JPH11136413A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH11136413A
JPH11136413A JP9309838A JP30983897A JPH11136413A JP H11136413 A JPH11136413 A JP H11136413A JP 9309838 A JP9309838 A JP 9309838A JP 30983897 A JP30983897 A JP 30983897A JP H11136413 A JPH11136413 A JP H11136413A
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Kiichiro Shimizu
喜一郎 清水
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感熱紙等のロール型の記録紙を節約する。 【解決手段】 ライン比較部14により受信した画デー
タの白ラインを検出し、白ライン計数部13は、検出さ
れた白ライン数を計数する。CPU1は白ラインが連続
して所定数以上計数されたとき、プロッタ5による記録
紙への記録を停止させる。その後、画データに白ライン
以外のラインが検出されると、プロッタ5による記録を
再開させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は出力用紙の無駄な消
耗をなくす機能を持つファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、不特定の他人から出力用紙の
無駄な消耗となるような多量の画データが送信されて来
た場合に、被害を最小限に食い止めるようにしたファク
シミリ装置が、例えば、特開平5−160930号公報
により提案されている。ここでは、受信可能な最大デー
タ量を相手端末機毎に予め設定しておき、受信時に、設
定した最大データ量を越えたときに、受信を制限するよ
うにした技術が開示されている。
【0003】一方、本発明者等により、白ラインや同一
パターンのライン数を計数することにより、誤って送信
面の裏側の白紙画像が送信されてきた場合などに、最小
ページで受信を制限するようにした技術が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、送信側が定型
紙にプリンタ出力した文書をそのまま送信する場合など
において、紙面には文書情報は僅かなのにもかかわら
ず、データは定型紙分送られてくる場合がある。定型紙
を記録紙として持つファクシミリ装置においてはこれは
問題にならないが、感熱紙やロール普通紙を記録紙とし
て持つファクシミリ装置では、明らかに用紙の無駄であ
る。このような問題は、前述した従来の技術で解決する
ことはできなかった。
【0005】そこで本発明は、感熱紙等のロール型の記
録紙をできるだけ節約することのできるファクシミリ装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
の目的を達成するために、受信した画データにおける白
ラインと白ライン以外のラインとを判定する判定手段
と、上記白ラインと判定されたライン数を計数する白ラ
イン計数手段と、上記白ラインが連続して計数された値
が所定値を越えたときプロッタによる記録を停止させ、
この停止状態において上記判定手段が上記白ライン以外
のラインを判定したとき上記プロッタによる記録を開始
させる制御を行う制御手段とを設けている。
【0007】また、ライン間の白部分の割合を設定する
ライン間割合設定手段を設け、上記制御手段により、上
記設定された割合の白部分を記録させた後、上記白ライ
ン以外のラインを記録させる制御を行うようにしてもよ
い。
【0008】また、上記受信した画データを記憶する記
憶手段を設け、上記判定手段により、上記記憶された画
データについて上記判定を行うようにしてもよい。
【0009】また、上記白ライン計数手段により、白ラ
イン計数中に画データの1ページが終了後、次ページ開
始後においても計数を続行するようにしてもよい。
【0010】また、上記制御手段により、所定の記録長
に達したとき記録を停止させると共に、カッターを動作
させて記録紙を切断する制御を行うようにしてもよい。
【0011】また、上記白ライン計数手段による上記計
数の続行を行うか否かを設定する設定手段を設けてもよ
い。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形
態を示すファクシミリ装置のブロック構成図である。図
1において、2はファクシミリ装置としての基本プログ
ラムや、本発明の処理プログラムなどが格納されている
ROM 、1は上述のROM2内のプログラムに従って本装置の
各部を制御し、本発明の処理を実行するCPU 、3はワー
クエリアが形成されて、ファクシミリ装置の制御に必要
な種々のデータが記憶されるRAM 、4は原稿を読みとる
スキャナ、5はコピーや受信原稿の印字を行うプロッタ
を示している。
【0013】6はユーザからの操作を入力し、情報をユ
ーザに伝える操作表示制御部、7は相手ファクシミリ装
置との間でファクシミリ制御信号を交換し、ファクシミ
リ通信手順を実行する通信制御部(CCU) 、8は送信信号
の変調、受信信号の復調を行うモデム、10は画情報を
所定の符号化方式に従って符号化し、また、符号化され
た画情報を復号化する符号化復号化部(DCR) 、11は通
信回線の制御を行う網制御部(NCU) 、9は画像の蓄積を
行うSAF(Store and Forward)メモリ、13は白ライン計
数部、14はライン比較部をそれぞれ示している。上記
各部は、バス12により互いに接続されている。
【0014】次に、上述の如く構成された本実施の形態
の動作を図2に従って説明する。まず、相手端末からの
着呼を受け付け(ステップS1)、画情報を受信し(ス
テップS3)、相手端末からの画情報を復号化部におい
てもとの生データに戻す際、ライン比較部14において
データを白ラインパターンと比較する(ステップS
5)。ここでラインが白ラインと判定された場合には
(Yes)、白ライン計数部13において計数を開始す
る(ステップS9)。復号化部においては復号化処理を
引き続き行って行き、途中、予め設定した値を超えて連
続して白ラインが計数された場合には、プロッタ5によ
る記録を一時中断する(ステップS11、ステップS1
3)。また、その後に復号中、白ラインでないと判定さ
れた場合には、プロッタ5による記録を再開する(ステ
ップS7)。このとき白ライン計数部13では、これま
での計数をリセットして始めから計数し直す。以上の動
作により、行間を詰めての記録を実現する。
【0015】また、請求項2に示す「ライン間割合設定
機構」は、ライン比較部14内に用意された機構であ
る。これを用いた場合には図3に示すように、プロッタ
5による記録を一時中断するタイミングとは異なる、ラ
イン間割合設定機構用のライン割合でプロッタ5を停止
させた(ステップS13)後、白ライン計数部13から
白ライン以外が検出された旨が通知された際に、プロッ
タ5が停止中であるか否かを確認し(ステップS2
1)、停止中であれば(Yes)、総白ライン数から記
録する白ライン数を計算して(ステップS23)書き込
みを開始する(ステップS7)。以後この繰り返しであ
る。
【0016】以上は直接受信時の動作であるが、次に図
4に従ってメモリ受信時の動作を説明する。まず、図2
に示される動作と同様に、相手端末からの着呼を受け付
け(ステップS41)、画情報を受信し(ステップS4
3)、メモリ受信時には復号化部及び白ライン計数部1
3は動作させずに、全てのデータをSAF メモリの内部に
蓄積する(ステップS45)。通信終了後、メモリ内で
復号開始すると共に白ライン計数部13を起動させ、前
述の通りの操作をメモリに対してのみ行う(ステップS
47、S49、S51)。全てのデータの復号化、及び
白ラインの処理が終了した後にプロッタ動作を行う(ス
テップS53)。
【0017】次に、通常のファクシミリ装置では、直接
受信中ならページ間で記録紙をカットし、メモリ受信中
ならページ間でファイルを閉じる。本発明では、図5に
示すように、直接受信中なら記録紙はカットせず、プロ
ッタ5を停止させておき、メモリ受信中ならファイルを
閉じずにおく。ページ間において白ライン計数中なら
(ほとんどのケースがこれに当てはまると思われる。)
これを継続する。更に、ユーザが予め設定した長さにな
ったタイミングでプロッタ記録を停止し、カッタを動作
させる。この動作を行うか否かは、ユーザによる操作表
示制御部6の操作により設定することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、白ライン計数手段を設けて全白のラインを計数
し、これが予め定めた行間のライン数を越える場合に
は、プロッタによる記録を停止し、全白以外のラインが
出現した時に再び記録動作を再開することにより、感熱
紙やロール普通紙に記録する場合には、行間が詰まって
印字されるので、記録紙の節約が実現できる。
【0019】また、請求項2の発明によれば、白ライン
の割合を設定するライン間割合設定手段を設け、行間を
ライン数ではなく、例えばライン間30%等と割合で設
定することにより、送信者が故意に設けた段落分けのた
めの大幅な改行部分と通常の行間との区別を明確にする
ことができ、このため、請求項1に比較して、より送信
原稿の特徴が活かされた形で、かつ、記録紙を節約しな
がら出力することができる。
【0020】請求項3の発明によれば、受信データを一
旦メモリに格納してからメモリ内で請求項1に示す処理
を行うことにより、プロッタ記録時には一連のデータと
することにより、プロッタの動作を停止させることを無
くし、出力時間を短くすることができる。
【0021】請求項4の発明によれば、白ライン計数中
にページが終了した場合にも計数をやめず、次ページ開
始後もこの計数を継続することにより、原稿の後端部分
と次ページの先端部分の無駄な空白を詰めて出力するこ
とができ、記録紙の節約ができる。
【0022】請求項5の発明によれば、請求項4に示す
処理を用いて記録した場合に、予め設定された記録長に
達した箇所において記録をやめ、カッターを動作させて
記録紙を切断することにより、送信する側の設定したペ
ージを無視して記録紙を節約しながら出力している時
に、予め設定した長さで排紙することができる。
【0023】請求項6の発明によれば、請求項4に示す
内容をユーザが任意に設定できるようにすることにより
ページ間の記録紙節約をやめてページ内での節約のみを
行い、送信者の意に添う形で受信する方法も選択するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるファクシミリ装置を
示すブロック図である。
【図2】図1に示されるファクシミリ装置の動作を示す
フローチャートである。
【図3】図1に示されるファクシミリ装置のライン間割
合設定機構を設けた場合の動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】図1に示されるファクシミリ装置のメモリ受信
を行う場合の動作を示すフローチャートである。
【図5】図1に示されるファクシミリ装置のページ間カ
ットを行わない場合の動作を示すシーケンスチャートで
ある。
【符号の説明】
1 CPU 5 プロッタ 6 操作表示制御部 9 SAFメモリ 13 白ライン計数部 14 ライン比較部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信した画データにおける白ラインと白
    ライン以外のラインとを判定する判定手段と、 上記白ラインと判定されたライン数を計数する白ライン
    計数手段と、 上記白ラインが連続して計数された値が所定値を越えた
    ときプロッタによる記録を停止させ、この停止状態にお
    いて上記判定手段が上記白ライン以外のラインを判定し
    たとき上記プロッタによる記録を開始させる制御を行う
    制御手段とを設けたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 ライン間の白部分の割合を設定するライ
    ン間割合設定手段を設け、上記制御手段は、上記設定さ
    れた割合の白部分を記録させた後、上記白ライン以外の
    ラインを記録させる制御を行うことを特徴とする請求項
    1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 上記受信した画データを記憶する記憶手
    段を設け、上記判定手段は、上記記憶された画データに
    ついて上記判定を行うことを特徴とする請求項1記載の
    ファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 上記白ライン計数手段は、白ライン計数
    中に画データの1ページが終了後、次ページ開始後にお
    いても計数を続行することを特徴とする請求項1記載の
    ファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 上記制御手段は、所定の記録長に達した
    とき記録を停止させると共に、カッターを動作させて記
    録紙を切断する制御を行うことを特徴とする請求項4記
    載のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 上記白ライン計数手段による上記計数の
    続行を行うか否かを設定する設定手段を設けたことを特
    徴とする請求項4記載のファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015066824A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び、プログラム

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