JPH0754258Y2 - 簡易帽子 - Google Patents

簡易帽子

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JPH0754258Y2
JPH0754258Y2 JP1993026235U JP2623593U JPH0754258Y2 JP H0754258 Y2 JPH0754258 Y2 JP H0754258Y2 JP 1993026235 U JP1993026235 U JP 1993026235U JP 2623593 U JP2623593 U JP 2623593U JP H0754258 Y2 JPH0754258 Y2 JP H0754258Y2
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JP
Japan
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eaves
canopy
hat
simple hat
steel wire
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JP1993026235U
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JPH0679723U (ja
Inventor
勝 小畑
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勝 小畑
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、不使用時には小型化
して収納ができ、更に必要に応じて庇と天蓋とを分離、
合体ができるようにし、該分離時に分離した各々を互い
に独立使用ができる簡易帽子に関するものである。
【0002】
【技術的背景】この考案の簡易帽子は、主に日よけ、風
よけ、雨よけ、場合により結髪を目的とするものであ
る。
【0003】
【従来の技術】主に日よけを目的とする簡易帽子は、携
行に便するために折りたたみが自在とするものが多い
が、その折りたたみが自由になることが禍して、庇に
「張り」がなくなる欠点があり、目的の効果を半減させ
るか、また、庇に張りを保有させれば折りたたみに不便
を来すものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】簡易帽子として、一般
に日よけ、雨よけを主とし、場合により団体の目印とし
て用いられることが多い。これらいずれの場合でも、そ
の目的ならびに期待する効果が異なっても、特に庇が張
りのある幅広であることが望ましく、かつまた、不使用
時には、小さく折りたたんで、携行を容易にすることを
期待するものである。
【0005】簡易帽子としては、前記した要望事項の
「張りのある幅広の庇」、「折りたたみ自在」は、とも
に相反するもので、この異なる要望事項を満足させる場
合にはいずれかの効果において、ある程度の犠牲を払わ
ねばならなかった。
【0006】そこでこの考案は、簡易帽子として前記し
た2つの要望事項を同時に満たすとともに、更に、該簡
易帽子を形成する本体を庇部と天蓋部分とを分離・合体
を可能にし、3様の用途と、また、1個を2人で同時に
着用することができるようにしたことを目的としたもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記の目的
を達成させるための手段として、庇と天蓋とからなる帽
子において、庇の全外周縁に鋼線を環状となるように包
着して、該鋼線の弾力によって、庇全体を張緊させると
ともに、庇の内周と、鍔部を有する天蓋外周とが接続
部材を介して分離、接合が自在となるようにし、サンバ
イザーとなる庇の一部に、キャップ体となる天蓋の一部
に形成した鍔部を収納し、かつ、保持するするポケット
を設け、天蓋を離脱し庇はサンバイザーとなり、ま
た、庇を離脱した天蓋はキャップ体として、それぞれが
別個に使用できるように成し、さらにサンバイザーと
キャップ体とを合体して簡易帽子が構成できるようにし
て3態に使用分けできるように構成してなるものであ
る。
【0008】
【作用】簡易帽子を形成する幅広の庇全外周縁には、剛
体のピアノ線等の鋼線が環状を形成するように包着され
ているものであるから、該鋼線の特性である剛性が直状
復帰作用により、常に庇は張緊形態をもって開拡状態に
ある。
【0009】また、使用する鋼線において、事前にある
所望する形態の形状に曲成しておくことにより、開拡時
においても庇は成型形状を維持して張緊する。
【0010】不使用時には、包着した環状形成の鋼線
を、その弾力に抗して、複数重の小径環状に撚転すれ
ば、庇部とともに天蓋もこれに倣って小型に折りたたま
るものである。
【0011】この小型化の保持形態は、べつに用意され
た環状帯あるいは袋状の収納体よりもわずかに小さくな
るように折りたたみ、そして収納することにより、鋼線
の復元力により収納体内で、その範囲内に復元拡幅し、
かつ、圧接して収まり、該収納状態を維持するものであ
る。
【0012】また、本願の簡易帽子は、庇と天蓋とが分
離、かつまた、合体が自在となるように構成したので、
必要に応じて使い分けることができる。
【0013】即ち、天蓋と庇とを合体させた形態は、一
般の簡易帽子と外見上ならびに用法は何ら変わるところ
はない。
【0014】簡易帽子体から外された天蓋は、それ自体
単体でキャップ体として、各種スポーツに用いるキャッ
プ体と同形態にして使用することができる。
【0015】更に、簡易帽子体より前記のように天蓋を
外されて残った庇は、頭部を挿入できる中腔孔が形成さ
れ、これによって該庇はサンバイザーとして使用するこ
ともできる。
【0016】これら、簡易帽子体を天蓋と、庇とを分離
した状態時においては、1個の簡易帽子を2人が同時に
着用ができるものである。
【0017】天蓋と庇とは接続部材をもって着脱が自在
となるようにしたもので、庇に明孔された中腔孔の内周
と天蓋下周縁部とに設けたホック、ファスナーあるいは
マジックテープ等の接続部材により分離・合体ができる
ようにしてあり、更に、天蓋に鍔部を有するもので
庇に設けたポケットに挿入係合して、該鍔部の処理なら
びに合体固定効果を、より向上させることができるもの
である。
【0018】このように庇と天蓋とは前記のように分離
・合体が自在であり、これらを、その双方あるいは庇を
不使用とする場合、庇単体または合体したまま小型に折
りたたんで収納することができるようにしたものであ
る。
【0019】
【実施例】次に、この考案の実施例を図とともに説明す
れば、本考案の簡易帽子Aの主体は、布、不織布、紙質
あるいは皮革または合成樹脂薄膜状体等、一般簡易帽子
を構成する主部材と同様に、その素材は任意である。
【0020】簡易帽子Aは、幅広の庇1と、天蓋2とに
よって形成され、前記庇1の全外周には剛体ピアノ線等
の鋼線3を、その剛直性の弾力に抗して環状となるよう
に包着して外周縁辺を構成する。
【0021】このようにした庇1を有する簡易帽子Aよ
り天蓋2を取り外して、残った庇1は、内部方に形成さ
れた中腔孔11を頭部挿入用の孔として、庇1単体をサ
ンバイザーBとして用いるものである。
【0022】また、庇1とは別個の単体となるようにし
た天蓋2は、その円周縁の一部には鍔部5を設けて、各
種スポーツ競技用、あるいは戸外用に用いる形態のキャ
ップ体Cとするものである。
【0023】このキャップ体Cにおいて、前記鍔部5を
形成した以外の円周縁の内側に、部分的あるいは円弧状
に接続部材4を取り付けるものである。
【0024】接続部材4は、一対形式のもの、例えば、
ホック41、ファスナー42あるいはマジックテープ4
3等のいずれかの一種、もしくは各種混合して、これら
任意に選択的に用いて、その片側を天蓋2の前記個所に
装着するもので、一対形式の他側は後述する庇1、即
ち、サンバイザーB側に装着するものである。
【0025】一方、前記したサンバイザーBには、その
裏面の一部にポケット6を設け、また、内部方に、頭部
を挿入する中腔孔11の内縁辺の一部に前記キャップ体
Cにおける鍔部5が密嵌挿できる前記のポケット6を開
口するものである。
【0026】サンバイザーBに設けた前記ポケット6
は、分離してあったキャップ体Cを該サンバイザーBと
合体させてキャップ体Cは天蓋2とし、サンバイザーB
は庇1に復帰して簡易帽子Aに変身形成するとき、天蓋
2の支持部の一部となり、他の支持部となる接続部材4
の位置決め部材として用いるものである。
【0027】更に、庇1に前記ポケット6の開口部以外
の内縁辺より部分的に分断分割するかあるいは円弧状に
連続帯状に接続部41を起立して形成し、該接続部41
の外側面に、前記キャップ体Cに装着した接続部材4の
他方の片側をキャップ体C側の接続部材4に対応する位
置に装着してなるものである。
【0028】以上これまで、簡易帽子Aを庇1と天蓋2
とを分離・合体できるように説明してきたが、これら、
前記のように全外周に鋼線3を包着した庇1と天蓋2と
を接続合体して分離不可能な簡易帽子Aに構成すること
も任意である。
【0029】
【考案の効果】この考案は以上のように、簡易帽子を庇
と天蓋とを分離・合体できるようにしたので、天蓋と庇
とを合体したとき、庇側のポケットに鍔部が内装され
ので、庇と天蓋との接合性を向上・強化することができ
る。
【0030】更に、これら分離・合体を可能にすること
によって、3態様に使用することができ、また、分離し
た場合においては、1個の簡易帽子を同時に2人が着装
できるものであり、これら合体したまま、あるいは分離
した個々を集合体、もしくは個々別々に小型に折りたた
んで携行を至便とするとともに、収納状態から使用可能
な状態に、収納体から引き出すと同時に、庇全外周に包
縫した鋼線が、その保有する弾力によって、庇が張緊し
て張り出し、日よけ、雨よけ等に便する「張り」のある
庇を得られる等の効果あることを特徴とするものであ
る。
【0031】
【図面の簡単な説明】
【図1】 簡易帽子の全体斜視図、
【図2】 庇部の斜視図、
【図3】 キャップ体の斜視図、
【図4】 庇におけるポケット部の断面図、
【図5】 庇における接続部材の説明図、
【図6】 庇における他の接続部材の説明図、
【図7】 庇における更に他の接続部材の説明図、
【図8】 簡易帽子の収納状態時の説明図、
【図9】 収納体の斜視図。
【符号の説明】
1 庇、 11 中腔孔、 2 天蓋、 3 鋼線、 4 接続部材、 41 ホック、 42 ファスナー、 43 マジックテープ、 44 接続部、 5 鍔部、 6 ポケット、 7 収納体、 A 簡易帽子、 B サンバイザー、 C キャップ体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庇1と天蓋2とからなる帽子において、
    庇1の全外周縁に鋼線3を環状となるように包着して、
    該鋼線3の弾力によって、庇1全体を張緊させるととも
    に、庇1の内周と、鍔部5を有する天蓋2外周とが接
    続部材4を介して分離、接合が自在となるようにし、
    ンバイザーBとなる庇1の一部に、キャップ体Cとなる
    天蓋2の一部に形成した鍔部5を収納し、かつ、保持す
    るするポケット6を設け、天蓋2を離脱し庇1はサン
    バイザーBとなり、また、庇1を離脱した天蓋2はキャ
    ップ体Cとして、それぞれが別個に使用できるように
    成し、さらにサンバイザーBとキャップ体Cとを合体し
    て簡易帽子Aが構成できるようにして3態に使用分けで
    きるように構成してなることを特徴とする簡易帽子。
JP1993026235U 1993-04-21 1993-04-21 簡易帽子 Expired - Lifetime JPH0754258Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993026235U JPH0754258Y2 (ja) 1993-04-21 1993-04-21 簡易帽子

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JP1993026235U JPH0754258Y2 (ja) 1993-04-21 1993-04-21 簡易帽子

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Publication Number Publication Date
JPH0679723U JPH0679723U (ja) 1994-11-08
JPH0754258Y2 true JPH0754258Y2 (ja) 1995-12-18

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ID=12187668

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993026235U Expired - Lifetime JPH0754258Y2 (ja) 1993-04-21 1993-04-21 簡易帽子

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62129026U (ja) * 1986-02-08 1987-08-15
JPS62186930U (ja) * 1986-05-17 1987-11-27
JPH02136022U (ja) * 1989-04-18 1990-11-13

Also Published As

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JPH0679723U (ja) 1994-11-08

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