JPH11138921A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

Info

Publication number
JPH11138921A
JPH11138921A JP9319075A JP31907597A JPH11138921A JP H11138921 A JPH11138921 A JP H11138921A JP 9319075 A JP9319075 A JP 9319075A JP 31907597 A JP31907597 A JP 31907597A JP H11138921 A JPH11138921 A JP H11138921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image quality
quality level
printing
lower limit
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9319075A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaatsu Kai
久淳 甲斐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9319075A priority Critical patent/JPH11138921A/ja
Publication of JPH11138921A publication Critical patent/JPH11138921A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オペレータが許容する画像レベル以上での印
刷の実行が保障されるプリンタを提供する。 【解決手段】 ホスト装置12からホストインタフェー
ス11を介して受信されるプリントデータに基づき、C
PU1の演算手段により、印刷可能な最適画質レベルが
演算され、オペレータがパネル装置10から設定した許
容下限の画質レベルと、比較手段により比較されて、最
適画質レベルが、オペレータにより設定された許容下限
の画質レベルと、同等か許容下限の画質レベルを越えて
いる判定されると、CPU1の指令によって、エンジン
インタフェース7を介してエンジン8が駆動されて印刷
が実行され、許容下限の画質レベル以下であると、CP
U1の指令によって、印刷が中止されるので、オペレー
タが設定した許容下限の画質レベル以下の画質レベルで
の印刷が無駄に行なわれることが防止可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷時のビットマ
ップデータのメモリサイズを、ビットマップデータ展開
用のフレームメモリの容量に応じて変更し、画質レベル
を変化させてプリント動作を行なうプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタにおいては、印刷するページの
プリント特性によって、ビットマップデータのメモリサ
イズが異なるので、印刷時にビットマップデータ展開用
のフレームメモリの容量が不足することがある。このよ
うな場合には、従来プリンタ側で自動的に最低の画質レ
ベルまで画質を低下させて印刷が行なわれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のプリン
タでは、ビットマップ展開用のフレームメモリの容量の
不足時の画質レベルの低下によって、オペレータが許容
できない画質レベルで印刷が行なわれることがあり、印
刷文書が無駄に破棄されることがあった。
【0004】本発明は、前述したようなこの種のプリン
タの動作の現状に鑑みてなされたものであり、その目的
はオペレータにより許容される画像レベル以上での印刷
の実行が保障されるプリンタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、印刷時のビットマップデー
タのメモリサイズを、前記ビットマップデータ展開用の
フレームメモリの容量に応じて変更し、画質レベルを変
化させてプリント動作を行なうプリンタであり、複数段
階の画質レベルから、許容下限の画質レベルを選択設定
する画質レベル設定手段と、該画質レベル設定手段が選
択設定した画質レベル以下の画質レベルでの印刷を禁止
する禁止手段と、を有することを特徴とするものであ
る。
【0006】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、請求項1記載のプリンタに対して、印
刷するページのプリント特性を解析し前記フレームメモ
リの容量に応じた最適画質レベルを演算する演算手段
と、該演算手段が演算した最適画質レベルが、前記許容
下限の画質レベルと同等かもしくは前記許容下限画質レ
ベルを越えていると、前記最適画質レベルでの印刷を実
行する印刷実行手段と、を有することを特徴とするもの
である。
【0007】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項2記載のプリンタに対して、前
記最適画質レベルでのプリント動作時に、前記フレーム
メモリの容量が不足すると、画質レベルの再設定もしく
はプリント動作の停止を選択する選択手段が設けられて
いることを特徴とするものである。
【0008】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、請求項3記載のプリンタに対して、前
記選択手段での選択時に、現在設定されている画質レベ
ルとプリント可能な画質レベルとを表示する表示手段が
設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]本発明の第
1の実施の形態を、図1及び図2を参照して説明する。
図1は本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図、
図2は同実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【0010】本実施の形態では、図1に示すように、全
体の動作を制御するCPU1に、バスBを介して、動作
時にCPU1のワークメモリ、入力データのバッファ、
プリントデータのページバッファ、ダウンロードフォン
ト用のメモリとして使用されるRAM6、フォントデー
タが格納されるフォントROM5、制御プログラムが格
納されるプログラムROM4、パネル装置からの指令を
記録するNVRAM3が接続され、フォントデータや制
御プログラムを外部から供給するICカード2が接続可
能になっている。
【0011】同様に、CPU1にバスBを介して、エン
ジンとのインタフェース動作を行なうエンジンインタフ
ェース7、パネル装置とのインタフェース動作を行なう
パネルインタフェース9、ホスト装置とのインタフェー
ス動作を行なうホストインタフェース11、及びディス
クとのインタェース動作を行なうディスクインタフェー
ス13が接続されている。そして、エンジンインタフェ
ース7にプリント動作を行なうエンジン8が、パネルイ
ンタフェース9に、各種の指令信号を入力し、各種のデ
ータの表示部を備えたパネル装置10が、セントロI/
F、RS232Cなどのホストインタフェース11にホ
スト装置12が、ディスクインタフェース13に、各種
のデータが格納されるディスク14がそれぞれ接続され
ている。
【0012】そして、本実施の形態では、CPU1に、
用紙サイズとメモリの容量とから印刷可能な最適画質レ
ベルを演算する演算手段と、演算した最適画質レベルと
指定画質レベルとを比較する比較手段とが設けられてい
る。
【0013】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。図2のフローチャートのステップS1で、ホス
ト装置12からのプリントデータが、ホストインタフェ
ース11を介して受信されると、CPU1の指令によっ
て、受信プリントデータはRAM6に格納され、ステッ
プS2において、受信データが中間コードデータに展開
され、オペレータは、パネル装置10から、許容下限の
画質レベルを設定し、ステップS3に進んで、CPU1
の演算手段によって、指定用紙サイズとメモリの状態か
ら、印刷可能な最適画質レベル(諧調、解像度)が演算
される。次いで、ステップS4において、CPU1の比
較手段によって、演算された最適画質レベルが、オペレ
ータにより設定された許容下限の画質レベルと、同等か
許容下限の画質レベルを越えているか否かの判定が行な
われる。
【0014】ステップS4において、演算された最適画
質レベルが、オペレータにより設定された許容下限の画
質レベルと、同等か許容下限の画質レベルを越えている
判定されると、ステップS5に進んで、CPU1の指令
によって、受信されたプリントデータがビットマップに
展開され、ステップS6で、CPU1の指令によって、
エンジンインタフェース7を介してエンジン2が駆動さ
れ、受信プリントデータに基づくプリント動作が実行さ
れる。
【0015】一方、ステップS4で、演算された最適画
質レベルが、オペレータにより設定された許容下限の画
質レベルを下回ると判定されると、ステップS7に進ん
で、CPU1の指令によって、パネルインタフェース9
を介して、パネル装置10にエラー表示が行なわれ、ス
テップS8に進んで、CPU1の指令によって、RAM
6に格納されている受信プリントデータは破棄される。
【0016】このように、本実施の形態によると、受信
プリントデータに基づき、CPU1の演算手段により、
印刷可能な最適画質レベルが演算され、オペレータが設
定した許容下限の画質レベルと、比較手段により比較さ
れて、最適画質レベルが、オペレータにより設定された
許容下限の画質レベルと、同等か許容下限の画質レベル
を越えている判定されると印刷が実行され、許容下限の
画質レベル以下であると印刷が中止されるので、オペレ
ータが設定した許容下限の画質レベル以下の画質レベル
での印刷が無駄に行なわれることが防止可能になる。
【0017】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態を、図3を参照して説明する。図3は本実施の形
態の動作を示すフローチャートである。
【0018】本実施の形態は、すでに説明した第1の実
施の形態に対して、CPU1に、演算手段で演算した最
適画質レベルでのプリント動作の実行時に、RAM6の
フレームメモリの容量の不足が発生したことを検知し、
演算手段に再度最適画質レベルの演算を行なわせる制御
手段が設けられている。本実施の形態のその他の部分の
構成は、すでに説明した第1の実施の形態と同一なので
重複する説明は行なわない。
【0019】このような構成の本実施の構成の動作を説
明する。図3のフローチャートのステップS11で、ホ
スト装置12からのプリントデータが、ホストインタフ
ェース11を介して受信されると、CPU1の指令によ
って、受信プリントデータはRAM6に格納され、ステ
ップS12において、受信データが中間コードデータに
展開され、オペレータは、パネル装置10から、許容下
限の画質レベルを設定し、ステップS13に進んで、C
PU1の演算手段によって、用紙サイズとメモリの状態
から、印刷可能な最適画質レベルが演算され、CPU1
の比較手段によって、演算された最適画質レベルが、オ
ペレータにより設定された許容下限の画質レベルと、同
等か許容下限の画質レベルを越えているか否かの判定が
行なわれる。
【0020】ステップS13において、演算された最適
画質レベルが、オペレータにより設定された許容下限の
画質レベルと、同等か許容下限の画質レベルを越えてい
る判定されると、ステップS14に進んで、CPU1の
指令によって、受信されたプリントデータがビットマッ
プに展開され、ステップS15に進んで、CPU1の制
御手段によって、データの圧縮などにより、RAM6の
フレームメモリの容量の不足がないか否かが判定され、
フレームメモリの容量の不足がないと判定されると、ス
テップS16に進んで、CPU1の指令によって、エン
ジンインタフェース7を介してエンジン2が駆動され、
受信プリントデータに基づくプリント動作が実行され
る。
【0021】一方、ステップS15で、RAM6のフレ
ームメモリの容量が不足であると判定されると、ステッ
プS19に進んで、CPU1の制御手段によって、演算
手段が制御され、演算手段によって、再度最適画質レベ
ルの演算を行なわれ、ステップS13に戻って、演算さ
れた最適画像レベルが、オペレータにより設定された許
容加減の画質レベルと、同等か許容下限の画質レベルを
越えていると判定されるまで、同一処理が実行される。
【0022】また、ステップS13で、演算される最適
画質レベルが、最終的にオペレータにより設定された許
容下限の画質レベルを下回ると判定されると、ステップ
S17に進んで、CPU1の指令によって、パネルイン
タフェース9を介して、パネル装置10にエラー表示が
行なわれ、ステップS18に進んで、CPU1の指令に
よって、RAM6に格納されている受信プリントデータ
は破棄される。
【0023】このようにして、本実施の形態によると、
すでに説明した第1の実施の形態で得られる効果に加え
て、CPU1の制御手段によって、演算された画像レベ
ルでのプリント動作に際して、RAM6のフレームメモ
リの容量に不足がないかが判定され、フレームメモリの
容量が不足であると、演算手段にフレームメモリの容量
に不足がなくなるまで、最適画像レベルの演算を繰り返
させるので、常に、オペレータが設定した許容下限の画
質レベルと同等以上の画質レベルで、データの圧縮など
により、フレームメモリの容量が不足することのない画
質レベルでの印刷が実行される。
【0024】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施
の形態を、図4を参照して説明する。本実施の形態は、
すでに説明した第1の実施の形態において、CPU1の
演算手段が、用紙サイズとメモリ容量に基づく最適画像
レベルの演算に加えて、印刷データの文字サイズ、文字
種類、文字とグラフィクスの構成比に基づく許容最低画
像レベルの演算と設定をも実行するように構成されてい
る。本実施の形態のその他の部分の構成は、すでに説明
した第1の実施の形態と同一なので、重複する説明は行
なわない。
【0025】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。図4のフローチャートのステップS21で、ホ
スト装置12からのプリントデータが、ホストインタフ
ェース11を介して受信されると、CPU1の指令によ
って、受信プリントデータはRAM6に格納され、ステ
ップS22において、受信データが中間コードデータに
展開され、ステップS23に進んで、CPU1の演算手
段によって、指定用紙サイズとメモリの状態から、印刷
可能な最適画質レベル(諧調、解像度)が演算される。
次いで、ステップS24に進んで、CPU1の演算手段
によって、印刷データの文字サイズ、文字種類、文字と
グラフィクスの構成比に応じて、許容される下限画像レ
ベルが演算され、演算値が許容下限画質レベルとして設
定される。そして、ステップS25に進んで、CPU1
の比較手段によって、演算された最適画質レベルが、設
定された許容下限の画質レベルと、同等か許容下限の画
質レベルを越えているか否かの判定が行なわれる。
【0026】ステップS25において、演算された最適
画質レベルが、設定された許容下限の画質レベルと、同
等か許容下限の画質レベルを越えている判定されると、
ステップS26に進んで、CPU1の指令によって、受
信されたプリントデータがビットマップに展開され、ス
テップS27で、CPU1の指令によって、エンジンイ
ンタフェース7を介してエンジン2が駆動され、受信プ
リントデータに基づくプリント動作が実行される。
【0027】一方、ステップS25で、演算された最適
画質レベルが、設定された許容下限の画質レベルを下回
ると判定されると、ステップS28に進んで、CPU1
の指令によって、パネルインタフェース9を介して、パ
ネル装置10にエラー表示が行なわれ、ステップS29
に進んで、CPU1の指令によって、RAM6に格納さ
れている受信プリントデータは破棄される。
【0028】このように、本実施の形態によると、受信
プリントデータに基づき、CPU1の演算手段により、
印刷可能な最適画質レベルが演算され、また、印刷条件
に応じた許容下限の画質レベルが演算設定され、比較手
段により、最適画質レベルが、設定された許容下限の画
質レベルと、同等か許容下限の画質レベルを越えている
判定されると印刷が実行され、許容下限の画質レベル以
下であると印刷が中止されるので、オペレータが設定し
た許容下限の画質レベル以下の画質レベルでの印刷が無
駄に行なわれることが防止可能になる。
【0029】[第4の実施の形態]本発明の第4の実施
の形態を、図5を参照して説明する。本実施の形態で
は、すでに説明した第3の実施の形態に対して、CPU
1に、演算された最適画質レベルが、印刷条件に応じて
設定された許容下限の画質レベルに達しないと、エラー
表示と共に今後の処理の選択肢を表示する表示手段が設
けられている。
【0030】本実施の形態のその他の部分の構成は、す
でに説明した第3の実施の形態と同一なので、重複する
説明は行なわない。
【0031】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。本実施の形態の動作を示す図5のフローチャー
トのステップS31ないしステップS35の動作は、す
でに説明した第3の実施の形態の動作を示す図4のフロ
ーチャートのステップS21ないしステップS25と同
一なので、重複する説明は行なわない。
【0032】本実施の形態では、ステップS35で、演
算された最適画質レベルが、印刷条件に応じて設定され
た許容下限の画質レベルに達しないと判定されると、ス
テップS38に進んで、CPU1の表示手段によって、
パネル装置10にエラー表示と処理の選択肢が表示さ
れ、ステップS39に進んで、印刷キャンセルか否かが
判定され、オペレータが印刷を継続する選択をすると、
ステップS41に進んで、CPU1の演算手段により、
最適画質レベルの再設定が行なわれ、ステップS35に
戻って同一の処理が繰り返される。一方、ステップS3
9で、印刷の中止が選択されると、ステップS40に進
んで、CPU1の指令によって、RAM6に格納されて
いる受信プリントデータは破棄され処理が終了する。
【0033】本実施の形態のステップS36及びステッ
プS37の動作は、すでに説明した第3の実施の形態の
動作のステップS26及びステップS27と同一であ
る。
【0034】このように、本実施の形態によると、すで
に説明した第3の実施の形態で得られる効果に加えて、
演算された最適画質レベルが、印刷条件に応じて設定さ
れた許容下限の画質レベルに達しないと、パネル装置1
0にエラー表示と共に、印刷の中止と継続の何れの選択
を行なうかが表示されるので、オペレータの選択によ
り、さらに画質レベルを変更してプリントを実行するこ
とが可能になる。
【0035】[第5の実施の形態]本発明の第5の実施
の形態を、図6を参照して説明する。本実施の形態で
は、すでに説明した第3の実施の形態に対して、CPU
1に、演算された最適画質レベルが、印刷条件に応じて
設定された許容下限の画質レベルに達しないと、エラー
表示と共に、演算された最適画質レベル、許容下限の画
質レベル、及び今後の処理の選択肢を表示する表示手段
が設けられている。
【0036】本実施の形態のその他の部分の構成は、す
でに説明した第3の実施の形態と同一なので、重複する
説明は行なわない。
【0037】このような構成の本実施の形態の動作を説
明する。本実施の形態の動作を示す図6のフローチャー
トのステップS41ないしステップS47と、ステップ
S49ないしステップS51の動作は、すでに説明した
第4の実施の形態の動作を示す図5のフローチャートの
ステップS31ないしステップS37と、ステップS3
9ないしステップS41とそれぞれ同一なので、重複す
る説明は行なわない。
【0038】本実施の形態では、ステップS45で、演
算された最適画質レベルが、印刷条件に応じて設定され
た許容下限の画質レベルに達しないと判定されると、ス
テップS48に進んで、CPU1の表示手段によって、
パネル装置10にエラー表示と共に、演算された最適画
質レベル、許容下限の画質レベル、及び今後の処理の選
択肢が表示される。従って、オペレータは、パネル装置
10の表示を参照して、ステップS49で適確に印刷の
継続か中止かの選択をすることができる。
【0039】このように、本実施の形態によると、すで
に説明した第4の実施の形態で得られる効果に加えて、
演算された最適画質レベルが、印刷条件に応じて設定さ
れた許容下限の画質レベルに達しないと、パネル装置1
0にエラー表示と共に、演算された最適画質レベル、許
容下限の画質レベル、及び今後の処理の選択肢が表示さ
れるので、オペレータはこれらの表示データに基づい
て、印刷の中止或いは画質レベルを変更して印刷の継続
の選択をより適確に行なうことが可能になる。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、印刷時の
ビットマップデータのメモリサイズを、ビットマップデ
ータ展開用のフレームメモリの容量に応じて変更し、画
質レベルを変化させてプリント動作が行なわれるが、画
質レベル設定手段によって、複数段階の画質レベルか
ら、許容下限の画質レベルを選択して設定すると、禁止
手段によって、許容下限の画質レベル以下の画質レベル
での印刷が禁止されるので、許容下限の画質レベル以下
の不良印刷文書が作成されることが防止され、無駄な破
棄文書の発生を防止することが可能になる。
【0041】請求項2記載の発明によると、請求項1記
載の発明で得られる効果に加えて、演算手段によって、
印刷するページのプリント特性が解析され、フレームメ
モリの容量に応じた最適画質レベルが演算され、演算手
段が演算した最適画質レベルが、許容下限の画質レベル
と同等かもしくは許容下限画質レベルを越えていると、
印刷実行手段によって、最適画質レベルでの印刷が実行
されるので、常に許容下限の画質レベルと同等またはそ
れ以上で、ページのプリント特性に対応して最適な画質
レベルでの印刷を、オペレータの負担なく行なうことが
可能になる。
【0042】請求項3記載の発明によると、請求項2記
載の発明で得られる効果に加えて、最適画質レベルでの
プリント動作時に、フレームメモリの容量が不足する
と、選択手段によって、画質レベルの再設定もしくはプ
リント動作の停止が選択されるので、オペレータが画質
レベルを再設定して、そのまま印刷動作を効率的に実行
することが可能になる。
【0043】請求項4記載の発明によると、請求項3記
載の発明で得られる効果に加えて、選択手段での選択時
に、表示手段により現在設定されている画質レベルとプ
リント可能な画質レベルとが表示されるので、オペレー
タは適確な画質レベルの再設定を行なうことが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】本発明の第3の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【図5】本発明の第4の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】本発明の第5の実施の形態の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 エンジン 3 NVRAM 4 プログラムROM 5 フォントROM 6 RAM 7 エンジンインタフェース 8 エンジン 9 パネルインタフェース 10 パネル装置 11 ホストインタフェース 12 ホスト装置 13 ディスクインタフェース 14 ディスク

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷時のビットマップデータのメモリサ
    イズを、前記ビットマップデータ展開用のフレームメモ
    リの容量に応じて変更し、画質レベルを変化させてプリ
    ント動作を行なうプリンタであり、 複数段階の画質レベルから、許容下限の画質レベルを選
    択設定する画質レベル設定手段と、 該画質レベル設定手段が選択設定した画質レベル以下の
    画質レベルでの印刷を禁止する禁止手段と、 を有することを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプリンタに対して、 印刷するページのプリント特性を解析し前記フレームメ
    モリの容量に応じた最適画質レベルを演算する演算手段
    と、 該演算手段が演算した最適画質レベルが、前記許容下限
    の画質レベルと同等かもしくは前記許容下限画質レベル
    を越えていると、前記最適画質レベルでの印刷を実行す
    る印刷実行手段と、 を有することを特徴とするプリンタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のプリンタに対して、前記
    最適画質レベルでのプリント動作時に、前記フレームメ
    モリの容量が不足すると、画質レベルの再設定もしくは
    プリント動作の停止を選択する選択手段が設けられてい
    ることを特徴とするプリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のプリンタに対して、前記
    選択手段での選択時に、現在設定されている画質レベル
    とプリント可能な画質レベルとを表示する表示手段が設
    けられていることを特徴とするプリンタ。
JP9319075A 1997-11-05 1997-11-05 プリンタ Pending JPH11138921A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9319075A JPH11138921A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9319075A JPH11138921A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11138921A true JPH11138921A (ja) 1999-05-25

Family

ID=18106229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9319075A Pending JPH11138921A (ja) 1997-11-05 1997-11-05 プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11138921A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7200284B2 (en) 2001-10-17 2007-04-03 Minolta Co., Ltd. Data processing apparatus and data processing method
JP2011005692A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Canon Inc ジョブ処理装置、ジョブ処理装置の制御方法、及びプログラム
CN102218946A (zh) * 2010-04-15 2011-10-19 兄弟工业株式会社 打印装置和打印系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7200284B2 (en) 2001-10-17 2007-04-03 Minolta Co., Ltd. Data processing apparatus and data processing method
JP2011005692A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Canon Inc ジョブ処理装置、ジョブ処理装置の制御方法、及びプログラム
CN102218946A (zh) * 2010-04-15 2011-10-19 兄弟工业株式会社 打印装置和打印系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7986429B2 (en) Printer and printing method
JPH10143340A (ja) プリンタ
EP0571168B1 (en) Apparatus and method for printer language translation
US5748861A (en) Image processing apparatus and method therefor
JPH11138921A (ja) プリンタ
JP4612231B2 (ja) 印刷システム
JPH05324930A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JPH0584986A (ja) 画像形成装置
JPH05318829A (ja) 画像形成装置及びその方法
JPH06262820A (ja) 画像形成装置
JP2003173245A (ja) データ処理装置、および、データ処理方法
JPH05143250A (ja) 印刷装置
JP3220503B2 (ja) 画像形成装置
JP3292514B2 (ja) 縮小機能を有する印刷装置
JP3122567B2 (ja) 画像記録装置及びその制御方法
JPH08292851A (ja) 印刷装置
JP2003251863A (ja) プリンタ及びプリンタ制御プログラム
JP2001092609A (ja) 情報出力システム及びその制御方法、並びにその制御プログラムを記録した記録媒体
KR19980043697A (ko) 인쇄될 화상의 실제크기를 화면에 표시하는 화상표시방법
JPH11249853A (ja) 画像形成装置
JPH09244824A (ja) 印刷制御方法及びその装置と印刷システム及び前記方法を実行する手順を実行する制御プログラムを記憶したコンピュータにより読取り可能な記憶媒体
JPH08300766A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JPH09188023A (ja) プリンタシステム
JPH11291565A (ja) 印字装置
JPH05324226A (ja) プリンタ制御装置