JP2603511Y2 - 折畳式帽子 - Google Patents

折畳式帽子

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JP2603511Y2
JP2603511Y2 JP1993064237U JP6423793U JP2603511Y2 JP 2603511 Y2 JP2603511 Y2 JP 2603511Y2 JP 1993064237 U JP1993064237 U JP 1993064237U JP 6423793 U JP6423793 U JP 6423793U JP 2603511 Y2 JP2603511 Y2 JP 2603511Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一般は勿論、競馬、野
球、ゴルフ等の娯楽スポーツ観戦、ゴルフプレー、農作
業や日中での各種作業時の日除用、または雨天での各種
作業時の雨除用その他に使用するに好適な大きな鍔部分
を有する折畳式帽子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の組立式帽子においては、
例えば実開平2−136022号公報にあるように、連
結金具を介して分離もしくは折畳み自在に連結した可撓
弾性の組立線材を鍔部周縁に設けた挿通部内に着脱自在
に挿着した帽子が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、これによれ
ば、帽子を折り畳む際に、可撓弾性の組立線材全体が鍔
部周縁に設けた挿通部内に被覆されているために、鍔部
が強制的に引っ張られることに伴なって破損したり、折
皺が残ったりしてしまい、さらに、組立線材全体が可撓
弾性を有するために外部応力が加わるとたやすく弾性変
形してしまうことがあった。しかも、全体をコンパクト
に折り畳むこと、および、折り畳み状態を維持すること
が困難であり、その構成も複雑で、高価となる等の欠点
を有するものであった。
【0004】そこで、本考案は、叙上のような従来存し
た諸事情に鑑み案出されたもので、鍔部を有する帽子に
おいて、その鍔部を伸展緊張させる骨芯線材を折曲可能
な組立式に構成することで全体構成を簡素化し、また、
安価にしたことにより、コンパクトに折り畳むこと、折
り畳み状態を維持することが可能で、そしてさらに、従
来のように組立時に組立線材全体が歪んだり、鍔部生地
が組立線材により強制的に引っ張られることで破損した
り、折皺が残ったりしてしまうことのないように改良し
た折畳式帽子を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本考案にあっては、鍔部2のみまたは被冠部3に
連設した鍔部2を有する帽子において、鍔部2生地外周
縁に設けた筒状の挿通部4と、この挿通部4内に挿着さ
れる折畳自在で、組立突張状態にて鍔部2生地を外延に
緊張せしめるようにした骨芯線材7とを備えて成り、鍔
部2生地の挿通部4には、骨芯線材7を折り畳むときに
一定方向に折曲させるよう骨芯線材7自体の折曲部位に
相当する部位に設けた折畳部分6を露出せしめる切目状
の外出部5を設けたものである。
【0006】また、外出部5には、折畳部分6を隠蔽す
る開閉自在なカバー片5Aを配装したり、外出部5を閉
塞連結する止着具8を設けたりすることができる。
【0007】骨芯線材7は、その折曲方向が交互に捩れ
位置の関係にあり、この骨芯線材7の組立状態での折曲
方向の捩れ位置関係から生ずる折曲抵抗に基づく湾曲突
張にて鍔部2生地を外延に緊張せしめるようにして、ま
た、その折畳部分6の一定の折曲方向が交互に反対方向
となるように互い違いに限定規制して構成することがで
きる。
【0008】骨芯線材7の折畳部分6は、少なくとも4
箇所以上のものとして構成でき、また、両骨芯線材7が
互いに偏角回動自在になるように一方の骨芯線材7の一
端に形成した軸突部10を他方の骨芯線材7の他端に形
成した軸穴11に滑合軸支して成る滑合軸部12と、こ
の滑合軸部12に連通し一方の骨芯線材7の一部を他方
の骨芯線材7に対しこれを突張係止するストッパー肘部
13とから成るものとして構成することができる。
【0009】幅広の鍔部2と、被冠部3とを防水性の生
地にて形成することができる。
【0010】
【作用】本考案に係る折畳式帽子において、折畳携帯時
には、鍔部2生地外周縁に設けた挿通部4内に挿通し、
外出部5から露出させてある骨芯線材7の折畳部分6
は、折曲方向が交互に捩れ位置の関係にあることで、折
曲されたときジグザグ状に折畳まれ、また、これに対応
して鍔部2生地を折り込ませ、携帯を可能にさせる。逆
に帽子組立時には、骨芯線材7の折畳部分6を伸展拡開
することで、この骨芯線材7の組立状態での折曲方向の
捩れ位置関係から生ずる折曲抵抗に基づく湾曲突張にて
鍔部2生地を外延に緊張させ、そして、カバー片5Aに
よって外出部5に露出している折畳部分6を隠蔽し、装
用を可能にさせる。
【0011】さらに、骨芯線材7の組立状態での折曲方
向の捩れ位置関係から生ずる折曲抵抗に基づく湾曲突張
は、鍔部2生地を外延に緊張させ、逆に、その折畳部分
6の交互に上下方向となるように互い違いに限定規制さ
せた一定方向の折曲は鍔部2を折り畳ませる。
【0012】また、少なくとも4箇所以上とした骨芯線
材7の折畳部分6は、鍔部2生地を少なくとも4つ折り
状態にさせ、被冠部3を含む帽子全体をコンパクトに纏
めた状態で折り畳ませる。
【0013】帽子組立に際し、骨芯線材7の折畳部分6
である滑合軸部12を拡開せしめたとき、この滑合軸部
12に連通したストッパー肘部13は、一方の骨芯線材
7の一部を他方の骨芯線材7に対し突張係止させる。
【0014】そして、防水性の生地にて形成した幅広の
鍔部2と、被冠部3とにより雨天時の屋外作業等を何等
支障なく行なわせ、身体全体を降雨から防止させる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の一実施例を説
明するに、図において示される符号1は、例えば競馬、
野球、ゴルフ等の娯楽スポーツ観戦、ゴルフプレー、農
作業や日中での各種作業時の日除用、または雨天での各
種作業時の雨除用において使用する大きな鍔部分を有す
る折畳式帽子本体であり、外径が装着者の肩幅にほぼ相
当する幅広の鍔部2と、頭体に被せる被冠部3とを防水
性の生地にて形成し、それらを分離および接合自在にし
て、または一体形成にて構成してある。すなわち、その
用途に応じて鍔部2のみの帽子あるいは鍔部2を有する
帽子でもよいように適宜勘案採択すべく成してある。
【0016】鍔部2のみまたは鍔部2を有する折畳式帽
子本体1において、折畳可能な素材より成る環状の鍔部
2の生地外周縁に袋管状の挿通部4を設け、この挿通部
4の少なくとも4つ以上の複数箇所に外出部5を切欠形
成せしめてあり、この挿通部4内には、帽子組立の際に
組立突張状態にて鍔部2生地を外延に緊張せしめ、鍔部
2を有する帽子本来の緊張状態を保形させる骨芯線材7
が挿着されている。そして、この骨芯線材7には折畳式
帽子本体1自体を折り畳むときに必要となる折曲部位に
相当する部位に一定方向に折曲自在なる折畳部分6を設
けてあり、その折曲部位である折畳部分6夫々を挿通部
4の各々の外出部5に露出せしめてある。なお、この骨
芯線材7は、挿通部4内に着脱自在に挿着することもで
き、こうすることで、不使用時に折畳んだときに骨芯線
材7と折畳式帽子本体1とを別体とすることにより一層
のコンパクト化を図ることができる。
【0017】また、帽子組立後の状態において、鍔部2
生地外周縁の挿通部4に設けた外出部5には、この外出
部5から露出する骨芯線材7の折畳部分6を隠蔽する開
閉自在なカバー片5Aを配装付設してある。このカバー
片5Aは、図1乃至図3に示すように、例えば鍔部2表
面の外出部5近傍に基部を縫着し、折畳部分6を包むよ
うに折曲反転されて鍔部2の裏面に面ファスナー5Bに
よって止着自在にして成り、骨芯線材7の折畳部分6が
折り畳まれるときに、この折畳部分6の外方への突出を
阻害しないようにしてある。そしてまた、図6に示すよ
うに、骨芯線材7の一定方向に折曲自在なる折畳部分6
を露出せしめた近傍には、外出部5を連結し塞覆するた
めのホックまたは面ファスナー等の適宜な止着具8を設
けてあり、これ8を連結せしめることにより鍔部2生地
の外延緊張を維持させると共に骨芯線材7を隠蔽すべく
成すこともできる。
【0018】骨芯線材7の材質は硬質性であったり、わ
ずかに撓曲性をもったものであったり、弾性があったり
してもよく、例えば本実施例では傘骨と同様な材質の靭
性、弾性に富む金属材のものを採用してある。
【0019】鍔部2生地外周縁の挿通部4に設けた例え
ば4箇所の外出部5から、予め当初から骨芯線材7の折
畳部分6を各々露出せしめておいても良いが、必要があ
れば隠れている折畳部分6を外出部5に外出させてから
折畳むように構成しても良いことは勿論である。
【0020】そして、挿通部4の外出部5に各々折曲自
在なる折畳部分6を露出せしめた骨芯線材7において、
例えばその折畳部分6の一定の折曲方向が交互に上下方
向となるように互い違いに限定規制せしめて、折曲方向
を交互に捩れ位置の関係に構成してある(図4参照)。
すなわち、折曲時には、隣接する折畳部分6が交互に反
対方向に折れ曲がることで、いわばジクザグ状に折畳む
ことができるようにしてあるもので、例えば4箇所で折
り畳むとき、互いに向かい合うもの同志の一方では折畳
式帽子本体1の上方向に、また、他方では逆の下方向に
折り畳むものとしてある。この骨芯線材7の組立状態で
の折曲方向の捩れ位置関係から生ずる折曲抵抗に基づく
湾曲突張によって鍔部2生地を外延に緊張せしめてあ
り、組立後は鍔部2生地がしっかりと緊張し、曲がらな
いようにしてある。なお、図4においては、挿通部4内
に挿入される骨芯線材7においての外出部5から外出さ
れていない部位にも折曲部分6を配設形成したものとし
て図示されているが、これは、一層コンパクトに折り畳
む必要があるときに、5箇所以上、望ましくは偶数箇所
の折畳部分6を形成すると共に、その折畳部分6位置に
対応する挿通部4の部位に外出部5を設けるものとした
場合である。ただ、通常は折畳式帽子本体1を折り畳む
に際し、骨芯線材7をその4箇所で折り畳むものとする
から、その折曲部位に相当する折畳部分6以外のものは
折曲されないように挿通部4内にそのまま隠蔽されたも
のとされることもある。
【0021】さらに、幅広の鍔部2と、被冠部3とを塩
化ビニール樹脂製生地等の防水性の生地にて形成し、鍔
部2の大きさを少なくとも肩幅部分のものとすることで
身体全体を覆うようにしておくと良い。ある。また、調
整式の顎紐9にて折畳式帽子本体1を頭部にしっかりと
固定できるようにしてあるもので、この顎紐9は、図1
に示すように、鍔部2の外周縁相互を連結する状態で装
着者の顎部に固定されることものとしておくことによ
り、例えば風等に煽られることなく、装着状態を一層安
定させることができる。なお、必要があれば折畳式帽子
本体1を骨芯線材7とは分離できるようにすることで、
折畳時には帽子全体を一層コンパクトになるように形成
しても良い。
【0022】また、折畳部分6の内少なくとも1箇所を
分離可能と成し、その結合構造が軸方向の差込み式、ま
たは横方向からのスライド式により分離あるいは連結さ
せることで、折畳後には骨芯線材7を挿通部4から抜き
出し分離させたり、組立後には一体連結させたりするこ
とが容易となり、組立あるいは折畳動作が無理な力を必
要とせずにスムーズかつ容易に行なえるようにしてあ
る。さらに、製作加工過程の段階で折畳部分6の内少な
くとも1箇所を分離可能と成し、完成時においてこれを
一体状となすよう、ストッパー手段による一体化加工、
溶接加工等をしても良い。
【0023】そして、骨芯線材7の一定方向に折曲可能
な折畳部分6の具体的構成として、図6に示すように、
例えば、両骨芯線材7が互いに偏角回動自在になるよう
に一方の骨芯線材7の一端に軸突部10を突設し、他方
の骨芯線材7の他端に形成した軸穴11にこの軸突部1
0を滑合軸支して成る滑合軸部12と、この滑合軸部1
2に連通せしめたストッパー肘部13により、一方の骨
芯線材7の一部を他方の骨芯線材7に対しこれを突張係
止するようにしてある。なお、このストッパー肘部13
は、骨芯線材7端部に対して伸展状態で結合したとき、
外力その他によっても離反することなく、その伸展結合
状態を維持すべく、図示のように、切欠、突部相互間の
凹凸係合による係合手段13Aを形成しておくと良い。
さらに、このストッパー肘部13を含む折畳部分6は具
体的には従来の折畳式の傘の骨芯線材の折畳機構を採用
することも可能である。
【0024】また、図4に示す如く、骨芯線材7の折畳
部分6を4箇所に構成することでもって更に簡単な加工
で単純コンパクト化にしても良いが、必要があれば折畳
部分6を5箇所以上に形成しても良いことは勿論であ
る。
【0025】次に、本考案帽子の使用の一例を説明する
に、鍔部2周囲の筒状の挿通部4に挿通した骨芯線材7
は折畳自在であることで、不使用時では、鍔部2生地部
分の外出部5から外出する折畳部分6によって折り畳
む。この不使用時では、鍔部2周囲の挿通部4から骨芯
線材7を抜き出し、折畳式帽子本体1と別体にすること
で一層コンパクトな状態で保管しても良い。この時、折
畳方向が交互に捩れた位置にあるために、組立時に外部
より無理な応力が加わっても骨芯線材7自体が歪んだり
捩れ曲がったりすることが無いのであり、そのため、骨
芯線材7における折畳部分6を伸張した組立時では、そ
の帽子の鍔部2としての形状が常に保存される。すなわ
ち、骨芯線材7の折畳部分6を拡開することで、この骨
芯線材7の組立状態での折曲方向の捩れ位置関係から生
ずる折曲抵抗に基づく湾曲突張にて鍔部2生地を外延に
緊張させるのであり、この状態で被冠部3にて頭に被
り、頭紐9にて固定する。また、折畳携帯時には外出部
5に露出せしめた折畳部分6を交互に折り返しジグザグ
状に折り畳んでコンパクト化させ携帯する。
【0026】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されており、
これがため、大きな鍔部2がある帽子全体をコンパクト
に折り畳むことができるので、携帯を容易ならしめ、ま
た、折り畳み状態を維持すること、そしてさらに、組立
時に外部より無理な応力が加わっても骨芯線材7自体が
歪んだり捩れたりすることが無く、また鍔部2生地が骨
芯線材7により強制的に引っ張られることで破損した
り、折皺が残ってしまったりすることも無い。
【0027】挿通部4に設けた外出部5には、この外出
部5において露出する骨芯線材7の折畳部分6を隠蔽す
る開閉自在なカバー片5Aを配装してあるから、全体を
拡げた使用時には外出部5を閉塞して体裁を良好にし、
また、折畳時ではカバー片5Aを開放することで、折曲
部位に相当する骨芯線材7における外方へ突出する折畳
部分6の無理な突っ掛かりによって外出部5を裂いた
り、鍔部2を強制的に引っ張ったりして、折畳式帽子本
体1自体が千切れて破損するようなことが無いのであ
る。
【0028】鍔部2生地外周縁の挿通部4に設けた外出
部5には、折曲させる部位に相当する骨芯線材7の折畳
部分6を露出せしめたので、外見上の体裁を損なうこと
無く、折込時の折畳部分6の折曲操作を容易にし、折れ
曲がる折畳部分6によって鍔部2生地を損傷しない。
【0029】骨芯線材7の折曲方向が交互に捩れ位置の
関係にあり、この骨芯線材7の組立状態での折曲方向の
捩れ位置関係から生ずる折曲抵抗に基づく湾曲突張にて
鍔部2生地を外延に緊張せしめたので、折畳時に鍔部2
が折返しジグザグ状に折り畳まれ、その折畳処理をスム
ーズに行ない得る。
【0030】骨芯線材7の折畳部分6の一定の折曲方向
が交互に上下方向となるように互い違いに限定規制した
ので、折畳時に鍔部2が折返しジグザグ状に折り畳ま
れ、その折畳処理をスムーズに行ない得ると共に、帽子
組立後の骨芯線材7が途中で一部折れ込んでしまうこと
が無く、骨芯線材7の鍔部2の挿通部4内での緊張状態
を常時維持することができる。
【0031】幅広の鍔部2と、被冠部3とを防水性の生
地にて形成することで、雨天の時の使用にその効果が十
分に発揮され得る。しかも、鍔部2を十分に大きな面積
となる大径なものとできるから、例えば雨天時での自転
車に乗るときでも雨傘を使用せずに済み、往来の安全を
も図ることができる。
【0032】骨芯線材7の一定方向に折曲可能な折畳部
分6が、両骨芯線材7が互いに偏角回動自在になるよう
に一方の骨芯線材7の一端に形成した軸突部10を他方
の骨芯線材7の他端に形成した軸穴11に滑合軸支して
成る滑合軸部12と、この滑合軸部12に連通し一方の
骨芯線材7の一部を他方の骨芯線材7に対しこれを突張
係止するストッパー肘部13とから成るので、帽子の折
り畳み状態を維持することや、組立時に鍔部2が骨芯線
材7により強制的に引っ張られ破損したり、折皺が残っ
てしまうことが無いという効果がその簡単な具体的構成
に基づき安価な加工材料でもって成し遂げられる。
【0033】前記骨芯線材7の折畳部分6を少なくとも
4箇所以上としたので、鍔部2のサイズに応じて適宜折
畳部分の数を可変設定することができ、折畳動作もワン
タッチで楽に行ない得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における使用態様を示した一
部切欠の全体斜視図である。
【図2】同じく折畳部分におけるカバー片の斜視図であ
る。
【図3】同じく側断面図である。
【図4】同じく骨芯線材の全体を示す斜視図である。
【図5】同じく折畳状態を示す全体斜視図である。
【図6】骨芯線材の他の実施例を示す全体斜視図であ
る。
【符号の説明】 1 折畳式帽子本体 2 鍔部 3 被冠部 4 挿通部 5 外出部 5A カバー片 5B 面ファスナー 6 折畳部分 7 骨芯線材 8 止着具 9 顎紐 10 軸突部 11 軸穴 12 滑合軸部 13 ストッパー肘部 13A 係合手

Claims (7)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鍔部のみまたは被冠部に連設した鍔部を
    有する帽子において、鍔部生地外周縁に設けた筒状の挿
    通部と、この挿通部内に挿着される折畳自在で、組立突
    張状態にて鍔部生地を外延に緊張せしめるようにした骨
    芯線材とを備えて成り、鍔部生地の挿通部には、骨芯線
    材を折り畳むときに一定方向に折曲させるよう骨芯線材
    自体の折曲部位に相当する部位に設けた折畳部分を露出
    せしめると共に、この露出された折畳部分を隠蔽する開
    閉自在なカバー片を配装してある切目状の外出部を設け
    たことを特徴とする折畳式帽子。
  2. 【請求項2】 外出部には、この外出部を閉塞連結する
    止着具を設けた請求項1記載の折畳式帽子。
  3. 【請求項3】 骨芯線材は、その折曲方向が交互に捩れ
    位置の関係にあり、この骨芯線材の組立状態での折曲方
    向の捩れ位置関係から生ずる折曲抵抗に基づく湾曲突張
    にて鍔部生地を外延に緊張せしめるようにしてある請求
    項1または2記載の折畳式帽子。
  4. 【請求項4】 骨芯線材は、その折畳部分の一定の折曲
    方向が交互に反対方向となるように互い違いに限定規制
    してある請求項1乃至3のいずれか記載の折畳式帽子。
  5. 【請求項5】 骨芯線材の折畳部分は、両骨芯線材が互
    いに偏角回動自在になるように一方の骨芯線材の一端に
    形成した軸突部を他方の骨芯線材の他端に形成した軸穴
    に滑合軸支して成る滑合軸部と、この滑合軸部に連通し
    一方の骨芯線材の一部を他方の骨芯線材に対しこれを突
    張係止するストッパー肘部とから成る請求項1乃至4の
    いずれか記載の折畳式帽子。
  6. 【請求項6】 骨芯線材の折畳部分は、少なくとも4箇
    所以上としてある請求項1乃至5のいずれか記載の折畳
    式帽子。
  7. 【請求項7】 幅広の鍔部と、被冠部とを防水性の生地
    にて形成した請求項1乃至6のいずれか記載の折畳式帽
    子。
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