JPH05168301A - トラクタの作業機連結装置 - Google Patents

トラクタの作業機連結装置

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JPH05168301A
JPH05168301A JP33723791A JP33723791A JPH05168301A JP H05168301 A JPH05168301 A JP H05168301A JP 33723791 A JP33723791 A JP 33723791A JP 33723791 A JP33723791 A JP 33723791A JP H05168301 A JPH05168301 A JP H05168301A
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JP
Japan
Prior art keywords
holder
shaft
connecting frame
tractor
universal joint
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Pending
Application number
JP33723791A
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English (en)
Inventor
Koki Hirata
光喜 平田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 トラクタの三点リンク機構の後端部に連結枠
を備え、自在接手軸16の後端部をホルダ43に回転自
在に支持し、このホルダ43を連結枠12の支持部材4
7に横軸39廻りに揺動自在に枢着する。前記ホルダ4
3側に被係合部51を設け、自在接手軸16の後端部を
入力軸18と略同等高さにした時に、両者の軸心が略一
致するように被係合部51を係止する係合部52を連結
枠12側に設ける。前記支持部材47はホルダ43の横
軸39を受持する受持凹部55と、この受持凹部55を
後上方に開口して横軸39の挿抜を可能にする案内部5
6とを有する。 【効果】 ホルダ43を連結枠12から簡単に着脱する
ことができ、ホルダ43を取外した状態で、連結枠12
を三点リンク機構に簡単且つ軽作業で着脱することが可
能になり、しかもホルダ43は自在接手軸16からスラ
スト力を受けても、支持部材47から不本意に離脱する
ことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタの作業機連結
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラクタにおいて、三点リンク機構を介
してロータリ装置等の作業機を連結する際に、PTO軸
に連結された自在接手軸の後端部の軸心を一定姿勢にし
ておいて、作業機の入力軸の軸心と略一致させながら連
結する技術がある。即ち、トラクタのPTO軸に連結さ
れた自在接手軸の後端部をホルダに回転自在に支持し、
このホルダを連結枠の支持部材に横軸廻りに揺動自在に
枢着すると共に、このホルダ側に被係合部を設け、自在
接手軸の後端部を入力軸と略同等高さにした時に、両者
の軸心が略一致するように被係合部を係止する係合部を
連結枠側に設けて構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術において
は、連結枠にはホルダが組込まれていて、容易に分解・
組立をできるものではなく、大重量物となっている。そ
のため、三点リンク機構に対する連結装置の着脱作業
を、非常に重作業でやり難いものにしている。本発明
は、ホルダを連結枠に対して着脱自在にし、且つ自在接
手軸からのスラスト力を受けても不本意に離脱しないよ
うにしたトラクタの作業機連結装置を提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための具体的手段は、トラクタ1の三点リンク機構7
の後端部に連結枠12を備え、トラクタ1のPTO軸6
に連結された自在接手軸16の後端部をホルダ43に回
転自在に支持し、このホルダ43を連結枠12の支持部
材47に横軸39廻りに揺動自在に枢着すると共に、こ
のホルダ43側に被係合部51を設け、自在接手軸16
の後端部を入力軸18と略同等高さにした時に、両者の
軸心が略一致するように被係合部51を係止する係合部
52を連結枠12側に設けたトラクタの作業機連結装置
において、前記支持部材47はホルダ43の横軸39を
受持する受持凹部55と、この受持凹部55を後上方に
開口して横軸39の挿抜を可能にする案内部56とを有
していることである。
【0005】
【作用】ホルダ43の左右横軸39は連結枠12の支持
部材47に揺動自在に枢支されており、ホルダ43に設
けた被係合部51は連結枠12に設けた係合部52と係
合し、ホルダ43が支持している自在接手軸16の後端
部を作業機13の入力軸18と略同一軸心になるように
する。
【0006】前記横軸39は支持部材47の受持凹部5
5に受持されており、この受持凹部55から後上方に開
口した案内部56は横軸39を後上方へ挿抜可能にして
おり、連結枠12を三点リンク機構7に取付けた状態
で、ホルダ43を離脱させると、連結枠12の取外しは
軽作業になる。自在接手軸16は回転中にホルダ43を
前動させるスラスト力が働くが、受持凹部55は案内部
56の前下方側にあるため、ホルダ43がスラスト力に
よって案内部56から抜けるということは防止される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図5において、1はトラクタで、その車体2の後
部側には、作業機昇降用の油圧装置3、運転席4、後輪
5、PTO軸6、三点リンク機構7等が設けられてい
る。油圧装置3は左右一対のリフトアーム8を有し、ま
た三点リンク機構7はトップリンク9と左右一対のロア
リンク10とを備えて成り、各ロアリンク10はリフト
ロッド11を介してリフトアーム8に連結されている。
【0008】三点リンク機構7の後端部には正面視略A
形状の連結枠12が備えられ、この連結枠12にロータ
リ装置(作業機)13が着脱自在に連結されている。ロ
ータリ装置13はロータリ機枠14の下部にロータリ耕
耘部15を備え、そのロータリ耕耘部15は、トラクタ
1のPTO軸6から自在接手軸16を経てロータリ機枠
14側のギヤーケース17の入力軸に伝達される動力に
より駆動されるようになっている。
【0009】次に連結枠12側の詳細を図4〜6により
説明する。連結枠12には上部の中央に引掛具25が、
下部の左右両端に支持ブラケット19を介して左右一対
の嵌合受具20とロアリンクピン21とロック部材22
とが夫々設けられている。前記引掛具25は、ロータリ
機枠14の中央のトップマスト23の上端に設けられた
上連結ピン24を、下側から嵌脱自在に引掛けるように
フック状に構成されている。また、この引掛具25の前
部にトップリンク9がピン27により連結されている。
【0010】支持ブラケット19は逆U字状であって、
この支持ブラケット19の後部側に嵌合受具20が取付
けられている。嵌合受具20は、ロータリ機枠14の左
右一対の連結ブラケット28に固設された下連結ピン2
9に、前側から嵌脱自在に嵌合するように後開放状に構
成されている。ロック部材22は嵌合受具20内の下連
結ピン29を抜出し不能にロックするためのものであっ
て、支持ブラケット19内で横軸30により回動自在に
枢支され、且つパネ31によりロック方向に付勢されて
いる。各ロック部材22は、連動機構32を介して操作
レバー33に連動連結されており、ロータリ装置13を
上昇させた時に、トラクタ1の運転席4側から操作レバ
ー33により係脱操作可能である。
【0011】連動機構32は、連結枠12の中間枠34
に支持された連動軸35、連動軸35の両端に固設され
たリンク36、リンク36とロック部材32とを連結す
るロッド37等から成り、その連動軸35に操作レバー
33が固定されている。次に連結装置の詳細を図1〜4
により説明する。連結枠12の左右支持ブラケット19
は下枠材26で連結されており、この下枠材26と中間
枠34との間には、左右一対の支持板38が固定され、
その左右支持板38から後方突出状に支持部材47がボ
ルト締結され、この左右支持部材47に横軸39を介し
てホルダ43が枢支されている。
【0012】ホルダ43は平面視略コ字状の揺動板40
から左右一対の横軸39を外側方へ突出し、この各横軸
39に防振ゴム41を回動自在に嵌装し、揺動板40の
前面中央に軸受筒42を固着し、この軸受筒42内にボ
ール軸受44とダストカバー50とを設けて構成してい
る。このホルダ43のボール軸受44には、自在接手軸
16の後端部のヨーク45が回転自在に支持されてい
る。自在接手軸16は前後2個の十字接手46と中間の
伸縮部とを有し、その前後各十字接手46はスプライン
筒部を有するヨーク45と、これに連結されるスパイダ
49とを有する。
【0013】そして、前部側の十字接手46のヨーク4
5がPTO軸6に、後部側の十字接手46のヨーク45
がロータリ装置13の入力軸18に夫々外嵌して連結さ
れるようになっている。揺動板40の前端部両側には1
本のピンで形成された被係合部51が固設され、この被
係合部51は支持部材47の前端部に切欠形成された係
合部52内に配置されている。
【0014】前記係合部52は、入力軸18の前方でヨ
ーク45を入力軸18と略同高さにした時に、両者の軸
心が略一致するように、被係合部51を上側面で係止す
るようになっている。即ち、揺動板40の揺動を制限し
て、それに支持されているヨーク45の軸心を一定姿勢
にし、入力軸18との嵌合を容易にしている。左右支持
部材47は後部が上側から切欠かれて、奥側の受持凹部
55と出口側の案内部56とが形成され、これらを縁取
るように縁取り体57が外面に固着され、内面に当り部
材58が固着されている。
【0015】前記受持凹部55はホルダ43の横軸39
を防振ゴム41を介在して受持しており、案内部56は
受持凹部55から横軸39を挿抜可能にするものであ
り、図1に示す作業機13を連結した状態で、その中心
線Aは入力軸18の軸心(横軸39と被係合部51との
中心線と平行)に対して直角ではなく、垂線に対して角
度Bだけ後側に傾斜しており、従って案内部56は後上
方へ開口している。
【0016】前記ホルダ43は自在接手軸16の回転に
よりスラスト力を受けると、横軸39は案内部56内に
あっても、その案内作用を受けて受持凹部55内に入り
込むようになり、案内部56は横軸39を受持凹部55
内に保持し、離脱を防止する役目をしている。防振ゴム
41は作業中の連結枠12とホルダ43との間のガタ付
きを吸収し、当り部材58は自在接手軸16又は作業機
13に衝撃が加わったときに、防振ゴム41が破壊され
るのを防止するために、揺動板40と当接するようにな
っている。
【0017】次に動作を説明する。ロータリ装置13を
連結する際には、連結枠12を下げた状態でトラクタ1
を後退させた後、三点リンク機構7を介して連結枠12
を上昇させて、引掛具25を上連結ピン24に下側から
引掛ける。そして、更に連結枠12を上昇させると、ロ
ータリ装置13が上連結ピン24廻りに回動し、下連結
ピン29が前方に若干移動して嵌合受具20内に嵌合
し、ロック部材22により抜出し不能にロックする。こ
れによってロータリ装置13の連結が終わる。
【0018】この連結動作中に、ロータリ装置13の入
力軸18がホルダ43内の自在接手軸16のヨーク45
にスプライン嵌合し、前記ピン連結と同時に動力伝達可
能に連結される。即ち、連結前の状態では、自在接手軸
16の重量によってホルダ43が横軸39廻りに図3の
反時計方向に回動し、被係合部51が支持板38の係合
部52の上側面に係止されている。この状態で引掛具2
5を上連結ピン24に引掛けると、入力軸18の前方に
ホルダ43およびヨーク45が位置し、両者の軸心が略
一致する。そして、前述の如く連結枠12を更に上昇さ
せると、相対的にホルダ43、ヨーク45と入力軸18
とが軸心方向に接近し、入力軸18がヨーク45内に内
嵌する。従って、両者を無理なく容易に連結することが
できる。
【0019】この場合に、何等かの原因で多少の軸心が
ずれていても、横軸39と支持部材47との間に防振ゴ
ム41があるので、この防振ゴム41の変形によって吸
収できる。三点リンク機構7から連結枠12を取外す場
合、まず、ロータリ装置13を離脱しておいて、ホルダ
43を自在接手軸16と連結したままで支持部材47か
ら離脱させる。ホルダ43は図3の2点鎖線のように、
案内部56に沿って後上方へ移動すると簡単に外れる。
その後、ピン37を抜き、且つロアリンクピン21から
ロアリンク10を外して、三点リンク機構7と連結枠1
2とを離脱させる。この時、連結枠12にはホルダ43
および自在接手軸16の重量は加わっていない。連結枠
12の取付けは、前記と逆動作になる。
【0020】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、種々変形することができる。例えば、支持板
38と支持部材47とを一体成形したり、被係合部51
と係合部52とを左右一対設けたり、案内部56を鉤形
に形成して、横軸39を一旦後方へ移動してから上方へ
持上げて離脱させるように構成したりしても良い。
【0021】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、連結枠1
2に設けた支持部材47は、ホルダ43の横軸39を受
持する受持凹部55と、この受持凹部55を後上方に開
口して横軸39の挿抜を可能にする案内部56とを有し
ているので、ホルダ43を連結枠12から簡単に着脱す
ることができ、ホルダ43を取外した状態で連結枠12
を三点リンク機構7に簡単且つ軽作業で着脱することが
可能になり、しかもホルダ43は自在接手軸16からス
ラスト力を受けても、支持部材47から不本意に離脱す
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す要部の一部断面側面図で
ある。
【図2】同要部の断面平面図である。
【図3】ホルダの着脱動作を示す説明図である。
【図4】連結枠の背面図である。
【図5】全体側面図である。
【図6】連結枠と作業機の連結状態を示す拡大側面図で
ある。
【符号の説明】
1 トラクタ 6 PTO軸 7 三点リンク機構 12 連結枠 16 自在接手軸 18 入力軸 39 横軸 43 ホルダ 47 支持部材 51 被係合部 52 係合部 55 受持凹部 56 案内部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタ(1)の三点リンク機構(7)
    の後端部に連結枠(12)を備え、トラクタ(1)のP
    TO軸(6)に連結された自在接手軸(16)の後端部
    をホルダ(43)に回転自在に支持し、このホルダ(4
    3)を連結枠(12)の支持部材(47)に横軸(3
    9)廻りに揺動自在に枢着すると共に、このホルダ(4
    3)側に被係合部(51)を設け、自在接手軸(16)
    の後端部を入力軸(18)と略同等高さにした時に、両
    者の軸心が略一致するように被係合部(51)を係止す
    る係合部(52)を連結枠(12)側に設けたトラクタ
    の作業機連結装置において、 前記支持部材(47)はホルダ(43)の横軸(39)
    を受持する受持凹部(55)と、この受持凹部(55)
    を後上方に開口して横軸(39)の挿抜を可能にする案
    内部(56)とを有していることを特徴とするトラクタ
    の作業機連結装置。
JP33723791A 1991-12-19 1991-12-19 トラクタの作業機連結装置 Pending JPH05168301A (ja)

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JP33723791A JPH05168301A (ja) 1991-12-19 1991-12-19 トラクタの作業機連結装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009232766A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kubota Corp 作業機連結装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009232766A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Kubota Corp 作業機連結装置

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