JP3246142U - メガホン - Google Patents
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Abstract
【課題】平面的な状態から簡単にメガホンの形状に変形できるメガホンを提供する。【解決手段】メガホン100は、扇形状の2枚の透明の樹脂板を重ねて両端を融着接合した構造である。メガホン100の端縁1a、1bには、それぞれ小さい弧部分1cの側の端縁にひとつの穴a、b、中央付近にひとつの穴c、d、大きい弧部分1dにひとつの穴e、fが設けられる。前記穴a~fに対して紐3を通すことで内板1の上で紐3が略平行に3列並ぶようにする。この平行に並んだ状態で紐3を引っ張ると、端縁1a、1bが均等に引っ張られて展開状態からきれい且つ簡単にメガホン形状に変形する。【選択図】図1
Description
本考案は、携帯に便利で多用途なメガホンに関するものである。
従来から特許文献1に記載されているようなメガホンが知られている。このメガホンは、可撓性の一対の板体からなり、この板体が扇子のような形状となる。一つの板体の対向する側部近傍には長穴が設けられ、首に吊るすための紐が中央付近の穴に通されている。側部端縁中央付近にはホックが設けられる。
他方の板体は、前記長穴に差し込む凸部が側端に形成されている。また、側部端縁中央付近には前記ホックに対応するホックが設けられる。
このメガホンでは、一対の板体をそれぞれ丸めて長穴に対して前記凸部を差し込み、かつこの状態を保持するためホックどうしを係合させ、メガホンの形状とする。メガホンとしても使用できるが、これを頭にかぶれば帽子となる。なお、平らな状態では団扇として使用できる。
他方の板体は、前記長穴に差し込む凸部が側端に形成されている。また、側部端縁中央付近には前記ホックに対応するホックが設けられる。
このメガホンでは、一対の板体をそれぞれ丸めて長穴に対して前記凸部を差し込み、かつこの状態を保持するためホックどうしを係合させ、メガホンの形状とする。メガホンとしても使用できるが、これを頭にかぶれば帽子となる。なお、平らな状態では団扇として使用できる。
上記従来のメガホンは、多用途性はあるものの、メガホンとして使用する際に長穴に凸部を差し込んでホックで留める作業が必要であり、組み立てが大変面倒なものであった。また、板体が別体となる二枚構成であるため、取り扱いが面倒であった。本考案は、係る課題を解決するためになされたものである。
本考案に係るメガホンは、小さい弧部分と大きい弧部分を有する全体が扇形であり且つ透明板を重ねた構成の本体と、当該本体の変形を行うための紐と、を有し、前記本体の両端縁の近傍に当該端縁に略沿って複数の穴を次のように設け、両端縁の対向する穴に対して前記紐が渡され且つ上下で前記紐が略平行になっていることを特徴とする。また、前記本体の透明板は、一方の端縁が連結し、他方の端縁は非連結としても良い。前記本体は透明板からなる内板と外板とを重ねた構成であり、前記内板となる透明板には径方向にスリットが設けられるようにできる。
(実施の形態1)
図1は、本考案の実施の形態1に係るメガホンを示す展開状態の平面図である。図2は、図1に示したメガホンの背面図である。このメガホン100は、扇形状の2枚の透明の樹脂板を重ねて両端を融着接合した構造である。弧部分は接合されていない。透明度に限定はないが、樹脂板と樹脂板との間に広告などを印刷した印刷物をはさむため内部が見れる程度の透明度があるのが良い。以下、説明のためメガホン100に変形させた際に内側となる樹脂板を内板1とし、外側になる樹脂板を外板2とする。
図1は、本考案の実施の形態1に係るメガホンを示す展開状態の平面図である。図2は、図1に示したメガホンの背面図である。このメガホン100は、扇形状の2枚の透明の樹脂板を重ねて両端を融着接合した構造である。弧部分は接合されていない。透明度に限定はないが、樹脂板と樹脂板との間に広告などを印刷した印刷物をはさむため内部が見れる程度の透明度があるのが良い。以下、説明のためメガホン100に変形させた際に内側となる樹脂板を内板1とし、外側になる樹脂板を外板2とする。
メガホン100の端縁1a、1bには、変形用の紐3を通す穴が複数設けられている。具体的には、両端縁1a、1bに、それぞれ小さい弧部分1cの側の端縁にひとつ(穴a,b)、中央付近にひとつ(穴c,d)、大きい弧部分1dにひとつ(穴e,f)が設けられる。当該穴a~fは、端縁1a,1bの融着部分を内板1及び外板2を貫通して設けられる。また、当該穴a~fには、紐3が通される。当該紐3を通す順番は、次のとおりである。
紐3の先端を、まず穴bの外板2から通し、内板1に出た紐3は反対側の端縁1aを跨いで外板2に廻り、穴aに外板2から内板1の方向に通される。次に、端縁1aにそって配され穴eに内板1から外板2に向かって通す。次に端縁1aを跨いで内板1に持ってきた紐3を反対側の端縁1bの穴fに内板1から外板2に向かって通す。
続いて、紐3を端縁1bに沿って配し、穴dに外板2から内板1に向かって通す。この紐3は、内板1側にて反対側の穴cに至るが端縁を跨いで外板2に廻り、外板2から穴cを通され内板1に出る。内板1から出た紐3は、内板1を斜めに横断して穴bに導かれ、穴bを内板1から外板2に向けて通される。この状態で、紐3の端部は、穴bから外板2に出た状態となる。紐3の端部同士は結ばれ且つコードストッパ5に通されて長さ調節と固定ができるようにされる。
紐3は、滑りが良いものが好ましい。またほつれ難いものが良いため、化繊のものが好ましい。穴には、紐3との摩擦が少ないようにハトメを設けるのが好ましい。
以上のようにして前記穴a~fに対して紐3を通すことで内板1の上で紐3が略平行に3列並ぶことになる。この平行に並んだ状態で紐3を引っ張ると、端縁1a、1bが均等に引っ張られて展開状態からきれいにメガホン形状に変形することになる。
なお、前記内板1及び外板2は、同一の形状であっても良いし、一方のみに中央付近等に抜き穴等を設けたものでもよい。抜き穴を設けて内部に挟んだ紙に書き込みができるようにしても良い。また、両端縁の接合部分は、強度を確保するために折り返しを含めた構造にするのが好ましい。
図3は、メガホンの樹脂板の間に挟む印刷物を所定の形状にカットするための型を示す平面図である。この型6は、扇形状であって前記樹脂板と略相似形である。この型6の外縁にそって所定の内容を印刷した紙をカッターによりカットする。この型6は、付属品として提供される。型6には、文字等のデザインが切り抜き部分として設けても良い(図示省略)。これにより、ユーザは、用紙に当該デザインを容易に記載できる。また、型6は、樹脂板の間に挟んで収納状態にできる。
次に、このメガホン100の使用方法を説明する。図4乃至図7は、本考案に係るメガホンの変形過程を示す説明図である。図4に示すように、メガホン100を軽く手に持った状態で穴bから延出している紐3を引っ張る。これにより、内板1を横断して配される紐3により端縁どうしが引っ張られる。このとき、小さい弧部分1c、中央部分1fおよび大きい弧部分1dどうしが紐3により均等に引っ張られる形になり、両端縁がスムーズに引き寄せられる。
紐3を引っ張るにつれ図5及び図6に示すように両端縁1a、1bが次第に近づき、最終的には、図7の拡大図に示すように、両端縁1a、1bが一部で重なった状態で連接する。穴a、穴c、穴eの部分が下になり、穴b、穴d,穴fの部分が上になって重なる。紐3は、重なり状態で穴a及び穴bと、穴c及び穴dと、穴e及び穴fとに直通する形となる。このため、端縁1a、1bどうしはきれいに重なり合うことになる。
図8にメガホン形状になったときの内部状態を示す。このように、端縁1a,1bどうしが重なることからメガホン100の形状がきれいに形作られる。このため、手に保持しやすく、声が漏れずに全面に伝わるようになる。また、紐3は、外部に延出しているため、メガホン100をぶら下げるために使用できる。
更に、端縁1a,1bの一方は融着していない構造とすることができる。例えば、図1において左側の端縁1bは融着しているが反対側の右側の端縁1aは外板2と内板1との樹脂板が接続されていない。これは、メガホン100の形状に変形させるときに外板2と内板1との間で差が出ることによる微小なズレを吸収するためである。これによりメガホン形状に変形した際の内板1の波打ちを防止してきれいに丸めることができる。このとき、紐3を通す穴が外板2と内板1とでずれる現象が生じることから、一方の穴を円弧方向の長穴とするのが良い。これにより紐3が拘束されるのを防止できる。又は、一方の穴の径を大きくして穴どうしの中心のズレを吸収するようにしても良い。
次に、別の使用方法について説明する。図9に示すように、外板2と内板1とを広げて笠のような形状にすることができる。同図(a)は上部から見た外観図、同図(b)は下部からみた外観図である。この場合、紐3が大きな弧部分1d側の紐3を引っ張ることで顎紐として用いることができる。メガホン100の使用環境は、野球場などの屋外であることが多い。この場合、日よけ、図10に示すように、日よけや雨よけのために頭に被ることができれば大変便利である。また、小径側が開口していることから通気性が良い。
(実施の形態2)
図11は、本考案の実施の形態2に係るメガホンを示す展開図である。このメガホン200は、上記実施の形態1に係るメガホン100と略同じ構成であるが、紐3の取り付け形態が異なる。紐3の一端は、穴fに固定される。紐3は、穴fを内板1から外板2に出て、端縁1aをまたいで内板1に至り、そのまま反対側の穴eに渡される。紐3は穴eを通り、穴eを通った紐3は外板2において穴cに導かれて通され、穴cを外板2から内板1に通した紐3は反対側の端縁1bまで渡され当該端縁1bを跨いで穴dに対して外板2から内板1に通される。穴dに通された紐3は、端縁1bに沿って穴bに内板1から外板2に通され、穴bに通された紐3は当該端縁1bを跨いで内板1に至り、更に反対側の端縁1aの穴aまで渡されて、当該穴aからそのまま外に延出される。
図11は、本考案の実施の形態2に係るメガホンを示す展開図である。このメガホン200は、上記実施の形態1に係るメガホン100と略同じ構成であるが、紐3の取り付け形態が異なる。紐3の一端は、穴fに固定される。紐3は、穴fを内板1から外板2に出て、端縁1aをまたいで内板1に至り、そのまま反対側の穴eに渡される。紐3は穴eを通り、穴eを通った紐3は外板2において穴cに導かれて通され、穴cを外板2から内板1に通した紐3は反対側の端縁1bまで渡され当該端縁1bを跨いで穴dに対して外板2から内板1に通される。穴dに通された紐3は、端縁1bに沿って穴bに内板1から外板2に通され、穴bに通された紐3は当該端縁1bを跨いで内板1に至り、更に反対側の端縁1aの穴aまで渡されて、当該穴aからそのまま外に延出される。
この状態で紐3を引っ張ると、紐3が各穴a~fを通して引っ張られ端縁1a,1bどうしが近接していき、最終的にはメガホン形状となる。両端縁1a,1bの一方では紐3が当該端縁1a,1bを跨ぐようにして穴に通されることから、メガホン200の形状に成形された際に端縁1a,1b同士がかさなってきれいにメガホン形状が形成される。また、紐3の取り付け構造がシンプルである。なお、紐3が長く延出することから折り返して端部を本体の一部に係合すれば首掛けが可能となる。
(実施の形態3)
図12は、本考案の実施の形態3に係るメガホンを示す平面図である。図13は、図12に示したメガホンの一部斜視図である。このメガホン300は、扇形状の2枚の透明の樹脂板を重ねて半径方向直線部分である一端1bを接合した構造である。弧部分1c,1dは接合されていない。透明度に限定はないが、樹脂板と樹脂板との間に広告などを印刷した印刷物をはさむため内部が見れる程度の透明度があるのが良い。
図12は、本考案の実施の形態3に係るメガホンを示す平面図である。図13は、図12に示したメガホンの一部斜視図である。このメガホン300は、扇形状の2枚の透明の樹脂板を重ねて半径方向直線部分である一端1bを接合した構造である。弧部分1c,1dは接合されていない。透明度に限定はないが、樹脂板と樹脂板との間に広告などを印刷した印刷物をはさむため内部が見れる程度の透明度があるのが良い。
メガホン300の他端1aであって半径方向直線部分は、内板1と外板2とで接合されておらず、外板2の端部が折り返される。折り返し部分21は一定の幅を有する。内板1の端部1aは重なり部分21の間に挿通される。これにより、外板2の端部1aと内板1の端部1aとが当該幅分だけ重なる(重なり部分21)。この重なり部分21は、内部に印刷物を挟んだ際にこれが抜け落ちるのを防止する作用もある。また、後述する帽子として使用する際、図14に示すように、重なり部分21が広がって外板2と内板1との間に隙間ができるのを防止できる。
重なり部分21では、内板1の端縁近傍に対して長穴11が設けられる。外板2の端部には通常の円形の穴22でよい。メガホン300として丸めたときに、外内差によりずれが生じるところ、内板1の端縁近傍を長穴11とすることで、当該差を吸収する。また、内板1の長穴11は、図15(a)に示すように、後述する紐3の径に対して余裕があるように設定された径の大穴12とすることで同様の効果が得られる。また、内板1の穴11,12と外板2の穴22との形状または寸法を逆転させても良い。以下の穴の説明は、上記の条件のもとで設けられるものとする。
また、図15(b)に示すように、重なり部分21を内板1と外板2との融着部分に連続するように形成し、融着部分に後述の穴13を設けるようにしても良い。換言すると、外板2の端縁を折り返して融着部分22を形成し、この融着部分22から延出する部分を形成し、内板1の端縁との重なり部分21を形成する。この場合、内板1の端縁1aには穴が不要となる。重なり部分21に穴がないことから、後述のメガホン形状への変形の際のずれをスムーズに吸収できる。
更に、図15(c)に示すような構成にしても良い。すなわち、上記(b)の構成において外板2の端縁を更に折り返し、内板1の端縁を折り返し、この折り返した部分どうしを係止させる。この係止は、折り返し部分どうしが引っ掛かりそれによりずれに伴う相対移動が制限される。特に、帽子の形状に変形させたときに当該重なり部分21で内板1と外板2とが外れてしまうのを防止できる。防水の面でも有効である。
更に、図15(d)に示すように、内板1の端縁近傍に径方向に折り目を設けて山部27を形成し、この山部27によりメガホン形状への変形の際のずれを吸収する。すなわち、内板1と外板2とのズレは山部27が変形して吸収する。この山部27の変形によりメガホンの径方向の強度が強くなるので、メガホンがきれいに成形される。
メガホン300の端縁1a,1bには、変形用の紐3を通す穴(上記の形態の穴11,22,12,13のいずれか)が複数設けられている。具体的には、両端縁1a,1bに、それぞれ小さい弧部分1cの側の端縁1a,1bにひとつ(穴a,b)、中央付近にひとつ(穴c,d)、大きい弧部分1dにひとつ(穴e,f)が設けられる。当該穴には、紐3が通される。当該紐3を通す順番は、次のとおりである。
紐3の先端を、まず穴bの外板2から通し、内板1に出た紐3は反対側の端縁1aを跨いで外板2に廻り、穴aに外板2から内板1の方向に通される。次に、端縁1aにそって配され穴eに内板1から外板2に向かって通す。次に端縁1aを跨いで内板1に持ってきた紐3を反対側の端縁1bの穴fに内板1から外板2に向かって通す。
続いて、紐3を端縁1bに沿って配し、穴dに外板2から内板1に向かって通す。この紐3は、内板1側にて反対側の穴cに至るが端縁を跨いで外板2に廻り、外板2から穴cを通され内板1に出る。内板1から出た紐3は、内板1を斜めに横断して穴bに導かれ、穴bを内板1から外板2に向けて通される。この状態で、紐3の端部は、穴bから外板2に出た状態となる。紐3の端部同士は結ばれ且つコードストッパ5に通されて長さ調節と固定ができるようにされる。
紐3は、滑りが良いものが好ましい。またほつれ難いものが良いため、化繊のものが好ましい。穴には、紐3との摩擦が少ないようにハトメを設けるのが好ましい。
外板2及び内板1は、同一の形状であっても良いし、一方のみに、中央付近に大き目の抜き穴を設けたものでもよい。抜き穴を設けることで内部に挟んだ紙に書き込みができる(図示省略)。
このメガホン300の使用方法は、上記実施の形態1と同じであるが、次の点で異なるものとなる。紐3を引っ張ることにより端縁1a,1bどうしが引っ張られて全体がメガホン形状に変形するところ、前記重なり部分21では、外板2と内板1との差が生じて当該外板2及び内板1でずれが生じる。このずれがメガホン形状にした際に波打ちを生じさせる原因となるところ、重なり部分21でこのずれが吸収されることから、メガホン形状にした際に内板1が波打たずきれいにメガホン形状が形成される。
このメガホン300によれば、平面状態からメガホン300形状に変形させた際に、きれいにメガホン形状を形成できる。更に、内板1と外板2との間を広げて帽子のように使用する場合、重なり部分21の折り返し線で広がると共に紐3により外板2と内板1とが連結された状態のため内板1と外板2との端縁1a,1bどうしが離れることはなく、且つ、重なり部分21により塞がれることから雨に対する防御もできる。
(実施の形態4)
図16は、本考案の実施の形態4に係るメガホンを示す展開図である。このメガホン400は、内板1の一部に径方向のスリット25が設けられている点が特徴である。それ以外は実施の形態1に係るメガホン100と同じ構成であるから、同一構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。スリット25は、切れ目のみでもよいし、図17に示すように、切れ目が折り重なるように形成されていても良い。これにより、メガホン形状に変形した際に内板1と外板2とのずれが吸収されて、内板1の波打ちが防止される。
図16は、本考案の実施の形態4に係るメガホンを示す展開図である。このメガホン400は、内板1の一部に径方向のスリット25が設けられている点が特徴である。それ以外は実施の形態1に係るメガホン100と同じ構成であるから、同一構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。スリット25は、切れ目のみでもよいし、図17に示すように、切れ目が折り重なるように形成されていても良い。これにより、メガホン形状に変形した際に内板1と外板2とのずれが吸収されて、内板1の波打ちが防止される。
(実施の形態5)
図18は、本考案の実施の形態5に係るメガホンを示す展開図である。このメガホン500は実施の形態1のメガホン100と同じ構成であるが、鈴、チャーム、LEDランプその他のアクセサリー7を装着するアクセサリー穴6が設けられている。アクセサリー穴6は内板1及び外板2を貫通している。アクセサリー穴6の位置は、弧部の小径側に設けるのが好ましい。アクセサリー7は、図19に示すように、紐によりアクセサリー穴6に取り付けられる。
図18は、本考案の実施の形態5に係るメガホンを示す展開図である。このメガホン500は実施の形態1のメガホン100と同じ構成であるが、鈴、チャーム、LEDランプその他のアクセサリー7を装着するアクセサリー穴6が設けられている。アクセサリー穴6は内板1及び外板2を貫通している。アクセサリー穴6の位置は、弧部の小径側に設けるのが好ましい。アクセサリー7は、図19に示すように、紐によりアクセサリー穴6に取り付けられる。
(実施の形態6)
図20は、本考案の実施の形態6に係るメガホンを示す展開図である。このメガホン600は、扇形状の2枚の透明の樹脂板を重ねて両端を融着接合した構造である。弧部分は接合されていない。透明度に限定はないが、樹脂板と樹脂板との間に広告などを印刷した印刷物をはさむため内部が見れる程度の透明度があるのが良い。また、実施の形態2に示すように、一方の端縁は接合しない状態としても良い。メガホン100の端縁1a、1bには、スナップボタン601が複数設けられる。端縁1aのスナップボタン601と端縁1bのスナップボタン601は対をなす。両端縁1a、1bの小さい弧部分1cの側の端縁に紐3を通す穴a,bが設けられる。
図20は、本考案の実施の形態6に係るメガホンを示す展開図である。このメガホン600は、扇形状の2枚の透明の樹脂板を重ねて両端を融着接合した構造である。弧部分は接合されていない。透明度に限定はないが、樹脂板と樹脂板との間に広告などを印刷した印刷物をはさむため内部が見れる程度の透明度があるのが良い。また、実施の形態2に示すように、一方の端縁は接合しない状態としても良い。メガホン100の端縁1a、1bには、スナップボタン601が複数設けられる。端縁1aのスナップボタン601と端縁1bのスナップボタン601は対をなす。両端縁1a、1bの小さい弧部分1cの側の端縁に紐3を通す穴a,bが設けられる。
このメガホン600では、メガホン形状に変形させて前記スナップボタン601を連結する。これによりメガホン形状が保持される。
また、別の例として図21に示すメガホン650では、上記スナップボタン601に代えて端縁1a、1bに面ファスナー602を設けた構成である。この場合もメガホン形状に変形させて面ファスナー602どうしを連結する。これによりメガホン形状が保持される。
100 メガホン
1 内板
2 外板
3 紐
a~f 穴
4 コードストッパ
1 内板
2 外板
3 紐
a~f 穴
4 コードストッパ
Claims (3)
- 小さい弧部分と大きい弧部分を有する全体が扇形であり且つ透明板を重ねた構成の本体と、
当該本体の変形を行うための紐と、を有し、
前記本体の両端縁の近傍に当該端縁に略沿って複数の穴を次のように設け、
両端縁の対向する穴に対して前記紐が渡され且つ上下で前記紐が略平行になっていることを特徴とするメガホン。 - 前記本体の透明板は、一方の端縁が連結し、他方の端縁は非連結であることを特徴とする請求項1又は2に記載のメガホン。
- 前記本体は透明板からなる内板と外板とを重ねた構成であり、前記内板となる透明板には径方向にスリットが設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のメガホン。
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ID=90366943
Family Applications (1)
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