JPH11129944A - スペアタイヤホルダー - Google Patents

スペアタイヤホルダー

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JPH11129944A
JPH11129944A JP31105497A JP31105497A JPH11129944A JP H11129944 A JPH11129944 A JP H11129944A JP 31105497 A JP31105497 A JP 31105497A JP 31105497 A JP31105497 A JP 31105497A JP H11129944 A JPH11129944 A JP H11129944A
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spare tire
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rising
spare
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Shigeru Onoe
茂 尾上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準サイズのスペアタイヤだけでなく、幅の
大きいスペアタイヤも確実に固定できる様にすること。 【解決手段】 中央平板部２とその両側に対向して位置
した一対の側板部３とからなり、前記中央平板部２には
スペアタイヤ固定用ボルト４が植設されている断面略コ
字形のホルダー基部１の前記側板部３に、底板部６と立
上り部７とからなる車体側固定部材５の立上り部７をス
ペアタイヤの幅方向に位置調整可能な様に締付け固定す
る様にしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は自動車のスペアタ
イヤホルダー、詳しくは、車体背面にスペアタイヤを取
付けるタイプの四輪駆動車用として特に便利なスペアタ
イヤホルダーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】スペアタイヤはパンクの際の予備用とし
て走行中は常時携行するのが普通であるが、自動車の車
体内部に格納する場合と、車体外部に固定して携行する
場合とがある。四輪駆動車は車体内スペース上の制約、
スタイル上の要請などからこのペアタイヤを車体外部
（特に車体背面）に固定する場合が多いが、その場合に
は車体外部に略コ字形をした専用のホルダーを取付け、
スペアタイヤのハブ部分をこのホルダーにボルト締めし
て固定するのが普通であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】最近は、標準装備のタ
イヤでは満足できず、車両所有者が自分の好みや走行条
件にあった独自のサイズのタイヤを自分の車両に装備す
る場合が多く、特にオフロード走行を主目的とした四輪
駆動車においては標準サイズのものに比して幅の広いタ
イヤが好まれる傾向が強く、この場合には、標準サイズ
のタイヤを固定するスペアタイヤホルダーには取付けら
れない事態も発生していた。つまり、従来のスペアタイ
ヤホルダーは標準サイズのスペアタイヤの固定を目的と
したものであるので、これより幅の広いスペアタイヤを
装着しようとする場合、ホルダーの厚みが足りなくな
り、スペアタイヤの確実な固定が困難となるからであ
る。
【０００４】この事態を防ぐ為、あらかじめ余裕を持っ
てホルダーの厚みを大きくしておけば、幅の広いスペア
タイヤも装着できる様になるが、この様にしたのでは、
車体背面にスペアタイヤホルダーが大きく突出してしま
い、走行中や駐車の際の障害になり、好ましくなかっ
た。
【０００５】この発明はスペアタイヤの固定に関する上
記問題点を解決することを目的とするものであり、標準
タイプのスペアタイヤだけではなく、幅の広いタイヤで
も確実に固定することができる便利なスペアタイヤホル
ダーを提供せんとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、中央平板部
２とその両側に対向して位置した一対の側板部３とから
なり、前記中央平板部２にはスペアタイヤ固定用ボルト
４が植設されている断面略コ字形のホルダー基部１の前
記側板部３に、底板部６と立上り部７とからなる車体側
固定部材５の立上り部７をスペアタイヤの幅方向に位置
調整可能な様に締付け固定することにより上記課題を解
決せんとするものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１はこの発明に係るスペアタイ
ヤホルダーの一実施形態の斜視図、図２及び図３は他の
実施形態の斜視図、図４及び図５はスペアタイヤの実際
の装着状況を説明する為の説明図である。
【０００８】図中１は金属板材を略コ字形に折り曲げた
ホルダー基部であり、中央平板部２とその両側に対向し
て位置した一対の平行側板部３，３とからなっており、
中央平板部２の表面側にはスペアタイヤ固定用ボルト
４，４，４が植設されている。
【０００９】一方、５は金属板材により略Ｌ字形に成形
された車体側固定部材であり、外側に向かって折り曲げ
られた略長方形状の底板部６と、この底板部６からほぼ
直角に立上り、ホルダー基部１の平行側板部２に重ね合
される立上り部７とからなっている。そして、この立上
り部７には幅方向即ち装着すべきスペアタイヤの厚み方
向を向いた複数個の長孔８があけられている。
【００１０】一方、ホルダー基部１の平行側板部３のこ
の長孔８に対応する位置には外側に向かって位置決め用
ボルト９が植設されており、この位置決め用ボルト９を
前記長孔８に挿通し、これに螺合しているナット１０を
締付けることにより、平行側板部３と立上り部７との縦
方向の相対的位置関係を自由に設定しつつ、両者を強固
に固定できる様になっている。つまり、ホルダー基部１
は装着するスペアタイヤの幅方向に自由に伸縮できる様
になっているのである。
【００１１】更に、底板部６には透孔１１が複数個あけ
られており、固定用ボルト１５をこの中に通し、ナット
１６を締付けることにより、このスペアタイヤホルダー
全体を車体背面１４に固定できる様になっている。な
お、図中１３は車体側固定部材５の立上り部７に固定し
た補強用リブである。
【００１２】上述の実施の形態では、ホルダー基部１の
平行側板部３から位置決め用ボルト９を植設すると共
に、車体側固定部材５の立上り部７に長孔８を設けてい
るが、図２に示す実施の形態の様に車体側固定部材５の
立上り部７に位置決め用ボルト９を植設すると共に、平
行側板部３に長孔８を設ける様にしても良い。又、図３
に示す様に、車体側固定部材５を略コ字形断面に形成
し、底板部６´の両側から立上り部７，７を立上らせて
も良い。
【００１３】次に、このスペアタイヤホルダーの使用方
法を説明すると、このスペアタイヤホルダーは長孔８と
位置決め用ボルト９の位置を調整することにより、その
幅方向の厚みを自由に変更できるので、標準タイプのも
のより幅の広いスペアタイヤ１７の場合は、図４に示す
様にタイヤの厚さに見合うだけ、ホルダー基部１を引き
伸ばせば幅の広いスペアタイヤ１７でも確実に固定する
ことができる。一方、標準タイプのスペアタイヤ１８の
場合は、ホルダー基部１を車体方向へ引き込めれば、車
体からの出っ張りを最小限に減らしてスペアタイヤ１８
を固定することができる。
【００１４】
【発明の効果】この発明に係るスペアタイヤホルダーは
上述の通りの構成を有するもので有り、標準タイプのス
ペアタイヤでも幅の広いスペアタイヤでも確実に固定す
ることができ、非常に便利なものである。又、幅の小さ
いスペアタイヤの場合、ホルダー基部を引き込むことが
できるので、車体背面からの突出量を必要最小限に減ら
すことができ、走行及び駐車の際の取り廻しを容易にで
きる効果を有する。
【００１５】
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に係るスペアタイヤホルダーの一実施
形態の斜視図。
【図２】他の実施形態の斜視図。
【図３】他の実施形態の斜視図。
【図４】使用状態の断面図。
【図５】使用状態の断面図。
【符号の説明】
１ ホルダー基部 ２ 中央平板部 ３ 平行側板部 ４ スペアタイヤ固定用ボルト ５ 車体側固定部材 ６ 底板部 ７ 立上り部 ８ 長孔 ９ 位置決め用ボルト １０ ナット １１ 透孔 １３ 補強用リブ １４ 車体背面 １５ 固定用ボルト １６ ナット １７ 幅の広いスペアタイヤ １８ 標準タイプのスペアタイヤ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 中央平板部２とその両側に対向して位
    置した一対の側板部３とからなり、前記中央平板部２に
    はスペアタイヤ固定用ボルト４が植設されている断面略
    コ字形のホルダー基部１の前記側板部３に、底板部６と
    立上り部７とからなる車体側固定部材５の立上り部７を
    スペアタイヤの幅方向に位置調整可能な様に締付け固定
    したことを特徴とするスペアタイヤホルダー。
JP31105497A 1997-10-28 1997-10-28 スペアタイヤホルダー Expired - Lifetime JP4055832B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008001121A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Apio Kk 自動車の予備タイヤ固定装置
US7770764B2 (en) * 2006-04-12 2010-08-10 Honda Motor Co., Ltd. Spare tire undercover
JP2021123294A (ja) * 2020-02-07 2021-08-30 アピオ株式会社 スペアタイヤホルダー

Cited By (3)

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