JPH11137311A - 機能性フランジ付チャック及びそれを用いた包装袋 - Google Patents

機能性フランジ付チャック及びそれを用いた包装袋

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JPH11137311A
JPH11137311A JP32042597A JP32042597A JPH11137311A JP H11137311 A JPH11137311 A JP H11137311A JP 32042597 A JP32042597 A JP 32042597A JP 32042597 A JP32042597 A JP 32042597A JP H11137311 A JPH11137311 A JP H11137311A
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flange
plastic
vent
claw
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Juichi Kasai
寿一 葛西
Akira Kawamura
明 川村
Tatsuya Ito
辰哉 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチックチャックを使用した包装袋に、
チャック自体ににガス抜き機構、あるいはガス抜き機構
に逆流防止機構を組み込み、包装後の内容物からのガス
体を自動的に除去できるフランジ付チャック、その製造
方法及びそれを使用した包装袋の製造方法の提供。 【解決手段】 プラスチック製フランジ11上に線状に
形成され、噛み合うように形成された雄爪12と雌爪1
3とからなるプラスチックチャックにおいて、雄爪側ま
たは雌爪側になるフランジ付チャックの、少なくとも一
方の内容物側のフランジ11に通気孔15を設けるか、
または該通気孔15を設けた後、該通気孔を覆うように
逆止弁用フィルム19を接合させたテープ状のフランジ
を有する機能性フランジ付チャック。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、包装袋の開封後に
おいても封止あるいは開封が自由に可能な機能を有する
プラスチック包装袋であって、食品、薬品、電子部品な
どの、小型あるいは少量の物品を収納するプラスチック
包装袋用のフランジ付プラスチックチャック及び該フラ
ンジ付チャックを使用した包装袋に関し、封止後におい
てもガス抜き機能を有するフランジ付チャック、その製
造方法及びそれを使用した包装袋に関する。
【0002】
【従来の技術】チャック付き包装袋は、一例を示すと、
図15(断面形状)及び図16(斜視図)に示すような
形状のものであり、包装用容器として多方面に広く使用
されている。この種の包装袋などに使用されるプラスチ
ックチャックは、開封、封止が自由に行える機能を向上
させるため、チャックの爪の形状、フランジ部の形状な
どの検討を行い、内部側の圧力には開封しにくく、取出
口側からは容易に開封しやすくあるいは封止した場合の
密閉性の向上など、もっぱら封止機能の向上に関するも
のが多く提案されてきた。これに対し、封止機構を有し
ながら包装袋内部のガスの発生の対応、あるいは加熱時
の蒸気の発生による包装袋の破裂防止などを配慮したプ
ラスチックチャックの提案はされていなかった。
【0003】例えば米やコーヒーなどの農産物は呼吸作
用などによって、プラスチック包装袋の内部に炭酸ガス
などのガスが蓄積し、これらのガスによる内容物の品質
低下、あるいは貯蔵する際に積み重ねる必要からこれら
の内部のガスを抜き出すことが必要とされる。またレト
ルト食品、冷凍食品、加熱調理用食品の包装袋などを電
子レンジで加熱する場合にも、包装袋をそのまま加熱
し、加熱時に発生する水蒸気を自動的に抜いて包装袋の
破裂防止が可能な包装袋の開発の要望も多い。通常、こ
れらの使用のためには、米などの包装袋においては、ポ
リエチレン内装のクラフト袋を用いて、開封口をミシン
目にしてこの部分から呼吸により発生するガスを抜くな
どの方法、あるいは加熱に先立ちあらかじめ包装袋の一
部にガス抜きの穴を開けたり、包装袋の一部に特殊なガ
ス抜き弁を付ける提案(特開平2−205560号公
報)などがあるが、これらの方法では一度ガス抜きをす
ると再度封止ができなくなったり、あるいはガス抜き弁
などコスト的に高価な材料や取り付けにコストがかかる
などの問題点があった。
【0004】チャック付き包装袋においても、チャック
を包装袋の取出口側に付け、ガス抜き弁は包装袋の下部
などに取りつける方法などの提案がある。この提案の方
法では、開封、封止が自由にできるが、構造が複雑にな
りコストがかかるのみならず、電子レンジ加熱した食品
のごとくガス体、液体及び固体が共存しているような場
合では、ガス体のみを抜くためにガス体が集まる包装袋
上部にガス抜きを付ける必要がある。しかし上記の方法
ではガス抜き部の取付位置に制限を受けるため該包装袋
は高価であるにもかかわらずガス体及び固体からなる混
合物では使用可能であるが、食品の場合のようにガス
体、液体及び固体からなる混合物などの場合には使用で
きないものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の開
封、封止が自由にできるプラスチックチャックを使用し
た平袋、スタンディングパウチ、紙パック、あるいは深
絞り容器のような包装袋に、プラスチックチャックにガ
ス抜き機構、あるいはガス抜き機構に逆流防止機構を組
み込み、包装後の内容物から発生するガスや加熱により
包装物から発生する蒸気などのガス体を自動的に除去で
きる包装を可能とするフランジ付チャック、その製造方
法及びそれを使用した包装袋の製造方法の開発を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1) プラ
スチック製フランジ上に線状に形成され、噛み合うよう
に形成された雄爪と雌爪とからなるプラスチックチャッ
クにおいて、雄爪側または雌爪側になるフランジ付チャ
ックの、少なくとも一方の内容物側のフランジに通気孔
を設けた、テープ状のフランジを有する機能性フランジ
付チャック、(2) プラスチック製フランジ上に線状
に形成され、噛み合うように形成された雄爪と雌爪とか
らなるプラスチックチャックにおいて、雄爪側または雌
爪側になるフランジ付チャックの、少なくとも一方の内
容物側及び取出口側のフランジに通気孔を設けた、テー
プ状のフランジを有する機能性フランジ付チャック、
(3) プラスチック製フランジ上に線状に形成され、
噛み合うように形成された雄爪と雌爪とからなるプラス
チックチャックの、雄爪側または雌爪側になるフランジ
付チャックの、少なくとも一方の内容物側のフランジま
たは内容物側及び取出口側の双方のフランジ部に、あら
かじめ定められた位置に穿孔機により通気孔を設けた
後、該通気孔を覆うように逆止弁用フィルムを接合させ
ることを特徴とするテープ状のフランジを有する機能性
フランジ付チャックの製造方法、(4) フランジ上に
任意の形状の通気孔が形成されており、該通気孔を覆う
逆止弁用フィルムが通気孔の周囲で接合され、該接合部
は通気孔の周縁部から接合部までの距離が通気孔の最大
長さの0.5〜5倍の範囲でかつ該接合部が通気孔の最
大長さの少なくとも1.5倍の長さの未接合部を残して
接合されている上記(3)に記載された機能性フランジ
付チャックの製造方法。
【0007】(5) プラスチック製フランジ上に線状
に形成され、噛み合うように形成された雄爪と雌爪とか
らなるプラスチックチャックの、雄爪側または雌爪側に
なるフランジ付チャックの、少なくとも一方の内容物側
のフランジに通気孔を設けた、フランジを有するテープ
状の機能性フランジ付チャックのセットをプラスチック
容器に取りつけたチャック付き包装袋において、前記通
気孔とは重ならないが、連通しているフランジ部の接合
していない部分のプラスチック容器に通気孔を設けた機
能性フランジ付チャック付き包装袋、(6) プラスチ
ック製フランジ上に線状に形成され、噛み合うように形
成された雄爪と雌爪とからなるプラスチックチャック
の、雄爪側または雌爪側になるフランジ付チャックの少
なくとも一方の、内容物側及び取出口側の双方のフラン
ジに通気孔を設けた、フランジを有するテープ状の機能
性フランジ付チャックのセットを、プラスチック容器に
取りつけたチャック付き包装袋において、前記内容物側
及び取出口側のフランジに設けた通気孔を、連通するよ
うにフランジ付チャックのフランジ部を接合した機能性
フランジ付チャック付き包装袋、(7) 機能性フラン
ジ付きチャック包装袋のいずれかの通気孔に、フランジ
付チャックを取りつけたフランジ部の接合していない連
通した部分に逆止弁用フィルムを形成させた上記(5)
または(6)に記載された機能性フランジ付チャック付
き包装袋、(8) 逆止弁用フィルムが通気孔の周囲で
接合され、該接合部は通気孔の周縁部から接合部までの
距離が通気孔の最大長さの0.5〜5倍の範囲で、かつ
該接合部が通気孔の最大長さの少なくとも1.5倍の長
さの未接合部を残して接合されている上記(7)に記載
された機能性フランジ付チャック付き包装体、(9)
上記(5)記載の機能性フランジ付包装袋において、チ
ャックフランジ部の内容物側に設けた通気孔と、フラン
ジ部の接合していない連通している包装袋側に設けた通
気孔は、少なくとも10mmの間隔を設けた包装袋、
(10) 上記(6)記載の機能性フランジ付包装袋に
おいて、チャックフランジ部の内容物側と取出口側に設
けた連通する通気孔は、少なくとも10mmの間隔を設
けた包装袋、
【0008】(11) コイル状に巻かれた、プラスチ
ック製フランジ上に線状に形成され、噛み合うように形
成された雄爪と雌爪とからなるテープ状のプラスチック
チャックの、雄爪側または雌爪側の少なくとも一方の内
容物側のフランジ部に穿孔機により一定間隔に通気孔を
設け、逆止弁用フィルムを接合するか、または接合しな
いで、続いてプラスチック容器の取出口内側に、上記フ
ランジ付チャックの内容物側をプラスチック容器の内容
物側にして、フランジ部の両側端部を長さの方向に接合
するとともに、プラスチック容器の上記通気孔とは重な
らない少なくとも10mmの間隔をおいた部分に、上記
通気孔とは連通した状態の通気孔をプラスチック容器に
設けることを特徴とする機能性フランジを設けたチャッ
ク付き包装袋の製造方法、及び(12) コイル状に巻
かれた、プラスチック製フランジ上に線状に形成され、
噛み合うように形成された雄爪と雌爪とからなるテープ
状のプラスチックチャックの、雄爪側または雌爪側の少
なくとも一方の内容物側及び取出口側のフランジ部に穿
孔機により一定間隔に通気孔を設け、逆止弁用フィルム
を接合するか、または接合しないで、続いてプラスチッ
ク容器の取出口内側に、上記フランジ付チャックの内容
物側をプラスチック容器の内容物側にして、双方の通気
孔が取りつけたフランジ部の接合していない部分を通じ
て連通するように、フランジ部の両側端部を長さの方向
に接合することを特徴とする機能性フランジを設けたチ
ャック付き包装袋の製造方法を開発することにより上記
の目的を達成した。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において使用するプラスチ
ック材料としては、通常チャック付き包装袋に使用され
ているもので良く、チャック部分としては例えば低圧法
ポリエチレン、高圧法ポリエチレン、直鎖状低密度ポリ
エチレンなどのポリエチレン、ポリプロピレンなどポリ
オレフィン、ポリアミドなどを使用する。プラスチック
容器としては、容器内面にフランジ付プラスチックチャ
ックがヒートシール可能な、各種のプラスチックフィル
ム、アルミニウム箔とプラスチックフィルムの積層体か
らなる包装袋、スタンディングパウチ、紙パック、深絞
り容器あるいはこれら容器の表面をネットで覆ったもの
など、各種の容器が使用できる。本発明においては、プ
ラスチックチャックの幅としては、容器のサイズ、チャ
ックの種類などにより変わるが、通常は雄爪基部からフ
ランジの端まで5mm以上、(全体の幅は基部の接続部
を除き10mm以上)好ましくは6mm以上の幅が必要
である。雌爪のフランジ部の幅もこれとほぼ同じであ
り、雄爪のフランジ部の幅が決まれば自動的に決まって
くる。またチャックの雄爪、雌爪の形状は通常使用され
ているもので良く、雄爪が1本のもののみならず2本の
ものでも良く特に制限はない。
【0010】フランジ付チャックに設ける通気孔は、穴
のサイズは容器のサイズ及び目的によって変わり一定の
ものでないが、内圧を放出できるだけの大きさがあれば
良く、したがって容器に対して1〜3組くらい、好まし
くは1組で良い。また通気孔の形状は内圧が放出できれ
ば良いのであるので、円形、楕円形、四角、切り目ある
いはフランジの端から中央部まで半円形あるいは半楕円
形切込(この場合はフランジ部の端をヒートシールした
後に穴状になるよう確実に容器本体に接合することが必
要である。)であってもよく、必ずしも穴でなくともよ
い。ただし成形性、引き裂き強度の面からは円形または
楕円形の通気孔が好ましい。このフランジ付チャック
は、通常は押出成形により成形されるため長尺のもので
あり、巻き芯にコイル状に巻き取って置かれることが多
いので、これを連続的に繰り出してパンチングなど必要
な処理により通気孔を設けながら必要な長さに切断して
使用する。この種のプラスチックチャックに逆止弁を設
けて気体の逆行を防ぐ必要がある時は上記通気孔に逆止
弁フィルムを設ける。
【0011】以下図面を参照しながら本発明をより詳細
に説明する。図1は、内容物側にのみ通気孔15を有す
る機能性フランジ付チャック(以下簡単にチャック1と
いう。)である。図2は内容物側通気孔15と取出口側
通気孔16を有する機能性フランジ付チャック(以下チ
ャック2という。)である。チャック付き包装袋を製造
する場合、チャック2を用いる時は、内容物側の通気孔
15と取出口側の通気孔16を同時にパンチングするだ
けで済み、容器本体に通気孔を設ける必要がないだけ製
造が容易であり、工程も簡略化できるので好ましい。
【0012】図3はチャック1のタイプ(雄爪の内容物
側のみに通気孔を有するチャック)を容器本体18に接
合したチャック部分の拡大断面図を示す。本図面におい
て、チャックのフランジ部11はその両端において容器
本体18に接合14されている。接合部14の幅は、容
器のサイズにより変わるが通常は1〜2mmの範囲が好
ましい。この接合は生産性から見てヒートシールによる
ことが有利と考えられるが、接着剤によって接合しても
よい。この場合、フランジ部の中央部と容器本体の間に
は、フランジ付チャックの通気孔15と容器本体の通気
孔17の間は連通していることが必要であるので空間部
20を確保するため接合してはならない。またフランジ
付チャックの通気孔15と容器本体18の通気孔17
は、重ならないように設けることが必要である。図4
は、チャック2を容器本体18に接合したチャック部分
の拡大断面図を示すものであり、フランジ付チャックに
通気孔15と通気孔16を同時に設けること以外は、図
3のチャック1と同様なものである。
【0013】図5は、図3タイプの空間部20のチャッ
ク1の内容物側通気孔15に逆止弁用フィルム19を設
けた場合である。この場合は内容物側からの気体は簡単
に容器外に逃散できるが、容器外からの気体は逆止弁用
フィルム19により阻止され、容器内に侵入することは
できない。この逆止弁用フィルム19を通気孔17に設
けると容器内部の気体は容器外に出ることが困難となる
ので、容器内部に不活性ガスなどを充填して内容物の酸
化を防止するなどの場合に有利に使用できる。図6は、
図4の空間部20にチャック2のタイプの内容物側通気
孔15に逆止弁用フィルム19を設けた状態を示すもの
であり、図5と本質的に同様なものである。逆止弁用フ
ィルム19は例えばテープ状でフランジ部11の長さの
方向に平行に接合することにより形成することができる
のみならず、通気孔の部分のみに逆止弁用フィルムをた
すき状に設けてもよい。。この取り付けには、通気孔の
周囲で、通気孔からヒートシールなどによる接合部まで
の距離は、通気孔が円形の場合、その直径の0.5〜5
倍の範囲、好ましくは0.5〜3倍の範囲で接合する。
この場合通気孔を覆い、かつその直径の少なくとも1.
5倍の長さの未接合部14’を残しておくことが良い。
図7〜10は、通気孔が円形の場合の通気孔と逆止弁用
フィルムの接合状態を示す拡大平面図である。また通気
孔が円形以外の形状の場合は、通気孔の周囲で通気孔か
ら接合部までの距離は、通気孔の最大長さの0.5〜5
倍の範囲、好ましくは0.5〜3倍の範囲で接合し、か
つ上記接合部が通気孔の最大長さの少なくとも1.5倍
の長さの未接合部14’を残して接合しておくことが好
ましい。逆止弁用フィルム19の材質は、フランジ部と
接着性を有するか、または互いに馴染みの良い材料であ
れがいかなるものであってもよく、代表例としてはポリ
エチレン、ポリブテンなどが挙げられる。
【0014】図11はチャック2のタイプ(雄爪の内容
物側と取出口側に通気孔を有するチャック)の内容物側
に通気孔15及び取出口側に通気孔16を設けた雄爪1
2側フランジ付チャックを容器本体に接合した展開図で
ある。通気孔15及び16は、チャックのフランジ部1
1に雄爪12を挟んでパンチされており、容器本体18
に接合部14において接合されている。この場合、内容
物側通気孔15と取出口側通気孔16は、フランジ付チ
ャックの長さの方向に距離Aの間隔を置いて設けること
が好ましい。このAは、容器のサイズにより制限があり
変わるが、少なくとも10mm、好ましくは20mm以
上確保しておくことが良い。図12は、チャック1のタ
イプ(雄爪の内容物側にのみ通気孔を有するチャック)
を容器本体に接合した部分の断面斜視図である。この場
合、内容物側通気孔15と容器本体に設けた通気孔17
は、空間部20を通して互いに連通しており、通気孔1
5と通気孔17の距離Bは、チャック2の場合と同様に
少なくとも10mm、好ましくは20mm以上を確保し
た方が良い。距離Aまたは距離Bの間隔が長いほど、気
体の逆流防止の効果が向上し、逆に10mm未満の場合
は逆流防止の効果が低下する。なお図13に示すよう
に、通気孔の形状をフランジ部の端部から半円形あるい
は半楕円形に切込を設け、この切込部の外側の一部を同
時に接合することで通気孔を形成させることも可能であ
る。
【0015】本発明のフランジ付チャックを容器本体に
接合する場合、チャック2であれば、従来の製造ライン
に通気孔をパンチングする装置を組み込むだけで特殊な
装置を設置する必要はない。また逆止弁用フィルム付き
のフランジ付チャックを使用したい場合には、例えばあ
らかじめ、図14に示すような装置で製造したフランジ
付チャックを用いるだけですむ。すなわち、逆止弁用フ
ィルムのない雄爪または雌爪のフランジ付チャックを巻
き取ってあるプラスチックチャック供給リール31か
ら、テンションを調節するために、錘33を負荷した遊
動リール32、ストッパー34を経てフランジ付チャッ
クを供給し、通気孔用のポンチ351、352(チャッ
ク1の時はポンチは一つで良い。)を経て逆止弁用フィ
ルム36と共に圧着ロール37を経て、ヒートシーラー
38でヒートシールし、駆動ロール40により巻取り機
50に巻き取る。この場合、通気孔の位置の決定、引き
取り速度などを計測のため、例えば光電管39などによ
りコントロールする。通気孔及び逆止弁用フィルムを設
けてから雄爪または雌爪を任意の場所で噛み合わせれば
良い。
【0016】
【実施例】(実施例1)厚さ15ミクロンのポリアミド
フイルム、厚さ85ミクロンのポリエチレンフィルムを
ポリウレタン系の接着剤でドライラミネートした積層フ
ィルムのポリエチレン側を内側にし、幅180mm、チ
ャック下長さ250mmの平袋を成形した。該平袋の上
口部に、幅13mm(爪基部からフランジの端までの幅
が6mm)のポリエチレン製テープ状のフランジ付チャ
ック(昭和高分子(株)製:”エクシール”3m/m)
の雄爪側のフランジ部の両側にそれぞれ1個づつ40m
mの相対距離を置き、雄爪の基部から0.5mmの間隔
を置いて直径2mmの通気孔を設けた逆止弁用フィルム
をつけていない機能性フランジ付チャックを溶着した。
【0017】この時チャックのフランジ部と平袋を形成
するフィルムとのヒートシールはチャックに平行に2m
mの幅で、フランジ部の両端よりそれぞれ0.5mmの
位置で溶着しているため、フランジの中央部分に溶着し
ていない連通部分が概ね8mmの幅で存在することにな
る。この平袋10個それぞれに、150mm×230m
m×60mmの発泡ウレタンを充填し、チャックを閉じ
た後に袋の外面を圧縮して、充填時の発泡ウレタンが1
/3の厚さになるまで内部の空気を通気孔から放出させ
た。ガスの放出は比較的スムーズに進行し、徐々に圧縮
を行う場合の圧力は平袋に入れてないものとほぼ変わら
ない圧力ですんだ。次いでこれらのものを放置して充填
時の発泡ウレタンの2/3の厚さに復元するまでの放置
時間を測定した結果を表1に示す。この結果、ガス抜き
機能、逆流防止弁機能が共にあることが確認できた。
【0018】(実施例2)実施例1と同一の材料で同一
のサイズの平袋10個を準備した。該平袋の上口部に
は、雄爪フランジ部の内容物側通気孔に、幅7mm、厚
さ30ミクロンのポリエチレン製逆止弁用フィルムをか
ぶせ、その両側(直角方向の2辺は溶着していない。)
を1mmの幅でヒートシールし他機能性フランジ付チャ
ックを溶着使用した。これを実施例1と同様に発泡ウレ
タンを充填し、1/3の厚さになるまでの圧縮性、及び
その2/3の厚さになるまでの復元性を測定した。結果
を表1に示す。この機能性フランジ付チャックはガス抜
き機能は実施例1とほぼ同様であったが、逆流防止弁機
能は実施例1のチャックに比較して格段に優れていた。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明は、プラスチック製フランジ上に
線状に形成され、噛み合うように形成された雄爪と雌爪
とからなるプラスチックチャックにおいて、雄爪側また
は雌爪側になるフランジ付チャックの、少なくとも一方
の内容物側のフランジに通気孔を設けた、テープ状のフ
ランジを有する機能性フランジ付チャック、その製造方
法、その機能性フランジ付チャックを使用した包装袋並
びにその包装袋の製造方法を提供するものであり、包装
袋の開封後においても封止あるいは開封が自由に可能な
機能を有するプラスチック包装袋であって、食品、薬
品、電子部品などの、小型あるいは少量の物品を収納す
るプラスチック包装袋の封止後においてもそのまま加熱
が可能であり、発生するガスまたは蒸気を予め処置する
ことなく放出できる機能を有するフランジ付チャックを
使用した包装袋とすることに成功したものである。本発
明の機能性フランジ付チャックは、従来の開封、封止が
自由にできるプラスチックチャックを使用した平袋、ス
タンディングパウチ、紙パック、あるいは深絞り容器の
ような包装袋に、ガス抜き機構、あるいはガス抜き機構
に逆流防止機構を組み込み、包装後の内容物から発生す
るガスや加熱により包装物から発生する蒸気などのガス
体を自動的に除去できるフランジ付チャックを提供する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、フランジ部の内容物側にのみ通気孔
を設けたフランジ付チャック。
【図2】本発明の、内容物側と取出口側に通気孔を設け
たフランジ付チャック。
【図3】図1に示すタイプのフランジ付チャックを包装
袋に取りつけた断面図の一例。
【図4】図2に示すフランジ付チャックを包装袋に取り
つけた断面図の一例。
【図5】逆止弁用フィルムをつけた図1に示すフランジ
付タイプのチャックを取りつけた包装袋の断面図の一
例。
【図6】逆止弁用フィルムをつけた図2に示すタイプの
フランジ付チャックを取りつけた包装袋の断面図の一
例。
【図7】通気孔と逆止弁用フィルムの接合状態を示す拡
大平面図。
【図8】通気孔と逆止弁用フィルムの別の接合状態を示
す拡大平面図。
【図9】通気孔と逆止弁用フィルムの他の接合状態を示
す拡大平面図。
【図10】通気孔と逆止弁用フィルムの更に別の接合状
態を示す拡大平面図。
【図11】図2に示すタイプの雄爪側フランジ付チャッ
クを取りつけた状態を示す斜視図。
【図12】図1に示すタイプのフランジ付チャックを取
りつけた状態を示す斜視図。
【図13】通気孔の変形の一例。
【図14】通常のフランジ付チャックに逆止弁用フィル
ムを取り付ける製造ラインの例。
【図15】従来のチャック付き包装袋の断面図の一例。
【図16】従来のチャック付き包装袋の斜視図の一例。
【符号の説明】 11 フランジ部 12 雄爪 13 雌爪 14 接合部 14’未接合部 15 通気孔(フランジ部の内容物側) 16 通気孔(フランジ部の取出口側) 17 通気孔(容器本体) 18 容器本体 19 逆止弁用フィルム 20 接合していない連通部分 31 供給リール 32 遊動リール 33 錘 34 ストッパー 351 ポンチ1 352 ポンチ2 36 逆止弁用フィルム 37 圧着ロール 38 接着機(ヒートシーラー) 39 光電管 40 駆動ロール 50 巻き取り機

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック製フランジ上に線状に形成
    され、噛み合うように形成された雄爪と雌爪とからなる
    プラスチックチャックにおいて、雄爪側または雌爪側に
    なるフランジ付チャックの、少なくとも一方の内容物側
    のフランジに通気孔を設けた、テープ状のフランジを有
    する機能性フランジ付チャック。
  2. 【請求項2】 プラスチック製フランジ上に線状に形成
    され、噛み合うように形成された雄爪と雌爪とからなる
    プラスチックチャックにおいて、雄爪側または雌爪側に
    なるフランジ付チャックの、少なくとも一方の内容物側
    及び取出口側のフランジに通気孔を設けた、テープ状の
    フランジを有する機能性フランジ付チャック。
  3. 【請求項3】 プラスチック製フランジ上に線状に形成
    され、噛み合うように形成された雄爪と雌爪とからなる
    プラスチックチャックの、雄爪側または雌爪側になるフ
    ランジ付チャックの、少なくとも一方の内容物側のフラ
    ンジまたは内容物側及び取出口側の双方のフランジ部
    に、あらかじめ定められた位置に穿孔機により通気孔を
    設けた後、該通気孔を覆うように逆止弁用フィルムを接
    合させることを特徴とするテープ状のフランジを有する
    機能性フランジ付チャックの製造方法。
  4. 【請求項4】 フランジ上に任意の形状の通気孔が形成
    されており、該通気孔を覆う逆止弁用フィルムが通気孔
    の周囲で接合され、該接合部は通気孔の周縁部から接合
    部までの距離が通気孔の最大長さの0.5〜5倍の範囲
    でかつ該接合部が通気孔の最大長さの少なくとも1.5
    倍の長さの未接合部を残して接合されている請求項3に
    記載された機能性フランジ付チャックの製造方法。
  5. 【請求項5】 プラスチック製フランジ上に線状に形成
    され、噛み合うように形成された雄爪と雌爪とからなる
    プラスチックチャックの、雄爪側または雌爪側になるフ
    ランジ付チャックの、少なくとも一方の内容物側のフラ
    ンジに通気孔を設けた、フランジを有するテープ状の機
    能性フランジ付チャックのセットをプラスチック容器に
    取りつけたチャック付き包装袋において、前記通気孔と
    は重ならないが、連通しているフランジ部の接合してい
    ない部分のプラスチック容器に通気孔を設けた機能性フ
    ランジ付チャック付き包装袋。
  6. 【請求項6】 プラスチック製フランジ上に線状に形成
    され、噛み合うように形成された雄爪と雌爪とからなる
    プラスチックチャックの、雄爪側または雌爪側になるフ
    ランジ付チャックの少なくとも一方の、内容物側及び取
    出口側の双方のフランジに通気孔を設けた、フランジを
    有するテープ状の機能性フランジ付チャックのセット
    を、プラスチック容器に取りつけたチャック付き包装袋
    において、前記内容物側及び取出口側のフランジに設け
    た通気孔を、連通するようにフランジ付チャックのフラ
    ンジ部を接合した機能性フランジ付チャック付き包装
    袋。
  7. 【請求項7】 機能性フランジ付きチャック包装袋のい
    ずれかの通気孔に、フランジ付チャックを取りつけたフ
    ランジ部の接合していない連通した部分に逆止弁用フィ
    ルムを形成させた請求項5または6に記載された機能性
    フランジ付チャック付き包装袋。
  8. 【請求項8】 逆止弁用フィルムが通気孔の周囲で接合
    され、該接合部は通気孔の周縁部から接合部までの距離
    が通気孔の最大長さの0.5〜5倍の範囲で、かつ該接
    合部が通気孔の最大長さの少なくとも1.5倍の長さの
    未接合部を残して接合されている請求項7に記載された
    機能性フランジ付チャック付き包装体。
  9. 【請求項9】 請求項5記載の機能性フランジ付包装袋
    において、チャックフランジ部の内容物側に設けた通気
    孔と、フランジ部の接合していない連通している包装袋
    側に設けた通気孔は、少なくとも10mmの間隔を設け
    た包装袋。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の機能性フランジ付包装
    袋において、チャックフランジ部の内容物側と取出口側
    に設けた連通する通気孔は、少なくとも10mmの間隔
    を設けた包装袋。
  11. 【請求項11】 コイル状に巻かれた、プラスチック製
    フランジ上に線状に形成され、噛み合うように形成され
    た雄爪と雌爪とからなるテープ状のプラスチックチャッ
    クの、雄爪側または雌爪側の少なくとも一方の内容物側
    のフランジ部に穿孔機により一定間隔に通気孔を設け、
    逆止弁用フィルムを接合するか、または接合しないで、
    続いてプラスチック容器の取出口内側に、上記フランジ
    付チャックの内容物側をプラスチック容器の内容物側に
    して、フランジ部の両側端部を長さの方向に接合すると
    ともに、プラスチック容器の上記通気孔とは重ならない
    少なくとも10mmの間隔をおいた部分に、上記通気孔
    とは連通した状態の通気孔をプラスチック容器に設ける
    ことを特徴とする機能性フランジを設けたチャック付き
    包装袋の製造方法。
  12. 【請求項12】 コイル状に巻かれた、プラスチック製
    フランジ上に線状に形成され、噛み合うように形成され
    た雄爪と雌爪とからなるテープ状のプラスチックチャッ
    クの、雄爪側または雌爪側の少なくとも一方の内容物側
    及び取出口側のフランジ部に穿孔機により一定間隔に通
    気孔を設け、逆止弁用フィルムを接合するか、または接
    合しないで、続いてプラスチック容器の取出口内側に、
    上記フランジ付チャックの内容物側をプラスチック容器
    の内容物側にして、双方の通気孔が取りつけたフランジ
    部の接合していない部分を通じて連通するように、フラ
    ンジ部の両側端部を長さの方向に接合することを特徴と
    する機能性フランジを設けたチャック付き包装袋の製造
    方法。
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Cited By (7)

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