JPH11137888A - 電気洗濯機 - Google Patents

電気洗濯機

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JPH11137888A
JPH11137888A JP9306856A JP30685697A JPH11137888A JP H11137888 A JPH11137888 A JP H11137888A JP 9306856 A JP9306856 A JP 9306856A JP 30685697 A JP30685697 A JP 30685697A JP H11137888 A JPH11137888 A JP H11137888A
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salt
water
sodium hypochlorite
electrolytic cell
washing
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JP9306856A
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Inventor
Yasuhito Takahashi
康仁 高橋
Toshi Ikedo
才 池戸
Hamae Ando
浜江 安藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衣類に繁殖した菌を殺菌するためには次亜塩
素酸ナトリウムなどが有効であり、洗剤などにも混ざっ
ているが、衣類の色あせが起こりやすい。 【解決手段】 衣類に繁殖した菌を殺菌するために、次
亜塩素酸ナトリウムを予め電解槽6中で生成する手段7
を具備し、すすぎ時の一定期間のみ洗濯槽に供給する電
気洗濯機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食塩水の電気分解
により生成した次亜塩素酸ナトリウムにより殺菌洗浄を
行う電気洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気洗濯機は特開平5−
123489号公報に記載されたものがあった。電気洗
濯機の上に飽和食塩水投入装置を配置し、水受け用の外
槽の内壁底部に設けられた支持体に棒状の2本の電極を
嵌着している。前記電極の両端はパッキングを介して外
槽の外側にあり、結線されている。飽和食塩水投入装置
の出入り口には電磁給水弁が設けられており、漂白・殺
菌行程で、外槽内に所定の水位まで給水されると所定量
の飽和食塩水を投入し、電極に直流電圧が印加され、食
塩水を電気分解して次亜塩素酸ナトリウムを発生するよ
うになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電気洗濯機では、まず、効率よく食塩水を電
気分解するために、少なくとも100ppm程度の濃度
の食塩水が必要であり、約60リットルの洗濯水に10
0ppmの濃度の食塩水を作るためには、6gの食塩を
必要とするという問題があった。また、約60リットル
もの食塩水を電解するため、電解時間が長時間かかると
いう問題があった。また、電気分解を行う電極が電解槽
内にあるため、使用中に誤って洗濯槽内の水に手をふれ
ると感電するという問題があった。さらに、電気分解を
行う電極が、殺菌行程だけでなく、洗う行程など汚れや
界面活性剤に触れて電極表面の白金が少しずつ汚れ、次
亜塩素酸ナトリウム生成効率が低下していくという問題
があった。
【0004】また、洗濯槽内で生成する次亜塩素酸ナト
リウムの濃度が高くなればなるほど殺菌効果は大きい
が、色柄衣類が変色する問題があり、次亜塩素酸ナトリ
ウムの濃度を正確に制御するとともに次亜塩素酸ナトリ
ウムと衣類が接する時間を出来る限り短くする必要があ
る。
【0005】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、低濃度でも殺菌効果の高い次亜塩素酸ナトリウムを
洗濯槽とは別の電解槽で電気分解により生成し、色柄衣
類の殺菌時にはシャワーすすぎ時に、色柄衣類以外の衣
類の殺菌時には溜めすすぎ時に次亜塩素酸ナトリウムを
洗濯槽内に供給し、衣類に付着した菌類を殺菌する方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本課題を解決するために
電気洗濯機になされた手段は以下のようである。
【0007】洗濯槽と、一対の電極を有する電解槽と、
所定濃度の食塩水の第一供給手段と、電解槽内部の液体
を洗濯槽に供給する第二供給手段とを備え、電解槽に第
一供給手段で所定濃度の食塩水を供給し、電解槽内部で
所定濃度の食塩水を電気分解して生成した次亜塩素酸ナ
トリウム溶液を第二供給手段により洗濯槽内部に供給す
るものである。
【0008】また、第一供給手段が、所定量の食塩を計
量する計量器具と所定量の水を入れる水容器とから構成
され、計量器具と水容器との保持機構を備えているもの
である。
【0009】また、第一供給手段が、電解槽に飽和食塩
水を供給する第三供給手段と、電解槽に水を供給する第
四供給手段との組み合わせからなり、さらに飽和食塩水
は、飽和食塩水を生成するために十分な量の食塩を第三
供給手段に備えられた飽和食塩水保持容器に供給した
後、水を加えて生成するものであり、第三供給手段から
供給された所定量の飽和食塩水を第四供給手段により供
給された所定量の水で希薄することで、所定濃度の食塩
水を生成するものである。
【0010】また、第二供給手段がシャワーノズルであ
り、シャワーノズルから生成した次亜塩素酸ナトリウム
溶液を所定濃度に希薄して洗濯槽内部に供給するもので
ある。
【0011】また、洗う工程の脱水後の溜めすすぎ工程
で電解槽内で生成した次亜塩素酸ナトリウムを洗濯槽内
に供給するように制御する制御装置を備えるものであ
る。
【0012】また、洗う工程の脱水後、第一のシャワー
すすぎ、脱水、第二のシャワーすすぎ、脱水を順次行
い、第二のシャワーすすぎ工程中に電解槽内で生成した
次亜塩素酸ナトリウム溶液を洗濯槽内に供給するように
制御する制御装置を備えるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態におけ
る電気洗濯機について、図面を参照しながら説明する。
なお、濃度は全て重量比率で記述されている。
【0014】(実施の形態1)図1は、本発明の一実施
の形態である電気洗濯機である。洗濯兼脱水槽1内の洗
濯物にシャワー状に給水を行うシャワーノズル13の上
部位置に電解槽6を設け、電解槽6の内部には網8で囲
まれた電極面積5cm2、電極間隔2cm程度の白金電
極7が設置されている。
【0015】色柄衣類の殺菌コースは図3の行程で進
む。以下、この行程に従い、図1の洗濯機を用いて動作
を説明する。
【0016】まず、色柄衣類の殺菌コースにおける次亜
塩素酸ナトリウムの生成行程について説明する。本実施
の形態では、電解槽中の食塩濃度を100ppm程度に
保つために、図2に示すような食塩計量スプーン21で
0.05g計量し、それを容器22に入れ、次に容器2
2上部の指示線23まで水道水を500cc入れ、攪拌
して食塩の結晶が見えなくなるまで溶かした後、電解槽
6の蓋9を開けて、食塩水を入れる。こうすると電解槽
6内の食塩濃度をほぼ一定に保つことが可能となり、電
解により生成する次亜塩素酸ナトリウムの濃度を、一定
電流を電極7間に流す時間で制御でき、制御が容易とな
る。本実施の形態では、200mA程度の電流を4〜5
分程度流すことで約20ppmの次亜塩素酸ナトリウム
が生成される。濃度20ppmの次亜塩素酸ナトリウム
500ccを10倍に薄まるようにシャワーノズル18
動作時に混合する。
【0017】なお、電気分解する食塩水の濃度はだいた
い100ppmは無いと、次亜塩素酸ナトリウムを発生
させるために投入する電力量が多くなったり、通電時間
が長くなったりして不都合である。
【0018】なお、電解槽6に食塩水を移した後は、計
量スプーン21および容器22は洗濯機の下部に備えら
れている収納容器31に入れておく。こうすると、計量
スプーン21や容器22の紛失が防止できる。
【0019】洗濯衣類を洗濯槽1に入れて、衣類の量に
応じて洗剤ケース4を介して給水を行い、所定の水量に
なった時点から、洗濯を開始する。所定時間洗濯を行っ
た後、排水弁11を開いて排水・脱水を行う。脱水後、
シャワーノズル13から給水しながら洗濯兼脱水槽1を
所定の回転数で所定時間回転し、シャワーすすぎを行う
(第1のシャワーすすぎ)。シャワーすすぎ終了後、脱
水を行い、第2のシャワーすすぎ行程を開始する。この
行程は約240秒の時間を配分し、行程開始から約10
0秒経過時に、上記行程であらかじめ生成された濃度2
0ppmの次亜塩素酸ナトリウム500ccをシャワー
ノズル18に10倍に薄まるように混合し、約2ppm
の濃度の次亜塩素酸ナトリウムをシャワー状にして約3
0秒間衣類に給水することで殺菌を行い、再びシャワー
すすぎを残りの時間(約110秒間)行う。その後、脱
水、給水、溜めすすぎ、脱水と順次行程を進め、洗濯を
終了する。
【0020】なお、本色柄衣料殺菌コースでは、洗濯時
に使用する洗剤の量によっては第2のシャワーすすぎ開
始と同時に次亜塩素酸ナトリウムを供給してもよい。し
かし、衣類上に残ってる洗剤を出来る限り落とした後、
殺菌した方が殺菌効果が大きい。また、殺菌後は変退色
防止のために、出来る限り速やかに衣類表面から次亜塩
素酸ナトリウムを取り去る必要があり、第2のシャワー
すすぎ行程中に、次亜塩素酸ナトリウムの供給を停止し
た直後にすすぎ水を供給し、迅速に次亜塩素酸ナトリウ
ムの濃度を低下させる方がよい。
【0021】図5に、本発明の電気洗濯機による殺菌効
果について示す。洗濯前に、衣類1g当たり約10億個
の菌が繁殖している衣類の殺菌効果を調べた。洗濯の洗
剤には市販の洗濯用洗剤(アタック、(株)花王製)を
用いた。洗濯後、衣類上の菌の数は、2万個/1g布に
なっており、洗濯することで汚れを落とすだけでなく、
菌を洗い流したり、除菌したりしていることが解る。し
かし、洗濯後の衣類に2万個/1g布の菌が残ると、例
えば、O−157のような病原性大腸菌や、レジオネラ
菌などでは十分に発病する菌数である。
【0022】実際には、洗濯後、衣類乾燥機による乾燥
や天日干しをすれば、菌数は非常に少なくなるが、影干
しをしても菌数が増えないようにするには、洗濯後の菌
数は100個/1g布以下にするのが好ましい。
【0023】本発明によると、洗濯後、衣類上には70
個/1g布程度の菌が残るのみで、十分な殺菌効果があ
る。また、色柄衣類が次亜塩素酸ナトリウムに接する時
間が非常に短いので、ほとんど変退色が起こらない。な
お、色柄衣類でなくても本コースにより洗濯・殺菌して
も何ら支障はない。
【0024】(実施の形態2)本実施の形態では、白衣
類の殺菌コースについて説明する。色柄でも変退色があ
っても特に気にしない場合や、菌が多く付いている場合
には、本殺菌コースで殺菌すると衣類上にはほとんど菌
が残らない。洗濯機は、図1と同じ構成であるが、制御
行程が異なる。図4に白衣類の殺菌コースの行程を示
す。以下、図4の行程に従い、図1の洗濯機を用いて動
作を説明する。
【0025】まず、白衣類の殺菌コースにおける次亜塩
素酸ナトリウムの生成行程について説明する。本実施の
形態では、電解槽中の食塩濃度を300ppm程度に保
つために、図2に示すような食塩計量スプーン21で
0.05gずつ3回計量し(0.05g×3=0.15
g)、それを容器22に入れ、次に容器22上部の指示
線23まで水道水を500cc入れ、攪拌して食塩の結
晶が見えなくなるまで溶かした後、電解槽6の蓋9を開
けて、食塩水を入れる。こうすると電解槽6内の食塩濃
度をほぼ一定に保つことが可能となり、電解により生成
する次亜塩素酸ナトリウムの濃度を、一定電流を電極7
間に流す時間で制御でき、制御が容易となる。本実施の
形態では、2A程度の電流を4〜5分程度流すことで約
240ppmの次亜塩素酸ナトリウムが生成される。な
お、計量スプーンは0.05g用と0.15g用の二本
あっても良く、また、一本の棒の両端に、0.05g用
と0.15g用の計量部があっても良い。
【0026】図1に示すように、洗濯衣類を洗濯槽1に
いれて、衣類の量に応じて洗剤ケース4を介して給水を
行い、所定の水量になった時点から、洗濯を開始する。
所定時間洗濯を行った後、排水弁11を開いて排水・脱
水を行う。給水ノズル3から溜めすすぎのための給水を
行い、溜めすすぎを開始する。所定時間溜めすすぎを行
った後、電解槽6内に生成した次亜塩素酸ナトリウムを
供給して殺菌を開始する。30秒程度行った後、排水・
脱水を行う。次亜塩素酸ナトリウムの濃度は、洗濯槽1
内で2ppm以上となるように、電解槽内で次亜塩素酸
ナトリウムを生成する。この場合、洗濯槽1内の水量
は、約60Lなので、電解槽6内で240ppm以上の
次亜塩素酸ナトリウムを生成する。そのために必要な食
塩量は、0.15g程度となるが、これをすべて洗濯槽
1内に入れても、洗濯槽1内の食塩濃度は2.5ppm
以下であり、問題はない。また、衣類に接する次亜塩素
酸ナトリウムの濃度は、実施の形態1の場合とほぼ同じ
であるが、溜めすすぎであるため次亜塩素酸ナトリウム
が接している時間が異なり、本コースの方が殺菌効果が
大きい。実験結果について、図4を用いて説明する。洗
濯前の衣類上の菌数は実施の形態1の時と同様に10億
個/1g布程度あり、洗濯後には、2万個/1g布程度
まで低下し、溜めすすぎ後には、2個/1g布と、衣類
には殆ど菌は存在しなかった。
【0027】(実施の形態3)上記の実施の形態1およ
び2で示したものは、電解槽6中の食塩水は手動計量に
より所定の濃度にして、それを電解槽6内に入れて電気
分解し、次亜塩素酸ナトリウムを生成していたが、本実
施の形態では、図6に示すように電解槽6に第一電磁弁
61を介し、容器65中の飽和食塩水63を供給して、
電解槽6中の食塩水濃度を調整する。
【0028】容器65には上部に孔の開いた蓋が取り付
けられており、この蓋を開けて食塩64を入れておく。
食塩の量は食塩量表示線70まで入れる。この量は飽和
食塩水を作るには十分すぎる量にしておく。第一電磁弁
61を閉じ、第二電磁弁62を開けて水道水を入れる。
所定の水量になったことを第一液面センサ66で検出し
たら第二電磁弁62を閉じ、水道水の供給を停止する。
そして、プロペラ69を回して容器65内の水を攪拌
し、飽和食塩水63を作る。なお、食塩の溶解度は水温
変化に対しほとんど変化しない(100gの水に対し、
食塩は水温0℃で35.6g、水温20℃で35.8
g、水温100℃で食塩39.1gである)。その後、
溶けきれない食塩が沈んだら、第一電磁弁61を開け
て、色柄衣類の殺菌コースの場合は0.15cc、白衣
類の殺菌コースの場合は0.15cc×3回=0.45
ccの飽和食塩水を電解槽6に供給する。このとき、第
一液面センサ66で検出される液面の位置と、第一電磁
弁61の位置とで形成される液体の体積が0.15cc
となるようにしておく。すると、色柄衣類の殺菌コース
の場合は1回、白衣類の殺菌コースの場合は3回上記動
作を繰り返せば所定の容量の飽和食塩水が供給される。
【0029】その後、第一電磁弁61を閉じ、第三電磁
弁67を開け、電解槽6に約500ccの水道水を供給
する。容量の検出は第二液面センサ68で検出する。所
定の液量に達したら、第三電磁弁67を閉じて、電気分
解を開始する。なお、電気分解開始時の食塩水の濃度
は、色柄衣類の殺菌コースの場合は、100ppm、白
衣類の殺菌コースの場合は300ppmとなることは上
記数値から明らかである。
【0030】次亜塩素酸ナトリウムを生成した後の色柄
衣類の殺菌コース、白衣類の殺菌コースにおける洗濯方
法は、それぞれ実施の形態1および実施の形態2と同様
であり、殺菌効果も同様である。
【0031】本発明によると、自動で電解槽6に食塩水
を供給できるので、人手による食塩を計量して所定の濃
度にする作業を省くことが可能となり、食塩量の間違い
等を防ぎ、常に一定濃度の次亜塩素酸ナトリウムを生成
することができる。
【0032】なお、本発明は食塩を用いているが、塩化
ナトリウムを主成分とするものであれば本発明の作用、
効果を妨げないことは明らかである。
【0033】また、本発明は、電解槽中で食塩を電気分
解して殺菌成分である次亜塩素酸ナトリウムを生成し、
それを供給する構成であるが、次亜塩素酸塩、過酸化水
素溶液、アルコールなどの殺菌成分を直接電解槽中に供
給することも可能である。その場合は電解槽中の電極が
不要となる。
【0034】
【発明の効果】本発明の電気洗濯機では、衣類に繁殖し
た菌を殺菌する前に、次亜塩素酸ナトリウムを予め電解
槽中で生成しているので、比較的短時間で、高濃度の次
亜塩素酸ナトリウムを生成でき、また、衣類や洗濯槽に
供給する食塩濃度は低濃度で済む。
【0035】また、洗濯槽ではなく、電解槽中で電気分
解を行うので、洗濯槽全体の食塩濃度を上げる必要がな
く、少量高濃度の食塩水を用いて短時間で次亜塩素酸ナ
トリウムを生成することが可能となる。
【0036】また、次亜塩素酸ナトリウムを生成中でも
洗濯槽とは電気的に分離されているので誤って洗濯槽内
の水に触れても感電することはない。
【0037】更に、洗濯槽へ次亜塩素酸ナトリウムを供
給後、電解槽内に食塩を含む電解水が残らないようにす
ることで、電極の長寿命化が可能となる。
【0038】また、洗濯槽とは異なる容器で高濃度の次
亜塩素酸ナトリウムを電気分解により生成し、シャワー
すすぎ時あるいは溜めすすぎ時に洗濯槽内に供給する構
成であり、電気分解で生成した次亜塩素酸ナトリウム
は、タンク等から次亜塩素酸を添加した場合のものに比
べて殺菌効果が高いため、衣類への次亜塩素酸ナトリウ
ムの濃度を低く抑えながらも十分な殺菌効果を得ること
ができ、次亜塩素酸ナトリウムと衣類が接する時間を短
くできるので色柄衣類の変色を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である洗濯機の断面図
【図2】他の本発明の計量スプーンと容器の断面図
【図3】色柄衣料殺菌コースの全自動洗濯機の行程を示
した図
【図4】白衣料殺菌コースの全自動洗濯機の行程を示し
た図
【図5】殺菌効果を示した図
【図6】他の本発明の一実施の形態である飽和食塩水自
動供給装置の断面図
【符号の説明】
1 洗濯兼脱水槽 2 給水弁 3 給水ノズル 4 洗剤ケース 5 吸水口 6 電解槽 7 電極 8 網 9 蓋 10 食塩水 11 排水弁 12 制御装置 13 シャワーノズル 21 計量スプーン 22 容器 23 指示線 31 収納容器 61 第一電磁弁 62 第二電磁弁 63 飽和食塩水 64 食塩 65 容器 66 第一液面センサ 67 第三電磁弁 68 第二液面センサ 69 プロペラ 70 食塩量表示線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽と、一対の電極を有する電解槽
    と、所定濃度の食塩水の第一供給手段と、前記電解槽内
    部の液体を前記洗濯槽に供給する第二供給手段とを備
    え、前記電解槽に前記第一供給手段で所定濃度の食塩水
    を供給し、前記電解槽内部で所定濃度の食塩水を電気分
    解して生成した次亜塩素酸ナトリウム溶液を第二供給手
    段により前記洗濯槽内部に供給する電気洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記第一供給手段が、所定量の食塩を計
    量する計量器具と所定量の水を入れる水容器とから構成
    され、前記計量器具と前記水容器との保持機構を備える
    請求項1記載の電気洗濯機。
  3. 【請求項3】 前記第一供給手段が、前記電解槽に飽和
    食塩水を供給する第三供給手段と、前記電解槽に水を供
    給する第四供給手段との組み合わせからなり、 さらに前記飽和食塩水は、飽和食塩水を生成するために
    十分な量の食塩を前記第三供給手段に備えられた飽和食
    塩水保持容器に供給した後、水を加えて生成するもので
    あり、 前記第三供給手段から供給された所定量の飽和食塩水を
    前記第四供給手段により供給された所定量の水で希薄す
    ることで、前記所定濃度の食塩水を生成する請求項1ま
    たは2記載の電気洗濯機。
  4. 【請求項4】 前記第二供給手段がシャワーノズルであ
    り、シャワーノズルから前記生成した次亜塩素酸ナトリ
    ウム溶液を所定濃度に希薄して洗濯槽内部に供給する請
    求項1、2または3記載の電気洗濯機。
  5. 【請求項5】 洗う工程の脱水後の溜めすすぎ工程で前
    記電解槽内で生成した次亜塩素酸ナトリウム溶液を前記
    洗濯槽内に供給するように制御する制御装置を備える請
    求項1、2または3記載の電気洗濯機。
  6. 【請求項6】 洗う工程の脱水後、第一のシャワーすす
    ぎ、脱水、第二のシャワーすすぎ、脱水を順次行い、前
    記第二のシャワーすすぎ工程中に前記電解槽内で生成し
    た次亜塩素酸ナトリウム溶液を前記洗濯槽内に供給する
    ように制御する制御装置を備える請求項4記載の電気洗
    濯機。
JP9306856A 1997-11-10 1997-11-10 電気洗濯機 Pending JPH11137888A (ja)

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