JPH11135472A - 基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置Info
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- JPH11135472A JPH11135472A JP29696097A JP29696097A JPH11135472A JP H11135472 A JPH11135472 A JP H11135472A JP 29696097 A JP29696097 A JP 29696097A JP 29696097 A JP29696097 A JP 29696097A JP H11135472 A JPH11135472 A JP H11135472A
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Abstract
供給される処理液の液量を常に一定に保つこと。 【解決手段】 処理液貯溜部10の処理液をポンプ22
によってマニホールド24に導く。そして、マニホール
ド24において処理液を複数の処理室51,52に分岐
させることにより、処理室毎に処理液貯溜部10やポン
プ22を備える必要がなくなり、装置コストの低下を図
ることができる。また、マニホールド24内の圧力を一
定にするように、圧力センサ25によって検出される圧
力に基づいて圧力制御部PCがモータ21を駆動するた
め、複数の処理室供給路31〜34に導かれる処理液の
圧力を均一にすることができる。そして、各処理室供給
路31〜34のそれぞれに対して流量制御部FC1〜F
C4等が設けられているため、各処理室51,52の基
板に供給される処理液の液量を調整することができる。
Description
液晶表示装置用ガラス基板等の薄板状基板(以下、単に
「基板」という)に対して所定の処理を行う基板処理装
置に関する。
やエッチング等の所定の処理を行う際には種々の処理液
が使用されている。そして、従来からの基板処理装置の
一つに、処理液を基板の表面および裏面に対して供給す
ることによって所定の処理を行う装置がある。
理液の供給に関する構成の一例を図6に示す。基板Wに
供給する処理液は、処理液貯溜部310に貯溜されてい
る。処理液貯溜部310には、基板Wの上面(表面)側
に対して処理液を供給するための供給路311aと、基
板Wの下面(裏面)側に対して処理液を供給するための
供給路311bとが接続されており、供給路311a,
311bには、それぞれポンプ320a,320b、流
量計321a,321b、フィルタ322a,322
b、流量調整弁323a,323bおよび開閉弁324
a,324bが介装されている。
210内の処理液を処理室330に圧送するために設け
られており、流量計321a,321bは処理液の流量
を計測するために設けられており、そしてフィルタ32
2a,322bは処理液中の異物を除去するために設け
られている。さらに、流量調整弁323a,323bは
処理液の流量を調整するための弁であり、開閉弁324
a,324bは処理液の供給を開始/停止するため弁で
ある。
a,311bごとにポンプ320a,320bを備えて
いる。従って、処理室330の基板Wの表面と裏面のそ
れぞれに対して圧送供給される処理液の圧力が、それぞ
れの供給路311a,311bにおいて安定するような
構成となっている。この構成によれば、一方の開閉弁3
24a又は324bのみを「開」状態とした場合であっ
ても、処理室330内に基板Wの表面又は裏面に対して
吐出される処理液の液量を常に一定に保つことができ
る。
示す構成では、供給路と同数のポンプ(上述の構成では
2個)が必要となるので、供給路の数が多い場合、装置
のコストが非常に高くなってしまう。また、ポンプ32
0a,320bの設置スペースを確保する必要があるの
で、結果として、装置を設置するためのスペースが大き
くなってしまう。
れたものであって、装置のコストを上昇させることな
く、基板に供給される処理液の液量を常に一定に保つこ
とができる基板処理装置を提供することを目的とする。
に、請求項1に記載の発明は、基板に対して所定の処理
を行う基板処理装置であって、(a) 基板に処理液を供給
して所定の処理を行うための複数の処理部と、(b) 処理
液を貯溜する処理液貯溜部と、(c) 処理液貯溜部から処
理液を送出するために一端が処理液貯溜部に連通してい
る上流側供給路と、(d) 複数の処理部のそれぞれに処理
液を供給するために一端が複数の処理部と連通している
複数の下流側供給路と、(e) 上流側供給路の他端と前記
複数の下流側供給路の他端のそれぞれとに連通され、上
流側供給路を複数の下流側供給路へ分岐する分岐手段
と、(f) 処理液貯溜部から分岐手段へ処理液を供給させ
る処理液送出手段と、を備えている。
の基板処理装置において、さらに、(g) 一端が処理液貯
溜部に連通されているとともに他端が分岐手段に連通さ
れ、分岐手段にある処理液を前記処理液貯溜部へ帰還さ
せる帰還路と、(h) 分岐手段における処理液の圧力を計
測する圧力計測手段と、(i) 圧力計測手段により計測さ
れた圧力に基づいて、処理液貯溜部から分岐手段へ供給
させる処理液の圧力を調整するために処理液送出手段を
制御する圧力制御手段と、を備えている。
の基板処理装置において、さらに、(g) 一端が前記処理
液貯溜部に連通されているとともに他端が前記分岐手段
に連通され、前記分岐手段にある処理液を前記処理液貯
溜部へ帰還させる帰還路と、(h) 前記分岐手段における
処理液の圧力を計測する圧力計測手段と、(i) 前記圧力
計測手段により計測された圧力に基づいて、前記分岐手
段から前記処理液貯溜部へ帰還させる処理液の流量を調
整する流量調整手段と、を備えている。
請求項3のいずれかに記載の基板処理装置において、さ
らに、(j) 下流側供給路を流れる処理液の流量を計測す
る流量計測手段と、(k) 下流側供給路を流れる処理液の
流量を調整する流量調整弁と、(l) 流量計測手段によっ
て計測された流量に基づいて、流量調整弁を制御する流
量制御手段と、を備えている。
おける基板処理装置の全体構成について説明する。図1
は、この実施の形態における基板処理装置100の全体
構成を示す概略平面図である。この基板処理装置100
は、インデクサ部IDと処理ユニット部PUとを備えて
いる。また、処理ユニット部PUには複数の処理室5
1,52,53,54が設けられている。なお、これら
処理室51、52、53、54は処理部の一種であり、
この処理部には複数の基板を処理するための処理槽も含
まれる。
る基板が複数枚収容されたカセットCがカセット載置部
110に複数個配置される。そして、Y軸と平行な方向
に移動可能なインデクサロボット120が任意のカセッ
トCから基板を1枚ずつ取り出し、処理ユニット部PU
の基板搬送ロボット130に渡すように構成されてい
る。
PUにおいてX軸と平行な方向に移動可能なように構成
されている。そして、基板搬送ロボット130はインデ
クサロボット120から基板を受け取ると、X方向に移
動し、基板受渡ロボット141又は151にその基板を
渡す。
た場合、基板受渡ロボット141が処理室51に対して
基板を搬送し、処理室51において例えば薬液等の処理
液を使用した薬液洗浄処理等の所定の処理が行われる。
処理室51における処理が終了すると、基板受渡ロボッ
ト142が処理室51内の基板を取り出し、その基板を
処理室53に搬送する。処理室53では、純水等の処理
液を使用して純水洗浄等の所定の処理が行われる。処理
室53における所定の処理が終了すると、基板受渡ロボ
ット143が処理室53の基板を取り出す。そして、基
板搬送ロボット130は基板受渡ロボット143から基
板を受け、当該基板をインデクサロボット120に渡
す。そして、インデクサロボット120は全ての所定の
処理が終了した基板をカセットCに収納するように構成
されている。
送された場合も同様に、基板受渡ロボット151が処理
室52に対して基板を搬送し、処理室52においる所定
の処理が行われた後、基板受渡ロボット152が処理室
52内の基板を取り出し、その基板を処理室54に搬送
する。処理室54における所定の処理が終了すると、基
板受渡ロボット153が処理室54内の基板を取り出
す。そして、基板搬送ロボット130は基板受渡ロボッ
ト153から基板を受け取り、インデクサロボット12
0に基板を渡すように構成されている。
室51と処理室52とは薬液洗浄処理等の同一の処理を
行う処理室である。また、処理室53と処理室54とは
純水洗浄処理等の同一の処理を行う処理室である。従っ
て、カセットCから払い出される基板は、処理室51,
53又は処理室52,54のいずれか一方によって所定
の処理が行われることとなる。
は、基板を回転させつつ薬液や純水等の所定の処理液を
供給することによって基板の全面において均一に処理が
施されるように構成されている。
この発明の実施の形態における処理液の供給に関する構
成について説明する。図2は、上記の基板処理装置にお
ける処理液の供給に関する構成を示す概略図である。な
お、図2には、図1で示した処理室51〜54のうちの
2つの処理室51,52を示している。
ける基板処理は、基板Wの表面又は裏面に対して処理液
を供給しつつ、基板Wを基板保持ピンに保持した状態で
回転させることによって行う。
つの処理液貯溜部10に貯溜されている。処理液貯溜部
10に貯溜される処理液は、ミキシングバルブ11にお
いて、薬液供給源から供給される所定の薬液(例えばN
H4OH)と純水供給源から供給される純水とを所定の
比率(例えば薬液:純水=1:30)で混合することに
よって生成される。
0に導く純水の液量を制御する純水制御弁13と、薬液
の液量を制御する薬液制御弁14と、純水制御弁13を
介して供給される純水と薬液制御弁14を介して供給さ
れる薬液とを混合して処理液を生成するための混合室1
2とを備えている。そして、混合室12において一定の
濃度となった処理液が処理液貯溜部10に導かれる。
は、処理液送出手段として機能するポンプ22が駆動す
ることによって上流側の供給路20に導かれる。ポンプ
22の駆動は、モータ21によって行われる。また、供
給路20の経路中には処理液を浄化するためのフィルタ
23が介装されており、このフィルタ23によって処理
液中の異物が取り除かれる。そして、供給路20はマニ
ホールド24に接続されている。
ら供給される処理液を4路に分岐させる分岐手段として
機能する。マニホールド24によって分岐する4路と
は、処理室51内の基板Wの表面(上面)側に処理液を
供給する処理室供給路31と、処理室51内の基板Wの
裏面(下面)側に処理液を供給する処理室供給路32
と、処理室52内の基板Wの表面側に処理液を供給する
処理室供給路33と、処理室52内の基板Wの裏面側に
処理液を供給する処理室供給路34とであり、処理室供
給路31〜34は、供給路20より下流側に位置してい
る。
ド24内部における処理液の圧力を計測する圧力センサ
25が設けられている。従って、圧力センサ25はマニ
ホールド24における処理液の圧力を計測する圧力計測
手段として機能する。そして、圧力センサ25で検出し
たマニホールド24の圧力は、電気信号として圧力制御
部PCに送られる。
能し、圧力センサ25から送信されるマニホールド24
の内部の圧力に基づいてモータ21の動作制御を行う。
すなわち、圧力制御部PCは、マニホールド24の内部
の処理液の圧力が常に所定の圧力となるように制御す
る。例えば、マニホールド24内の圧力が低下すると、
圧力制御部PCはモータ21の回転量を上昇させるよう
に制御し、ポンプ22はモータ21の回転量の上昇に応
じて供給路20に供給する処理液の供給圧力を高めるよ
うに動作する。逆に、マニホールド24内の圧力が上昇
すると、圧力制御部PCはモータ21の回転量を減少さ
せるように制御し、ポンプ22はモータ21の回転量の
減少に応じて供給路20に供給する処理液の供給圧力を
下げるように動作する。
うことが望ましいため、マニホールド24内部の処理液
を処理液貯溜部10に戻す帰還路28が設けられてい
る。この帰還路28には、開閉弁26と帰還流量調整弁
27とが設けられている。そして、開閉弁26は通常
「開」状態とされ、帰還流量調整弁27は常に一定の流
量を示すように調整されている。このような帰還路28
を設けることによってポンプ22の連続運転を行うこと
ができる。例えば、帰還路28が設けられていない場合
において、処理室51,52の双方に処理液を供給して
いないときは、マニホールド24に供給された処理液は
どこにも流出する経路がないため、マニホールド24内
が所定の圧力となると、ポンプ22は停止することとな
る。これに対して帰還路28が設けられている場合は、
処理室51,52の双方に処理液を供給していないとき
であっても、マニホールド24に供給された処理液は帰
還路28を経由して処理液貯溜部10に環流するため、
マニホールド24内の圧力を一定に保つためには帰還路
28の流量に相当する流量をポンプ22が供給し続ける
ことが必要となり、ポンプ22の連続運転を行うことが
可能となる。
理液を供給する際には、開閉弁26を「閉」状態とする
ようにしても良い。処理室51又は52に対して処理液
を供給することによりポンプ22を運転することができ
るからである。そして、処理室51,52への処理液の
供給を停止したときに開閉弁26を「開」状態とするこ
とにより、ポンプ22の連続運転を行うことが可能とな
る。
対して導かれている処理室供給路31,32,33,3
4のそれぞれには、処理室供給路を流れる処理液の流量
を一定に保つための機構が設けられている。
内部を流れる処理液の流量を計測するための流量センサ
41が設けられており、この流量センサ41が計測した
流量は、電気信号として流量制御部FC1に送られる。
また、処理室供給路31には内部を流れる処理液の流量
を調整する流量調整弁45が設けられている。
機能し、流量センサ41から送信される流量に基づいて
流量調整弁45の開度を調整する。すなわち、流量制御
部FC1は、処理室供給路31を流れる処理液の流量が
所定の流量となるように制御する。例えば、処理室51
に処理液を供給する際に、流量制御部FC1が流量調整
弁45に対して開度を示す制御信号を出力する。これに
より、流量調整弁45が制御信号の示す開度に基づいて
開状態となる。そして、流量制御部FC1が流量センサ
41の出力を監視し、流量が減少してきたときは開度を
大きくすることを示す制御信号を出力し、流量が上昇し
てきたときは開度を小さくすることを示す制御信号を出
力する。所定の液量を処理室51に供給すると流量制御
部FC1は、流量調整弁45に対して閉状態とすること
を示す制御信号を出力する。このようにして流量制御が
行われる。
ても同様に、それぞれに設けられた流量計42,43,
44と、流量制御部FC2,FC3,FC4と、流量調
整弁46,47,48とにより、それぞれの処理室供給
路を流れる処理液の流量が一定となるように制御され
る。
それぞれの処理室供給路31〜34を流れる流量を図3
(a)に示すようにステップ的に変化させるだけでな
く、図3(b)に示すように流量をランプアップさせな
がら一定の流量とし、その後流量をランプダウンさせな
がら処理液の供給を停止させることもできる。その結
果、基板処理に対する自由度を増すことができる。
4のそれぞれには、流量調整弁45,46,47,48
よりも下流側(処理室側)にブロックバルブ35,3
6,37,38が介装されており、各ブロックバルブ3
5,36,37,38は、開閉弁を2個備えている。
5が設けられている。ブロックバルブ35には、処理室
51内の基板Wの表面に対する処理液の供給/停止を行
う開閉弁35aと、処理室51内の基板Wの表面に対す
る純水の供給/停止を行う開閉弁35bとを備えてい
る。開閉弁35bによって供給/停止が制御される純水
は、図示しない純水供給源から導かれている。そして、
ブロックバルブ35に含まれる開閉弁35a,35b
は、同時に開状態となることはなく、一方が開状態のと
きは他方は閉状態となるように構成されている。ブロッ
クバルブ35内で、純水が供給される管と処理室供給路
31とが合流しており、ブロックバルブ35の開閉弁3
5a,35bを開閉制御することによって処理室51の
基板Wに対して処理液又は純水を任意に供給することが
できるように構成されている。
ても同様である。すなわち、処理室供給路32に設けら
れたブロックバルブ36の開閉弁36a,36bをそれ
ぞれ開閉制御することによって処理室51の基板Wの裏
面に対して処理液又は純水を任意に供給することがで
き、処理室供給路33に設けられたブロックバルブ37
の開閉弁37a,37bをそれぞれ開閉制御することに
よって処理室52の基板Wの表面に対して処理液又は純
水を任意に供給することができ、処理室供給路34に設
けられたブロックバルブ38の開閉弁38a,38bを
それぞれ開閉制御することによって処理室52の基板W
の裏面に対して処理液又は純水を任意に供給することが
できる。
する構成は以上のようになっている。そして、この構成
では、1つの処理液貯溜部10からポンプ22によって
供給路20に供給される処理液を、マニホールド24に
おいて複数の処理室に対して分岐させて供給することが
できるため、処理液貯溜部10,ポンプ22,供給路2
0等を複数個設ける必要がなく、装置のコスト低下を図
ることができるとともに、装置内のスペースを有効に利
用することができる。言い換えれば、クラスターツール
と呼ばれるような複数の処理室を有する基板処理装置
を、低コストで実現することが可能となる。
24における圧力を常に一定となるようにポンプ22を
駆動させる圧力制御部PCを備えているため、マニホー
ルド24より下流側(処理室側)の複数の処理室供給路
31,32,33,34に供給される処理液を常に均一
な圧力で安定して供給することができ、基板Wに供給さ
れる処理液の液量を常に一定に保つことができる。ま
た、処理液が供給される処理室が異なっても処理液の液
量は一定である。
ド24から分岐する複数の処理室供給路31〜34のそ
れぞれについて、各処理室供給路を流れる処理液の流量
を一定に保つための機構が設けられているため、処理室
51,52の基板Wに対して供給される処理液の液量を
常に一定に保つことができる。
板処理装置を統括的に制御する制御ブロック図である。
図4に示すように、上記した圧力制御部PC、流量制御
部FC1〜FC4、ブロックバルブ35〜38は、全て
統括制御部71に接続されている。統括制御部71は、
内部に図示しないCPUやメモリ等を備えている。そし
て、統括制御部71は、圧力制御部PCに対してはマニ
ホールド24の内部の処理液の圧力の設定情報を送信
し、流量制御部FC1〜FC4に対しては各処理室供給
路31〜34の流量の設定情報を送信する。また、統括
制御部71は、各ブロックバルブ35〜38のそれぞれ
に対して開閉弁の開閉制御信号をも出力するように構成
されている。また、統括制御部71には、その他に帰還
路28に設けられた開閉弁26や帰還流量調整弁27が
接続されており、統括制御部71がこれらを制御するよ
うにも構成されている。
を示すレシピに基づいて上記の各制御対象を制御する。
そして、基板毎に又はロット毎に基板Wに供給する処理
液の液量を調整することができる。また、統括制御部7
1は、流量制御部FC1〜FC4をそれぞれ個別に制御
可能なように構成されているため、処理室51,52に
対して供給される処理液の液量を可変することができる
とともに、それぞれの処理室において基板Wの表面側と
裏面側とに供給する処理液の液量をも独立に可変するこ
とができる。
35〜38の開閉制御も行うため、レシピに応じて1つ
の処理室で処理液による処理と純水によるリンス処理と
を効率的に行うことができる。例えば、処理室51の基
板Wに対して処理液を供給した後、統括制御部71がブ
ロックバルブ35を操作して純水を基板Wに対して供給
することにより、基板Wの純水リンス処理を行うことが
できる。
装置においては、装置のコストを上昇させることなく、
基板Wに供給される処理液の液量を常に一定に保つこと
ができるだけでなく、基板毎、ロット毎、又は処理室毎
に処理液の供給状態を可変することができ、自由度の高
い基板処理を実現することも可能である。
の供給に関する構成とは、異なる構成例について説明す
る。図5は、図2とは異なる処理液の供給に関する構成
を示す概略図である。なお、図5において、既に図2で
示したものと同様の部材については同一符号を付してお
り、その説明を省略する。
マニホールド24内の圧力を一定に保つためにポンプ2
2の駆動源であるモータ21を制御するのではなく、帰
還路28を環流する処理液の流量を調整することによっ
て制御するように構成されている。
するマニホールド24内の圧力に応じて電空レギュレー
タ39に対して制御信号を出力する。電空レギュレータ
39は、制御信号に応じてレギュレータ29に与えるエ
ア圧を可変するように設けられている。そして、レギュ
レータ29は、電空レギュレータ39からのエア圧に応
じて開度が可変し、帰還路28を環流する処理液の流量
が可変する。従って、ポンプ22の連続運転を行いつ
つ、マニホールド24内の圧力を一定に保つことができ
る。
路31〜34に設けられた流量制御についても電空レギ
ュレータを介した流量制御が行われる。例えば、流量制
御部FC1は、流量センサ41の検出する処理室供給路
31の流量に基づいて電空レギュレータ61に対し、制
御信号を出力する。電空レギュレータ61は、制御信号
に応じてレギュレータ65に与えるエア圧を可変する。
そして、レギュレータ65は、電空レギュレータ61か
らのエア圧に応じて開度が可変し、処理室供給路31を
流れる処理液の流量が可変する。処理室供給路32,3
3,34についても同様に、電空レギュレータ62,6
3,64を介してレギュレータ66,67,68の開度
を制御することにより、それぞれの処理室供給路32〜
34を流れる処理液の流量が制御されるように構成され
ている。
明した場合と同様の効果を得ることができる。
発明によれば、処理液送出手段によって処理液貯溜部か
ら1つの上流側供給路を経由して供給される処理液を複
数個設けられた処理部に対して分岐させるため、処理部
のそれぞれに処理液貯溜部や供給路を設ける必要がな
く、装置のコストを下げることができるとともに、装置
内のスペースを有効に利用することが可能となる。
から処理液貯溜部へ処理液を帰還させる帰還路を備える
とともに、分岐手段における処理液の圧力を計測して処
理液貯溜部から分岐手段へ供給される処理液の圧力を制
御することができるため、処理液送出手段を連続運転し
つつ、処理液を常に均一な圧力で安定して供給すること
ができ、基板に供給される処理液の液量を常に一定に保
つことができる。また、処理液が供給される処理部が異
なっても処理液の液量を均一にすることができる。
から処理液貯溜部へ処理液を帰還させる帰還路を備える
とともに、分岐手段における処理液の圧力を計測して、
分岐手段から処理液貯溜部へ帰還させる処理液の流量を
調整することができるため、処理液送出手段を連続運転
しつつ、処理液を常に均一な圧力で安定して供給するこ
とができ、基板に供給される処理液の液量を一定に保つ
ことができる。また、処理液が供給される処理部が異な
っても処理液の液量を均一にすることができる。
から複数の処理部に対して処理液を供給する複数の下流
側供給路のそれぞれについて、処理液の流量を計測して
得られる流量に基づいて流量調整弁を制御するため、処
理部の基板に対して供給される処理液の液量を常に一定
に保つことができるとともに、下流側供給路毎に処理液
の液量を変更することもできる。
全体構成を示す概略平面図である。
処理液の供給に関する構成を示す概略図である。
量制御の一例を示す図である。
に制御する制御ブロック図である。
処理液の供給に関する構成を示す概略図である。
する構成を示す概略図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 基板に対して所定の処理を行う基板処理
装置であって、 (a) 基板に処理液を供給して所定の処理を行うための複
数の処理部と、 (b) 処理液を貯溜する処理液貯溜部と、 (c) 前記処理液貯溜部から処理液を送出するために一端
が前記処理液貯溜部に連通している上流側供給路と、 (d) 前記複数の処理部のそれぞれに処理液を供給するた
めに一端が前記複数の処理部と連通している複数の下流
側供給路と、 (e) 前記上流側供給路の他端と前記複数の下流側供給路
の他端のそれぞれとに連通され、前記上流側供給路を前
記複数の下流側供給路へ分岐する分岐手段と、 (f) 前記処理液貯溜部から前記分岐手段へ処理液を供給
させる処理液送出手段と、を備えることを特徴とする基
板処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
て、さらに、 (g) 一端が前記処理液貯溜部に連通されているとともに
他端が前記分岐手段に連通され、前記分岐手段にある処
理液を前記処理液貯溜部へ帰還させる帰還路と、 (h) 前記分岐手段における処理液の圧力を計測する圧力
計測手段と、 (i) 前記圧力計測手段により計測された圧力に基づい
て、前記処理液貯溜部から前記分岐手段へ供給させる処
理液の圧力を調整するために前記処理液送出手段を制御
する圧力制御手段と、を備えることを特徴とする基板処
理装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の基板処理装置におい
て、さらに、 (g) 一端が前記処理液貯溜部に連通されているとともに
他端が前記分岐手段に連通され、前記分岐手段にある処
理液を前記処理液貯溜部へ帰還させる帰還路と、 (h) 前記分岐手段における処理液の圧力を計測する圧力
計測手段と、 (i) 前記圧力計測手段により計測された圧力に基づい
て、前記分岐手段から前記処理液貯溜部へ帰還させる処
理液の流量を調整する流量調整手段と、を備えることを
特徴とする基板処理装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載の基板処理装置において、さらに、 (j) 前記下流側供給路を流れる処理液の流量を計測する
流量計測手段と、 (k) 前記下流側供給路を流れる処理液の流量を調整する
流量調整弁と、 (l) 前記流量計測手段によって計測された流量に基づい
て、前記流量調整弁を制御する流量制御手段と、を備え
ることを特徴とする基板処理装置。
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