JPH0627612Y2 - サンバイザー - Google Patents
サンバイザーInfo
- Publication number
- JPH0627612Y2 JPH0627612Y2 JP1988107265U JP10726588U JPH0627612Y2 JP H0627612 Y2 JPH0627612 Y2 JP H0627612Y2 JP 1988107265 U JP1988107265 U JP 1988107265U JP 10726588 U JP10726588 U JP 10726588U JP H0627612 Y2 JPH0627612 Y2 JP H0627612Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crown
- sun visor
- head
- eaves
- band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Outer Garments And Coats (AREA)
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、帽子の一種のサンバイザーの改良に関する
ものである。
ものである。
通称、サンバイザーと呼ばれる帽子は、日よけ用前ひさ
しと、この前ひさしの後端は取付けられて頭に係止する
帯とから形成されており、夏期の日よけ用として使用さ
れている。
しと、この前ひさしの後端は取付けられて頭に係止する
帯とから形成されており、夏期の日よけ用として使用さ
れている。
ところが、このサンバイザーは、普通の帽子のように頭
を覆う冠が無いため、急な降雨の時には髪が濡れ、また
急な突風時には髪が乱れる等の問題点があった。
を覆う冠が無いため、急な降雨の時には髪が濡れ、また
急な突風時には髪が乱れる等の問題点があった。
このような問題点を考慮して考案されたサンバイザーと
しては、実開昭61−24428号公報に記載されてい
るように、ひさしに取り付けた頭部全周を囲むバンドの
左右側面に、半円形状のループを前後方向に傾倒自在に
取り付け、このループとひさしの後縁に架け渡して可撓
性の素材からなる頭部カバーを取り付けたものが知られ
ている。
しては、実開昭61−24428号公報に記載されてい
るように、ひさしに取り付けた頭部全周を囲むバンドの
左右側面に、半円形状のループを前後方向に傾倒自在に
取り付け、このループとひさしの後縁に架け渡して可撓
性の素材からなる頭部カバーを取り付けたものが知られ
ている。
このものの頭部カバーは、前記ループを前方に傾倒させ
ることにより、ギャザーを圧縮した状態で折り畳み可能
である。
ることにより、ギャザーを圧縮した状態で折り畳み可能
である。
しかし、上記した従来のサンバイザーでは、頭部カバー
の後縁が、半円形の補強用ループに固定されているか
ら、充分に小さく折り畳めないという問題点があり、ま
た、補強用ループおよびバンドは、一定の径で頭部を囲
むものであるから、頭部径の個人差に対応することがで
きないという問題点もある。
の後縁が、半円形の補強用ループに固定されているか
ら、充分に小さく折り畳めないという問題点があり、ま
た、補強用ループおよびバンドは、一定の径で頭部を囲
むものであるから、頭部径の個人差に対応することがで
きないという問題点もある。
また、ひさし上に折り畳んだ状態の頭部カバーは嵩高い
ので、風に当たった際の抵抗が大きく、また、この状態
でひさし、頭部バンドおよび頭部カバーからなる3つの
部分が露出しているので、雑然として見栄えが悪く、特
に女性向けの商品としては商品価値が劣るものであっ
た。
ので、風に当たった際の抵抗が大きく、また、この状態
でひさし、頭部バンドおよび頭部カバーからなる3つの
部分が露出しているので、雑然として見栄えが悪く、特
に女性向けの商品としては商品価値が劣るものであっ
た。
そこで、この考案は上記した問題点を解決し、サンバイ
ザーの頭部カバーを頭部径の個人差に充分に対応できる
ものとし、また、頭部カバーは空気抵抗が少ないように
充分に小さく折り畳むことができ、しかも、そのような
使用状態において不要な部分を露出させないといった、
機能的かつ優れた商品価値を有するサンバイザーとする
ことを課題としている。
ザーの頭部カバーを頭部径の個人差に充分に対応できる
ものとし、また、頭部カバーは空気抵抗が少ないように
充分に小さく折り畳むことができ、しかも、そのような
使用状態において不要な部分を露出させないといった、
機能的かつ優れた商品価値を有するサンバイザーとする
ことを課題としている。
上記の課題を解決するために、この考案においては、前
ひさしと、この前ひさしの後縁に取付けられ頭に係止可
能なC字形板ばね内蔵のC字形係止帯とからなるサンバ
イザーにおいて、前記係止帯の前ひさし後縁との接合部
に頭を覆う略半球面状の布製冠を後部から前方へ巻き込
んで折畳自在に取付け、前記C字形係止帯の外面には前
ひさし上で下縁が開口した袋帯状カバーを取り付けた構
成を採用したのである。
ひさしと、この前ひさしの後縁に取付けられ頭に係止可
能なC字形板ばね内蔵のC字形係止帯とからなるサンバ
イザーにおいて、前記係止帯の前ひさし後縁との接合部
に頭を覆う略半球面状の布製冠を後部から前方へ巻き込
んで折畳自在に取付け、前記C字形係止帯の外面には前
ひさし上で下縁が開口した袋帯状カバーを取り付けた構
成を採用したのである。
このように構成されたサンバイザーは、降雨時等におい
て髪を保護したい時には折畳んだ布を展開させると略半
球面状の冠体が出来上がる。冠は後部から前方へロール
状に巻き込んだ極めて小さく折り畳むことができるの
で、嵩張らず、さらに前ひさしの上方に下縁が開口した
袋帯状カバーに収容されてC字形係止帯の外面に沿って
一体に収納されることになる。
て髪を保護したい時には折畳んだ布を展開させると略半
球面状の冠体が出来上がる。冠は後部から前方へロール
状に巻き込んだ極めて小さく折り畳むことができるの
で、嵩張らず、さらに前ひさしの上方に下縁が開口した
袋帯状カバーに収容されてC字形係止帯の外面に沿って
一体に収納されることになる。
この場合、サンバイザーは、小さく折り畳まれた布製の
冠をさらに袋帯状カバーで覆っているので、前方からの
空気抵抗が極めて小さくなると共に、折り畳まれた冠が
外部からは全く見えなくなって、前ひさし、袋帯状カバ
ーおよびC字形係止帯が充分に一体化し、女性向けの商
品としても見栄えが向上したものとなる。
冠をさらに袋帯状カバーで覆っているので、前方からの
空気抵抗が極めて小さくなると共に、折り畳まれた冠が
外部からは全く見えなくなって、前ひさし、袋帯状カバ
ーおよびC字形係止帯が充分に一体化し、女性向けの商
品としても見栄えが向上したものとなる。
また、C字形板ばね内蔵のC字形係止帯を設けたもので
あるから、頭部の大きさに良く対応して弾性的に係止す
ることができる。
あるから、頭部の大きさに良く対応して弾性的に係止す
ることができる。
第1図〜第4図はこの考案の第1実施例を示すものであ
る。このサンバイザーは、第1図及び第2図に示すよう
に、比較的大きなしっかりとした半月形前ひさし1と、
この前ひさし1のくぼんだ彎曲状後端に縫付けられて頭
に係止する板ばね2を内蔵した平面C字形帯3とからな
り、前ひさし1と帯3との縫合線に、薄いナイロン織物
に防水加工を施した防水布からなる略半球面状冠4(第
4図参照)が前方に折畳自在に縫付けられ、折畳んだ冠
を収納するため帯3に沿ってその外側面に細長い袋5が
設けられて成るものである。通常は袋5に冠4を丸めて
収納した形態でサンバイザーとして着用し、例えば急な
降雨時には第3図及び第4図に示すように折畳んだ冠を
後方へ展開させて半球面状とし頭部を完全に覆うことが
できるようにしたものである。
る。このサンバイザーは、第1図及び第2図に示すよう
に、比較的大きなしっかりとした半月形前ひさし1と、
この前ひさし1のくぼんだ彎曲状後端に縫付けられて頭
に係止する板ばね2を内蔵した平面C字形帯3とからな
り、前ひさし1と帯3との縫合線に、薄いナイロン織物
に防水加工を施した防水布からなる略半球面状冠4(第
4図参照)が前方に折畳自在に縫付けられ、折畳んだ冠
を収納するため帯3に沿ってその外側面に細長い袋5が
設けられて成るものである。通常は袋5に冠4を丸めて
収納した形態でサンバイザーとして着用し、例えば急な
降雨時には第3図及び第4図に示すように折畳んだ冠を
後方へ展開させて半球面状とし頭部を完全に覆うことが
できるようにしたものである。
帯3は平面C字形で後端が開口しているが、C字形板ば
ね2の復元力によって頭を挾み、着用中脱落するような
ことはない。
ね2の復元力によって頭を挾み、着用中脱落するような
ことはない。
冠4は、第4図に示すように、複数枚の裁ち布6を縫合
線7で接合して略半球面形に縫製されたものであり、後
部下縁にゴム紐8が取付けられ、冠して頭にかぶると脱
落しにくくなっている。またこの冠4は、薄地であるの
で丸めて帯3の前半部に折畳むと嵩張ることがなく小さ
くなり袋5に容易に収納できる。
線7で接合して略半球面形に縫製されたものであり、後
部下縁にゴム紐8が取付けられ、冠して頭にかぶると脱
落しにくくなっている。またこの冠4は、薄地であるの
で丸めて帯3の前半部に折畳むと嵩張ることがなく小さ
くなり袋5に容易に収納できる。
袋5は、帯3の上縁に縫合線9で縫付けた重ね布によっ
て形成され、前ひさし1に対応する前半部下縁が開口し
ており、この開口から丸めた冠4を押込むと、外側から
冠が見えず外観上違和感はない。袋5の開口部には閉鎖
手段として、ゴム紐やスナップボタンを取付けることが
できる。
て形成され、前ひさし1に対応する前半部下縁が開口し
ており、この開口から丸めた冠4を押込むと、外側から
冠が見えず外観上違和感はない。袋5の開口部には閉鎖
手段として、ゴム紐やスナップボタンを取付けることが
できる。
この実施例のサンバイザーは、第3図及び第4図に示す
ように、急な降雨に遭遇した際には袋5の開口部をめく
って丸めて収納してある冠4を取出し後方に広げる。冠
4は防水布からなるもので雨で髪が濡れるようなことは
ない。
ように、急な降雨に遭遇した際には袋5の開口部をめく
って丸めて収納してある冠4を取出し後方に広げる。冠
4は防水布からなるもので雨で髪が濡れるようなことは
ない。
第5図は、この考案の第2実施例を示し、この実施例の
サンバイザーは、帯3の後端中央継目部に係止位置替自
在な止め具10が取付けられて環形を形成したものであ
り、この帯3の前半部の袋5の中に冠4が折畳んで丸め
て収納されている。
サンバイザーは、帯3の後端中央継目部に係止位置替自
在な止め具10が取付けられて環形を形成したものであ
り、この帯3の前半部の袋5の中に冠4が折畳んで丸め
て収納されている。
第6図は、この考案の第3実施例を示し、このサンバイ
ザーは、髪の日よけを目的とし比較的荒目の網地から略
半球面状冠4が形成されたものであり、髪に対する真夏
の日中の強烈な直射日光を避けることができる。
ザーは、髪の日よけを目的とし比較的荒目の網地から略
半球面状冠4が形成されたものであり、髪に対する真夏
の日中の強烈な直射日光を避けることができる。
この考案は、上述の通り構成されているので次に記載す
る効果を奏する。
る効果を奏する。
外観上は従来のサンバイザーと変わらず且つ従来品と同
じように前ひさしだけの軽快さを維持しており、例えば
テニスのプレー中やスポーツ観戦中の急な降雨時や突風
時には冠を展開させると髪が雨で濡れることや髪が乱れ
ることが防止でき、また元のように冠を巻いて容易に折
畳むこともできる。また、この際、冠は、ロール状に巻
き込んで極めて小さく折り畳むことができ、さらに袋帯
状カバーで覆っているので、前方からの空気抵抗が極め
て小さくなり、即ち強風でも飛ばされ難くなると共に、
折り畳まれた冠が外部からは全く見えなくなって、前ひ
さし、C字形係止帯および冠が充分に一体化し、使用状
態および商品としての見栄えも顕著に向上する。また、
C字形板ばねを内蔵したC字形係止帯を設けたものであ
るから、頭部径の個人差に充分に対応するものとなる利
点もある。
じように前ひさしだけの軽快さを維持しており、例えば
テニスのプレー中やスポーツ観戦中の急な降雨時や突風
時には冠を展開させると髪が雨で濡れることや髪が乱れ
ることが防止でき、また元のように冠を巻いて容易に折
畳むこともできる。また、この際、冠は、ロール状に巻
き込んで極めて小さく折り畳むことができ、さらに袋帯
状カバーで覆っているので、前方からの空気抵抗が極め
て小さくなり、即ち強風でも飛ばされ難くなると共に、
折り畳まれた冠が外部からは全く見えなくなって、前ひ
さし、C字形係止帯および冠が充分に一体化し、使用状
態および商品としての見栄えも顕著に向上する。また、
C字形板ばねを内蔵したC字形係止帯を設けたものであ
るから、頭部径の個人差に充分に対応するものとなる利
点もある。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この考案の第1実施例を示す縦断面図、第2
図は同上の斜視図、第3図及び第4図は同上の冠を展開
する途中の斜視図及び冠を全開した状態の斜視図、第5
図はこの考案の第2実施例を示す平面図、第6図はこの
考案の第3実施例を示す冠を全開した状態の斜視図であ
る。 1……前ひさし、3……帯、 4……冠、5……袋。
図は同上の斜視図、第3図及び第4図は同上の冠を展開
する途中の斜視図及び冠を全開した状態の斜視図、第5
図はこの考案の第2実施例を示す平面図、第6図はこの
考案の第3実施例を示す冠を全開した状態の斜視図であ
る。 1……前ひさし、3……帯、 4……冠、5……袋。
Claims (1)
- 【請求項1】前ひさしと、この前ひさしの後縁に取付け
られ頭に係止可能なC字形板ばね内蔵のC字形係止帯と
からなるサンバイザーにおいて、前記係止帯の前ひさし
後縁との接合部に頭を覆う略半球面状の布製冠を後部か
ら前方へ巻き込んで折畳自在に取付け、前記C字形係止
帯の外面には前ひさし上で下縁が開口した袋帯状カバー
を取り付けたことを特徴とするサンバイザー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988107265U JPH0627612Y2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | サンバイザー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988107265U JPH0627612Y2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | サンバイザー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0229422U JPH0229422U (ja) | 1990-02-26 |
JPH0627612Y2 true JPH0627612Y2 (ja) | 1994-07-27 |
Family
ID=31341521
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988107265U Expired - Fee Related JPH0627612Y2 (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | サンバイザー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0627612Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100594720B1 (ko) * | 2004-10-04 | 2006-07-03 | 유효상 | 썬캡 겸용 모자 |
JP5115877B2 (ja) * | 2011-02-04 | 2013-01-09 | 泰生 斉藤 | 帽子 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4556993A (en) * | 1984-05-22 | 1985-12-10 | Okamura Sr Edward T | Convertible sunvisor cap |
-
1988
- 1988-08-12 JP JP1988107265U patent/JPH0627612Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0229422U (ja) | 1990-02-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |