JP3012154B2 - 帯まくら - Google Patents

帯まくら

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JP3012154B2
JP3012154B2 JP6218136A JP21813694A JP3012154B2 JP 3012154 B2 JP3012154 B2 JP 3012154B2 JP 6218136 A JP6218136 A JP 6218136A JP 21813694 A JP21813694 A JP 21813694A JP 3012154 B2 JP3012154 B2 JP 3012154B2
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JP
Japan
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pillow
belt
band
present
shaped rubber
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JP6218136A
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JPH0860420A (ja
Inventor
侑子 田家
Original Assignee
侑子 田家
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は和服の帯をする場合に使
用される一般に使用されている楕円形状のカマボコ状の
帯まくら本体を用いた帯まくらに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の帯まくらは楕円形状のカマボコ状
の帯まくら本体と、この帯まくら本体の両側中央部にそ
れぞれ縫着固定された一対の結び紐とで構成されてい
る。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従来の帯まくらは胴
に巻き付けられた帯の背面の上部に帯まくら本体を位置
させ、該帯まくら本体の両端部に縫着固定された一対の
結び紐を前方で結び、胴に巻き付けた帯の内側に押し込
んでいるので、一対の結び紐をきつく締め付けなければ
帯まくら本体がずれたり、帯まくら本体の上部が外方へ
回動したりしてお太鼓用帯部を確実に固定することがで
きないという欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
帯まくら本体によって確実にお太鼓用帯部を固定するこ
とができるとともに、帯まくら本体の上部が外方に回動
するのを効率よく阻止してお太鼓用帯部のくずれを防止
できる、きゅうくつ感のない楽な状態で使用できる帯ま
くらを提供することを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せてよむと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定する
ものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は楕円形状のカマボコ状の帯まくら本体と、
この帯まくら本体の両端部より外方に突出するベルト状
のゴム紐と、前記帯まくら本体のまくら材の中央部より
も上部寄りの外側面部位で前記ベルト状のゴム紐を支持
するように設けられた筒状のガイド部材とで帯まくらを
構成している。
【0007】
【作用】上記のように構成された帯まくらは、ベルト状
のゴム紐を前方で結ぶことにより、帯まくら本体の下部
よりも上部が大きな弾性力で付勢されるため、お太鼓用
帯部を確実に固定できるとともに、ベルト状のゴム紐の
伸縮により紐でしばられているようなきゅうくつ感がな
い。
【0008】
【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
発明を詳細に説明する。
【0009】図1ないし図7の本発明の第1の実施例に
おいて、1は楕円形状のカマボコ状の帯まくら本体で、
この帯まくら本体1は図3に示すように厚紙あるいは合
成樹脂板で形成されたベース板2と、このベース体2上
に位置される硬質スポンジ材等で形成されたまくら材3
と、このまくら材3と前記ベース板2を覆うカバー袋4
とで構成されている。
【0010】5は前記帯まくら本体1の両端部より外方
に突出されたベルト状のゴム紐で、このベルト状のゴム
紐5は使用時に先端部を結んだ場合に、前記帯まくら本
体1の下部よりも上部が大きな弾性力で付勢することが
できるように該帯まくら本体1のまくら材3の中央部よ
りも上部寄りの外側面部位に位置させることができる筒
状のガイド部材6に支持されている。
【0011】上記構成の帯まくら7は、和服8を着て図
4に示すように胴に巻き付ける二つ折りあるいは通常の
帯のほぼ半分の幅寸法に形成された胴巻き用帯9不、胴
に巻き付けられた背面部位の胴巻き用帯9に取付けられ
たお太鼓用帯10とで構成された帯11を用い、図5に
示すように胴巻き用帯9を胴に巻き付け、一端部にお太
鼓内に収納する部分が残るようにして結ぶ。
【0012】しかる後、胴巻き用帯9の結び部12に図
6に示すようにお太鼓用帯10の先端部を位置させ、そ
の上に帯まくら7の帯まくら本体1を位置させ、前方で
ゴム紐5、5を所定の張力となるように結び固定し、胴
巻き用帯9内に押し込み挿入する。
【0013】次に図6に示すようにお太鼓用帯10の下
部寄りの部位を逆V字状に折曲げるとともに、胴巻き用
帯9の端部を内部に挿入し、帯締め13で押さえた状態
にして、図7に示すように前方で帯締め13を結ぶこと
により、帯締めが完了する。
【0014】この状態では帯まくら7の帯まくら本体1
の下部よりも上部が大きな弾性力となるようにベルト状
のゴム紐5で付勢された状態となり、確実に固定された
状態となっている。
【0015】なお、この実施例では本願発明者が発明し
た、2本に分割した帯11を用いたものについて説明し
たが、通常の帯を用いて帯まくら7を使用しても同様な
作用効果が得られる。
【0016】
【本発明の異なる実施例】次に図8ないし図14に示す
本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これらの
本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の第
1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複説
明を省略する。
【0017】図8ないし図10の本発明の第2の実施例
において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、帯まくら本体1のベース板2の中央部よりもわずか
に上部の両端部寄りの部位にベルト状のゴム紐5、5の
後端部を傾斜状態で固定して遊端部が上方に傾斜するよ
うにした点で、このように構成した帯まくら7Aにして
も、前記本発明の第1の実施例と同様な作用効果が得ら
れる。
【0018】図11および図12の本発明の第3の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、ベルト状のゴム紐5の先端部寄りの部位に該ベルト
状のゴム紐5を所定位置で着脱可能に固定することがで
きる係止具としての面ファスナー14、15を取付けた
点で、このように構成した帯まくら7Bにしても、前記
本発明の第1の実施例と同様な作用効果が得られるとと
もに、ベルト状のゴム紐5の取付けが、たて結びしかで
きない人でも楽に行うことができる。なお、面ファスナ
ーの代わりにスナップ、ホック等の係止具を使用しても
同様な作用効果が得られる。
【0019】図13および図14の本発明の第4の実施
例において、前記本発明の第3の実施例と主に異なる点
は、帯まくら本体1の両端部の幅寸法と同様な幅寸法の
ベルト状のゴム紐5Aを両端部より外方に突出するよう
に取付けた点で、このように構成した帯まくら7Cにし
ても、前記本発明の第3の実施例と同様な作用効果が得
られる。
【0020】
【本発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0021】(1)楕円形状のカマボコ状の帯まくら本
体と、この帯まくら本体の両端部より外方に突出するベ
ルト状のゴム紐と、前記帯まくら本体のまくら材の中央
部よりも上部寄りの外側面部位で前記ベルト状のゴム紐
を支持するように設けられた筒状のガイド部材とで構成
されているので、ベルト状のゴム紐を使用時に先端部を
結んだ場合、帯まくら本体の下部よりも上部が大きな弾
性力で付勢することができる。したがって、ベルト状の
ゴム紐によって帯まくら本体を常時所定の付勢力で身体
に押し圧することができる、お太鼓用帯のくずれを効率
よく防止することができる。
【0022】(2)前記(1)によって、帯まくら本体
の下部よりも上部に大きな付勢力が付与されるので、帯
まくら本体で、確実にお太鼓用帯の上部を保持すること
ができる。
【0023】(3)前記(1)によって、ベルト状のゴ
ム紐を使用しているので、紐で緩みなくしばりつけられ
るのに比べ、圧迫感がなく、楽に使用することができ
る。
【0024】(4)前記(1)によって、帯まくら本体
が従来の帯まくらの帯まくら本体と同じ形状であるの
で、違和感なく従来と同様に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す正面図。
【図2】本発明の第1の実施例を示す平面図。
【図3】本発明の第1の実施例の帯まくら本体の拡大断
面図。
【図4】帯の説明図。
【図5】胴巻き用帯の取付け状態の説明図。
【図6】お太鼓用帯の取付け状態の説明図。
【図7】帯締めを結んだ状態の説明図。
【図8】本発明の第2の実施例を示す一部破断正面図。
【図9】本発明の第2の実施例を示す平面図。
【図10】本発明の第2の実施例を示す一部破断背面
図。
【図11】本発明の第3の実施例を示す正面図。
【図12】本発明の第3の実施例を示す平面図。
【図13】本発明の第3の実施例を示す正面図。
【図14】本発明の第3の実施例を示す平面図。
【符号の説明】
1:帯まくら本体、 2:ベース板、 3:まくら材、 4:カバー袋、 5、5A:ベルト状のゴム紐、 6:ガイド部材、 7、7A、7B、7C:帯まくら、 8:和服、 9:胴巻き用帯、 10:お太鼓用帯、 11:帯、 12:結び部、 13:帯締め、 14:面ファスナー、 15:面ファスナー。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楕円形状のカマボコ状の帯まくら本体
    と、この帯まくら本体の両端部より外方に突出するベル
    ト状のゴム紐と、前記帯まくら本体のまくら材の中央部
    よりも上部寄りの外側面部位で前記ベルト状のゴム紐を
    支持するように設けられた筒状のガイド部材とからなる
    ことを特徴とする帯まくら。
  2. 【請求項2】 楕円形状のカマボコ状の帯まくら本体
    と、この帯まくら本体のベース板の中央部よりもわずか
    に上部の両端部寄りの部位に後端部を傾斜状態で固定し
    て遊端部が上方に傾斜する一対のベルト状のゴム紐とか
    らなることを特徴とする帯まくら。
JP6218136A 1994-08-18 1994-08-18 帯まくら Expired - Lifetime JP3012154B2 (ja)

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JPH0860420A JPH0860420A (ja) 1996-03-05
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JP2000154413A (ja) * 1998-11-16 2000-06-06 Yuuko Taya 帯マクラおよび帯マクラ用カバー
JP2001098408A (ja) * 1999-09-29 2001-04-10 Akemi Okudaira 二部式帯

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