JPH11128182A - センサ機構付きカテーテル - Google Patents

センサ機構付きカテーテル

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JPH11128182A
JPH11128182A JP10220732A JP22073298A JPH11128182A JP H11128182 A JPH11128182 A JP H11128182A JP 10220732 A JP10220732 A JP 10220732A JP 22073298 A JP22073298 A JP 22073298A JP H11128182 A JPH11128182 A JP H11128182A
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Japan
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catheter
lead wire
sensor mechanism
tube
conductor exposed
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Koichi Itoigawa
貢一 糸魚川
Hitoshi Iwata
仁 岩田
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単にかつ効率よく製造でき、信頼性
にも優れたセンサ機構付きカテーテルを提供すること。 【解決手段】 このセンサ機構付きカテーテル1は、カ
テーテルチューブ2先端側の圧力変動を半導体式感圧セ
ンサチップ9により電気信号に変換し、それをリード線
群L1 を介して出力する。センサチップ9には複数のパ
ッド19が形成されている。リード線群L1 を構成する
各リード線21の先端部には導体露出部22が形成され
ている。リード線群L1 と導体露出部22とはバンプ2
0を介して直接接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセンサ機構付きカテ
ーテルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、体内挿入式の医療器具の一種
としてカテーテルが知られている。カテーテルを構成す
る直径数mm以下のカテーテルチューブは、人体内にある
各種の管、例えば血管等の中に挿入される。カテーテル
チューブの先端は体内の所望の部位まで誘導され、その
部位において計測行為(例えば血圧の測定等)や治療行
為(例えば血管の拡張等)を行う。このため、カテーテ
ルのオペレータは、カテーテルチューブの先端を外部操
作によって所望の部位まで確実に誘導する必要がある。
【0003】ところで、体内にある管は必ずしも直線状
ではなく、部分的に屈曲していたり分岐している場合が
多い。しかも、管の径は必ずしも一定ではなく、管自体
が細くなっていたり、内部にある障害物(例えば血栓)
によって管が細くなっていることがある。よって、カテ
ーテルチューブの進行方向前方の状況を検知する手段を
持たない従来のカテーテルでは、オペレータはチューブ
の操作を自分の勘のみに頼らざるを得なかった。そのた
め、チューブの先端を所望の部位まで誘導するのに熟練
を要する等の不都合が生じていた。
【0004】そして、最近では前記不都合を解消すべく
センサ機構付きのカテーテル51が提案されている。そ
の一例を図7に示す。このカテーテル51を構成するカ
テーテルチューブ52の先端側には、センサアセンブリ
53が取り付けられている。センサアセンブリ53は、
アウターチューブ54内にインナーチューブ55を挿通
させた構造を備えている。インナーチューブ55内には
台座56が設けられ、その台座56には半導体式圧力セ
ンサチップ57が載置されている。センサチップ57の
ダイアフラム部57aには、歪みゲージ57bが形成さ
れている。ダイアフラム部57aの外周にある肉厚部分
には、ワイヤボンディング用の図示しないパッドが複数
形成されている。センサチップ57が収容されている空
間内には、シリコーンゲル等の圧力伝達媒体58が充填
されている。そして、アウターチューブ54の先端側開
口にはピストン59が移動可能に設けられている。
【0005】このセンサ機構付きカテーテル51では、
受圧部であるピストン59の外側面の圧力が変動する
と、その変動の影響は圧力伝達媒体58を介してダイア
フラム部57aに波及する。すると、歪みゲージ57b
によって圧力変動が電気信号に変換されるとともに、そ
の電気信号がボンディングワイヤ60、中継タブ61及
びリード線群62を介して外部に出力される。その結
果、カテーテルチューブ52の進行方向前方における障
害物等の有無が検知されるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術の場合、センサチップ57と中継タブ61との間をボ
ンディングワイヤ60で接続し、さらに中継タブ61と
リード線群62との間をはんだ付けで接続する必要があ
る。そのため、接続箇所が多くなり、信頼性に欠けると
いう問題があった。
【0007】また、この種のカテーテル51では接続箇
所が非常に小さいため、はんだ付け作業を効率よく行う
ことができず、製造が面倒になるという問題があった。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その
目的は、比較的簡単にかつ効率よく製造でき、信頼性に
も優れたセンサ機構付きカテーテルを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、カテーテルチューブ
先端側の圧力変動を半導体式感圧センサチップにより電
気信号に変換し、それをリード線群を介して出力するよ
うにしたセンサ機構付きカテーテルにおいて、前記セン
サチップに形成された複数のパッドと、前記リード線群
を構成する各リード線の先端部に形成された導体露出部
とを単一の接続部材を介して直接接続したことを特徴と
するセンサ機構付きカテーテルをその要旨とする。
【0009】請求項2の発明に記載の発明は、請求項1
において、前記単一の接続部材はバンプであることとし
た。請求項3に記載の発明は、請求項1において、前記
単一の接続部材はワイヤであることを要旨とするもので
ある。
【0010】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至
請求項3のうちいずれかにおいて、前記パッド及び前記
導体露出部はともに等ピッチにかつ千鳥状に配置されて
いることを要旨とするものである。
【0011】請求項5に記載の発明では、請求項1乃至
請求項4のうちいずれかにおいて、前記センサチップと
前記リード線群との界面は絶縁性接着剤で封止されてい
ることを要旨とするものである。
【0012】請求項6に記載の発明では、請求項1乃至
請求項5のうちいずれかにおいて、前記導体露出部は前
記リード線群を構成する各リード線の先端部をその長手
方向に沿って切り欠くことによって平坦状に形成された
ものであることを要旨とするものである。
【0013】請求項7に記載の発明では、請求項1乃至
請求項6のいずれかにおいて、前記導体露出部はレーザ
ー光照射により前記リード線群を構成する各リード線の
絶縁被覆を部分的に消失させることによって形成された
ものであることを要旨とするものである。
【0014】請求項8に記載の発明では、請求項1、請
求項2、請求項4乃至請求項7のうちいずれかにおい
て、前記バンプはワイヤボンダを利用して形成された金
バンプまたははんだバンプであることを要旨とするもの
である。
【0015】以下、本発明の「作用」を説明する。請求
項1〜8に記載の発明によると、パッドと導体露出部と
を単一の接続部材を介して直接接続したことにより中継
タブが不要になる。よって、従来に比べて接続箇所が少
なくなり、その分だけ接続信頼性が向上する。また、小
さな箇所に対してはんだ付けを行う必要がないことか
ら、接続作業の生産性も向上する。よって、比較的簡単
にかつ効率よく製造することができるカテーテルとな
る。
【0016】請求項2に記載の発明によると、単一の接
続部材をバンプとすることにより、請求項1に記載の作
用を実現する。請求項3に記載の発明によると、単一の
接続部材をワイヤとすることにより、請求項1に記載の
作用を実現する。
【0017】請求項4に記載の発明によると、パッド及
び導体露出部をともに等ピッチにかつ千鳥状に配置した
ことにより、隣接するもの同士の間でのショートを回避
しつつ狭ピッチ化することができる。従って、より小径
のカテーテルを実現するうえで好適な構造となる。
【0018】請求項5に記載の発明によると、界面を絶
縁性接着剤で封止することにより、接続部分の強度が高
くなる。このため、パッドと導体露出部との間にオープ
ン不良が生じにくくなり、よりいっそう信頼性が向上す
る。
【0019】請求項6に記載の発明によると、リード線
の先端部に対して比較的大きな導体露出部が形成され
る。請求項7に記載の発明によると、細いリード線を用
いた場合であっても、その先端部の所定箇所に対して正
確に導体露出部が形成される。
【0020】請求項8に記載の発明によると、ワイヤボ
ンダという既存の設備を利用しているため高コスト化を
回避することができ、しかもバンプを正確に形成するこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]以下、本発明を障害物検知用のセン
サ機構付きカテーテルに具体化した実施形態1を図1〜
図3に基づき詳細に説明する。
【0022】このカテーテル1は、血管に挿入されるカ
テーテルチューブ(本実施形態ではポリ塩化ビニル製,
直径1.6mm)2や、それを体外において操作するた
めにチューブ2の基端部に設けられる操作手段などを備
えている。操作手段は、例えばチューブ2内に挿入され
た複数本のワイヤと、それらを操作するワイヤ操作部と
によって構成される。チューブ2の基端部には、チュー
ブ2の先端側に薬液や造影剤等の液体を圧送するための
注射器が接続されるとともに、障害物の有無に関する情
報を可視化するディスプレイ装置が接続されている。
【0023】図2(a)に示されるように、本実施形態
のカテーテル1では、カテーテルチューブ2と別体に形
成されたセンサアセンブリ3がチューブ2の先端側に取
り付けられている。
【0024】センサアセンブリ3は、アウターチューブ
4、インナーチューブ5、ピストン6、封止材7、台座
8、半導体式圧力センサチップ9、リード線群L1 、シ
リコーンゲル10、圧力隔壁11等からなる。
【0025】外側のチューブ部材であるアウターチュー
ブ4の先端側は、カテーテルチューブ2の外径とほぼ等
しい外径の大径部4aとなっている。一方、アウターチ
ューブ4の基端側は、大径部4aよりも外径の小さい小
径部4bとなっている。この小径部4bは、カテーテル
チューブ2の先端開口に対して嵌着される部位である。
小径部4bの外周面には、抜け止めを図るために凹凸構
造が形成されていてもよい。アウターチューブ4の先端
側開口には、受圧体としてのピストン6がチューブ2の
長手方向に沿って移動可能に嵌着されている。また、ピ
ストン6とアウターチューブ4との接合部位は、シリコ
ーンゴム等のような封止材7によって封止されている。
センサアセンブリ3を構成する各部品のうち外部に露出
しているものは、生体適合性材料によって形成されてい
ることが望ましい。本実施形態ではアウターチューブ4
をSUS304製にし、ピストン6をPTFE(ポリテ
トラフロロエチレン)製にし、さらに封止材7をシリコ
ーン樹脂製にしている。
【0026】内側のチューブ部材であるインナーチュー
ブ5は、アウターチューブ4よりも外径が小さくて長さ
の短い筒状部材である。前記インナーチューブ5は、ア
ウターチューブ4内に摺動不能に嵌入されている。大径
部4aの内部に突出するインナーチューブ5の一方側の
端部には、切り欠き部12が形成されている。この切り
欠き部12の内壁面には、台座8が接着剤A1 により接
合されている。台座8は縦長の矩形状をしたシリコン製
部材であって、その上面側中央部にチップ搭載凹部8a
を備えている。そのチップ搭載凹部8aの部分には、感
圧手段としての半導体式圧力センサチップ9が載置され
ている。前記接着剤A1 は、a)絶縁材料からなるこ
と、b)硬質であること、c)生体適合性材料であるこ
と、という3つの要件を満たすものであることが望まし
い。本実施形態では、上記条件を満たす接着剤A1 とし
てエポキシ樹脂等のような熱硬化性樹脂を選択してい
る。
【0027】図2(a)に示されるように、前記接着剤
A1 は、台座8の下面及び側面とインナーチューブ5の
切り欠き部12の内壁面との隙間を封止している。その
結果、台座8がインナーチューブ5に固定されている。
これに加えて、台座8及びセンサチップ9の基端部寄り
領域において前記接着剤A1 は上方にも回り込み、イン
ナーチューブ5の貫通孔を非貫通状態に封止している。
従って、インナーチューブ5の内部において切り欠き部
12よりもやや基端寄りの位置には、圧力障壁11が形
成されている。そして、この圧力障壁11によりアウタ
ーチューブ4内に媒体収容空間13が区画されている。
媒体収容空間13の中には、圧力伝達媒体としてのシリ
コーンゲル10が充填されている。なお、圧力障壁11
はシリコーンゲル10のチューブ2の基端側への流動を
阻止する役割を果たしている。
【0028】図1(a)には、本実施形態において使用
される半導体式圧力センサチップ9が示されている。こ
のセンサチップ9は、台座8と同様に縦長の矩形状を呈
している。同センサチップ9の基体であるシリコン基板
には、肉薄部分であるダイヤフラム部17がエッチング
によって形成されている。シリコン基板の表面(即ちエ
ッチされていない面)側において前記ダイヤフラム部1
7には、拡散歪みゲージ18が4つ形成されている。短
辺がある側をシリコン基板の端部であると定義すると、
端部のうちの一方には複数(本実施形態では5つ)のパ
ッド19が形成されている。前記パッド19は矩形状で
あって、例えばアルミニウム等の金属材料をスパッタす
ること等により形成されている。各パッド19と拡散歪
みゲージ18とは、図示しない配線パターンを介して接
続されている。なお、前記パッド19は等ピッチにかつ
千鳥状に配置されている。
【0029】図2,図3に示されるように、パッド19
上には接続部材としてのバンプ20が各々形成されてい
る。この実施形態のバンプ20は、ワイヤボンダを利用
して形成された金バンプ20である。その形成手順を簡
単に説明する。まず、ワイヤボンダを構成するキャピラ
リの先端から突出している金線の先端を溶融手段により
溶融してボール状にする(ボール形成工程)。次いで、
形成されたボールをバンプ形成位置であるパッド19上
に圧着するとともに、そのボールをネイルヘッド状に成
形する(ボール圧着工程)。そして、金線を所定の長さ
で引きちぎる(線材切断工程)。勿論、前記金バンプ2
0は必ずしもワイヤボンダを利用して形成されたもので
なくてもよい。
【0030】シリコン基板及び台座8の短辺の大きさは
インナーチューブ5の内径よりも小さく、長辺の大きさ
はインナーチューブ5の内径よりも少なくとも大きくな
っている。従って、シリコン基板を搭載した状態の台座
8は、細長いインナーチューブ5内に挿入可能となって
いる。その際、シリコン基板においてパッド19が形成
されている側の端部はチューブ2の基端側に配置され、
そうでない側の端部はチューブ2の先端側に配置され
る。つまり、センサチップ9の長手方向とチューブ軸線
方向とは並行な関係になる。よって、センサチップ9の
表面はチューブ軸線方向と直交する方向、即ちチューブ
外周方向を向く。
【0031】図1(b),図1(c)に示されるよう
に、本実施形態のリード線群L1 は5本のリード線21
によって構成されている。各リード線21の絶縁被覆Z
1 は部分的につながっていて、リード線群L1 全体とし
てはフラットケーブル状になっている。銅線等のような
導電金属製線材からなる導体D1 は、絶縁被覆Z1 によ
ってほぼ全体的に覆われることで保護されている。そし
て、各リード線21の先端部外周面には、それぞれ導体
露出部22が形成されている。
【0032】このような導体露出部22は、例えばレー
ザー光照射により各リード線21の絶縁被覆Z1 を部分
的に消失させることによって形成することが可能であ
る。導体露出部22は図1(b)のような略円形状であ
ってもよいほか、略矩形状等であっても勿論よい。パッ
ド19の場合と同様に、導体露出部22も等ピッチにか
つ千鳥状に配置されている。そのような導体露出部22
には金バンプ20が形成されている。そして、対応する
位置関係にあるパッド19と導体露出部22とは、図3
等に示されるように金バンプ20を介していわば直接的
に接続されている。パッド19と導体露出部22とを接
続する方法としては、例えば熱圧着を用いる方法や超音
波を用いる方法等がある。
【0033】センサチップ9とリード線群L1 との界面
は、パッド19と導体露出部22との接続後に絶縁性接
着剤23で隙間なく封止されている。本実施形態では絶
縁性接着剤23としてエポキシ樹脂を使用している。
【0034】次に、このカテーテル1によるセンシング
について説明する。カテーテルチューブ2の先端の進行
方向前方の状況が変わった場合、チューブ2の挿入抵抗
が変化し、それに伴ってピストン6に作用する圧力も変
化する。例えば、チューブ2が挿入されている血管の内
部に障害物(血栓や腫瘍など)や狭窄部位がある場合に
は、センサアセンブリ3の頭部が同部位に押し付けられ
ることにより、挿入抵抗が増加する。従って、ピストン
6に作用する圧力も、それに伴って増加する。このよう
な変化が起きた場合、媒体収容空間13内に充填されて
いるシリコーンゲル10の圧力が増加し、その結果とし
てセンサチップ9のダイアフラム部17に加わる圧力も
増加する。つまり、センサアセンブリ3の外部で起こっ
た圧力変動は、シリコーンゲル10を介してセンサチッ
プ9に間接的に伝達される。すると、センサチップ9の
ダイアフラム部17の歪みが大きくなり、その上にある
歪みゲージ18の抵抗値が変化する。即ち、歪みゲージ
18によって圧力変動が電気信号に変換される。このよ
うな電気信号は、配線パターン、パッド19、金バンプ
20及びリード線群L1 の導体D1 を経て外部に出力さ
れる。リード線群L1 はチューブ2の基端部にあるディ
スプレイ装置に接続されていて、前記電気信号はそこで
処理されかつ可視化される。よって、オペレータは、そ
の可視化されたデータを判断材料として、進行方向前方
の状況、即ち障害物や狭窄の有無等を確実に検知するこ
とができる。つまり、オペレータは、上記の場合にワイ
ヤを操作することによって、圧力が減少するような方向
にセンサアセンブリ3の頭部を向ければよいことにな
る。
【0035】さて、以下に本実施形態において特徴的な
作用効果を列挙する。 (イ)本実施形態では、センサチップ9に形成された複
数のパッド19と各リード線21の先端部に形成された
導体露出部22とを金バンプ20を介して直接接続して
いる。従って、センサチップ9とリード線群L1 との間
に中継タブを設ける必要がない。よって、従来に比べて
接続箇所が少なくなり、その分だけ接続信頼性を向上さ
せることができる。また、この構成であると小さな箇所
に対してはんだ付けを行う必要がないことから、接続作
業の生産性も向上する。よって、比較的簡単にかつ効率
よく製造することができるカテーテル1となる。さら
に、中継タブの省略によって、センサアセンブリ3を従
来よりも短く形成することができる。ゆえに、小型化に
適した構造となる。
【0036】(ロ)本実施形態では、パッド19及び導
体露出部22はともに等ピッチにかつ千鳥状に配置され
ている。ゆえに、パッド19及び導体露出部22をチュ
ーブ2の短手方向に沿って一直線上に配置した場合とは
異なり、隣接するもの同士の間でのショートを回避しつ
つ狭ピッチ化することができる。従って、より小径のカ
テーテル1を実現することができる。
【0037】(ハ)本実施形態では、センサチップ9と
リード線群L1 との界面が絶縁性接着剤23で封止され
ているので、パッド19及び導体露出部22の接続部分
の強度が高くなっている。このため、パッド19と導体
露出部22との間にオープン不良が生じにくい。そし
て、このことは接続信頼性をよりいっそう向上させるの
に貢献している。
【0038】(ニ)本実施形態では、ワイヤボンダとい
う既存の設備を利用して金バンプ20を形成しているこ
とから、設備投資による高コスト化を回避することがで
きる。また、ワイヤボンダであれば金バンプ20を所望
の位置に正確に形成することができる。さらに、金バン
プ20であると接続部分の低抵抗化を図ることができる
という利点がある。
【0039】(ホ)レーザー光照射により導体露出部2
2を形成する本実施形態によれば、細いリード線21を
用いた場合であっても、その先端部の所定箇所に対して
正確に導体露出部22を形成することができる。従っ
て、センサアセンブリ3を小型化する際でも生産性の低
下を伴わないという利点がある。また、レーザ光照射に
よれば導体D1 の部分を傷付けることなく絶縁被覆Z1
の部分のみを選択的に除去することができるという利点
がある。 [第2の実施形態]次に、実施形態2を図4に基づいて
説明する。ここでは主に実施形態1と相違する構成につ
いて言及する。
【0040】図4に示されるように、本実施形態のリー
ド線群L2 は、5本のリード線31によって構成されて
いる点で実施形態1の場合と共通している。ただし、絶
縁被覆Z1 は分離していて、各リード線31は互いに独
立している。各々のリード線31はその先端部に略矩形
状の導体露出部32を備えている。図4(a)に示され
るように、この実施形態の導体露出部32は、リード線
31の先端部外周面をその長手方向に沿って約半分ほど
切り欠くことによって平坦状に形成されている。従っ
て、導体露出部32の幅は、導体D1 の径にほぼ等しい
ものとなる。そして、このような導体露出部32は、パ
ッド19と同様に等ピッチにかつ千鳥状に配置されてい
る。
【0041】図4(b)には、上述の導体露出部32に
対してさらに金バンプ33を形成した状態が示されてい
る。金バンプ33の形成手順については実施形態1にて
述べた通りである。図4(c)には、上述の導体露出部
32に対してさらにめっき処理を施すことにより、めっ
き層34を形成した状態が示されている。このようなめ
っき層34としては、ニッケルを下地とした金めっき層
が好適である。
【0042】さて、以下に本実施形態において特徴的な
作用効果を列挙する。 (イ)本実施形態も実施形態1において述べた作用効果
(イ,ロ,ハ,ニ)を奏することはいうまでもない。
【0043】(ロ)本実施形態のような導体露出部32
は、リード線31の先端部に対して比較的大きく形成さ
れることができる。このことは接続信頼性の向上にもつ
ながる。また、導体露出部32の形成に際してレーザ光
照射装置を必要としないため、簡単に形成することがで
きかつ低コスト化にも向いている。 [第3の実施形態]次に、実施形態3を図5に基づいて
説明する。ここでは主に実施形態1と相違する構成につ
いて言及する。
【0044】本実施形態のリード線群L3 は、5本のリ
ード線41によって構成されている点で実施形態1の場
合と共通している。ただし、絶縁被覆Z1 は分離してい
て、各リード線41は互いに独立している。各々のリー
ド線41の先端部は、横一列に整列された状態でモール
ド樹脂42によりモールドされている。そして、各リー
ド線41はその先端部に略円形状の導体露出部44を備
えている。このような導体露出部44には、それぞれ金
バンプ43が形成されている。金バンプ43の形成手順
については実施形態1にて述べた通りである。
【0045】このようなリード線群L3 は以下のような
手順で形成されることができる。まず、5本のリード線
41を準備し、それらを横一列に整列させた状態にする
(図5(a) 参照)。このとき、各リード線41の先端部
端面の位置も揃えておくことが望ましい。次いで、これ
らのリード線41の先端部を成形型内にセットした後、
その成形型内に溶融したモールド樹脂42を供給しかつ
硬化させる。モールド樹脂42としては例えばエポキシ
樹脂等が使用される。次いで、硬化したモールド樹脂4
2の所定箇所に対してレーザ光照射を行い、モールド樹
脂42及びリード線41の絶縁被覆Z1 を部分的に消失
させる(図5(b) 参照)。その結果、略円形状の導体露
出部44を等ピッチにかつ千鳥状に形成する。なお、導
体露出部44は各々のリード線41に1つ存在する。導
体露出部44は図5(b)のような略円形状であっても
よいほか、略矩形状等であっても勿論よい。次に、各導
体露出部44に対しワイヤボンダを利用して金バンプ4
3を形成する(図5(c) 参照)。前記金バンプ43はモ
ールド樹脂42の外表面から少なくとも突出しているこ
とがよい。以上のようにしてリード線群L3 を形成した
後、対応する位置関係にあるパッド19と導体露出部4
4とは、金バンプ43を介していわば直接的に接続され
る。
【0046】さて、以下に本実施形態において特徴的な
作用効果を列挙する。 (イ)本実施形態も実施形態1において述べた作用効果
(イ,ロ,ハ,ニ,ホ)を奏することはいうまでもな
い。
【0047】(ロ)各リード線41の先端部をモールド
樹脂42によりモールドする本実施形態によると、互い
に独立したリード線41を使用した場合でもリード線4
1にばらつきが生じない。従って、リード線群L3 を容
易に製造することができるという利点がある。 [第4の実施形態]次に、実施形態4を図6に基づいて
説明する。ここでは主に実施形態1と相違する構成につ
いて説明し、実施形態1と同一構成については同一符号
を付して説明を省略する。
【0048】この実施形態では、実施形態1で説明した
図1(b)に示すフラットケーブル状のリード線群L1
が使用されており、同リード線群L1の接続端は台座8
の基端上面に対して接着剤にて接着固定されている。な
お、前記接着剤は、a)絶縁材料からなること、b)硬
質であること、c)生体適合性材料であること、という
3つの要件を満たすものであることが望ましい。本実施
形態では、上記条件を満たす接着剤としてエポキシ樹脂
等のような熱硬化性樹脂を選択している。
【0049】リード線群L1 の導体露出部22は、実施
形態1で説明したように、例えばレーザー光照射により
各リード線21の絶縁被覆Z1 を部分的に消失させるこ
とによって形成することが可能である。導体露出部22
は図1(b)のような略円形状であってもよいほか、略
矩形状等であっても勿論よい。パッド19の場合と同様
に、導体露出部22も等ピッチにかつ千鳥状に配置され
ている。
【0050】本実施形態においても、各リード線21は
銅線等のような導電金属製線材からなる導体D1 を備え
ており、導体露出部22には、ニッケルメッキが施され
ている。
【0051】又、センサチップ9の各パッド19と同各
パッド19に対応した前記リード線21の導体露出部2
2とは、ワイヤボンディングによって設けられたワイヤ
30にて電気的に接続されている。この実施形態でのワ
イヤ30は金ワイヤである 前記各ワイヤボンディングされた接続箇所は、チップコ
ート剤31にて覆われている。なお、チップコート剤の
代わりにエポキシ樹脂等からなる接着剤であってもよ
い。前記ワイヤ30は、本発明の接続部材を構成する。
【0052】さて、以下に本実施形態において特徴的な
作用効果を列挙する。 (イ)本実施形態では、センサチップ9に形成された複
数のパッド19と各リード線21の先端部に形成された
導体露出部22とをワイヤ30を介して直接接続してい
る。従って、センサチップ9とリード線群L1 との間に
中継タブを設ける必要がない。よって、従来に比べて接
続箇所が少なくなり、その分だけ接続信頼性を向上させ
ることができる。また、この構成であると小さな箇所に
対してはんだ付けを行う必要がないことから、接続作業
の生産性も向上する。よって、比較的簡単にかつ効率よ
く製造することができるカテーテル1となる。さらに、
中継タブの省略によって、センサアセンブリ3を従来よ
りも短く形成することができる。ゆえに、小型化に適し
た構造となる。
【0053】(ロ)本実施形態では、実施形態において
のべた作用効果(ロ)及び(ホ)のを奏する。 (ハ)本実施形態では、センサチップ9、及びリード線
群L1 の導体露出部22とのワイヤ30との接続箇所を
チップコート剤にて覆うようにした。このため、接続箇
所に湿気等が侵入することがな接続信頼性をよりいっそ
う向上させるのに貢献している。
【0054】(ニ)本実施形態では、ワイヤボンディン
グを行なうため、既存の設備を利用してワイヤ30を形
成していることから、設備投資による高コスト化を回避
することができる。また、ワイヤボンダであればワイヤ
30を所望の位置に正確に形成することができる。さら
に、ワイヤ30が金であると接続部分の低抵抗化を図る
ことができるという利点がある。
【0055】なお、本発明は上記の実施形態のみに限定
されることはなく、例えば次のように変更することが可
能である。 ◎ 実施形態1〜3において使用した金バンプ20,3
3,43に代えて、例えばはんだバンプ等を形成しても
よい。また、実施形態2において使用したニッケルを下
地とする金めっき層34に代えて、例えばはんだめっき
層を形成してもよい。
【0056】◎ 実施形態1〜3では、バンプ20,3
3,43をリード線21,31,41側及びパッド19
側の両方に形成する構成を採っていた。これに代えて、
バンプ20,33,43をリード線21,31,41側
またはパッド19側のいずれか一方のみに形成する構成
を採ってもよい。
【0057】◎ 実施形態2では、めっき層34をリー
ド線31側のみに形成する構成を採っていた。これに代
えて、めっき層34をパッド19側のみに形成する構成
や、めっき層34をパッド19側及びリード線31側の
両方に形成する構成を採ってもよい。
【0058】◎ 台座8の上面とセンサチップ9の下面
との間に背圧室を形成してもよい。また、かかる背圧室
は、台座8に形成される背圧孔を介して相対圧領域に連
通されていてもよい。
【0059】◎ 圧力伝達媒体としてのシリコーンゲル
10に代えて、シリコーン以外のゲル状物質を選択して
もよく、さらにはシリコーンオイル等のような流動性の
ある物質を使用してもよい。なお、いわゆる媒体に「お
どり」現象が起こりにくいということを鑑みると、シリ
コーンゲル10のようなゲル状物質を選択することがよ
り好ましい。
【0060】◎ パッド19及び導体露出部22,3
2,44は必ずしも千鳥状に配置されていなくてもよ
く、チューブ短手方向に沿って一直線上に配置されてい
なければ足りる。ただし、隣接するもの同士の間でショ
ートが起こらない程度の離間距離が確保されていること
が望ましい。また、パッド19及び導体露出部22,3
2,44は必ずしも等ピッチに配置されていなくてもよ
い。
【0061】◎ 絶縁性接着剤23は、センサチップ9
とリード線群L1 〜L3 との界面を封止するばかりでな
く、圧力障壁11としての機能を兼ねるものであっても
よい。このような構成であると、工数を減らすことがで
きる。
【0062】◎ 実施形態4では、図1(b)のリード
線群L1 の代わりに、図5(b)に示すように、リード
線群L3 は分離していて、各リード線41は互いに独立
し、各々のリード線41の先端部を、横一列に整列され
た状態でモールド樹脂42によりモールドされたものに
具体化してもよい。
【0063】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される
技術的思想をその効果とともに以下に列挙する。 (1) カテーテルチューブ先端側の圧力変動を半導体
式感圧センサチップにより電気信号に変換し、それをリ
ード線群を介して出力するようにしたセンサ機構付きカ
テーテルにおいて、前記センサチップに形成された複数
のパッドと、前記リード線群を構成する各リード線の先
端部に形成された導体露出部とをめっき層を介して直接
接続したことを特徴とするセンサ機構付きカテーテル。
この構成であると、比較的簡単にかつ効率よく製造で
き、信頼性にも優れたセンサ機構付きカテーテルを提供
することができる。
【0064】(2) 技術的思想1において、前記めっ
き層はニッケルを下地とする金めっき層であることを特
徴とするセンサ機構付きカテーテル。この構成である
と、めっき層が剥離しにくくなり、接続信頼性の向上を
図ることができる。
【0065】(3) 請求項3乃至6のいずれか1項に
おいて、前記絶縁性接着剤はエポキシ樹脂であることを
特徴とするセンサ機構付きカテーテル。 (4) 請求項3乃至6のいずれか1項において、前記
絶縁性接着剤は前記圧力伝達媒体のチューブ基端側への
流動を阻止する圧力障壁を兼ねることを特徴とするセン
サ機構付きカテーテル。このような構成であると、工数
を減らすことができる。
【0066】(5) 請求項1乃至6のいずれか1項に
おいて、前記バンプは前記パッド側及び前記導体露出部
の両方に形成されることを特徴とするセンサ機構付きカ
テーテル。この構成であると、さらなる接続信頼性の向
上を図ることができる。
【0067】なお、本明細書中において使用した技術用
語を次のように定義する。「生体適合性材料:血液、体
液、リンパ液、その他の生体内物質との反応性が低い材
料をいい、例えばシリコーン樹脂、エポキシ樹脂、ポリ
塩化ビニル等の樹脂、ステンレスや金等の金属、アルミ
ナやジルコニア等のセラミックスなどがある。」
【0068】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜8に記
載の発明によれば、比較的簡単にかつ効率よく製造で
き、信頼性にも優れたセンサ機構付きカテーテルを提供
することができる。
【0069】請求項2に記載の発明によれば、単一の接
続部材をバンプとすることにより、上記の請求項1の効
果を奏する。請求項3に記載の発明によれば、単一の接
続部材をワイヤとすることにより、請求項1の効果を奏
する。
【0070】請求項4に記載の発明によれば、カテーテ
ルの小径化を実現することができる。請求項5に記載の
発明によれば、よりいっそう信頼性を向上させることが
できる。
【0071】請求項6に記載の発明によれば、リード線
の先端部に対して比較的大きな導体露出部を形成するこ
とができるため、さらなる信頼性の向上を図ることがで
きる。
【0072】請求項7に記載の発明によれば、生産性の
低下を伴うことなく小型化を達成することができる。請
求項8に記載の発明によれば、高コスト化を回避するこ
とができるとともにバンプを正確に形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明を具体化した実施形態1の半導
体式圧力センサチップを示す概略斜視図、(b),
(c)はそのリード線群の先端部を示す部分斜視図。
【図2】(a)は実施形態1のカテーテルを示す部分概
略断面図、(b)は接続後におけるセンサチップ及びリ
ード線群を示す概略平面図。
【図3】センサチップ及びリード線群の界面の様子を示
す拡大断面図。
【図4】(a)は実施形態2のリード線群の先端部を示
す部分斜視図、(b)は導体露出部にバンプを形成した
状態を示す部分拡大断面図、(c)は導体露出部にめっ
きを施した状態を示す部分拡大断面図。
【図5】(a)〜(c)は実施形態3においてリード線
群の先端部に導体露出部を形成する手順を説明するため
の部分概略斜視図。
【図6】実施形態4におけるカテーテルを示す部分概略
断面図。
【図7】従来のカテーテルを示す部分概略断面図。
【符号の説明】
1…センサ機構付きカテーテル、2…カテーテルチュー
ブ、9…半導体式感圧センサチップ、19…パッド、2
0,33,43…バンプ(接続部材を構成する。)、2
1…リード線、22,32,44…導体露出部、23…
絶縁性接着剤、30…ワイヤ(接続部材を構成す
る。)、L1 ,L2 ,L3 …リード線群、Z1 …絶縁被
覆。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カテーテルチューブ先端側の圧力変動を
    半導体式感圧センサチップにより電気信号に変換し、そ
    れをリード線群を介して出力するようにしたセンサ機構
    付きカテーテルにおいて、 前記センサチップに形成された複数のパッドと、前記リ
    ード線群を構成する各リード線の先端部に形成された導
    体露出部とを単一の接続部材を介して直接接続したこと
    を特徴とするセンサ機構付きカテーテル。
  2. 【請求項2】 前記単一の接続部材はバンプである請求
    項1に記載のセンサ機構付きカテーテル。
  3. 【請求項3】 前記単一の接続部材はワイヤである請求
    項1に記載のセンサ機構付きカテーテル。
  4. 【請求項4】 前記パッド及び前記導体露出部はともに
    等ピッチにかつ千鳥状に配置されていることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項3のうちいずれかに記載のセンサ
    機構付きカテーテル。
  5. 【請求項5】 前記センサチップと前記リード線群との
    界面は絶縁性接着剤で封止されていることを特徴とする
    請求項1乃至請求項4のうちいずれかに記載のセンサ機
    構付きカテーテル。
  6. 【請求項6】 前記導体露出部は前記リード線群を構成
    する各リード線の先端部をその長手方向に沿って切り欠
    くことによって平坦状に形成されたものであることを特
    徴とする請求項1乃至請求項5のうちいずれかに記載の
    センサ機構付きカテーテル。
  7. 【請求項7】 前記導体露出部はレーザー光照射により
    前記リード線群を構成する各リード線の絶縁被覆を部分
    的に消失させることによって形成されたものであること
    を特徴とする請求項1乃至請求項6のうちいずれかに記
    載のセンサ機構付きカテーテル。
  8. 【請求項8】 前記バンプはワイヤボンダを利用して形
    成された金バンプまたははんだバンプであることを特徴
    とする請求項1、請求項2、請求項4乃至請求項7のう
    ちいずれかに記載のセンサ機構付きカテーテル。
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