JP2007020778A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 釘植設領域内の遊技球の流下経路を、自由度を低下させずに緩やかに規制して、遊技球を一つずつ検出する遊技球検出手段を備える遊技機を提供する。
【解決手段】 円盤部と、前記円盤部の裏面に形成された略円筒形の軸部と、を有し、回転自在な風車と、遊技球を転動させる転動面と、前記転動面と前記軸部との間を通過する遊技球を検出する近接センサと、を備え、前記風車は、前記軸部の外周面と前記転動面との間を、一個の遊技球が流下可能な間隔で離間させて遊技盤に配設され、前記軸部は、遊技球が前記外周面に接した場合において前記近接センサの検出範囲内となる直径で形成される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、遊技機に関し、特に、フラット型近接センサを用いた遊技球の検出手段を備える遊技機に関する。
従来のパチンコ機は、遊技盤の遊技領域に、液晶表示装置を用いた特別図柄表示装置や、遊技釘、風車、普通図柄作動ゲート、始動入賞口、普通電動役物、大入賞口、普通図柄表示装置等の種々の部品が設けられている。
そして近年、遊技が複雑になるにつれて特別図柄表示装置が大型化しており、例えば、5〜10インチの液晶表示装置が一般的に用いられている。しかし、限られた遊技領域内では、特別図柄表示装置が大型化するにしたがって、遊技釘をはじめとして、風車、入賞口、ゲート等の部品の配置が制限される。そこで、無駄な領域を極力少なくして遊技領域を有効に使用するための入賞装置等の遊技部品が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、遊技球の検出にあたって、遊技球の流れに制限を与えないで検出するフラット型近接センサを用いた検出装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−331084号公報 特開2000−334159号公報
従来、遊技球の検出には、マイクロスイッチやゲート通過型近接センサが多く用いられてきた。しかし、機械式接点を有するマイクロスイッチは、耐久性が低く、玉止まりが発生しやすいという問題点がある。
一方、ゲート通過型近接センサにはこのような問題点がない。ただし、ゲート通過型近接センサは、その構造上、ゲートに遊技球を案内する流路や、ゲートから他の遊技領域に遊技球を振り分ける流路等を、ゲートの周囲に釘を植設して形成する必要がある。
しかし近年、特別図柄表示装置のみならず、サイドランプやアタッカー周辺の装飾装置を大型化して派手な演出をする傾向にあり、遊技領域内で釘を植設する領域がさらに減少している。釘植設領域が減少した遊技機は、時系列での入賞率のばらつき(ゲージスランプ)が大きいといわれており、遊技場にとって非常に扱いにくい。この釘植設領域が減少した遊技領域に、必要以上にゲートを設け、その周囲に上記のような流路を設けることは、他の遊技球の流れに大きく影響を及ぼすため好ましくない。
なお、フラット型近接センサを用いることで、センサへの遊技球の流下経路を自由にしたままで遊技球を検出することもできる。しかし、このフラット型近接センサは、遊技球の数を正確に検出する必要がない形態での利用に限られ、遊技球を一つずつ検出する形態には向いていない。
そこで、本発明は、釘植設領域内の遊技球の流下経路を、自由度を低下させずに緩やかに規制して、遊技球を一つずつ検出する遊技球検出手段を備える遊技機を提供することを目的とする。
第1の発明は、円盤部と、前記円盤部の裏面に形成された略円筒形の軸部と、を有し、回転自在な風車と、遊技球を転動させる転動面と、前記転動面と前記軸部との間を通過する遊技球を検出する近接センサと、を備え、前記風車は、前記軸部の外周面と前記転動面との間を、一個の遊技球が流下可能な間隔で離間させて遊技盤に配設され、前記軸部は、遊技球が前記外周面に接した場合において前記近接センサの検出範囲内となる直径で形成される。
第2の発明は、第1の発明において、前記軸部は、前記外周面に対して直立する起立壁を複数備え、前記起立壁は、その先端と前記転動面との間隔が遊技球の直径より大きくなるように形成される。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記転動面は、前記転動面のうち近接センサが設けられた検出面の傾斜を、前記転動面のうち遊技球が前記検出面を転動する前の面及び後の面と比較して緩傾斜とする。
第4の発明は、第1〜第3の発明において、遊技球の入賞によって遊技者に有利な特典を付与する複数の入賞口を備え、前記複数の入賞口には、表示図柄の変動によって実行される補助遊技の結果態様に対応して状態が変換される変動入賞装置を含み、前記風車、前記転動面及び前記変動入賞装置は、一体的にユニット構成され、前記転動面は、前記ユニットを遊技盤に取り付けた場合に、いずれの入賞口へも入賞する機会を喪失した遊技球のみが当該転動面上を転動する位置に設けられ、前記変動入賞装置は、前記ユニットを遊技盤に取り付けた場合に、前記風車近傍から前記転動面方向へ流下しなかった遊技球が、前記軸部に当接することで流下方向を変換された場合に当該変動入賞装置に入賞する機会が付与される位置に設けられる。
第5の発明は、第1〜第4の発明において、前記風車の後方に複数の発光体を備え、前記発光体は、発光することで前記軸部の外周に沿って視認可能な位置に配設され、前記近接センサによって遊技球が検出されると、前記発光体を所定の順序で順次点灯させる。
第1の発明によれば、円盤部と、前記円盤部の裏面に形成された略円筒形の軸部と、を有し、回転自在な風車と、遊技球を転動させる転動面と、前記転動面と前記軸部との間を通過する遊技球を検出する近接センサと、を備え、前記風車は、前記軸部の外周面と前記転動面との間を、一個の遊技球が流下可能な間隔で離間させて遊技盤に配設され、前記軸部は、遊技球が前記外周面に接した場合において前記近接センサの検出範囲内となる直径で形成されることによって、遊技領域を流下する遊技球を近接センサに好適に近づけることができ、近接センサ上を通過する遊技球を精度良く検出できる。
第2の発明によれば、前記軸部は、前記外周面に対して直立する起立壁を複数備え、前記起立壁は、その先端と前記転動面との間隔が遊技球の直径より大きくなるように形成されることによって、遊技球の玉止まりや起立壁による遊技球の跳ね上げを防止できる。
第3の発明によれば、前記転動面は、前記転動面のうち近接センサが設けられた検出面の傾斜を、前記転動面のうち遊技球が前記検出面を転動する前の面及び後の面と比較して緩傾斜とすることによって、遊技領域を流下する遊技球を近接センサに好適に近づけることができるとともに、検出領域を通過する遊技球と検出領域を通過した遊技球との球突きを防止して、近接センサ上を通過する遊技球を精度良く検出できる。
第4の発明によれば、遊技球の入賞によって遊技者に有利な特典を付与する複数の入賞口を備え、前記複数の入賞口には、表示図柄の変動によって実行される補助遊技の結果態様に対応して状態が変換される変動入賞装置を含み、前記風車、前記転動面及び前記変動入賞装置は、一体的にユニット構成され、前記転動面は、前記ユニットを遊技盤に取り付けた場合に、いずれの入賞口へも入賞する機会を喪失した遊技球のみが当該転動面上を転動する位置に設けられ、前記変動入賞装置は、前記ユニットを遊技盤に取り付けた場合に、前記風車近傍から前記転動面方向へ流下しなかった遊技球が、前記軸部に当接することで流下方向を変換された場合に当該変動入賞装置に入賞する機会が付与される位置に設けられることによって、遊技球が検出されても遊技場の損失にならないため、遊技場は、検出領域へ遊技球を案内するための釘の調整を厳しく管理する必要がない。また、風車に対して転動面とは反対側に変動入賞装置を設けて、遊技領域を有効活用することによって、ユニットをコンパクト化して、遊技領域内の釘植設領域の確保を図ることができる。
第5の発明によれば、前記風車の後方に複数の発光体を備え、前記発光体は、発光することで前記軸部の外周に沿って視認可能な位置に配設され、前記近接センサによって遊技球が検出されると、前記発光体を所定の順序で順次点灯させることによって、遊技球が通過したことで風車が回転しているように見せかけることができ、風車の近傍を遊技球が通過したことを容易に確認できる。また、起立壁が低いため回転しにくい風車に代わって、発光体が遊技の興趣を向上させる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態の遊技機の遊技盤1の正面図である。
遊技盤1の表面には、ガイドレール2で囲われた略円形状の遊技領域3が形成される。遊技領域3は、ガイドレール2及び遊技盤1の四方に各々設けられた樹脂製のサイドケース4によって構成される。
遊技領域3の右下に設けられたサイドケース4は、証紙を貼付するための証紙プレート5で覆われている。また、遊技領域3の右上及び右下に設けられたサイドケース4には、遊技盤1を遊技機の前面枠(図示省略)に対して固定するための取付部6が設けられている。
遊技領域3には、画像表示装置10が設けられるセンターケース11がほぼ中央に配置される。画像表示装置10はセンターケース11に設けられた凹部に、センターケース11の前面より奥まった位置に取り付けられている。すなわち、センターケース11は画像表示装置10の周囲を囲い、画像表示装置10の表示領域から前方に突出して設けられている。
画像表示装置10は、例えば、LCD(液晶表示器)、CRT(ブラウン管)等で表示画面が構成されている。表示画面の画像を表示可能な領域(表示領域)には、複数の変動表示領域が設けられており、各変動表示領域に識別情報(装飾図柄)や変動表示ゲームを演出するキャラクタが表示される。すなわち、表示画面の左、中、右に設けられた変動表示領域には、識別情報として割り当てられた装飾図柄(例えば、「0」〜「9」までの数字及び「A」、「B」の英文字による12種類の図柄)が変動表示して変動表示ゲームが行われる。その他、表示画面には遊技の進行に基づく画像(例えば、大当り表示、ファンファーレ表示、エンディング表示等)が表示される。
画像表示装置10の右上方には装飾用ランプ、LED等の装飾装置12が設けられている。装飾装置12は、大当り等のイベント発生時に遊技の進行に応じて発光する。
センターケース11の枠上には、画像表示装置10の左側にワープ入口13が設けられる。ワープ入口13へ流下した遊技球は、ワープ出口14から排出され、画像表示装置10の下辺に設けられた転動面(ステージ)15を転動して、画像表示装置10の中央直下に設けられた孔16から下方向に流下する。孔16に流下した遊技球は、始動口24Aの直上に設けられた連通口17から排出され、始動口24Aへの入賞可能性が高められる。
センターケース11の左側には、普通図柄始動ゲート20及び方向転換部材21が配置される。また、センターケース11の下方には、左側に一般入賞口22A及び22Bが設けられ、右側には一般入賞口22C及び22Dが設けられる。センターケース11の中央直下には、始動口24Aが設けられ、始動口24Aの直下には、普通変動入賞装置(普通電動役物)23を備えた始動口24Bが設けられる。始動口24Bは、通常は、始動口24Aと、閉鎖した普通変動入賞装置23とによって、遊技球の入賞が妨げられている。
始動口24Bの下方には、球通過検出ユニット25が取り付けられる。球通過検出ユニット25には、左右上方にそれぞれ一般入賞口22B及び22Dが設けられる。また、球通過検出ユニット25には、大入賞口(図示省略)を備えた特別変動入賞装置26が設けられる。
特別変動入賞装置26の左側には、特図変動表示ゲームの特別図柄の変動表示及び特別図柄入賞記憶数を表示する特図表示器30が設けられる。特図表示器30には、特図表示部30A、特図記憶表示部30B及び遊技状態表示器30Cが設けられる。また、特別変動入賞装置26の右側には、普通図柄変動表示ゲームが実行され、又は、普通図柄入賞記憶数を表示する普図表示器31が設けられる。普図表示器31には、普図表示部31A及び普図記憶表示部31Bが設けられる。
特図表示器30の左上方には、一般入賞口22Bの近傍に方向転換部材(風車)40が設けられる。風車40は、中心に設けられた軸部402(図3)と一般入賞口22Bとの間を遊技球が一つ通過可能な程度に離間させて設けられる。
また、風車40の左下には、フラット型の近接センサよりなる球通過検出センサ41が設けられる。球通過検出センサ41は、球通過検出センサ41の上面と風車40の回転軸47との間を遊技球が一つ通過可能な程度に離間させて設けられる。風車40及び球通過検出センサ41については、図5〜図7で後述する。
遊技機では、打球発射装置(図示省略)から遊技領域3に向けて遊技球(パチンコ球)が打ち出されることによって遊技が行われる。打ち出された遊技球は、遊技領域3内の各所に配置された釘や風車等の方向転換部材によって転動方向を変えながら遊技領域3を流下する。そして、一般入賞口22A〜22D、始動口24A、24B又は特別変動入賞装置26に入賞するか、遊技領域3の最下部に設けられたアウト口32から排出される。
遊技領域3の左側に配置された一般入賞口22A及び22Bへの遊技球の入賞は、これらの一般入賞口22A及び22Bに備えられた入賞口センサL53(図2)によって検出される。また、遊技領域3の右側に配置された一般入賞口22C及び22Dへの遊技球の入賞は、これらの一般入賞口22C及び22Dに備えられた入賞口センサR54(図2)によって検出される。
一般入賞口22Bと風車40との間に流下した遊技球は、球通過検出センサ41によって検出される。一般入賞口22B近傍に流下した遊技球の流下経路については、図3で詳述する。
始動口24A又は24Bへの遊技球の入賞は、特図始動口センサ50(図2)によって検出される。この遊技球の通過タイミングによって抽出された特別図柄乱数カウンタ値は、遊技制御装置100(図2)内の特図記憶領域に特別図柄入賞記憶として所定回数(例えば、最大で4回分)を限度に記憶される。そして、この特別図柄入賞記憶の記憶数は、特図記憶表示部30Bに表示される。遊技制御装置100は、特別図柄入賞記憶に基づいて、特図表示部30Aにて特図変動表示ゲームを行う。
始動口24A又は24Bへ遊技球の入賞があると、画像表示装置10では、前述した数字等で構成される装飾図柄(識別情報)が順に変動表示して、特図変動表示ゲームに関する画像が表示される。つまり、画像表示装置10では、特図表示部30Aの表示に対応する装飾図柄の変動表示が行われる。特図表示部30Aは、変動表示状態と変動表示結果とを遊技者に正確に知らしめる役割を有し、画像表示装置10は、興趣向上のために多様な表示を演出する役割を有する。
始動口24A又は24Bへの入賞が所定のタイミングでなされたとき(具体的には、入賞検出時の特別図柄乱数カウンタ値が当り値であるとき)には大当り状態となり、表示図柄が特定の結果態様を導出する。具体的には、特図表示部30Aは、当り図柄である一桁の特別図柄で停止して、画像表示装置10は、三つの装飾図柄が揃った状態(大当り図柄)で停止する。
このとき、特別変動入賞装置26は、大入賞口ソレノイド26A(図2)への通電によって、所定の時間(例えば、30秒)だけ、遊技球を受け入れない閉状態から遊技球を受け入れやすい開状態に変換される。すなわち、特別変動入賞装置26が所定の時間だけ大きく開くので、この間遊技者は多くの遊技球を獲得することができるという遊技価値が付与される。
特別変動入賞装置26への遊技球の入賞は、カウントセンサ51(図2)によって検出される。
普通図柄始動ゲート20への遊技球の通過は、普図始動ゲートセンサ52(図2)で検出される。この遊技球の通過タイミングによって抽出された普通図柄乱数カウンタ値は、遊技制御装置100内の普図記憶領域に普通図柄入賞記憶として所定回数(例えば、最大で4回分)を限度に記憶される。そして、この普通図柄入賞記憶の記憶数は、普図記憶表示部31Bに表示される。
普通図柄始動ゲート20を遊技球が通過すると、遊技制御装置100は普通図柄入賞記憶に基づいて普図表示器31で普図変動表示ゲームが開始される。すなわち、普通図柄始動ゲート20への通過検出が所定のタイミングでなされたとき(具体的には、通過検出時の普通図柄乱数カウンタ値が当り値であるときには)には当り状態となり、普図表示部31Aに表示される普通図柄が当り状態で停止する。
このとき、始動口24Bの上部に設けられた普通変動入賞装置23は、普通電動役物ソレノイド23A(図2)への通電によって、始動口24Bへの入口が所定の時間だけ拡開するように変換される。普通変動入賞装置23がこのように変換されることによって、始動口24Bへの遊技球の入賞が許可される。
なお、普通変動入賞装置23の開放時間は、例えば、特定遊技状態(確率変動状態及び変動時間短縮状態)では2.9秒間、通常遊技状態では0.5秒間として、遊技状態に応じて開放態様が変化するとよい。
このようにして、一般入賞口22A〜22D、始動口24A、24B及び特別変動入賞装置26に遊技球が入賞すると、入賞した入賞口の種類に応じた数の賞球が払出ユニット(排出装置)から、遊技機の前面枠に設けられた上皿又は下皿に排出される。
図2は、本発明の実施の形態の遊技機の遊技制御装置100を中心とする制御系の一部を示すブロック図である。
遊技制御装置100は、遊技を統括的に制御する主制御装置であって、遊技制御を司るCPU、遊技制御のための不変の情報(プログラム、データ等)を記憶しているROM及び遊技制御時にワークエリアとして利用されるRAMを内蔵した遊技用マイクロコンピュータ101、入力インターフェース102、出力インターフェース103から構成される。
遊技用マイクロコンピュータ101には外部通信端子104が設けられている。外部通信端子104は、遊技用マイクロコンピュータ101に一意に設定された識別番号を出力することができる。この外部通信端子104に検査装置や管理用コンピュータ(いわゆる、ホールコン)を接続することで、管理用コンピュータが遊技機を識別することができる。
遊技用マイクロコンピュータ101は、入力インターフェース102を介しての各種検出装置(特図始動口センサ50、カウントセンサ51、普図始動ゲートセンサ52及び入賞口センサL53、R54)からの検出信号を受けて、大当り抽選等、種々の処理を行う。
また、遊技用マイクロコンピュータ101は、出力インターフェース103を介して遊技領域3に設けられた特図表示器30(特図表示部30A、特図記憶表示部30B、遊技状態表示器30C)及び普図表示器31(普図表示部31A、普図記憶表示部31B)に各種情報を出力する。
特図表示部30Aには、特図変動表示ゲームの変動表示態様を出力する。また、特図記憶表示部30Bには、特別図柄入賞記憶数表示を出力する。
普図表示部31Aには、普図変動表示ゲームの変動表示態様を出力する。また、普図記憶表示部31Bには、普通図柄入賞記憶数表示を出力する。
遊技状態表示器30Cには、特図変動表示ゲームの確率変動状態及び変動時間短縮状態を出力する。
また、遊技用マイクロコンピュータ101は、出力インターフェース103を介して、各従属制御装置(表示制御装置150及び排出制御装置200)、普通電動役物ソレノイド23A、大入賞口ソレノイド26A等に指令信号を送信して、遊技を統括的に制御する。
また、遊技用マイクロコンピュータ101は、盤用外部情報56を介して、管理用コンピュータに遊技機に関する情報を出力する。
排出制御装置200は、遊技制御装置100からの賞球指令信号に基づいて、払出ユニットの動作を制御し賞球を排出させる。また、遊技機に併設されるカード球貸ユニットからの貸球要求信号に基づいて、払出ユニットの動作を制御し貸球を排出させる。
遊技制御装置100から表示制御装置150には、表示制御指令信号として特図変動開始コマンド、変動表示コマンド、識別情報コマンド、確定コマンド、デモ表示コマンド、ファンファーレコマンド、大当りコマンド、エラーコマンド等が送信される。さらに、通常遊技状態、特別遊技状態、確率変動状態、変動時間短縮状態などの遊技状態の違いによって表示態様を変化させるための指令信号も送信される。
なお、通常遊技状態とは、特別遊技が実行されておらず、かつ、確率変動状態でも変動時間短縮状態でもない状態である。特別遊技状態とは、特図変動表示ゲームの結果として大当りが発生し、特別遊技(大当り遊技)が実行されている状態である。確率変動状態とは、通常遊技状態と比較して特賞発生確率が高く、特別遊技状態の発生に対して遊技者に有利に作用する特定遊技状態である。変動時間短縮状態とは、識別情報が変動表示する時間が短縮される状態である。
特図変動開始コマンドは、変動表示ゲームの開始を指示する。変動表示コマンドは、識別情報の変動表示態様を指示する。識別情報コマンドは、変動表示ゲームの結果として停止表示される識別情報を指示する。確定コマンドは、識別情報の変動表示の停止を指示する。デモ表示コマンドは、変動表示ゲームが所定時間なされないときに行われる表示を指示する。ファンファーレコマンドは、特別遊技状態に移行する前の状態の表示を指示する。大当りコマンドは、特別遊技状態中のラウンド表示、インターバル表示、特別遊技状態中のラウンド間表示等の特別遊技状態中の表示を指示する。エラーコマンドは、異常時の表示を指示する。
表示制御装置150は、これらの表示制御指令信号(コマンド)によって、遊技制御装置100が管理している遊技状態の遷移を把握することができる。
表示制御装置150は、表示制御用のCPU151、プログラムやデータを格納したROM152、CPU151の動作時のワークエリアや、画像表示装置10に表示される画像データを一時的に記憶するフレームバッファが設けられたRAM153、GDP(Graphic Display Processor)154、画像データ(図柄データ、背景画データ、動画キャラクタデータ、テクスチャデータ等)を格納した画像ROM155等から構成される。
CPU151は、ROM152に記憶されたプログラムを実行し、遊技制御装置100からの信号に基づいて、遊技状態に応じた変動表示ゲームのための画像制御情報(スプライトデータやポリゴンデータ等で構成される図柄表示情報、背景画面情報、動画オブジェクト画面情報等)を演算して、画像表示装置10に表示する画像信号を生成するようにGDP154に指示する。
GDP154は、画像ROM155に記憶された画像データ及びCPU151が画像制御情報を演算した内容に基づいて、例えば、画像のポリゴン描画(または、通常のビットマップ描画)を行うとともに、各ポリゴンに所定のテクスチャを貼り付けてRAM153のフレームバッファに記憶する。
GDP154は、点描画、線描画、トライアングル描画、テクスチャマッピング、アルファブレンディング、シェーディング処理(グローシェーディングなど)、陰面消去(Zバッファ処理など)等の描画処理も行う。これらの描画処理がされた画像信号は、RAM153のフレームバッファに記憶される。
そして、GDP154は、RAM153のフレームバッファに記憶された画像を所定のタイミング(垂直同期信号V_SYNC、水平同期信号H_SYNCのタイミング)で画像表示装置10へ送信する。
ここで、フレームバッファは複数のフレームバッファをそれぞれRAM153の所定の記憶領域に設定しておき、GDP154は任意の画像に重ね合わせて(オーバーレイ)出力することも可能である。
GDP154には、クロック信号を供給する発振器(図示省略)が接続されている。発振器が生成するクロック信号はGDP154の動作周期を規定し、また、発振器から出力されるクロック信号に基づいて、垂直同期信号(V_SYNC)及び水平同期信号(H_SYNC)が生成され、画像表示装置10にタイミング信号として出力される。
表示制御装置150と遊技制御装置100とを接続する通信インターフェース156には、信号の伝達方向を規制するバッファが設けられる。よって、遊技制御装置100と表示制御装置150との間の通信は、遊技制御装置100から表示制御装置150への信号入力のみが許容され、表示制御装置150から遊技制御装置100への信号出力は禁止されている。これにより、表示制御装置150から遊技制御装置100に不正な信号が入力されることを防止することができる。なお、遊技制御装置100と表示制御装置150との間で双方向通信を行う場合には、バッファに双方向バッファを用いることもできる。
また、通信インターフェース156には音制御装置250及び装飾制御装置300が接続されている。
音制御装置250は、表示制御装置150からの音制御指令信号に基づいて、遊技機に設けられたスピーカから出力される効果音を制御する。
装飾制御装置300は、表示制御装置150からの装飾制御指令信号に基づいて、球通過検出ユニット25に設けられたLED81A〜81Fを制御する。装飾制御装置300によるLED81A〜81Fの制御については、図8で説明する。
また、装飾制御装置300は、表示制御装置150からの装飾制御指令信号に基づいて、前面枠に設けられた装飾用ランプ、LED等の装飾発光装置、及び、遊技領域3内の装飾装置12を制御する。
表示制御装置150には出力インターフェース157が設けられている。出力インターフェース157には画像表示装置10及び情報出力端子57が接続されており、出力インターフェース157を介して画像表示装置10及び情報出力端子57に信号を出力する。
画像表示装置10は、表示制御装置150からの画像表示信号に基づいて、表示領域に対応する画像を表示する。
情報出力端子57は、遊技機の稼動状態に関する情報を出力する。情報出力端子57に管理用コンピュータを接続することで、管理用コンピュータが遊技機の稼動状況を識別することができる。
また、表示制御装置150には入力インターフェース158が設けられている。入力インターフェース158には球通過検出センサ41が接続されており、入力インターフェース158を介して球通過検出センサ41からの信号が入力される。なお、球通過検出センサ41を、表示制御装置150ではなく遊技制御装置100に直接接続して、遊技制御装置100に信号を入力してもよい。この場合、遊技制御装置100において対応する処理を行う。
遊技機の電源装置(図示省略)は、電源回路の他に、バックアップ電源部と停電監視回路とを備えている。停電監視回路は、電源装置の電圧降下を検出すると、遊技制御装置100等に対して停電検出信号とリセット信号とを順に出力する。遊技制御装置100は、停電検出信号を受けると所定の停電処理を行い、リセット信号を受けるとCPUの動作を停止する。バックアップ電源部は、遊技制御装置100等のRAMにバックアップ電源を供給して、遊技データ(遊技情報、遊技制御情報(変動表示ゲーム情報を含む))等をバックアップする。
なお、音制御装置250及び装飾制御装置300を、表示制御装置150とは別個に設けたが、従属制御装置のうち、音制御装置250や装飾制御装置300を表示制御装置150に含めて、音制御装置250及び/又は装飾制御装置300を表示制御装置150と一体に構成してもよい。
また、音制御装置250及び装飾制御装置300を、表示制御装置150に接続せずに、遊技制御装置100に直接接続するように構成してもよい。
図3は、本発明の実施の形態の球通過検出ユニット25の正面図である。
球通過検出ユニット25には、特別変動入賞装置26が設けられる。特別変動入賞装置26の真下に形成された扁形の切欠部67には、球通過検出ユニット25を遊技盤1に取り付けた場合に、アウト口32が位置する。
特別変動入賞装置26の左上方には、風車40が設けられる。そして、風車40の左下方には、球通過検出センサ41が設けられる。つまり、風車40に対して、右側に特別変動入賞装置26が位置し、左下に球通過検出センサ41が位置する。よって、風車40に対して上方向から流下した遊技球は、特別変動入賞装置26が配設された側(右側)か、球通過検出センサ41が配設された側(左側)のどちらか一方に流下する。このように、風車40に対して転動面46とは反対側に特別変動入賞装置26を設けて、遊技領域3を有効活用することによって、球通過検出ユニット25をコンパクト化して、遊技領域3内の釘植設領域の確保を図ることができる。
また、球通過検出ユニット25には、左右上方にそれぞれ一般入賞口22B及び22Dが設けられる。一般入賞口22B及び22Dは、球通過検出ユニット25の前面に略円筒状に突出して設けられており、当該略円筒状の側壁の上部中央に、遊技球が一つ流入可能な開口65B又は65Dを有する。
開口65B又は65Dに流入した遊技球は、入賞口センサL53又はR54に入賞球として検出される。一方、開口65B又は65Dに流入しなかった遊技球は、一般入賞口22B又は22Dへの入賞機会を喪失して流下する。このうち、一般入賞口22B側を流下して入賞機会を喪失した遊技球は、次に掲げる流路A〜Dのいずれかに流下する。
一般入賞口22Bの左側へ流下した遊技球は、流路Aを流下する。そして、遊技盤1の下方に設けられたガイドレール2上に落下する。ガイドレール2は一般入賞口22Bの下方からアウト口32に向けて下降するように傾斜しているため、落下した遊技球は、ガイドレール2の上面に誘導されてアウト口32へ流下し、アウト口32から排出される。
一般入賞口22Bと風車40との間へ流下した遊技球は、流路B(球通過検出流路45)を流下する。そして、一般入賞口22Bの右側面と、風車40の軸部402の左側面とに当接しながら、両者の間を流下する。
一般入賞口22Bと球通過検出センサ41とは、転動面46で連結されている。そして、転動面46は、球通過検出センサ41の上面を覆い、さらに球通過検出センサ41からガイドレール2に向けて下降するように傾斜して延出している。
なお、本実施の形態では、転動面46の裏面側に球通過検出センサ41を設けるが、遊技球の流下経路を遮らない程度に極めて薄いフラット型近接センサよりなる球通過検出センサ41であれば、転動面46の上面に設けてもよい。また、球通過検出センサ41を、風車40の軸部402と転動面46との間であって、球通過検出ユニット25の基盤61の裏面側に設けてもよい。
一般入賞口22Bと風車40の軸部402との間を流下した遊技球は、転動面46に誘導されながら球通過検出センサ41上を通過する。そして、球通過検出センサ41から下降するように延出した転動面46に誘導されて、ガイドレール2上に落下する。落下した遊技球は、ガイドレール2の上面に誘導されてアウト口32へ流下し、アウト口32から排出される。
このように、転動面46に球通過検出センサ41を設け、この転動面46と対向する位置に風車40を設けることによって、遊技領域3を流下する遊技球を球通過検出センサ41に好適に近づけることができ、球通過検出センサ41上を通過する遊技球を精度良く検出できる。
なお、転動面46は、球通過検出センサ41が設けられた面(検出面)461は、その前後の面(一般入賞口22Bと球通過検出センサ41とを連結する面460、及び、球通過検出センサ41からガイドレール2に向かって延出した面462)よりも傾斜が緩い。転動面46の傾斜をこのように構成することによって、遊技領域3を流下して一般入賞口22Bと風車40との間に流下した遊技球を、球通過検出センサ41に好適に近づけることができる。また、検出面461を通過した遊技球を迅速にガイドレール2方向へ流下させることができるため、球通過検出センサ41の検出領域410(図7)を通過する遊技球と、検出領域410を通過した遊技球との球突きを防止して、球通過検出センサ41上を通過する遊技球を精度良く検出できる。
一般入賞口22Bの右側を通って、風車40の右側へ流下した遊技球は、流路Cを流下する。そして、軸部402の右側を流下して、ガイドレール2上に落下する。落下した遊技球は、ガイドレール2の上面に誘導されてアウト口32へ流下し、アウト口32から排出される。
風車40の軸部402に当接して、さらに右方向に転動した遊技球は、流路Dを流下する。そして、球通過検出ユニット25に設けられた特別変動入賞装置26方向へ流下する。このとき、特別変動入賞装置26が開状態であれば、遊技球は特別変動入賞装置26に入賞する可能性を有する。一方、特別変動入賞装置26が閉状態の場合は、遊技球は、特別変動入賞装置26に入賞することなくガイドレール2上に落下し、ガイドレール2の上面に誘導されてアウト口32へ流下し、アウト口32から排出される。
このように、流路Dを流下する遊技球は、特別変動入賞装置26への入賞機会の可能性を有する。一方、流路A〜Cを流下する遊技球は、いずれの入賞口への入賞機会も喪失している。本実施の形態では、このうち流路B(球通過検出流路45)に球通過検出センサ41を設けて、入賞機会を喪失した遊技球の通過を検出する。そして、球通過検出センサ41によって遊技球の通過が検出されると、例えば、遊技場側の不利益とならないような特典を遊技者に与えて、遊技の興趣の向上を図る。
なお、球通過検出流路45を流下する遊技球はいずれの入賞口に対しても入賞機会を喪失しているため、球通過検出センサ41によって遊技球の通過が検出された場合に、遊技者に与える特典を遊技場側の不利益とならないような特典することによって、球通過検出センサ41によって遊技球が検出されても遊技場の損失にならない。よって、遊技場は、球通過検出センサ41の検出領域410へ遊技球を案内するための釘の調整を厳しく管理する必要がない。
図4は、本発明の実施の形態の球通過検出ユニット25の分解斜視図である。
球通過検出ユニット25は、特別変動入賞装置26を備えるアタッカーベース60に、球通過検出センサ41を備えるレンズ部材70及び風車40が前方から取り付けられ、また、風車40の背面側に設けられる風車基板80及び風車基板80を収納する裏箱90が後方から取り付けられて構成される。なお、便宜上、遊技盤1に対して遊技者が遊技する側を前として、各部材の前後方向を示す。
アタッカーベース60は、略平板状の基盤61に対して、左右前方に略円筒状の一般入賞口22B及び22Dが突設されており、後方には特別変動入賞装置26の作動制御装置62が取り付けられている。また、一般入賞口22Bの下方には、球通過検出センサ41が基盤61に対して直立して取り付けられている。
基盤61の下端は、ガイドレール2によって画成される遊技盤1の外周と同一の円弧で形成されており、右半分にはアウト口32の上部が嵌合する切欠部67が形成されている。
基盤61の前面は、レンズ部材70の外縁と略同一形状の側縁を有する溝63が形成されている。溝63には、レンズ部材70を嵌合させて取り付けられるようになっている。また、溝63には、特図表示器30及び普図表示器31に対応する位置に、特図表示部30A、特図記憶表示部30B、遊技状態表示器30C、普図表示部31A及び普図記憶表示部31Bを前方から視認するための透光孔630が穿設されている。
なおここでは、一般入賞口22Dの下方にレンズ部材70の一部を取り付けた状態を図示する。この一般入賞口22Dの下方に位置するレンズ部材70を取り付けるための溝63、及び、普図表示器31に対応する位置に穿設された透光孔630は、一般入賞口22Bの下方に形成された溝63及び特図表示器30に対応する位置に穿設された透光孔630と同様の構成である。
球通過検出センサ41の右上には、後述する風車取付部75の受入溝64が、後方に向けて凹状に設けられている。受入溝64の凹面には、回転軸47の軸受640が中央後方に突設されている。また、受入溝64の凹面には、軸受640の周囲に等間隔に六つの透光孔641が穿設されている。
一般入賞口22B及び22Dの上部中央には、それぞれ開口65B及び65Dが設けられている。一般入賞口22B及び22Dの後方には、開口65B又は65Dに流入した遊技球を後方に誘導するための一般入賞口樋650B及び650Dが設けられている。開口65B又は65Dへ流入した遊技球は、一般入賞口樋650B又は650Dを通じて後方へ流下して、入賞口センサL53又はR54によって検出される。
基盤61には、横長長方形状の開口66が形成されている。開口66には、図示しない蓋部材が下辺を固定して軸支される。
作動制御装置62は、開口66の背面側に設けられる。作動制御装置62は、上記蓋部材を開閉させる大入賞口ソレノイド26Aを備え、大当り状態に当該蓋部材の開閉を制御する。
作動制御装置62の前方には、開口66と対応する位置に入賞球を受け入れる空間660が形成されている。空間660の底面661は、一側から他側へ下降するように傾斜している。また、底面661の他側には、後方に下降するように傾斜する樋662が設けられている。よって、蓋部材が開状態の間に、特別変動入賞装置26へ入賞した遊技球は、底面661に誘導されて他側へ流下し、樋662に誘導されて後方へ流下する。そして、樋662の後方に設けられたスルーホールに流下する。スルーホールを通過した遊技球は、スルーホールに設けられたカウントセンサ51によって検出される。
作動制御装置62の前方には、左右にそれぞれ特図表示器30及び普図表示器31が設けられている。各表示器の表示部(特図表示部30A、特図記憶表示部30B、遊技状態表示器30C、普図表示部31A及び普図記憶表示部31B)は、基盤61に穿設された透光孔630の後方に位置しており、遊技者が前面から視認することができるようになっている。
レンズ部材70は、草葉形状の板部材71に対して、センサ収納部74及び転動面46が前方に突設され、風車取付部73が後方に突設されてなる。
板部材71は、アタッカーベース60に取り付けられることによって特別変動入賞装置26の左右を装飾する。板部材71の前面には、特図表示器30及び普図表示器31と対応する位置にそれぞれ表示窓700及び701が形成されている。表示窓700及び701は、レンズ部材70をアタッカーベース60に取り付けた場合に、背面に透光孔630が位置する。よって、遊技者は、遊技機の前方から表示窓700及び701を介して、特図表示器30及び普図表示器31を視認することができるようになっている。
レンズ部材70の左右上方には、一般入賞口22B及び22Dの外周より僅かに大きな円筒状の側壁よりなる入賞口収納部72B及び72Dが設けられる。入賞口収納部72B及び72Dは、前面側開放部に飾り部材73B及び73Dが装着される。飾り部材73B及び73Dは、円板部材730B又は730Dと、円板部材730B及び730Dから後方に向かって直立した三本の係合部材731B又は731Dとからなる。そして、飾り部材73B及び73Dは、係合部材731B又は731Dを入賞口収納部72B及び72Dの前方から挿通させて係合させることによって、入賞口収納部72B及び72Dに取り付けられる。
入賞口収納部72Bから右下方には、転動面46が延出している。転動面46は、所定の厚さを有しており、中腹にセンサ収納部74が形成されている。センサ収納部74には、レンズ部材70をアタッカーベース60に取り付けた場合に、球通過検出センサ41が収納される。
入賞口収納部72Bの右側であってセンサ収納部74の右上の位置には、透明樹脂よりなる略円筒状の風車取付部75が設けられている。風車取付部75は、レンズ部材70をアタッカーベース60に取り付けた場合に、受入溝64に収納される。風車取付部75の前面中央には、貫通孔750が設けられている。貫通孔750は、風車40の軸取付部400の外周より僅かに大きい円で構成され、風車40を風車取付部75に取り付けた場合に、軸取付部400が挿通する。
風車40は、前面に設けられた円盤部401、円盤部401の背面中央から後方に設けられた円筒状の軸部402、及び、軸部402の円筒内に設けられた円筒状の軸取付部400で構成される。風車40は透明樹脂で形成されており、風車40の背面側に設けられたLED81A〜81Fを遊技機の前方から視認することができる。なお、風車40は全体を透明樹脂で形成する必要はなく、LED81A〜81Fを前方から視認可能であればよい。風車40の構成については、図6及び図7で詳述する。
風車40は、中央に軸穴403が設けられている。軸穴403は、円盤部401の中心から軸取付部400まで貫通している。軸穴403に回転軸47を挿通させ、さらに、ブッシュ76を介して貫通孔750及び軸受640に挿通させる。そして、軸受640の裏面側で、回転軸47の先端に設けられたEリング取付部470にEリングを取り付けることによって、風車40は前後方向に離脱不可能に固定される。
風車基板80は、略円板状の円周に沿ってその内側に六つのLED(発光体)81A〜81Fが等間隔に設けられている。LED81A〜81Fは、球通過検出ユニット25を一体に構成した場合に、風車40の軸部402の外周に沿った位置に配置される。風車基板80の略中央には、挿通孔82が穿設されている。挿通孔82は、アタッカーベース60の背面から後方に突設された軸受640を挿通させる。
裏箱90は、風車基板80を収容可能な基板収容部91が設けられている。そして、基板収容部91に風車基板80を収容して、受入溝64の後方に取り付けられる。これによって、裏箱90は、受入溝64の後方に風車基板80を取り付ける。
前述のように、受入溝64の凹面には、透光孔641がLED81A〜81Fと対応する位置に設けられている。また、受入溝64の前面に収納される風車取付部75は、透明樹脂によって構成される。よって、LED81A〜81Fは、発光することによって遊技盤1の前方から風車40の軸部402の外周に沿って視認することができるようになっている。
また、基板収容部91の凹面の略中央には、アタッカーベース60の背面から後方に突設された軸受640を挿通させる挿通孔92が穿設されている。
球通過検出ユニット25は、以上の各部材を前後方向に取り付けることによって構成される。
図5は、本発明の実施の形態の風車40近傍の説明図であって、球通過検出流路45を流下する遊技球を示す。
図5(A)は、風車40及び球通過検出センサ41近傍の正面図である。そして、図5(B)は、図5(A)におけるA−A断面図である。
風車40の中心に設けられた軸取付部400には、前方から後方に向けて回転軸47が挿通されている。回転軸47は、風車40の軸取付部400に挿通された状態で、さらにレンズ部材70、アタッカーベース60、風車基板80及び裏箱90に挿通され、風車40をこれらの部材に取り付けている。
アタッカーベース60には、球通過検出センサ41を固定するためのセンサ固定部600が設けられている。球通過検出センサ41は、センサ固定部600に嵌合して固定され、また、前面及び上面を転動面46で覆われて固定されている。そして、球通過検出センサ41は、回転軸47と球通過検出センサ41との間(球通過検出流路45)を通過する遊技球を検出する。
図6は、本発明の実施の形態の風車40の裏面斜視図である。
風車40の円盤部401には、中央に略円筒状の軸部402が設けられている。また、軸部402の円筒内には、軸部402より径が細い略円筒状の軸取付部400が、軸部402より後方に延出して設けられている。
軸部402の外周面には、外方に向けて等間隔に三つの起立壁404が設けられている。なお、起立壁404の数は三つに限られず、また、起立壁404は軸部402の外周面に対して等間隔に設けなくてもよい。
起立壁404の高さは小さく構成される。そのため、軸部402近傍を遊技球が通過しても、当該遊技球は起立壁404の側面に当接しにくい。よって、遊技球が起立壁404の側面に当接することによる風車40の回転方向への付勢は少ない。
しかし、従来の風車のように、起立壁が、例えば、円盤部の円周近傍まで高さを有する場合、転動面46を流下する遊技球が起立壁に流下経路を遮られて、球通過検出流路45内に複数の遊技球が滞留し、玉止まりが発生する可能性がある。
また、軸部の右側(特別変動入賞装置26が設けられた側)に流下した遊技球が起立壁に当接して、軸部の右側において起立壁を下方向に付勢することによって、軸部の左側(球通過検出流路45)を流下する遊技球が、上方向に付勢された起立壁によって跳ね上げられ、球通過検出流路45への流入を妨げられるおそれがある。
この起立壁による遊技球の跳ね上げが検出面461上で発生した場合、球通過検出センサ41によって一度検出された遊技球は、跳ね上げられた後に再度検出面461へ流下する。そして再度、球通過検出センサ41に通過を検出される。このように一つの遊技球が検出面461上を往来して、球通過検出センサ41に複数回検出されることは、遊技球の検出精度を低下させるため好ましくない。
一方、本実施の形態の起立壁404は、遊技球の直径に対して高さが十分に小さいため、遊技球の落下勢が風車40を回転させるように作用する効率が著しく低く、また、風車40の回転勢によって起立壁404が遊技球に作用する効率も著しく低い。よって、遊技球の玉止まりや起立壁404による遊技球の跳ね上げを防止できる。なお、起立壁404の具体的な高さについては、図7(B)で説明する。
図7は、本発明の実施の形態の風車40の構成図である。
図7(A)は、軸部402の外周面と転動面46との間隔を示す構成図である。
風車40の左下方には、左上から右下へ傾斜する転動面46が設けられている。また、転動面46の中央には、球通過検出センサ41が設けられている。面460から流下した遊技球は、検出面461を通過して面462へ流下する。
軸部402と転動面46との間は、一つの遊技球が通過可能な程度に離間させる。具体的には、軸部402の外周面と検出面461との間を、遊技球の直径(約11.0mm)より僅かに大きな間隔(例えば、12.8mm)に離間させて遊技盤1に配設する。なお、配置の規制によって軸部402と転動面46との間が十分に離間しない場合は、径の小さい軸部402を用いることで、軸部402と転動面46との間に遊技球の直径より僅かに大きな間隔を設ける。
このように、風車40の左側に流下した遊技球の流下経路を、転動面46によって比較的緩やかに規制して、球通過検出センサ41が設けられた位置に遊技球を誘導し、また、軸部402と転動面46との間隔を一つの遊技球が通過可能な程度とすることによって、遊技球の検出のために遊技領域3に新たにゲートを設けたり、釘を植設して遊技球の流下経路を設けたりする必要がないため、遊技盤1上に設けられた他の部品(例えば、画像表示装置10、始動口24A、24B等)の配置の自由度を低下させずに、通過する遊技球を1つずつ検出できる。
図7(B)は、起立壁404と転動面46との間隔を示す構成図である。
起立壁404と転動面46との間は、遊技球の直径より大きくなるように離間させる。具体的には、起立壁404の高さを、起立壁404の先端と検出面461との間が、遊技球の直径(約11.0mm)より大きくなるように構成する。例えば、軸部402の外周面と検出面461との間が12.8mmの場合、起立壁404の高さを0.5mmとする。この場合、起立壁404の先端と検出面461との間は12.3mmとなるため、遊技球の直径(約11.0mm)より大きい。
このように、起立壁404の先端と転動面46との間隔が遊技球の直径より大きくなるように、起立壁404の高さを構成することによって、遊技球が球通過検出流路45を起立壁404で遮られることなく通過できるため、玉止まりを防止できる。また、軸部402の右側で遊技球が起立壁404に当接することによって、球通過検出流路45で遊技球が跳ね上げられることがない。
図7(C)は、球通過検出センサ41の検出領域410を示す構成図である。
本実施の形態で用いる球通過検出センサ41は、球通過検出センサ41の上面から半径5mmの範囲を検出領域410とする。この検出領域410内を遊技球が通過すると、当該遊技球は球通過検出センサ41によって検出される。球通過検出センサ41は、遊技球の通過を検出すると、表示制御装置150に検出信号を出力する。
球通過検出センサ41の上面は、検出面461を構成する板状の樹脂によって覆われている。この球通過検出センサ41の上面を覆う検出面461は、厚さを小さく(例えば、1.0〜1.5mm)構成される。これによって、球通過検出センサ41の上方であって、検出面461から半径数mm程度の領域が遊技球の検出領域410となる。つまり、遊技球が検出面461上を通過すると、当該遊技球は検出領域410内を必ず通過するため、球通過検出センサ41によって必ず検出される。
このように、軸部402の外周面と転動面46との間を球通過検出センサ41の検出領域410とすることによって、風車40と転動面46との間を通過する遊技球を確実に一つずつ検出できる。
図8は、本発明の実施の形態のLED81A〜81Fの説明図である。
図8(A)は、風車基板80に設けられたLED81A〜81Fの配置図である。
LED81A〜81Fは、風車基板80の略中央に設けられた挿通孔82の周囲に等間隔に配設されている。この挿通孔82は、風車40の軸部402と対応する位置に設けられている。つまり、LED81A〜81Fは、遊技盤1を前方から視認した場合に、軸部402の周囲に等間隔に配設される。
具体的には、軸部402の直上にLED81Aが、軸部402の右上にLED81Bが、軸部402の右下にLED81Cが、軸部402の直下にLED81Dが、軸部402の左下にLED81Eが、軸部402の左上にLED81Fが、それぞれ配設される。
図8(B)は、LED81A〜81Fの点灯のタイミングチャートである。
球通過検出センサ41は、遊技球の通過を検出すると、表示制御装置150に検出信号を出力する。表示制御装置150は、球通過検出センサ41から検出信号を受信すると、装飾制御装置300にLED81A〜81Fに関する装飾制御指令信号を出力する。
装飾制御装置300は、表示制御装置150から装飾制御指令信号を受信すると、一定時間LED81Aを点灯させる。そして、一定時間が経過して、LED81Aを消灯させると、さらに一定時間の経過後にLED81Bを点灯させる。そして、一定時間が経過して、LED81Bを消灯させると、さらに一定時間の経過後にLED81Cを点灯させる。以後同様にして、装飾制御装置300は、LED81Cを消灯→LED81Dを点灯→LED81Dを消灯→LED81Eを点灯→LED81Eを消灯→LED81Fを点灯→LED81Fを消灯の順に制御する。そして、LED81Fが消灯してから一定時間の経過後に、再びLED81Aを点灯させ、その後順次LED81BからLED81Fを点灯させる。
このように各LEDを制御することによって、球通過検出センサ41を遊技球が通過することをきっかけとして、風車40の軸部402を中心としてその外周を、光点が二周する。これによって、球通過検出センサ41を遊技球が通過したことで風車40が回転しているように見せかけることができ、風車40の近傍を遊技球が通過したことを容易に確認できる。また、起立壁404が低いため回転しにくい風車40に代わって、LED81A〜81Fが遊技の興趣を向上させる。
なお、今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって制限的なものではない。また、本発明の範囲は前述した発明の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び内容の範囲での全ての変更が含まれることが意図される。
以上のように、本発明に係る遊技機は、パチンコ遊技機等の遊技機に適用することができる。
本発明の実施の形態の遊技機の遊技盤の正面図である。 本発明の実施の形態の遊技機の遊技制御装置を中心とする制御系の一部を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の球通過検出ユニットの正面図である。 本発明の実施の形態の球通過検出ユニットの分解斜視図である。 本発明の実施の形態の風車近傍の説明図である。 本発明の実施の形態の風車の裏面斜視図である。 本発明の実施の形態の風車の構成図である。 本発明の実施の形態のLEDの説明図である。
符号の説明
1 遊技盤
22A〜22D 一般入賞口
24A、24B 始動入賞口
25 球通過検出ユニット
26 特別変動入賞装置
40 風車
41 球通過検出センサ
45 球通過検出流路
46 転動面
81A〜81F LED
401 円盤部
402 軸部
404 起立壁
410 検出領域
460、462 面
461 検出面

Claims (5)

  1. 円盤部と、前記円盤部の裏面に形成された略円筒形の軸部と、を有し、回転自在な風車と、
    遊技球を転動させる転動面と、
    前記転動面と前記軸部との間を通過する遊技球を検出する近接センサと、を備え、
    前記風車は、前記軸部の外周面と前記転動面との間を、一個の遊技球が流下可能な間隔で離間させて遊技盤に配設され、
    前記軸部は、遊技球が前記外周面に接した場合において前記近接センサの検出範囲内となる直径で形成されることを特徴とする遊技機。
  2. 前記軸部は、前記外周面に対して直立する起立壁を複数備え、
    前記起立壁は、その先端と前記転動面との間隔が遊技球の直径より大きくなるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記転動面は、前記転動面のうち近接センサが設けられた検出面の傾斜を、前記転動面のうち遊技球が前記検出面を転動する前の面及び後の面と比較して緩傾斜とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 遊技球の入賞によって遊技者に有利な特典を付与する複数の入賞口を備え、
    前記複数の入賞口には、表示図柄の変動によって実行される補助遊技の結果態様に対応して状態が変換される変動入賞装置を含み、
    前記風車、前記転動面及び前記変動入賞装置は、一体的にユニット構成され、
    前記転動面は、前記ユニットを遊技盤に取り付けた場合に、いずれの入賞口へも入賞する機会を喪失した遊技球のみが当該転動面上を転動する位置に設けられ、
    前記変動入賞装置は、前記ユニットを遊技盤に取り付けた場合に、前記風車近傍から前記転動面方向へ流下しなかった遊技球が、前記軸部に当接することで流下方向を変換された場合に当該変動入賞装置に入賞する機会が付与される位置に設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の遊技機。
  5. 前記風車の後方に複数の発光体を備え、
    前記発光体は、発光することで前記軸部の外周に沿って視認可能な位置に配設され、
    前記近接センサによって遊技球が検出されると、前記発光体を所定の順序で順次点灯させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の遊技機。
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