JPH11127919A - バンド - Google Patents

バンド

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JPH11127919A
JPH11127919A JP10151944A JP15194498A JPH11127919A JP H11127919 A JPH11127919 A JP H11127919A JP 10151944 A JP10151944 A JP 10151944A JP 15194498 A JP15194498 A JP 15194498A JP H11127919 A JPH11127919 A JP H11127919A
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正彦 飯吉
Hiroki Nishiyama
弘樹 西山
Masaaki Kitahara
政昭 北原
Osami Yamazaki
修身 山崎
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ速やかにバンド交換ができるように
する。 【解決手段】 腕時計ケース4が挿脱可能に取り付けら
れる第1バンド10と、この第1バンド10に重なって
取り付けられる第2バンド11と、この第2バンド11
と第1バンド10の右端部10aとが重なって挿入し、
これにより第1バンド10の右端部10aを第2バンド
11に着脱可能に取り付ける遊環12とを備えた。従っ
て、遊環12に挿入された第1バンド10の右端部10
aを遊環12から引き出せば、第1バンド10の右端部
10aを第2バンド11から取り外すことができるの
で、第1バンドから腕時計ケース4を簡単に取り外すこ
とができ、また第1バンド10の右端部10aを遊環1
2に第2バンド11と重ねて挿入することにより、第1
バンド10の右端部10aを第2バンド11に取り付け
ることができ、このため簡単かつ速やかに時計バンドの
交換ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は時計バンドなどに
適用して有用なバンドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、腕時計ケースに取り付けられる時
計バンドには、図24に示すような構造のものがある。
すなわち、この時計バンドTは、伸縮自在なゴム製のバ
ンド本体1を有し、このバンド本体1の一端部に雌バッ
クル2が取り付けられ、他端部に雄バックル3が取外し
可能に取り付けられ、この雄バックル3をバンド本体1
から取り外した状態で、腕時計ケース4に取り付けられ
た2つのバンド取付部5の各挿通孔6にバンド本体1を
挿通させることにより、バンド本体1に腕時計ケース4
を取り付け、この後、バンド本体1の他端部に雄バック
ル3を取り付けるように構成されている。
【0003】この場合、雌バックル2は、バンド本体1
の一端部が挿入する取付孔2aを有し、この取付孔2a
にバンド本体1の一端部が挿入して折り返され、この折
り返されて重なり合う部分同士が固定されることによ
り、バンド本体1の一端部に取り付けられている。ま
た、雄バックル3は、バンド本体1の他端部が挿入する
2つの取付孔3a、3bを有し、バンド本体1の他端部
を一方の取付孔3aに挿入した上、更にその先端部を他
方の取付孔3bに挿入して折り返すことにより、バンド
本体1の他端部に着脱可能に取り付けられている。な
お、腕時計ケース4は、その上面に時計ガラス7が装着
され、下面に裏蓋8が取り付けられ、内部に時計モジュ
ール9が収納された構成になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな時計バンドTでは、バンド本体1の他端部から雄バ
ックル3を取り外さなければ、腕時計ケース4をバンド
本体1から取り外すことができず、しかも別のバンド本
体1に腕時計ケース4を取り付けた後に、バンド本体1
の端部に雄バックル3を取り付けなければならないた
め、バンド本体1の交換が面倒で、手間がかかり、簡単
かつ速やかにバンド本体1を交換することができないと
いう不都合がある。
【0005】この発明の課題は、簡単かつ速やかに、バ
ンドの交換できるようにすることである。また、この発
明の課題は、二つのバンドのうちの一方が伸縮性部材で
形成され、他方のバンドが非伸縮性部材で形成されてい
ても、これら二つのバンドの伸縮状態を、確実に調整す
ることができるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、このような
課題を解決するために、次のような構成を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明
される各要素に付されている図面の参照番号等を括弧と
ともに付する。すなわち、この発明は、図1〜図23に
示すように、第1バンド(第1バンド10)と、この第
1バンドに重なり合って配置された第2バンド(第2バ
ンド11)と、この第2バンドと前記第1バンドとを互
いに連結するために、当該第1および第2の各バンドの
うちの少なくとも一方に取り付けられた連結部材(遊環
12;第1係止部材13;袋状部材27)とを備えたこ
とを特徴とする。この発明によれば、第1バンドと第2
バンドとの取り付けを連結部材にて解除し、これによ
り、重なり合った第1バンドと第2バンドとを開放する
と、例えば第1バンドに取り付けられた腕時計などのリ
スト部品を容易に取り外したり、また第1バンドに腕時
計などのリスト部品を容易に取り付けたりすことが可能
になり、このため簡単かつ速やかにバンドの交換ができ
る。
【0007】ここで、前記連結部材は、種々の形態が可
能であり、例えば、図1〜図6、図8〜図9、図13に
示すように、前記第2バンド側にその長手方向に移動可
能に取り付けられた遊環(12)であり、または、前記
連結部材は、図9〜図12に示すように、前記第2バン
ド側に設けられた袋状部材(27)である。または、前
記連結部材は、図1〜図6、図8〜図9、図13に示す
ように、前記第1バンドと前記第2バンドとを互いに係
脱可能に係合するために、前記第1バンドと前記第2バ
ンドとの対向面にそれぞれ設けられた係止部材(13)
である。一方、前記第1バンドは、例えば、図1〜図
6、図8〜図9、図13に示すように、伸縮性部材から
なり、前記第2バンドは、非伸縮性部材からなる。前記
第1バンドには、例えば、図1〜図6、図8〜図9、図
13、図、15、図16、図20、図22に示すよう
に、リスト部品(4)が着脱可能に取り付けられる。こ
のリスト部品は、例えば、腕時計(4)であり、この腕
時計に設けられたバンド取付部(5、5)を介して、前
記腕時計が前記第1バンドに着脱可能に取り付けられて
いる。
【0008】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]以下、図1を参照して、この発明を時
計バンドに適用した第1実施形態について説明する。な
お、図24に示された従来例と同一部分には同一符号を
付し、その説明は省略する。図1に示された時計バンド
Tは、腕時計ケース4が取り付けられる第1バンド10
と、この第1バンド10が重ね合わされて取り付けられ
る第2バンド11と、第1バンド10の一端部(同図で
は右端部10a)を第2バンド11に着脱可能に取り付
けられる連結部材である遊環12とを備えている。
【0009】第1バンド10は、伸縮しにくい布製のバ
ンドであり、腕時計ケース4に取り付けられた2つのバ
ンド取付部5の各挿通孔6に挿通することにより、腕時
計ケース4が取り付けられた構成になっている。この場
合、第1バンド10はその長さが第2バンド11の長さ
よりも短く形成されており、その一端部(図1では右端
部10a)は第2バンド11と共に遊環12に重なり合
って挿入し、他端部(同図では左端部10b)は第2バ
ンド11上に縫合などにより固定されている。第2バン
ド11は、従来例と同様、伸縮性のあるゴム製のバンド
であり、その一端部(同図では右端部11a)に雄バッ
クル3が着脱可能に取り付けられ、他端部(同図では左
端部11b)に雌バックル2が取り付けられた構成にな
っている。遊環12は、長円形状のリングであり、第1
バンド10の右端部10aと、雄バックル3が着脱可能
に取り付けられる第2バンド11の右側とが重なり合っ
て挿入することにより、第1バンド10の右端部10a
を第2バンド11に着脱可能に取り付けるように構成さ
れている。
【0010】そして、腕時計ケース4に対応する個所に
おける第1バンド10と第2バンド11との対向面に
は、互いに係脱可能に係合して第1バンド10と第2バ
ンド11とを互いに連結して固定するための連結部材で
ある第1係止部材13が設けられている。この第1係止
部材13は、対向面が互いに係脱可能に平面的に密着し
て係合する一対の面状ファスナ(商標:マジックテー
プ)で構成されている。また、第1バンド10のうち、
遊環12内に挿入される右端部10aは、この遊環12
を包んで内側に折り返され、この折り返された右端部1
0aが第1バンド10と第2バンド11との間に重なり
合って配置されるようになっている。この第1バンド1
0の折り返されて重なり合う部分の対向面には、互いに
係脱可能に係合して第1バンド10の重なり合う部分同
士を固定するための補助係止部材である第2係止部材1
4が設けられている。この第2係止部材14も、第1係
止部材13と同様、対向面が互いに係脱可能に平面的に
密着して係合する一対の面状ファスナで構成されてい
る。
【0011】次に、このような時計バンドTを交換する
場合について説明する。まず、時計バンドTを腕時計ケ
ース4から取り外す場合には、第1バンド10の右端部
10aにおける互いに重なり合う部分を引き離して、第
2係止部材14による係合を解除する。そして、係合が
解除された第1バンド10の重なり合う部分のうち、遊
環12を包んで遊環12に挿入された部分を遊環12か
ら引き出する。これにより、第1バンド10の右端部1
0aが第2バンド11から取り外されて自由状態とな
る。この後、腕時計ケース4に対応する個所の第1バン
ド10と第2バンド11との間の第1係止部材13によ
る係合状態を解除すると、第1バンド10と第2バンド
11とが引き離されることとなるので、各バンド10、
11に対する腕時計ケース4の固定が解除される。この
状態で、第1バンド10の右端部10aを腕時計ケース
4の2つのバンド取付部5の各挿通孔6から引き出す。
これにより、腕時計ケース4を第1バンド10から簡単
に取り外すことができる。
【0012】また、逆に、このような時計バンドTに腕
時計ケース4を取り付ける場合には、第1バンド10の
右端部10aを腕時計ケース4の2つのバンド取付部5
の各挿通孔6に順次挿入し、この挿入した第1バンド1
0の右端部10aを遊環12で折り返して遊環12を包
むように遊環12に挿入し、この折り返された部分を第
1バンド10と第2バンド11との間に重ね合わせ、こ
の状態で重ね合わされた部分を第2係止部材14によっ
て固定するとともに、腕時計ケース4に対応する個所の
第1バンド10と第2バンド11とを第1係止部材13
によって固定する。これにより、腕時計ケース4が時計
バンドTに簡単に取り付けられる。
【0013】このように、この時計バンドTによれば、
遊環12に遊挿された第1バンド10の右端部10aを
遊環12から引き出すことにより、第1バンド10の右
端部10aを第2バンド11から取り外すことができる
ので、従来のように雄バックル3を取り外さなくても、
腕時計ケース4を第1バンド10から簡単に取り外すこ
とができる。一方、第1バンド10の右端部10aを遊
環12で折り返して遊環12を包むように遊環12に挿
入することにより、第1バンド10の右端部10aを第
2バンド11に簡単に取り付けることができる。このた
め、簡単かつ速やかに、時計バンドTを時計ケース4に
対し交換可能とすることができる。
【0014】この場合、腕時計ケース4に対応する個所
の第1バンド10と第2バンド11との対向面を第1係
止部材13によって相互に固定することができるので、
腕時計ケース4がずれないように腕時計ケース4を第1
バンド10に固定することができる。また、遊環12に
挿入する第1バンド10の右端部10aが遊環12を包
んで第1バンド10と第2バンド11との間に折り返さ
れ、この折り返されて重なり合う部分の対向面を第2係
止部材14によって相互に固定することができるので、
この第2係止部材14によって第1バンド10の右端部
10aを第2バンド11に確実かつ強固に取り付けるこ
とができ、これにより腕時計ケース4を第1バンド10
に確実に取り付けることができる。さらに、第2バンド
11は、ゴムが織り込まれていて伸縮性をもつものであ
り、かつ、この第2バンド11が第1バンド10の右端
部10aと重なって遊環12に挿入されているので、第
1バンド10が伸縮しにくい布製であっても、この第2
バンド11が遊環12を通して自由に伸縮させることが
でき、このために、時計バンドT全体を、腕などに良好
に装着することができる。
【0015】[第2実施形態]次に、図2を参照して、
この発明を時計バンドに適用した第2実施形態について
説明する。この場合には、図1に示された第1実施形態
と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
この時計バンドTは、第1バンド10の両端部10a、
10bをそれぞれ遊環12によって第2バンド11に取
り付けた構造になっている。すなわち、第2バンド11
の一端部側(図2では右端部11a側)と他端部側(同
図では左端部11b側)には、それぞれ遊環12が挿入
して配置されている。そして、腕時計ケース4が取り付
けられた第1バンド10の一端部(同図では右端部10
a)は、第1実施形態と同様、右側の遊環12を包んで
折り返されて、第1バンド10と第2バンド11との間
に重なり合って配置される。また、第1バンド10の他
端部(同図では左端部10b)は、左側の遊環12を包
んで折り返されて、第1バンド10と第2バンド11と
の間に重なり合って配置される。
【0016】この場合、第1バンド10の両側における
折り返されて重なり合う部分の対向面には、互いに係脱
可能に係合して第1バンド10の重なり合う部分同士を
固定する第2係止部材14がそれぞれ設けられている。
また、腕時計ケース4に対応する個所における第1バン
ド10と第2バンド11との対向面には、互いに係脱可
能に係合して第1バンド10と第2バンドとを固定する
第1係止部材15が設けられている。この第1係止部材
15は、腕時計ケース4に対応する個所の第1バンド1
0と第2バンド11との対向面のうち、第1バンド10
の対向面に雄型の面状ファスナ15aが設けられ、これ
に対向する第2バンド11の対向面側のほぼ全域がパイ
ル地15bに形成され、この第2バンド11のパイル地
15bに第1バンド10の雄型の面状ファスナ15aが
係脱可能に係合して、第1バンド10と第2バンドとを
固定する構造になっている。
【0017】このような時計バンドTでは、第1バンド
10の左右の両端部10a、10bのうち、何れか一方
の端部、例えば右端部10aを遊環12から引き出せ
ば、第1実施形態と同様、第1バンド10の右端部10
aを第2バンド11から取り外すことができ、これによ
り腕時計ケース4を第1バンド10から簡単に取り外す
ことができる。また、腕時計ケース4を時計バンドTに
取り付ける際には、第2バンド11から取り外された第
1バンド10の一方の端部、例えば右端部10aを遊環
12で折り返して遊環12に挿入することにより、第1
バンド10の右端部10aを第2バンド11に簡単に取
り付けることができ、これにより簡単かつ速やかに時計
バンドTを交換することができる。
【0018】この場合にも、第1バンド10の左右の両
端部10a、10bがそれぞれ遊環12を包んで折り返
され、この折り返されて重なり合う部分をそれぞれ第2
係止部材14によって固定するので、各第2係止部材1
4によって第1バンド10の両端部10a、10bを第
2バンド11に確実かつ強固に取り付けることができ、
これにより腕時計ケース4を第1バンド10に確実に取
り付けることができる。また、第1バンド10の左右の
両端部10a、10bがそれぞれ第2バンド11と重な
り合って遊環12に挿入されて第2バンド11に取り付
けられているので、第1実施形態のものよりも第2バン
ド11が更に自由に伸縮でき、より一層良好に時計バン
ドTを腕に装着することができる。
【0019】また、この時計バンドTでは、第1バンド
10の左右の両端部10a、10bがそれぞれ遊環12
によって第2バンド11に着脱可能に取り付けられるの
で、第1バンド10の両端部10a、10bをそれぞれ
遊環12から引き出せば、第1バンド10を第2バンド
11から完全に取り外すことができるので、第1バンド
10と第2バンド11とを交換することができ、時計バ
ンドTとしての組み合わせが豊富になる。さらに、この
時計バンドTでは、腕時計ケース4に対応する個所の第
1バンド10と第2バンド11とを固定する第1係止部
材15が、第1バンド10の対向面に設けられた雄型の
面状ファスナ15aと、これに対向する第2バンド11
の対向面側のほぼ全域がパイル地15bに形成されてい
るので、第2バンド11のパイル地15bに対する第1
バンド10の面状ファスナ15aの係合位置を調節する
ことができ、これにより第1バンド10における腕時計
ケース4の取付位置を調節でき、最も適した位置に腕時
計ケース4を取り付けることができる。
【0020】[第3実施形態]次に、図3を参照して、
この発明を時計バンドに適用した第3実施形態について
説明する。この場合にも、図1に示された第1実施形態
と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
この時計バンドTは、第1バンド10の一端部、例えば
右端部10aの折り返し方向が異なる以外は、第1実施
形態と同じ構造になっている。すなわち、第1バンド1
0の右端部10aは、第2バンド11の右端部11a側
に遊挿された遊環12に重なり合って挿入された上、こ
の遊環12を包むように上側に折り返されて、第1バン
ド10上に重なって配置されている。この場合、第1バ
ンド10の折り返されて重なり合う部分の対向面には、
互いに係脱可能に係合して第1バンド10の重なり合う
部分同士を固定する第2係止部材16がそれぞれ設けら
れている。この第2係止部材16も、第1実施形態と同
様、対向面が互いに係脱可能に平面的に密着して係合す
る一対の面状ファスナで構成されている。
【0021】このような時計バンドTでは、第1実施形
態と同様の作用効果があるほか、特に第1バンド10の
右端部10aを遊環12に挿入してから折り返すので、
第1バンド10の右端部10aの取付が第1実施形態の
ものよりも簡単にでき、しかも折り返されて重なり合っ
た部分同士を引き離して第2係止部材16による係合を
解除する際、重なり合った部分のうち、上側の部分を引
き上げれば良いので、第1実施形態のものよりも、容易
に引き離すことができるとともに、第2バンド11から
簡単に取り外すことができる。
【0022】[第4実施形態]次に、図4を参照して、
この発明を時計バンドに適用した第4実施形態について
説明する。この場合には、図3に示された第3実施形態
と同一部分に同一符号を付し、その説明は省略する。こ
の時計バンドTは、遊環17の形状が異なる以外は第3
実施形態と同じ構造になっている。すなわち、この時計
バンドTの遊環17は、その内部に、第1バンド10と
第2バンド11とが重なり合って挿入されるとともに、
雄バックル3が取り付けられる第2バンド11の一端部
(図4では右端部)11aの折り返された先端部11c
が更に重なり合って挿入される構造になっている。
【0023】このような時計バンドTでは、第3実施形
態と同様の作用効果があるほか、特に第1バンド10と
第2バンド11とが重なって挿入した遊環17に、第2
バンド11の右端部11aの折り返された先端部11c
が更に重なり合って挿入されるので、第2バンド11の
右端部11aの折り返された先端部11cがぶら下がっ
て遊ばないように固定することができ、使い勝手の良い
ものを得ることができる。
【0024】[第5実施形態]次に、図5を参照して、
この発明を時計バンドに適用した第5実施形態について
説明する。この場合にも、図3に示された第3実施形態
と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
この時計バンドTは、第2バンド11に、遊環12とは
別の遊環18を挿入させた以外は、第3実施形態と同じ
構造になっている。すなわち、この時計バンドTは、第
2バンド11の一端部側(図5では右端部11a側)に
遊環12を挿入するとともに、この遊環12の更に右側
に別の遊環18を挿入し、遊環12で第1バンド10の
右端部10aを第2バンド11に取り付け、その右側の
別の遊環18に、雄バックル3が取り付けられる第2バ
ンド11の右端部11aの折り返された先端部11cを
挿入させることにより、この別の遊環18で第2バンド
11の先端部11cを固定するように構成されている。
【0025】このような時計バンドTでも、第3実施形
態と同様の作用効果があるほか、特に別の遊環18によ
って第2バンド11の右端部11aの折り返された先端
部11cを固定することができるので、第4実施形態と
同様、第2バンド11の右端部11aの折り返された先
端部11cがぶら下がって遊ばないように固定すること
ができ、使い勝手の良いものを得ることができる。
【0026】なお、上記第4および第5実施形態では、
第1バンド10の右端部10aを遊環17、12に挿入
させてから折り返すようにしたが、これに限らず、例え
ば第1実施形態のように、第1バンド10の右端部10
aを遊環17、12の上方で折り返してから遊環17、
12に挿入するようにしても良い。この場合にも、折り
返されて重なり合う部分の対向面には、第1実施形態と
同様、第2係止部材14を設けておくことが望ましい。
【0027】[第6実施形態]次に、図6および図7を
参照して、この発明を時計バンドに適用した第6実施形
態について説明する。この場合には、図1に示された第
1実施形態と同一部分に同一符号を付し、その説明は省
略する。この時計バンドTは、遊環20の形状が異なる
以外は第1実施形態と同じ構造になっている。すなわ
ち、この時計バンドTの遊環20は、図6に示すよう
に、第1バンド10の右端部10aを第2バンド11の
右側に着脱可能に取り付けるためのものであり、図7に
示すように、第1挿入孔21および第2挿入孔22を有
するほぼ「日」の字状に形成されている。この場合、第
1挿入孔21は、第1バンド10と第2バンド11とが
重なり合って挿入する大きさに形成されている。また、
第2挿入孔22は、第1挿入孔21を遊挿した第1バン
ド10の右端部10aが更に挿入するものであり、第1
挿入孔21よりも小さく形成されている。
【0028】このような時計バンドTでは、第2バンド
11が挿入した遊環20の第1挿入孔21に第1バンド
10の右端部10aを折り返して第2バンド11と重ね
て挿入し、この挿入した右端部10aを更に折り返して
第2挿入孔22に挿入させ、この挿入した右端部10a
を更に折り返して遊環20の上部側と第1バンド10と
の間に配置することにより、第1バンド10の右端部1
0aを第2バンド11に取り付けることができる。この
ため、第1実施形態のような第2係止部材14を用いな
くても、第1バンド10の右端部10aを第2バンド1
1に取り付けることができるので、部品点数を削減する
ことができる。
【0029】なお、上記第3〜第6実施形態では、すべ
て第1バンド10の他端部(図3〜図6では各左端部)
10bを第2バンド11に固定した場合について述べた
が、これに限らず、例えば第2バンド11の左側にも、
各実施形態に応じた遊環12、20を設けて第1バンド
10の左端部10bを第2バンド11に着脱可能に取り
付けるようにしても良い。このようにすれば、第2実施
形態と同様、第1バンド10の両端部10a、10bを
それぞれ各遊環12、20から引き出せば、第1バンド
10を第2バンド11から完全に取り外すことができ、
第1バンド10と第2バンド11とを交換することがで
きるので、時計バンドTとしての組み合わせが豊富にな
る。
【0030】また、上記第3〜第6実施形態では、すべ
て腕時計ケース4に対応する個所の第1バンド10と第
2バンド11との対向面にその両者を互いに係脱可能に
固定する第1係止部材14を設けたが、これに限らず、
第2実施形態と同様、第1バンド10の対向面に雄型の
面状ファスナ15aを設け、これに対向する第2バンド
11の対向面側のほぼ全域をパイル地15bに形成して
なる第1係止部材15を用いても良い。この場合は、第
2実施形態と同様、第2バンド11のパイル地15bに
対する第1バンド10の面状ファスナ15aの係合位置
を調節することができるので、第1バンド10における
腕時計ケース4の取付位置を調節でき、最も適した位置
に腕時計ケース4を取り付けることができる。
【0031】[第7実施形態]次に、図8を参照して、
この発明を時計バンドに適用した第7実施形態について
説明する。この場合にも、図1に示された第1実施形態
と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
この時計バンドTは、第1バンド10と第2バンド11
とを互いに係脱可能に係止する連結部材である第1係止
部材25と、第2バンド11の右端部10aが折り返さ
れて重なり合う部分の対向面を互いに係脱可能に係止す
る補助係止部材である第2係止部材26とが異なる以外
は第1実施形態と同じ構造になっている。すなわち、こ
の時計バンドTの第1係止部材25は、第1実施形態と
同様、一対の面状ファスナ25a、25bからなり、第
1バンド10と第2バンド11との対向面に、腕時計ケ
ース4と対応する個所からその左側に位置する遊環12
付近に亘って設けられている。
【0032】この場合、第1バンド10の面状ファスナ
25aは、腕時計ケース4と対応する個所からその左側
に位置する遊環12の近傍に亘って連続して設けられて
おり、第2バンド11の面状ファスナ25bは、腕時計
ケース4と対応する個所から遊環12で折り返された第
1バンド10の右端部10aの先端と対応する個所に亘
って連続して設けられている。また、第2係止部材26
は、第1バンド10が遊環12で折り返されて重なり合
う部分の対向面に設けられている。この第2係止部材2
6は、遊環12で折り返された第1バンド10の対向面
に設けられた一方の面状ファスナ26aと、この面状フ
ァスナ26aに対向して設けられた他方の面状ファスナ
とからなっており、この他方の面状ファスナは、腕時計
ケース4と対応する個所から遊環12の近傍に亘って設
けられた第1係止部材25の面状ファスナ25aの左端
部側で兼用した構成になっている。
【0033】このような時計バンドTによれば、第1実
施形態と同様の作用効果があるほか、特に第1係止部材
25が腕時計ケース4と対応する個所からその左側に位
置する遊環12付近に亘って設けられているので、第1
実施形態のものよりも、第1係止部材25の係合し合う
面を広くすることができ、このため第1バンド10と第
2バンド11とをより一層確実に取り付けることができ
るとともに、腕時計ケース4の一方のバンド取付部5を
第1係止部材25で挾み付けるので、腕時計ケース4を
第1バンド10の所定位置に固定することができ、また
第1係止部材25の第1バンド10側の面状ファスナ2
5aが遊環12の近傍まで延びているので、第2係止部
材26の他方の面状ファスナとして兼用することがで
き、第2係止部材26を一方の面状ファスナ26aのみ
で構成することができる。
【0034】[第8実施形態]次に、図9〜図11を参
照して、この発明を時計バンドに適用した第8実施形態
について説明する。この場合にも、図1に示された第1
実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省
略する。この時計バンドTは、第1バンド10と第2バ
ンド11とを取り付ける連結部材として、遊環12以外
に袋状部材27を第1係止部材13に代えて備えた構成
になっており、これ以外は第1実施形態と同じ構成にな
っている。この袋状部材27は、図9に示すように、腕
時計ケース4に対応する個所における第1バンド10と
対向する第2バンド11の対向面に設けられている。こ
の袋状部材27は、図10に示すように、第2バンド1
1の対向面(同図では上面)に縫合などにより取り付け
られた敷材27aと、この敷材27a上に取り付けられ
た袋材27bとからなっている。
【0035】この場合、袋材27bは、第2バンド11
の長手方向に沿う両側辺が縫合などにより取り付けら
れ、その長手方向の両端が開放され、その内部を図11
に示すように第1バンド10が挿通するように構成され
ている。また、この袋材27bは、第2バンド11の長
手方向の長さが敷材27aよりも短く形成され、これに
より敷材27aの両端部が袋材27bの両端よりも長く
突出するように構成されている。なお、敷材27aおよ
び袋材27bは、滑らかな布材などで構成されている。
【0036】このような時計バンドTでは、腕時計ケー
ス4から取り外す場合、まず、第1実施形態と同様、第
1バンド10の右端部10aにおける互いに重なり合う
部分を引き離して、第2係止部材14による係合を解除
し、この係合が解除された第1バンド10の右端部10
aを遊環12から引き出すことにより、第1バンド10
の右端部10aを第2バンド11から取り外して自由状
態にする。この後、自由状態の第1バンド10の右端部
10aを腕時計ケース4の右側のバンド取付部5の挿通
孔6から袋状部材27内を挿通させた上、更に腕時計ケ
ース4の左側のバンド取付部5の挿通孔6から連続的に
引き出すことにより、袋状部材27による第1バンド1
0の取り付けを簡単に解除でき、第1バンド10から腕
時計ケース4を簡単に取り外すことができる。
【0037】また、この時計バンドTでは、腕時計ケー
ス4を取り付ける場合、第1バンド10の右端部10a
を腕時計ケース4の左側のバンド取付部5の挿通孔6に
挿入し、この第1バンド10の右端部10aを第2バン
ド11に設けられた袋状部材27内に挿通させた上、更
に第1バンド10の右端部10aを腕時計ケース4の右
側のバンド取付部5の各挿通孔6に挿入することによ
り、第1バンド10を袋状部材27により第2バンド1
1に取り付けることができるとともに、腕時計ケースを
第1バンド10に取り付けることができる。この後、第
1実施形態と同様、第1バンド10の右端部10aを遊
環12で折り返して遊環12を包むように遊環12に挿
入し、この折り返された部分を第1バンド10と第2バ
ンド11との間に重ね合わせ、この状態で重ね合わされ
た部分を第2係止部材14によって固定することによ
り、腕時計ケース4を時計バンドTに簡単に取り付ける
ことができる。
【0038】このように、この時計バンドTによれば、
遊環12に遊挿された第1バンド10の右端部10aを
遊環12から引き出すことにより、第1バンド10の右
端部10aを第2バンド11から取り外すことができる
とともに、遊環12から取り外された第1バンド10の
右端部10aを腕時計ケース4の各バンド取付部5の挿
通孔6および袋状部材27から引き出すことにより、腕
時計ケース4を第1バンド10から簡単に取り外すこと
ができ、また第1バンド10の右端部10aを腕時計ケ
ース4の各バンド取付部5の挿通孔6および袋状部材2
7内を挿通させた上、その第1バンド10の右端部10
aを遊環12で折り返して遊環12を包むように遊環1
2に挿入することにより、第1バンド10の右端部10
aを第2バンド11に簡単に取り付けることができ、こ
のため簡単かつ速やかに時計バンドTを交換することが
できる。
【0039】この場合、袋状部材27は、敷材27aと
袋材27bとが滑らかな布材で構成されているので、第
1バンド10の右端部10aに一対の面状ファスナから
なる第2係止部材14が設けられていても、敷材27a
と袋材27bとの間を滑らかに挿通させることができる
とともに、敷材27aの両端が袋材27bの両端よりも
長き突出しているので、この敷材27aの突出した部分
で第1バンド10の右端部10aの先端をガイドして敷
材27aと袋材27bとの間に円滑に挿入させることが
できる。
【0040】なお、上記第8実施形態では、袋状部材2
7の敷材27aの両端部を袋材27bの両端部よりも突
出させたが、これに限らず、例えば図12に示すよう
に、敷材27aの両端部を袋材27bの両端部よりも突
出させず、同じ位置に形成しても良く、また必ずしも敷
材27aを設ける必要はなく、袋材27bのみを直接第
2バンド11に取り付けた構成でも良い。また、上記第
8実施形態では、袋状部材27を第2バンド11に設け
たが、これに限らず、例えば袋状部材27を第1バンド
10の対向面に設けて、この袋状部材27内に第2バン
ド11が挿通するように構成しても良い。さらに、上記
第7および第8実施形態では、第1バンド10の左端部
10bを第2バンド11に縫合などにより固定したが、
これに限らず、例えば図2に示す第2実施形態のよう
に、第1バンド10の両端部10a、10bを遊環12
によってそれぞれ第2バンド11に取り付けるように構
成しても良い。このようにすれば、第1バンド10と第
2バンド11とを完全に取り外すことができるので、第
1バンド10と第2バンド11との交換ができ、時計バ
ンドTとしての組み合わせが豊富になる。
【0041】[第9実施形態]次に、図13および図1
4を参照して、この発明を時計バンドに適用した第9実
施形態について説明する。この場合には、図2に示され
た第2実施形態と同一部分に同一符号を付し、その説明
は省略する。この時計バンドTは、第1バンド10と第
2バンド11とを取り付ける連結部材として、左右2つ
の遊環12以外に袋状部材30を第1係止部材15に代
えて備えた構成になっており、これ以外は第2実施形態
と同じ構成になっている。この袋状部材30は、図13
に示すように、腕時計ケース4に対応する個所における
第1バンド10と対向する第2バンド11の対向面に設
けられている。この袋状部材30は、図14(a)に示
すように、第2バンド11の幅よりも長い帯材31を第
2バンド11の長手方向に対し直交する方向に配置し、
この帯材31の中間部分を第2バンド11の対向面(同
図では上面)に縫合などにより取り付け、図14(b)
に示すように、帯材31を環状に湾曲させた状態で、帯
材31の両端部が重なり合って対向する部分の対向面に
互いに係脱可能に係止する一対の面状ファスナ32a、
32bからなる係止部32を設けた構成になっている。
【0042】このような時計バンドTでは、第2実施形
態と同様、第1バンド10の左右の両端部10a、10
bのうち、何れか一方の端部、例えば右端部10aを遊
環12から引き出せば、第1バンド10の右端部10a
を第2バンド11から取り外すことができ、この状態で
腕時計ケース4と対応する個所の第1バンド10をたる
ませた上、袋状部材30の係止部32を引き離して帯材
31の重なり合った両端部の係止を解除すれば、袋状部
材30による第1バンド10の取り付けが解除されるの
で、腕時計ケース4を第1バンド10から簡単に取り外
すことができる。
【0043】また、この時計バンドTでは、腕時計ケー
ス4を取り付ける際、第2バンド11から取り外された
第1バンド10の一方の端部、例えば右端部10aを腕
時計ケース4の左側のバンド取付部5の挿通孔6に挿入
させた後、袋状部材30の帯材31上に重ね、この状態
で帯材31を環状に湾曲させて第1バンド10の右端部
10a側を包み込んで、帯材31の重なり合った両端部
を係止部32で係止し、この後、第1バンド10の右端
部10aを腕時計ケース4の右側のバンド取付部5の各
挿通孔6に挿入することにより、第1バンド10を袋状
部材30により第2バンド11に取り付けることができ
るとともに、腕時計ケースを第1バンド10に取り付け
ることができる。この後、第2実施形態と同様、第1バ
ンド10の右端部10aを遊環12で折り返して遊環1
2に挿入することにより、第1バンド10の右端部10
aを第2バンド11に簡単に取り付けることができ、こ
れにより簡単かつ速やかに時計バンドTを交換すること
ができる。
【0044】なお、上記第9実施形態では、袋状部材3
0の帯材31を第2バンド11に縫合などにより取り付
けたが、これに限らず、例えば帯材31の中間部分に伸
縮可能な布材を縫合などにより取り付け、この布材と帯
材31との間に第2バンド11を挿通させるように構成
しても良い。
【0045】[第10実施形態]次に、図15を参照し
て、この発明を時計バンドに適用した第10実施形態に
ついて説明する。この場合にも、図1に示された第1実
施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略
する。この時計バンドTは、第1バンド10の一端部
(図15では右端部10a)に尾錠35が取り付けら
れ、他端部側(同図では左端部10b側)に尾錠35の
係止孔36が長手方向に沿って等間隔で複数個設けら
れ、かつ第1バンド10と第2バンド11とを互いに係
脱可能に係止する連結部材である第1係止部材37と、
第2バンド11の両端部11a、11bを互いに係脱可
能に係止する補助係止部材である第2係止部材38とを
備えた構成になっており、これら以外は第1実施形態と
ほぼ同じ構成になっている。
【0046】この場合、第1バンド10は、尾錠35が
取り付けられた右端部10aが第2バンド11に縫合な
どにより取り付けられ、係止孔36が設けられた左端部
10b側が腕時計ケース4の2つのバンド取付部5の各
挿通孔6を挿通するように構成されている。第1係止部
材37は、一対の面状ファスナ37a、37bからな
り、一方の面状ファスナ37aが第1バンド10に設け
られ、他方の面状ファスナ37bが第2バンド11に設
けられた構成になっている。この場合、第1バンド10
側の面状ファスナ37aは、腕時計ケース4と対応する
第1バンド10の個所に設けられ、第2バンド11側の
面状ファスナ37bは、腕時計ケース4と対応する個所
から第2バンド11の左端部11bに亘って長く設けら
れている。また、第2係止部材38は、第2バンド11
を腕に巻き付けるように湾曲させた際、その両端部11
a、11bの重なり合う部分の対向面を互いに係脱可能
に係止するものであり、第2バンド11の右端部11a
における下面に一方の面状ファスナ38aが設けられ、
第2バンド11の左端部11bにおける上面に設けられ
る他方の面状ファスナが第1係止部材37の面状ファス
ナ37bの左端部側で兼用された構成になっている。
【0047】このような時計バンドTでは、図15に示
すように、腕時計ケース4を取り付ける際、第1バンド
10の左端部10b側を腕時計ケース4の2つのバンド
取付部5の各挿通孔6にその右側から順次挿通させて、
腕時計ケース4を第1係止部材37の第1バンド10側
の面状ファスナ37aに対応させ、この状態で第1係止
部材37の一対の面状ファスナ37a、37bを互いに
係止させることにより、腕時計ケース4を第1バンド1
0に簡単に取り付けることができる。また、時計バンド
Tを交換する際には、第1係止部材37の一対の面状フ
ァスナ37a、37bを引き離した後、第1バンド10
の左端部11b側を腕時計ケース4の2つのバンド取付
部5の各挿通孔6を通して引き出すことにより、腕時計
ケース4を第1バンド10から取り外すことができる。
このため、簡単かつ速やかに時計バンドTを交換するこ
とができる。
【0048】また、この時計バンドTでは、腕に取り付
ける場合、まず、第2バンド11を腕に巻き付け、第1
係止部材37の面状ファスナ37bの左端部の上に第2
係止部材38の一方の面状ファスナ38aを重ねて合わ
せて係止させることにより、第2バンド11を腕に取り
付け、この状態で第1バンド10を第2バンド11に沿
って巻き付け、この第1バンド10の右端部10aの尾
錠35で左端部10b側の係止孔36に係止させること
により、時計バンドTを腕に取り付けることができる。
この場合、第2係止部材38の他方の面状ファスナとし
て、第1係止部材37の面状ファスナ37bを兼用し、
この面状ファスナ37bが腕時計ケース4と対応する個
所から第2バンド11の左端部11bに亘って長く設け
られているので、腕の太さに応じて各面状ファスナ38
a、37bの係合位置を調節でき、このため第2バンド
11を腕に良好に密接させることができる。なお、この
時計バンドTを腕から取り外す場合には、尾錠35によ
る係止孔36の係止を解除してから、第2係止部材38
を引き離すことにより、第1、第2バンド10、11を
腕から取り外することができる。
【0049】[第11実施形態]次に、図16〜図19
を参照して、この発明を時計バンドに適用した第11実
施形態について説明する。この場合には、図15に示さ
れた第10実施形態と同一部分に同一符号を付し、その
説明は省略する。この時計バンドTは、第1バンド10
と第2バンド11とを取り付ける連結部材として、袋状
部材40を備え、第2バンド11に第2係止部材41を
設けた構成になっており、これら以外は第10実施形態
とほぼ同じ構成になっている。袋状部材40は、腕時計
ケース4に対応する個所における第1バンド10と対向
する第2バンド11の対向面に設けられている。この袋
状部材40は、図19に示すように、第2バンド11の
対向面(同図では上面)に縫合などにより取り付けられ
た敷材40aと、この敷材40a上に取り付けられた袋
材40bとからなっている。この袋材40bは、第2バ
ンド11の長手方向に沿う両側辺が縫合などにより取り
付けられ、その長手方向の両端が開放され、その内部を
図16に示すように第1バンド10が挿通するように構
成されている。なお、敷材40aおよび袋材40bは、
滑らかな布材などで構成されている。
【0050】また、第2係止部材41は、第2バンド1
1を腕に巻き付けるように湾曲させた際、その両端部1
1a、11bの重なり合う部分の対向面を互いに係脱可
能に係止するものであり、図16に示すように、第2バ
ンド11の右端部11aにおける下面に一方の面状ファ
スナ41aが設けられ、第2バンド11の左端部11b
における上面に他方の面状ファスナ41bが設けられて
いる。この場合、他方の面状ファスナ41bは、腕の太
さに応じて巻き付け長さを調整するために、第2バンド
11の左端部11bから袋状部材40に向けて長く形成
されている。
【0051】なお、第1バンド10には、その左端部1
0bを係止するための遊環部材42が尾錠35の近傍に
移動可能に装着されている。この遊環部材42は、図1
4に示す第9実施形態の袋状部材30とほぼ同様、第1
バンド10の幅よりも長い帯材を第1バンド10の長手
方向に対し直交する方向に配置し、この帯材の中間部に
第1バンド10を挿通させるための布材を取り付け、こ
の帯材を環状に湾曲させた状態で帯材の両端部が重なり
合って対向する部分の対向面に互いに係脱可能に係止す
る一対の面状ファスナからなる係止部を設けた構成にな
っている。また、第1バンド10における袋状部材40
に挿着する個所付近には、複数のスリット孔43が設け
られている。
【0052】このような時計バンドTでは、図16に示
すように、腕時計ケース4を取り付ける際、第1バンド
10の左端部10b側を腕時計ケース4の右側のバンド
取付部5の挿通孔6から第2バンド11の袋状部材40
内に挿通させた上、腕時計ケース4の左側のバンド取付
部5の挿通孔6に連続的に挿入させることにより、第1
バンド10を第2バンド11に取り付けることができる
とともに、腕時計ケース4を第1バンド10に簡単に取
り付けることができる。また、時計バンドTを交換する
際には、第1バンド10の左端部10b側を腕時計ケー
ス4の左側のバンド取付部5の挿通孔6から袋状部材4
0内を挿通させた上、腕時計ケース4の右側のバンド取
付部5の挿通孔6から連続的に引き出すことにより、第
2バンド11から第1バンド10を取り外すことができ
るとともに、腕時計ケース4を第1バンド10から取り
外すことができる。このため、簡単かつ速やかに時計バ
ンドTを交換することができるとともに、第1バンド1
0と第2バンド11とを完全に取り外すことができるの
で、第1バンド10と第2バンド11との交換ができ、
時計バンドTとしての組み合わせが豊富になる。
【0053】また、この時計バンドTでは、腕に取り付
ける場合、まず、第2バンド11を腕に巻き付け、第2
係止部材41の他方の面状ファスナ41b上に一方の面
状ファスナ41aを重ねて合わせて係止させることによ
り、第2バンド11を腕に取り付け、この状態で第1バ
ンド10を第2バンド11に沿って巻き付け、第1バン
ド10の右端部10aの尾錠35で左端部10b側の係
止孔36に係止させることにより、時計バンドTを腕に
取り付けることができる。この場合、第2係止部材41
の他方の面状ファスナ41bが第2バンド11の左端部
11b側から袋状部材40に向けて長く形成されている
ので、腕の太さに応じて各面状ファスナ41a、41b
の係合位置を調節でき、このため第2バンド11を腕に
良好に密接させることができる。
【0054】さらに、この時計バンドTでは、尾錠35
で第1バンド10の係止孔36を係止させることにより
第1バンド10の両端部10a、10bを取り付けた
際、その第1バンド10の係止孔36側の左端部10b
を遊環部材42に差し込んで係止させることができる。
このとき、第1バンド10の左端部10bを遊環部材4
2に差し込みにくいときには、遊環部材42の係止部を
引き離して帯材を一旦広げ、この状態で第1バンド10
の左端部10bを帯材上に配置し、この帯材を環状に湾
曲させて第1バンド10の左端部10bを包み込んで係
止部で係止することにより、第1バンド10の左端部1
0bを確実に係止することができる。なお、この時計バ
ンドTを腕から取り外す場合には、尾錠35による係止
孔36の係止を解除してから、第2係止部材38を引き
離すことにより、第1、第2バンド10、11を腕から
取り外することができる。
【0055】なお、上記第11実施形態では、袋状部材
40を敷材40aと袋材40bとで構成したが、必ずし
も敷材40aを設ける必要はなく、袋材40bのみを直
接第2バンド11に取り付けるように構成しても良い。
【0056】[第12実施形態]次に、図20および図
21を参照して、この発明を時計バンドに適用した第1
2実施形態について説明する。この場合には、図16に
示された第11実施形態と同一部分に同一符号を付し、
その説明は省略する。この時計バンドTは、袋状部材4
5および第2係止部材46が異なる以外は第11実施形
態とほぼ同様に構成されている。この袋状部材45は、
図20および図21に示すように、第1バンド10と第
2バンド11とが互いに重なり合った状態で挿通する袋
状に形成されている。第2係止部材46は、第2バンド
11の右端部11a側における上面に一方の面状ファス
ナ46aが設けられ、第2バンド11の左端部11b側
おける下面に他方の面状ファスナ46bが設けられた構
成になっている。この場合、右側に位置する面状ファス
ナ46aが左側に位置する面状ファスナ46bよりも長
く形成されている。
【0057】このような時計バンドTでは、腕時計ケー
ス4を取り付ける際、まず、第2バンド11を袋状部材
45に挿通させて、第2バンド11のほぼ中間部分に袋
状部材45を配置し、この状態で第11実施形態と同
様、第1バンド10の左端部10b側を腕時計ケース4
の右側のバンド取付部5の挿通孔6から第2バンド11
の中間部分に配置された袋状部材45内に挿通させた
上、腕時計ケース4の左側のバンド取付部5の挿通孔6
に挿入させることにより、第1バンド10を第2バンド
11に取り付けることができるとともに、腕時計ケース
4を第1バンド10に簡単に取り付けることができる。
【0058】また、時計バンドTを交換する際には、第
1バンド10の左端部10b側を腕時計ケース4の左側
のバンド取付部5の挿通孔6から袋状部材45内を挿通
させた上、腕時計ケース4の右側のバンド取付部5の挿
通孔6から連続的に引き出すことにより、第2バンド1
1から第1バンド10を取り外すことができるととも
に、腕時計ケース4を第1バンド10から取り外すこと
ができる。このため、簡単かつ速やかに時計バンドTを
交換することができるほか、袋状部材45の構造が第1
1実施形態のものよりも簡単であるから、安価なものを
得ることができる。また、この時計バンドTでは、第2
バンド11の右側に位置する面状ファスナ46aがその
左側に位置する面状ファスナ46bよりも長く形成され
ているので、腕の太さに応じて各面状ファスナ46a、
46bの係止位置を調節でき、このため第2バンド11
を腕に良好に密接させることができる。
【0059】なお、上記第12実施形態では、第2バン
ド11を袋状部材45に挿通させてから、この袋状部材
45に第1バンド10を挿通させる場合について述べた
が、これに限らず、第1バンド10を腕時計ケースの2
つのバンド取付部5の各挿通孔6に挿通させるときに、
第1バンド10を袋状部材45に挿通させて、この袋状
部材45を第1バンド10に取り付け、この状態で第2
バンド11を袋状部材45に挿通させるようにしても良
い。
【0060】[第13実施形態]次に、図22および図
23を参照して、この発明を時計バンドに適用した第1
3実施形態について説明する。この場合には、図20に
示された第12実施形態と同一部分に同一符号を付し、
その説明は省略する。この時計バンドTは、袋状部材4
7が異なる以外は第12実施形態と同じ構成になってい
る。この袋状部材47は、腕時計ケース4の左右両側の
バンド取付部5をそれぞれ包み込むための一対の袋部4
7a、47bを第2バンド11に縫合などにより取り付
けられた構成になっている。すなわち、右側の袋部47
aは、図23(a)に示すように、腕時計ケース4の右
側のバンド取付部5にその下側から挿入してバンド取付
部5の挿通孔6が露出するように構成されており、また
左側の袋部47bは、腕時計ケース4の左側のバンド取
付部5にその下側から挿入してバンド取付部5の挿通孔
6が露出するように構成されている。
【0061】このような時計バンドTでは、図22に示
すように、腕時計ケース4を取り付ける際、第2バンド
11に設けられた袋状部材47の各袋部47a、47b
を腕時計ケース4の各バンド取付部5にそれぞれ装着さ
せることにより、第2バンド11に腕時計ケース4を取
り付けることができるとともに、図23(a)に示すよ
うにバンド取付部5の挿通孔6を露出させ、この状態で
第1バンド10の左端部10b側を腕時計ケース4の右
側のバンド取付部5の挿通孔6から腕時計ケース4と第
2バンド11との間を通して左側のバンド取付部5の挿
通孔6に挿通させることにより、第1バンド10を第2
バンド11に対して取り付けることができるとともに、
腕時計ケース4を第1、第2バンド10、11に対して
簡単に取り付けることができる。
【0062】また、時計バンドTを交換する際には、第
1バンド10の左端部10b側を腕時計ケース4の左側
のバンド取付部5の挿通孔6から腕時計ケース4と第2
バンド11との間を通して右側のバンド取付部5の挿通
孔6から連続的に引き出すことにより、第1バンド10
を取り外すことができ、この後、袋状部材47の各袋部
47a、47bを腕時計ケース4の各バンド取付部5か
ら取り外すことにより腕時計ケース4を取り外すことが
できる。このため、簡単かつ速やかに時計バンドTを交
換することができる。
【0063】なお、上記第1〜第13実施形態では、腕
時計の本体を構成している腕時計ケース4が取り付けら
れる時計バンドTについて述べたが、これに限られな
い。例えば、腕時計のほかに、リスト部品として、アク
セサリ、万歩計、方位計、水深計などの他のリスト部品
が取り付けられるバンドとしても広く適用することがで
きる。また、上記第1〜第13実施形態では、バンドの
各端部に尾錠を取り付けているが、これに限らず、連結
用のバックルなどで、バンド間を連結するようにしても
良い。このように、この実施形態のバンドは、図1〜図
23に示すように、第1バンド10と、この第1バンド
に重なり合って配置された第2バンド11と、この第2
バンドと前記第1バンドとを互いに連結するために、当
該第1および第2の各バンドのうちの少なくとも一方に
取り付けられた連結部材12;13;27と、を備えて
いる。ここで、前記連結部材は、図1〜図6、図8〜図
9、図13に示すように、前記第2バンド側にその長手
方向に移動可能に取り付けられた遊環12である。また
は、前記連結部材は、図9〜図12に示すように、前記
第2バンド側に設けられた袋状部材27である。なお、
図9〜図12に示すように、前記袋状部材27の内部
に、前記第1バンドおよび前記第2バンドのうちの少な
くとも一方が着脱可能に取り付けられる。または、前記
連結部材は、図1〜図6、図8〜図9、図13に示すよ
うに、前記第1バンドと前記第2バンドとを互いに係脱
可能に係合するために、前記第1バンドと前記第2バン
ドとの対向面にそれぞれ設けられた係止部材13であ
る。または、前記連結部材は、図9に示すように、二つ
の部材からなっており、この二つの部材のうちの一方の
部材は、前記遊環12であり、他方の部材は、前記袋状
部材27である。または、前記連結部材は、図13に示
すように、二つの部材からなっており、この二つの部材
のうちの一方の部材は、前記遊環12であり、他方の部
材は、前記係止部材13である。前記第1バンドの一端
部(10a)は、図1〜図6、図8〜図9に示すよう
に、前記連結部材を介して、前記第2バンドに着脱可能
に取り付けられており、前記第1バンドの他端部(10
b)は、前記第2バンドに固定されている。前記連結部
材は、図13に示すように、第1および第2の各連結部
材12、12からなり、前記第1バンドの両端部10
a、10bは、前記第1および第2の各連結部材を介し
て、前記第2バンドに着脱可能に取り付けられる。前記
第2バンドの端部10aは、図6に示すように、前記遊
環20内に挿入された後に折り返され、この折り返され
た端部が前記遊環に再度挿入されてこの遊環に仮固定さ
れる。前記遊環20は、図6に示すように、前記第1バ
ンド10と前記第2バンド11とが重なり合って挿入さ
れる第1挿入孔21と、この第1挿入孔に挿入された前
記第1バンドの端部が更に挿入される第2挿入孔22と
を備えている。前記第1バンドの端部(10a)には、
図1〜図6、図8〜図9、図13に示すように、前記連
結部材に対し係脱可能に係合される第1バンド用の補助
係止部材14を有する。図15、図16に示すように、
前記第2バンドが環状に湾曲された際に、その第2バン
ドの各端部11a、11bを互いに係脱可能に係合する
第2バンド用の補助係止部材38、41を有する。前記
係止部材は、図1〜図6、図8〜図9、図13、図15
に示すように、面状ファスナ13;15;25;37で
ある。図15に示すように、前記面状ファスナは、前記
第2バンドの中間部から、それの一端部に亘って設けら
れている。図1〜図6、図8〜図9、図13に示すよう
に、前記第1バンドは、伸縮性部材からなり、前記第2
バンドは、非伸縮性部材からなる。前記第1バンドに
は、図1〜図6、図8〜図9、図13、図15、図1
6、図20、図22に示すように、リスト部品(4)が
着脱可能に取り付けられる。図1〜図6、図8〜図9、
図13、図15、図16、図20、図22に示すよう
に、前記リスト部品は、腕時計4であり、この腕時計に
設けられたバンド取付部5、5を介して、前記腕時計が
前記第1バンドに着脱可能に取り付けられている。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、連結部材により互いに連結されている第1バンドと
第2バンドとの取り付けを解除すると、互いに重なり合
った状態の第1バンドと第2バンドとを切り離すことが
でき、これにより、例えば第1バンドに取り付けられた
腕時計などのリスト部品を、第1バンドまたは第2バン
ドから容易かつ迅速に取り外すことができ、また、逆
に、第1バンドまたは第2バンドに対し腕時計などのリ
スト部品を容易かつ迅速に取り付けることが可能にな
り、このため、簡単かつ速やかにバンドの交換を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の時計バンドの第1実施形態を示した
断面図。
【図2】この発明の時計バンドの第2実施形態を示した
断面図。
【図3】この発明の時計バンドの第3実施形態を示した
断面図。
【図4】この発明の時計バンドの第4実施形態を示した
断面図。
【図5】この発明の時計バンドの第5実施形態を示した
断面図。
【図6】この発明の時計バンドの第6実施形態を示した
断面図。
【図7】図6の遊環の拡大正面図。
【図8】この発明の時計バンドの第7実施形態を示した
断面図。
【図9】この発明の時計バンドの第8実施形態を示した
断面図。
【図10】図9の袋状部材の拡大斜視図。
【図11】図9のA−A拡大断面図。
【図12】第8実施形態の袋状部材の変形例を示した斜
視図。
【図13】この発明の時計バンドの第9実施形態を示し
た断面図。
【図14】図13の袋状部材を示し、(a)はその袋状
部材を展開した状態の斜視図、(b)は袋状部材を環状
に湾曲させた状態を示した斜視図。
【図15】この発明の時計バンドの第10実施形態を示
した側面図。
【図16】この発明の時計バンドの第11実施形態を示
した側面図。
【図17】図16の時計バンドの平面図。
【図18】図16の時計バンドの底面図。
【図19】図17のB−B拡大断面図。
【図20】この発明の時計バンドの第12実施形態を示
した側面図。
【図21】図20の袋状部材の拡大断面図。
【図22】この発明の時計バンドの第13実施形態を示
した側面図。
【図23】図22の要部の断面を示し、(a)は図22
における右側の袋部の拡大断面図、(b)は(a)のC
−C拡大断面図。
【図24】従来の時計バンドを示した断面図。
【符号の説明】
4 腕時計ケース 5 バンド取付部 10 第1バンド 10a 第1バンドの右端部 10b 第1バンドの左端部 11 第2バンド 11a 第2バンドの右端部 11b 第2バンドの左端部 12、17、20 遊環 13、15、25、37 第1係止部材 14、16、26、38、41、46 第2係止部材 15a 雄型の面状ファスナ 15b パイル地 21 第1挿入孔 22 第2挿入孔 25a、25b、26a、26b、37a、37b、38a、38b、41a、41b、46a、46b
面状ファスナ 27、30、40、45、47 袋状部材 31 帯材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 修身 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1バンドと、 この第1バンドに重なり合って配置された第2バンド
    と、 この第2バンドと前記第1バンドとを互いに連結するた
    めに、当該第1および第2の各バンドのうちの少なくと
    も一方に取り付けられた連結部材と、 を備えたことを特徴とするバンド。
  2. 【請求項2】前記連結部材は、前記第2バンド側にその
    長手方向に移動可能に取り付けられた遊環であることを
    特徴とする請求項1記載のバンド。
  3. 【請求項3】前記連結部材は、前記第2バンド側に設け
    られた袋状部材であることを特徴とする請求項1記載の
    バンド。
  4. 【請求項4】前記袋状部材の内部に、前記第1バンドお
    よび前記第2バンドのうちの少なくとも一方が着脱可能
    に取り付けられることを特徴とする請求項3記載のバン
    ド。
  5. 【請求項5】前記連結部材は、前記第1バンドと前記第
    2バンドとを互いに係脱可能に係合するために、前記第
    1バンドと前記第2バンドとの対向面にそれぞれ設けら
    れた係止部材であることを特徴とする請求項1記載のバ
    ンド。
  6. 【請求項6】前記連結部材は、二つの部材からなってお
    り、この二つの部材のうちの一方の部材は、前記袋状部
    材であることを特徴とする請求項3記載のバンド。
  7. 【請求項7】前記連結部材は、二つの部材からなってお
    り、この二つの部材のうちの一方の部材は、前記係止部
    材であることを特徴とする請求項5記載のバンド。
  8. 【請求項8】前記第1バンドの一端部は、前記連結部材
    を介して、前記第2バンドに着脱可能に取り付けられて
    おり、前記第1バンドの他端部は、前記第2バンドに固
    定されていることを特徴とする請求項1記載のバンド。
  9. 【請求項9】前記連結部材は、第1および第2の各連結
    部材からなり、前記第1バンドの両端部は、前記第1お
    よび第2の各連結部材を介して、前記第2バンドに着脱
    可能に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の
    バンド。
  10. 【請求項10】前記第2バンドの端部は、前記遊環内に
    挿入された後に折り返され、この折り返された端部が前
    記遊環に再度挿入されてこの遊環に仮固定されることを
    特徴とする請求項2記載のバンド。
  11. 【請求項11】前記遊環は、前記第1バンドと前記第2
    バンドとが重なり合って挿入される第1挿入孔と、この
    第1挿入孔に挿入された前記第1バンドの端部が更に挿
    入される第2挿入孔とを備えていることを特徴とする請
    求項2記載のバンド。
  12. 【請求項12】前記第1バンドの端部には、前記連結部
    材に対し係脱可能に係合される第1バンド用の補助係止
    部材を有することを特徴とする請求項1記載のバンド。
  13. 【請求項13】前記第2バンドが環状に湾曲された際
    に、その第2バンドの各端部を互いに係脱可能に係合す
    る第2バンド用の補助係止部材を有することを特徴とす
    る請求項1記載のバンド。
  14. 【請求項14】前記係止部材は、面状ファスナであるこ
    とを特徴とする請求項5記載のバンド。
  15. 【請求項15】前記面状ファスナは、前記第2バンドの
    中間部から、それの一端部に亘って設けられていること
    を特徴する請求項14記載のバンド。
  16. 【請求項16】前記第1バンドは、伸縮性部材からな
    り、前記第2バンドは、非伸縮性部材からなることを特
    徴とする請求項1記載のバンド。
  17. 【請求項17】前記第1バンドには、リスト部品が着脱
    可能に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の
    バンド。
  18. 【請求項18】前記リスト部品は、腕時計であり、この
    腕時計に設けられたバンド取付部を介して、前記腕時計
    が前記第1バンドに着脱可能に取り付けられていること
    を特徴とする請求項17記載のバンド。
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