JP5525666B1 - 栽培用土充填済みソイルブロックと、植物栽培方法と、ソイルブロック栽培植物 - Google Patents

栽培用土充填済みソイルブロックと、植物栽培方法と、ソイルブロック栽培植物 Download PDF

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Abstract

栽培用土を圧縮成形して形成されたブロック本体の上面に作業穴が開口され、その作業穴内に栽培用土が充填されている栽培用土充填済みソイルブロックである。ブロック本体は、形崩れしにくく、作業穴が閉塞しにくく、形状を自己保持可能な固さに圧縮成形されて固化されている。作業穴は播種、移植、挿し木等の植え込み作業がし易い大きさと深さである。充填済み栽培用土に前記植え込み作業ができ、充填済み栽培用土及びブロック本体は栽培された植物を任意の生育段階まで生育させることができる土質及び土量である。必要に応じて養分を含むものでもよい。栽培用土充填済みソイルブロックは単体形、一体形、分割一体形のいずれでもよい。

Description

本発明は、植物の茎挿し、葉挿し、根挿し、断根接木の挿し込み等の挿し木、播種、移植等に使用される栽培用土充填済みソイルブロックと、そのソイルブロックを使用した植物栽培方法と、そのソイルブロックで栽培された植物(以下、「ソイルブロック栽培植物」という)に関する。
植物栽培用のソイルブロックとして、従来は、図7に示すように、成形用土を固めたブロック本体Aの上面に穴Bがあいているものがあった。前記したソイルブロックの他、ブロックに穴が形成された成形ブロック(特許文献1〜4)が知られている。
特開2003−102264号公報 特開2000−139233号公報 実開昭62−139250号公報 特開昭59−71621号公報
図7のソイルブロックは、穴Bが小さく浅いため、保管や輸送等のためにソイルブロックを積み重ねると自重(荷重)で変形して穴Bが閉塞することがあった。このため、穴Bは植物栽培作業を行う際の目印(ブロック中心部を示す目印)程度の役割しか果たしていなかった。穴Bに植物Cを栽培するためには、栽培する度に、針金で穴をあけ直すとか、穴を拡張する等の作業を行って穴Bを栽培に適切な形状、大きさ、深さに再加工しなければならなかった。しかし、穴Bを再加工するとせっかく成形したソイルブロックが損壊することがある他、再加工した穴に播種するとソイルブロックの成形用土を寄せて種子に覆土したり、再加工した穴に挿し木や接ぎ木をするとソイルブロックの成形用土を寄せてそれらを安定させたりしなければならないという面倒があった。ブロックが損壊又は変形してしまった場合は、元の形状に修復する必要があり、修復作業は面倒で時間のかかるものであった。
特許文献1〜4に開示された成形ブロックは、いずれも、ブロックの上面に播種用、挿し木用等の穴が開口されているが、その穴に播種、挿し木等の植え込み作業をするためには、栽培用土を別途用意しなければならず、植え込み作業が面倒であった。
本発明の目的は、栽培用土を別途用意することなく植え込み作業を行うことができるソイルブロックと、そのソイルブロックを使用した植物栽培方法と、ソイルブロック栽培植物を提供することにある。
(本発明の栽培用土充填済みソイルブロック)
本発明の栽培用土充填済みソイルブロック(以下、単に「ソイルブロック」という)は、天然培土、人工培土、樹脂、それらの混合物等(以下、「成形用土」という)が任意形状のブロック状に圧縮成形されたブロック本体の上面に有底の作業穴が開口され、作業穴に天然培土、人工培土、樹脂、それらの混合物といった植物栽培に適する用土(以下、「栽培用土」という)が充填されている栽培用土充填済みソイルブロックである。ブロック本体は形崩れしにくく、作業穴が閉塞しにくく、成形後の形状を自己保持可能(乾燥によりサイズが縮小するが、形状は一定(ほぼ一定を含む;発明の詳細な説明及び請求の範囲において同じ)な固さに固化されている。作業穴は播種、移植、挿し木等の植え込み作業(植え付け作業)がし易い大きさと深さ(少なくとも、挿し木が可能な深さ)であり、充填済みの栽培用土に前記植え込み作業ができ、前記充填済みの栽培用土及びブロック本体は、栽培された植物を任意の生育段階まで生育させることができる土質及び土量である。前記生育に必要な養分を含むものであってもよい。ブロック本体の作業穴の外側の周縁の肉厚(幅)は成形後に形崩れし難い寸法に設計するのが望ましい。
前記成形用土には植物栽培に適する培土を使用するのが好ましい。前記栽培用土は成育目標に必要な肥料(養分)を含むものが好ましい。養分は液状でも、粉末でも、粒状でもよい。液状の養分はゼオライトのように養分を吸着し易い材質の吸着材に吸着させ、養分吸着済み吸着材を栽培用土に混合することによって、養分を栽培用土に含ませることができる。必要であれば成形用土にも前記と同様に成育目標に必要な養分を含ませ、その成形用土を圧縮成形してブロック本体とすることもできる。
前記ソイルブロックの充填済み栽培用土は、作業穴を自重で満たす程度に非圧縮充填されているか、又は、非圧縮充填された栽培用土が穴あけ、溝付け、窪み作り等の後加工が容易にできる程度に押し固められているものである。いずれの場合も、少なくとも、後加工することなく挿し木できる軟らかさである。
前記ソイルブロックは一個を基本単位とする単体形、二以上のソイルブロックが一体成形された一体形、一体形であって単体又は二以上のソイルブロックに分割可能な分割部が形成された分割一体形とすることができる。一体形及び分割一体形の個々のソイルブロックも作業穴に栽培用土が充填済みである。
前記一体形の場合も、分割一体形の場合も、隣接するブロック本体の外周面間に空間部を設けることができる。この場合は、隣接するブロック本体の外周面の一部が接触し、他の一部に空間部が形成される。空間部はブロック本体の外周面を空気に触れさせて、栽培用土からブロック本体内に伸びる植物の根が、ブロック本体外へ伸び出すのを抑制でき、ブロック本体の空気に触れる外周面からブロック本体内に、植物の栽培に必要な酸素を取り入れることが可能なものである。
前記作業穴は、ブロック本体の上面側から底面側に向けて次第に細くなるようにすることができる。この場合、ブロック本体の上面側から底面側の全長に渡って次第に細くなるようにすることも、作業穴の途中から底側のみが次第に細くなるようにすることもできる。
前記ソイルブロックは、ソイルブロックの上面を充填済みの栽培用土の上から被覆材でカバーして、充填済み栽培用土の脱落(こぼれ)を防止できるようにすることができる。
(本発明の植物栽培方法)
本発明の植物栽培方法は、ソイルブロックの作業穴内に充填済みの栽培用土に栽培した植物の根の伸びを抑制して、根の先端部がソイルブロックの外周面(外周面のやや内側、やや外側を含む:発明の詳細な説明及び請求の範囲において同じ)までしか伸びず、ブロック本体の外周面に根鉢が形成されないようにする栽培方法である。根鉢が形成されないようにするには、前記ソイルブロックの作業穴に充填済みの栽培用土に播種、移植、挿し木等の植え込み作業で植物を栽培し、その栽培中に、ソイルブロックの外周面を空気に触れさせて、植物の根を前記外周面において伸びが困難な湿度の空気と触れさせて、根の伸びを当該空気との接触位置付近(外周面)で停止させる。この場合、根鉢は形成されないが、根は栽培用土からブロック本体内の全般(ほぼ全般を含む:以下、発明の詳細な説明及び請求の範囲において同じ)に張らせて、ソイルブロックが裸でも(容器やトレイに入れなくても)ブロック本体が形崩れしないようにする。
ソイルブロックの外周面を空気に触れさせるには、ソイルブロックをそれよりも大きな容器に入れてソイルブロックの外周面と容器の内周面の間に隙間を設けることにより、空気に触れさせることができる。ソイルブロックを容器に入れずに栽培する場合は、ソイルブロックを裸のまま屋内或いは屋外に設置する。
(本発明のソイルブロック栽培植物)
本発明のソイルブロックで栽培された植物(ソイルブロック栽培植物)は、本発明の前記した単体形ソイルブロック、又は一体形ソイルブロック、又は分割一体形ソイルブロックのいずれかの作業穴に充填済みの栽培用土に植物が栽培されているものである。この場合、根はソイルブロックの外周面までしか伸びていないが、ブロック本体内の全般に張ってブロック本体が形崩れしないようにしてある。
本発明のソイルブロック栽培植物は、作業穴に充填済みの栽培用土に挿し木されて生育された挿し木苗とすることができる。通常、挿し木する茎や接ぎ木苗は根が切断されているため、それらの根はその切断面や培土との接触面等から新たに発根して張り出す。
本発明のソイルブロックは次の効果がある。
(1)植物を栽培することのできる大きさ及び深さの作業穴がブロック本体に形成され、作業穴に栽培用土が充填されているので、充填済みの栽培用土を使用して植物栽培を行うことができ、栽培用土を用意する必要がなく、植物栽培が容易にできる。
(2)ブロック本体が、積み重ねても潰れにくく、型崩れしにくく、作業穴が閉塞しにくく、成形後の形状を自己保持できる固さに圧縮成形されて固化されているため、ソイルブロックの保管、運搬、栽培、出荷等の作業がし易い。
(3)作業穴に充填された栽培用土が非圧縮充填されているか、又は、非圧縮充填された栽培用土が穴あけ、溝付け、窪み作り等の後加工が容易にできる程度に押し固められているので、栽培用土に播種、挿し木等の植え込み(植え付け)を容易に行うことができる。
(4)前記充填済みの栽培用土及びブロック本体は、栽培された植物を任意の生育段階まで生育させることができる土質及び土量であるため、発芽、発根、活着し易く、植物の成長に適した栽培環境となる。
(5)充填済みの栽培用土とブロック本体の双方又は少なくとも一方が養分を含む場合はより一層植物の生育環境に適し、従来のソイルブロックに比して小型であっても植物が成長し易い。例えば、ブロック本体が高さ40〜50mm程度、直径30〜40mm程度の円柱状であり、作業穴の穴径15〜25mm程度のソイルブロックであっても、苗が数百mm程度になるまで(汎用の直径90mmの育苗ポットで育苗する場合と同等になるまで)成長させることができる。
(6)一体形ソイルブロック、分割一体形ソイルブロックの場合は、一体化されたままでも、又はそれらを所望数に分割しても保管、栽培、運搬、出荷等を行うことができるので作業性がよい。また、一体形ソイルブロック、分割一体形ソイルブロックは、一体になっている多数のソイルブロックを機械で一度に運搬可能であるため作業性がよく、作業能率が向上する。
本発明の植物栽培方法は次のような効果がある。
(1)植物の根の先端部をブロック本体の外周面までしか伸ばさないので、根をほぐしたり、切断したりすることなく、そのまま移植或いは定植できる植物栽培ができる。
(2)根をブロック本体の外周面までしか伸ばさないが、ブロック本体の内部全般には張らせることができるので、容器から取り出してもソイルブロックが形崩れしない植物栽培ができる。
本発明のソイルブロック栽培植物は次のような効果がある。
(1)根がソイルブロックの外周面までしか伸びていないので、そのまま移植或いは定植でき、移植或いは定植時に根が傷まず、移植或いは定植後に活着が良好になり、成長し易い植物となる。
(2)根がソイルブロックの外周面までしか伸びていないが、ブロック本体内には張っているため、ソイルブロックが形崩れせず、容器無しで植物を出荷して市場に流通させることができ、コストダウンを図ることができる。
(3)一体形ソイルブロック又は分割一体形ソイルブロックに栽培された植物は、一体のまま出荷して流通させることができるので取り扱いが容易である。
(4)一体形ソイルブロック又は分割一体形ソイルブロックに栽培されて、根が隣のソイルブロックまで伸びている(張っている)場合は、ソイルブロックを個々に分割して移植或いは定植する際に根が切れるが、多少の根の切断は移植後或いは定植後の発根の刺激になり、その後の植物の生育にプラスの効果が期待できる。
本発明のソイルブロックの一例を示すものであって、(a)はブロック本体が円柱状であって作業穴が円形有底の場合の斜視図、(b)はブロック本体が円柱状であって作業穴が角形有底の場合の斜視図。 本発明のソイルブロックの一例を示すものであって、(a)は作業穴に充填済みの栽培用土に植物栽培した場合の一例を示す斜視図、(b)は(a)のソイルブロック栽培植物の断面図。 本発明のソイルブロックの一例であり、(a)は円柱状の多数のソイルブロックが千鳥配列に一体成形された一体形ソイルブロックの平面図、(b)は円柱状の多数のソイルブロックが縦横に一体成形された一体形ソイルブロックの平面図。 本発明のソイルブロックの他例であり、(a)は多数の四角柱のソイルブロックが前後左右に一体成形された一体形ソイルブロックの平面図、(b)は(a)の一体形ソイルブロックに栽培された植物の根が隣のソイルブロックにまで伸びた状態を示す縦断面図。 本発明のソイルブロックの他例であり、隣接するソイルブロックの外周面の間に空間部がある一体形ソイルブロックに植物栽培した状態を示す断面図。 本発明の植物栽培方法の説明図であって、(a)はソイルブロックを容器に入れてソイルブロックの外周面を空気に触れさせて栽培する栽培方法の説明図、(b)は(a)の栽培方法で栽培された植物を容器から取り出したソイルブロック栽培植物の説明図。 従来のソイルブロックの一例を示す斜視図。
(ソイルブロックの実施形態1:形態)
本発明のソイルブロック1の形態の一例を図1(a)、(b)を参照して説明する。このソイルブロック1は成形用土に水分を加えて練って、ブロック状に圧縮成形して固めたブロック本体2に、その上面に開口する有底の作業穴3が形成され、その作業穴3内に栽培用土が充填されている栽培用土充填済みソイルブロックである。作業穴3の形状はブロック本体2の上面側から底面側に向けて逆円錐形(図1(a))又は逆多角錐形(図1(b))等の下細りにして、作業穴3内の栽培用土に栽培した挿し木苗、接ぎ木苗等の植物Cが作業穴3の下部中心に落着き易くなり、根10がブロック本体2の外周に向けて均等(略均等を含む)に張り易くなり、苗Cが生長してもソイルブロックが安定し易くなるようにするのが望ましい。作業穴3はブロック本体2の上面側から底面側の全てに亘って次第に下細りであってもよく、作業穴3の途中から下側のみ(底側のみ)が次第に下細りであってもよい。
(成形用土材料)
成形用土の材料は植物栽培に支障のないものであれば特に制約はないが、植物栽培用の培土が適する。一例としては、ピートモス、ブラックピートモス(以下、両者を「ピートモス」という)、赤玉土、腐葉土、それら二種類以上を混合したもの、その他のものでもよい。
(成形)
ブロック本体2は、例えば、成形用土であるピートモスを水と混ぜて練り、ブロック状に押し固める(圧縮成形する)とか、成形用土に接着剤、固着剤などのバインダーを加え、必要に応じて養分(肥料)を含ませて成形することができる。圧縮成形は機械式であっても手動式であってもよい。
(固化)
ブロック本体2は成形後に積み重ねても潰れにくく、型崩れしにくく、作業穴3が閉塞しにくく、成形後の形状を自己保持できる固さであり、植え込み作業時に後加工し難い程度の固さに圧縮成形されて固化されていることが望ましい。
(肥料:養分)
栽培用土4は養分を含むものが適する。養分は成形用土に粉状、粒状のものを混ぜるとか、液状のものを含ませるとか、ゼオライトのように養分を吸着し易い吸着材に吸着させ、その養分吸着済み吸着材を成形用土に混合する等して含ませることができる。
充填済みの栽培用土4及びブロック本体2は栽培された植物Cを任意の生育段階まで生育させることができる土質及び土量とするのが望ましい。必要に応じて、充填済みの栽培用土4とブロック本体2の双方又は一方が養分を含むものであってもよい。
(大きさ、形状)
作業穴3は前記ブロック本体2の成形後にブロック本体2の上面をくり抜いて或いは押し込んで成形することも、ブロック本体2の成形時に形成することもできる。作業穴3は播種し易く、苗Cを移植し易く、挿し木し易い大きさ及び深さである。
(ブロック本体及び作業穴のサイズ例)
作業穴3の大きさや深さ(サイズ)は、栽培目的に合わせて任意に設計することができるが少なくとも、栽培用土4の充填に適する広さと深さにする。また、苗Cの大きさにもよるが少なくとも、挿し木のできる大きさ及び深さ、種子の形状や大きさにもよるが少なくとも播種できる大きさ及び深さ、苗Cの大きさ(生育程度)にもよるが少なくとも苗Cを移植ができる大きさ及び深さにする。ブロック本体2の直径、ブロック本体2の高さがいずれであっても、作業穴3の直径はブロック本体2の直径の7分の4程度以下、作業穴3の深さはブロック本体高さの4分の3程度以下が適する。一例として、ブロック本体2の直径35mm、高さ40mmの場合、穴径10〜25mm、穴の深さ10〜30mm程度が適する。
前記いずれのサイズの場合も、作業穴3の外周に、成形後の形状を保持できるだけの余裕をもった幅(肉厚)の縁12を形成する必要がある。ブロック本体2を型崩れし難くするためには、縁12の幅(肉厚)を5mm以上とするのがよく、好ましくは7.5mm以上が適する。
作業穴3の形状は円形に限らず、例えば、図1(b)に示すような四角形の穴とか、他の任意形状とすることができる。ソイルブロックは、作業穴3が前記以外の形状、サイズのものを各種用意しておき、栽培する植物Cの種類や植物Cの成長に応じたものを選択して使用できるようにしておくのが好ましい。
(栽培用土)
作業穴3内に充填される栽培用土4は植物栽培に必要な性能や目的を備えているものであればよく、成形用土と同質のものでも異質のものでも良い。一例としては、ピートモス、赤玉土、腐葉土等の市販の培土、それら二種類以上を混合したもの、その他のものでもよい。
(栽培用土の充填)
栽培用土4は作業穴3内に非圧縮充填(バラの状態で充填)するか、又は、非圧縮充填された栽培用土4を穴あけ、溝付け、窪み作り等の後加工が容易にできる程度に押し固めて、容易に植物栽培できるようにしてある。作業穴3への充填量は作業穴3の縁まで満杯にしてもよいが、それより少なくすることもできる。いずれの場合も、播種、移植、挿し木といった各種植え込み作業を容易に行うことができるようにする。作業穴3及びそれに充填済みの栽培用土4により作業部5が形成される。
(一体形ソイルブロックの実施形態)
本発明のソイルブロック1は二以上のソイルブロック1が一体成形されたもの(一体形ソイルブロック)であってもよい。その一例として図3(a)に示すものは円柱状のソイルブロック1が千鳥配列されて一体化された一体形ソイルブロック、図3(b)に示すものは円柱状のソイルブロック1の外周面が縦横に連結された一体形ソイルブロックである。図3(a)、(b)のいずれのソイルブロック1も、隣接するソイルブロック1の外周面の間に空間部8が形成されて、ブロック本体2の外周面7が外部に露出している。夫々のソイルブロック1の作業穴3には栽培用土4が充填済みである。
(分割一体形ソイルブロックの実施形態)
図4(a)に示すものは、角形のソイルブロック1が縦横に碁盤目状に一体化された一体形ソイルブロックである。図4(a)では個々のソイルブロック1の上面境界部分に線や溝などの分割部6を設けて、その分割部6から、ソイルブロック1を一個ずつ或いは所望個数ずつ分割できるようにして分割一体形ソイルブロックとしてある。それぞれのソイルブロックの作業穴3に栽培用土4が充填済みである。
(空間部を備えた一体形ソイルブロック)
図5の一体形ソイルブロックは図4(a)の一体形ソイルブロックと同様に、多数のブロック本体2を縦横に一体化したものであり、ブロック本体2の底面側に下向きV字状の空間部8を設けて、ブロック本体2の底面側の外周面7を外部に露出させてある。空間部8は他の形状、広さであってもよい。空間部8は、分割部6と兼用として分割一体形ソイルブロックとすることもできる。
図3(a)(b)や図5のように空間部8を設けた場合は、空間部8を通してソイルブロック1の給排気が行われて植物Cの栽培に適する環境が得られ、排水性も良くなって植物Cが根腐れし難くもなる。また、根10がブロック本体2の外周面7まで伸びると空気に触れてそれ以上は伸びないようになる(伸びが阻止される)。この場合でも、根10はブロック本体2の内部全般に張ることはできる。
一体形ソイルブロックも、分割一体形ソイルブロックも二以上のソイルブロック1が一体化されていること以外の構成は単体ソイルブロックの構成と同じである。
(ソイルブロックを使用した植物栽培方法1)
本発明のソイルブロック1を使用した植物栽培方法の一例を説明する。図2(a)、(b)に示す栽培方法は、単体のソイルブロック1の作業穴3内の栽培用土4に苗Cを移植する場合の例である。この場合は栽培用土4を指や棒等で掘り返して穴をあけて、その穴に苗Cを移植し、栽培用土4を苗Cの周囲に寄せて苗Cを安定させる。
ソイルブロック1の作業穴3に充填されている栽培用土4に播種する場合は、栽培用土4の上に直播きするか、栽培用土4に加工穴をあけたり、窪みや溝を付けたりして、その加工穴、窪み、溝等に播種し、その種子の上に前記充填済み栽培用土4又は別途用意した土を被せる(覆土する)。
本発明の植物栽培方法は、前記した苗Cの移植や播種以外にも、挿し木で植物栽培をすることができる。挿し木は、栽培する茎、葉、接ぎ木等を栽培用土4に直に挿して行う。このとき、必要があれば栽培用土4を茎、葉、接ぎ木等の周囲に寄せてそれら茎、葉、接ぎ木等を安定させる。
(ソイルブロックを使用した植物栽培方法2:根の伸びを抑制する栽培方法)
本発明の植物栽培方法では、作業穴3に充填されている栽培用土4に栽培した植物Cの根10の伸びを抑制して、根10がブロック本体2の内部全般には張るが、根10の先端部11がブロック本体2の外周面7までしか伸びないようにすることができる。根10は空気に触れると伸びにくくなる特性がある。そのため本発明ではブロック本体2の外周面7を空気に触れさせて栽培する。根10を空気に触れさせるには、ソイルブロック1を図5のように裸の状態で室内又は室外に設置してもよく、図6(a)に示すようにソイルブロック1をその外形よりも大きな容器9(形状、大きさ、材質等を問わない)に入れて、ソイルブロック1の外周面7と容器9の内周面9aとの間に空間部(隙間)8を設けてもよい。この栽培方法によればソイルブロック1で栽培された植物Cの根10の先端部11がブロック本体2の外周面7まで伸びると、根10の先端部が空気に触れてそれ以上は伸びなくなり、図5、図6(b)に示すように外周面7の外に僅かに突出する程度になる。しかし、この場合でも、根10はブロック本体2内のほぼ全域に十分に張っていること、ブロック本体2が潰れにくく、形崩れしにくい固さに圧縮成形してあることから、容器9から取り出してもソイルブロック1は形崩れしない。
(一体形ソイルブロック又は分割一体形ソイルブロックを使用した植物栽培方法)
前記植物栽培方法は、単体形ソイルブロックを使用する場合であるが、一体形ソイルブロック又は分割一体形ソイルブロックを使用する場合は、それらソイルブロック1をそのまま使用することもできるが、トレイにのせて使用することもできる。いずれの場合も、単体形ソイルブロックを使用した栽培方法と同様に、作業穴3内の充填済み栽培用土4を使用して植物Cを栽培することができる。
前記いずれの栽培方法でも、栽培する植物Cの種類、播種の時期、播種する粒数、苗Cの移植時期、移植本数、挿し木の時期等は植物Cの適性に合わせて選択して、一つの作業穴3内の充填済み栽培用土4に一粒或いは二粒以上播種するとか、一本又は二本以上の苗Cを移植するとか、一本又は二本以上を挿し木したりすることができる。播種後、移植後、挿し木後の栽培管理は汎用の容器での栽培管理と同じように行うことができる。
(ソイルブロック栽培植物の実施形態)
本発明のソイルブロック栽培植物は、前記した単体形ソイルブロック1又は一体形ソイルブロック又は分割一体形ソイルブロックの充填済み栽培用土4内に、前記いずれかの植物栽培方法で栽培された植物である。
植物Cは成長につれて、根10が栽培用土4からブロック本体2内に伸びる。図6(a)に示すようにブロック本体2の外周面7を空気に触れさせる植物栽培方法で栽培した植物Cは、図6(b)に示すように、根10の先端部11がブロック本体2の外周面7までしか伸びない植物Cとなる。この根10はブロック本体2の内部には張ることができる。
一体形ソイルブロックに栽培した植物Cの根10は、図4(b)のように隣り合うソイルブロック1のブロック本体2まで伸びて絡み合うようになる。図5のように空間部8を備えたソイルブロック1の場合は、根10は隣り合うソイルブロック1のブロック本体2の上部まで伸びて絡み合うが、空気に触れるブロック本体2の下部では外周面7までしか伸びない。この場合でも、根10はブロック本体2の内部全般に張って、ブロック本体2が容器9から取り出しても形崩れしにくくなるので、容器9から抜いて出荷して流通に置くことができる。図4(b)の一体形ソイルブロック栽培植物、図5の一体形ソイルブロック栽培植物もそれら図に示すようにトレイ無しで出荷して市場に流通させることができる。
図2のソイルブロック栽培植物はそのままで、図4(a)(b)の一体形ソイルブロック栽培植物、図5の一体形ソイルブロック栽培植物の場合は一個ずつ或いは所望数のソイルブロック1に分割して移植或いは定植したり、水耕栽培システムのベッドの上に置いたりすることができる。分割により、絡み合った根10が切断されると、根10が刺激を受けて、その後の植物Cの成長にプラスの効果が期待できる。
本発明のソイルブロック1は、業務用として使用することも、家庭菜園用として使用することもできる。また、プランターや植木鉢での栽培に使用することもできる。
1 ソイルブロック
2 ブロック本体
3 作業穴
4 栽培用土
5 作業部
6 分割部
7 (ブロック本体の)外周面
8 空間部
9 容器
9a (容器の)内周面
10 根
11 根の先端部
12 ブロック本体の作業穴の外側の縁
A (従来の)ブロック本体
B (従来のソイルブロックの)穴
C 苗(植物)

Claims (11)

  1. 成形用土が任意形状のブロック状に圧縮成形されたソイルブロックにおいて、
    ソイルブロックは成形用土が任意形状に圧縮成形されたブロック本体の上面に有底の作業穴が開口され、作業穴内に栽培用土が充填された栽培用土充填済みソイルブロックであり、
    ブロック本体は形崩れしにくく、作業穴が閉塞しにくく、成形後の形状を自己保持可能な固さに固化されており、
    作業穴は播種、移植、挿し木、接ぎ木の挿し込み等の植え込み作業がし易い大きさと深さであり、充填済み栽培用土に播種、移植、挿し木、接ぎ木の挿し込み等の植え込み作業ができ、
    前記充填済み栽培用土及びブロック本体は栽培された植物を任意の生育段階まで生育させることができる土質及び土量である、
    ことを特徴とする栽培用土充填済みソイルブロック。
  2. 請求項1記載の栽培用土充填済みソイルブロックにおいて、
    栽培用土が作業穴を自重で満たす程度に非圧縮充填されているか、又は、非圧縮充填された栽培用土が、穴あけ、溝付け、窪み作り等の後加工が容易にできる程度に押し固められている、
    ことを特徴とする栽培用土充填済みソイルブロック。
  3. 請求項1又は請求項2記載の栽培用土充填済みソイルブロックにおいて、
    ソイルブロックが、一個を基本単位とする単体形、二以上のソイルブロックが一体成形された一体形、又は、一体形であって単体又は二以上のソイルブロックに分割可能な分割部が形成された分割一体形、
    であることを特徴とする栽培用土充填済みソイルブロック。
  4. 請求項3記載の栽培用土充填済みソイルブロックにおいて、
    栽培用土充填済みソイルブロックが、一体形又は分割一体形であって、
    隣接する栽培用土充填済みソイルブロックのブロック本体の外周面間に空間部を備え、
    前記空間部は、ブロック本体の外周面を空気に触れさせて、栽培用土からブロック本体内に伸びる植物の根が、ブロック本体外へ伸び出すのを抑制でき、ブロック本体の空気に触れる外周面からブロック本体内に、植物の栽培に必要な酸素を取り入れることが可能である、
    ことを特徴とする栽培用土充填済みソイルブロック。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の栽培用土充填済みソイルブロックにおいて、
    ブロック本体の成形用土と、作業穴へ充填済みの栽培用土の双方、又は、少なくとも成形用土が養分を含むものである、
    ことを特徴とする栽培用土充填済みソイルブロック。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の栽培用土充填済みソイルブロックにおいて、
    作業穴の全長又は底面側が、ブロック本体の上面側から底面側に向けて次第に細くなる、
    ことを特徴とする栽培用土充填済みソイルブロック。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の栽培用土充填済みソイルブロックにおいて、
    栽培用土充填済みソイルブロックの上面が、充填済み栽培用土の上から被覆材でカバーされて、充填済み栽培用土の脱落が防止されるようにした、
    ことを特徴とする栽培用土充填済みソイルブロック。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の栽培用土充填済みソイルブロックの栽培用土に植物を栽培する植物栽培方法において、
    栽培用土充填済みソイルブロックの外周面を空気に触れさせて、作業穴内に充填済み栽培用土に栽培された植物の根を栽培用土からブロック本体内の全般に張らせ、前記外周面において伸びが困難な湿度の空気に触れさせて、根の伸びを当該空気との接触位置付近である外周面で停止させて、栽培中の栽培用土充填済みソイルブロックの外周面の外への伸びを抑制して、根の先端部が栽培用土充填済みソイルブロックの外周面までしか伸びず、栽培用土充填済みソイルブロックの外周面に根鉢が形成されないようにする、
    ことを特徴とする植物栽培方法。
  9. 請求項8記載の植物栽培方法において、
    栽培用土充填済みソイルブロックのブロック本体の外周面を空気に触れさせるか、栽培用土充填済みソイルブロックをそれよりも大きな容器に入れて栽培用土充填済みソイルブロックの外周面と容器の内周面の間に隙間を設けることによりブロック本体の外周面を空気に触れさせて、栽培用土充填済みソイルブロックの外周面に根鉢が形成されないようにする、
    ことを特徴とする植物栽培方法。
  10. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の栽培用土充填済みソイルブロックの作業穴に充填済みの栽培用土に植物が栽培され、
    根の先端が栽培用土充填済みソイルブロックの外周面までしか伸びず、栽培用土充填済みソイルブロックの外周面に根鉢が形成されていないが、根はブロック本体内の全般に張ってブロック本体が形崩れしないようにしてある、
    ことを特徴とするソイルブロック栽培植物。
  11. 請求項10記載のソイルブロック栽培植物において、
    植物が作業穴に充填済みの栽培用土に挿し木されて生育された挿し木苗、又は接ぎ木が挿し込みされて生育された接木苗である、
    ことを特徴とするソイルブロック栽培植物。
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