JPH0679723U - 簡易帽子 - Google Patents

簡易帽子

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JPH0679723U
JPH0679723U JP2623593U JP2623593U JPH0679723U JP H0679723 U JPH0679723 U JP H0679723U JP 2623593 U JP2623593 U JP 2623593U JP 2623593 U JP2623593 U JP 2623593U JP H0679723 U JPH0679723 U JP H0679723U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) [目的] 簡易帽子で張りのある幅広の庇を有し、か
つ、おりたたみ自在になることを目的とする。 [構成] 庇1と天蓋2とからなる帽子において、庇1
の全外周縁に鋼線3を環状となるように包着して、該鋼
線3の弾力によって、庇1全体を張緊させるとともに、
庇1の内周と、天蓋2と外周とが接続部材4を介して分
離、接合が自在となるようにし、天蓋2を離脱した庇1
はサンバイザーBとなり、また、庇1を離脱した天蓋2
はキャップ体Cとして、それぞれが別個に使用できるよ
うに簡易帽子A構成した。

Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 この考案は、不使用時には小型化して収納ができ、更に必要に応じて分離、合 体ができる簡易帽子に関するものである。 【0002】 【技術的背景】 この考案の簡易帽子は、主に日よけ、風よけ、雨よけ、場合により結髪を目的 とするものである。 【0003】 【従来の技術】 主に日よけを目的とする簡易帽子は、携行に便するために折りたたみが自在と するものが多いが、その折りたたみが自由になることが禍して、庇に「張り」が なくなる欠点があり、目的の効果を半減させるか、また、庇に張りを保有させれ ば折りたたみに不便を来すものであった。 【0004】 【考案が解決しようとする課題】 簡易帽子として、一般に日よけ、雨よけを主とし、場合により団体の目印とし て用いられることが多い。これらいずれの場合でも、その目的ならびに期待する 効果が異なっても、特に庇が張りのある幅広であることが望ましく、かつまた、 不使用時には、小さく折りたたんで、携行を容易にすることを期待するものであ る。 【0005】 簡易帽子としては、前記した要望事項の「張りのある幅広の庇」、「折りたた み自在」は、ともに相反するもので、この異なる要望事項を満足させる場合には いずれかの効果において、ある程度の犠牲を払わねばならなかった。 【0006】 そこでこの考案は、簡易帽子として前記した2つの要望事項を同時に満たすと ともに、更に、該簡易帽子を形成する本体を庇部と天蓋部分とを分離・合体を可 能にし、3様の用途と、また、1個を2人で同時に着用することができるように したことを目的としたものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】 この考案は、上記の目的を達成させるための手段として、第1の考案は、庇と 天蓋とからなる帽子において、庇部の全外周縁に鋼線を環状となるように包着し て、該鋼線の弾力によって、庇全体を張緊させるとともに、庇の内周と、天蓋と 外周とが接続部材を介して分離、接合が自在となるようにし、天蓋を離脱した庇 はサンバイザーとなり、また、庇を離脱した天蓋はキャップ体として、それぞれ が別個に使用できるようにしてなるものである。 【0008】 第2の考案は、接続部材を雄雌状のホックとしてなるものである。 【0009】 第3の考案は、接続部材をファスナーとしてなるものである。 【0010】 第4の考案は、接続部材をマジックテープとしてなるものである。 【0011】 第5の考案は、サンバイザーとなる庇の一部に、キャップ体となる天蓋の一部 に形成した鍔部を収納し、かつ、保持するするポケットを設けてなるものである 。 【0012】 第6の考案は、庇の全外周に環状となるように包着した鋼線を、その弾力に抗 して撚転し、複数重の環状となるように縮径し、全体が折りたためるように構成 し、これを収納して小型化した形態を維持できる収納体とを組合せてなるもので ある。 【0013】 第7の考案は、庇部の全外周縁に鋼線を環状となるように包着して、該鋼線の 弾力によって、庇全体を張緊させるとともに、庇の内周と、天蓋と外周とが接続 合体して分離不可能にしてなるものである。 【0014】 【作用】 簡易帽子を形成する幅広の庇全外周縁には、剛体のピアノ線等の鋼線が環状を 形成するように包着されているものであるから、該鋼線の特性である剛性が直状 復帰作用により、常に庇は張緊形態をもって開拡状態にある。 【0015】 また、使用する鋼線において、事前にある所望する形態の形状に曲成しておく ことにより、開拡時においても庇は成型形状を維持して張緊する。 【0016】 不使用時には、包着した環状形成の鋼線を、その弾力に抗して、複数重の小径 環状に撚転すれば、庇部とともに天蓋もこれに倣って小型に折りたたまるもので ある。 【0017】 この小型化の保持形態は、べつに用意された環状帯あるいは袋状の収納体より もわずかに小さくなるように折りたたみ、そして収納することにより、鋼線の復 元力により収納体内で、その範囲内に復元拡幅し、かつ、圧接して収まり、該収 納状態を維持するものである。 【0018】 また、本願の簡易帽子は、庇と天蓋とが分離、かつまた、合体が自在となるよ うに構成したので、必要に応じて使い分けることができる。 【0019】 即ち、天蓋と庇とを合体させた形態は、一般の簡易帽子と外見上ならびに用法 は何ら変わるところはない。 【0020】 簡易帽子体から外された天蓋は、それ自体単体でキャップ体として、各種スポ ーツに用いるキャップ体と同形態にして使用することができる。 【0021】 更に、簡易帽子体より前記のように天蓋を外されて残った庇は、頭部を挿入で きる中腔孔が形成され、これによって該庇はサンバイザーとして使用することも できる。 【0022】 これら、簡易帽子体を天蓋と、庇とを分離した状態時においては、1個の簡易 帽子を2人が同時に着用ができるものである。 【0023】 天蓋と庇とは接続部材をもって着脱が自在となるようにしたもので、庇に明孔 された中腔孔の内周と天蓋下周縁部とに設けたホック、ファスナーあるいはマジ ックテープ等の接続部材により分離・合体ができるようにしてあり、更に、天蓋 に鍔部を有する場合には、庇に設けたポケットに挿入係合して、該鍔部の処理な らびに合体固定効果を、より向上させることができるものである。 【0024】 このように庇と天蓋とは前記のように分離・合体が自在であり、これらを、そ の双方あるいは庇を不使用とする場合、庇単体または合体したまま小型に折りた たんで収納することができるようにしたものである。 【0025】 【実施例】 次に、この考案の実施例を図とともに説明すれば、本考案の簡易帽子Aの主体 は、布、不織布、紙質あるいは皮革または合成樹脂薄膜状体等、一般簡易帽子を 構成する主部材と同様に、その素材は任意である。 【0026】 簡易帽子Aは、幅広の庇1と、天蓋2とによって形成され、前記庇1の全外周 には剛体ピアノ線等の鋼線3を、その剛直性の弾力に抗して環状となるように包 着して外周縁辺を構成する。 【0027】 このようにした庇1を有する簡易帽子Aより天蓋2を取り外して、残った庇1 は、内部方に形成された中腔孔11を頭部挿入用の孔として、庇1単体をサンバ イザーBとして用いるものである。 【0028】 また、庇1とは別個の単体となるようにした天蓋2は、その円周縁の一部には 鍔部5を設けて、各種スポーツ競技用、あるいは戸外用に用いる形態のキャップ 体Cとするものである。 【0029】 このキャップ体Cにおいて、前記鍔部5を形成した以外の円周縁の内側に、部 分的あるいは円弧状に接続部材4を取り付けるものである。 【0030】 接続部材4は、一対形式のもの、例えば、ホック41、ファスナー42あるい はマジックテープ43等のいずれかの一種、もしくは各種混合して、これら任意 に選択的に用いて、その片側を天蓋2の前記個所に装着するもので、一対形式の 他側は後述する庇1、即ち、サンバイザーB側に装着するものである。 【0031】 一方、前記したサンバイザーBには、その裏面の一部にポケット6を設け、ま た、内部方に、頭部を挿入する中腔孔11の内縁辺の一部に前記キャップ体Cに おける鍔部5が密嵌挿できる前記のポケット6を開口するものである。 【0032】 サンバイザーBに設けた前記ポケット6は、分離してあったキャップ体Cを該 サンバイザーBと合体させてキャップ体Cは天蓋2とし、サンバイザーBは庇1 に復帰して簡易帽子Aに変身形成するとき、天蓋2の支持部の一部となり、他の 支持部となる接続部材4の位置決め部材として用いるものである。 【0033】 更に、庇1に前記ポケット6の開口部以外の内縁辺より部分的に分断分割する かあるいは円弧状に連続帯状に接続部41を起立して形成し、該接続部41の外 側面に、前記キャップ体Cに装着した接続部材4の他方の片側をキャップ体C側 の接続部材4に対応する位置に装着してなるものである。 【0034】 以上これまで、簡易帽子Aを庇1と天蓋2とを分離・合体できるように説明し てきたが、これら、前記のように全外周に鋼線3を包着した庇1と天蓋2とを接 続合体して分離不可能な簡易帽子Aに構成することも任意である。 【0035】 【考案の効果】 この考案は以上のように、簡易帽子を庇と天蓋とを分離・合体できるようにし たので、天蓋と庇とを合体したとき、庇側の接続部は天蓋の内側となるので、風 雨の場合でも帽子内に雨水の侵入を防止することができる。 【0036】 更に、これら分離・合体を可能にすることによって、3態様に使用することが でき、また、分離した場合においては、1個の簡易帽子を同時に2人が着装でき るものであり、これら合体したまま、あるいは分離した個々を集合体、もしくは 個々別々に小型に折りたたんで携行を至便とするとともに、収納状態から使用可 能な状態に、収納体から引き出すと同時に、庇全外周に包縫した鋼線が、その保 有する弾力によって、庇が張緊して張り出し、日よけ、雨よけ等に便する「張り 」のある庇を得られる等の効果あることを特徴とするものである。 【0037】
【図面の簡単な説明】 【図1】 簡易帽子の全体斜視図、 【図2】 庇部の斜視図、 【図3】 キャップ体の斜視図、 【図4】 庇におけるポケット部の断面図、 【図5】 庇における接続部材の説明図、 【図6】 庇における他の接続部材の説明図、 【図7】 庇における更に他の接続部材の説明図、 【図8】 簡易帽子の収納状態時の説明図、 【図9】 収納体の斜視図。 【0038】 【符号の説明】 【1】 庇、 【11】 中腔孔、 【2】 天蓋、 【3】 鋼線、 【4】 接続部材、 【41】 ホック、 【42】 ファスナー、 【43】 マジックテープ、 【44】 接続部、 【5】 鍔部、 【6】 ポケット、 【7】 収納体、 【A】 簡易帽子、 【B】 サンバイザー、 【C】 キャップ体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 庇1と天蓋2とからなる帽子において、
    庇1の全外周縁に鋼線3を環状となるように包着して、
    該鋼線3の弾力によって、庇1全体を張緊させるととも
    に、庇1の内周と、天蓋2と外周とが接続部材4を介し
    て分離、接合が自在となるようにし、天蓋2を離脱した
    庇1はサンバイザーBとなり、また、庇1を離脱した天
    蓋2はキャップ体Cとして、それぞれが別個に使用でき
    るように構成してなることを特徴とする簡易帽子。 【請求項2】 接続部材4を雄雌状のホック41として
    なることを特徴とする請求鋼1記載の簡易帽子。 【請求項3】 接続部材4をファスナー42としてなる
    ことを特徴とする請求鋼1記載の簡易帽子。 【請求鋼4】 接続部材4をマジックテープ43として
    なることを特徴とする請求鋼1記載の簡易帽子。 【請求項5】 サンバイザーBとなる庇1の一部に、キ
    ャップ体Cとなる天蓋2の一部に形成した鍔部5を収納
    し、かつ、保持するするポケット6を設けてなることを
    特徴とする請求鋼1、2、3および4記載の簡易帽子。 【請求項6】 庇1の全外周に環状となるように包着し
    た鋼線3を、その弾力に抗して撚転し、複数重の環状と
    なるように縮径し、全体が折りたためるように構成し、
    これを収納して小型化した形態を維持できる収納体7と
    を組合せてなることを特徴とする請求鋼1、2、3、4
    および5記載の簡易帽子。 【請求項7】 庇部1の全外周縁に鋼線3を環状となる
    ように包着して、該鋼線3の弾力によって、庇1全体を
    張緊させるとともに、庇1の内周と、天蓋2と外周とが
    接続合体して分離不可能にしてなることを特徴とする簡
    易帽子。
JP1993026235U 1993-04-21 1993-04-21 簡易帽子 Expired - Lifetime JPH0754258Y2 (ja)

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JPH0754258Y2 JPH0754258Y2 (ja) 1995-12-18

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62129026U (ja) * 1986-02-08 1987-08-15
JPS62186930U (ja) * 1986-05-17 1987-11-27
JPH02136022U (ja) * 1989-04-18 1990-11-13

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62129026U (ja) * 1986-02-08 1987-08-15
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JPH02136022U (ja) * 1989-04-18 1990-11-13

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