スリーブに軸方向に移動可能な状態に挿入する工程とを含むことを特徴としている。
【0010】
さらに、面間調節機能付きバタフライ弁の他の製造方法として、弁箱の配管接続用管体部に面間調節用のフランジ短管を軸方向に移動可能に挿入した面間調節機能付きバタフライ弁の製造方法において、前記配管接続用管体部の内周面に雌ねじ部を形成する工程と、前記雌ねじ部を除く弁箱の内周面にゴムライニングを形成する工程と、内周面にシールリング装着溝を有するスリーブを前記雌ねじ部に螺着する工程と、前記シールリング装着溝にシールリングを装着する工程と、前記スリーブに挿入される差口及び配管接続用のフランジを有するフランジ短管の前記差口を、前記スリーブに軸方向に移動可能な状態に挿入する工程とを含むことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一形態例を示す面間調節機能付きバタフライ弁の一部断面平面図、図2は要部の断面図、図3はスリーブを弁箱挿入側から見た斜視図、図4はスリーブの断面図、図5はスリーブを弁箱開口端側から見た正面図、図6はゴムライニング形成前の状態を示す弁箱及び金型の断面図、図7はゴムライニング形成時の状態を示す弁箱及び金型の断面図、図8はゴムライニング形成工程を説明するための要部の断面図、図9は金型に対する弁箱の向きを異なる状態とした断面図、図10はリング状突起に切欠部を設けたスリーブの斜視図、図11は他のゴムライニング形成工程を説明するための要部の断面図である。
【0012】
本形態例に示す面間調節機能付きバタフライ弁10は、流路を開閉する弁体11を収納した弁箱12の内周面にゴムライニング13を施したバタフライ弁における一方の配管接続用管体部に面間調節機能を付加したものである。すなわち、図1において左側に示した配管接続用管体部14は、先端外周にフランジ15を設けて通常のフランジ接合を行うように形成しており、図1において右側に示した配管接続用管体部16には、金属製で内周面が平滑なスリーブ17を介してフランジ短管18を軸方向に移動可能な状態で挿入し、バタフライ弁10の面間寸法を調節可能な状態としている。なお、バタフライ弁自体の構造は、従来からの通常のバタフライ弁と同様に形成することができるので、これらの詳細な図示及び説明は省略する。
【0013】
図2に拡大して示すように、スリーブ17を取り付ける配管接続用管体部16の端部内周面には、スリーブ螺着用の雌ねじ部21が形成されており、この雌ねじ部21に、スリーブ17の外周面に設けられた雄ねじ部22が螺合している。スリーブ17は、図3乃至図5に示すように、内周面にシールリング23を装着するためのシールリング装着溝24が、弁箱側先端面にリング状突起26が、外側面に複数の螺合治具係合穴27が、それぞれ設けられている。前記リング状突起26は、内周面がスリーブ17の内周面と面一で、外周面先端方向が内周側に傾斜した円錐面となっている。このスリーブ17は、水密性を得るためのシール剤をねじ面に塗布した状態で前記雌ねじ部21に螺着される。
【0014】
前記フランジ短管18は、スリーブ17内に挿入される差口28と配管接続用のフランジ29とを有するものであって、フランジ29と弁箱12との間には、弁箱12に対してフランジ短管18を軸方向に移動させるためのフランジ短管移動手段30が設けられている。
【0015】
前記ゴムライニング13は、図6及び図7に示す構造のゴムライニング用金型31を用いることにより、前記スリーブ17の内周面を除く弁箱12の内周面に形成することができる。このゴムライニング用金型31は、弁箱12の両端開口からそれぞれ弁箱内に挿入される下型32及び上型33と、弁箱中央部に設けられている弁棒挿通孔12aに挿入される一対のネック34とで構成されている。
【0016】
下型32は、弁箱12のスリーブ側開口端を載置した状態となる基板部35と、基板部側外周面が前記スリーブ17の内周面に当接するとともに、先端部外周面と弁箱12の内周面との間にゴムライニング形成用の隙間を形成する円筒形の胴部36と、胴部上面中心から突出した嵌合凸部37とを有している。また、上型33は、弁箱12の開口端に当接する基板部38と、弁箱12の内周面との間にゴムライニング形成用の隙間を形成する円筒形の胴部39とからなるもので、胴部39の中心には、前記嵌合凸部37が嵌入する嵌合孔40が設けられている。さらに、下型32及び上型33の内部には、加熱用蒸気を導入するための蒸気室41,42及び蒸気通路43,44がそれぞれ設けられている。前記ネック34は、弁棒挿通孔12aの内周面に当接する丸棒状のものであって、先端は下型32の胴部外周面に当接する形状となっている。
【0017】
ゴムライニング13の形成は、まず、図6及び図8(A)に示すように、配管接続用管体部16の雌ねじ部21にスリーブ17を螺着した後、下型32の胴部36をスリーブ17が取り付けられた配管接続用管体部16に挿入して開口端に基板部35を当接させるとともに、弁棒挿通孔12aにネック34をそれぞれ挿入した状態で、下型32の胴部上面に未加硫のゴム原料45を載置し、上型33を配管接続用管体部14に挿入して下型方向にプレス加圧することにより行われる。これにより、図7及び図8(B)に示すように、ゴム原料45が両胴部36,39の突き合わせ面部分から各胴部外周面と弁箱内周面との間に押し込まれるように流動し、スリーブ17の内周面を除く弁箱12の内周面にゴム原料が行き渡った状態となる。この状態で加硫操作を行うことにより、弁箱12の内周面に所定のゴムライニング13が施された状態となる。
【0018】
また、ゴム原料がリング状突起26の外周面側に流入し、加硫後のゴムライニング13とスリーブ17の先端とが、リング状突起26を介して接触した状態となるので、スリーブ先端を平面とした場合に比べてゴムとスリーブ先端部分との接触面積が増加し、ゴムライニング13とスリーブ17との密着性をより高めることができる。
【0019】
このようにしてゴムライニング13を形成した後、図8(C)に示すように、スリーブ17のシールリング装着溝24にシールリング23を装着した後、スリーブ17内にフランジ短管18の差口28を挿入するとともに、フランジ短管移動手段30によって弁箱12とフランジ短管18とを連結する。
【0020】
フランジ短管移動手段30は、配管接続用管体部16の外周面から突出した複数の弁箱側ボルト挿通部51と、フランジ短管18のフランジ外周から突出した複数の継手側ボルト挿通部52と、弁箱側ボルト挿通部51及び短管側ボルト挿通部52を貫通するように設けられたボルト(ねじ棒)53と、弁箱側ボルト挿通部51及び短管側ボルト挿通部52の両面でボルト53にそれぞれ螺合した4個のナット54,55,56,57とで形成されている。
【0021】
このフランジ短管移動手段30は、前記ボルト53に螺合した前記各ナット54,55,56,57を各ボルト挿通部51,52に向けてそれぞれ締め付けることにより、両ボルト挿通部51,52を介してフランジ短管18を配管接続用管体部16に連結した状態とし、両者の位置関係を確実に保持することができる。そして、両ボルト挿通部51,52に対して外側に位置するナット54,57を緩めた状態で、内側に位置するナット55,56を各ボルト挿通部51,52の方向に移動するように回転させ、これらのナット55,56の推進力で両ボルト挿通部51,52を離間させることにより、フランジ短管18を弁箱12から突出させる方向に移動させて両フランジ15,29の面間寸法を広げることができる。逆に、内側のナット55,56を緩めた状態で、外側のナット54,57を締め付けて両ボルト挿通部51,52を近接する方向に移動させ、フランジ短管18を弁箱12内に引き込むことにより、両フランジ15,29の面間寸法を狭めることができる。
【0022】
このとき、前記シールリング23をスリーブ17のシールリング装着溝24に装着しているので、フランジ短管18の挿入時や移動時に生じる差口外周面との摩擦によってシールリング23がシールリング装着溝24から外れたりすることがなくなり、スリーブ17と差口28との間のシール性を確実に保つことができる。
【0023】
この面間調節機能付きバタフライ弁10を配管中に挿入する際には、面間寸法を最小にした状態で配管接続用管体部14のフランジ15を一方の配管(図示せず)に接続した後、上述のようにして両フランジ15,29の面間寸法を調節し、前記フランジ29と配管61のフランジ62とをボルト63を用いて連結する。
【0024】
また、図9に示すように、前記ゴムライニング形成工程において、金型に対する弁箱の向きを上下に逆転させることも可能であり、図10に示すように、ゴム原料がリング状突起26の外周面側に流入するときの空気抜きとしてリング状突起26の一部に切欠部25を設けておくこともできる。
【0025】
さらに、前記ゴムライニング13の形成は、図11に示すように、スリーブ17を装着する前に行うことも可能である。図11(A)に示す下型46は、前記雌ねじ部21に対応する部分の胴部外周に拡径部47を形成し、この拡径部47の外周面で雌ねじ部21を覆うとともに、拡径部47の先端段部48を雌ねじ部21の終端段部21aに当接させるようにしている。このような下型46を用いて原料ゴム45を雌ねじ部21を除く弁箱12の内周面に行き渡らせてから加硫操作を行うことにより、雌ねじ部21の部分を除いた弁箱12の内周面にゴムライニング13を形成することができる。ゴムライニング13を形成した後、図11(B)に示す用に、前記雌ねじ部21にスリーブ17を螺着してシールリング23を装着することにより、最終的には、図8に示した工程で得られたものと同じような状態の弁箱12を得ることができる。
【0026】
なお、図11に示す工程でゴムライニング13を形成する場合、スリーブ17にリング状突起26が設けられているときには、先端段部48の形状をリング状突起26に対応させた形状としておけばよい。このとき、リング状突起26には、空気抜きとなる切欠部25を設ける必要はない。また、スリーブ17の先端面にリング状突起26を設けずに平面としておき、ゴムライニング13とスリーブ17の先端とを平面で突き合わせるようにしてもよく、接着剤で接着するようにしてもよい。
【0027】
また、スリーブ17の内周面にはゴムライニングや粉体塗装が施されていないので、シールリング装着溝24をスリーブ17の内周面に設けず、フランジ短管18の差口外周面にシールリング装着溝を設け、このシールリング装着溝にシールリングを装着するようにしても、スリーブ17とフランジ短管18との間をシールすることができる。さらに、スリーブ17の内径は、ゴムライニング13の内径と同一としているが、異なる内径、例えばゴムライニング13の内径よりも大径とすることも可能であり、例えば、フランジ短管18における差口28の内径が、ゴムライニング13及び配管61の内径と同一となるように設定することもできる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の面間調節機能付きバタフライ弁によれば、内周面にゴムライニングを施した弁箱と、配管接続用管体部に挿入された面間調節用のフランジ短管との間を確実にシールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一形態例を示す面間調節機能付きバタフライ弁の一部断面平面図である。
【図2】 同じく要部の断面図である。
【図3】 スリーブを弁箱挿入側から見た斜視図である。
【図4】 スリーブを弁箱開口端側から見た正面図である。
【図5】 スリーブの断面図である。
【図6】 ゴムライニング形成前の状態を示す弁箱及び金型の断面図である。
【図7】 ゴムライニング形成時の状態を示す弁箱及び金型の断面図である。
【図8】 ゴムライニング形成工程を説明するための要部の断面図である。
【図9】 ゴムライニング用金型に対する弁箱の向きを異なる状態とした例を示す断面図である。
【図10】 リング状突起に切欠部を設けたスリーブの斜視図である。
【図11】 他のゴムライニング形成工程を説明するための要部の断面図である。
【符号の説明】
10…面間調節機能付きバタフライ弁、11…弁体、12…弁箱、12a…弁棒挿通孔、13…ゴムライニング、14…配管接続用管体部、15…フランジ、16…配管接続用管体部、17…スリーブ、18…フランジ短管、21…雌ねじ部、21a…終端段部、22…雄ねじ部、23…シールリング、24…シールリング装着溝、25…切欠部、26…リング状突起、27…螺合治具係合穴、28…差口、29…フランジ、30…フランジ短管移動手段、31…ゴムライニング用金型、32…下型、33…上型、34…ネック、35…基板部、36…胴部、37…嵌合凸部、38…基板部、39…胴部、40…嵌合孔、41,42…蒸気室、43,44…蒸気通路、45…ゴム原料、51…弁箱側ボルト挿通部、52…継手側ボルト挿通部、53…ボルト、54,55,56,57…ナット、61…配管、62…フランジ、63…ボルト、46…下型、47…拡径部、48…先端段部

Claims (4)

  1. 弁箱の配管接続用管体部に面間調節用のフランジ短管を軸方向に移動可能に挿入した面間調節機能付きバタフライ弁において、前記配管接続用管体部の端部内周面に設けられた雌ねじ部と、外周面に前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有し、内周面にシールリング装着溝を有するスリーブと、該スリーブの内周面を除く前記弁箱の内周面に形成されたゴムライニングと、前記スリーブに挿入される差口及び配管接続用のフランジを有するフランジ短管と、前記シールリング装着溝に装着され、前記差口をスリーブに対して移動可能な状態でシールするシールリングとを備えていることを特徴とする面間調節機能付きバタフライ弁。
  2. 前記シールリング装着溝を、前記スリーブの内周面に代えて前記差口の外周面に設け、前記シールリングを差口外周面のシールリング装着溝に装着したことを特徴とする請求項1記載の面間調節機能付きバタフライ弁。
  3. 弁箱の配管接続用管体部に面間調節用のフランジ短管を軸方向に移動可能に挿入した面間調節機能付きバタフライ弁の製造方法において、前記配管接続用管体部の端部内周面に雌ねじ部を形成する工程と、外周面に前記雌ねじ部に螺合する雄ねじ部を有し、内周面にシールリング装着溝を有するスリーブを前記雌ねじ部に螺着する工程と、前記スリーブの内周面を除く弁箱の内周面にゴムライニングを形成する工程と、前記シールリング装着溝にシールリングを装着する工程と、前記スリーブに挿入される差口及び配管接続用のフランジを有するフランジ短管の前記差口を、前記スリーブに軸方向に移動可能な状態に挿入する工程とを含むことを特徴とする面間調節機能付きバタフライ弁の製造方法。
  4. 弁箱の配管接続用管体部に面間調節用のフランジ短管を軸方向に移動可能に挿入した面間調節機能付きバタフライ弁の製造方法において、前記配管接続用管体部の内周面に雌ねじ部を形成する工程と、前記雌ねじ部を除く弁箱の内周面にゴムライニングを形成する工程と、内周面にシールリング装着溝を有するスリーブを前記雌ねじ部に螺着する工程と、前記シールリング装着溝にシールリングを装着する工程と、前記スリーブに挿入される差口及び配管接続用のフランジを有するフランジ短管の前記差口を、前記スリーブに軸方向に移動可能な状態に挿入する工程とを含むことを特徴とする面間調節機能付きバタフライ弁の製造方法。
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