JPH11131891A - 扉取付け構造 - Google Patents

扉取付け構造

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Publication number
JPH11131891A
JPH11131891A JP31267797A JP31267797A JPH11131891A JP H11131891 A JPH11131891 A JP H11131891A JP 31267797 A JP31267797 A JP 31267797A JP 31267797 A JP31267797 A JP 31267797A JP H11131891 A JPH11131891 A JP H11131891A
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JP
Japan
Prior art keywords
door
side frame
mounting
hinge
rotating shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP31267797A
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English (en)
Inventor
Atsushi Monju
淳 文字
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扉解放時における間口の有効スペースをでき
るだけ広く確保できると共に、扉を180度全開したと
きに側枠と扉とのギャップを小さくすることのできる扉
取付け構造を提供すること。 【解決手段】 回動軸1を介して回動可能に連結された
蝶番2の一方の取付け片3を扉5の端面5aに取り付
け、他方の取付け片4を側枠6に固定した扉取付け構造
であって、前記扉枠6に扉5の厚みより大きな奥行き巾
(Y)を有し且つ適当な深さの切り込み部6aが形成さ
れ、この切り込み部6aに前記蝶番の一方の取付け片4
が取り付けられ、更に、蝶番2の回転軸1の中心が側枠
6の前面ライン(X)と略同じ位置になるように設定され
ており、更に、扉閉鎖姿勢において、前記回動軸1が取
付け片3,4より側枠6の内側(P)方向に偏位した位置
にあるように、両取付け片2,3の基部が屈曲して形成
されている構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として建築構造物にお
ける回動式扉の取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回動式扉を取り付ける場合、図6
に示すように、蝶番12の一方の取付け片13を扉15
の端面に取り付け、他方の取付け片14を側枠16に固
定して取り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、扉15を1
80度回転させるためには、蝶番の軸11が側枠16の
前面より前方に突出した位置に設定する必要がある。し
かし、このような取り付け手段では、扉を図6の仮想線
に示すように90度回転した時に、間口寸法L1が小さ
くなって間口有効スペースを阻害する。また、同図の仮
想線に示すように扉を180度回動したとき、蝶番軸1
1が前にきた分だけギャップL2が発生して、側枠前方
のスペースを阻害することになる。
【0004】そこで本発明は、かかる従来課題を解決す
べく発明されたものであって、扉解放時における間口の
有効スペースをできるだけ広く確保できると共に、扉を
180度全開したときに側枠と扉とのギャップを小さく
することのできる扉取付け構造を提供することを主たる
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為に
本発明では次のような技術的手段を講じた。即ち、本発
明にかかる扉取付け構造にあっては、蝶番2の一方の取
付け片3を扉5の端面5aに取り付け、他方の取付け片
4を側枠6に固定した扉取付け構造であって、前記扉枠
6に扉5の厚みより大きな奥行き巾(Y)を有し且つ適当
な深さの切り込み部6aが形成され、この切り込み部6
aに前記蝶番の一方の取付け片4が取り付けられ、他方
の取り付け片3が扉5端面5aに取り付けられており、
更に蝶番2の回転軸1の中心が側枠6の前面ライン(X)
と略同じ位置になるように設定されており、更に、扉閉
鎖姿勢において、前記回動軸1が取付け片3,4より側
枠6の内側(P)方向に偏位した位置にあるように、両取
付け片2,3の基部が屈曲して形成されている構造とし
たものである。
【0006】前記回動軸1の偏位位置は、図3に示すよ
うに、扉6を90度開放したときに、扉背面5bが側枠
端面6bの延長線上にできるだけ近くなるような位置に
設定するのが好ましい。こうすることによって、有効間
口寸法Lを広くすることができる。また、蝶番2の回転
軸1の中心が側枠6の前面ライン(X)と略同じ位置にな
るように設定することによって、扉を図4のように18
0度まで回転したときに、側枠前面と扉とのギャップL
3を殆どない状態まで小さくすることが可能となった。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成を図に基ずき
説明する。図1ないし図4は本発明の一実施例であっ
て、符号2で本発明において使用される蝶番を示す。こ
の蝶番の一方の取付け片3が扉5の端面5aに取り付け
られ、他方の取付け片4が扉左右に配置された側枠
(框)の一方の側枠6に固定されている。而して本発明
では、前記扉枠6に予め扉5の厚みより大きな奥行き巾
(Y)で且つ適当な深さの切り込み部6aが形成され、こ
の段部6aに前記蝶番の一方の取付け片4がビス止めさ
れている。この切り込み部6aの深み寸法は、扉5を閉
じたときに扉背面の端縁部分が段部切り込み部6aの段
部6bに当たって実質的な扉ストッパーを形成するよう
な寸法がよい。
【0008】また、本発明では、前記蝶番2の回転軸1
の中心が側枠6の前面ライン(X)と略同じ位置になるよ
うに設定されている。更に、扉閉鎖姿勢において、前記
回動軸1が取付け片3,4より側枠6の内側(P)方向
(図における左方向)に偏位した位置にあるように、両
取付け片2,3の基部が屈曲して形成されている。この
回動軸1の偏位位置は、図3に示すように、扉6を90
度開放したときに、扉背面5bが側枠端面6bの延長線
上にできるだけ近くなるような位置に設定するのが好ま
しい。こうすることによって、有効間口寸法Lを広くす
ることができる。また、蝶番2の回転軸1の中心が側枠
6の前面ライン(X)と略同じ位置になるように設定する
ことによって、扉を図4のように180度まで回転した
ときに、側枠前面と扉とのギャップL3を殆どない状態
まで小さくすることが可能となった。
【0009】尚、本発明では、図5に示すように、予め
蝶番の一方の取付け片4を取り付ける基板7を切り込み
側枠6の切り込み6aに取り付けておき、この基板7に
取付け片4を長穴4a並びにビス4bを介して取付位置
が微量調できるように取り付けるようにしてもよい。
【0010】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定さ
れるものではない。例えば上記実施例では、蝶番の左右
の取付け片3,4を夫々の取付面に対して面一となるよ
うに埋め込んで取り付けたが、単に面を合わした状態で
取り付けてもよい。その他本発明ではその構成要件を備
え、かつ本発明の目的を達成し、下記の効果を奏する範
囲内において適宜改変して実施できるものである。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記のごとく構成したものであ
るから、扉を90度回動したときに有効間口寸法を広く
することができると共に、蝶番の回転軸の中心を側枠の
前面ラインと略同じ位置になるように設定したことによ
って、扉を180度まで回転したときに、側枠前面と扉
とのギャップを殆どない状態まで小さくすることがで
き、これにより従来課題を解消することができる、とい
った効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る扉取付け構造の一実施例を示す斜
視図。
【図2】上記扉取付け構造における扉閉鎖時の断面図。
【図3】上記扉取付け構造において、扉を90度開放し
た状態を示す断面図。
【図4】上記扉取付け構造において、扉を180度開放
した状態を示す断面図。
【図5】本発明の他の実施例を示す一部の斜視図。
【図6】従来構造を示す断面図。
【符号の説明】
1 回動軸 2 蝶番 3 取付け片 4 取付け片 5 扉 5a 扉の端面 6 側枠 6a 側枠の切り込み部 X 側枠の前面ライン Y 切り込みの奥行き巾

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動軸1を介して回動可能に連結された
    蝶番2の一方の取付け片3を扉5の端面5aに取り付
    け、他方の取付け片4を側枠6に固定した扉取付け構造
    であって、前記扉枠6に扉5の厚みより大きな奥行き巾
    (Y)を有し且つ適当な深さの切り込み部6aが形成さ
    れ、この切り込み部6aに前記蝶番の一方の取付け片4
    が取り付けられ、他方の取り付け片3が扉5の端面5a
    に取り付けられており、更に蝶番2の回転軸1の中心が
    側枠6の前面ライン(X)と略同じ位置になるように設定
    されており、更に、扉閉鎖姿勢において、前記回動軸1
    が取付け片3,4より側枠6の内側(P)方向に偏位した
    位置にあるように、両取付け片2,3の基部が屈曲して
    形成されている扉取付け構造。
JP31267797A 1997-10-28 1997-10-28 扉取付け構造 Pending JPH11131891A (ja)

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JP31267797A JPH11131891A (ja) 1997-10-28 1997-10-28 扉取付け構造

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JP31267797A JPH11131891A (ja) 1997-10-28 1997-10-28 扉取付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11131891A true JPH11131891A (ja) 1999-05-18

Family

ID=18032105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31267797A Pending JPH11131891A (ja) 1997-10-28 1997-10-28 扉取付け構造

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JP (1) JPH11131891A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007138489A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Kokuyo Co Ltd 展示ケースの開閉構造
JP2009127266A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Panasonic Electric Works Co Ltd 開閉建具の開口縦枠取付構造
WO2021240954A1 (ja) 2020-05-29 2021-12-02 スガツネ工業株式会社 蝶番の取付け構造
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WO2021240954A1 (ja) 2020-05-29 2021-12-02 スガツネ工業株式会社 蝶番の取付け構造
WO2021240953A1 (ja) 2020-05-29 2021-12-02 スガツネ工業株式会社 蝶番の取付け構造
CN115485445A (zh) * 2020-05-29 2022-12-16 世嘉智尼工业株式会社 合叶安装结构
KR20230016046A (ko) 2020-05-29 2023-01-31 스가쓰네 고우교 가부시키가이샤 경첩의 장착 구조
KR20230016045A (ko) 2020-05-29 2023-01-31 스가쓰네 고우교 가부시키가이샤 경첩의 장착 구조

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