JP2016074430A - 嵌合具及び嵌合具付き袋体 - Google Patents

嵌合具及び嵌合具付き袋体 Download PDF

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正義 中島
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Abstract

【課題】嵌合具によって開口部を閉じた状態で袋体内の空気抜きが行え、かつ低コストに簡便に製造できる嵌合具、及び該嵌合具を具備する嵌合具付き袋体の提供を目的とする。【解決手段】帯状の第1の基材13及び第1の基材13に長手方向に設けられた第1の嵌合部14を有する第1の嵌合部材11と、帯状の第2の基材15及び第2の基材15に長手方向に設けられた第2の嵌合部16を有する第2の嵌合部材12とを有し、第1の基材13の両方の側縁側に、第1の基材13の側縁から幅方向の中央に向かって切り欠かれた切欠部17a,17bが形成され、第2の基材15の両方の側縁側に、第2の基材15の側縁から幅方向の中央に向かって切り欠かれた切欠部18a,18bが形成されている嵌合具10。また、袋本体の内面に嵌合具10が取り付けられた嵌合具付き袋体。【選択図】図1

Description

本発明は、嵌合具及び嵌合具付き袋体に関する。
食品、薬品、雑貨等を収容する袋体には、開封後に開口部を繰り返し開閉できるようにするため、袋本体の開口部近傍の内面に、開口部を開閉自在に封じる嵌合具が取り付けられた嵌合具付き袋体が用いられることが多い。
嵌合具としては、例えば、帯状の基材に長手方向に雄型嵌合部が設けられた第1の嵌合部材と、帯状の基材に長手方向に雌型嵌合部が設けられた第2の嵌合部材と、を有する嵌合具が挙げられる。一対の平面部を有する袋本体の開口部近傍において、一方の平面部の内面に第1の嵌合部材の基材を取り付け、他方の平面部の内面に第2の嵌合部材の基材を取り付けて、雄型嵌合部と雌型嵌合部とを着脱することで、袋体の開口部の開閉が繰り返し行える。
このような嵌合具付き袋体では、嵌合具により開口部を閉じたときに袋本体内に空気が残存し、袋体が膨らんだ状態になることがある。この場合には、例えば袋体の側縁部近傍において、開口部を閉じた嵌合具を部分的に開き、袋本体内の空気を押し出した後に再度開口部を完全に閉じることで空気抜きを行う。しかし、このような作業は煩雑である。また嵌合具を部分的に開いたり閉じたりすることで、開口部において嵌合具による閉止が不充分な部分が生じ、予期せず内容物が袋体から出てしまうおそれもある。
嵌合具によって開口部を閉じた状態で袋体内の空気抜きが行える嵌合具付き袋体としては、以下のものが提案されている。
(i)基材における嵌合部近傍の両側に通気孔を形成し、該基材の該通気孔を含む幅方向の中央部分が袋本体に接着されないように、該基材の側端部を袋本体に接着させて嵌合具を取り付け、該嵌合部の両側の通気孔を通じて袋体の内容物側と開口部側を連通させた嵌合具付き袋体(特許文献1)。
(ii)嵌合具の基材を長手方向に一定の間隔を開けて断続的に袋本体に接着し、基材の未接着部と袋本体との間を通気部として、袋体の内容物側と開口部側を連通させた嵌合具付き袋体(特許文献2)。
特開平11−292158号公報 特開2000−25795号公報
しかし、嵌合具付き袋体(i)では、基材に貫通孔を形成するのにレーザー等を要し、また貫通孔を形成する位置の制御機構も必要となるため、設備コストが高くなるうえ、製造が困難である。
また、嵌合具付き袋体(ii)では、基材を長手方向に一定の間隔を開けて断続的に接着するために専用の特殊なシールバーを用いる必要があるため、設備コストが高くなる。
本発明は、嵌合具によって開口部を閉じた状態で袋体内の空気抜きが行え、かつ低コストに簡便に製造できる嵌合具、及び該嵌合具を具備する嵌合具付き袋体を提供することを目的とする。
本発明は、以下の[1]〜[3]の構成を有する嵌合具及び嵌合具付き袋体を提供する。
[1]一対の帯状の第1の嵌合部材及び第2の嵌合部材を有し、
前記第1の嵌合部材が、帯状の第1の基材、及び前記第1の基材における前記第2の嵌合部材との対向面に長手方向に設けられた第1の嵌合部を有し、
前記第2の嵌合部材が、帯状の第2の基材、及び前記第2の基材における前記第1の嵌合部材との対向面に長手方向に設けられ、前記第1の嵌合部と着脱自在に嵌合する第2の嵌合部を有し、
前記第1の基材及び前記第2の基材のいずれか一方又は両方における、該基材の両方の側縁側に、該基材の側縁から幅方向の中央に向かって切り欠かれた切欠部が形成されている、嵌合具。
[2]前記切欠部が形成された基材の外面上における、両方の側縁側の切欠部の間に、該基材よりも軟質の帯状のシート部材が基材の長手方向に積層されている、前記[1]の嵌合具。
[3]内容物を収容する袋本体と、前記袋本体の内面に取り付けられた前記[1]又は[2]の嵌合具と、を具備し、
前記切欠部が形成された基材の幅方向の中央部分が前記袋本体と接着されないように、該基材の両方の側端部の外面が長手方向に前記袋本体に接着され、かつ前記切欠部が前記基材における前記袋本体と接着されない領域に達している、嵌合具付き袋体。
本発明の嵌合具は、嵌合具によって開口部を閉じた状態で袋体内の空気抜きが行え、かつ低コストに簡便に製造できる。
本発明の嵌合具付き袋体は、嵌合具によって開口部を閉じた状態で袋体内の空気抜きが行え、かつ低コストに簡便に製造できる。
本発明の嵌合具の一例を示した斜視図である。 図1の嵌合具のA−A断面図である。 本発明の嵌合具付き袋体の一例を示した正面図である。 図3の嵌合具付き袋体における第1の嵌合部材を取り付けた部分を袋体の内側から見た斜視図である。 図3の嵌合具付き袋体のB−B断面図である。 図5の嵌合具付き袋体を開封した様子を示した断面図である。 本発明の嵌合具の他の例を示した断面図である。 図7の嵌合具を備える嵌合具付き袋体を開封した様子を示した断面図である。 図8の嵌合具付き袋体の内容物側を外側から圧迫して空気抜きを行う様子を示した断面図である。 本発明の嵌合具の他の例を示した斜視図である。
<第1実施形態>
[嵌合具]
本実施形態の嵌合具10は、図1及び図2に示すように、一対の帯状の第1の嵌合部材11と第2の嵌合部材12とを有する。
(第1の嵌合部材)
第1の嵌合部材11は、帯状の第1の基材13と、第1の基材13の対向面13aに長手方向に設けられた突条の第1の嵌合部14と、を有する。
第1の基材13の第1の側縁13b側には、第1の基材13の第1の側縁13bから幅方向の中央に向かって切り欠かれた切欠部17aが、第1の基材13の長手方向に一定の間隔を開けて複数形成されている。同様に、第1の基材13の第2の側縁13c側には、第1の基材13の第2の側縁13cから幅方向の中央に向かって切り欠かれた切欠部17bが、第1の基材13の長手方向に一定の間隔を開けて複数形成されている。
第1の基材13を袋本体に取り付ける際には、第1の基材13における幅方向の中央部分が袋本体と接着されないように、第1の基材13の側端部を長手方向に袋本体に接着し、切欠部17a,17bが袋本体と接着されていない領域に達するようにする。これにより、嵌合具10によって開口部を閉じた状態で袋体内の空気抜きが簡便に行える。
具体的には、例えば、第1の基材13の第1の側縁13bが袋体の開口部側、第1の基材13の第2の側縁13cが袋体の内容物側となるように、袋本体のフィルム材からなる平面部に第1の基材13を前記のように取り付ける。この場合、嵌合具10で袋体の開口部を閉じた状態において、袋本体内に残留した空気が切欠部17bから第1の基材13と袋本体の平面部との間に侵入し、切欠部17aから袋本体の外側に排出される。そのため、嵌合具10によって開口部を閉じた状態で、袋体内の空気を抜くことができる。
この例では、第1の基材13の長手方向において、切欠部17aと切欠部17bが対向する位置に形成されている。
切欠部17a,17bの形状は、この例では半円状である。なお、切欠部17a,17bの形状は半円状には限定されず、例えば、三角形状、矩形状、五角形以上の多角形状、楕円状等であってもよい。
切欠部17a,17bの数は、特に限定されない。切欠部17a,17bの数が多いほど、それら切欠部17a,17bを通じて袋体内の空気を抜くことが容易になる。切欠部17aの数と切欠部17bの数は、同じでもよく、異なっていてもよい。
第1の基材13の第1の側縁13bから第1の嵌合部14までの長さD1(図2)に対する、切欠部17aにおける第1の基材13の幅方向の長さd1(図2)の比(d1/D1)は、0.5〜1が好ましく、0.6〜0.9がより好ましい。前記比(d1/D1)が下限値以上であれば、袋本体に接着される第1の基材13の側端部の幅をより広く設定しても、切欠部17aが第1の基材13における袋本体と接着されていない領域に達するようにできるため、第1の基材13と袋本体との接着性と空気抜きの容易性を両立させやすい。
第1の基材13の第1の側縁13bにおける切欠部17aの幅L1(図1)は、1.0〜15.0mmが好ましく、3.0〜10.0mmがより好ましい。前記切欠部17aの幅L1が前記下限値以上であれば、嵌合具10によって開口部を閉じた状態で袋体内の空気を抜くことが容易になる。前記切欠部17aの幅L1が前記上限値以下であれば、第1の基材13と袋本体との接着性を高くしやすい。
第1の基材13の第2の側縁13cから第1の嵌合部14までの長さD2(図2)に対する、切欠部17bにおける第1の基材13の幅方向の長さd2(図2)の比(d2/D2)は、前記比(d1/D1)と同様の理由から、0.5〜1が好ましく、0.6〜0.9がより好ましい。
第1の基材13の第2の側縁13cにおける切欠部17bの幅L2(図1)は、切欠部17aの幅L1と同様の理由から、1.0〜15.0mmが好ましく、3.0〜10.0mmがより好ましい。
第1の基材13としては、特に限定されず、公知の嵌合具の基材に使用されるものが使用でき、積層フィルムであることが好ましい。積層フィルムとしては、例えば、対向面13a側から、耐熱層とヒートシール層が積層されたフィルムが挙げられる。また、前記耐熱層とヒートシール層の間にはバリア層が形成されていてもよい。
耐熱層の材質としては、例えば、示差走査熱量計(DSC)による最高融解ピーク温度が120℃以上であるポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂等が挙げられる。
ヒートシール層の材質としては、耐熱層よりも融点が低い樹脂がよく、例えば直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体、アイオノマー等が挙げられる。
バリア層の材質としては、ポリビニルアルコール等が挙げられる。
第1の基材13は、1種の樹脂からなっていてもよく、2種以上の樹脂を含む樹脂組成物からなっていてもよい。また、第1の基材13は、積層フィルムには限定されず、単層フィルムであってもよい。
また、第1の基材13には、必要に応じて安定剤、酸化防止剤、滑剤、帯電防止剤、着色剤等の公知の添加剤が添加されていてもよい。
第1の嵌合部14は、第1の基材13の対向面13aから立ち上がる突条の幹部14aと、幹部14aの先端部に設けられた幹部14aよりも大きい頭部14bと、を有する雄型嵌合部である。雄型嵌合部の形状は、雌型嵌合部と着脱することで袋体を繰り返し開閉できる形状であればよく、幹部及び頭部を有する以外は公知の形状を採用できる。
嵌合具10では、第1の嵌合部14の頭部14bを、後述する第2の嵌合部16の凹部16cに嵌め込むことで、第1の嵌合部14と第2の嵌合部16を着脱自在に嵌合することができる。
第1の嵌合部14の材質としては、公知の嵌合部で通常用いられる材質を用いることができ、例えば、第1の基材13で挙げたものと同じものが挙げられる。
第1の嵌合部14を形成する樹脂は、1種でもよく、2種以上でもよい。
(第2の嵌合部材)
第2の嵌合部材12は、帯状の第2の基材15と、第2の基材15の対向面15aに長手方向に設けられ、第1の嵌合部14と着脱自在に嵌合する第2の嵌合部16と、を有する。
第2の基材15の第1の側縁15b側には、第2の基材15の第1の側縁15bから幅方向の中央に向かって切り欠かれた切欠部18aが、第2の基材15の長手方向に間隔を開けて複数形成されている。同様に、第2の基材15の第2の側縁15c側には、第2の基材15の第2の側縁15cから幅方向の中央に向かって切り欠かれた切欠部18bが、第2の基材15の長手方向に間隔を開けて複数形成されている。
第2の基材15を袋本体に取り付ける際には、第2の基材15における幅方向の中央部分が袋本体と接着されないように、第2の基材15の側端部を長手方向に袋本体に接着し、切欠部18a,18bが袋本体と接着されていない領域に達するようにする。これにより、第1の嵌合部材11の場合と同様に、嵌合具10によって開口部を閉じた状態で、切欠部18a,18bを通じて袋体内の空気抜きが簡便に行える。
この例では、第2の基材15の長手方向において、切欠部18aと切欠部18bが対向する位置に形成されている。
切欠部18a,18bの形状は、この例では半円状である。なお、切欠部18a,18bの形状は半円状には限定されず、例えば、三角形状、矩形状、五角形以上の多角形状、楕円状等であってもよい。
切欠部18a,18bの数は、特に限定されない。切欠部18a,18bの数が多いほど、それら切欠部18a,18bを通じて袋体内の空気を抜くことが容易になる。切欠部18aの数と切欠部18bの数は、同じでもよく、異なっていてもよい。
第2の基材15の第1の側縁15bから第2の嵌合部16までの長さD3(図2)に対する、切欠部18aにおける第2の基材15の幅方向の長さd3(図2)の比(d3/D3)の好ましい範囲は、第1の嵌合部材11における前記比(d1/D1)と同じである。
また、第2の基材15の第2の側縁15cから第2の嵌合部16までの長さD4(図2)に対する、切欠部18bにおける第2の基材15の幅方向の長さd4(図2)の比(d4/D4)の好ましい範囲は、第1の嵌合部材11における前記比(d2/D2)と同じである。
第2の基材15の第1の側縁15bにおける切欠部18aの幅L3(図1)の好ましい範囲は、第1の嵌合部材11における前記切欠部17aの幅L1と同じである。
また、第2の基材15の第2の側縁15cにおける切欠部18bの幅L4(図1)の好ましい範囲は、第1の嵌合部材11における前記切欠部17bの幅L2と同じである。
第2の基材15の材質は、特に限定されず、公知の嵌合具の基材に使用されるものが使用できる。具体的には、例えば、第1の基材13で挙げた材質と同じものが挙げられる。第2の基材15の材質の好ましい態様は、第1の基材13の好ましい態様と同じである。
第2の基材15は、1種の樹脂からなっていてもよく、2種以上の樹脂を含む樹脂組成物からなっていてもよい。また、第2の基材15は、積層フィルムには限定されず、単層フィルムであってもよい。
第2の嵌合部16は、第2の基材15の対向面15aから断面円弧状に立ち上がる第1のアーム部16aと第2のアーム部16bからなり、第1のアーム部16aと第2のアーム部16bによって凹部16cが形成された雌型嵌合部である。雌型嵌合部の形状は、雌型嵌合部と着脱することで袋体を繰り返し開閉できる形状であればよく、第1のアーム部及び第2のアーム部を有し、それらによる凹部が形成される以外は公知の形状を採用できる。
第2の嵌合部16の材質としては、公知の嵌合部で通常用いられる材質を用いることができ、例えば、第1の基材13で挙げたものと同じものが挙げられる。
第2の嵌合部16を形成する樹脂は、1種でもよく、2種以上でもよい。
(製造方法)
本発明の嵌合具10の製造方法は、特に限定されない。例えば、第1の嵌合部材11を製造する方法としては、押出成形により第1の基材13及び第1の嵌合部14を形成した後に、打抜き刃等で第1の基材13の側縁側を打ち抜いて切欠部17a,17bを形成する方法等が挙げられる。第2の嵌合部材12の製造方法は、第1の嵌合部材11の製造方法と同様に行える。
[嵌合具付き袋体]
本実施形態の嵌合具付き袋体1(以下、袋体1という。)は、図3に示すように、内容物を収容する密封された状態の袋本体20と、袋本体20内の上部の内面に、横方向に沿って取り付けられた嵌合具10とを具備している。
袋本体20は、フィルム材からなる第1の平面部21及び第2の平面部22が重ね合わされ、それらの周縁部23が全てヒートシールされることで形成されており、密封された状態になっている。また、袋本体20における嵌合具10よりも上部側には、横方向に沿って切断補助線24が設けられており、その端部にノッチ25が形成されている。
袋本体20の形状は、本実施形態では矩形である。ただし、袋本体20の形状は矩形には限定されない。また、袋本体20の大きさも特に限定されず、袋本体20に収容する内容物によって適宜選定すればよい。
袋本体20を形成する第1の平面部21と第2の平面部22としては、ヒートシールにより嵌合具10を溶着できるものであればよく、内面側からシーラント層と基材層を少なくとも有する積層フィルムが好ましい。
基材層の材質としては、二軸延伸ナイロン、二軸延伸ポリプロピレン等が挙げられる。
シーラント層の材質としては、直鎖状低密度ポリエチレン、無延伸ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー等が挙げられる。
また、前記積層フィルムには、バリア層等の機能層を設けてもよい。
また、第1の平面部21と第2の平面部22は、シーラント層のみからなる単層フィルムであってもよい。
切断補助線24は、袋本体20における嵌合具10よりも上部を切断して開封するのを補助する線である。切断補助線24としては、例えば、袋本体20の第1の平面部21及び第2の平面部22における切断補助線24の部分をそれ以外の部分に比べて薄肉化した弱化線、ミシン目からなる弱化線、列状に形成された細孔からなる弱化線が挙げられる。また、切断補助線24は、前記弱化線には限定されず、ハサミやカッター等で切断する位置を示す、印刷等で形成した線であってもよい。
切断補助線24は、本実施形態では袋本体20の横方向に沿って形成されているが、この形態には限定されず、袋本体20の幅方向に対して傾斜して設けられていてもよい。
ノッチ25の形状は、この例では三角形状であるが、特に限定されず、半円形状、直線状等であってもよい。
袋体1は、嵌合具10を用いる以外は公知の方法で製造できる。
嵌合具10は、図5に示すように、嵌合具10の第1の基材13の外面13dが袋本体20の第1の平面部21に溶着され、嵌合具10の第2の基材15の外面15dが袋本体20の第2の平面部22に溶着されている。また、この例では、嵌合具10は、第2の嵌合部16の第2のアーム部16bが内容物側となるように袋本体20に取り付けられている。
また、第1の嵌合部材11の第1の基材13は、図4に示すように、その幅方向の中央部分13eが袋本体20と接着されないように、両方の側端部の外面が長手方向に袋本体20に接着されている。また、切欠部17a,17bは、第1の基材13における袋本体20と接着されない中央部分13eの領域に達している。これにより、第1の基材13の両方の側端部には、長手方向に、切欠部17a,17bによって断続的な帯状となった接着部分31,32が形成されている。
また、第2の嵌合部材12の第2の基材15も、第1の嵌合部材11の第1の基材13と同様に、その幅方向の中央部分が袋本体20と接着されないように、両方の側端部の外面が長手方向に袋本体20に接着されている。また、切欠部18a,18bは、第2の基材15における袋本体20と接着されない中央部分の領域に達している。これにより、第2の基材15の両方の側端部には、長手方向に、切欠部18a,18bによって断続的な帯状となった接着部分が形成されている。
袋体1は、嵌合具10を用いる以外は公知の方法で製造できる。
例えば、嵌合具を袋本体にヒートシールするヒートシールバーとしては、ヒートシールの際に嵌合具における嵌合部が押し潰されないように、基材における嵌合部近傍の領域に部分的にバーが接しない形状のヒートシールバーが一般に使用されている。袋体1は、このような形状のヒートシールバーを用いて、前記のように第1の基材13及び第2の基材15の両方の側端部をそれぞれ長手方向に帯状にヒートシールして袋本体に取り付けることで簡便に製造できる。
(作用効果)
袋体1では、ノッチ25から切断補助線24に沿って袋本体20の上部を切断して除去することで、図6に示すように、上部に開口部26を形成して開封することができる。袋体1に形成した開口部26は、嵌合具10の第1の嵌合部14と第2の嵌合部16を着脱することで繰り返し開閉できる。
袋体1においては、嵌合具10で開口部26を閉じた状態で、例えば袋本体20の嵌合具10よりも底側の部分を圧迫することで、袋本体20内に残留した空気が、切欠部17bから第1の基材13と袋本体20の第1の平面部21の間に侵入し、切欠部17aから袋本体20の開口部26を通じて袋体1の外側に排出される。また、これと同時に、袋本体20内に残留した空気は、切欠部18bから第2の基材15と袋本体20の第2の平面部22の間に侵入し、切欠部18aから袋本体20の開口部26を通じて袋体1の外側に排出される。
以上のように、袋体1では、嵌合具10によって開口部を閉じた状態で、袋体1内の空気を容易に抜くことができる。
<第2実施形態>
[嵌合具]
第2実施形態の嵌合具10Aは、図7に示すように、一対の帯状の第1の嵌合部材11と第2の嵌合部材12の代わりに、一対の帯状の第1の嵌合部材11Aと第2の嵌合部材12Aを有する以外は、嵌合具10と同じである。嵌合具10Aにおける嵌合具10と同じ部分は、同符号を付して説明を省略する。
第1の嵌合部材11Aは、第1の基材13の外面13d上における切欠部17aと切欠部17bの間に、第1の基材13よりも軟質の帯状のシート部材19aが第1の基材13の長手方向に積層されている以外は、第1の嵌合部材11Aと同じである。
第2の嵌合部材12Aは、第2の基材15の外面15d上における切欠部18aと切欠部18bの間に、第2の基材15よりも軟質の帯状のシート部材19bが第2の基材15の長手方向に積層されている以外は、第2の嵌合部材12Aと同じである。
シート部材19aの幅は、切欠部17aと切欠部17bとの間隔よりも短い範囲で適宜設定でき、0.5〜5.0mmが好ましく、1.0〜3.0mmがより好ましい。シート部材19aの幅が前記下限値以上であれば、空気抜きを行った後の袋体の密封性が向上する。シート部材19aの幅が前記上限値以下であれば、嵌合具10Aによって袋体の開口部を閉じた状態において、袋体内の空気を抜くことがより容易になる。
シート部材19aの材質は、第1の基材13よりも軟質な樹脂であればよく、例えば、第1の基材13で挙げたもののなかから、第1の基材13を形成する樹脂に応じて適宜選択すればよい。
なお、本発明において、シート部材が基材よりも軟質であるとは、該シート部材の側縁側の側面に該シート部材の幅方向に押圧する力を加えた際に、基材に同様に力を加えた場合よりも変形しやすいことを意味する。
シート部材19bの幅は、切欠部18aと切欠部18bとの間隔よりも短い範囲で適宜設定でき、その好ましい範囲はシート部材19aの好ましい範囲と同じである。
また、シート部材19bの材質は、第2の基材15よりも軟質な樹脂であればよく、例えば、第1の基材13で挙げたもののなかから、第2の基材15を形成する樹脂に応じて適宜選択すればよい。
第2の基材15とシート部材19bの材質の好ましい組み合わせは、第1の基材13とシート部材19aの材質の好ましい組み合わせと同じである。
(製造方法)
本発明の嵌合具10Aの製造方法は、特に限定されない。例えば、第1の嵌合部材11Aの製造方法としては、二色押出成形により第1の基材13、第1の嵌合部14及びシート部材19aを形成した後に、打抜き刃等で第1の基材13の側縁側を打ち抜いて切欠部17a,17bを形成する方法、押出成形により形成した第1の基材13及び第1の嵌合部14と、別途製造したシート部材19aを積層した後に、打抜き刃等で第1の基材13の側縁側を打ち抜いて切欠部17a,17bを形成する方法等が挙げられる。第2の嵌合部材12Aの製造方法は、第1の嵌合部材11Aの製造方法と同様に行える。
[嵌合具付き袋体]
本実施形態の嵌合具付き袋体2(以下、袋体2という。)は、図8に示すように、嵌合具10の代わりに嵌合具10Aを具備する以外は、袋体1と同じである。袋体2における袋体1と同じ部分は同符号を付して説明を省略する。
袋体2は、嵌合具10Aを用いる以外は公知の方法で製造できる。また、袋体2は、前記した袋体1と同様に、既存のヒートシールバーで簡便に製造できる。
(作用効果)
袋体2では、図8に示すように、袋体1と同様に開封して上部に開口部26を形成することができ、開口部26は嵌合具10Aの第1の嵌合部14と第2の嵌合部16を着脱することで繰り返し開閉できる。
袋体2においては、嵌合具10Aで開口部26を閉じた状態で、例えば袋本体20の嵌合具10よりも底側の部分を圧迫することで、図9に示すように、内圧が高まってシート部材19aと第1の平面部21とが離間する。そして、袋本体20内に残留した空気が、切欠部17bから第1の基材13と袋本体20の第1の平面部21の間に侵入し、切欠部17aから袋本体20の開口部26を通じて袋体1の外側に排出される。また、これと同時に、シート部材19bと第2の平面部22とが離間し、袋本体20内に残留した空気が、切欠部18bから第2の基材15と袋本体20の第2の平面部22の間に侵入し、切欠部18aから袋本体20の開口部26を通じて袋体1の外側に排出される。
このように、袋体2でも袋体1と同様に、嵌合具10Aによって開口部を閉じた状態で、袋体2内の空気を容易に抜くことができる。
また、袋体2では、空気抜きを行った後に、袋本体20における嵌合具10Aが取り付けられた部分を外側から挟むように押さえることで、図8に示すように、シート部材19aと袋本体20の第1の平面部21が密着し、またシート部材19bと袋本体20の第2の平面部22が密着する。この状態では、シート部材19a,19bが障害物となることで、第1の基材13と第1の平面部21の間、及び第2の基材15と第2の平面部22の間を空気が通過することが抑制される。
また、シート部材19aは第1の基材13よりも軟質であるため、袋本体20の第1の平面部21がシート部材19aの幅方向にずれた際にシート部材19aが変形し、シート部材19aと第1の平面部21とが密着した状態が維持されやすい。同様に、シート部材19bは第2の基材15よりも軟質であるため、袋本体20の第2の平面部22がシート部材19bの幅方向にずれた際にシート部材19bが変形し、シート部材19bと第2の平面部22とが密着した状態が維持されやすい。
これらのことから、袋体1に比べて、袋体2では空気抜きを行った後に密封性を高めることができる。
以上説明した本発明の嵌合具付き袋体にあっては、本発明の嵌合具を具備するため、該嵌合具によって開口部を閉じた状態で袋体内の空気抜きが行える。そのため、嵌合具を部分的に開いたり閉じたりすることで、嵌合具による開口部の閉止が不充分な部分が生じて予期せず内容物が袋体から出てしまうことを抑制できる。
また、本発明の嵌合具付き袋体は、低コストに簡便に製造できる。
<他の実施形態>
なお、本発明の嵌合具及び嵌合具付き袋体は、前述した形態には限定されない。
例えば、本発明の嵌合具は、第1の基材及び第2の基材のいずれか一方のみに切欠部を有するものであってもよい。また、本発明の嵌合具では、基材の両方の側縁側の切欠部が、それぞれ対向しないように形成されていてもよい。具体的には、例えば、図10に示すように、第1の基材13の両方の側縁側の切欠部17a,17bがそれぞれ対向しないように長手方向に互い違いに形成され、第2の基材15の両方の側縁側の切欠部18a,18bがそれぞれ対向しないように長手方向に互い違いに形成された嵌合具10Bであってもよい。
また、本発明の嵌合具における第1の嵌合部及び第2の嵌合部は、雄型嵌合部と雌型嵌合部の組み合わせには限定されない。例えば、第1の嵌合部及び第2の嵌合部がそれぞれ、並行した複数の雄型嵌合部を有し、互いの雄型嵌合部の頭部を対向する2つの雄型嵌合部の間に挿入して互いに引っ掛けて着脱するようにしてもよい。
また、嵌合具付き袋体の袋本体は特に限定されず、嵌合具付き袋体の袋本体として公知の様々な形態の袋本体を採用できる。例えば、袋体1,2は切断補助線を利用して開封するまでは密封状態の袋体であるが、予め開口部が形成された袋本体を有する嵌合具付き袋体であってもよい。
1,2 嵌合具付き袋体
10,10A,10B 嵌合具
11 第1の嵌合部材
12 第2の嵌合部材
13 第1の基材
13a 対向面
13b 第1の側縁
13c 第2の側縁
13d 外面
14 第1の嵌合部
15 第2の基材
15a 対向面
15b 第1の側縁
15c 第2の側縁
15d 外面
16 第2の嵌合部
17a,17b,18a,18b 切欠部
19a,19b シート部材
20 袋本体

Claims (3)

  1. 一対の帯状の第1の嵌合部材及び第2の嵌合部材を有し、
    前記第1の嵌合部材が、帯状の第1の基材、及び前記第1の基材における前記第2の嵌合部材との対向面に長手方向に設けられた第1の嵌合部を有し、
    前記第2の嵌合部材が、帯状の第2の基材、及び前記第2の基材における前記第1の嵌合部材との対向面に長手方向に設けられ、前記第1の嵌合部と着脱自在に嵌合する第2の嵌合部を有し、
    前記第1の基材及び前記第2の基材のいずれか一方又は両方における、該基材の両方の側縁側に、該基材の側縁から幅方向の中央に向かって切り欠かれた切欠部が形成されている、嵌合具。
  2. 前記切欠部が形成された基材の外面上における、両方の側縁側の切欠部の間に、該基材よりも軟質の帯状のシート部材が基材の長手方向に積層されている、請求項1に記載の嵌合具。
  3. 内容物を収容する袋本体と、前記袋本体の内面に取り付けられた請求項1又は2に記載の嵌合具と、を具備し、
    前記切欠部が形成された基材の幅方向の中央部分が前記袋本体と接着されないように、該基材の両方の側端部の外面が長手方向に前記袋本体に接着され、かつ前記切欠部が前記基材における前記袋本体と接着されない領域に達している、嵌合具付き袋体。
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