JPH0715727U - サンバイザー - Google Patents
サンバイザーInfo
- Publication number
- JPH0715727U JPH0715727U JP045769U JP4576993U JPH0715727U JP H0715727 U JPH0715727 U JP H0715727U JP 045769 U JP045769 U JP 045769U JP 4576993 U JP4576993 U JP 4576993U JP H0715727 U JPH0715727 U JP H0715727U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- waterproof cloth
- front eaves
- shaped
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Outer Garments And Coats (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 サンバイザーを、その前ひさしを需要に応じ
た多様な素材で構成することが可能であり、しかも前ひ
さし部分に防水性をもたせることができるようにする。 【構成】 半月形の前ひさし1と、頭に係止可能なC字
形板ばね2内蔵のC字形係止帯3とからなるサンバイザ
ーAであって、C字形係止帯3の前ひさし後縁との接合
部分に頭を覆う略半球面状の防水布製カバー4を折り畳
み自在に取付けると共に、接合部分には前ひさし1を覆
う防水布製カバー5を取付け、C字形係止帯3の外周面
には前ひさし1上で下縁が開口した袋帯状カバー6を取
付ける。降雨時には防水布製カバー4を展開して頭部を
覆い、さらに防水布製カバー5で前ひさし1の上面を覆
うように展開する。
た多様な素材で構成することが可能であり、しかも前ひ
さし部分に防水性をもたせることができるようにする。 【構成】 半月形の前ひさし1と、頭に係止可能なC字
形板ばね2内蔵のC字形係止帯3とからなるサンバイザ
ーAであって、C字形係止帯3の前ひさし後縁との接合
部分に頭を覆う略半球面状の防水布製カバー4を折り畳
み自在に取付けると共に、接合部分には前ひさし1を覆
う防水布製カバー5を取付け、C字形係止帯3の外周面
には前ひさし1上で下縁が開口した袋帯状カバー6を取
付ける。降雨時には防水布製カバー4を展開して頭部を
覆い、さらに防水布製カバー5で前ひさし1の上面を覆
うように展開する。
Description
【0001】
この考案は、ひさしを有し適宜に頭頂部を露出可能なサンバイザーに関する。
【0002】
一般に、頭頂部を露出させた状態で目や額を日光などから遮ることが可能なサ ンバイザーとして、図6に示すものが知られている。
【0003】 このものは、前ひさし20と、前ひさし20の後縁に取付けられ頭に係止可能 なC字形板ばね2を内蔵したC字形係止帯3とからなり、係止帯3における前ひ さし後縁との接合部に、頭を覆う略半球面状の防水布製カバー4を折り畳み自在 に取付けており、またC字形係止帯3の外周面前部には前ひさし20上で下縁が 開口する袋帯状カバー21を取付けたものである。
【0004】 このようなサンバイザーBは、C字形係止帯3が頭部の大きさによく対応して 簡便に装着でき、また小さく折り畳まれた状態の略半球面状の防水布製カバー4 を前ひさし20上で袋帯状カバー21内に収容しているので、C字形係止帯3と 防水布製カバー21が一体化しているものである。
【0005】
しかし、上記した従来のサンバイザーBは、雨天時に前ひさしを浸透した雨水 が水滴となって眼の前を落下する不都合などが生じ、充分に防水対策が施された ものとはいえない。
【0006】 一方、前ひさし20の表面を、予め防水布製カバーで被覆すればよいとも考え られるが、これでは、表面の質感が滑面的で単調となり、たとえば井草、藁など の天然繊維の織物等を採用して清涼な質感で形成することができず、種々の素材 の組み合わせで需要に応じた製品の多様化を図ることができないという問題点が ある。
【0007】 そこで、この考案は、上記した問題点を解決し、サンバイザーを、使用者が頭 頂部を露出させて通常のサンバイザーとして使用する状態で前方からの空気抵抗 が少なく、かつ見栄えのよいものとすることに加えて、前ひさしを需要に応じた 多様な素材で構成することを可能とし、しかも前ひさし部分に防水性をもたせる ことができるものとすることを課題としている。
【0008】
上記の課題を解決するため、この考案においては、前ひさしと、この前ひさし の後縁に取付けられ頭に係止可能なC字形板ばね内蔵のC字形係止帯とからなり 、前記係止帯の前ひさし後縁との接合部に頭を覆う略半球面状の防水布製カバー を折り畳み自在に取付けると共に、前記C字形係止帯の外周面には前ひさし上で 下縁が開口した袋帯状カバーを取付けたサンバイザーにおいて、 前記接合部には前ひさしを覆う防水布製カバーを折り畳み自在に取付けた構成 を採用したのである。
【0009】
この考案に係るサンバイザーは、降雨時など髪を保護したい場合には、折り畳 んだ略半球面状の防水布製カバーを展開すると、略半球面状の頭部カバーが形成 でき、また、同様にして折り畳んだもう一つの防水布製カバーを展開して、前ひ さしを覆う防水性のカバーを装着できる。
【0010】 このような2つの防水布製カバーは、それぞれロール状に巻き込むなどの態様 で小さく折り畳むことができ、さらに、そのような状態で前ひさしの上方に開口 した袋帯状カバー内に極めて小さくまとめて収容することができる。この状態の サンバイザーは、C字形係止帯と防水布製カバーが充分に一体化しているので、 前方からの空気抵抗が極めて小さくなると共に、2つの防水布製カバーが外部か ら全く見えなくなり、極めて見栄えのよいものとなる。
【0011】
この考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。
【0012】 図1および図2に示すように、実施例のサンバイザーAは、半月形の前ひさし 1と、頭に係止可能なC字形板ばね2内蔵のC字形係止帯3を有するものであっ て、C字形係止帯3の前ひさし後縁との接合部分に頭を覆う略半球面状の防水布 製カバー4を折り畳み自在に取付けると共に、同接合部分には前ひさし1を覆う 防水布製カバー5の後縁を縫着し、C字形係止帯3の外周面には前ひさし1上で 下縁が開口した袋帯状カバー6を取付けている。
【0013】 前ひさし1は、乾燥した天然の植物繊維素材を用いた織物からなるので、軽量 で清涼感があり、さらに外周縁には布製の飾り縁7を縫着している。また、前ひ さし1は、通常の帽子に用いられるその他種々の素材を用い、需要に応じて製造 することができる。
【0014】 C字形係止帯3は、プラスチックまたは鋼などからなるC字形の板ばね2をパ イル地の外装3a内に収容したものであり、その前端が前ひさし1の湾曲した後 縁に縫着固定されている。このようなC字形係止帯3は、後端が開口しておりC 字形の板ばね2の復元力によって頭を挟み、着用中脱落するようなことはない。
【0015】 図3および図4に示すように、略半球面状の防水布製カバー4は、薄いナイロ ン織物に防水加工を施した防水布からなる複数枚の裁ち布を縫合線8で接合して 略半球面状に縫製したものである。
【0016】 このような防水布製カバー4は、薄地であるので後方からロール状に巻き込む と嵩張ることはなく、前ひさし1上で袋帯状カバー6内に収容できる。そして、 図5に示すように、防水布製カバー4の後部端縁には、周方向の長さを縮めるゴ ム紐9を取付けているので、袋帯状カバー6を頭に被った際の不用意な脱落が防 止できる。このような防水布製カバー4は、ナイロン製ばかりでなく、防水性ま たは撥水性のある合成繊維を用いた編織布またはその他の適当なフィルムまたは シート状の素材を採用することもできる。
【0017】 前ひさし1を覆う防水布製カバー5は、頭部を覆う前記した防水布製カバー4 と同様の素材からなり、その寸法は前ひさし1より若干大きい半月形であって、 縁に沿ってゴム紐10を取り付けている(図5参照)。
【0018】 このような防水布製カバー5は、展開した状態で前ひさし1の縁部分に容易に 係止でき、前ひさし1から外した状態ではゴム紐10の弾性によって縁が縮むの で、C字形係止帯3の前面に自動的に引き寄せられた状態となって、袋帯状カバ ー6内への収納操作がより簡便である。
【0019】 図1および図2に示す袋帯状カバー6は、C字形係止帯3に重ねてその周縁に 縫着して取付けており、前ひさし1上に対応する下縁のみが非縫着状態で開口し ている。そして、図2の鎖線で囲む要部拡大図に示すように、開口縁6aには縁 の長手方向に沿ってゴム紐11を縫着し、さらに帯幅方向(図1の縦方向)にも ゴム紐12を縫い付けている。したがって、ロール状に折り畳んだ前記2つの防 水布製カバー4、5を収容した状態で、開口縁6aはC字形係止帯3の前面に密 着して袋帯状カバー6の容積はより小さくなる。
【0020】 上記したように構成される実施例を天候のよい時に使用するには、防水布製カ バー4、5をそれぞれロール状に巻き込んでまとめて袋帯状カバー6内にきわめ てコンパクトに収容できる。この場合、前方からの空気抵抗も少なくなるので、 風で吹き飛ばされる事態も回避でき、また、2つの防水布製カバーが外部から全 く見えなくなり、非常に見栄えのよいものとなる。
【0021】 そして図3に示すように、急な降雨などに遭遇した場合には、防水布製カバー 4を展開して頭部を覆い、さらに防水布製カバー5で前ひさし1の上面を覆うよ うに展開して係止し、最終的には図4に示すような完全なレインキャップとして 使用する。
【0022】
この考案は、以上説明したように、頭を覆う略半球面状の防水布製カバーおよ び前ひさしを覆う防水布製カバーを折り畳み自在に所定位置に取付け、さらに前 ひさし上で下縁が開口した袋帯状カバーを設けたサンバイザーとしたから、防水 布製カバーを展開した状態で前ひさし部分に防水性があり、完全な防水性帽子と して使用できる利点がある。また、使用者が頭頂部を露出させて通常のサンバイ ザーとして使用する場合には、多様な素材で構成した前ひさし部分を露出させて 、需要に応じた多様性をもたせることができるものとなり、しかも、そのような 状態で前方からの空気抵抗が少なく、C字形係止帯と防水布製カバーが充分に一 体化して見栄えもよいものとなる利点もある。
【図1】実施例の斜視図
【図2】図1の縦断面図
【図3】防水布を展開する途中の状態を説明する斜視図
【図4】防水布を展開した状態を説明する斜視図
【図5】防水布を展開した状態を説明する底面図
【図6】従来例の縦断面図
1 前ひさし 2 C字形板ばね 3 C字形係止帯 4 防水製布カバー 5 防水製布カバー 6 袋帯状カバー 6a 開口縁
Claims (1)
- 【請求項1】 前ひさしと、この前ひさしの後縁に取付
けられ頭に係止可能なC字形板ばね内蔵のC字形係止帯
とからなり、前記係止帯の前ひさし後縁との接合部に頭
を覆う略半球面状の防水布製カバーを折り畳み自在に取
付けると共に、前記C字形係止帯の外周面には前ひさし
上で下縁が開口した袋帯状カバーを取付けたサンバイザ
ーにおいて、 前記接合部には前ひさしを覆う防水布製カバーを折り畳
み自在に取付けたことを特徴とするサンバイザー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP045769U JPH0715727U (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | サンバイザー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP045769U JPH0715727U (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | サンバイザー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0715727U true JPH0715727U (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=12728503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP045769U Pending JPH0715727U (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | サンバイザー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715727U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52143778U (ja) * | 1976-04-26 | 1977-10-31 | ||
JPS5621621A (en) * | 1979-07-30 | 1981-02-28 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | Inertial collison type dust collector |
JP2007031870A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Shiojiri Seibo:Kk | 帽子 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0229422B2 (ja) * | 1982-11-04 | 1990-06-29 | Aaresutei Kk | Daikasutokyojidokyutosochiniokeruyuryochoseisochi |
-
1993
- 1993-08-23 JP JP045769U patent/JPH0715727U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0229422B2 (ja) * | 1982-11-04 | 1990-06-29 | Aaresutei Kk | Daikasutokyojidokyutosochiniokeruyuryochoseisochi |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52143778U (ja) * | 1976-04-26 | 1977-10-31 | ||
JPS5621621A (en) * | 1979-07-30 | 1981-02-28 | Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd | Inertial collison type dust collector |
JP2007031870A (ja) * | 2005-07-26 | 2007-02-08 | Shiojiri Seibo:Kk | 帽子 |
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