JP2002145512A - ロール紙切断方法及びファクシミリ装置 - Google Patents

ロール紙切断方法及びファクシミリ装置

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JP2002145512A
JP2002145512A JP2000346685A JP2000346685A JP2002145512A JP 2002145512 A JP2002145512 A JP 2002145512A JP 2000346685 A JP2000346685 A JP 2000346685A JP 2000346685 A JP2000346685 A JP 2000346685A JP 2002145512 A JP2002145512 A JP 2002145512A
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roll paper
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JP2000346685A
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Koichi Negishi
浩一 根岸
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ロール紙の初期設定処理時、定型長
または任意長さにロール紙を切断して排出するロール紙
切断方法及びファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置は、ロール紙の交換やジ
ャム解除後のロール紙の再セットが行われて、ペーパー
サイクルモードに入ると、RAMにペーパーサイクル長
が登録されているかチェックし、ペーパーサイクル長が
登録されていると、当該登録ペーパーサイクル長をロー
ル紙送りのカウンタ値に変換してカウンタにセットし、
ペーパーサイクル長がRAMに登録されていないと、予
め設定されている規定値をロール紙送りのカウンタ値に
変換してカウンタにセットする。次に、ファクシミリ装
置は、ロール紙の搬送を開始して、給紙センサがオンす
ると、カウンタのカウントを開始して、カウント値が上
記設定カウンタ値に達すると、カッターを駆動させてロ
ール紙をカットして、排出する。したがって、切断され
て排出される記録紙を定型の用紙等として有効利用する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール紙切断方法
及びファクシミリ装置に関し、詳細には、ロール紙の初
期設定処理時、定型長または任意長さにロール紙を切断
して排出するロール紙切断方法及びファクシミリ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置やコピー装置等の記録
装置においては、従来からロール状の記録紙(以下、ロ
ール紙という。)が使用されることがあり、このような
ロール紙を使用すると、長尺の画像や各種サイズの画像
を記録することができる(実開平5−42252号公報
等参照)。
【0003】このようなロール紙を備えた記録装置にお
いては、一般的に、ロール紙の幅方向にロール紙の紙幅
以上の長さの固定刃と、紙幅方向に往復するワイヤに固
定され固定刃に接触しつつ紙幅方向を往復してロール紙
を切断する回転式の丸刃(可動刃)と、を有したカッタ
ーを備えており、駆動モータにより丸刃を一方向に移動
させてロール紙を切断した後、駆動モータを逆転させて
丸刃を待機位置に戻すというロール紙切断動作を行う。
【0004】そして、ロール紙記録装置ではロール紙の
交換時やジャム解除後の記録紙セット時においては、従
来、次の記録において正常な記録を可能とするために、
イニシャル動作(以下、ペーパーサイクルという。)を
必要とし、機構上許された最も短い長さにロール紙をカ
ットして、当該カットした記録紙を排出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の記録装置にあっては、ロール紙の交換時やジ
ャム解除後の記録紙セット時に行うペーパーサイクルに
おいて、機構上許された最も短い長さにロール紙をカッ
トしているため、カットされて排出される記録紙が短
く、使用用途がなく、無駄であるという問題があった。
【0006】そこで、請求項1記載の発明は、ロール紙
を初期位置に位置設定する初期設定処理時、予め設定入
力された定型長さまたは設定入力された任意長さのカッ
ト長に切断手段でロール紙を切断することにより、切断
されて排出される記録紙を、例えば、定型の用紙とし
て、あるいは、ユーザの必要とする長さの用紙として有
効利用できるようにして、ペーパーサイクルでの記録紙
の無駄を無くすロール紙切断方法を提供することを目的
としている。
【0007】請求項2記載の発明は、定型長さまたは任
意長さに切断したロール紙に記録部で、所定の定型の罫
線、枠または所定の文字等を記録させた後、当該ロール
紙を排出することにより、例えば、メモ用紙やファクシ
ミリ送信の送付票フォーマット用紙等として活用できる
ようにし、切断された記録紙の有効性をより一層向上さ
せることのできるロール紙切断方法を提供することを目
的としている。
【0008】請求項3記載の発明は、ロール紙を初期位
置に位置設定する初期設定処理時、予め設定入力された
定型長さまたは設定入力された任意長さのカット長に切
断手段でロール紙を切断することにより、切断されて排
出される記録紙を、例えば、定型の用紙として、あるい
は、ユーザの必要とする長さの用紙として有効利用でき
るようにして、ペーパーサイクルでの記録紙の無駄を無
くすファクシミリ装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】請求項4記載の発明は、定型長さまたは任
意長さに切断したロール紙に記録部で、所定の定型の罫
線、枠または所定の文字等を記録させた後、当該ロール
紙を排出することにより、例えば、メモ用紙やファクシ
ミリ送信の送付票フォーマット用紙等として活用できる
ようにし、切断された記録紙の有効性をより一層向上さ
せることのできるファクシミリ装置を提供することを目
的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のロ
ール紙切断方法は、ロール紙を記録部に搬送して、当該
ロール紙に画像を形成するとともに、ロール紙を切断手
段で所定長さに切断して排出するロール紙切断方法にお
いて、ロール紙を初期位置に位置設定する初期設定処理
時、予め設定入力された定型長さまたは設定入力された
任意長さのカット長に前記切断手段で前記ロール紙を切
断することにより、上記目的を達成している。
【0011】上記構成によれば、ロール紙を初期位置に
位置設定する初期設定処理時、予め設定入力された定型
長さまたは設定入力された任意長さのカット長に切断手
段でロール紙を切断するので、切断されて排出される記
録紙を、例えば、定型の用紙として、あるいは、ユーザ
の必要とする長さの用紙として有効利用することがで
き、ペーパーサイクルでの記録紙の無駄を無くすことが
できる。
【0012】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記ロール紙切断方法は、前記定型長さまたは任
意長さに切断したロール紙に前記記録部で、所定の定型
の罫線、枠または所定の文字等を記録させた後、当該ロ
ール紙を排出するものであってもよい。
【0013】上記構成によれば、定型長さまたは任意長
さに切断したロール紙に記録部で、所定の定型の罫線、
枠または所定の文字等を記録させた後、当該ロール紙を
排出するので、例えば、メモ用紙やファクシミリ送信の
送付票フォーマット用紙等として活用することができ、
切断された記録紙の有効性をより一層向上させることが
できる。
【0014】請求項3記載の発明のファクシミリ装置
は、ロール紙を記録部に搬送して、当該ロール紙に画像
を形成するとともに、ロール紙を切断手段で所定長さに
切断して排出するファクシミリ装置において、ロール紙
を初期位置に位置設定する初期設定処理時、予め設定入
力された定型長さまたは設定入力された任意長さのカッ
ト長に前記切断手段で前記ロール紙を切断することによ
り、上記目的を達成している。
【0015】上記構成によれば、ロール紙を初期位置に
位置設定する初期設定処理時、予め設定入力された定型
長さまたは設定入力された任意長さのカット長に切断手
段でロール紙を切断するので、切断されて排出される記
録紙を、例えば、定型の用紙として、あるいは、ユーザ
の必要とする長さの用紙として有効利用することがで
き、ペーパーサイクルでの記録紙の無駄を無くすことが
できる。
【0016】この場合、例えば、請求項4に記載するよ
うに、前記ファクシミリ装置は、前記定型長さまたは任
意長さに切断したロール紙に前記記録部で、所定の定型
の罫線、枠または所定の文字等を記録させた後、当該ロ
ール紙を排出するものであってもよい。
【0017】上記構成によれば、定型長さまたは任意長
さに切断したロール紙に記録部で、所定の定型の罫線、
枠または所定の文字等を記録させた後、当該ロール紙を
排出するので、例えば、メモ用紙やファクシミリ送信の
送付票フォーマット用紙等として活用することができ、
切断された記録紙の有効性をより一層向上させることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0019】図1〜図4は、本発明のロール紙切断方法
及びファクシミリ装置の一実施の形態を示す図であり、
図1は、本発明のロール紙切断方法及びファクシミリ装
置の一実施の形態を適用したファクシミリ装置1の要部
構成図である。
【0020】ファクシミリ装置1は、ロール紙設置部
2、カッター3、給紙センサ4、記録部5、定着部6、
排紙センサ7及び排出ローラ8等を備えており、ロール
紙設置部2には、ロール紙9が設置される。
【0021】ファクシミリ装置1は、ロール紙設置部2
にセットされたロール紙9をカッター3、給紙センサ
4、記録部5、定着部6、排紙センサ7及び排出ローラ
8という搬送経路を通して搬送して、ロール紙9の切
断、画像形成及びロール紙9の排出を行う。
【0022】カッター(切断手段)3は、例えば、ファ
クシミリ装置1にセット可能なロール紙9の最大幅以上
の長さを有した固定刃と、固定刃に接触しつつ固定刃方
向に移動する可動刃と、可動刃を印加される駆動電圧に
応じた移動速度で固定刃に沿って移動させる駆動モータ
と、を備え、駆動モータに駆動電圧が供給されること
で、ロール紙9への記録長さに応じた紙サイズで、ま
た、後述するように、設定入力されたカット長で、ロー
ル紙9を切断する。
【0023】ファクシミリ装置1は、ロール紙設置部2
のロール紙9を図示しないモータにより送り出し、送り
出したロール紙9の先端を給紙センサ4が検知する。フ
ァクシミリ装置1は、この給紙センサ4の検出結果に基
づいてロール紙9の送り量を図示しないカウンタでカウ
ントし、任意の長さのところで、カッター3によりロー
ル紙9を切断する。ファクシミリ装置1は、上述のよう
に、通常の記録では、ロール紙9の幅にもよるが、A4
サイズ長やB4サイズ長等の定型サイズ長のカットや記
録データに応じた長さでロール紙9をカットする。
【0024】ファクシミリ装置1は、カッター3でカッ
トした記録紙9に記録部5で画像データに基づいて現
像、転写を行って画像を記録し、定着部6でトナーを定
着させた後、排出ローラ8で図示しない排紙トレイ上に
記録紙9を排出する。この排紙される記録紙9の先端を
排紙センサ7で検出する。
【0025】そして、ファクシミリ装置1は、図2に示
すように、スキャナ11、プロッタ12、ロール紙給紙
部13、センサ類14、操作表示部15、通信制御部1
6、モデム17、網制御部18、符号化・復号化部1
9、CPU(Central Processing Unit )20、ROM
(Read Only Memory)21及びRAM(Random AccessM
emory)22等を備えており、上記主要各部はバス23
で接続されている。
【0026】スキャナ11は、例えば、CCD(Charge
Coupled Device)を利用したラインイメージセンサ等が
用いられており、一般にADFを備えている。ADFに
は、複数枚の原稿がセットされ、ADFは、セットされ
た原稿を1枚ずつスキャナ11の原稿読取位置に送給す
る。スキャナ11は、ADFから搬送されてきた原稿を
走査し、原稿の画像を所定の解像度で読み取る。
【0027】プロッタ12としては、上述のように、電
子写真式記録装置が用いられており、プロッタ12は、
ロール紙給紙部13によりロール紙設置部2にセットさ
れたロール紙9を上記搬送路に沿って送り出して、記録
部5で、受信画像、スキャナ11で読み取られた原稿の
画像等をロール紙9に記録出力するとともに、必要な各
種レポート及び後述するペーパーサイクル処理において
定型の罫線、枠または所定の文字等をロール紙9に記録
出力する。なお、プロッタ12としては、他の記録方式
のもの、例えば、サーマル素子を備えたサーマル記録装
置、あるいは、インク噴射式記録装置等であってもよ
い。
【0028】センサ類14は、上記給紙センサ4及び排
紙センサ7等を総称したものであり、検出結果をCPU
21に出力する。
【0029】操作表示部15は、テンキーやスタートキ
ー等の操作キー、各種ファンクションキード及びメニュ
ーキー等を備えるとともに、ディスプレイ、例えば、液
晶ディスプレイ等を備えている。操作表示部15の操作
キーからは、送信操作等の各種命令が入力され、特に、
後述するロール紙切断長の設定操作が行われる。操作表
示部15のディスプレイには、操作キーやメニューキー
から入力された命令内容や操作内容及びファクシミリ装
置1からオペレータに通知する各種情報が表示される。
【0030】画像メモリ16は、例えば、RAMあるい
はハードディスク等で構成され、受信画情報や送信画情
報等を主に記憶する。
【0031】網制御部19には、回線L、例えば、公衆
電話回線あるいは専用回線等が接続されており、網制御
部19は、CPU21の制御下で動作して、回線Lから
の発呼に対して自動着呼し、また、回線Lへの自動発呼
処理を行う。
【0032】通信制御部17は、回線Lを介して接続さ
れた相手先ファクシミリ装置との間でファクシミリ制御
信号の交換を行うとともに、データ変換を行って、ファ
クシミリ通信手順を実行する。
【0033】モデム18は、CPU21の制御下で動作
して、送信時、送信信号を回線Lの伝達に適した形態に
変調し、また、受信時、回線Lから送られてきた変調信
号を復調する。
【0034】符号化・復号化部20は、画像メモリ16
への画情報の蓄積の効率化及び画情報の電送時間の短縮
化と効率化を図るものであり、送信時には画情報を所定
の符号化方式により圧縮(符号化)し、また、受信時に
は符号化された画情報を原情報に再生(復号化)する。
【0035】ROM22は、ファクシミリ装置1の基本
処理プログラム及び後述するペーパーサイクル処理プロ
グラム等の各種プログラムを記憶するとともに、これら
の各プログラムを実行するのに必要な各種システムデー
タやその他のデータ、例えば、ペーパーサイクル処理で
の規定の切断長やペーパーサイクル処理で切断したロー
ル紙9に記録する定型の罫線、枠または所定の文字等を
記憶している。
【0036】RAM23は、CPU21のワークメモリ
として利用され、各種処理を行う上で必要な各種データ
を記憶する。特に、RAM23は、操作表示部15で入
力されたペーパーサイクル処理時の設定用紙長を記憶す
る。
【0037】CPU21は、ROM22内のプログラム
に基づいてRAM23をワークメモリとして使用しつ
つ、ファクシミリ装置1の各部を制御して、ファクシミ
リ装置1としての基本処理を実行するとともに、後述す
るペーパーサイクル処理を実行する。
【0038】ファクシミリ装置1は、上記構成におい
て、スキャナ11で読み取った原稿の画情報を符号化・
復号化部20で符号化し、画像メモリ16に一旦蓄積し
た後、あるいは、そのまま通信制御部17、モデム18
及び網制御部19を介して相手ファクシミリ装置に送信
するファクシミリ送信機能、回線Lを介して相手先から
送信されてきた画情報を網制御部19、モデム18及び
通信制御部17を介して受信して、一旦画像メモリ16
に蓄積した後、あるいは、そのまま符号化・復号化部2
0で復号化してプロッタ12で記録紙に記録出力するフ
ァクシミリ受信機能、スキャナ11で読み取った原稿の
画像を画像メモリ16を介して、あるいは、そのままプ
ロッタ12に転送してプロッタ12で記録紙に記録出力
するコピー機能及び図示しないインターフェイスを介し
て外部装置、例えば、パーソナルコンピュータ等から入
力されるデータを画像メモリ16を介して、あるいは、
そのままプロッタ12に転送してプロッタ12で記録紙
に記録出力するプリンタ機能等の各種機能を実現する。
【0039】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、ロール紙9の交換時やジャム解除
後のロール紙9の再セット時には、ロール紙設置部2に
セットされたロール紙9のたるみや位置を正規の状態に
して、次の記録が正常に行なわれることを保証するため
に、ロール紙9がセットされた後に、ペーパーサイクル
といわれるイニシャル動作を行なう。
【0040】このペーパーサイクル処理においては、従
来、搬送経路やその機構の制約上許される範囲で最も短
い長さでロール紙9をカットして、カットした先端側の
ロール紙9を排出し、ロール側のロール紙9をカット後
の先端位置等を正規の位置に再設定する。このように、
ペーパーサイクル処理を行うのは、カットされるロール
紙9は、ジャムなど、場合によっては「折れ」や「し
わ」の可能性もあるが、次の記録保証のために行われ
る。
【0041】ところが、ペーパーサイクル処理で、搬送
経路やその機構の制約上許される範囲で最も短くロール
紙9をカットすると、カットされたロール紙9の利用価
値がなく、無駄にロール紙9を消費することとなる。
【0042】そこで、本実施の形態では、操作表示部1
5でセットされた定型紙長さやユーザの意図する長さで
ロール紙9をカットして、カットされたロール紙9の有
効活用を図っている。
【0043】すなわち、ファクシミリ装置1では、ま
ず、図3に示すように、操作表示部15のキー操作で、
ペーパーサイクル時のカット長(ロール紙切断長)の設
定モードが指定されると、カット長設置モードに移行し
て、定型紙長設定か任意長さ入力設定かの選択画面を操
作表示部15のディスプレイに表示して、定型紙長設定
と任意長さ入力設定のいずらが選択されるかをチェック
する(ステップS101)。
【0044】ステップS101で、定型紙長設定が選択
されると、CPU21は、選択可能な定型紙長を、例え
ば、LT、A4、LG、B5、B4等として操作表示部
15のディスプレイに表示して、当該表示した定型紙長
から選択された定型紙長をペーパーサイクル長として、
RAM23に登録し、処理を終了する(ステップS10
3)。
【0045】ステップS101で、任意長さ入力設定が
選択されると、CPU21は、操作表示部15のテンキ
ーで長さが入力されるのを待ち(ステップS102)、
長さが入力されると、当該入力された長さ(mm)をペ
ーパーサイクル長として、RAM23に登録し、処理を
終了する(ステップS103)。
【0046】なお、ユーザによる上記ペーパーサイクル
長が設定されていないときには、RAM23には、ペー
パーサイクル長として、最も短い長さとして、例えば、
「0」が、あるいは、予め設定された所定長、例えば、
所定の定型長等が規定値として設定登録されている。
【0047】そして、ファクシミリ装置1は、ロール紙
9の交換やジャム解除後のロール紙9の再セットが行わ
れて、ペーパーサイクルモードに入ると、CPU21
は、RAM23にペーパーサイクル長が登録されている
かチェックし(ステップS201)、ペーパーサイクル
長が設定されていると、当該設定されているペーパーサ
イクル長をロール紙(記録紙)送りのカウンタ値に変換
してカウンタにセットする(ステップS202)。ステ
ップS201で、ペーパーサイクル長がRAM23に設
定登録されていないときには、予め設定されている規定
値をロール紙(記録紙)送りのカウンタ値に変換してカ
ウンタにセットする(ステップS203)。
【0048】次に、CPU21は、ロール紙9の搬送を
開始して、給紙センサ4がオンするのを待ち(ステップ
S204)、給紙センサ4がオンすると、カウンタのカ
ウントを開始して(ステップS205)、カウント値が
上記設定カウンタ値に達したかチェックする(ステップ
S206)。
【0049】カウンタ値が設定カウンタ値に達すると、
CPU21は、カッター3を駆動させてロール紙9をカ
ットし(ステップS207)、カットされたロール紙9
を排出して処理を終了する(ステップS208)。
【0050】このように、本実施の形態のファクシミリ
装置1は、ロール紙9を初期位置に位置設定する初期設
定処理時(ペーパーサイクル時)、予め操作表示部15
から設定入力された定型長さまたは設定入力された任意
長さのカット長にカッター3でロール紙9を切断してい
る。
【0051】したがって、切断されて排出される記録紙
9を、例えば、定型の用紙として、あるいは、ユーザの
必要とする長さの用紙として有効利用することができ、
ペーパーサイクルでの記録紙の無駄を無くすことができ
る。
【0052】また、ファクシミリ装置1は、定型長さま
たは任意長さに切断したロール紙に記録部5で、所定の
定型の罫線、枠または所定の文字等を記録させた後、当
該ロール紙9を排出するようにしてもよい。
【0053】このようにすると、例えば、メモ用紙やフ
ァクシミリ送信の送付票フォーマット用紙等として活用
することができ、切断された記録紙9の有効性をより一
層向上させることができる。
【0054】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の発明のロール紙切断方法
によれば、ロール紙を初期位置に位置設定する初期設定
処理時、予め設定入力された定型長さまたは設定入力さ
れた任意長さのカット長に切断手段でロール紙を切断す
るので、切断されて排出される記録紙を、例えば、定型
の用紙として、あるいは、ユーザの必要とする長さの用
紙として有効利用することができ、ペーパーサイクルで
の記録紙の無駄を無くすことができる。
【0056】請求項2記載の発明のロール紙切断方法に
よれば、定型長さまたは任意長さに切断したロール紙に
記録部で、所定の定型の罫線、枠または所定の文字等を
記録させた後、当該ロール紙を排出するので、例えば、
メモ用紙やファクシミリ送信の送付票フォーマット用紙
等として活用することができ、切断された記録紙の有効
性をより一層向上させることができる。
【0057】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ロール紙を初期位置に位置設定する初期設定処
理時、予め設定入力された定型長さまたは設定入力され
た任意長さのカット長に切断手段でロール紙を切断する
ので、切断されて排出される記録紙を、例えば、定型の
用紙として、あるいは、ユーザの必要とする長さの用紙
として有効利用することができ、ペーパーサイクルでの
記録紙の無駄を無くすことができる。
【0058】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、定型長さまたは任意長さに切断したロール紙に
記録部で、所定の定型の罫線、枠または所定の文字等を
記録させた後、当該ロール紙を排出するので、例えば、
メモ用紙やファクシミリ送信の送付票フォーマット用紙
等として活用することができ、切断された記録紙の有効
性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロール紙切断方法及びファクシミリ装
置の一実施の形態を適用したファクシミリ装置のプロッ
タの概略構成図。
【図2】図1のファクシミリ装置の回路ブロック図。
【図3】図1及び図2のファクシミリ装置によるカット
長設定登録処理を示すフローチャート。
【図4】図1及び図2のファクシミリ装置によるペーパ
ーサイクル処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 ロール紙設置部 3 カッター 4 給紙センサ 5 記録部 6 定着部 7 排紙センサ 8 排出ローラ 9 ロール紙 11 スキャナ 12 プロッタ 13 ロール紙給紙部 14 センサ類 15 操作表示部 16 画像メモリ 17 通信制御部 18 モデム 19 網制御部 20 符号化・復号化部 21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 バス
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/00 108 H04N 1/00 108D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロール紙を記録部に搬送して、当該ロール
    紙に画像を形成するとともに、ロール紙を切断手段で所
    定長さに切断して排出するロール紙切断方法において、
    ロール紙を初期位置に位置設定する初期設定処理時、予
    め設定入力された定型長さまたは設定入力された任意長
    さのカット長に前記切断手段で前記ロール紙を切断する
    ことを特徴とするロール紙切断方法。
  2. 【請求項2】前記ロール紙切断方法は、前記定型長さま
    たは任意長さに切断したロール紙に前記記録部で、所定
    の定型の罫線、枠または所定の文字等を記録させた後、
    当該ロール紙を排出することを特徴とする請求項1記載
    のロール紙切断方法。
  3. 【請求項3】ロール紙を記録部に搬送して、当該ロール
    紙に画像を形成するとともに、ロール紙を切断手段で所
    定長さに切断して排出するファクシミリ装置において、
    ロール紙を初期位置に位置設定する初期設定処理時、予
    め設定入力された定型長さまたは設定入力された任意長
    さのカット長に前記切断手段で前記ロール紙を切断する
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記ファクシミリ装置は、前記定型長さま
    たは任意長さに切断したロール紙に前記記録部で、所定
    の定型の罫線、枠または所定の文字等を記録させた後、
    当該ロール紙を排出することを特徴とする請求項3記載
    のファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106863420A (zh) * 2015-12-10 2017-06-20 金东纸业(江苏)股份有限公司 一种切纸机的切纸方法及切纸系统

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