JPH11135650A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH11135650A
JPH11135650A JP9301058A JP30105897A JPH11135650A JP H11135650 A JPH11135650 A JP H11135650A JP 9301058 A JP9301058 A JP 9301058A JP 30105897 A JP30105897 A JP 30105897A JP H11135650 A JPH11135650 A JP H11135650A
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bank
sub
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auxiliary conductive
bit lines
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主ビット線の本数を削減できる結果、主ビッ
ト線の配線のデザインルールを緩和でき、列選択回路の
面積を低減でき、結果的にメモリセルアレイの面積の縮
小を図る。 【解決手段】 階層ビット線方式のROMにおいて、各
バンクBANKの4列の副ビット線SBを1本の主ビッ
ト線MBITに接続し、隣接するバンク間でバンク選択
線BSを共有する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、副ビット線の上に
主ビット線が形成された階層ビット線方式の半導体記憶
装置に関し、より詳しくは、階層ビット線方式のマスク
ROMやEEPROMのメモリセルアレイの構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】Flash EEPROMやマスクRO
M(以下では、総称してROMという)等の不揮発性メ
モリの一従来例として、本願出願人が特開平6−104
406号公報で先に提案した階層ビット線方式のROM
がある。
【0003】図5及び図6に基づきこのROMの構成に
ついて説明する。但し、図5は、このROMのレイアウ
トパターンの一部を示し、図6はその等価回路を示す。
【0004】半導体基板上には、半導体基板と逆導電型
の拡散層により構成される複数の副ビット線(SB11
〜SB28等)が列方向に配線され、これらの副ビット
線と交差する行方向に複数のワード線(WL001〜W
L232等)が配線されている。ワード線の材質はポリ
シリコンである。
【0005】隣接する副ビット線間(例えば、副ビット
線SB11〜副ビット線SB12間)には、ワード線を
ゲート電極とするメモリセルトランジスタ(以下では、
メモリセルと称する)M1〜M7等が配設されている。
この結果、メモリセルは、全体として半導体基板上の所
定の領域にマトリクス状に配設されている。
【0006】副ビット線の端部には、補助導電領域(B
B11〜BB22等)が形成されている。補助導電領域
は、副ビット線と同一の導電型である。
【0007】加えて、補助導電領域と隣接する2本の副
ビット線で囲まれた領域には、バンク選択トランジスタ
(以下では、バンクセルと称する)(BT01〜BT2
7等)が形成され、行方向に複数本形成されたバンク選
択線(BS01〜BS24等)がバンクセルのゲート電
極となっている。バンク選択線の材質は、ポリシリコン
である。
【0008】補助導電領域はコンタクト(CT11〜C
T22等)により金属配線である主ビット線に接続され
ている。主ビット線は列方向に複数本(MBIT1〜M
BIT4等)配線されている。なお、以下では、互いに
平行に配線された副ビット線の列及び当該副ビット線に
接続された補助導電領域の組をバンク(BANK0等)
と称する。
【0009】ここで、本従来例のROMでは、バンク選
択線はバンクセル毎に配線されている。より具体的に
は、図6に示すように、バンク選択線BS12には、バ
ンクセルBT12,BT14…が接続され、バンク選択
線BS11には、バンクセルBT11,BT13…が接
続されている。
【0010】次に、半導体基板がP−型の半導体基板で
あり、副ビット線及び補助導電領域がN+型である場合
を例にとって、このROMの動作を説明する。
【0011】まず、バンク選択線又はワード線の電位を
高レベルに設定すると、当該バンク選択線又はワード線
をゲート電極とするバンクセル又はメモリセルが選択さ
れる。
【0012】ここで、メモリセルの閾値はゲート電極下
に形成されるチャネル領域に打ち込まれるボロンイオン
の注入量により設定することができる。即ち、イオン注
入を行ったメモリセルは閾値電圧が高くなるので、注入
量を所定の値に設定すれば、ゲート電位を高レベルとし
てもオフ状態になる(オフセル)一方、イオン注入を行
わない場合は、ゲート電位を高レベルとするとオン状態
となる(オンセル)。
【0013】なお、バンク選択線のうち、バンクセルを
構成しない部分は、上記のイオン注入によりオフ状態に
設定しておく。
【0014】一のバンク(例えば、BANK1)に含ま
れる一のメモリセルの選択は、図示しない行選択回路に
より当該メモリセルのゲート電極となるワード線及びこ
のメモリセルのソース、ドレインとなる副ビット線に接
続されたバンクセルのゲート電極となるバンク選択線を
高レベルにすることにより行う。
【0015】例えば、メモリセルM2の読み出しは、ワ
ード線WL131及びバンク選択線BS11,BS13
を高レベルとする一方、他のワード線及びバンク選択線
を低レベルとし、これにより、バンクセルBT11,B
T16を選択することにより行う。ここで、副ビット線
(SB12,SB13)は、バンクセル(BT11,B
T16)を介して補助導電領域(BB11,BB21)
に接続され、更にはコンタクト(CT11,CT21)
を介して主ビット線(MBIT1,MBIT2)に接続
されており、当該主ビット線(MBIT1,MBIT
2)は、図示しない列選択回路により選択的にデータ線
に接続され、この経路によりデータが読み出される。
【0016】上記ROMは、複数のバンク(BANK
1,BANK2…)が補助導電領域を共通にして列方向
に繰り返し配置され、副ビット線を行方向に繰り返し配
置することにより、メモリセルアレイが構成されてい
る。
【0017】各バンクにおいて、2本の副ビット線がバ
ンクセルを介して1本の主ビット線に接続されている。
即ち、各バンクにおいて、主ビット線1本当たり2本の
副ビット線が配線されている。また、副ビット線は交互
に、当該バンクの相対する辺でバンクセルを介して主ビ
ット線に接続される。この2本の主ビット線は前記列選
択回路を介してデータ線に接続され、当該データ線の一
方は低電位に、他方は高電位に接続される。従って、当
該データ線の電流の差を検出すれば、当該メモリセルの
状態を読み出すことができる。
【0018】本従来例のROMによれば、階層ビット線
構造をとるので、一つの主ビット線に接続される複数の
副ビット線のうち、アクセスの対象となるメモリセルの
属する副ビット線以外はバンクセルにより分離される。
このため、主ビット線の負荷が軽減されるので、アクセ
スの高速化が可能になる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ROMにあっては、階層ビット線構造をとるため、上述
のように、副ビット線の2本につき主ビット線が1本が
配線されている。
【0020】ここで、半導体基板上の配線は製造過程に
おいて発生する段差により、上層程、密に配線すること
が困難である。このため、半導体基板への埋込み拡散層
で形成される副ビット線より上層の金属配線である主ビ
ット線のデザインルールは厳しいものになる。
【0021】更に、主ビット線の抵抗を低減するために
は、その配線幅を広げる必要がある。
【0022】また、主ビット線の何れかを選択する列選
択回路を構成する選択トランジスタは、主ビット線毎に
配置する必要があるため、主ビット線の本数が増えるこ
とにより列選択回路の面積が大きくなる結果、ROMの
小型化を図る上で一定の限界がある。
【0023】上記のような問題点を解消するためには、
1本の主ビット線に接続される副ビット線の本数を増や
せばよい。即ち、そのようにすれば、主ビット線の本数
を減らすことができるので、主ビット線のデザインルー
ルを緩和でき、且つその配線幅を広げることが可能にな
り、しかも、列選択回路の面積の増大を防止できるから
である。
【0024】しかしながら、上記従来の構成では、図7
に示すように、1本の主ビット線に接続される副ビット
線の本数を増やそうとすると、同一バンク内のバンク選
択線の数が主ビット線に接続される副ビット線の本数と
共に増加する結果、メモリセルアレイの面積が増加する
という新たな問題が生じる。
【0025】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたものであり、主ビット線の本数を
削減することにより、主ビット線の配線のデザインルー
ルを緩和でき、しかも、列選択回路の面積を低減でき、
結果的にメモリセルアレイの面積を低減できる半導体記
憶装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、半導体基板と、該半導体基板の表面部分に一定の間
隔を設けて互いに平行に配線され、該半導体基板とは逆
導電型の複数列の導電領域からなる副ビット線と、該副
ビット線に接続されたドレイン又はソースを有するメモ
リセルトランジスタがマトリクス状に配列されたメモリ
セルアレイと、該メモリトランジスタのゲートに接続さ
れ、該半導体基板上に互いに平行に、且つ該副ビット線
と交差するように行方向に配線された複数本のワード線
と、該副ビット線の端部近くに形成され、該副ビット線
と同一導電型の複数の補助導電領域と、該副ビット線の
端部と該補助導電領域との間に配置されたバンク選択ト
ランジスタと、該バンク選択トランジスタのゲートに接
続され、該ワード線に略平行に配線された複数のバンク
選択線と、該副ビット線及び該補助導電領域上に配列さ
れ、該補助導電領域に電気的に接続された主ビット線と
を備え、バンク領域が該補助導電領域を共通にして、繰
り返し配置される半導体記憶装置において、隣接するバ
ンク領域間で該補助導電領域を共通にするバンク選択ト
ランジスタ対が、該バンク選択線を共有する構成として
おり、そのことにより上記目的が達成される。
【0027】好ましくは、前記副ビット線は、一つの前
記補助導電領域にバンク選択トランジスタを介して接続
され、該副ビット線がバンク当たり4本設けられている
構成とする。
【0028】また、好ましくは、同一の補助導電領域に
バンク選択トランジスタを介して接続された前記複数の
副ビット線のうち、最外部の副ビット線は、隣接するバ
ンク間で端部同士が接続され、該バンク選択トランジス
タを共有する構成とする。
【0029】以下に本発明の作用を説明する。
【0030】階層ビット線方式のROMにおいて、上記
のように、隣接するバンク領域間で補助導電領域を共通
にするバンク選択トランジスタ対が、バンク選択線を共
有する構成によれば、バンク選択線を共有する分、その
本数を少なくできる。このため、メモリセルアレイの面
積の増大を防止しつつ、主ビット線の本数を削減するこ
とが可能になる。
【0031】また、主ビット線の本数を削減できるの
で、主ビット線の配線のデザインルールの緩和が可能に
なる。更に、列選択回路の面積を低減できる。よって、
ROMの小型化が可能になる。
【0032】また、副ビット線をバンク当たり4本設け
る構成によれば、メモリセルアレイの面積を効果的に低
減した上で、バンクセルの駆動能力を均一にすることが
できる。以下にその理由を説明する。
【0033】ROMのアクセスタイムを高速化するため
には、メモリセルの位置に拘わらず、同一のアクセスタ
イムであることが望ましく、そのためには、メモリセル
の位置に拘わらず、メモリセルが同一の状態ではビット
線電流は同一でなければならず、バンクセルの駆動能力
が均一でなければならない。
【0034】ここで、バンクセルの駆動能力の均一性を
保つためには、バンクセルがバンクの繰り返しに対して
対称的に配置するのが有効であり、そのためには、偶数
本の副ビット線を主ビット線に接続するのが望ましく、
特に、4本の副ビット線を1本の主ビット線にバンクセ
ルを介して接続する構成によれば、メモリセルアレイの
面積を効果的に低減した上で、バンクセルの駆動能力を
均一にできるからである。なお、このことは奇数本の場
合の効果を否定するものではない。
【0035】また、同一の補助導電領域にバンク選択ト
ランジスタを介して接続された複数の副ビット線のう
ち、最外部の副ビット線は、隣接するバンク間で端部同
士が接続され、バンク選択トランジスタを共有する構成
によれば、バンクセルの本数を少なくできる。このた
め、バンクセルの占有面積を低減できるので、その分、
メモリセルアレイの面積を更に一層低減できる利点があ
る。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき具体的に説明する。
【0037】(実施形態1)図1及び図2は、本発明半
導体記憶装置の実施形態1を示す。但し、図1は本発明
が適用される階層ビット線方式のROMのレイアウトパ
ターンの一部を示し、図2はその等価回路を示す。
【0038】このROMは、P−型の半導体基板上に構
成されている。即ち、半導体基板上には、半導体基板と
逆導電型のN+型拡散層より構成される複数の副ビット
線(SB11〜SB27等)が列方向に配線され、これ
らの副ビット線と交差する行方向に複数のワード線(W
L001〜WL232等)が配線されている。ワード線
の材質はポリシリコンである。
【0039】隣接する副ビット線間には、ワード線をゲ
ート電極とするメモリセルM1〜M7等が配設されてい
る。この結果、メモリセルは、全体として半導体基板上
の所定の領域にマトリクス状に配設されている。
【0040】副ビット線の端部近くには、補助導電領域
BB1,BB2が形成されている。補助導電領域BB
1,BB2は、副ビット線と同一の導電型である。
【0041】加えて、補助導電領域BB1,BB2と副
ビット線間には、バンクセル(BT11,BT12,B
T17,BT18等)が形成され、行方向に複数本形成
されたバンク選択線(BS11〜BS14等)がバンク
セルのゲート電極となっている。バンク選択線の材質
は、ポリシリコンである。補助導電領域BB1,BB2
は、コンタクト(CT1〜CT2)により金属配線であ
る主ビット線(MBIT1,MBIT2)に接続されて
いる。
【0042】ここで、本実施形態1のROMは、列方向
に隣接する第1のバンク(BANK1)と、第2のバン
ク(BANK2)は補助導電領域(BB2)を共通にし
て配列されている。
【0043】即ち、補助導電領域BB2は、BANK1
の副ビット線(SB11,SB13,SB15,SB1
7)にバンクセル(BT15,BT16,BT17,B
T18)を介して接続され、また、BANK2の副ビッ
ト線(SB21,SB23,SB25,SB27)がバ
ンクセル(BT25,BT26,BT27,BT28)
を介して接続されている。
【0044】この結果、本実施形態1のROMによれ
ば、各バンクの4列の副ビット線を1本の主ビット線に
接続し、隣接するバンク間でバンク選択線を共有する構
成になっている。
【0045】加えて、本実施形態1では、バンクセル
(BT15,BT25)はバンク選択線BS13を共通
のゲート電極としている。同様に、バンクセル(BT1
6,BT26)はバンク選択線BS14を、バンクセル
(BT17,BT27)はバンク選択線BS24を、バ
ンクセル(BT18,BT28)はバンク選択線BS3
3をそれぞれ共通のゲート電極としている。
【0046】このようなメモリセルアレイ構成によれ
ば、バンク選択線を共有する分、その本数を図5の従来
のROMよりも少なくできる。このため、メモリセルア
レイの面積の増大を防止しつつ、主ビット線の本数を半
分にすることができる。即ち、本実施形態1では、かか
る構成により、1本の主ビット線当たり4本の副ビット
線が接続されるので、1本の主ビット線当たり2本の副
ビット線が接続される上記従来のROMに比べて、主ビ
ット線の本数を半分にすることができる。
【0047】なお、本実施形態1のROMのアクセスタ
イムを高速化するためには、メモリセルの位置に拘わら
ず、同一のアクセスタイムであることが望ましく、その
ためには、メモリセルの位置に拘わらず、メモリセルが
同一の状態ではビット線電流は同一でなければならず、
バンクセルの駆動能力が均一でなければならない。
【0048】ここで、バンクセルの駆動能力の均一性を
保つためには、バンクセルがバンクの繰り返しに対して
対称的に配置するのが有効であり、そのためには、偶数
本の副ビット線を主ビット線に接続するのが望ましく、
特に、本実施形態1のように4本の副ビット線を1本の
主ビット線にバンクセルを介して接続するのが、最も効
果的である。
【0049】即ち、メモリセルアレイの面積を効果的に
低減した上で、バンクセルの駆動能力を均一にできるか
らである。
【0050】また、主ビット線の本数を削減できるの
で、主ビット線の配線のデザインルールの緩和が可能に
なる。更に、列選択回路の面積を低減できる。よって、
ROMの小型化が可能になる。
【0051】(実施形態2)図3及び図4は、本発明半
導体記憶装置の実施形態2を示す。但し、図3は本発明
が適用される階層ビット線方式のROMのレイアウトパ
ターンの一部を示し、図4はその等価回路を示す。
【0052】本実施形態2のROMは、実施形態1のR
OMの構成に加えて、補助導電領域BB1,BB2の最
外部の副ビット線(SB11とSB21,SB17とS
B27)を隣接するバンク間で接続し、これにより、バ
ンクセルBT15及びBT28を接続された副ビット線
で共有する構成をとっている。
【0053】この構成によれば、バンクセルの本数、つ
まり、バンクセルの占有面積を低減できるので、その
分、実施形態1の場合よりも、メモリセルアレイの面積
を更に一層低減できる利点がある。
【0054】(その他の実施形態)実施形態1及び実施
形態2では、イオン注入によりROMプログラムを行う
マスクROMに本発明を適用する場合について説明した
が、本発明は、階層ビット線方式を採用する不揮発性メ
モリに広く適用でき、例えば、他のマスクROMやEE
PROMにも適用することが可能である。
【0055】また、実施形態1及び実施形態2では、ワ
ード線、バンク選択線としてポリシリコンを例示してい
るが、ポリサイド、シリサイド等を用いることも可能で
ある。
【0056】
【発明の効果】以上の本発明半導体記憶装置は、階層ビ
ット線方式のROMにおいて、隣接するバンク領域間で
補助導電領域を共通にするバンク選択トランジスタ対
が、バンク選択線を共有する構成をとるので、バンク選
択線を共有する分、その本数を少なくできる。このた
め、メモリセルアレイの面積の増大を防止しつつ、主ビ
ット線の本数を削減することが可能になる。
【0057】また、主ビット線の本数を削減できるの
で、主ビット線の配線のデザインルールの緩和が可能に
なる。更に、列選択回路の面積を低減できる。よって、
ROMの小型化が可能になる。
【0058】また、特に請求項2記載の半導体記憶装置
によれば、副ビット線をバンク当たり4本設ける構成を
とるので、メモリセルアレイの面積を効果的に低減した
上で、バンクセルの駆動能力を均一にすることができる
利点がある。
【0059】また、特に請求項3記載の半導体記憶装置
によれば、同一の補助導電領域にバンク選択トランジス
タを介して接続された複数の副ビット線のうち、最外部
の副ビット線は、隣接するバンク間で端部同士が接続さ
れ、バンク選択トランジスタを共有する構成をとるの
で、バンクセルの本数を少なくできる。このため、バン
クセルの占有面積を低減できるので、その分、メモリセ
ルアレイの面積を更に一層低減できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る階層ビット線方式の
ROMのレイアウトパターンの一部を示す図。
【図2】実施形態1のROMの等価回路図。
【図3】本発明の実施形態2に係る階層ビット線方式の
ROMのレイアウトパターンの一部を示す図。
【図4】実施形態2のROMの等価回路図。
【図5】従来の階層ビット線方式のROMのレイアウト
パターンの一部を示す図。
【図6】図5のROMの等価回路図。
【図7】図5のROMにおいて、主ビット線に接続され
る副ビット線の本数を増やそうとした場合に発生する問
題点を説明するための等価回路図。
【符号の説明】
BT01〜BT28 バンク選択トランジスタ(バンク
セル) M1〜M7 メモリセル SB01〜SB28 副ビット線 MBIT1〜MBIT4 主ビット線 BB1〜BB2 補助導電領域 CT11〜CT22 コンタクト BS01〜BS24 バンク選択線 WL001〜WL232 ワード線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 該半導体基板の表面部分に一定の間隔を設けて互いに平
    行に配線され、該半導体基板とは逆導電型の複数列の導
    電領域からなる副ビット線と、 該副ビット線に接続されたドレイン又はソースを有する
    メモリセルトランジスタがマトリクス状に配列されたメ
    モリセルアレイと、 該メモリトランジスタのゲートに接続され、該半導体基
    板上に互いに平行に、且つ該副ビット線と交差するよう
    に行方向に配線された複数本のワード線と、 該副ビット線の端部近くに形成され、該副ビット線と同
    一導電型の複数の補助導電領域と、 該副ビット線の端部と該補助導電領域との間に配置され
    たバンク選択トランジスタと、 該バンク選択トランジスタのゲートに接続され、該ワー
    ド線に略平行に配線された複数のバンク選択線と、 該副ビット線及び該補助導電領域上に配列され、該補助
    導電領域に電気的に接続された主ビット線とを備え、バ
    ンク領域が該補助導電領域を共通にして、繰り返し配置
    される半導体記憶装置において、 隣接するバンク領域間で該補助導電領域を共通にするバ
    ンク選択トランジスタ対が、該バンク選択線を共有する
    構成とした半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記副ビット線は、一つの前記補助導電
    領域にバンク選択トランジスタを介して接続され、該副
    ビット線がバンク当たり4本設けられている請求項1記
    載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 同一の補助導電領域にバンク選択トラン
    ジスタを介して接続された前記複数の副ビット線のう
    ち、最外部の副ビット線は、隣接するバンク間で端部同
    士が接続され、該バンク選択トランジスタを共有する構
    成とした請求項1又は請求項2記載の半導体記憶装置。
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