JPH11137778A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH11137778A
JPH11137778A JP10807698A JP10807698A JPH11137778A JP H11137778 A JPH11137778 A JP H11137778A JP 10807698 A JP10807698 A JP 10807698A JP 10807698 A JP10807698 A JP 10807698A JP H11137778 A JPH11137778 A JP H11137778A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストの低減、並びに配線の簡略化が可能で
あるとともに、球案内部における球切れを確実に検出す
ることが可能な半端球検出機構を備えた遊技機を提供す
る。また、半端球検出機構を構成する半端球検出部材及
び半端球検出センサの検査を容易にする。 【解決手段】 半端球検出機構は、球案内樋から流下さ
れる球を複数列に分けて流下案内する球案内部と、球案
内部の所定部位各列に臨ませた状態で配設されて該複数
の球案内部それぞれの球の有無の状態に応じた変位を生
じる複数の半端球検出部材と、複数の半端球検出部材の
変位状態を検出する半端球検出センサとからなる。半端
球検出センサは、発光器と受光器とを備えた1基の光学
検出器から構成され、複数の半端球検出部材が1基の光
学検出器の発光器と受光器との間に配され、発光器から
受光器への通光の有無によって球案内部における球の有
無を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、球を貯留する貯留
タンクと、前記貯留タンクから流出する球を流下案内す
る球案内樋と、前記球案内樋に流下案内された球をさら
に流下案内するとともに、該流下案内する球の有無を検
出する半端球検出機構と、を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】賞品球の払い出し流路となる球案内部に
おける球切れを、球の有無に応じて変位を生じる半端球
検出部材の変位に基づいて検出する半端球検出センサと
して、例えば、光学検出器(フォトインタラプタなど)
を用いた遊技機が知られている。一般的に、上記の球案
内部は、二列または三列で構成され、そのうち一列でも
球切れが発生した場合には、その遊技機を停止させるな
どの措置を講ずる必要がある。そのため、光学検出器を
半端球検出センサとして用いる場合には、全ての列の球
切れを検出すべく、それぞれの列に光学検出器が半端球
検出部材とともに配設されていた。また、これら半端球
検出センサ及び半端球検出部材は、遊技機の製造工場に
おいて、実際に遊技球を球案内部に充填することによ
り、その動作確認が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、球案内部の各列毎に半端球検出センサを設ける
ことは、コスト高であるとともに、配線が複雑化するな
どの問題があった。また、半端球検出センサに光学検出
器を用いた場合、従来は、光学検出器が通光状態のとき
に球案内部における球切れを検出するようになっていた
ため、例えば、発光部と受光部とのあいだにゴミなどが
挟まったときには、光学検出器が常に遮光状態となり、
球案内部における球切れを検出することができなかっ
た。そして、それが原因で、賞品球の払い出しが正確に
行われないこともあった。このような賞品球の払い出し
に関するトラブルは、遊技者に不信感を募らせ、遊技者
の遊技に対する興味を半減させたりすることもあった。
【0004】また、遊技機の製造工場における、半端球
検出部材の動作確認及び半端球検出センサの検出確認
は、遊技機に取り付けられた状態で行われるため、これ
ら確認作業を行うには、貯留タンクに一定量以上の遊技
球を入れて、下流の排出装置から少なくとも球案内部ま
でを遊技球で充填した状態としなければならなかった。
そのため、上記確認作業を行うには時間がかかり、遊技
機の生産効率を低下させる原因ともなっていた。また、
このような確認作業を行うために、製造工場では、多量
の遊技球を用意しなければならなかった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、コストの低減、並びに配線の簡
略化が可能であるとともに、球案内部における球切れを
確実に検出することが可能な半端球検出機構を備えた遊
技機を提供することを目的とする。さらに、本発明は、
上記半端球検出機構を構成する半端球検出部材及び半端
球検出センサの検査を容易にすることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の遊技機は、球を貯留する貯留タンク
(201)と、前記貯留タンクから流出する球を流下案
内する球案内樋(202)と、前記球案内樋に流下案内
された球をさらに流下案内するとともに、該流下案内す
る球の有無を検出する半端球検出機構(200)と、を
備えた遊技機(例えば、パチンコ遊技機100など)に
おいて、前記半端球検出機構は、前記球案内樋から流下
される球を複数列に分けて流下案内する球案内部(例え
ば、流下通路50、51など)と、前記球案内部の所定
部位各列に臨ませた状態で配設されて該複数の球案内部
それぞれの球の有無の状態に応じた変位を生じる複数の
半端球検出部材(70、71)と、前記複数の半端球検
出部材の変位状態を検出する半端球検出センサ(72)
と、からなり、前記半端球検出センサは発光器(72
a)と受光器(72b)とを備えた1基の光学検出器か
ら構成され、前記複数の半端球検出部材が前記1基の光
学検出器の前記発光器と前記受光器との間に配され、前
記発光器から前記受光器への通光の有無によって前記球
案内部における球の有無を検出する構成とした。
【0007】この請求項1記載の発明によれば、複数の
半端球検出部材が1基の光学検出器の発光器と受光器と
の間に配され、発光器から受光器への通光の有無によっ
て球案内部における球の有無を検出するため、設置する
光学検出器の数量を最小限とすることが可能となり、コ
ストの削減、並びに、配線の簡略化が可能となる。ま
た、半端球検出センサは、光学検出器からなるため、機
械的な機構による半端球検出センサに比べて、応答性及
び制御性に優れたものとなる。
【0008】ここで、遊技機は、例えば、パチンコ遊技
機、アレンジボール遊技機、或いは雀球遊技機などが挙
げられる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機において、前記半端球検出部材が、前記球案内部の
所定部位に回動可能に軸支され、前記発光器から前記受
光器へ送られる光が、前記球案内部の全列の所定部位に
球が有る場合に通光状態となって球有り状態が検出さ
れ、前記球案内部材のいずれかの列に球が無い場合に遮
光状態となって球無し状態が検出される構成とした。
【0010】この請求項2記載の発明によれば、発光器
から受光器へ送られる光が、球案内部の全列の所定部位
に球が有る場合に通光状態となって球有り状態が検出さ
れ、球案内部のいずれかの列に球が無い場合に遮光状態
となって球無し状態が検出される。従って、球案内部の
少なくとも1の列に球が無い状態で、球有り状態が検出
されることは無くなり、球が無いのに、球有り状態が検
出されて、賞球排出がされなくなるという不都合が生ず
るのを防ぐことができる。また、半端球検出機構が正常
に働いていれば、球有り状態の場合は、必ず、球有り状
態として検出されるはずであるが、例えば、半端球検出
部材の通光孔にゴミなどが詰まって、球無し(球切れ)
として検出される場合もある。しかし、何れの場合も、
球無し状態として検出され、遊技機に異常が発生したこ
とには変わり無く、球案内部の何れかの列に球が無い
か、或いは、通光孔にゴミが詰まっているかの何れかの
異常状態として迅速に対応することが可能となる。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1又は2に
記載の遊技機において、前記半端球検出機構には、外部
操作により各半端球検出部材を可動させる操作部(13
0、131)が、半端球検出部材毎に設けられている構
成とした。
【0012】この請求項3記載の発明によれば、半端球
検出機構には、外部操作により各半端球検出部材を可動
させる操作部が、半端球検出部材毎に設けられているた
め、従来のように、球案内部に遊技球を充填しなくと
も、操作部によって各半端球検出部材を可動させること
ができる。従って、半端球検出機構の検査が容易とな
り、検査時間を短縮して、遊技機の生産効率を向上させ
ることが可能となる。それにより、遊技機製造費用のコ
ストダウンが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図11の図面を参照しながら説明する。
【0014】[第1の実施の形態]図1は、この発明の
第1の実施の形態の遊技機として例示するパチンコ遊技
機を示す正面図である。
【0015】この実施の形態のパチンコ遊技機100
は、内部の遊技領域(後述)内に遊技球を発射して遊技
を行うもので、パチンコ遊技機100の前側上半部に
は、ガラス板101がガラス枠102に保持された状態
で左端を軸心として片開き形式に開閉自在に取り付けら
れている。ガラス板101の奥側には遊技領域1aを構
成する遊技盤1が着脱可能に設置されている。
【0016】遊技盤1のガイドレール2で囲まれた遊技
領域1aには、特図の可変表示装置4、普図始動ゲート
6,6、特別変動入賞装置5、一般入賞口8,…、特図
始動口9、サイドランプ12,…などが配設されてい
る。遊技領域1aの最下端部中央にはアウト球を回収す
るためのアウト穴13が設けられている。
【0017】可変表示装置4は、例えばTVユニットな
どによって構成され、可変表示遊技などの遊技関連の画
像が表示されるようになっている。
【0018】また、パチンコ遊技機100の前側下半部
には、発射部(図示省略)に遊技球を供給する上受皿1
05、隣のカードユニット500の球貸し操作を行うた
めのカード操作部108、上受皿105に収容しきれな
い遊技球を収容する下受皿107、前記遊技領域1aに
向けて遊技球の発射操作を行うための操作ハンドル10
4などが設置されている。
【0019】図2は、パチンコ遊技機の背面図である。
【0020】パチンコ遊技機100の本体枠110に開
閉可能に設置された遊技機本体100Aの裏機構盤10
0aの裏側には、予備球を貯留するための貯留タンク2
01、該貯留タンク201からの予備球を整列させて半
端球検出機構200まで流下案内するための球案内樋2
02、該球案内樋202により流下案内される球の球抜
きや球排出ユニット204への流下案内を行う半端球検
出機構200、半端球検出機構200を介して流下案内
された球を上受皿105(該上受皿105が満杯のとき
は下受皿107)へ排出させる球排出ユニット204、
スピーカー205、操作ハンドル104の操作に基づき
球を遊技領域1aに発射させるハンドルユニット20
6、集められた入賞球を順次検出するセーフユニット2
07などが配設される他、共通制御回路210、球排出
用中継基盤230、カードユニット用外部接続端子基盤
240、遊技機枠用外部接続端子基盤41、ターミナル
基盤42等が配設されている。
【0021】また、遊技盤1の裏面側には遊技系統の制
御を行う役物制御回路220が設置され、遊技盤1の裏
側に突出した特図の可変表示装置4の背部には役物制御
系統の主中継基盤31、外部接続端子中継基盤32、中
間接続中継基盤33等が配設されている。これら役物制
御回路220、主中継基盤31、外部接続端子中継基盤
32、中間接続中継基盤33等は裏機構盤100aの中
央開口部30を介して、裏機構盤100aの後方に突出
している。
【0022】図3はパチンコ遊技機に備わる半端球検出
機構を示す正面図、図4は半端球検出機構を示す背面
図、図5は半端球検出機構を示す分解斜視図、図6は半
端球検出部周辺を示す断面図である。
【0023】半端球検出機構200は、貯留タンク20
1に連結された球案内樋202の2条の通路から送られ
てくる予備球を2列の状態のまま球排出ユニット204
へ流下案内するもので、図5に示すように、仕切板60
と、該仕切板60を挟んでその両面側から取り付けられ
た流路部材80、90等とによって構成されている。流
路部材80、90のそれぞれの内側には、上段通路50
A、51A、中段通路50B、51B及び下段通路50
C、51Cの3つの部分からなる2条の流下通路50、
51(図5、図7、図8)がほぼZ状に折れた状態に形
成されている。
【0024】これら球案内部として例示する流下通路5
0、51の各直線部分を形成する流路部材80、仕切板
60及び流路部材90には、線材(図示省略)を差し込
んで球詰まりを解消するための解除孔81,…、61,
…、91,…が形成されている。また、上段通路50
A、51Aの入口付近には、流下通路50、51に流入
する球の球ならしを行うレバー75が支軸75aを介し
て回動自在に取り付けられている。また、上段通路50
A、51Aの下流側には、流下通路50、51における
球切れを検出する半端球検出部110(図6〜図8)が
設けられ、上段通路50A、51Aの下流側終端部と中
段通路50B、51Bの上流側始端部との接合部分に
は、流下通路50、51中の球を球抜き路52側へ抜き
取らせるための球抜き機構120が設けられている。ま
た、下段通路50C、51Cの終端部には、流下通路5
0、51の出口89、99の開閉を行うシャッター部7
7が設けられている。
【0025】半端球検出部110は、図5及び図6に示
すように、各流下通路50、51を流下する球の有無に
応じて回動変位を生じる半端球検出部材70、71と、
半端球検出部材70、71の自由端側上方位置に設置さ
れて半端球検出部材70、71の変位状態を検出して流
下通路50、51における球切れの有無を検出する半端
球検出センサ72とにより構成される。
【0026】半端球検出部材70、71は、図5に示す
ように、各流路部材80、90に突設された軸82、9
2に、各基部の軸受孔70a、71aが嵌合されて回動
自在に支持されている。これら半端球検出部材70、7
1は、各側部に突設された回動範囲規制ピン70b、7
1bが流路部材80、90に設けられた回動範囲規制孔
88、98に挿通されて回動範囲を制限されている。こ
れら半端球検出部材70、71の先端部70d、71d
の側部中央には、半端球検出部材70、71に生じた変
位を検出するための通光孔70c、71cが貫通した状
態に形成されている。
【0027】半端球検出センサ72は、光を用いて検出
を行う1基の光学検出器により構成され、光を発する発
光器72aと、該発光器72aから発せられる光を検出
する受光器72bと、該受光器72bによる検出結果を
出力するコネクタ72cと、これらを実装する半端球検
出基盤72dとを備えている。この半端球検出センサ7
2は、流路部材80、90及び仕切板60の上部に形成
されたセンサ設置穴110a中に設置され(図6)、そ
の上に蓋部材73が取り付けられている。そして、その
設置された状態において、その半端球検出センサ72の
発光器72aと受光器72bが前記2つの半端球検出部
材70、71の先端部70d、71dをそれらの両側か
ら跨ぐ状態、即ち、発光器72aと受光器72bとの間
に前記半端球検出部材70、71の先端部70d、71
dが位置する状態となっている。このように設置された
半端球検出センサ72は、上段通路50A、51A中の
半端球検出部材70、71の双方の下方に球Bが有って
これら球Bにより半端球検出部材70、71の先端部7
0d、71d側が上昇された状態においては、発光器7
2aから発せられる光が、半端球検出部材70、71の
先端部70d、71dの通光孔70c、71cを通っ
て、受光器72bに検出される通光状態となる一方、上
段通路50A、51A中の半端球検出部材70、71の
少なくとも一方の下方に球Bが無い状態においては、半
端球検出部材70、71の先端部70d、71dの少な
くとも一方が下降した状態となって、発光器72aから
発せられる光が、半端球検出部材70、71の少なくと
も一方の先端部70d、71dの通光孔70c、71c
の無い部分で遮断されて、受光器72bに検出されない
状態配置になっている。
【0028】球抜き機構120は、流下通路50、51
中の球を球抜き路52側へ抜き取るためのもので、上段
通路50A、51Aと中段通路50B、51Bとの接合
部分の開口部86を開閉する開閉部材84と該開閉部材
84を閉じた状態に係止可能な係止部材74とから構成
されている。開閉部材84は、その上端部を流路部材8
0に突設された支軸84aにより、回動自在に支持さ
れ、その背部に係合突起84bが設けられている。一
方、係止部材74は、操作部74aと係止部74bとを
有し、流路部材80,90の後端上部のスリット孔11
0c中に昇降操作自在に設置され、バネ75により、下
方向への移動復帰力を付与されている。球抜き機構12
0はこのように構成されていて、常時は、係止部材74
がバネ75の力で下降し、その係止部74bで係合突起
84bを押し下げて、開閉部材84を開かせないように
している。が、球抜き時には、外部操作によって、係止
部材74を押し上げれば、係止部74bによる係合突起
84bの係止が解除され、上段通路50A、51Aの球
Bの流下圧により、開閉部材84が開かれて、上段通路
50A、51Aの球Bが中段通路50B、51B側に流
下せずに、球抜き路52側へ流下して球抜きが行われる
状態となる。
【0029】シャッター部77は、シャッター部材77
aと、バネ77cと、前記シャッター部材77a及びバ
ネ77cを流路部材90の下端側側部に取り付けるため
の取付部材77bとから構成されている。そして、半端
球検出機構200と球排出ユニット204とを連結した
状態においては、球排出ユニット204の一部がシャッ
ター部材77aに当たってシャッター部材77aを開く
方向に押して、下段通路50C、51Cの出口89、9
9を開口させ、半端球検出機構200と球排出ユニット
204との連結を解除すると、バネ77cの力でシャッ
ター部材77aが移動されて、その先端側部で下段通路
50C,51Cの出口89,99を閉じて、それら出口
89,99から球Bがこぼれないようにする。
【0030】この実施の形態のパチンコ遊技機100
は、上記のように構成され、半端球検出機構200にお
いて、次のように、流下通路50、51を流下する球の
有無の検出が行われる。
【0031】図7は、半端球検出機構の2列の流下通路
それぞれに球がある場合の、半端球検出部材の位置を示
す図で、(a)は平面図、(b)は正面図である。ま
た、図8は、半端球検出機構の2列の流下通路の一方に
球が無い場合の、半端球検出部材の位置を示す図で、
(a)は平面図、(b)は正面図である。
【0032】流下通路50、51は、図7に示すよう
に、通常時は、移動または停止している球B,…により
充填された状態となっている。このように流下通路5
0、51が球によって充填されているときには、半端球
検出部材70、71は、上段通路50A、51A中の半
端球検出部材70、71の下方に位置する球B,…によ
り、それらの先端部70d、71dが押し上げられた状
態となって、半端球検出センサ72の発光器72aより
発せられる光が、通光孔70c、71cを通って、受光
器72bに検出され、それによって、流下通路50、5
1の双方に球が有ることが検出される。
【0033】この状態から、例えば、上流において生じ
た球詰まりなどにより、流下通路50,51に球の補充
が行われないで、図8に示すように、上段通路50A、
51A中の半端球検出部材70,71の下方に球B,…
が無くなると、半端球検出部材70,71は、自重によ
り、それらの側部の回動範囲規制ピン70b,71bが
回動範囲規制孔88,98に係止される位置まで、軸8
2,92を軸芯として回動して、それらの先端部70
d、71dが下降する。この状態では、半端球検出セン
サ72の発光器72aから発せられる光は、通光孔70
c,71cを通れず、半端球検出部材70,71の先端
部70d,71dの通光孔70c,71c以外の部分に
より遮断されるため、受光器72bに光が検出されない
遮光状態となって、流下通路50、51における球無し
(球切れ)状態が検出される。流下通路50,51の双
方に限らず、その何れか一方に球切れが生じた場合にお
いても、その何れか一方の通光孔70c、71cの位置
が移動して、半端球検出部材70、71の先端部70
d、71dの通光孔70c,71c以外の部分が、発光
器72aから発せられる光を遮断するため、受光器72
bに光が検出されない遮光状態となって、流下通路5
0、51における球無し(球切れ)状態が検出される。
【0034】半端球検出センサ72は、所定時間毎に、
流下通路50、51における球の有無(球切れの有無)
の検出を行うため、例えば、球B,…の移動に伴って、
半端球検出部材70、71が上下方向に微動しても、誤
って球切れと検出することがないようになっている。
【0035】この第1の実施の形態のパチンコ遊技機1
00によれば、半端球検出部材70、71が流下通路5
0、51の各列毎に配設されるとともに、これら複数の
半端球検出部材70、71の変位に伴う球の有無の検出
が、発光器72aと受光器72bとを備えた1基の半端
球検出センサ72により検出されるため、設置する半端
球検出センサ72の数量を最小限とすることが可能とな
り、コストの削減、並びに、配線の簡略化が可能とな
る。また、半端球検出センサ72は、光学検出器からな
るため、機械的な機構によるものと比べて、応答性及び
制御性に優れたものとなる。
【0036】また、半端球検出センサ72が、流下通路
50、51の双方の半端球検出部材70、71の下方に
球が有って半端球検出部材70、71の先端部70d、
71d側が上昇した状態となっている場合に、それら先
端部70d、71dの通光孔70c、71cを通して、
発光器72aからの光を受光器72bで受光して球有り
状態を検出する一方、流下通路50、51の半端球検出
部材70、71の少なくとも一方の下方に球が無くて半
端球検出部材70、71の少なくとも一方の先端部70
d、71d側が下降した状態となっている場合に、半端
球検出部材70、71の先端部70d、71dの通光孔
70c、71cの無い部分により光が遮断されることに
よって球無し状態が検出される。従って、流下通路5
0、51の少なくとも一方の列に球が無い状態で、球有
り状態が検出されることは無くなり、球が無いのに、球
有り状態が検出されて、賞球排出がされなくなるという
不都合が生ずるのを防ぐことができる。また、半端球検
出機構200が正常に働いていれば、球有り状態の場合
は、必ず、球有り状態として検出されるはずであるが、
例えば、半端球検出部材70、71の通光孔70c、7
1cにゴミなどが詰まって、球無し(球切れ)として検
出される場合もある。しかし、何れの場合も、球無し状
態として検出され、パチンコ遊技機100に異常が発生
したことには変わり無く、流下通路50、51の何れか
一方に球が無いか、或いは、通光孔70c、71cにゴ
ミが詰まっているかの何れかの異常状態として迅速に対
応することが可能となる。
【0037】なお、半端球検出部110の配設する位置
を、ここでは、流下通路50、51の上段通路50A、
51Aとしたが、これに限定されるものではなく、中段
通路50B、51Bや下段通路50C、51Cとしても
よい。また、流下通路を2条としたが、2条に限定せ
ず、2条以上であれば、何条であってもよい。また、流
下通路50、51の形状などは任意であり、その他具体
的に示した細部構成、方法等は、発明の主旨を逸脱しな
い範囲で変更可能である。
【0038】[第2の実施の形態]図9は、この発明の
第2の実施の形態の遊技機として例示するパチンコ遊技
機の半端球検出機構に備わる操作部を示す断面図であ
る。図10は、図9の操作部を示す平面図である。ま
た、図11は、図9の操作部の変形例を示す断面図であ
る。
【0039】この第2の実施の形態特有の部分以外は、
上記第1の実施の形態におけると同様である。この第2
の実施の形態において、前述の第1の実施の形態と同一
部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0040】この実施の形態のパチンコ遊技機100に
備わる半端球検出機構200には、図9に示すように、
その上端側に、外部操作により内部の半端球検出部材7
0、71に回動変位を生じさせる操作部130、131
が、半端球検出部材70、71毎に設けられている。操
作部130、131は、半端球検出部材70、71と一
体に回動するレバー130a、131aと、これらレバ
ー130a、131aを回動させるスライドスイッチ1
30b、131bと、により構成されている。
【0041】スライドスイッチ130b、131bは、
図10に示すように、半端球検出機構200の上端面に
形成された2条のガイド溝130c、131cに嵌入
し、該ガイド溝130c、131cに沿って水平方向に
摺動可能な状態で取り付けられている。これらスライド
スイッチ130b、131bは、操作部分である上端側
が半端球検出機構200の外部に、それに対して、作動
部分である下端側が半端球検出機構200の内部に、そ
れぞれ配されていて、その停止位置に応じて、次に示す
ように、レバー130a、131aの回動状態を変化さ
せるようになっている。
【0042】スライドスイッチ130b、131bは、
通常時は、ガイド溝130c、131cの右端側(図9
において)に位置している。このとき、スライドスイッ
チ130b、131bは、レバー130a、131aの
回動軌道から外れた状態となっているため、レバー13
0a、131aの回動を係止することがない。従って、
レバー130a、131aと一体に回動する半端球検出
部材70、71は、前述の第1の実施の形態で示したよ
うに、流下通路50、51を流下する遊技球の有無に応
じて回動変位を生じる。一方、スライドスイッチ130
b(131b)を、ガイド溝130c(131c)の左
端側(図9において)の位置に移動すると、スライドス
イッチ130b(131b)は、半端球検出部材70
(71)の先端70d(71d)側が上昇した回動位置
で、レバー130a(131a)を係止する。
【0043】即ち、半端球検出部材70、71の下方に
遊技球が無い状態において、スライドスイッチ130
b、131bをガイド溝130c、131cの右端側に
位置させると、半端球検出部材70、71の先端70
d、71d側が下降し、一方、スライドスイッチ130
b、131bをガイド溝130c、131cの左端側に
位置させると、半端球検出部材70、71の先端70
d、71d側が上昇した状態となる。このように、半端
球検出部材70、71の下方に遊技球が無い状態におい
ても、スライドスイッチ130b、131bの位置を変
えることによって、半端球検出部材70、71に回動変
位を生じさせることができるため、従来のように流下通
路50、51に遊技球を充填しなくとも、半端球検出機
構200の検査が可能となる。従って、パチンコ遊技機
100の製造工場において行われる、半端球検出機構2
00の検査が容易となり、検査時間を短縮して、パチン
コ遊技機100の生産効率を向上させることができる。
【0044】また、スライドスイッチ130b、131
bが半端球検出機構200の上端を水平方向に摺動する
ように設けられているため、例えば、こぼれ球などが上
方向から当たっても、スライドスイッチ130b、13
1bが簡単に動くことはない。また、スライドスイッチ
130b、131bは、半端球検出機構200の表面か
らの突出が小さいため、パチンコ遊技機100の裏面に
複雑に配線されたコード類が引っかかり難い。このよう
に、操作部130、131にスライドスイッチ130
b、131bを用いたことにより、半端球検出部材7
0、71が誤って作動することを低減することができ
る。また、スライドスイッチ130b、131b上端の
操作部分が山状に形成されているため、スライドスイッ
チ130b、131bをガイド溝130c、131cに
沿って摺動させる際にも、指をスライドスイッチ130
b、131bに引っかけ易い。
【0045】また、例えば、図11に示すように、半端
球検出部材70、71と一体に回動するレバー130
d、131dの自由端側を、溝130e、131eを介
して半端球検出機構200の外部に挿出させることによ
り、操作部130、131を構成することも可能であ
る。この場合についても、同様に、半端球検出部材7
0、71の下方に遊技球が無い状態において、半端球検
出機構200の外部からレバー130d、131dを回
動させれば、半端球検出部材70、71に回動変位を生
じさせることができるため、従来のように流下通路5
0、51に遊技球を充填しなくとも、半端球検出機構2
00の検査が可能となる。
【0046】なお、本発明は、各実施の形態のパチンコ
遊技機100に限られるものではなく、他の種類のパチ
ンコ遊技機、アレンジボール遊技機及び雀球遊技機など
の弾球遊技機についても適用可能である。また、操作部
130、131の取付位置は、ユニット化された半端球
検出機構200の上端に限られるものではなく、半端球
検出部材70、71の外部操作が可能であれば、どのよ
うな位置としてもよい。また、半端球検出部材70、7
1とレバー130d、131dとを一体に形成するよう
にしてもよい。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、複数の半
端球検出部材が1基の光学検出器の発光器と受光器との
間に配され、発光器から受光器への通光の有無によって
球案内部における球の有無を検出するため、設置する光
学検出器の数量を最小限とすることが可能となり、コス
トの削減、並びに、配線の簡略化が可能となる。また、
半端球検出センサは、光学検出器からなるため、機械的
な機構による半端球検出センサに比べて、応答性及び制
御性に優れたものとなる。
【0048】請求項2記載の発明によれば、発光器から
受光器へ送られる光が、球案内部の全列の所定部位に球
が有る場合に通光状態となって球有り状態が検出され、
球案内部のいずれかの列に球が無い場合に遮光状態とな
って球無し状態が検出される。従って、球案内部の少な
くとも1の列に球が無い状態で、球有り状態が検出され
ることは無くなり、球が無いのに、球有り状態が検出さ
れて、賞球排出がされなくなるという不都合が生ずるの
を防ぐことができる。また、半端球検出機構が正常に働
いていれば、球有り状態の場合は、必ず、球有り状態と
して検出されるはずであるが、例えば、半端球検出部材
の通光孔にゴミなどが詰まって、球無し(球切れ)とし
て検出される場合もある。しかし、何れの場合も、球無
し状態として検出され、遊技機に異常が発生したことに
は変わり無く、球案内部の何れかの列に球が無いか、或
いは、通光孔にゴミが詰まっているかの何れかの異常状
態として迅速に対応することが可能となる。
【0049】請求項3記載の発明によれば、半端球検出
機構には、外部操作により各半端球検出部材を可動させ
る操作部が、半端球検出部材毎に設けられているため、
従来のように、球案内部に遊技球を充填しなくとも、操
作部によって各半端球検出部材を可動させることができ
る。従って、半端球検出機構の検査が容易となり、検査
時間を短縮して、遊技機の生産効率を向上させることが
可能となる。それにより、遊技機製造費用のコストダウ
ンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の遊技機として例
示するパチンコ遊技機を示す正面図である。
【図2】図1のパチンコ遊技機の背面図である。
【図3】パチンコ遊技機に備わる半端球検出機構を示す
正面図である。
【図4】半端球検出機構を示す背面図である。
【図5】半端球検出機構を示す分解斜視図である。
【図6】半端球検出部周辺を示す断面図である。
【図7】半端球検出機構の2列の流下通路それぞれに球
がある場合の、半端球検出部材の位置を示す図で、
(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図8】半端球検出機構の2列の流下通路の一方に球が
無い場合の、半端球検出部材の位置を示す図で、(a)
は平面図、(b)は正面図である。
【図9】この発明の第2の実施の形態の遊技機として例
示するパチンコ遊技機の半端球検出機構に備わる操作部
を示す断面図である。
【図10】図9の操作部を示す平面図である。
【図11】図9の操作部の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 50、51 流下通路(球案内部) 70、71 半端球検出部材 70c、71c 通光孔 72 半端球検出センサ 72a 発光器 72b 受光器 100 パチンコ遊技機(遊技機) 130、131 操作部 200 半端球検出機構 201 貯留タンク 202 球案内樋

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球を貯留する貯留タンクと、 前記貯留タンクから流出する球を流下案内する球案内樋
    と、 前記球案内樋に流下案内された球をさらに流下案内する
    とともに、該流下案内する球の有無を検出する半端球検
    出機構と、 を備えた遊技機において、 前記半端球検出機構は、 前記球案内樋から流下される球を複数列に分けて流下案
    内する球案内部と、 前記球案内部の所定部位各列に臨ませた状態で配設され
    て該複数の球案内部それぞれの球の有無の状態に応じた
    変位を生じる複数の半端球検出部材と、 前記複数の半端球検出部材の変位状態を検出する半端球
    検出センサと、 からなり、 前記半端球検出センサは発光器と受光器とを備えた1基
    の光学検出器から構成され、 前記複数の半端球検出部材が前記1基の光学検出器の前
    記発光器と前記受光器との間に配され、前記発光器から
    前記受光器への通光の有無によって前記球案内部におけ
    る球の有無を検出することを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記半端球検出部材は、前記球案内部の
    所定部位に回動可能に軸支され、 前記発光器から前記受光器へ送られる光が、 前記球案内部の全列の所定部位に球が有る場合に通光状
    態となって球有り状態が検出され、前記球案内部材のい
    ずれかの列に球が無い場合に遮光状態となって球無し状
    態が検出されることを特徴とする請求項1記載の遊技
    機。
  3. 【請求項3】 前記半端球検出機構には、外部操作によ
    り各半端球検出部材を可動させる操作部が、半端球検出
    部材毎に設けられていることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の遊技機。
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