JP2017506902A - 農業用作業機などの作業機を農業用トラクタなどの車両の牽引システムにつなぐためのヒッチ装置 - Google Patents

農業用作業機などの作業機を農業用トラクタなどの車両の牽引システムにつなぐためのヒッチ装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、農業用作業機などの作業機(3)に取り付けられた被ヒッチフレーム(9)と、動力取出部(2)を備えた農業用トラクタなどの車両(1)の牽引システム(6、7)に取り付けられたヒッチフレーム(8)と、離脱位置と係合位置との間で動かすことができ、垂直軸(z)に沿った並進と「横」軸(y)のまわりの自由な回転を可能とするフレーム(8、9)に取り付けられた連結部材(50、51)を有する伝達手段とを含むヒッチ装置に関する。さらに、事前位置決め手段は、離脱位置で、両方の連結部材(50、51)を垂直軸(z)に沿った所定位置に維持し、係合位置で、垂直軸(z)に沿って結合された連結部材の変位と、横軸(y)のまわりの連結部材の傾斜とを可能にする。

Description

本発明は、農業用作業機などの被駆動軸を備えた作業機を、動力取出部を備えた農業用トラクタなどの車両の牽引システムにつなぐためのヒッチ装置に関する。
より具体的には、本発明は、特に、被駆動軸を備えた農業用作業機などの作業機を、動力取出部を備えた農業用トラクタなどの車両の牽引システムにつなぐためのヒッチ装置に関するが、このヒッチ装置は、
車両の牽引システムに取り付ける手段を備えたいわゆる「ヒッチ」フレームと、作業機に取り付ける手段を備えたいわゆる「被ヒッチ」フレームとからなり、前記ヒッチフレームおよび前記被ヒッチフレームはそれぞれ、前記車両と前記作業機に対して横方向に延在するように構成されており、前記ヒッチフレームと前記被ヒッチフレームのペアリングを可能にする接合面をそれぞれ備え、かつ、ペア位置で前記ヒッチフレームと前記被ヒッチフレームを固定するための相対ロック手段をそれぞれ有する、2個のフレーム、および、
相補的連結部材であって、前記2個のフレームの前記ペア位置で、離脱位置と係合位置の間で該相補的連結部材を移動させるように構成された、前記接合面に垂直ないわゆる「長手」軸(x)に沿って、該相補的連結部材を相対変位させる手段によって、前記ヒッチフレームと前記被ヒッチフレームにそれぞれ取り付けられている、相補的連結部材と、
前記相補的連結部材を、前記車両の動力取出部と前記作業機の被駆動軸とにそれぞれ接続するための伝達部材と、
を有する伝達手段、
を備える。
農業の分野における、このようなヒッチ装置の用途は、農業用作業機を農業用トラクタの3点ヒッチシステムに自動的につなぐと同時に、該農業用トラクタのドライバがドライバ位置を離れることなく、該農業用トラクタの動力取出部に係合させることである。
この目的を達成するために、過去50年にわたって、たとえば、ドイツ国特許第4132889号、米国特許第936708号、フランス国特許第2340675号、ドイツ国特許第262162号、オーストリア国特許第379048号、ドイツ国特許第3140917号、フランス国特許第2550910号、欧州特許第0186384号、欧州特許第0197026号、フランス国特許第2604327号、フランス国特許第2710490号、欧州特許第1500321号、WO2004/077928号、および、イギリス国特許第2408669号などにおいて、多くの解決策が提案されている。
しかしながら、このタイプのヒッチ装置が最初に提案されてからの経過年数と、このようなヒッチ装置に想定された利点にもかかわらず、このようなヒッチ装置の使用はきわめて限定的である。このようなきわめて低い使用実績は、主として、ヒッチフレームと被ヒッチフレームとを備え、それぞれのフレームが、それぞれの連結部材を取り付けて位置決めするための一体的な固定支持体を備えるという、ヒッチ装置の設計に起因する。このような設計により、実際に、以下のような問題が生ずる。
主に、被ヒッチフレームの支持体に取り付けられた連結部材と農業用作業機の被駆動軸とを接続する伝達部材のサイズに起因して、「汎用性」がきわめて低い。このため、農業用作業機の前記被ヒッチフレームと前記被駆動軸の間の長さが短い場合には、農業用作業機のそれぞれのモデルに対して、固有の被ヒッチフレームと伝達部材が必要になる。
主に、フレームごとに、該フレームと農業用トラクタの動力取出部あるいは農業用作業機の被駆動軸の間に設けられた、自在継手を備えたシャフトからなる伝達部材の性質に起因して、農業用トラクタに対する農業用作業機のさまざまな相対位置における正規な動力伝達を阻害する、不適切な伝達リンクが構成されてしまう。
本発明は、また、車両のドライバにドライバ位置を離れることなく、自動ヒッチング並びに動力取出部の係合を可能にするヒッチ装置に関し、その主たる目的は、ヒッチフレーム/被ヒッチフレームからなるそれぞれの組立体が、任意にペアリングされた車両/作業機、より具体的には任意にペアリングされた農業用トラクタ/農業用作業機に適用できるように設計されたヒッチ装置を提供し、車両に対する作業機のすべての相対位置における適切な動力伝達を保証することである。
ドイツ国特許第4132889号 米国特許第936708号 フランス国特許第2340675号 ドイツ国特許第262162号 オーストリア国特許第379048号 ドイツ国特許第3140917号 フランス国特許第2550910号 欧州特許第0186384号 欧州特許第0197026号 フランス国特許第2604327号 フランス国特許第2710490号 欧州特許第1500321号 WO2004/077928号 イギリス国特許第2408669号
このような目的を達成するために、本発明は、上述のタイプのヒッチ装置に関し、該ヒッチ装置は、
車両の牽引システムに取り付ける手段を備えたヒッチフレームと、作業機に取り付ける手段を備えた被ヒッチフレームとからなる、2個のフレーム、および、
長手軸(x)に沿った相対変位のための手段に取り付けられた相補的連結部材と、該連結部材を車両の動力取出部と作業機の被駆動軸にそれぞれ接続するための伝達部材を有する伝達手段、
を備え、および、本発明によれば、該ヒッチ装置は、
前記連結部材が、前記ヒッチフレームおよび前記被ヒッチフレームのそれぞれに、
前記フレームの接合面が少なくとも実質的に垂直の平面内にあるフレームの位置で、少なくとも実質的に垂直方向に延在する、いわゆる「垂直」軸(z)に沿って移動可能に、かつ、
長手軸(x)および垂直軸(z)とともに直交座標系を構成する、いわゆる「横」軸(y)のまわりを自由に回転できるように、
取り付けられており、
前記連結部材のそれぞれを、垂直軸(z)に沿って位置決めするための事前位置決め手段が、
前記連結部材が離脱位置にあるときに、前記連結部材のそれぞれを、前記2個のフレームがペア位置で係合できるように、垂直軸(z)に沿った所定位置に維持し、
前記連結部材が係合位置にあるときに、前記結合部材が結合状態で垂直軸(z)に沿って変位し、かつ、横軸(y)を中心に傾動できるように、
構成されており、
前記伝達部材は、自由に長さを変えることができ、かつ、前記車両の動力取出部と前記作業機の被駆動軸にそれぞれ接続するためのヒンジ部材を備えた伝達シャフトからなり、該伝達シャフトが前記連結部材のそれぞれと一体化することにより、前記連結部材のそれぞれに取り付けられている。
したがって、本発明によるヒッチ装置では、前記連結部材が、
最初に、前記2個のフレームのペア位置において前記連結部材の結合が可能となるように、事前位置決めされ、
前記結合後に、前記車両の動力取出部と前記作業機の被駆動軸にヒンジ結合され、ペア状態の前記2個のフレームに対して、垂直軸(z)に沿って移動し、横軸(y)を中心に傾動可能となり、前記連結部材および前記伝達シャフトからなる組立体に、作業機を車両のヒッチシステムに、特に農業用作業機を農業用トラクタの3点ヒッチシステムに直接つなぐように設計されたヒッチ装置と同様の動的動作を付与する単一接合部を構成するように、
設計される。
したがって、本発明の結合装置は、第1に、垂直軸(z)に沿った前記連結部材のそれぞれの初期位置をただ調整することのみによって、ペア状態にある任意の機械装置/作業機、特にペア状態にある任意の農業用トラクタ/農業用作業機に適用することが可能となる、「自在」ヒッチ装置からなる。
第2に、その動力伝達は、車両に対する作業機の相対位置、特に、車両に対する作業機の傾斜角度に関係なく、最適化される。
本発明の好適な実施形態によれば、事前位置決め手段は、弾性手段を備え、該弾性手段は、前記フレームのそれぞれに取り付けられており、前記連結部材のそれぞれを垂直軸(z)に沿った所定位置に維持し、前記連結部材を事前位置決めするように配置され、前記連結部材が係合位置にあるときに、弾性変形して、前記連結部材の垂直軸(z)に沿った動きを可能にする。
基本的には、前記連結部材のそれぞれの初期位置は、前記弾性手段のばね定数を変更することによって調整される。しかしながら、好ましくは、本発明のヒッチ装置は、前記連結部材の事前位置決め高さを調整するために、前記フレームのそれぞれと、前記連結部材のそれぞれを事前位置決めする前記弾性手段との間に、垂直軸(z)に沿って挿入可能に構成された、交換可能な離間手段を備える。
本発明の好適な実施形態によれば、前記連結部材のそれぞれは、前記フレームのそれぞれに対して、垂直軸(z)のまわりを自由に回転できるように取り付けられている。
さらに、本発明の別の好適な実施形態によれば、前記連結部材のそれぞれは、前記フレームのそれぞれに対して、横軸(y)に沿って自由に移動できるように取り付けられ、該フレームは、横軸(y)に沿って前記連結部材の両側に配置され、横応力のない状態で、前記連結部材を前記フレームに対して実質的に該フレームの中心位置に維持する、弾性手段を備える。
これらの2つの自由度により、前記伝達手段が、農業用トラクタの3点ヒッチシステムなどのヒッチシステムと接触することにより通常生ずる横移動や揺動に起因する応力にさらされることが防止される。
さらに、これらの自由度により、作業機を車両につなぐことが可能となり、該作業機にオフボード・トランスミッション性を持たせることができる。
さらに、本発明の別の好適な実施形態によれば、前記連結部材のそれぞれは、支持ブロック内に回転可能に取り付けられ、前記支持ブロックの少なくとも1つは、長手軸(x)に沿った方向に固定された支持体と、長手軸(x)に沿って可動な支持体とに分割され、該支持ブロック内で、該支持ブロックに前記連結部材が回転可能に取り付けられ、該連結部材を相対変位させる手段は、前記支持体のそれぞれを並進運動させるための手段からなる。
さらに、第1の好適な変形実施形態によれば、前記支持ブロックの両方は、長手軸(x)に沿った方向に固定された支持体と、長手軸(x)に沿って可動な支持体とに分割される。この場合、前記連結部材を相対変位させる手段は、さらに、
前記ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材の前記支持ブロックの前記可動な支持体を移動させる流体アクチュエータと、
前記被ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材の前記支持ブロックの前記固定された支持体と前記可動な支持体の間に位置決めされた、弾性手段とを備える。
このような設計により、前記連結部材の一方を移動させるための前記流体アクチュエータと、前記連結部材の他方をその係合位置に向けて付勢するための前記弾性手段とが組み合わされて、前記伝達シャフトの長さの変化への対応が可能となる。
前記伝達シャフトの長さの変更に対する適応を可能にする、第2の有利な実施形態によれば、前記ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材の前記支持ブロックのみが、長手軸(x)に沿って固定された前記支持体と、長手軸(x)に沿って可動な前記支持体とに分割され、該連結部材の相対変位手段は、流体アキュムレータに取り付けられた流体アクチュエータからなる。
さらに、好適には、本発明によれば、前記支持ブロックのそれぞれは、環状ハウジング内において、垂直軸(z)および横軸(y)のうちの一方のまわりを自由に回転できるように取り付けられており、前記環状ハウジングは、前記フレームに対して、垂直軸(z)に沿って可動で、かつ、垂直軸(z)および横軸(y)のうちの他方のまわりを自由に回転可能である。
上記の基本的構成および第1の好適な変形実施形態では、前記支持ブロックのそれぞれは、前記環状ハウジングの内側で、横軸(y)のまわりを自由に回転できるように取り付けられ、前記環状ハウジングのそれぞれが、2本のピボットピンに対して、垂直軸(z)のまわりを自由に回転できるように取り付けられており、該ピボットピンは、
前記フレームのうちの対応するフレームと一体で、かつ、垂直軸(z)に沿って延在するコラムに、摺動可能に取り付けられた直立材を備えたフレーム構造の横架材の方向に沿って可動であり、
前記ピボットピンの両側で、前記横架材のまわりに配置されたばね手段によって、前記直立材の間の中心位置に維持される。
第1の好適な変形の実施形態では、本発明による結合装置は、さらに、前記連結部材の離脱位置で、前記被ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材の前記支持ブロックを、長手軸(x)に対して少なくとも実質的に中心にある安定位置に維持するための手段を備え、該維持手段は、
前記支持ブロックに対して長手軸(x)に沿って移動でき、前記支持ブロックに回転可能に接続された組立体であって、環状ハウジングの両側に配置され、長手方向接続部材によって接続された状態で、
前記ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材が前記連結部材の係合位置に移動したときに、移動中の前記ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材によって押圧されるように配置された、引き込み式フロントピースと、
前記連結部材が離脱位置にあるときには、前記環状ハウジングに対して隣接ないしは当接して、可動な該組立体と前記可能な支持体が前記環状ハウジングに対して枢動することを防止し、かつ、前記連結部材が係合位置にあるときには、前記支持体ブロックが枢動することを可能にする距離だけ前記環状ハウジングから離間されるように配置された、止め板と、
を備える組立体、および、
可動な前記組立体を前記環状ハウジングに対する支持ブロックの回転安定化位置の方に付勢し、前記ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材の前記連結部材の係合位置への動きに基づいて、前記組立体の動きを可能にするように配置された弾性手段、
を備える。
このような維持手段により、作業機の非ヒッチ位置において、前記被ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材が、長手軸(x)に対して少なくとも実質的中心にある安定位置に維持され、これにより、ヒッチプロセスの際に、前記被ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材と、前記ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材との位置合わせ、および連結が保証される。
さらに、このような維持手段に関する好適な実施形態によれば、前記引き込み式フロントピースは、可動な前記組立体の前記弾性手段によって、前記被ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材の前記支持ブロックの前記可動な支持体から離れた位置に維持され、かつ、停止位置まで前記可動な支持体に押し当てられるように構成されている。
したがって、前記ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材を移動させる前記流体アクチュエータの展開によって、結果的に、
第1ステップで、前記引き込み式フロントピースが後退することにより、前記止め板が前記環状ハウジングから離れ、該止め板の停止作用がなくなり、
第2ステップで、前記弾性手段が圧縮することにより、前記被ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材の前記支持ブロックの前記可動な支持体のためのダンピング機能が提供される。
環状ハウジング内に支持ブロックを取り付ける機構に関する第2の好適な変形実施形態では、支持ブロックのそれぞれが、環状ハウジングの内側で垂直軸(z)のまわりを自由に回転できるように取り付けられ、前記環状ハウジングのそれぞれが、対応するフレームに対して、横軸(y)のまわりを自由に回転できるように取り付けられた2本の同軸支持体シャフトを備え、該支持体シャフトは前記環状ハウジングの両側で同一の横軸(y)に沿って横方向に延在しており、該同軸支持体シャフトのそれぞれのまわりには、前記フレームに対して実質的に中心位置に向けて前記環状ハウジングを付勢するばねが取り付けられている。
さらに、本発明によれば、環状ハウジングのそれぞれは、フレーム構造内に好適に配置されており、該フレーム構造は、前記環状ハウジングに対して回転可能に取り付けられた支持体シャフトをそれぞれ有する直立材を備え、前記直立材は、垂直軸(z)に沿って延在し、対応するフレームと一体のレールに沿って摺動するように取り付けられている。
また、本発明によれば、好適には、連結部材は、噛合クラッチによって係合する連結部材からなり、該連結部材は、車両の動力取出部と作業機の被駆動軸に接続するために、従来の自在継手などの前記連結部材の間の角度の一致を保証するフールプルーフィング(ポカヨケ機構)を備える。
好適には、本発明によれば、さらに、前記連結部材は、結合歯が備えられた前面を有する連結リングの形態を採る。
さらに、前記結合装置が、ヒッチング作業の際に、連結部材を一直線に揃えるために、前記被ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材の前記支持ブロックを維持するための手段を有するときには、好適には、本発明により、
前記維持手段の引き込み式フロントピースが、前記被ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材の前記連結リングを取り囲むように構成された基部を有する雄型または雌型の芯出しコーンからなり、
前記ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材が、該連結部材の前記連結リングを取り囲む基部を有し、前記被ヒッチフレームの前記芯出しコーンと係合し、かつ押すように構成された、雌型または雄型の相補的芯出しコーンを備える。
本発明のうち、連結部材の相対的変位の際にその位置合わせを保証するように意図された変形実施形態では、好適には、前記連結部材の一方が、該連結部材を構成する前記連結リングを取り囲む基部を有し、かつ、前記連結部材の係合の際に、前記連結部材の他方を外側から案内して芯出しするように構成されている、いわゆる「外側」芯出しコーンを備える。
同じ目的のため、本発明において好適には、前記連結部材を構成する前記連結リングの一方は、いわゆる「内側」芯出しコーンが軸方向に延在する中央部を備え、好適には、前記連結リングの他方が、前記内側芯出しコーンと係合する円錐形状の長手方向中心孔を有する中空中央部を備え、前記内側芯出しコーンを案内して芯出しするように構成される。
好ましくは、前記内側芯出しコーンは、前記連結リングの一方から延在し、前記連結リングの他方に備えられた前記中心孔の円筒形端部に対する円筒形軸受面が形成された、円筒形基部を備える。
このような円筒形軸受面は、連結のために車両の牽引システムを持ち上げなければならない場合(特に、伝達シャフトによって駆動される要素が地面にあり、2個の連結部材を連結するために地面から持ち上げられなければならない作業機の場合)、横軸のまわりの接合面の枢動によって前記連結部材が互いに離れる方向に動くことを防止するためのものである。
本発明の別の好適な実施形態によれば、前記伝達シャフトは、2個の伸縮自在要素からなる伸縮自在シャフトあり、該伸縮自在要素は、
前記車両の動力取出部と前記作業機の被駆動軸にそれぞれ接続するためのヒンジ部材を備えたいわゆる「雄型」要素と、
前記連結部材を構成するいわゆる「雌型」要素と、
からなる。
さらに、前記雄型伸縮自在要素のそれぞれは、好適には、スプラインシャフトからなり、前記雌型伸縮自在要素のそれぞれは、好適には、関連する前記連結部材を構成する前記連結リングと一体の溝付きスリーブからなる。
本発明の他の目的、特徴および効果については、非限定的な例として提供された2つの好ましい実施形態についての、以下の詳細な説明から、添付図面を参照することにより、明らかにされる。
本発明による連結装置の第1の実施形態を備える、きわめて概略的に表わされた農業用トラクタと農業用作業機の概略斜視図である。 第1の実施形態の連結装置の斜視図であり、農業用トラクタは示されていない。 第1の実施形態のヒッチフレームの斜視図であり、該ヒッチフレームは、その伝達手段を備え、きわめて概略的に表わされたトラクタの牽引システムに取り付けられている。 第1の実施形態の被ヒッチフレームの斜視図であり、被ヒッチフレームは、その伝達手段を備え、きわめて概略的に表わされた農業用作業機に取り付けられている。 第1の実施形態のヒッチフレームの斜視図である。 第1の実施形態の被ヒッチフレームの斜視図である。 第1の実施形態のヒッチ装置の連結部材のうちの、支持ブロックおよび相対並進手段についての、前記連結部材の係合位置における、いくつかの要素が非透視ないしは透視として表されている、斜視図である。 第1の実施形態のヒッチフレームの連結部材斜視図である。 第1の実施形態の被ヒッチフレームの連結部材の斜視図である。 第1の実施形態によるヒッチフレームの伝達手段の斜視図である。 第1の実施形態によるヒッチフレームの伝達手段の斜視図である。 第1の実施形態のヒッチフレームの伝達手段の連結部材の支持ブロックの斜視図である。 前記伝達手段の外側芯出しコーンを分離した状態で示す斜視図である。 第1の実施形態による被ヒッチフレームの伝達手段の斜視図である。 第1の実施形態による被ヒッチフレームの伝達手段の斜視図である。 第1の実施形態による被ヒッチフレームの伝達手段の連結部材の支持ブロックを表す斜視図である。 第1の実施形態による被ヒッチフレームの伝達手段の連結部材の支持ブロックを表す個の斜視図である。 第1の実施形態のヒッチ装置を備えた、きわめて概略的に表わされた農業用トラクタと農業用作業機の3点ヒッチシステムの第1位置での縦断面図である。 第1の実施形態のヒッチ装置を備えた、きわめて概略的に表わされた農業用トラクタと農業用作業機の3点ヒッチシステムの第2の位置での縦断面図である。 第1の実施形態のヒッチ装置を備えた、きわめて概略的に表わされた農業用トラクタと農業用作業機の3点ヒッチシステムの第3位置での縦断面図である。 第1の実施形態のヒッチフレームと被ヒッチフレームについてのペア位置にある部分平面図であり、3点ヒッチシステムの揺動中の連結された伝達手段を表わす。 本発明の第2の実施形態のヒッチ装置のヒッチフレームの斜視図である。 本発明の第2の実施形態のヒッチ装置の被ヒッチフレームの斜視図である。 第2の実施形態によるヒッチフレームの伝達手段の一方側の斜視図である。 第2の実施形態によるヒッチフレームの伝達手段の他方側の斜視図である。 第2の実施形態による被ヒッチフレームの伝達手段の一方側の斜視図であり、いくつかの要素は表れていない。 図26aの拡大詳細図である。 第2の実施形態による被ヒッチフレームの伝達手段の他方側の斜視図であり、いくつかの要素は表れていない。
以下の説明では、直交座標系(x,y,z)は、特許請求の範囲および本明細書の背景技術で定義された座標系に対応し、フレームの接合面が垂直平面内にある位置に対して規定された座標系を意味する。したがって、特に、垂直、水平および横断という用語は、この直交座標系を基準として使用される。
さらに、説明の簡潔さと明瞭さのために、本発明のヒッチ装置は、以下、地上に静置された農業用トラクタ、および、農業用作業機に固定されている状態で説明され、下側や上側などの用語は、この位置を基準に使用される。さらに、前と後という用語は、トラクタの前方移動方向に対して使用される。
図に例示されているヒッチ装置は、被駆動軸4を備えた農業用作業機3を、動力取出部2を備えた農業用トラクタ1の3点ヒッチシステム5につなぐための装置からなり、農業用トラクタ、農業用作業機、および牽引システムは、図1〜図4と、図18〜図20においてきわめて概略的に表わされている。したがって、特に牽引システムに関しては、該牽引システムを本発明によるヒッチ装置につなぐための要素、すなわち、2本の横方向下側アーム6と、たとえば、液圧シリンダ7からなる中央上側アームのみが示されている。
最初に、図1〜図21に表わされたヒッチ装置は、農業用トラクタ1の牽引システム2に取り付けられるように構成されたヒッチフレーム8と、2本の横方向下側アーム10と1本の中央上側アーム(図示せず)によって農業用作業機3に取り付けられるように構成された被ヒッチフレーム9とを備え、これらのフレームは、
これらのフレームが連結されるヒッチ位置でフレームをロック状態に維持するように構成されたロック手段と、
農業用作業機3の被駆動軸4を農業用トラクタ1の動力取出部2につなぐための伝達手段と、
を備える。
最初に、図5に詳細に示すように、ヒッチ装置のヒッチフレーム8は、概略台形状であり、ヒッチ装置の被ヒッチフレーム9と接触するための平坦な前面8aを備える。このヒッチフレーム8は、前板(図示せず)で覆われることが意図されており、2本の直立材12の下側端の間に延在する下側横架材11と、直立材12の上側端の間に延在する上側横架材13とからなる機械的溶接構造物からなる。
さらに、上側横架材13は、横断ウェブ14bによって接合された2個の縦方向フランジ14aによって構成された中央クレビス14と、縦方向フランジ14aのそれぞれから延在する筒状バーにより構成された端部15からなる3個の部分に分けられる。
さらに、中央クレビス14の2個のフランジ14aの高さは、筒状バー15の高さより大きく、したがって、筒状バー15の上側面から延在する表面部を有し、フランジ14aにはそれぞれ、牽引システム5の中央アーム7の受け部材を構成する横断シャフトを収容するための対向孔16が設けられている。
さらに、この上側横架材13の筒状バー15の1本は、液圧シリンダ(図示せず)を収容しており、この液圧シリンダは、筒状バー15の中央端面を塞ぐフランジ14aに設けられた孔17を介して、クレビス14内に、そのロッドを前進できるように配置される。
2本の直立材12について述べると、直立材12は、ヒッチフレーム8に台形形状を付与する長手断面における角度で曲げられた、2本の平行な平坦バー18、19からなる。平坦バー18、19の上側部分の実質的に3分の2がブレース20によって接続されており、その結果、直立材12にH形断面が付与されている。
さらに、これらの直立材12のそれぞれのブレース20がない下側部に、2本の平坦バー18、19の間に延在するシャフト21を収容して、牽引システム5のそれぞれの下側アーム6のためのヒッチフレーム8の捕捉部材を構成する。
このヒッチフレーム8は、さらに、平坦な上側接触面22aを備えた2個のベースプレート22を有し、それぞれのベースプレート22は、直立材12の平坦バー18、19の下側端の間に収容かつ固定されて、下側横架材11の拡張部を構成している。
ヒッチフレーム8は、また、2本の位置決めピン23、24を有し、それぞれの位置決めピン23、24は、ベースプレート22の平坦な接触面22aから突出し、それぞれ半球形部分と該半球形部分から延在する円筒形基部とを備える。
ヒッチフレーム8は、さらに、下側横架材11と上側横架材13の間に延在する2本の平行垂直レール25、26を備え、これらのレール25、26は、後述するローラホイール用の対向ガイドチャネル26aを備える。
最後に、このヒッチフレーム8は、ヒッチフレーム8の前面に、2本の垂直管27を備え、この垂直管27はそれぞれ、ガイドレール25、26と平行になるようにガイドレール25、26に接合され、かつ、その長さ方向の実質的に半分において、上側端から延在する対向長手方向スロット28を備える。
図6に詳細に示すように、牽引装置の被ヒッチフレーム9は、概略台形状であり、ヒッチ装置のヒッチフレーム8と接触するための平坦な前面9aを備える。この被ヒッチフレーム9は、2本の直立材31の下側端の間に延在する下側横架材30と、直立材31の上側端の間に延在する上側横架材32で構成された機械的溶接構造物からなる。
この上側横架材32は、中央横断板33とその両側に延在する筒状バー34の3個の区分に分けられる。
中心板33は、農業用作業機3に接続するための中央上側アームの端部に被ヒッチフレーム9を取り付けるための、垂直スリットが延在する取り付け板35に対する、取り付けブラケットとして機能する。
農業用作業機3を接続するために、この結合板35の後部36には、中央上側アームに備えられた取り付けシャフトを収容するための垂直スロット37が形成されている。
結合板35は、ヒッチフレーム8のクレビス14に嵌合可能に構成された前部38を備える。前部38には2個のフレーム8、9がペア位置にあるときに孔17と一致するように配列された孔38aが形成されており、ヒッチフレーム8の上側横架材13の筒状バー15の1個に収容された液圧シリンダのロッドの前進によって、これらのフレーム8、9が相対的に係止されるようになっている。
被ヒッチフレーム9の2本の直立材31は、ヒッチフレーム8の直立材12と類似しており、被ヒッチフレーム9に台形形状を付与する長手断面における角度で曲げられた、2本の平行な平坦バーからなる。平坦バーの上側部の実質的に3分の2がブレースによって接続されており、その結果、直立材31にH形断面が付与されている。
さらに、これらの直立材31のそれぞれのブレースがない下側部分には、2本の平坦バーの間に延在する2本の重なりシャフト39、40が収容されており、シャフト39、40は、直立材31の幅に対応する移動距離だけ、シャフト39、40に沿って移動するように配置された、スライダ41用のガイドロッドを構成する。
それぞれのスライダ41は、被ヒッチフレーム9を下側アーム6の一方の端部に固定するための取り付け部を構成し、この接続のために、スライダ41には、下側アームに備えられた取り付けシャフトを収容するための孔42が形成されている。
被ヒッチフレーム9は、平らな下側接触面43aを備えた2個のベースプレート43、44を備え、それぞれのベースプレート43、44は、直立材31の平坦バー18、19の下側端の間に収容かつ固定されおり、これにより、下側横架材30が拡張されている。
これらのベースプレート43、44はそれぞれ、位置決めピン23、24の基部と嵌合する直径を有する丸孔45が穿孔されており、接触面43aには皿孔(図示せず)が設けられている。
ヒッチフレーム8と同様に、被ヒッチフレーム9は、さらに、下側横架材30と上側横架材32の間に延在する2本の平行な垂直レール46、47を備える。垂直レール46、47は、後述するローラホイール用の対向ガイドチャネル47aを備える。
被ヒッチフレーム9の後部には、2本の垂直管48が備えられる。この垂直管48はそれぞれ、ガイドレール46、47と平行になるようにガイドレール46、47に接合され、その長さ方向の実質的に半分において、その上側端から延在する対向長手方向スロット49を備える。
このヒッチ装置の伝達手段について述べると、伝達手段は、ヒッチフレーム8と被ヒッチフレーム9にそれぞれ取り付けられた相補的連結部材と、該連結部材を農業用トラクタ1の動力取出部2と農業用作業機3の被駆動軸4にそれぞれ接続するための伝達要素とを有する。
最初に、連結部材50、51は、噛み合いクラッチによって互いに連結する部材からなる。
これらの連結部材50、51はそれぞれ、前面52a、53aを有する連結リング52、53を備え、前面52a、53aには、切り欠きにより離間された結合歯が、通常の方法により形成されている。連結リング52、53はそれぞれ、径方向肩部54a、55aにより管状シャフト54、55から分けられ、かつ、管状シャフト54、55よりも大きい直径を有する端部を備える。
さらに、これらの連結部材50、51には、たとえば星形断面を有する溝付きボア56、57が形成されており、伸縮自在伝達シャフト58、59の雌型要素を構成する。一方、雄型要素は、農業用トラクタ1の動力取出部2と農業用作業機3の被駆動軸4とにそれぞれ接続するための、自在継手62、63を備えたスプラインシャフト60、61が、雄型要素を構成する。
さらに、被ヒッチフレーム9と連結された連結部材51のボア57は、連結リング53の前面53aと隣接する場所に、円筒形状の端部131を備え、この端部131は、円錐台形部130によってボア57の溝部に接続されている。端部130、131は、後述する芯出し部材を収容するように構成されている。
このように、伝達手段は、フレーム8、9ごとに、
伝達シャフト58、59の伸縮自在雄型要素を構成する、自在継手62、63をそれぞれ備えたスプラインシャフト60、61と、
それぞれ単一部品である連結部材50、51であって、伝達シャフト58、59の雌型伸縮自在要素をそれぞれ構成する管状シャフト54、55と、該伝達手段の噛合クラッチ連結部材をそれぞれ構成する連結リング52、53とからなる連結部材50、51とを備える。
連結部材は、また、自在継手62、63間の角度を一致させるように構成されたフールプルーフシステムを備える。本例では、このフールプルーフシステムは、
ヒッチフレーム8の連結部材50に設けられた、径方向両側に配置され、他の歯66の長さよりも大きく、かつ、同一長さを有する2個の歯64、65と、
被ヒッチフレーム9の連結部材51に設けられた、径方向の両側に配置され、2個のフールプルーフ歯64、65と嵌合可能な長さを有し、かつ、他の切り欠き69の長さよりも大きい、2個の切り欠き67、68と、
からなる。
さらに、歯64〜66と切り欠き67〜69は、通常、係合状態で回転中に連結部材50、51の分離を防ぐようにテーパとアンダーカットを組み合わせて構成された側面を有する。
さらに、歯64〜66は、対向する連結部材51の切り欠き67〜69に歯64〜66を挿入しやすいように面取りされた径方向縁部を有する。
これらの連結部材50、51は、
農業用作業機3の被駆動軸4を回転させるために長手軸(x)のまわりを自由に回転可能で、
離脱位置と係合位置の間で互いに対して長手軸(x)に沿って並進可能で、
本発明により、垂直軸(z)と横軸(y)に沿って並進可能で、かつ、横軸(y)と垂直軸(z)のまわりを自由に回転できるように、
フレーム8、9に取り付けられている。
このため、ヒッチフレーム8の連結部材50は、いわゆる「可動」支持体70内で長手軸(x)のまわりに自由に回転するように取り付けられ、可動支持体70は、互いに延在する2個の一体的に固定された要素から構成されている。すなわち、支持体70は、
管状シャフト54を収容する長手方向孔が形成されている円筒状スリーブ72と、この円筒状スリーブ72から延在し、円筒状スリーブ72の長手方向孔が開口し、ラジアル軸受を収容するカウンタボアが形成されている後端板73とを備える第1前側要素71と、
ねじ77によって後端板73に一体的に固定されるように構成され、連結リング52の直径より大きい直径を有し、その前側取り付け面でカウンタボア78に開口する丸孔が設けられており、前記カウンタボア78が、連結リング52に軸方向に当接するニードル軸受型のスラスト軸受79を収容し、かつ、ラジアル軸受74dの内輪に対する軸受面を備えるように配置されている、前端板76と、
連結リング52を接触することなく取り囲む円筒形環状基部81を有し、この環状基部81から芯出しコーン82が延在し、この芯出しコーン82が、前記連結部材の係合中に他方の連結部材51の連結リング53を外側から案内して芯出しするように構成されている、外側芯出し要素80と
を一体的に有する、第2後側要素75と、
からなる。
この可動支持体70は、連結部材51のボア57の端部130、131と嵌合する形状の内側芯出しコーン83を備える。この内側芯出しコーン83は、
連結リング52内に部分的に内嵌し、連結リング52の後方延長部内に部分的に載置されるように構成された円筒形前部84と、
前記連結部材の係合中に他方の連結部材51の連結リング53を内側から案内して芯出しし、連結部材51のボア57の円筒形端部131のための円筒形軸受面を形成するように構成された後方テーパ部85と、
により一体的に構成されている。
被ヒッチフレーム9の連結部材51に対するヒッチフレーム8の連結部材50の長手軸(x)に沿った動きを可能とするために、可動支持体70は、いわゆる「固定」支持体86に対して長手軸(x)に沿って並進可能である。
この固定支持体86は、前側要素71の円筒状スリーブ72が摺動するライニングされた長手方向孔が形成された円筒状スリーブ87と、円筒状スリーブ87の長手方向孔から延在する丸孔が設けられている後端板88とから一体的に構成されている。
長手軸(x)に沿って連結部材50を移動させる手段は、蓄圧器と連結された作動シリンダ89をからなり、作動シリンダ89の本体89aは、長手軸(x)に沿った固定支持体86の後端板88の長手軸(x)に沿った前方延長部を形成するように後端板88に取り付けられ、作動シリンダのロッド89bは、可動支持体70の前要素71の後端板73に固定されている。
これらの変位手段は、さらに、長手軸(x)に沿って延在する2本のガイドロッド90、91を備え、ガイドロッド90、91は、可動支持体70の前側要素71の後端板73に接続され、固定支持体86に対して長手方向に摺動する。
さらに、シリンダ89と2本のガイドロッド90、91は、シリンダ89の軸が二等辺三角形または正三角形の上側の頂点と一致し、2本のガイドロッド90、91のそれぞれの軸がこの二等辺三角形または正三角形の底辺側の頂点と一致するように配置されている。
連結部材50に垂直軸(z)のまわりの回転に自由度を与えるために、固定支持体86の後端板88は、環状ハウジング94の内部において垂直軸(z)のまわりに自由に回転するように取り付けられている。このため、長手軸(x)に沿って延在する上側と下側の2個の後側長手方向タブ92および93が、その一端でこの固定端板86に固定され、その他端で環状ハウジング94に対して垂直軸(z)のまわりに枢動するように取り付けられている。
さらに、環状ハウジング94に横軸(y)のまわりの回転に自由度を与えるために、環状ハウジング94は、2個の直立材96、上側横架材97および下側横架材98を有するフレーム構造95内で枢動するように取り付けられている。
この枢動を可能とするために、環状ハウジング94は、環状ハウジング94の両側で同軸上に延在し、かつ、フレーム構造95の対向する直立材96内に回転可能にそれぞれ取り付けられた2本の外部横断シャフト99、100を備える。
さらに、環状ハウジング94を直立材96の間の実質的中心位置に維持するために、シャフト99,100のまわりに、環状ハウジング94とフレーム構造95の直立材96の間に延在するように、ばね101が取り付けられている。
加えて、フレーム構造95に対して垂直軸(z)に沿った並進に自由度を与えるために、フレーム構造95は、横軸(y)のまわりに回転し、ガイドレール25、26内で動くように構成された4個のローラホイールを備え、2個の上側ローラホイール102が、上側レール97の両側に1個ずつ配置され、2個の下側ローラホイール103が、下側レール98の両側に1個ずつ配置されている。
最後に、ヒッチフレーム8について述べると、ヒッチフレーム8は、ガイドレール25、26に沿ってフレーム構造95を位置決めするための事前位置決め手段を有し、この手段は、
連結部材50、51の解放状態で、フレーム構造95を垂直軸(z)に沿った連結部材50に関する所定位置に対応する予め定められた位置に維持し、
連結部材50、51の係合状態で、弾性変形して連結部材50の垂直軸(z)に沿った動きを可能にするように配置されている。
これらの事前位置決め手段は、2本の垂直管27に組み込まれ、シャフト104に結合されたロッド105aを有する空気圧シリンダ105を備え、シャフト104は、ロッド105aをフレーム構造95の直立材96の上側端に形成された前側延長部96aに接続し、かつ、それぞれの垂直管27内に形成された垂直スロット28を貫通する。
これらの事前位置決め手段は、さらに、それぞれの垂直管27に収容されて、シリンダ105の本体105bを収容するように構成された内径を有する円筒形ケーシング106を有し、円筒形ケーシング106の上側部106aは、通常の外径より大きい外径を有し、外側径方向肩部を形成している。
これらの事前位置決め手段は、円筒形ケーシング106のまわりに配置されたコイルばね107と、円筒管27に挿入して、円筒管27の底部とばね107の下側端の間で延在する所定の長さのスペーサ108とを備える。
基本的には、フレーム構造95の事前位置決めは、スペーサ108の長さによって決定される。
被ヒッチフレーム9に連結部材51を取り付けるための手段は、基本的には、前述の手段と類似しているが、長手軸(x)に沿った連結部材51の動きがないため単純化される。
すなわち、被ヒッチフレーム9の連結部材51は、互いの延長部として一体的に固定された2個の要素からなる固定支持体110内で、長手軸(x)のまわりを自由に回転するように取り付けられ、その2個の要素は、
管状シャフト55を収容するように構成されている長手方向孔が形成されている円筒状スリーブ112と、この円筒状スリープ112から延在し、円筒状スリーブ112の長手方向孔が開口するカウンタボアが形成され、かつ、ラジアル軸受132を収容する前端板113とを備える、第1後側要素111と、
前端板113に一体的に固定されるように構成されている端板からなり、該端板の取り付け面に、連結リング53に軸方向に当接するニードル軸受型のスラスト軸受133を収容し、かつ、ラジアル軸受132の内輪に対する軸受面を備えるカウンタボアを備える、第2前側要素114と、
からなる。
連結部材51に垂直軸(z)のまわりの回転の自由度を与えるために、端板113は、環状ハウジング115の内側に垂直軸(z)のまわりに自由に回転するように取り付けられている。
さらに、この環状ハウジング115に対して横軸(y)のまわりの回転の自由度を与えるために、環状ハウジング115は、フレーム構造118内で枢動できるように取り付けられるが、このため、2本の外部横方向シャフト116を備え、外部横方向シャフト116のそれぞれのまわりには、ばね117が配置されている。このばね117は、環状ハウジング115の両側にそれぞれ同軸で延在し、それぞれのシャフト116は、フレーム構造118の直立材119内に回転可能に取り付けられている。
フレーム構造118に対して垂直軸(z)に沿った並進の自由度を与えるために、フレーム構造118は、横軸(y)のまわりに回転し、ガイドレール46、47内で動くように構成された4個のローラホイールを備え、この4個のローラホイールは、2個の上側ローラホイール120と2個の下側ローラホイール121とからなる。
さらに、この被ヒッチフレーム9は、ガイドレール46、47に沿ってフレーム構造118を位置決めするための事前位置決め手段を有し、この事前位置決め手段は、ヒッチフレーム8に備えられた事前位置決め手段と同一である。すなわち、この事前位置決め手段は、2個の同一の組立体を備え、それぞれ管48内に収容され、
コイルばね124がまわりに配置された円筒形ケーシング123に収容された作動シリンダ122と、
異なる長さの1組のスペーサ125と、
により構成される。
以下に、このヒッチ装置を使用するヒッチ手順について述べる。
事前に、ヒッチフレーム8を農業用トラクタ1に取り付け、被ヒッチフレーム9を1個以上の農業用作業機に取り付けた後で、初期ステップを行う。このステップでは、スペーサ108によって、ヒッチフレーム8に取り付けられた連結部材50の垂直軸(z)に沿った初期位置を調整し、次に、スペーサ125によって、それぞれの被ヒッチフレーム9の連結部材51の垂直軸(z)に沿った位置を調整して、2個のフレーム8、9をペアリングさせたときに、連結部材51が連結部材50とその位置が一致するようにする。
このような初期調整が完了した後、連結ステップを行う。この連結ステップでは、農業用トラクタ1を事前位置決めし、次に、ベースプレート22、43のそれぞれの接触面22a、43aが部分接触するまで、すなわち、位置決めピン23、24が対向孔45に部分的に係合する位置まで、ヒッチフレーム8を上昇させる。
次のステップは、牽引システム5の中央作動シリンダ7を展開し、2個のフレーム8、9の端面8a、9aが互いに接触するまで、すなわち、ベースプレート22、43の対向面22a、43aが互いに接触する位置まで、ヒッチフレーム8を傾斜させ、その間、位置決めピン23、24はこの際の傾斜のピボットピンとして機能する。
さらに、2個のフレーム8、9のこの最終的なペア位置で、フックを構成するプレート35の前部38をクレビス14に挿入することにより、横架材15に収容された作動シリンダを作動させて、フレーム8、9の相対ロックを保証することができる。
さらに、このペア状態が達成された後、2個の連結部材50、51は、それらの位置が垂直軸(z)に沿って初期調整されているので、実質的に同じ高さにある。
連結は、シリンダ89を操作することによってなされるが、最初に2個の外側と内側の芯出しコーン82、83によって、次に、歯64〜66の径方向縁部の面取り形状によって、この連結が容易化される。
連結され、つながれた後で、図18〜図20に示すように、ペア状態のフレーム8、9の連結部材50、51に与えられる、垂直軸(z)に沿った並進の自由度と横軸(y)のまわりの回転の自由度によって、トラクタ1に対する作業機3の傾斜角にかかわらず伝達シャフト58、59を同軸に維持でき、したがって、連結部材50、51/伝達シャフト58、59の組立体に、農業用作業機3を農業用トラクタ1の3点ヒッチシステム5に直接つなぐように設計されたヒッチ装置と同じ動きを与えることができる。
したがって、特に、動力伝達は、相対位置、特にトラクタ1に対する作業機3の傾斜角度に関係なく最適である。
さらに、特に図21に示すように、横軸(y)に沿った並進の自由度と垂直軸(z)のまわりの回転の自由度は、フレーム8、9に対する伝達手段の動きの自由を提供し、これにより、前記伝達手段は、農業用トラクタの3点ヒッチシステムが通常受ける横方向の移動と搖動によって起こる応力を受けなくなる。
図22〜図27は、本発明によるヒッチ装置の第2の変形実施形態を示す。以下、第2の変形実施形態について、第1の実施形態と異なる要素についてのみ、詳細に述べる。
第1の実施形態と同様に、このヒッチ装置は、農業用トラクタ1の牽引システム2に取り付けられるように構成されたヒッチフレーム150と、農業用作業機3に取り付けられるように構成された被ヒッチフレーム151とを備える。
最初に、図22および図23に示すように、このヒッチ装置のヒッチフレーム150と被ヒッチフレーム151は、前述の2個のフレーム8、9と類似の概略台形状を有し、2本の直立材153、154の下側端の間に延在する下側横架材152で構成された機械的溶接構造からなり、上側横架材55は、直立材153、154の上側端の間に延在する。
これらの2個のフレーム150、151をロックする手段は、
ヒッチフレーム150に設けられた2個の重なりロックフック156、157であって、上側横架材155内に軸方向に位置決めされた垂直軸158のまわりに平行平面(x,z)で回転するように取り付けられ、それらの回転が上側横架材155に収容された作動シリンダ159によって駆動されるロックフック156、157と、
被ヒッチフレーム151に設けられ、上側横架材155内に軸方向に位置決めされた垂直シャフト160と、
により構成される。
さらに、2個のフレーム150、151をペアリングするために、ヒッチフレーム150は、平坦な上側接触面161aを備え、それぞれ円形開口162が開けられた2個のベースプレート161を有し、ベースプレート161はそれぞれ、直立材153、154の一方の下端の間に位置決めされて、下側横架材152の延長部を形成する。
また、被ヒッチフレーム151は、平坦な上側接触面163aを備えた2個のベースプレート163を有し、それぞれのベースプレート163は、直立材153、154の一方の下端の間に位置決めされて、下側横架材152の延長部を形成する。
これらのベースプレート163はそれぞれ、ベースプレート163の平坦な接触面163aの下に突出する位置決めピン164を有し、それぞれの位置決めピン164は、ヒッチフレーム150のベースプレート161に形成された円形開口162と嵌合する直径の円筒形基部を有し、円筒形基部から半球状部が延在している。
さらに、2本のフレーム150、151はそれぞれ、2本の垂直カラム165、166を有し、垂直カラム165、166はそれぞれ、直立材153、154の近くに位置決めされ、下側横架材152と上側横架材155の間に延在する。
また、これらの2本のフレーム150、151はそれぞれ、2本の垂直カラム165、166に沿って摺動する、すなわち垂直軸(z)に沿って移動できるように、取り付けられたフレーム構造167を備え、このフレーム構造167は、
カラム165、166に沿って摺動するように取り付けられ、摺動を可能とするためのスリーブ軸受を実装する2本の直立材168、169と、
2本の直立材168、169の上端と下端の間にそれぞれ延在する2個の横架材、すなわち、上側横架材171と下側横架材172と、
により構成される。
これらのフレーム構造167はそれぞれ、さらに、横架材171、172に沿って摺動する、すなわち横軸(y)に沿って移動できるように、取り付けられたスリーブ173、174を備え、スリーブ173、174は、スリーブ軸受を備え、スリーブ軸受は、スリーブ173、174の両側にそれぞれ1個ずつ、スリーブと対応する直立材168、169との間に延在する2個のばね175、176によって、横架材171、172の中央位置に維持される。
さらに、スリーブ173、174には、垂直シャフト178を収容するクレビス177がそれぞれのスリーブ173、174から横方向に延在している。
フレーム150、151はそれぞれ、カラム165、166に沿ってフレーム構造167を位置決めするための事前位置決め手段を有する。
そのような事前位置決め手段は、カラム165、166のまわりにそれぞれ配置されたコイルばね170と、所定の高さのスペーサ(図示せず)とを有し、スペーサは、たとえば、下側横架材152とコイルばね170の下端の間でカラム165、166のまわりに配置されたクランプからなる。
基本的には、フレーム構造167の事前位置決めは、単純にスペーサの高さによって決定される。
フレーム150、151はそれぞれ、また、実質的に矩形の環状ハウジング179を備え、環状ハウジング179から、
平面(x、y)内で延在し、スリーブ173、174の1個のクレビス177に収容されるようにそれぞれ構成され、これにより、環状ハウジング179に垂直軸(z)のまわりの回転の自由度を付与する、2個の平行フランジ、すなわち、上側フランジ180と下側フランジ181と、
平面(x、z)内で延在し、横軸(y)方向に伸長する回転軸を構成する対向ピボットピン184を備えた、2個の平行な側面フランジ182、183と、
が延在する。
このヒッチ装置の連結部材50、51は、第1実施形態と同様の噛合クラッチによって連結される部材であり、したがって、それぞれの連結部材50、51は、前面52a、53aを有する連結リング52、53を有し、前面52a、53aは、切り欠きによって離隔された結合歯を備え、連結リング52、53はそれぞれ、径方向肩部54a、55aによって区切られた、管状シャフト54、55の大径端部を構成する。
さらに、これらの連結部材50、51にはそれぞれ、たとえば星形断面を有する溝付きボア56,57が形成されている。
図26aに示すように、被ヒッチフレーム151に取り付けられた連結部材51は、長尺の自在継手のための調整用スリーブ185を備えることができ、調整用スリーブ185は、異なる径の2個の同軸スプラインシャフト部からなり、そのうちの一方は、連結部材51の溝付きボア57に収容できるように構成された溝付き部を備える。
上記したように、これらの連結部材50、51は、フレーム150、151に対して、
農業用作業機3の被駆動軸4を回転させるために長手軸(x)のまわりを自由に回転でき、
離脱位置と係合位置の間で、互いに対して長手軸(x)に沿って並進でき、
垂直軸(z)と横軸(y)に沿って並進でき、
横軸(y)のまわりと垂直軸(z)のまわりを自由に回転できるように取り付けられている。
このため、図24と図25に示すように、ヒッチフレーム150の連結部材50は、まず、可動支持体186の内側に、長手軸(x)のまわりに自由に回転するように取り付けられる。連結部材50は、互いの方向に延在する2個の一体的固定要素からなり、これらの2個の要素は、
管状シャフト54を収容するように構成された長手方向孔が形成され、端板(図示せず)が延在する円筒形スリーブ187を備える第1前側要素と、
その基部が連結リング52の基部を取り囲むように構成されている雌型芯出しコーン188を備える、第2後側要素と、
により構成される。
連結部材50の長手軸(x)に沿った動きを達成するために、可動支持体186は、いわゆる「固定」支持体189に対して長手軸(x)に沿って並進できるように構成される。「固定」支持体189は、
可動支持体186の円筒形スリーブ187が内側で摺動するライニングされた長手方向孔が形成されている円筒形スリーブ190と、
円筒形スリーブ187の長手方向孔から延在する丸孔が形成されている後環状端板191と、
により一体的に構成されている。
連結部材50を長手軸(x)に沿って移動するための手段は、作動シリンダ192を備え、作動シリンダ192の本体は、固定支持体189の環状端板191に取り付けられて、長手軸(x)に沿った環状端板191の前側延長部を形成し、そのロッドが、可動支持体186の端板に固定されている。
これらの変位手段は、長手軸(x)に沿って延在する2本のガイドロッド193、194をさらに備え、ガイドロッド193、194は、可動支持体186の端板に接続され、固定支持体189に対して長手方向に摺動する。
さらに、図24と図25に示すように、環状端板191は、ピボットピン184によって、環状ハウジング179に対して枢動可能に取り付けられ、その結果、連結部材50は、
横軸(y)まわりの回転の自由度と、
環状ハウジング179に付与されている、垂直軸(z)まわりの回転の自由度と、
環状ハウジング179に付与されている、横軸(y)と垂直軸(z)に沿った並進の自由度と、
を備える。
図26a、図26bおよび図27に示すように、ヒッチフレーム151の連結部材51は、まず、管状シャフト55を収容するように構成された長手方向孔が形成された円筒形スリーブ196を有する可動支持体195の内側で、長手軸(x)のまわりに自由に回転するように取り付けられ、円筒形スリーブ196は、連結リング53の前側支持のための前端板197から延在している。
この可動支持体195も、環状ガイド部品198内で摺動するように取り付けられており、この環状ガイド部品198は、並進が固定されるとともに、環状ハウジング179内にガイド部品198を取り付けるために横方向に形成された、径方向の両側に存在する2個の案内孔198aを備える。これらの案内孔198aは、環状ハウジング179のピボットピン184を収容可能に構成されている。
さらに、この環状ガイド部品198と円筒形スリーブ196は、長手方向当接要素(図示せず)を備えており、この長手方向当接要素は、前端板197および連結リング53を環状ガイド部品198から離隔させることができる最大位置、すなわち、可動支持体195が、円筒形スリーブ196のまわりに配置された、前端板197と環状ガイド部品198の間に装着された、ばね199によって付勢される位置を決定する。
このようにして、連結部材51は、横軸(y)まわりの回転の自由度と、環状ハウジング179に付与される回転と並進の3個の自由度とを備えることができる。
さらに、ヒッチフレーム150の作動シリンダ192の展開によって連結部材50、51を連結するとき、ばね199は、圧縮されて、伝達部材の長さの変動を吸収する緩衝材して機能する。
図26a、図26bおよび図27に示すように、被ヒッチフレーム151は、連結部材が離脱位置にあるときに、連結部材51を、長手軸(x)に対して少なくとも実質的に中心の安定位置に維持するための手段を備える。
そのような維持手段は、可動支持体195と環状ガイド部品198に対して長手軸(x)に沿って移動可能な組立体を備え、この組立体は、環状ハウジング179の両側にそれぞれ配置され、縦方向ブレース202、203によって接続された、
シリンダ192の展開でヒッチフレーム150の連結部材50と関連する雌型芯出しコーン188によって押されるように配置された、引き込み式フロントピース200、201と、
連結部材50、51が離脱位置にあるときに、環状ハウジング179に対して隣接かつ当接し、かつ、可動組立体と可動支持体195が環状ハウジング179に対して枢動することを防止し、前記連結部材が係合位置にあるときに、可動支持体195の枢動を可能にする距離だけ環状ハウジング179から離間されるように配置された止め板205と、
ブレース202、203のまわりに配置され、かつ、環状ガイド部品198と引き込み式フロントピース200、201の間に装着され、可動組立体を連結部材51が安定化する位置に向けて付勢し、ヒッチフレーム150に取り付けられた連結部材50が連結部材50、51の係合位置まで移動したときに、前記可動組立体の動きを可能にする、ばね204と、
を備える。
さらに、引き込み式フロントピースが、雌型芯出しコーン188と嵌合する雄型芯出しコーン201からなり、連結部材50、51が係合位置にあるときに、可動支持体195の端板197に当接するように適応された環状板200と長手方向に隣接して、ばね204の作用を打ち消し、ばね199がショックアブソーバの役割を果たすことを可能にする。
最後に、引き込み式フロントピース200、201は、環状板200内に取り付けられて、環状板200のボア内に径方向に開いた、ボールプランジャ(図示せず)を備える。
このようなボールプランジャは、端板197と接触して後退する前に、雌型芯出しコーン188内に雄型芯出しコーン201が適切に嵌合することを保証できる期間、連結部材50の動きにわずかに抵抗するように設計される。
したがって、本発明の結合装置は、
平均的技能をもつオペレータが、ドライバ位置を離れることなく、農業用作業機を農業用トラクタの牽引システムにつなぐすべての操作、すなわち、農業用作業機を実際につなぐことと、伝達シャフトの結合を行うことを可能にし、
伝達手段に、農業用作業機3を農業用トラクタ1の3点ヒッチシステム5に直接つなぐように設計されたヒッチ装置と同様の動きを付与し、詳細には、トラクタ1に対する作業機3の相対位置および特に傾斜角度にかかわらず、出力の最適な伝達を保証するように、
構成されている。
1 車両(農業用トラクタ)
2 動力取出部
3 作業機(農業用作業機)
4 被駆動軸
5 3点ヒッチシステム
6、7 牽引システム
8、150 ヒッチフレーム
8a 接合面
9、151 被ヒッチフレーム
11 下側横架材
12、153、154 直立材
13 上側横架材
14 中央クレビス
14a 横断ウェブ
15、34 筒状バー
16 対抗孔
17 孔
18、19 平坦バー
20 ブレース
21 シャフト
22、43、44、161 ベースプレート
23、24 位置決めピン
25、26、46、47 レール
27 垂直管
28 長手方向スロット
30、152 下側横架材
31 直立材
32、155 上側横架材
33 中心板
35 取り付け板
39、40 重なりシャフト
41 スライダ
50、51 連結部材
52、53 連結リング
54、55 管状シャフト
58、59 伝達シャフト
60、61 スプラインシャフト
62、63 自在継手
64、65、66 歯
67、68 切り欠き
70 可動支持体
71 第1前側要素
72、87 円筒状スリーブ
73、88 後端板
74、132 ラジアル軸受
78 カウンタボア
79、133 スラスト軸受
81 環状基部
82、83 芯出しコーン
86 固定支持体
89 作動シリンダ
90、91 ガイドロット
94、115、179 環状ハウジング
95、118、167 フレーム構造
96、119、168、169 直立材
99、100 外部横断シャフト
101 ばね
102、103、120、121 ローラホイール
104 シャフト
105、122 シリンダ
106、123 円筒形ケーシング
107、124 ばね
108、125 スペーサ
110 固定支持体
111 第1後側要素
112 円筒状スリーブ
113 前端板
116 外部横方向シャフト
117 ばね
156、157 ロックフック
158 垂直軸
160 垂直シャフト
165、166 垂直カラム
171、172 横架材
173、174 スリーブ
175、176 ばね
177 クレビス
180、181、182、183 フランジ
184 ピボットピン
185 調整用スリーブ
186、195 可動支持体
187、190、196 円筒形スリーブ
189 固定支持体
191 環状端板
192 作動シリンダ
193、194 ガイドロット
197 前端板
198 環状ガイド部品
199 ばね
200、201 引き込み式フロントピース
202、203 縦方向ブレース
205 止め板

Claims (22)

  1. 作業機を、動力取出部を備えた車両の牽引システムにつなぐためのヒッチ装置であって、
    前記車両の前記牽引システムに取り付ける手段を備えたヒッチフレームと、前記作業機に取り付ける手段を備えた被ヒッチフレームとからなり、それぞれ前記車両と前記作業機に対して横方向に延在するように構成されており、それぞれペアリングを可能とするための接合面が設けられており、ペア位置で固定するための相対ロック手段をそれぞれ備える、2個のフレーム、および、
    相補的な連結部材であって、前記2個のフレームの前記ペア位置で、離脱位置と係合位置の間で、該連結部材を、前記接合面に垂直な長手軸(x)に沿って動かすように構成された相対変位手段によって、前記ヒッチフレームと前記被ヒッチフレームにそれぞれ取り付けられた、相補的な連結部材と、
    前記連結部材を、前記車両の前記動力取出部と前記作業機の前記被駆動軸とに、それぞれ接続するための伝達部材と
    を備える伝達手段、
    を備え、
    前記連結部材がそれぞれ、前記ヒッチフレームと前記被ヒッチフレームとに対して、
    前記2個のフレームの前記接合面が、少なくとも実質的に垂直の平面内にある、前記2個のフレームの位置で、少なくとも実質的に垂直方向に延在する垂直軸(z)に沿って並進可能で、かつ、
    前記長手軸(x)および前記垂直軸(z)とともに直交座標系を構成する、横軸(y)のまわりを回転可能であるように、
    取り付けられ、
    前記連結部材を垂直軸(z)に沿って位置決めするための事前位置決め手段が、
    前記連結部材が前記離脱位置にあるときに、前記連結部材のそれぞれを、前記2個のフレームの前記ペア位置での係合を可能とするように、前記垂直軸(z)に沿った所定位置に維持し、
    前記連結部材が係合位置にあるときに、連結後の前記連結部材の前記垂直軸(z)に沿った変位、および、前記横軸(y)のまわりの傾動を可能にするように、
    構成されており、
    前記伝達部材は、前記車両の前記動力取出部あるいは前記作業機の前記被駆動軸にそれぞれ接続するためのヒンジ部材を備え、かつ、前記連結部材のいずれかに一体に取り付けられている、長さ可変の伝達シャフトからなる、
    ヒッチ装置。
  2. 前記事前位置決め手段が、前記2個のフレームのそれぞれに取り付けられ、前記連結部材のそれぞれを、前記垂直軸(z)に沿った所定位置に維持するように配置され、前記連結部材の事前位置決めを可能とするとともに、前記係合位置にあるときに弾性変形して、前記垂直軸(z)に沿った前記連結部材の動きを可能にする、弾性手段からなる、請求項1に記載のヒッチ装置。
  3. 前記連結部材の事前位置決め高さを最初に調整可能とするために、前記2個のフレームのそれぞれと、前記連結部材のそれぞれの事前位置決めのための前記弾性手段との間に、前記垂直軸(z)に沿って挿入されるように構成されている、交換式スペーサ手段を備える、請求項2に記載のヒッチ装置。
  4. 前記連結部材のそれぞれを回転可能に取り付けるための支持ブロックを備え、該支持ブロックのうちの少なくとも一方は、前記長手軸(x)に沿った並進が固定された支持体と、前記長手軸(x)に沿った並進が可能な支持体とに分割して構成されており、前記連結部材は、それぞれ対応する前記支持ブロック内に回転可能に取り付けられており、かつ、前記連結部材を相対変位させる手段が、前記可動支持体のそれぞれを並進させる手段からなる、請求項1〜3のいずれかに記載のヒッチ装置。
  5. 前記支持ブロックの両方が、前記長手軸(x)に沿った並進が固定された支持体と、前記長手軸(x)沿った並進が可能な支持体とに分割して構成されており、
    前記連結部材を相対変位させる手段が、
    前記ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材の前記支持ブロックの前記可動支持体を移動させるための流体アクチュエータと、
    前記被ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材の前記支持ブロックの前記可動支持体と前記固定支持体との間に位置決めされた弾性手段と、
    により構成されている、請求項4に記載のヒッチ装置。
  6. 前記支持ブロックのうち、前記ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材の前記支持ブロックのみが、前記長手軸(x)に沿って並進が固定された支持体と、前記長手軸(x)に沿った並進が可能な支持体とに分割して構成されており、
    前記連結部材を相対変位させる手段が、流体アキュムレータと結合された流体アクチュエータにより構成されている、請求項4に記載のヒッチ装置。
  7. 前記連結部材のそれぞれが、前記2個のフレームのうちの対応するフレームに対して、前記垂直軸(z)のまわりを回転可能に取り付けられている、請求項1〜6のいずれかに記載のヒッチ装置。
  8. 前記支持ブロックのそれぞれが、前記垂直軸(z)および前記横軸(y)のうちの一方のまわりを回転可能にその内側に取り付けられる環状ハウジングを備え、該環状ハウジングは、前記2個のフレームのうちの対応するフレームに対して、前記垂直軸(z)に沿った並進を可能に、かつ、前記横軸(y)または前記垂直軸(z)のうちの他方のまわりを回転可能に配置されている、請求項4〜6のいずれかに従属する請求項7に記載のヒッチ装置。
  9. 前記連結部材は、前記2個のフレームのうちの対応するフレームに対して、横軸(y)に沿って並進可能に取り付けられており、
    前記フレームは、前記横軸(y)に沿って前記連結部材の両側に配置され、横応力のない状態で、前記連結部材を前記フレームに対して実質的に中心位置に維持する、弾性手段を備えている、
    請求項1〜8のいずれかに記載のヒッチ装置。
  10. 前記支持ブロックのそれぞれが、前記環状ハウジングの内側で横軸(y)のまわりを回転可能に取り付けられており、
    前記環状ハウジングのそれぞれが、2本のピボットピンに対して、垂直軸(z)のまわりを回転可能に取り付けられており、
    前記2本のピボットピンは、
    前記2個のフレームのうちの対応するフレームと一体で、垂直軸(z)に沿って延在するカラム上に、摺動可能に取り付けられた2本の直立材を備えるフレーム構造の横架材に沿って、並進可能であり、
    前記ピボットピンの両側に横架材のまわりに配置されたばねによって、前記2本の直立材の間の中心位置に維持される、
    請求項8または9に記載のヒッチ装置。
  11. 前記連結部材の離脱位置で、前記被ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材の前記支持ブロックを、前記長手軸(x)に関して少なくとも実質的に中心にある安定位置に維持する手段を備え、
    該維持する手段は、
    前記支持ブロックに対して前記長手軸(x)に沿って移動可能で、前記支持ブロックに回転可能に接続された組立体であって、
    前記環状ハウジングの両側に配置され、前記長手方向接続部材によって接続された、
    前記連結部材が、該連結部材の係合位置に向けて移動させられたときに、前記ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材によって押されるように配置されている引き込み式フロントピースと、
    前記連結部材が離脱位置にあるときに、前記環状ハウジングに対して隣接し当接して、前記可動組立体と前記支持ブロックが前記環状ハウジングに対して枢動することを防止し、前記連結部材が前記係合位置にあるときに、前記支持体ブロックが枢動することを可能にする距離だけ前記環状ハウジングから離間されるように配置された止め板と、
    を備えた組立体と、
    前記環状ハウジングに対する前記支持ブロックの回転安定化位置の方に、前記可動組立体を付勢し、前記ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材が、前記連結部材の前記係合位置の方に動くときに、前記可動組立体の動きを可能にするように配置された弾性手段と、
    を含む、請求項10に記載のヒッチ装置。
  12. 前記引き込み式フロントピースは、前記可動組立体の前記弾性手段によって、前記被ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材の前記支持ブロックの前記可動支持体から離れた位置に維持され、かつ、前記可動支持体に対して停止位置に押されるように配置されている、請求項11に記載のヒッチ装置。
  13. 前記支持ブロックのそれぞれが、前記環状ハウジングの内側で垂直軸(z)のまわりを回転可能に取り付けられ、
    前記環状ハウジングのそれぞれが、前記2個のフレームのうちの対応するフレームに対して横軸(y)のまわりを回転可能に取り付けられた2本の同軸支持シャフトを含み、該支持シャフトは、前記環状ハウジングの両側に前記同じ横軸(y)に沿って横方向に延在しており、前記同軸支持シャフトそれぞれのまわりに、前記フレームに対して実質的に中心位置の方に前記環状ハウジングを付勢するためのばねが配置されている、請求項8または9に記載のヒッチ装置。
  14. 前記環状ハウジングのそれぞれは、フレーム構造内に配置されており、該フレーム構造は、前記環状ハウジング用に回転可能に取り付けられた支持体シャフトをそれぞれ有する直立材を備えており、前記直立材が、垂直軸(z)に沿って延在し、前記対応するフレームと一体のレールに沿って摺動するように取り付けられている、請求項13に記載のヒッチ装置。
  15. 前記連結部材が、フールプルーフを備えた噛合クラッチによって係合する連結部材からなる、請求項1〜14のいずれかに記載のヒッチ装置。
  16. 前記連結部材が、結合歯を備える前面を有する連結リングにより構成される、請求項15に記載のヒッチ装置。
  17. 前記引き込み式フロントピースが、前記被ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材の前記連結リングを取り囲むように構成された基部を有する雄型または雌型芯出しコーンからなり、
    前記ヒッチフレームに取り付けられた前記連結部材が、前記連結部材の連結リングを取り囲む基部を有し、前記被ヒッチフレームの前記芯出しコーンと係合して押すように構成された雌型または雄型の相補芯出しコーンを備える、
    請求項11、12、または16に記載のヒッチ装置。
  18. 前記連結部材の一方の構成要素である連結リングを取り囲む基部を有し、前記連結部材を係合する際に前記他の連結部材を外側から案内して芯出しするように構成されている外側芯出しコーンを備える、請求項16に記載のヒッチ装置。
  19. 前記連結部材の構成要素である連結リングの一方が、軸方向に延長する中央部と、該中央部から延在する内側芯出しコーンを備え、
    前記連結リングの他方が、前記内側芯出しコーンと嵌合し、円錐形の長手方向ボアを形成し、前記内側芯出しコーンに案内され芯出しされるように構成された中空中央部を備える、請求項16または18に記載のヒッチ装置。
  20. 前記内側芯出しコーンが、前記連結リングの一方を延長して形成された、円筒形基部を備え、該円筒形基部が、前記連結リングの他方に形成された前記ボアの円筒形端部に対する円筒形軸受面を形成する、請求項19に記載のヒッチ装置。
  21. 前記伝達シャフトのそれぞれが、
    前記車両の前記動力取出部と前記作業機の前記被駆動軸にそれぞれ接続するためのヒンジ部材を備えた雄型要素と、
    前記連結部材に設けられている雌型要素と、
    の2個の伸縮自在要素からなる、伸縮自在シャフトである、請求項1〜20のいずれかに記載のヒッチ装置。
  22. 前記雄型要素が、スプラインシャフトからなり、
    前記雌型要素が、前記連結部材を構成する前記連結リングと一体の溝付きスリーブからなる、
    請求項16または21に記載のヒッチ装置。
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