JP3050024U - 雨用帽子 - Google Patents

雨用帽子

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JP3050024U
JP3050024U JP1997010163U JP1016397U JP3050024U JP 3050024 U JP3050024 U JP 3050024U JP 1997010163 U JP1997010163 U JP 1997010163U JP 1016397 U JP1016397 U JP 1016397U JP 3050024 U JP3050024 U JP 3050024U
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hat
rain
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shape
hat body
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JP1997010163U
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紀代子 栗本
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紀代子 栗本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サンバイザーを着用した頭部に簡単に装着でき
て突然の雨にも迅速に対応することができ、しかもセッ
トした髪の毛を乱すことがなく、携帯にも便利な雨用帽
子を提供する。 【解決手段】サンバイザーAとともに、頭に着用する雨
用帽子1であって、冠状に形成された透明な帽子本体1
1の先端には、サンバイザーAの目びさしA1の先端と
係脱自在な係止部材17が設けられるとともに、帽子本
体11の周縁適所には装着時に首筋に引っ掛ける伸縮自
在な紐状部材18が設けられる一方、帽子本体11に
は、帽子本体11の形状を崩さず髪の毛を頭部に押しつ
けないようにするための形状保持手段が設けられてい
る。帽子本体11は、3枚の透明なシート部材11a〜
cをそれぞれ縫い合わせて冠状に形成され、これら縫い
合わせ部分が前記形状保持手段を構成している。シート
部材11a〜cは剥離性を高める線状部材が介装された
2重シート構造に形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、雨が降ってきた際に使用される雨用帽子に関し、特にゴルフなどの 屋外活動で女性に最適な雨用帽子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばゴルフ等の屋外活動において、サンバイザーを着用する人が多く 見られる。このサンバイザーの着用は、特に女性に多く見られている。これは、 女性の場合、一般の帽子を着用するとこの帽子の着用により髪の毛が頭部に押し つけられ、折角セットした髪の毛が台無しになってしまうため、これを避けるた めに使用しているのが現状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようにサンバイザーの着用は、天候の良い日には日光を 目びざしの部分で遮るため、屋外活動に最適であるものの、天候の悪い雨の日に は、髪の毛が雨に濡れてしまい折角セットした髪の毛が台無しになってしまうと いう問題があった。また、このような雨の日には、一般の帽子を着用することで 、髪の毛が濡れることを回避できるが、一般の帽子の着用では、上述したように 、髪の毛が頭部に押しつけられて折角セットした髪の毛が台無しになってしまう 。このため、雨の日におけるサンバイザー及び一般の帽子の着用は、セットした 髪の毛を保持しながら活動するには、有効な手段で無かった。
【0004】 本考案は、上述した問題点に鑑みなされたもので、サンバイザーの着用を前提 として、サンバイザーを着用した活動中に突然雨が降って来た場合や、終日雨の 場合にも、簡単に着用できるとともに携帯にも便利であり、しかもセットした髪 の毛を乱すことがない雨用帽子を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案の請求項1記載の雨用帽子は、サンバイザーとともに、頭に着用する雨 用帽子であって、冠状に形成された透明な帽子本体の先端には、サンバイザーの 目びさしの先端と係脱自在な係止部材が設けられるとともに、当該帽子本体の周 縁適所には装着時に首筋に引っ掛ける伸縮自在な紐状部材が設けられる一方、帽 子本体には、当該帽子本体の形状を崩さず髪の毛を頭部に押しつけないようにす るための形状保持手段が設けられたものである。
【0006】 本考案の請求項2記載の雨用帽子は、前記帽子本体は、3枚の透明なシート部 材をそれぞれ縫い合わせて冠状に形成され、これら縫い合わせ部分が前記形状保 持手段を構成するものである。
【0007】 本考案の請求項3記載の雨用帽子は、前記シート部材は2重シート構造に形成 され、該2重シートの間には、各シート部材の剥離性を高めるための線状部材が 介装されてなるものである。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0009】 図1は、本考案の雨用帽子を示している。 この雨用帽子1は、サンバイザーAを着用した際に用いるもので、符号11は 、頭部全体を覆う帽子本体である。
【0010】 この帽子本体11は、透明なシート状物により下面が開口された冠状に形成さ れている。具体的には、図2に示すように、帽子本体11は、3枚の透明のシー ト部材11a、11b、11cから構成されており、これらシート部材11a、 11b、11cのそれぞれ接合端縁12、13及び端縁14、15を所定幅のテ ープ部材16を介して縫い合わせている。
【0011】 前記テープ部材16は、その幅方向を2つ折りにした状態で、各接合端縁12 、13及び端縁14、15を挟み込むようにして糸状部材で縫い合わされており 、その縫い合わされた部分から雨などが侵入しないように、テープ部材16の材 質(例えば、糸状部材による縫い目の孔を収縮させるような弾力性のある材質な ど)、または縫い合わせ部分の構造が工夫されている。
【0012】 このようにして接合端縁12、13をテープ部材16を介して縫い合わせるこ とにより、この接合端縁12、13を縫い合わせた前後2本のテープ部材16が 全体が柔らかいシート部材11a、11b、11cで形成された帽子本体11全 体を冠状に形成し、この形状を保持する形状保持手段を構成している。
【0013】 また、着用した際に前側となるシート部材11aの端縁14の両側には、帽子 本体11を着用した際に当該端縁14が視界の邪魔にならないように、湾曲部1 4aが形成されている。この湾曲部14aは、ゴルフのようにアドレスをした場 合に、端縁14が視界に入るとそれが気になり集中できないため、これを防止す るように工夫されたものである。
【0014】 さらに、帽子本体11を装着した場合に、予め装着されたサンバイザーAの目 びさしA1の先端と対峙する帽子本体11の端縁14の先端には、図3及び図4 に示すようにサンバイザーAの目びさしA1の先端に係止する係止部材としての 係止片17が設けられている。
【0015】 係止片17は、帽子本体11の内側に所定長さ延長された形で設けられており 、この係止片17と帽子本体11のシート部材11aの間に、サンバイザーAの 目びさしA1の先端を差し込むことで、帽子本体11の先端がサンバイザーAに 安定的に保持される。
【0016】 また、帽子本体11の端縁の左右両側には紐状部材18が連結されている。紐 状部材18は伸縮性を有する部材で構成されており、本実施の形態では、3枚の シート部材11a、11b、11cが接合された部位となる端縁の左右両側にそ の両端が止着されている。
【0017】 この紐状部材18は、図1に示すように帽子本体11を装着した場合に、人の 首筋の部分に掛け止めるもので、このように紐状部材18を掛け止めることによ り、前記係止片17によるサンバイザーAとの係止と相まってこの帽子本体11 を頭部に安定的に保持した状態で装着することができる。
【0018】 また、紐状部材18を首筋に掛けることで紐状部材18が収縮しよとする力は 、その略対向位置にあるサンバイザーAを係止した係止片17に作用することに なり、このように略対向位置になる係止片17を後ろ側に引っ張ろうとするため に、帽子本体11の頂部には紐状部材18による収縮力は作用せず、むしろ前述 したテープ部材16により形成された冠状を保持する方向に働く。
【0019】 なお、前記各シート部材11a、11b、11cは、このシート部材そのもの が2重シート構造に形成されており、その間に線状部材19(図2にその一部を 示している。)を挟み込むことによってメッシュ状に形成されたものが用いられ ている。よって、この各シート部材11a、11b、11cにより帽子本体11 を形成することで、シート部材11a、11b、11cに高い剥離性を持たせる ことができ、帽子本体11を小さく折り畳んだ状態で収納していても、この帽子 本体11を簡単に広げて即座に使用することができる。
【0020】 次に、このように構成された雨用帽子の使用について説明する。ここでは、例 えば、女性がゴルフで雨用帽子を使用する場合について説明する。
【0021】 ゴルフのスタートに先立って、雨の降っていない場合でもゴルフバックの適当 な収納部に本考案の雨用帽子を折り畳んで入れておき、サンバイザーAを装着し た状態でスタートする。この雨用帽子は、シート部材11a、11b、11cで 形成されているため、小さく折り畳むことができ、携帯に便利であり、手軽にゴ ルフバックに収納しておくことができる。
【0022】 そして、プレーの途中で雨が降って来た場合には、ゴルフバックの収納部から 本考案の雨用帽子を取り出し、この雨用帽子をサンバイザーAの上から着用する 。
【0023】 詳しくは、折り畳まれた状態の帽子本体11を広げて、係止片17をサンバイ ザーAの目びさしA1の先端に係止しながら頭部にかぶせ、紐状部材18を首筋 に引っ掛けることで、図1に示すように装着する。
【0024】 この際、帽子本体11は剥離性がよいため、小さく折り畳んでいても簡単に広 げることができるとともに、係止片17をサンバイザーAに係止して紐状部材1 8を首筋に引っ掛けるだけの簡単な手順で、頭部に装着することができ、突然雨 が降ってきても迅速に対応することができ、髪の毛を濡らすことがなく、セット が乱れることもない。
【0025】 しかも、帽子本体11を装着した状態においても、接合端縁12、13を縫い 合わせた前後2本のテープ部材16が帽子本体11全体を冠状に保持しており、 これにより髪の毛の上部と帽子本体11の上部との間には所定の隙間が生じてお り、帽子本体11で髪の毛を押しつけることがなく、セットが乱れることがない 。よって、クラブハウス等で雨用帽子を脱いでも、髪の毛は始めにセットした状 態であり、髪の毛の乱れを気にすることもなく、快適な気分で食事等を楽しむこ とができる。
【0026】 また、本考案の雨用帽子は、全体が透明であるため、装着している時でもきれ いにセットされた髪の毛が見られ、雨用帽子の装着により全体のバランスなど雰 囲気を壊すことがない。
【0027】 さらに、係止片17と紐状部材18により装着を強固に保持しているため、多 少の風では帽子本体11がずれることなく、安心してプレーを行うことができる 。紐状部材18は後ろの髪の毛を上げながら首筋に引っ掛けることで、この紐状 部材18が髪の毛を押さえつけてセットを乱すことはない。
【0028】 なお、雨の日では雨用帽子を予め装着した状態でプレーすればよく、この場合 でも髪の毛が濡れることなく、装着によりセットが乱れることもない。
【0029】 また、本考案の雨用帽子は、ゴルフのプレーに限らず、あらゆる活動の雨対策 として用いることができ、特に女性に有効である。
【0030】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、係止片をサンバイザーの目びさしの先端 に係止するとともに、紐状部材を首筋に引っ掛けるだけで、サンバイザーを着用 した頭部に雨用帽子を簡単に装着することができ、しかも帽子本体に設けられた 形状保持手段により装着時において髪の毛を頭部に押しつけることがないため、 この雨用帽子の装着によりセットした髪の毛を乱すことがない。
【0031】 また、雨用帽子の帽子本体をシート部材によって形成することで、小さく折り 畳むことができ、携帯に便利である。
【0032】 さらに、シート部材に線状部材を介装して剥離性を高めていることで、小さく 折り畳んでも、簡単に広げることができ、突然の雨にも迅速に対応することがで きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の雨用帽子を装着した状態を示す側面図
である。
【図2】本考案の雨用帽子を示す斜視図である。
【図3】雨用帽子に設けた係止片を示す背面図である。
【図4】係止片によりサンバイザーの目びさしを係止し
た状態を示す一部拡大の断面図である。
【符号の説明】
1 雨用帽子 11 帽子本体 11a、11b、11c シート部材 16 テープ部材 17 係止片(係止部材) 18 紐状部材 19 線状部材 A サンバイザー A1 目びさし

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンバイザーとともに、頭に着用する雨
    用帽子であって、 冠状に形成された透明な帽子本体の先端には、サンバイ
    ザーの目びさしの先端と係脱自在な係止部材が設けられ
    るとともに、当該帽子本体の周縁適所には装着時に首筋
    に引っ掛ける伸縮自在な紐状部材が設けられる一方、帽
    子本体には、当該帽子本体の形状を崩さず髪の毛を頭部
    に押しつけないようにするための形状保持手段が設けら
    れたことを特徴とする雨用帽子。
  2. 【請求項2】 前記帽子本体は、3枚の透明なシート部
    材をそれぞれ縫い合わせて冠状に形成され、これら縫い
    合わせ部分が前記形状保持手段を構成する請求項1記載
    の雨用帽子。
  3. 【請求項3】 前記シート部材は2重シート構造に形成
    され、該2重シートの間には、各シート部材の剥離性を
    高めるための線状部材が介装されてなる請求項2記載の
    雨用帽子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5420799B1 (ja) * 2012-12-26 2014-02-19 順一 桑原 帽子

Cited By (2)

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