JP4814463B2 - 植物栽培方法および植物栽培具 - Google Patents

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    • A01G9/00Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
    • A01G9/02Receptacles, e.g. flower-pots or boxes; Glasses for cultivating flowers
    • A01G9/029Receptacles for seedlings
    • A01G9/0295Units comprising two or more connected receptacles

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  • Cultivation Of Plants (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、植物を植えて栽培自在な成形ブロックを、栽培容器内に配置すると共に、前記成形ブロックに植物を植えて生育させる植物栽培方法、及び、植物栽培具に関する。
【0002】
【従来の技術】
花卉や野菜などの植物苗が小型の合成樹脂製の保形容器で育生され、生育した植物は、より大きな栽培容器(例えば、植木鉢)に植物を植え替えて栽培されている。また、栽培農家や園芸業者は植物苗を、前記小型の合成樹脂製の保形容器で育成し、その容器に植物を植えたまま販売し、苗の購入者は、より大型の栽培容器や、或いは土壌に植物を植え替えて栽培している。
この種の植物栽培方法としての具体例を説明すると、図13に示すように、合成樹脂製の保形容器20aに土20bを充填した苗栽培具20を用い(図13(イ)参照)、栽培容器P1内に予め客土21を充填すると共に、その中央部にくぼみを形成しておき(図13(ハ)参照)、前記苗栽培具20から保形容器20aを外した状態(図13(ロ)参照)で土20bが崩れないように注意しながら前記くぼみに埋めて、水やり等を行いながら植物Gを生育させる方法を採っていた(図13(ニ)参照)。
この種の植物栽培具では、上述のとおり、客土21は栽培容器P1内の苗栽培具20から保形容器20aを外した土20bの塊との隙間に充填されるものである(図13(ニ)参照)。即ち、苗栽培具20は、合成樹脂製の保形容器20a内に土20bが入れてある状態では形を呈するものの、植え付ける際には、保形容器20aは取り外されるから、単なる土20bの塊で、植え付けた後に水やり等を行えば、栽培容器P1内にある客土21と隙間無く一体化するものであった。更に、上記の方法によれば、植え替えや土壌の準備に栽培技術の熟練度が植物生育の良否に影響する。また、常に一定の栽培環境を得ることは難しい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の植物栽培方法、及び、植物栽培具によれば、上述のように、苗栽培具は、合成樹脂製の保形容器内に土が入れてある状態では成形体を呈するものの、植え付ける際には、保形容器は取り外されるから、単なる土の塊で、植え付けた後に水やり等を行えば、栽培容器内で客土と隙間無く一体化することに加えて、水やりによって土粒子間の間隙が小さくなって締まってゆく。
一方、植え付けられた植物が生育するためには、根が土壌内に均等に広がり、満遍なく水分や養分を吸収できる状態にするのが好ましい。そして、適度な通気性をも必要とする。
従って、従来の場合においては、土が締まってくると土粒子間隙に根が進入しにくい状態となり、更には土の通気性も低下する。その結果、根の生育が不充分となったり、土壌内での根の広がり方に片寄りが生じ易い問題点がある。
このような問題点は、何れにしても植物の充分な生育を妨げる原因になり易い。
【0004】
従って、本発明の課題は、植物の栽培について熟練を要せず、容易に安定して行える植物栽培方法、及び、植物栽培具を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の特徴構成は、図1〜4に例示するごとく、植物を植えて栽培自在な成形ブロックを、栽培容器内に配置すると共に、前記成形ブロックに植物を植えて生育させる植物栽培方法であって、水平面での断面につき、上端部が下端部より断面積が大きくなるように形成してなる前記成形ブロックの複数を、生育する植物の根圏に前記成形ブロック間の空隙が配置されるよう、前記栽培容器内に上下同一方向に配置し、前記成形ブロックに植えた前記植物を生育させるところにある。
【0006】
請求項1の発明の特徴手段によれば、成形ブロックの複数を用いるから、栽培容器の内空形状に合わせた自由な配置を選択でき、且つ、土で手を汚さずにスピーディーに簡単に造ることができる。
また、成形ブロックの複数を栽培容器内に配置するから、隣接させる成形ブロックどうしの間に空隙を形成自在にして、前記成形ブロックに植えた植物を生育させることができ、植え付ける植物によって異なる理想的な水はけの状態を、成形ブロックどうしの間に形成する空隙の大きさで自由に調整することが可能となる。例えば、極端に水はけの良い状態が必要な植物を植え付ける場合には、成形ブロックどうしの間の空隙を広く確保できるようにセットすることが可能となる。また、この空隙に関しては、水はけの問題のみならず、根の生育や、根への通気を促進する間隙としても有効に作用させることができる。
また、従来のように土をそのまま使用する場合には、複数種の土を用意して所定の割合に混合するといった手間を掛け、また熟練も必要であったが、本発明によれば、栽培容器内の成形ブロックそのもので植物を生育させることができるから、上述のような手間を省いて、簡単に園芸を楽しむことが可能となる上に、安定した植物の栽培が可能となる。更には、栽培容器の容量に合わせて必要な成形ブロックの数を割り出し易いから、従来起こりがちであった余剰残土の発生も防止でき、無駄を省くことができる。
また、植物の栽培に使用する成形ブロックは、栽培面積に応じた数を利用できるので、本発明は、多数を組合せ、ヒートアイランド現象の緩和や、地球温暖化防止のための屋上緑化用の培土として利用することもできる。
【0007】
請求項2の発明の特徴構成は、前記成形ブロックが根の侵入を許容すると共に多孔質で弾力を備えたものであるところにある。
請求項2の発明の特徴手段によれば、根の侵入を許容すると共に多孔質で弾力を備えた成形体として形成した成形ブロックの複数を用いるから、栽培容器に成形ブロックを配置する際に、栽培容器の内空形状に合わせた自由な配置を選択でき、且つ、各成形ブロックの適度な弾力によって栽培容器の形に馴染ませやすく、栽培容器と複数の成形ブロックとからなる植物栽培具を、土で手を汚さずにスピーディーに簡単に造ることができる。そして、成形体そのものが根の進入を許容するから、植え付けた植物の生育に伴って、根が成形ブロック内を満遍なく広がることができ、成形ブロック内の水分や養分を効率よく吸収することができる。更には、成形ブロックそのものは弾力を備えた成形体であるから、水やりによって締まって隙間が無くなると言ったことも防止し易いから、上述のように水分や養分を効率よく吸収できる状態を持続することが可能となる。勿論、通気性の確保についても同様に持続することが可能となる。
【0008】
請求項3の発明の特徴構成は、植物を植えて栽培自在な成形ブロックを、栽培容器内に配置すると共に、前記成形ブロックに植物を植えて生育させる植物栽培方法であって、前記成形ブロックが、上端面が矩形形状で下端面が円形形状で、下端部ほど小径となる截頭錐体形状に形成してなる第1成形ブロックと、前記第1成形ブロックの上端矩形面での対角線を含む1つの鉛直面に沿って切断した形状で、上端面が三角形状で下端面が半円形状を有する第2成形ブロックとを備えて構成されており、植物を植えた前記第1成形ブロックと、植物を植えていない前記第1成形ブロックと、植物を植えていない前記第2成形ブロックとを前記栽培容器内に配置して植物を生育させるところにある。
【0009】
請求項4の発明の特徴構成は、前記第1成形ブロック及び前記第2成形ブロックは、根の進入を許容すると共に多孔質で弾力を備えた成形ブロックであるところにある。
【0010】
請求項5の発明の特徴構成は、図1〜4に例示するごとく、植物を埋め込んで栽培自在な成形ブロックを、栽培容器内に配置してある植物栽培具であって、前記成形ブロックは、水平面での断面につき、上端部が下端部より断面積が大きくなるように形成してなり、生育する植物の根圏に前記成形ブロック間の空隙が配置されるよう、前記栽培容器内に上下同一方向に複数の前記成形ブロックが、前記栽培容器内に配置してあるところにある。
【0011】
請求項5の発明の特徴構成によれば、請求項1の発明による作用効果と同様に成形ブロックの複数を用いるから、土で手を汚さずにスピーディーに植物栽培具を、簡単に造ることができる。
また、成形ブロックの複数を栽培容器内に配置するから、隣接させる成形ブロックどうしの間に空隙を形成自在にして、前記成形ブロックに植えた植物を生育させることができ、植え付ける植物によって異なる理想的な水はけの状態を、成形ブロックどうしの間に形成する空隙の大きさで自由に調整することが可能となる。例えば、極端に水はけの良い状態が必要な植物を植え付ける場合には、成形ブロックどうしの間の空隙を広く確保できるようにセットすることが可能となる。また、この空隙に関しては、水はけの問題のみならず、根の生育や、根への通気を促進する間隙としても有効に作用させることができる。
また、従来のように土をそのまま使用する場合には、複数種の土を用意して所定の割合に混合するといった手間を掛け、また熟練も必要があったが、本発明によれば、栽培容器内の成形ブロックそのもので植物を生育させることができるから、上述のような手間を省いて、簡単に園芸を楽しむことが可能となるばかりか、安定した栽培が可能となる。更には、栽培容器の容量に合わせて必要な成形ブロックの数を割り出し易いから、従来起こりがちであった余剰残土の発生も防止でき、無駄を省くことができる。
また、各成形ブロックを栽培容器内に設置した状態において、成形ブロックの上方側部分は、互いに当接した状態、又は、比較的近接した状態に配置できながらも、その下方側では、夫々の小径部の存在によって、隣接成形ブロック間に、空隙を形成し易くなる。
下端部が窄んでいるから、栽培容器内に成形ブロックを配置する際に、所望の位置に配置しやすい。
即ち、栽培容器内に成形ブロックを順次配置する際、順番が後になればなる程、栽培容器内でまだ残っている隙間開口が小さくなるが、小さな隙間開口であっても、成形ブロックの下端部だけでも入り込ませることができたら、そのまま押し込むことでその成形ブロックを栽培容器の底上に設置することが可能となる。
【0012】
請求項6の発明の特徴構成は、前記成形ブロックが根の侵入を許容すると共に多孔質で弾力を備えた成形ブロックであるところにある。
【0013】
請求項6の発明の特徴構成によれば、請求項2記載の植物栽培方法と同様に、根の侵入を許容すると共に多孔質で弾力を備えた成形体として形成した成形ブロックの複数を用いるから、栽培容器に成形ブロックを配置する際に、栽培容器の内空形状に合わせた自由な配置を選択でき、且つ、各成形ブロックの適度な弾力によって栽培容器の形に馴染ませやすく、栽培容器と複数の成形ブロックとからなる植物栽培具を、土で手を汚さずにスピーディーに簡単に造ることができる。そして、成形体そのものが根の進入を許容するから、植え付けた植物の生育に伴って、根が成形ブロック内を満遍なく広がることができ、成形ブロック内の水分や養分を効率よく吸収することができる。更には、成形ブロックそのものは弾力を備えた成形体であるから、水やりによって締まって隙間が無くなると言ったことも防止し易いから、上述のように水分や養分を効率よく吸収できる状態を持続することが可能となる。勿論、通気性の確保についても同様に持続することが可能となる。
【0014】
請求項7の発明の特徴構成は、前記成形ブロックが、水平面での断面につき、矩形断面を有する截頭錐体形状に形成してあるところにある。
【0015】
請求項8の発明の特徴構成は、前記成形ブロックが、水平面での断面につき、円形断面を有する截頭錐体形状に形成してあるところにある。
【0016】
請求項7、請求項8の発明の特徴構成によれば、成形ブロックの複数個を前記栽培容器内に配置したとき、隣接させる成形ブロックどうしの間に空隙を容易に形成自在にして前記栽培容器内に配置し、前記成形ブロックに植えた植物を生育させるから、植え付ける植物によって異なる理想的な水はけの状態を、成形ブロックどうしの間に形成する空隙の大きさで自由に調整することが可能となる。例えば、極端に水はけの良い状態が必要な植物を植え付ける場合には、成形ブロックどうしの間の空隙を広く確保できるようにセットすることが可能となる。また、この空隙に関しては、水はけの問題のみならず、根の生育や、根への通気を促進する間隙としても有効に作用させることができる。
【0017】
請求項9の発明の特徴構成は、植物を埋め込んで栽培自在な成形ブロックを、栽培容器内に配置してある植物栽培具であって、前記成形ブロックが、上端面が矩形形状で下端面が円形形状で、下端部ほど小径となる截頭錐体形状に形成してなる第1成形ブロックと、前記第1成形ブロックの上端矩形面での対角線を含む1つの鉛直面に沿って切断した形状で、上端面が三角形状で下端面が半円形状を有する第2成形ブロックとを備えて構成されており、植物を植えた前記第1成形ブロックと、植物を植えていない前記第1成形ブロックと、植物を植えていない前記第2成形ブロックとを前記栽培容器内に配置してあるところにある。
【0018】
請求項9の発明の特徴構成によれば、栽培容器内に各成形ブロックを並べて配置した際に、上面に表れる部分は、各成形ブロックの矩形断面どうしが互いに当接した状態、又は、比較的近接した状態に配置でき、整列した成形ブロックによって植え付け面の上面での美観性を向上させることが可能となる。また、成形ブロックの下方側では、隣接する成形ブロックどうしは円形断面であるから、両成形ブロックが全周にわたって密接することを防止でき、成形ブロック間に適度な隙間を形成することが可能となる。
【0019】
請求項10の発明の特徴構成は、前記第1成形ブロック及び前記第2成形ブロックが、根の進入を許容すると共に多孔質で弾力を備えた成形ブロックであるところにある。
【0020】
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、図面において従来例と同一の符号で表示した部分は、同一又は相当の部分を示している。
【0022】
図1〜4に、本発明の植物栽培具の一実施形態であるプランターPを示す。
前記プランターPは、植物Gを植えて栽培自在な成形ブロック1の複数と、それらを収容するための栽培容器P1とを備えて構成してある。
【0023】
前記栽培容器P1は、図3に示すように、有底筒形状に形成してあり、底部分2の中央部には、水掃け用の排水孔2aが形成してある。
そして、周部の筒部分3の高さ寸法は、前記成形ブロック1の高さ寸法より大きな寸法設定に形成してある。従って、前記底部分2上に各成形ブロック1を設置した状態では、成形ブロック1の上端部は、筒部分3の上端より低く位置することとなり、水やりをした際に、栽培容器P1から溢れ難いように構成してある。
この栽培容器P1は、特に限定されないが、例えば、合成樹脂、セラミックス、木材、石材、金属等の材料で形成することができるもので、所謂、市販の植木鉢等に相当する。
【0024】
前記成形ブロック1は、バーク堆肥やピートモス、腐葉土などの有機質培土材を混合したものを、例えばポリエーテルポリオール(ポリオール成分)とポリイソシアネート(イソシアネート成分)とを反応させて得られる親水性ウレタンプレポリマーによって固結成形により一体成形した人工培土であり、多孔質で弾力を有した状態に形成してある。例えば、これら人工培土は、バーク堆肥やピートモス、腐葉土などの有機質培土材を、発泡ポリウレタン反応を利用することにより弾力を有した状態に成形保持し、空隙率が90%以上となるように設計してある(特開昭51−27545号、特公昭56−18165号、特開昭58−198516号、USP4034508、USP4175355参照)。尚、製造方法はこれらに限定されるものではなく、また、空隙率は適宜製法により変更できる。
栽培容器P1内に配置する際には、多少の変形を許容できるから、栽培容器P1の形状によく馴染んだ状態に設置することができながら、水やりを行ってもそのもの自体が締め固まることが無いから根の成長を阻害しない。従って、植え付けた植物Gの根は成形ブロックの多孔に沿って伸びることが許容され、成形ブロック内部全体に満遍なく広がって水分や養分を吸収することが可能となる。
本実施形態では、バーク堆肥やピートモス、腐葉土などの有機質培土材を混合してポリウレタンのようなポリマー樹脂のバインダーにより成形したものを根の侵入を許容すると共に多孔質で弾力を備えたものをもって例としたが、本発明においてはこれらに限らず、ブロック状に成形してあるものであれば、ロックウール、或いはラテックス樹脂やエチレン樹脂やプロピレン樹脂やスチロール樹脂やウレタン樹脂やフェノール樹脂、酢酸セルロース等を発泡させた各種発泡樹脂材で構成した植物栽培用床材が利用でき、また、これらの素材を使用した市販のブロック状に成形してある成形培土を使用することもできる。また、ピートモスなどの植物質培土材を圧縮成形したもの、セルロースなどの繊維状成形物、セラミックス、発泡錬石などの無機質発泡物、通常培土として用いられる各種の土壌を樹脂バインダーや接着剤により固めて成形して用いることもできる。成形ブロックの素材として好ましい多孔質の条件は、植物の生育上好ましいとされている通気性、吸水性、排水性、保水性を考慮して選択することができる。
また、成形ブロック1の形状は特に限定されないが、本例においては、その形状の差によって二種類のものが用意されている。
【0025】
第一成形ブロック1Aは、図5に示すように、上端面が矩形形状、下端面が円形形状で、下端部ほど小径となる截頭錐体形状に形成してある。当該実施形態においては、第一成形ブロック1Aの設定寸法は、家庭用園芸での使用においては、概ね、外径が2cm〜15cm、高さが5cm〜15cm程度が好ましい。
そして、上端面の中央部分には、植物Gを植え付けることができる穴1aを形成してある。この穴1aには、植物Gを直に植え付けることも可能であるが、予め、穴に納まる形状の培土4を形成しておいて、この培土4で植物Gの苗を生育させ、そのまま前記穴1aに嵌入することで植え付けを行うことも可能である。この場合の培土4は、成形ブロック1と同質材料によって形成してあってもよい。また、本例において用いる穴に納まる形状の培土は、市販の人工培土よりなるものを用いてもよい。形状は、例えば、図5に示すように、截頭四角錐形状に形成してあり、下端部ほど小径となるように構成してある。尚、植物Gを植え付ける以外の成形ブロックには、穴1aが無いものを使用してもよい。
【0026】
また、もう一種類の第二成形ブロック1Bは、図6に示すように、前記第一成形ブロック1Aを、上端矩形面での対角線を含む一つの鉛直面に沿って切断した形状で、上端面が三角形状、下端面が半円形状となっている。但し、この第二成形ブロック1Bは、第一成形ブロック1Aを上述の鉛直面で切断したり裂いて形成する事の他、成型時から第二成形ブロック1Bそのものの形状に成形して構成してあってもよい。
【0027】
そして、前記栽培容器P1内への設置状況は、図3・4に示すように、中央に前記第一成形ブロック1Aを一つと、その第一成形ブロック1Aの上端矩形面各辺にそれぞれ接当させて周りの四つの第一成形ブロック1Aを配置してある。また、周りの各第一成形ブロック1A間の隙間には、前記第二成形ブロック1Bをそれぞれ配置してある。
尚、配置された各成形ブロック1どうしにより、全面的に密接する状態ではなく、適度な空隙Vが部分的(又は全面的)にできる(図3・4参照)。
配置する成形ブロックは、上端面の辺を接触させて配置してもよく、又、例えば、2cm程度の間隔をもって配置してもよい。
【0028】
このように、プランターPは、栽培容器P1内に、複数の成形ブロック1のみを配置して構成してあり、その中央部の第一成形ブロック1Aに前記培土4を介して植物Gを植え付けてある。一方、他の第一成形ブロック1Aの穴1aには、植物G抜きの培土4を挿入してもよいが、穴1aのまま残しておくことで、成形ブロック内に積極的に隙間を形成することが可能となり、保水性・通気性が向上すると共に、根の生育を無理なくサポートすることもできる。また、穴1aには、粒状、スティック状、またはゼリー状の肥料を挿入する穴として使用してもよい。
【0029】
当該実施形態のプランターPによれば、各成形ブロック1間の空隙Vは、通気および通水状態の改善や、植物の生育に伴って更に根を広く分布させるための誘導路として機能する。通気および通水状態が良好となれば、根の生育が改善され、植物の栽培を安定して行える。また、前述した合成培土を成形した成形ブロックを使用した場合、水やりを行えば、前記成形ブロック1の多孔内に満遍なく広がり、植物Gへの給水を、好ましい状態で実施でき、また、成形ブロック1に備えさせた養分をも、生育する植物の根で効率よく吸収することができる。更には、根の広がりは、成形ブロック1によって受け入れることができるから、根の成長を阻害することなく好ましい状態に生育させることが可能となる。勿論、成形ブロック1が従来の土単体の場合のように硬く締まってしまうことがないから、植物の生育を継続的にサポートすることが可能となる。
【0030】
次に、当該プランターPの形成、及び、そのプランターPの植物の栽培方法について説明する。
[1] 上述の各成形ブロック1A・1B、栽培容器P1、培土4で生育させた植物Gの苗をそれぞれ用意する。
[2] 栽培容器P1内に各成形ブロック1A・1Bを配置する。この際、無理やり詰め込むのではなく、それぞれの成形ブロック1間に若干の空隙Vを形成するのが好ましい。
[3] 中央部の成形ブロック1の穴1aに、前記培土4によって植物Gを植え付ける。
[4] 適度な給水を行う。
【0031】
このような方法によって、当該プランターPを簡単に形成することができると共に、植え付けた植物Gの生育は、一般的に行われている植木鉢の土で生育させる栽培方法に比べて、熟練度の差が無く、安定してより短時間で健康的に且つより大きく育てることが可能となる。
【0032】
〔実施例〕
第1の実施例として、直径21cm、深さ11cmの丸鉢に、バーク堆肥やピートモスをポリウレタンのバインダーで一体成形した、上端面が7cm角の矩形形状、下端面が直径6センチの円形形状、高さが6.5cmで下端部ほど小径となる截頭錐体形状の成形ブロック(図5参照)に植栽されたペチュニア1株と、未植栽の成形ブロック4個、上端矩形面での対角線を含む一つの鉛直面に沿って切断した形状のブロック(図6参照)4個を図1〜4に示すように配置し、3ヶ月間栽培を行った。栽培は、朝夕2回の潅水及び週1回の500倍希釈液体肥料施肥により行った。
第一の比較例として、成形ブロックの代わりに市販培養土1.8リットルを充填した同形状の丸鉢に、土壌で育成されたペチュニア1株を図13に示すように移植し、同じ条件で栽培を行った。
第2の実施例として、64cm(長さ)×23cm(巾)×19cm(高さ)の角型プランター底面に、バーク堆肥やピートモスをポリウレタンのバインダーで一体成形した、上端面が7cm角の矩形形状、下端面が直径6cmの円形形状、高さ6.5cmで下端部ほど小径となる截頭錐体形状の成形ブロック27個を敷き詰め、その上に植栽されたバーベナ3株と、未栽培の成形ブロック24個を苗を囲むように約1cmの空隙を設けて2段重ねで配置し、3ヶ月間栽培を行った。
第2の比較例として、成形ブロックの代わりに市販培養土11リットルを充填した同形状の角型プランターに、土壌で育成されたバーベナ3株を移植し(図13参照)、同じ条件で栽培を行った。
以上の第1・第2の結果は、成形ブロック栽培では、栽培1ヶ月後に植物体自身の発根力によりブロックが一体化すると共に均一な発根が認められた。それに対し、土壌栽培では根が鉢の周囲に伸長する根巻き現象を起こしていた。そのため、土壌栽培に比べ、ブロック栽培では、開花が早く、旺盛な生育を示した。また、成形ブロックが多孔質であり、空隙を設けて配置したことにより、軽量となり、運搬や移動も容易となった。
【0033】
〔別実施形態〕
以下に他の実施形態を説明する。
【0034】
〈1〉 成形ブロックの形状に関しては、先の実施形態で説明した第一成形ブロック1Aと第二成形ブロック1Bとの形状に限るものではなく、各種形状を採用することが可能である。
例えば、上端面が矩形形状、下端面が円形形状で、下端部ほど小径となる截頭錐体形状に替えて、図7(ロ)に示すように、上端面・下端面とも矩形の截頭錐体形状であったり、図8(ロ)に示すように、上端面・下端面とも円形の截頭錐体形状であってもよい。また、上端面・下端面とも矩形・円形以外の形状であったり、又は、上端面・下端面どうしが異なる形状の截頭錐体であってもよい。
また、栽培容器P1内に複数の形成ブロック1を配置した際に、離間した部分を形成するように配置し、その部分に形成ブロック1間の空隙Vを確保することが好ましい。
〈2〉 栽培容器P1内における植物Gの植え付け位置は、先の実施形態の成形ブロック1に形成した穴1aに限定されるものではなく、隣接させる成形ブロック1間に開口した空隙Vに、前述の培土4で生育させた植物Gを植え付けるものであってもよい。また、培土4を使用せずに直に植物Gを植え付けるものであってもよい。
〈3〉 栽培容器P1は、先の実施形態で説明した有底筒形状に限るものではなく、例えば、角型プランター、半球面からなるボール形状や、上広がりの有底筒形状、所謂、植木鉢形状であってもよい。
また、当該植物栽培具は、上方から水やりして栽培する使用方法を採用することの他に、例えば、図11に示すように、水に浸けて、底部の排水孔2aから栽培容器P1内に水を導き入れて栽培する使用方法を採ることも可能である。
この場合、水やりの都度、植物栽培具を水に浸ける方法でも良いが、水に浸けた状態で沈まないように形成することで、水に浸けたままで水耕栽培に近い状況で植物を栽培することが可能となる。当該植物栽培具を浸ける対象としては、例えば、水を貯留した容器・池・川・湖等を挙げることができる。
〈4〉 栽培容器P1内での成形ブロック1の配置は、先の実施形態で説明したものに限るものではなく、上下に複数段重ねてあってもよい。また、配置する成形ブロックは同一形状のもののみを使用する場合に限らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プランターの形成状況を示す斜視図
【図2】 プランターを示す斜視図
【図3】 プランターを示す断面図
【図4】 プランターを示す上面図
【図5】 形成ブロックを示す分解斜視図
【図6】 形成ブロックを示す斜視図
【図7】 参考例(イ)及び別実施形態(ロ)の形成ブロックを示す概念図
【図8】 参考例(イ)及び別実施形態(ロ)の形成ブロックを示す概念図
【図9】 参考例の植物の植え付け状況を示す断面図
【図10】 参考例の植物の植え付け状況を示す断面図
【図11】 別実施形態の植物の植え付け状況を示す断面図
【図12】 参考例の植物の植え付け状況を示す断面図
【図13】 従来の植物の植え付け状況を示す説明図
【符号の説明】
1 成形ブロック
G 植物
P1 栽培容器
S 小径部
V 空隙

Claims (10)

  1. 植物を植えて栽培自在な成形ブロックを、栽培容器内に配置すると共に、前記成形ブロックに植物を植えて生育させる植物栽培方法であって、
    水平面での断面につき、上端部が下端部より断面積が大きくなるように形成してなる前記成形ブロックの複数を、生育する植物の根圏に前記成形ブロック間の空隙が配置されるよう、前記栽培容器内に上下同一方向に配置し、前記成形ブロックに植えた前記植物を生育させる植物栽培方法。
  2. 前記成形ブロックは、根の進入を許容すると共に多孔質で弾力を備えた成形ブロックである請求項1に記載の植物栽培方法
  3. 植物を植えて栽培自在な成形ブロックを、栽培容器内に配置すると共に、前記成形ブロックに植物を植えて生育させる植物栽培方法であって、
    前記成形ブロックが、上端面が矩形形状で下端面が円形形状で、下端部ほど小径となる截頭錐体形状に形成してなる第1成形ブロックと、前記第1成形ブロックの上端矩形面での対角線を含む1つの鉛直面に沿って切断した形状で、上端面が三角形状で下端面が半円形状を有する第2成形ブロックとを備えて構成されており、
    植物を植えた前記第1成形ブロックと、植物を植えていない前記第1成形ブロックと、植物を植えていない前記第2成形ブロックとを前記栽培容器内に配置して植物を生育させる植物栽培方法。
  4. 前記第1成形ブロック及び前記第2成形ブロックは、根の進入を許容すると共に多孔質で弾力を備えた成形ブロックである請求項3に記載の植物栽培方法
  5. 植物を埋め込んで栽培自在な成形ブロックを、栽培容器内に配置してある植物栽培具であって、
    前記成形ブロックは、水平面での断面につき、上端部が下端部より断面積が大きくなるように形成してなり、
    生育する植物の根圏に前記成形ブロック間の空隙が配置されるよう、前記栽培容器内に上下同一方向に複数の前記成形ブロックが、前記栽培容器内に配置してある植物栽培具
  6. 前記成形ブロックが、根の進入を許容すると共に多孔質で弾力を備えた成形ブロックである請求項5に記載の植物栽培具
  7. 前記成形ブロックは、水平面での断面につき、矩形断面を有する截頭錐体形状に形成してなる請求項5又は6に記載の植物栽培具
  8. 前記成形ブロックは、水平面での断面につき、円形断面を有する截頭錐体形状に形成してなる請求項5又は6に記載の植物栽培具
  9. 植物を埋め込んで栽培自在な成形ブロックを、栽培容器内に配置してある植物栽培具であって、
    前記成形ブロックが、上端面が矩形形状で下端面が円形形状で、下端部ほど小径となる截頭錐体形状に形成してなる第1成形ブロックと、前記第1成形ブロックの上端矩形面での対角線を含む1つの鉛直面に沿って切断した形状で、上端面が三角形状で下端面が半円形状を有する第2成形ブロックとを備えて構成されており、
    植物を植えた前記第1成形ブロックと、植物を植えていない前記第1成形ブロックと、植物を植えていない前記第2成形ブロックとを前記栽培容器内に配置してある植物栽培具。
  10. 前記第1成形ブロック及び前記第2成形ブロックが、根の進入を許容すると共に多孔質で弾力を備えた成形ブロックである請求項9に記載の植物栽培具
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