JPH11127615A - 作業機連結装置 - Google Patents

作業機連結装置

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Publication number
JPH11127615A
JPH11127615A JP31276397A JP31276397A JPH11127615A JP H11127615 A JPH11127615 A JP H11127615A JP 31276397 A JP31276397 A JP 31276397A JP 31276397 A JP31276397 A JP 31276397A JP H11127615 A JPH11127615 A JP H11127615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support
working machine
hitch
frame
tractor
Prior art date
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Pending
Application number
JP31276397A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Wakuta
毅 涌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP31276397A priority Critical patent/JPH11127615A/ja
Publication of JPH11127615A publication Critical patent/JPH11127615A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】構造がシンプルであるものでありながら、トラ
クタと作業機の連結における動力部の連結を円滑に行う
ことができるような作業機連結装置を提供する。 【解決手段】トラクタ1と作業機8を連結するヒッチ6
に支持したヨ−クジョイント15に、作業機の入力軸2
1を支持筒20を介してスプライン連結するに、ヒッチ
6のヒッチフレ−ム7には左右一対の支持板16を固着
すると共に、支持板16には支持軸17を対向状に突設
し、ヨ−クジョイント15のスプライン継手18を回動
自在に支持する支持筒20の左右部位には支持枠体22
を設けると共に、支持枠体22には支持軸17を上下動
かつ回転自在に受け入れる長孔23を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は作業機連結装置に係
り、詳しくは、トラクタと作業機とを連結する連結装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラクタ後部と作業機の連結において
は、トラクタの三点リンク機構にヒッチフレ−ムを連結
し、該ヒッチフレ−ムに作業機側の三点連結部を連結す
ると共に、ヒッチフレ−ム側の作業機駆動軸に対して作
業機側の入力軸を連結するようにしており、例えば、作
業機駆動軸の爪クラッチの噛合爪に入力軸の噛合爪を噛
合させるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなものでは、部品点数が多く連結構造が複雑であるの
みならず、作業機駆動軸と入力軸の芯合わせ面倒である
という不具合があった。したがって、本発明の目的は、
構造がシンプルであるものでありながら、トラクタと作
業機の連結における動力部の連結を円滑に行うことがで
きるような作業機連結装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が採用した技術手段は、トラクタと作業機とを
連結するヒッチに支持したヨ−クジョイントに、作業機
の入力軸を支持筒を介してスプライン連結する作業機の
連結装置において、前記ヒッチのヒッチフレ−ムには左
右一対の支持板を固着すると共に、該一対の支持板には
支持軸を対向状に突設し、前記ヨ−クジョイントのスプ
ライン継手を回動自在に支持する前記支持筒の左右部位
には支持枠体を設けると共に、該支持枠体には前記支持
軸を上下動かつ回転自在に受け入れる長孔を設けたこと
を特徴とするものである。
【0005】好ましくは、支持枠体は、上片、側片、下
片とから断面視コ字形状を有しており、長孔は側片に設
けてあると共に、長孔の下端縁は下片にまで延出させる
のがよい。
【0006】さらに好ましくは、該対向する支持軸の先
端間の寸法は、該支持筒の外径寸法よりも大きく、該左
右の長孔の縁部間の寸法よりも小さく形成したことを特
徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基いて詳細に説明する。図1は作業機として例
示するロ−タリ耕耘機をトラクタの後方に装着した状態
を示す側面図、図2はトラクタ後部の三点リンク機構の
斜視図である。トラクタ1の機体後方に配設したミッシ
ョンケ−ス2には機体後方に延出するロアリンク3が連
結してあると共に、ロアリンク3の上方に位置してトッ
プリンクサポ−ト4が機体後方に向かって延設してあ
り、さらに、トップリンクサポ−ト4の延出端部にはト
ップリンク5が連結してある。
【0008】オ−トヒッチ6は、作業機8のトップマス
ト9の連結ピン9aを受け入れる上部のトップフック6
aと、左右下方のロアフック6bと、ヒッチフレ−ム7
とからなり、ヒッチフレ−ム7は、トップフック6aの
下方部位から左右下方に向かって緩やかな弧を画きなが
ら延出する傾斜フレ−ム7a、7aと、左右のロアフッ
ク6bの間、すなわち傾斜フレ−ム7a、7aの下端側
を連結する水平フレ−ム7bとからなる。ロアフック6
bには、作業機8のロアブラケット10の連結ピンを受
け入れる受口が形成されていると共に、フックプレ−ト
11が回動自在に軸支されている。
【0009】オ−トヒッチ6のトップフック6aはトッ
プリンク5の先端に枢着されていると共に、ロアフック
6bはロアリンク3の先端に枢着されており、ヒッチフ
レ−ム7は上部のトップリンク6a、下部両側のロアリ
ンク6bを介して3点リンクで支持されている。左右の
フックプレ−ト11はそれぞれ斜め上方に延出するロッ
ド12の下端側に連結されていると共に、ロッド12の
上端側はトップフック6aに設けた操作レバ−13に連
結されており、操作レバ−13によってフックプレ−ト
11を回動させて作業機の連結ピンの脱着操作を行うよ
うにしている。
【0010】トラクタ1の後方にはPTO軸14に連結
されたヨ−クジョイント15が後方に延設されており、
ヨ−クジョイント15はオ−トヒッチ6に支持されてい
る。ヒッチフレ−ム7の水平フレ−ム7b上の長さ方向
中央部位には、所定間隔を存して左右一対の支持板16
が対向して固着してあり、左右一対の支持板16には支
持軸17が互いに対向するように突設してある。ヨ−ク
ジョイント15のスプライン継手18は、ボ−ルベアリ
ング19を介して短筒状の支持筒20によって回動自在
に支持されており、スプライン継手18には作業機8の
入力軸21をスプライン連結するようになっている。
【0011】支持筒20の左右部位には支持枠体22が
固設してあり、支持枠体22には縦長状の長孔23が設
けてあり、支持板16に突成した支持軸17を上下動か
つ回転自在に受け入れるようになっている。支持枠体2
2は、上片22a、側片22b、下片22cとから断面
視コ字形状を有しており、上片22a、下片22bの端
部を介して支持筒20の側面に固着されている。長孔2
3は側片22bに設けてあると共に、長孔23の下端縁
は下片22cにまで延出している。また、水平フレ−ム
7bの中央部位にはストッパ24が設けてあり、ストッ
パ24は支持筒20を支持することで支持筒20の揺動
範囲を規制している。
【0012】図3に示すように、対向する支持軸17の
先端間の寸法Aは、支持筒20の外径寸法Bよりも大き
く、左右の長孔23の縁部間の寸法Cよりも小さく形成
してある。支持軸17間の寸法Aを支持筒20の外径寸
法Bよりも広くしたことで、支持筒20を左右に振れる
ようになっており、連結時における支持筒20と作業機
8の入力軸21との芯ずれを吸収することで円滑な合体
を可能としている。
【0013】長孔23の下端縁を下片22cにまで延出
させると共に、該下端縁間の寸法Cを支持軸17間の寸
法Aよりも小さくすることで、作業機を装着していない
時に、トラクタを走行させた場合において、振動で支持
筒20が跳ねて落ちるようなことがないようになってい
る。また、支持筒20をオ−トヒッチ6に装着する際に
は、図4に示すように、支持筒20を一方の支持軸17
に対して傾斜状に差し込み、次いで他方の支持軸17を
差し込むことで容易にセットすることができる。
【0014】このように構成された作業機連結装置にお
いて、トラクタと作業機とを連結する際には、図6、図
7に示すように、作業機8のトップマスト9の連結ピン
9aをオ−トヒッチ6のトップフック6aに係止させた
状態で、入力軸21を支持筒20内に回転自在に支持さ
れたスプライン継手18に対してスプライン連結するよ
うになっている。実施の形態に記載した装置によれば、
前述したように、連結時における支持筒と作業機の入力
軸との芯ずれを吸収し、合体をスム−ズに行うことがで
きる。また、作業機を装着していない時にトラクタを走
行させた場合に、トラクタが振動しても支持筒が跳ねて
落ちるようなことがない。さらには、ヒッチフレ−ムに
対する支持筒の取り付けを良好に行うことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、トラクタと作業機とを連結す
るヒッチに支持したヨ−クジョイントに、作業機の入力
軸を支持筒を介してスプライン連結する作業機の連結装
置において、前記ヒッチのヒッチフレ−ムには左右一対
の支持板を固着すると共に、該一対の支持板には支持軸
を対向状に突設し、前記ヨ−クジョイントのスプライン
継手を回動自在に支持する前記支持筒の左右部位には支
持枠体を設けると共に、該支持枠体には前記支持軸を上
下動かつ回転自在に受け入れる長孔を設けたことを特徴
とするので、構造がシンプルで低コストなものでありな
がら、トラクタの3点リンク機構によるヒッチへの作業
機本体の連結と動力部の連結を同時に良好に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの後部にロ−タリ作業機を装着し、耕
耘作業を行っているところを示す概略側面図である。
【図2】(a)はオ−トヒッチの斜視図であり、(b)
は部分拡大斜視図である。
【図3】オ−トヒッチの正面図であって、一部断面で示
している。
【図4】図3と同様の図において、支持筒を装着しよう
としている図である。
【図5】スプライン連結部の側面図である。
【図6】オ−トヒッチに作業機を装着しようとしている
のを示す側面図である。
【図7】図6が進展したもので、作業機の装着が完了し
たのを示す側面図である。
【符号の説明】
1 トラクタ 6 オ−トヒッチ 7 ヒッチフレ−ム 8 作業機 15 ヨ−クジョイント 16 支持板 17 支持軸 18 スプライン継手 20 支持筒 21 入力軸 22 支持枠体 23 長孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラクタと作業機とを連結するヒッチに支
    持したヨ−クジョイントに、作業機の入力軸を支持筒を
    介してスプライン連結する作業機の連結装置において、
    前記ヒッチのヒッチフレ−ムには左右一対の支持板を固
    着すると共に、該一対の支持板には支持軸を対向状に突
    設し、前記ヨ−クジョイントのスプライン継手を回動自
    在に支持する前記支持筒の左右部位には支持枠体を設け
    ると共に、該支持枠体には前記支持軸を上下動かつ回転
    自在に受け入れる長孔を設けたことを特徴とする作業機
    連結装置。
JP31276397A 1997-10-29 1997-10-29 作業機連結装置 Pending JPH11127615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31276397A JPH11127615A (ja) 1997-10-29 1997-10-29 作業機連結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31276397A JPH11127615A (ja) 1997-10-29 1997-10-29 作業機連結装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11127615A true JPH11127615A (ja) 1999-05-18

Family

ID=18033136

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31276397A Pending JPH11127615A (ja) 1997-10-29 1997-10-29 作業機連結装置

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JP (1) JPH11127615A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017506902A (ja) * 2014-03-03 2017-03-16 トラクト−ロックTracto−Lock 農業用作業機などの作業機を農業用トラクタなどの車両の牽引システムにつなぐためのヒッチ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017506902A (ja) * 2014-03-03 2017-03-16 トラクト−ロックTracto−Lock 農業用作業機などの作業機を農業用トラクタなどの車両の牽引システムにつなぐためのヒッチ装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040309

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02