JPH11137093A - 育苗ポットの培地装填補助具と育苗ポットの培地装填方法 - Google Patents

育苗ポットの培地装填補助具と育苗ポットの培地装填方法

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JPH11137093A
JPH11137093A JP30699997A JP30699997A JPH11137093A JP H11137093 A JPH11137093 A JP H11137093A JP 30699997 A JP30699997 A JP 30699997A JP 30699997 A JP30699997 A JP 30699997A JP H11137093 A JPH11137093 A JP H11137093A
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medium
seedling
seedling raising
pot
raising pot
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JP30699997A
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English (en)
Inventor
Hidehiro Okada
英博 岡田
Yoshihisa Ishiyama
佳寿 石山
Kazuyuki Suzuki
主幸 鈴木
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 多数の育苗ポットに一々培地を装填する作業
の作業効率特に、培地を装填する際に、培地を一定の方
向(姿勢)で装填する場合の作業効率の向上を図る。 【解決手段】 育苗ポット5の底面に貫通して設けた孔
に挿入した状態で、育苗ポット5の上端開口部との間に
空間を有する長さに構成された突起12を設けた育苗ポ
ットの培地装填補助具としたものであり、または育苗ポ
ット5の底面に貫通して設けた孔に挿入した状態で育苗
ポット5の上端開口部との間に空間を有する長さに構成
された突起12を設けるに、突起12の上部と育苗ポッ
ト5の内側面5aとの間隔H4が装填する培地1の高さ
よりも小さくなる形状に突起12を構成した育苗ポット
の培地装填補助具としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、育苗ポットに培
地を装填するための培地装填補助具とその培地装填方法
に関する。
【0002】
【従来技術と発明が解決しようとする課題】従来、人口
培地を育苗ポットに装填して播種するものがあるが、多
数の育苗ポットに一々培地を装填する作業は多大なる労
力を要し作業効率が悪いものであった。特に、培地を装
填する際に、培地を一定の方向(姿勢)で装填しなけれ
ばならない場合は、大変な作業であった。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、従来の課題
を解決するために、請求項1記載の発明は、育苗ポット
5の底面5bに貫通して設けた孔6に挿入した状態で、
育苗ポット5の上端開口部との間に空間を有する長さに
構成された突起12を設けた育苗ポットの培地装填補助
具としたものであり、請求項2記載の発明は、育苗ポッ
ト5の底面5bに貫通して設けた孔6に挿入した状態
で、育苗ポット5の上端開口部との間に円柱状又は多角
柱状に圧縮成形された培地1の一部若しくは全体が入る
空間を有する長さに構成された突起12を設けた育苗ポ
ットの培地装填補助具としたものであり、請求項3記載
の発明は、育苗ポット5の底面5bに貫通して設けた孔
6に挿入した状態で育苗ポット5の上端開口部との間に
空間を有する長さに構成された突起12を設けるに、該
突起12の上部と育苗ポット5の内側面5aとの間隔H
4が装填する培地1の高さH1よりも小さくなる形状に
突起12を構成した育苗ポットの培地装填補助具とした
ものであり、請求項4記載の発明は、育苗ポット5の内
側面5aから底面5bに亘って設けられた溝9及び貫通
孔9a・6に挿入した状態で、育苗ポット5の上端開口
部との間に空間を有する長さに構成された突起12を設
けた育苗ポットの培地装填補助具としたものであり、請
求項5記載の発明は、育苗ポット5の底面5bに貫通し
て設けた孔6に突起12を挿入し、該突起12と育苗ポ
ット5の上端開口部との間に円柱状又は多角柱状に圧縮
成形された培地1の一部若しくは全体を入れた後に、突
起12を抜いて培地1を育苗ポット5に装填する育苗ポ
ットの培地装填方法としたものであり、請求項6記載の
発明は、培地1の圧縮された方向が上下方向となる姿勢
で装填する請求項5記載の育苗ポットの培地装填方法と
したものである。
【0004】
【発明の作用効果】請求項1及び請求項2及び請求項5
記載の発明は、育苗ポット5の底面5bに貫通して設け
た孔6に挿入した状態で、育苗ポット5の上端開口部と
の間に空間を有する長さに構成された突起12を設けた
育苗ポットの培地装填補助具、及び育苗ポット5の底面
5bに貫通して設けた孔6に挿入した状態で、育苗ポッ
ト5の上端開口部との間に円柱状又は多角柱状に圧縮成
形された培地1の一部若しくは全体が入る空間を有する
長さに構成された突起12を設けた育苗ポットの培地装
填補助具、及び育苗ポット5の底面5bに貫通して設け
た孔6に突起12を挿入し、該突起12と育苗ポット5
の上端開口部との間に円柱状又は多角柱状に圧縮成形さ
れた培地1の一部若しくは全体を入れた後に、突起12
を抜いて培地1を育苗ポット5に装填する育苗ポットの
培地装填方法としたものであるから、培地装填補助具の
突起12を育苗ポット5の孔6に挿入した状態にすれ
ば、育苗ポット5内の突起12の上方空間に容易に培地
1を所望の状態で入れることができ、その後、培地装填
補助具の突起12を育苗ポット5から抜くと、培地1は
育苗ポット5内に適正な姿勢のままで装填される。従っ
て、多数の育苗ポット5…に極めて容易に培地1…を装
填することができ、非常に作業効率が良く、従来の課題
を簡潔な構成で解消することができる。
【0005】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、突起12の上部と育苗ポット5の内側面5
aとの間隔H4が装填する培地1の高さH1よりも小さ
くなる形状に突起12を構成したものであるから、請求
項2記載の発明の作用効果に加えて、培地装填補助具の
突起12を育苗ポット5の孔6に挿入した状態で培地1
を入れる時に、培地1が育苗ポット5の内側面5aと突
起12との間に嵌まりこんでしまうような事態が防止で
き、更に、作業効率が良い。
【0006】請求項4記載の発明は、育苗ポット5の内
側面5aから底面5bに亘って設けられた溝9及び貫通
孔9a・6に挿入した状態で、育苗ポット5の上端開口
部との間に空間を有する長さに構成された突起12を設
けた育苗ポットの培地装填補助具としたものであるか
ら、培地装填補助具の突起12を育苗ポット5の溝9及
び貫通孔9a・6に挿入した状態にすれば、突起12が
育苗ポット5の内側面5aまで到る形状となっているの
で、更に容易に育苗ポット5内の突起12の上方空間に
培地1を所望の状態で入れることができ、その後、培地
装填補助具の突起12を育苗ポット5から抜くときも、
培地1の姿勢が安定し容易に適正な姿勢のままで適正な
位置に培地1を育苗ポット5内に装填できる。
【0007】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、培地1の圧縮された方向が上下方向となる
姿勢で装填するようにしたものであるから、上記の請求
項5の作用効果に加えて、育苗ポット5内で育苗された
苗の培地1は上下方向の剪断に対して強いことになるか
ら、苗の茎を持って上方に引っ張って抜くことが容易に
でき、また、育苗ポット5の底部側から苗を押し出すと
きには培地1が崩れにくく、苗の根があまり伸びていな
いときでも、従来に比べて苗を育苗ポット5から取り出
しやすくなる。従って、移植機にて苗の植付けができる
適応性の高い良質の苗(各育苗ポット5内から上方に引
き抜く装置や下方から押し出す装置にて抜きやすい苗)
を育成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の一形態であるレ
タスを播種育苗する場合について、以下に詳述する。図
1に示すものは、圧縮成形した培地(圧縮成形培地)1
の一実施例で、タブレット(錠剤)の形状に成形したも
のである。この培地1の材料となる植物繊維を含む材料
としては、ピ−トやヤシ類の果実繊維(ヤシの実の果肉
部の繊維を圧搾裁断したもの)、おが屑、樹皮(パ−
ク)などを用いることができる。特に、好ましいのはピ
−トであって、しかもそのうち、ミズゴケ類が堆積して
できたピ−トモスが最も好ましい。なお、ピ−トモスと
ヤシ類の果実繊維等を混合した材料を用いることもでき
る。
【0009】なお、ピ−トモスは、含水率約30%以下
に乾燥すると撥水性が顕著となる。そのため、ピ−トモ
スを圧縮成形する材料に使用する場合は、それが乾燥し
ていると、圧縮成形後使用時に水で膨張させるとき、そ
の水が吸収されにくくなり、取扱いが不便となる。そこ
で、圧縮成形前にピ−トモスを、ベントナイト或はモン
モリロナイトの水溶液に浸して、ピ−トモスの繊維表面
にベントナイト或はモンモリロナイトの微粒子を付着さ
せ、それを乾燥して圧縮成形すれば、圧縮成形されたピ
−トモスが乾燥していても吸水しやすいものとなり、上
記問題は解消される。なお、ベントナイト或はモンモリ
ロナイトは粘土成分の一種で天然の物から抽出できるも
のであるが、化学物質のものを用いるならば、アルキレ
ンオキサイド系やエステル系の非イオン活性剤などを撥
水防止剤として用いることができる。また、ピ−トモス
は、一般にpH3.5〜5.5と、pHが低いため、消
石灰や生石灰、苦土石灰、炭酸カルシウムなどでpH調
節を行う。なお、取扱易さと効果の面から消石灰が好ま
しい。ところで、上記ベントナイト或はモンモリロナイ
トは、ピ−トモスを圧縮成形する時のバインダ−として
作用する粘結剤にもなり、成形時の粘結効果を高めるも
のとなる。ほかのバインダ−としてアルギン酸ナトリウ
ム等を使用することもできる。
【0010】また、圧縮成形した培地1が水を含んで膨
張するときの膨張倍率を大きくするため、前記ピ−トモ
ス等の植物繊維を含む材料に、市販の高吸水性ポリマ−
等を混入させて用いることもできる。上記の植物繊維を
含む材料の圧縮成形には、プレス機を用い、下型2の円
筒状の穴内に材料(ピ−トモスの繊維表面にベントナイ
ト或はモンモリロナイトの微粒子を付着させて乾燥させ
たもの等)を詰めて上型3の円筒状突部が上方から下降
して圧縮成形する(図2参照)。このときの圧縮する圧
力は、材料の含水率によって異なるが、50〜300k
g/cm2 の圧力で圧縮すると良好に圧縮成形できる。
また、圧縮する材料の含水は、ピ−トモスの圧縮の場
合、繊維質を傷めないよう、45〜60%の含水率のも
のが好ましい。
【0011】また、具体的な寸法を示すと、圧縮成形培
地1の大きさは、直径D1=15mm、高さH1=15
mmの円筒形状に圧縮成形されている。次に、図3〜図
7に示す育苗トレイ4は、発砲スチロ−ルを材料として
成形したもので、図6及び図7に示されるような平面視
が円形で断面形状がコップ状の育苗ポット5…を多数設
けたものである。そして、各育苗ポット5には、内側面
5aから底面5bに到るL字状の溝9・9・9・9が4
箇所形成されており、その底部には育苗時の水抜け孔で
あり、育苗後に苗を押し出す為に苗押出し棒7や指等を
差し込むことのできる孔6…が開けられている。尚、各
溝9・9・9・9は、育苗ポット5の上部からこの孔6
まで連通しており、苗を育苗するときに、空気が自由に
育苗ポット5の上部から各溝9・9・9・9及び孔6を
通って下部まで流れるようになっている(勿論、逆に、
空気が自由に育苗ポット5の下部から孔6及び各溝9・
9・9・9を通って上部まで流れるようになってい
る)。また、灌水時には、育苗ポット5内の培地に上面
及び各溝9・9・9・9から側面に水が浸透するので灌
水も容易であり、また、余分な水は各溝9・9・9・9
及び孔6から排水されるので水が過分に溜って根腐れを
起こすことの防止にもなる。 そして、特に、各溝9・
9・9・9の溝深さは、上端部の溝深さA1から下端部
の溝深さA2に到るまで順次深くなるように形成されて
いる。
【0012】尚、育苗ポット5の内容部の大きさは、具
体的な寸法を示すと、底部直径D3=18mm、上端開
口部の口径D2=23mm、深さH2=37mm、上端
部の溝深さA1=3.5mm、下端部の溝深さA2=
4.7mmに形成されている。次に、図8に示す培地装
填補助具10は、平板11に細い円柱状の突起12…を
多数設けて合成樹脂にて一体成形したものであり、該突
起12…は育苗トレイ4の孔6…と同ピッチで配列され
ていると共に、突起12の直径は孔6の直径よりも少し
小さく形成されている。そして、育苗トレイ4の底面側
から孔6…に突起12が嵌まるように培地装填補助具1
0を重ねると、図13のようになり、突起12の上面と
育苗ポット5の上端開口部との間(H3=15mm)に
丁度培地1が1個入る空間があくような高さに突起12
は形成されていると共に、突起12の上面の端と育苗ポ
ット5の内側面5aとの距離は培地1の高さH1=15
mmよりも小さくなるように突起12の直径は設定され
ている。従って、図13の状態で、培地1は1個だけ突
起12の上面と育苗ポット5の上端開口部との間に図1
4のように収まるようになっている(培地1が突起12
と育苗ポット5の内側面との間に縦に挾まり込むことは
ない)。
【0013】次に、図9と図10に示す培地供給装置1
3は、育苗トレイ4を載置できる平板状の台14に左右
柱15・15を設け、該左右柱15・15に各々左右揺
動リンク16・16を図9の実線の状態から仮想線の状
態までの間のみ揺動自在に装着し、該左右揺動リンク1
6・16の先端に吸引式培地供給具17の左右側部を各
々軸心C周りに回転自在で且つ180度毎に水平状態で
一時的に係止できるように装着している。
【0014】吸引式培地供給具17は、全体的には長方
形の箱状をしており、その空間部18は図12に示すよ
うに育苗トレイ4が丁度入る大きさになっている。そし
て、空間部18の底面には培地1が丁度入る大きさの孔
19…が、育苗トレイ4の育苗ポット5…と同じピッチ
で配列されている。更に、孔19…の底面には培地1が
入らないような小さな吸引孔20…が各々設けられてい
る。また、吸引孔20…が連通している密閉空間21は
右揺動リンク16内のパイプ部を介して外部に設けた吸
引装置21に連通している。尚、吸引装置21は、吸引
状態と排風状態とにスイッチで切替れるようになってい
る。
【0015】以上のようにして成形した圧縮成形培地1
と育苗トレイ4と培地装填補助具10と吸引式培地供給
具17とを用いて播種育苗する過程を図9〜図21に基
づいて詳述すると、先ず、育苗トレイ4の底面側から孔
6…に突起12が嵌まるように培地装填補助具10を重
ねた状態にして培地供給装置13の台14上に置く(図
9)。そして、培地供給装置13の吸引式培地供給具1
7を図9の実線で示すように上方位置にして、且つ、吸
引式培地供給具17の空間部18が上になる水平状態に
する。次に、吸引装置21を吸引状態にして、吸引式培
地供給具17の空間部18に培地1…を多数入れて全面
に均す。すると、培地1…は孔19…に各々1個づつ入
り、吸引装置21の吸引力にて孔19…内に固定された
状態となる(図11)。そこで、吸引式培地供給具17
の下方に培地回収箱を置いて、吸引式培地供給具17を
180度回転させると、吸引装置21の吸引力にて孔1
9…内に固定された状態になっていない余分の培地1…
は培地回収箱内に落ちて回収される。
【0016】その後、左右揺動リンク16・16を図9
の実線の状態から仮想線の状態まで下動させて、吸引式
培地供給具17を台14上の育苗トレイ4に上方から被
せて、吸引装置21を吸引状態から排風状態に切り替え
る(図12)と、各培地1…は各々育苗ポット5…内の
各突起12上に落下する。そして、吸引式培地供給具1
7を育苗トレイ4上部から外して元の上方位置に戻す。
すると、図14のように、各育苗ポット5…内の各突起
12上に各培地1…が載った状態となる。
【0017】次に、育苗トレイ4から培地装填補助具1
0を下方に抜くと、各培地1…は各育苗ポット5…内に
適正な姿勢で装填(供給)された状態(育苗トレイ4の
各育苗ポット5…の各々に圧縮された方向が上下方向と
なる姿勢で圧縮成形培地1を入れた状態)となる(図1
5)。そして、その各育苗ポット5…内に入れられた培
地1に上から灌水する。すると、培地1は各育苗ポット
5…内で膨張し、膨張した培地1’は育苗ポット5…内
にほぼ充満する(図16〜図17)。この圧縮成形培地
1は、水を含んで膨張すると、育苗ポット5の内側面と
の間に少し空隙が残り、上端開口部からH3=1〜2m
m突出するような大きさの培地1’になるように圧縮成
形されている。
【0018】そして、このように充填された培地1’の
上部から周知の播種穴形成ロール22を転動させて圧を
掛けると(図18)、その播種穴形成突部23が培地
1’内に嵌まり込んで深さL=5mmの播種穴24を形
成すると共に、円筒外面25にて培地1’の上部が押圧
されて前記培地1’の育苗ポット5上端開口部から1〜
2mm突出した分だけ培地1’は圧縮されて、培地1’
は育苗ポット5内に充満される(図19)。このとき、
圧縮成形された培地1の膨張に多少の誤差があって育苗
ポット5の内側面との間に多少空隙が生じていても、育
苗ポット5の適正な培地高さH2よりもH3だけ高く膨
張させた後に適正な培地高さH2まで押圧するから、育
苗ポット5に適切に培地を充填することができる。
【0019】その後、播種穴24に播種をして播種穴2
4部をバーミキュライト若しくは土にて覆土26する
(図20)。その時、上記のように各育苗ポット5に適
切な培地の充填がなされるのであるが、仮に、培地1の
角が欠けていて、膨張後に押圧しても適切な培地の充填
が行なわれなかった場合にも、バーミキュライトや土等
の覆土26で育苗ポット5内の培地を適切な量に補正で
きて、個々の苗が不均一に成長したり苗の育苗に支障を
来したりすることなく、良好な育苗が行なえて、良質の
苗を得ることができる。
【0020】そして、上記のようにして播種作業を終え
た育苗トレイ4を各育苗ポット5底部の各孔6…を塞が
ないような格子状の台に並べて、溝9と孔6を空気が自
由に流通できる状態で育苗が行われる。そして、適度に
成長した苗は栽培圃場に移植されるが、このとき、育苗
ポット5…の底部の孔6…に苗押出し棒7…を差し込む
か指で押し上げることにより育苗ポット5…内に収容さ
れた苗を押し出すと容易に苗を育苗トレイ4の育苗ポッ
ト5…から取り出すことができる(図21)。尚、覆土
26にはバーミキュライトを用いると、比重が軽いので
種子が出芽し易く出芽率が向上し、また、保水性が良い
ので育苗も容易である。そして、この育苗トレイ4の各
育苗ポット5…には溝9…が設けられており、培地1’
が膨張時に溝9…内に入り込んで溝を埋めてしまわない
ので、溝9…内には空間が形成されている。従って、育
苗時に、苗の根が伸長して培地内から溝9…内に出て伸
びようとしたとき、エア−プル−ニング効果により、そ
こで根の伸長が止まる。よって、根が培地外周面に沿っ
て過密に巻いた状態になるのが防止されることと併せ
て、溝9…部で根の伸長が止まる分、培地内で側根の成
育が旺盛となるので、圃場へ移植したときの苗の活着が
良好となる。(尚、根が伸長し過ぎて培地外周面に沿っ
て過密に巻いた状態になると、移植後、圃場に活着しよ
うとする新しい根が培地外周面に過密に巻いた根に阻止
されて、培地の外の土壌に根が伸長しにくくなり活着し
にくくなる問題がある。) また、上記のような育苗上の効果を有する育苗ポット5
…を形成した育苗トレイ4を用いた育苗を行うとき、圧
縮成形培地1は、育苗ポット5に合わせた円柱形状であ
るから、水を含んで膨張した時に溝9…内を培地が塞ぐ
ことがない。特に、前記のように、圧縮成形培地1を、
その圧縮された方向が上下方向となる姿勢で各育苗ポッ
ト5内に入れ、そのように入れた圧縮成形培地1に水を
含ませることで培地1を各育苗ポット5内で膨張させて
充満させ、育苗ポット5内に培地を充填する方法をとる
と、その圧縮成形培地1は、水を含むと水平方向には大
きく膨張せず上下方向に大きく膨張するから、溝9…内
を埋めるように培地が入り込むことがなく溝9…内に空
間が形成される状態に培地を育苗ポット5内に充填する
ことが容易に行なえる。従って、この育苗ポット5…の
溝9…によるエア−プル−ニング効果を充分に奏する状
態での播種、育苗が容易に行なえるものとなる。
【0021】更に、小さなゴミや砂や小石等が溝9内に
詰まると、その詰まった部分から上の溝9は灌水の度に
小さなゴミや砂や小石等が滞積して埋まってしまう。す
ると、エア−プル−ニング効果が得られなくなり、良質
な苗の育成が行なえなくなるが、各溝9・9・9・9の
溝深さは、上端部の溝深さA1から下端部の溝深さA2
に到るまで順次深くなるように形成され、然も、各溝9
・9・9・9の断面積も上端部の開口部面積から下端部
の開口部面積に到るまで順次広くなるように形成されて
いるので、育苗時に小さなゴミや砂や小石等が溝9の上
端部から溝9内に入っても、溝9内に詰まることなく下
端部から孔6を通って容易に外に排出され(溝9内に小
さなゴミや砂や小石等が入っていても、特に灌水時に、
水で容易に外部に押し流される。)、溝9が埋まってし
まうことが防止され、前記のようなエア−プル−ニング
効果を充分に奏する状態での育苗が容易に行なえる。
【0022】尚、植物繊維を含む材料を圧縮成形した培
地1には、圧縮成形後、水を含ませて膨張させると、圧
縮成形時の圧縮方向とは略々反対方向に向かう膨張が大
きいという特性がある。例えば、図1に示すタブレット
の形状の圧縮成形培地1を、ピ−トモスを用いて、上下
方向から圧縮して成形したところ、圧縮成形時の大きさ
が直径15mm×高さ15mmの大きさのものが、水を
含んで膨張すると、圧縮方向の反対方向の膨張が、高さ
15mmから高さ38〜39mmとなって約2.5倍の
膨張となり、圧縮方向に交差する方向の膨張が、直径1
5mmから直径18〜19mmとなって約1.2倍の膨
張となった。
【0023】一方、育苗トレイ4は、発砲スチロ−ルを
材料として成形され各育苗ポット5の内側面5aと底面
5bとで培地1’を覆った状態になっているので、断熱
性が良くて根部の温度が必要以上に上がることが防止さ
れ、夏場の熱い時期に苗を育苗しても、苗がひょろ長く
伸びてしまう徒長を防止でき、健全な苗の育成が行なえ
ると共に、育苗トレイ4の各育苗ポット5の各苗を均一
に成育させることができる。
【0024】そして、圧縮成形培地1は、前記のよう
に、水を含むと圧縮方向とは略々反対方向に大きく膨張
するが、その膨張後の培地1’は、膨張方向(上下方
向)の剪断に対しては強く、その膨張方向と交差する方
向(左右方向)の剪断に対しては弱い特性がある。従
来、エア−プル−ニング効果により根巻きが起こってい
ない苗の茎を持って上方に引っ張って抜こうとすると、
根が培地に絡んでいないため苗だけが引き抜かれてしま
って培地ごと苗を引き抜くことはできにくく、また、育
苗ポットの底部の孔に棒を押し込んで培地ごと苗を取り
出そうとしても、根が培地に絡んでいないため底部に押
し込んだ棒が土を崩してしまい培地ごと苗を押し上げる
ことはできにくい問題がある。
【0025】そこで、圧縮成形培地1…をその圧縮され
た方向が上下方向となる姿勢で各育苗ポット5…内に入
れ、該培地1…に水を含ませて培地1…を各育苗ポット
5…内で膨張させて充満させ、その後、該膨張後の培地
1’…に播種して育苗する育苗方法をとることにより、
各育苗ポット5…内で育苗された苗の培地1は上下方向
の剪断に対して強いことになるから、苗の茎を持って上
方に引っ張って抜くことができ、また、育苗ポット5…
の底部の孔6…に苗押出し棒7…を差し込んで育苗ポッ
ト5…内に収容された苗を押し出すときに培地1が崩れ
にくく、苗の根があまり伸びていないときでも、従来に
比べて苗を育苗ポット5…から取り出しやすくなる。従
って、移植機にて苗の植付けができる適応性の高い苗
(各育苗ポット5…内から上方に引き抜く装置や下方か
ら押し出す装置にて抜きやすい苗)を育成することがで
きる。
【0026】尚、育苗ポット5が平面視円形なので、上
記圧縮成形培地1の平面視形状も円形のものを用いる
が、育苗ポットが平面視四角形であれば、それに入れる
圧縮成形培地の平面視形状も四角形のものを用いると、
育苗ポット内に入れた培地に水を含ませて膨張させたと
き、適確に育苗ポット内に培地が充満する。よって、圧
縮成形培地の平面視形状は、それを入れる育苗トレイの
育苗ポットの平面視形状に合わせたものとすると、良好
に育苗ポット内に培地を充満させられる。
【0027】図22は、培地装填補助具の第2実施例を
示し、育苗トレイ4の底面側から孔6…に突起12が嵌
まるように培地装填補助具10を重ねると、突起12の
上面と育苗ポット5の上端開口部との間H4を12mm
にしてあり、突起12の上面に培地1が載ると培地1の
上部が少し(3mm)上端開口部からはみ出るようにし
ている。このような突起12の高さにしておくと、前記
培地供給装置13を用いることなく、容易に各育苗ポッ
ト5…に各々1個づつ培地1を供給することができる。
即ち、育苗トレイ4の底面側から孔6…に突起12が嵌
まるように培地装填補助具10を重ねた状態にして、育
苗トレイ4上面に培地1…を多数置いて全面に均す。す
ると、培地1…は各育苗ポット5…内の突起12の上面
に1個づつ入る。そこで、余分な培地1…を育苗トレイ
4上から掻き落として、育苗トレイ4を培地装填補助具
10から抜くと、各培地1…は各育苗ポット5…内に適
正な姿勢で供給された状態(育苗トレイ4の各育苗ポッ
ト5…の各々に圧縮された方向が上下方向となる姿勢で
圧縮成形培地1を入れた状態)となる。このように、図
22の状態で培地1の上部が少し上端開口部からはみ出
るように培地1…は各育苗ポット5…内の突起12の上
面に入るので、余分な培地1…を育苗トレイ4上から掻
き落とす時に各育苗ポット5…内に培地1が2個入って
しまうようなことがなく、適切な培地の供給が行なえ
る。
【0028】図23〜図26は、育苗トレイの育苗ポッ
ト5の形状が異なる場合の培地装填補助具の他の例を示
す。即ち、育苗ポット5の内側面5aに設けた4つの溝
9・9・9・9が上端開口部から育苗トレイの底まで貫
通して設けられており、且つ、該各溝9…と底部の孔6
とは貫通路9a…にて連通している(図24)。即ち、
平面視で十字状の貫通孔が育苗ポット5に設けられてい
る(図23)。一方、培地装填補助具10の突起12…
は、平面視で十字状の板体で形成されており、その上端
には凹み部12aが形成されている。そして、突起12
は上記育苗ポット5の各溝9…と底部の孔6と貫通路9
a…よりなる十字状の貫通孔に育苗トレイの底面側から
各溝9…に沿って嵌入できる形状になっている(図2
5)。
【0029】従って、育苗トレイ4の底面側から十字状
の貫通孔に突起12が嵌まるように培地装填補助具10
を重ねると、図26のようになり、突起12の上端の凹
み部12aに丁度培地1が1個入るようになっている。
従って、図26の状態で、培地1は1個だけ突起12に
より確実に収まるようになる。そして、培地装填補助具
10から育苗トレイ4を抜くとき、培地1は突起12の
上端の凹み部12aにて抱えられた状態で下降するの
で、適正な姿勢のままで適正な位置に育苗ポット5内に
供給できる。
【0030】図27は、培地供給装置13の吸引式培地
供給具の第2実施例を示し、吸引孔20…が設けられた
培地1が丁度入る大きさの孔19…間に、吸引孔20…
が吸引状態の時のみ風を噴出する噴出孔30が設けられ
ている。この噴出孔30が連通している密閉空間31は
左揺動リンク16内のパイプ部を介して外部に設けた送
風機(図示せず)に連通しており、該送風機は吸引装置
21が吸引状態にスイッチで切替れられた時に作動して
送風するようになっている。このように、孔19…間の
噴出孔30から風が噴出していると、吸引式培地供給具
17を空間部18が上になる水平状態にして、空間部1
8に培地1…を多数入れて全面に均して各孔19…に培
地1…を各々1個づつ入れる際に、培地1…が噴出孔3
0からの噴出風にて水平方向に移動し易くなっているの
で、簡単に孔19…内に培地1…が各々1個づつ入り、
作業が容易で作業効率が良い。
【0031】また、上記の例においては、育苗トレイ4
として育苗ポット5を多数配列した例を示したが、植木
鉢のような一つの育苗ポットよりなる育苗トレイに本願
発明を用いても良いことは、謂うまでもない。更に、上
記の例においては、育苗ポット5に溝9を4つ設けた例
を示したが、育苗ポット5の大きさや育苗ポット5の材
質や苗の種類や育苗環境や各地方の育苗作業形態等に応
じて、育苗ポット5の溝9の数は自由に設定しても良い
ことは、謂うまでもない。
【0032】更に、育苗トレイの材質は、発砲スチロ−
ルに限定されるものではなく、硬質の合成樹脂や自由に
湾曲させれるような軟質の合成樹脂等の如何なる材質で
成型しても良い。更に、培地としては、上記の圧縮成型
培地に代えて、他の人口培地を用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】圧縮成形培地1の一例を示す斜視図である。
【図2】圧縮成形培地1の圧縮成形の一例を示す側面図
である。
【図3】育苗トレイ4の一例を示す斜視図である。
【図4】育苗トレイ4の平面図である。
【図5】育苗トレイ4の底面図である。
【図6】育苗トレイ4の育苗ポット5の平面図である。
【図7】図4のS1−S1断面図である。
【図8】培地装填補助具10の平面図である。
【図9】培地供給装置13の側面図である。
【図10】吸引式培地供給具17の平面図である。
【図11】図10のS2−S2断面図である。
【図12】吸引式培地供給具17の作用説明側断面図で
ある。
【図13】育苗ポット5と培地装填補助具10と培地1
の関係を説明する断面図である。
【図14】培地供給装置13にて培地装填補助具10が
嵌入した状態の育苗ポット5に培地1が供給された状態
を示す断面図である。
【図15】培地装填補助具10を外して育苗ポット5に
培地1が装填された状態を示す断面図である。
【図16】培地1の育苗ポット5への装填例を示す断面
側面図である。
【図17】育苗ポット5へ装填した培地1が水を含んで
膨張が終了した状態を示す断面側面図である。
【図18】播種穴形成ロール22による作用説明側面図
である。
【図19】播種穴24が形成された状態を示す断面側面
図である。
【図20】播種穴24に播種して覆土26した状態を示
す断面側面図である。
【図21】苗が成育した状態を示す断面側面図である。
【図22】培地装填補助具10の第2実施例を示す作用
説明断面図である。
【図23】育苗トレイ4の育苗ポット5の他の例を示す
平面図である。
【図24】図23のS3−S3断面図である。
【図25】培地装填補助具10の第3実施例を示す突起
12の斜視図である。
【図26】培地装填補助具10の第3実施例を示す作用
説明断面図である。
【図27】吸引式培地供給具17の他の例を示す作用説
明側断面図である。
【符号の説明】
1 培地(圧縮成形培地) 4 育苗トレイ 5 育苗ポット 5a 育苗ポット5の内側面 5b 育苗ポット5の底面 6 孔 9 溝 9a 貫通路(貫通孔) 12 突起 H1 培地1の高さ H4 突起12の上面と育苗ポット5の上端開口部との
【手続補正書】
【提出日】平成9年11月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図15
【補正方法】変更
【補正内容】
【図15】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図18
【補正方法】変更
【補正内容】
【図18】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図21
【補正方法】変更
【補正内容】
【図21】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 育苗ポット5の底面5bに貫通して設け
    た孔6に挿入した状態で、育苗ポット5の上端開口部と
    の間に空間を有する長さに構成された突起12を設けた
    ことを特徴とする育苗ポットの培地装填補助具。
  2. 【請求項2】 育苗ポット5の底面5bに貫通して設け
    た孔6に挿入した状態で、育苗ポット5の上端開口部と
    の間に円柱状又は多角柱状に圧縮成形された培地1の一
    部若しくは全体が入る空間を有する長さに構成された突
    起12を設けたことを特徴とする育苗ポットの培地装填
    補助具。
  3. 【請求項3】 育苗ポット5の底面5bに貫通して設け
    た孔6に挿入した状態で育苗ポット5の上端開口部との
    間に空間を有する長さに構成された突起12を設ける
    に、該突起12の上部と育苗ポット5の内側面5aとの
    間隔H4が装填する培地1の高さH1よりも小さくなる
    形状に突起12を構成したことを特徴とする育苗ポット
    の培地装填補助具。
  4. 【請求項4】 育苗ポット5の内側面5aから底面5b
    に亘って設けられた溝9及び貫通孔9a・6に挿入した
    状態で、育苗ポット5の上端開口部との間に空間を有す
    る長さに構成された突起12を設けたことを特徴とする
    育苗ポットの培地装填補助具。
  5. 【請求項5】 育苗ポット5の底面5bに貫通して設け
    た孔6に突起12を挿入し、該突起12と育苗ポット5
    の上端開口部との間に円柱状又は多角柱状に圧縮成形さ
    れた培地1の一部若しくは全体を入れた後に、突起12
    を抜いて培地1を育苗ポット5に装填する育苗ポットの
    培地装填方法。
  6. 【請求項6】 培地1の圧縮された方向が上下方向とな
    る姿勢で装填する請求項5記載の育苗ポットの培地装填
    方法。
JP30699997A 1997-11-10 1997-11-10 育苗ポットの培地装填補助具と育苗ポットの培地装填方法 Pending JPH11137093A (ja)

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