JPH11126602A - 二次電池の電極素子成形方法とその装置 - Google Patents

二次電池の電極素子成形方法とその装置

Info

Publication number
JPH11126602A
JPH11126602A JP10050959A JP5095998A JPH11126602A JP H11126602 A JPH11126602 A JP H11126602A JP 10050959 A JP10050959 A JP 10050959A JP 5095998 A JP5095998 A JP 5095998A JP H11126602 A JPH11126602 A JP H11126602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
secondary battery
electrode
forming
electrode element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10050959A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Nishi
健一朗 西
Hiroshi Ueda
弘 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippei Toyama Corp filed Critical Nippei Toyama Corp
Priority to JP10050959A priority Critical patent/JPH11126602A/ja
Publication of JPH11126602A publication Critical patent/JPH11126602A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二次電池の陰陽の電極を備える各電極素子を
成形する際、連続した長尺の帯状基材に成形すべき塗工
部を所定の長さをもって塗工剤を塗工されるが、その
際、所定の長さの塗工部を整然とした状態で、且つ全長
に亘って同一の膜厚で成形できるようにする。 【解決手段】 長尺の帯状基材3に所要長さの塗工部1
6を間欠的に塗工して得られる二次電池の電極素子を成
形する際に、前記帯状基材3に塗工部16の幅及び長さ
に応じて規制された範囲内より塗工部16となる塗工剤
15を吐出して塗工する工程を、帯状基材3の長手方向
に沿って順次間隔をおいて施すことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池の陰陽の
各電極素子の製造に関するもので、該素子は、長尺の帯
状基材に、その長手方向に間欠的に前後に間隔を空け
て、電極物質となるスラリー状の塗工剤を単位長さに亘
って塗工した電極素子を成形し、該電極素子を各単位長
さごとに、その前後の非塗工部分の間隔部位において切
断して得られるものであって、その電極素子を成形する
方法とその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来知られているこの種の成形装置の一
例を図10に示しているように、巻出し部1に架設した
巻出しロール2からウエブと称される帯状基材3を繰り
出し、テンション調節部4を介して塗工処理部5へ誘導
し、塗工処理部5に次いで乾燥部6を通過し、以後前記
とは別設のテンション調節部7を介して巻取り部8へ送
り込まれるものである。
【0003】ところで、最近携帯電話や情報端末機器の
使用に伴い、これに使用されるリチームイオン電池の需
要が高まっている。このリチームイオン電池の製造で
は、銅箔やアルミニウム箔の帯状のフープ材に電極物質
を主成分とするスラリー状の塗工剤を長尺状の基材に対
して、所定長さの塗工部と所定長さの非塗工部を交互に
成形する必要がある。即ち図9に示すように、リチーム
イオン電池の塗工帯状基材3は、その厚さが10〜20
μm程度のアルミニウム箔または銅箔によって形成され
ている。この帯状基材3の両面には厚さ50〜300μ
m程度のリチームまたはカーボンを主体とする塗工剤1
5が所定の間隔で塗工されており、それらは帯状基材3
の表面に対して塗工部16と非塗工部16bを交互に形
成している。即ち帯状基材3に間欠塗工を施すものであ
る。
【0004】上記従来のリバースロールコータと呼ばれ
る装置で間欠塗工を行う場合には、塗工処理部5は、図
11に示しているように、コーティングロール9とバッ
クアップロール10を左右に列設し、両ロール9,10
間に帯状基材3を下方より上方へ引き出すように送り、
またコーティングロール9は図中の矢印Aの方向に、ま
たバックアップロール10は矢印Bの如く逆に回転駆動
している。しかもバックアップロール10をコーティン
グロール9に対して図示しない駆動手段により近接及び
離反するように設けてある。更に、コーティングロール
9上に塗工剤貯留部11と、塗工厚さを制御するドクタ
ーロール12とを備えているものである。また帯状基材
3は上下のガイドロール13,14によってバックアッ
プロール10に圧接して送り出されるものである。
【0005】以上の装置では、バックアップロール10
をコーティングロール9側に近接して帯状基材3を走行
することにより、塗工剤15がドクターロール12によ
って塗工厚を所定量に規制してコーティングロール9に
よってバックアップロール10側に転写され、両ロール
9,10間を走行する帯状基材3の片面に塗工される。
この塗工する時間を制御して、所定長さに塗工した後
に、バックアップロール10をコーティングロール9よ
り離反することにより、塗工剤15の帯状基材3への塗
工が遮断され、再び近接することにより再度塗工操作が
行われるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の装置によって塗
工された塗工部16には図12に示すような不良品が発
生する欠点があった。その一つの原因として、前記の上
下のガイドロール13,14は定位置に固定してあり、
バックアップロール10がコーティングロール9から離
反した際に走行する帯状基材3に撓みが生じることか
ら、図12の(イ)図のように塗工厚にむらが生じるも
のであった。また、バックアップロール10の離反開始
時や逆に接触する時に、塗工部16の境界線16bが図
12の(ロ)図のように彎曲したり凹凸状に塗工される
ことから、各塗工部16間の間隔を広く取る必要があ
り、帯状基材3の材料に無駄が多くなり、一巻きの巻出
しロール2から成形できる製品の歩留まりが悪くなると
いう問題があった。
【0007】更に、この塗工むらに起因して、厚みの厚
い部分では電極物質の局部脱落が発生し易く、逆に厚み
の薄い部分では、以上のように成形された後に行われる
圧延工程時に、薄い部分の塗工部に亀裂が入る現象を起
こす欠点もあった。また、以上のように塗工むらのある
電極をセパレータと共にスパイラル状に巻く工程が行わ
れるが、その際に、塗工むらによる肉厚差によって巻き
ずれが発生し易いという問題点があった。
【0008】本発明は以上の問題を解決するためになさ
れたもので、塗工むらのない電極に仕上げることができ
ると共に、塗工された各塗工部間の間隔が一定になり、
一巻きの原材料ロールから材料の無駄が無く歩留まりが
良くなり、塗工品質の良好な二次電池の電極素子成形方
法とその装置を提供することにあり、また、他の目的と
して、各塗工部間の非塗工部の間隔は一定であるが、塗
工部の長さを所望される長さに仕上げることができるよ
うにする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による解決方法
は、長尺の帯状基材に所要長さに亘って電極物質となる
塗工剤を間欠的に塗工して得られる二次電池の電極素子
を成形する際に、前記帯状基材に塗工部の長さに応じて
規制された範囲内より電極物質となる塗工剤を吐出して
塗工する工程を、帯状基材の長手方向に沿って順次間隔
をおいて施すことを特徴とする。
【0010】他の解決方法は、帯状基材を連続的に一方
へ走行する間に、該帯状基材に塗工部の長さに応じて規
制された範囲内より電極物質となる塗工剤を吐出して塗
工する工程を間欠的に施すことを特徴とする。
【0011】次に本発明による解決すべき装置は、長尺
の帯状基材を一方向へ走行する基材軌道と、該基材軌道
に面して回転自在に設けたロータリースクリーンとから
なり、該ロータリースクリーンの円周方向に沿って成形
すべき塗工部の長さに応じた範囲間に亘ってロータリー
スクリーン内より電極物質となる塗工剤を吐出する開口
部を備えていることを特徴する。
【0012】前記装置における基材軌道に、ロータリー
スクリーンに相対向して帯状基材を支えるバックアップ
ロールをロータリースクリーンに対して近接及び離反可
能に設けることが好ましい。
【0013】前記装置におけるロータリースクリーンに
おいて、スキージ軸がロータリースクリーンの内面に近
接及び離反可能に設けることが望ましい。
【0014】前記装置における開口部が、無数の小孔を
明けたメッシュ状をなし、ロータリースクリーン内に電
極物質となる塗工剤を小孔より掻き出すドクターブレー
ドを備えているものが好ましい。
【0015】また前記開口部の形態を、その全範囲に亘
って開放し、ロータリースクリーン内に電極物質となる
塗工剤を開口部の幅間隔に亘って噴射するノズルを備え
たものであっても良い。
【0016】更に他の解決手段として、長尺の帯状基材
を一方へ走行する基材軌道と、フイルムを帯状基材と平
行して走行するフイルム軌道とからなり、前記フイルム
には成形すべき塗工部の長さに応じた範囲を持つ開口部
を間欠的に備え、該開口部の幅間隔をもって電極物質と
なる塗工剤を、前記開口部を通じて基材軌道に向かって
噴射するノズルを備えていることを特徴とする。
【0017】また他の解決方法として、長尺の帯状基材
に、所要長さに亘って電極物質となる塗工剤を間欠的に
塗工して、塗工部と非塗工部とを交互に設けられる二次
電池の電極素子を成形する際に、帯状基材を連続して一
方に向かって走行し、その間に塗工材を帯状基材に向か
って噴射して所要長さの塗工部を成形した直後に、噴射
する塗工材が帯状基材に塗工されないように遮って非塗
工部を成形する工程を繰り返し行うことを特徴とする。
【0018】上記方法を実現化する装置として、長尺の
帯状基材を一方へ走行する基材軌道に向かって、電極物
質となる塗工剤を噴射するノズルを備え、上記基材軌道
とノズル間にシャッター軌道を設け、該シャッター軌道
に沿って走行し、ノズルから噴射する塗工剤を帯状基材
に対して遮断するシャッターを、ノズルと対向する遮断
部とノズルから外れた待機部間を間欠的に移動可能に設
ければ良い。
【0019】上記装置おいて、シャッター軌道を円軌道
とすることが好ましい。
【0020】更に、前記円軌道であるシャッター軌道の
遮断部と待機部以外の中間部に、シャッターに付着した
塗工剤などの付着物を除去するクリーニング部を設ける
ことが好ましい。
【0021】
【作用】以上のように、請求項1に記載の方法であれ
ば、成形すべき塗工部の長さに応じて規制された範囲内
より電極物質となる塗工剤を吐出して塗工するものであ
るから、帯状基材には規制された範囲内のみに塗工剤が
塗工され、所望する形状の塗工部を正確に成形すること
ができ、しかも各塗工部の端面を正確に成形することが
できることから、各塗工部間の間隔を最小限にして成形
でき、良好な塗工品質が得られ、歩留まりを向上するこ
とができるようになる。
【0022】請求項2の方法であれば、帯状基材を一方
に向かって走行する間に、間欠的に規制された範囲内よ
り吐出する塗工剤を帯状基材に塗工するものであるか
ら、非塗工部を介して順次所定長さの塗工部を成形する
ことができ、またその形状を正確にしかも迅速に成形す
ることができる。
【0023】請求項3に記載の装置であれば、基材軌道
に面して設けたロータリースクリーンを回転することに
より、該ロータリースクリーンに備える開口部から電極
物質となる塗工剤を吐出して帯状基材に塗工するもの
で、該開口部が請求項5に記載のようにメッシュ状であ
っても、また請求項6に記載の開口部をその全範囲に亘
って開放したものであっても、連続的に所定長さの塗工
部と非塗工部とを交互に正確に成形することができ、し
かも各塗工部の端面を正確に成形することができるもの
である。
【0024】請求項4に記載の装置であれば、基材軌道
にバックアップロールをロータリースクリーンに対して
近接及び離反可能に設けているから、バックアップロー
ルをロータリースクリーンに近接することにより塗工さ
れる塗工部の厚みが薄くなり、逆に離反すれば塗工厚を
厚くできるもので、バックアップロールの位置を調整す
ることにより塗工厚を自由に変えることができるもので
ある。
【0025】請求項5に記載の装置であれば、ロータリ
ースクリーン内にスキージ軸をロータリースクリーンの
内面に近接及び離反可能に設けてあるから、スキージ軸
をロータリースクリーンの内面に近接することにより、
塗工部の厚みが薄くなり、逆に離反することにより、塗
工部の厚みを厚くすることができるもので、従ってスキ
ージ軸の位置を調整することにより、塗工厚さを自由に
変えることができるものである。
【0026】更に、請求項8に記載の装置であっても、
基材軌道とフイルム軌道に沿って帯状基材とフイルムと
を平行して走行し、フイルムに間欠的に設けている各開
口部より順次塗工剤を吐出して塗工するもので、この場
合も、所定の形状を持つ塗工部を所定の間隔をおいて成
形することができるものであり、また長さの長い塗工部
を成形するのに有利である。
【0027】請求項9の方法であれば、所望される長さ
区間に亘って塗工した後に塗工剤の噴射を遮って非塗工
部を成形するものであるから、その遮断するタイミング
を早くあるいは遅くすることにより、塗工部の長さを自
由に変化することができるものである。
【0028】請求項10に記載の装置によれば、基材軌
道とノズル間にシャッター軌道を設け、該軌道に沿って
シャッターを移動可能に設けたもので、そのシャッター
軌道を水平になし、ノズルとの対向位置と待機位置間を
往復動するか、あるいはノズルとの対向位置を中心とし
てその左右に待機位置を設けて、シャッターを往復運動
することにより塗工部の長さを自由に変化することがで
きる。
【0029】また請求項11に記載の装置であれば、シ
ャッター軌道を円軌道にすることにより、構造が簡単に
なり、シャッターの移動中に帯状基材との接触をさける
ことができるようになる。
【0030】更に請求項12に記載の装置であれば、塗
工している位置より離れた位置でシャッターをクリーニ
ングすることができるので、飛散する付着物が塗工部に
悪影響を及ぼす恐れがなくなるものである。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明による実施形態は、規制さ
れた範囲内、即ち開口部から電極物質となる塗工剤を吐
出して帯状基材に塗工するもので、その開口部は、回転
するロータリースクリーンに設ける形態と、帯状をなす
フイルムに間隔を空けて設ける場合とがある。更に前記
開口部が無数の小孔を明けたメッシュ状のものと、その
開口部の全範囲に亘って開放したものとがある。
【0032】前記開口部がメッシュ状であれば、塗工剤
をドクターブレードで掻き出して塗工するものであり、
また開口部が全開放されたものであれば、その開口部を
通じてノズルから塗工剤を噴射して塗工するものであ
る。
【0033】また、前記ロータリースクリーン及びフイ
ルムに対してバックアップロールを近接及び離反自在に
設けて塗工部の厚さを調整できるようにする。また前記
ロータリースクリーンにおいて、スキージ軸をロータリ
ースクリーンの内面に近接及び離反可能に設けて塗工部
の厚さを調整できるようにする。
【0034】上記の実施形態の他に、バックアップロー
ルによって帯状基材を走行する間に、ノズルから塗工剤
を噴射して帯状基材に所要長さの塗工部を成形し、非塗
工部を成形する際、シャッターをノズルと帯状基材間に
挿入し、噴射する塗工剤を遮断して成形する実施形態も
ある。
【0035】上記シャッターを用いる際、シャッターを
円軌道に沿って回転し、ノズルより離れた位置で待機
し、非塗工部を成形する時に回転してノズルを覆い、再
び回転して待機位置に停止しておくものである。
【0036】以上のように円軌道で回転されるシャッタ
ーを、ノズルを覆う位置と待機している位置以外におい
てクリーニングできるようにする。
【0037】
【実施例】次に、本発明を実施例によって説明すると、
図1及び図3に示しているように、帯状基材3を一方に
向かって走行する基材軌道20上にロータリースクリー
ン21をその長手方向の軸線を中心として回転可能に備
え、ロータリースクリーン21に相対向してバックアッ
プロール10を設けるもので、基材軌道20に沿って帯
状基材3を図示矢印Cの方向へ走行するとすれば、ロー
タリースクリーン21は時計回り方向に、バックアップ
ロール10は反時計回り方向へ回転するもので、しかも
ロータリースクリーン21とバックアップロール10の
各周速度を帯状基材3と同速になるように制御し、更に
ロータリースクリーン21の外周面に、成形すべき塗工
部16の形態に応じた開口部22を1乃至数個間隔を置
いて設けるもので、図1に示す開口部22は、その範囲
内にメッシュ状に無数の小孔23を穿設して設けたもの
で、ロータリースクリーン21内に注入した電極物質と
なる塗工剤15を開口部22の各小孔23から吐出し
て、帯状基材3の上面に塗工部16を間欠的に塗工する
ものである。
【0038】ところで、帯状基材3の前記基材軌道20
は、図10に示す従来の装置と同様に、巻出し部1から
テンション調節部4を経て、前記のロータリースクリー
ン21による塗工を行い、次いで乾燥部6、他のテンシ
ョン調節部7を経て巻取り部8へ至るものである。
【0039】一方ロータリースクリーン21の回転手段
は、図2に示しているように、ロータリースクリーン2
1の両端部を軸受け24,24に回転自在に取り付け、
該ロータリースクリーン21の両端部に従動歯車25,
25を嵌着し、モータ26で回転する駆動軸27をロー
タリースクリーン21と平行に架設し、該駆動軸27に
前記各従動歯車25,25に噛み合う主動歯車28,2
8を設けているものである。
【0040】またロータリースクリーン21内から塗工
剤15を吐出する手段は、図3に示しているように、ロ
ータリースクリーン21内にその軸心方向に貫通するパ
イプよりなるスキージ軸29を回転することなく固定の
状態で架設し、該スキージ軸29より垂下して設けたホ
ルダー30にドクターブレード31を、その下端がロー
タリースクリーン21の内面に接触しないが可及的に近
接して設けている。また、前記スキージ軸29は内部が
中空になっており、ポンプ(図示省略)より圧送された
塗工剤15を、スキージ軸29に穿設した吐出孔32を
通じてロータリースクリーン21内に供給するものであ
る。
【0041】従って、帯状基材3を基材軌道20に沿っ
て走行し、ロータリースクリーン21を回転駆動し、同
時にスキージ軸29よりロータリースクリーン21内に
塗工剤15を供給することにより、ドクターブレード3
1によって塗工剤15がロータリースクリーン21に設
けている開口部22から吐出して帯状基材3に塗工され
るものであるが、その際塗工する膜厚を設定する必要が
ある。その膜厚を調整する手段は、前記バックアップロ
ール10をロータリースクリーン21に対してその支持
間隔を調節することによると共に、前記スキージ軸29
を上下に調節して、ドクターブレード31とロータリー
スクリーン21の内面との間隔を調整できるように構成
してなるものである。
【0042】次に図4に示す例は、前記例のドクターブ
レード31に代えてロータリー式に塗工剤15を吐出す
るもので、その構造は、ロータ33をロータリースクリ
ーン21内の下部に回転自在に架設し、該ロータ33の
外周面に多数の凹溝条34を放射状に配して備えたもの
で、このロータ33を図示しない駆動手段により回転す
ることにより、各凹溝条34内にロータリースクリーン
21内に貯留する塗工剤15を掻き取るように受け込
み、掻き込んだ塗工剤15を開口部22において放出す
ることにより塗工することができるもので、その放出す
るためには、ロータ33を高速に回転し、高速回転によ
る遠心力で放出するものである。またこのロータ33
も、前記例のスキージ軸29と同様に図示してないが上
下に調節できる手段で支持している。尚この場合スキー
ジ軸29を上下に調節する必要がなく固定の状態で支持
するものである。また、ロータ33に凹溝条34が無く
ても、同様の作用を得ることができる。
【0043】上記の膜厚を調整する手段は、図5に示し
ているように、テーブル35上にE字型をなすフレーム
36を固着し、該フレーム36の起立壁37の上部に、
スキージ軸29の直径より大径乃至上下に長い長孔によ
る上貫通孔38を穿設し、起立壁37の下部にはバック
アップロール10の支軸39よりも大径乃至上下に長い
長孔をなす下貫通孔40を穿設し、各貫通孔38,40
に差し通したスキージ軸29と支軸39を、起立壁37
に突設しているガイドレール41,42に沿って上下動
する上軸受け部材43にスキージ軸29を、また下軸受
け部材44には支軸39を挿通し、フレーム36の上突
出部45に螺合して下方へ挿通した上調節ネジ46を上
軸受け部材43に螺合し、また、中間突出部47に螺合
して下方へ挿通した下調節ネジ48を下軸受け部材44
に螺合したもので、上下の調節ネジ46,48を回すこ
とによりスキージ軸29及びバックアップロール10の
支持位置を上下に調整することができるものである。
【0044】またロータリースクリーン21内より塗工
剤15を開口部22を通じて吐出する他の手段として、
図6に示すノズル49によることもできる。
【0045】上記ノズル49は、帯状基材3の進行方向
Cに対して直角方向に帯状基材3の全幅区間に塗工でき
るように配設されており、ロータリースクリーン21に
設けた開口部22を通して塗工剤15を放射するもの
で、その構造は、固定部材50に可動部材51をボルト
52で腹合わせ状に結合してあり、固定部材50の可動
部材51との接合面における上部に溝部53を備え、該
溝部53の上部が、固定部材50に設けた固定リップ5
4と、可動部材51に設けた可動リップ55との間で形
成した吐出口56へ通じ、溝部53の下部が、固定部材
50に設けた供給路57に通じているものであり、この
供給路57に、制御装置58でON,OFFされるポン
プ59でタンク60内の塗工剤15をパイプ61を通じ
て注入されるものであり、また供給路57の前記溝部5
3寄りに液溜部62を備えるものである。
【0046】上記ノズル49による場合には、ロータリ
ースクリーン21の開口部22の始端側、ロータリース
クリーン21が回転して開口部22の一方の端が帯状基
材3に先行して近接する側を指すが、この始端側が帯状
基材3に接近する位置を第1センサ63で検出してポン
プ59を駆動指令し、開口部22の他端が帯状基材3か
ら離反する位置を第2センサ64で検出し、ポンプ59
を停止指令するものである。尚、前記位置検出は第1、
第2センサ63,64によることなく、パルス方式等に
よる制御方法によって検出しても良い。またポンプ59
を駆動、停止させず、常時ONにして連続して塗工材1
5を吐出するようにしても良い。
【0047】次に図7と図8に示す例は、帯状基材3を
走行する基材軌道20に対向して、帯状をなしループ状
に形成したフイルム65を走行するフイルム軌道66を
設け、該フイルム65に開口部22を間欠的に設け、こ
の開口部22を通じてノズル49より塗工剤15を放射
して帯状基材3に電極物質を塗工するものである。
【0048】上記のフイルム軌道66は、複数個(図で
は4個)の支持ローラ67を四角を描く各角部に位置す
るように配設し、各支持ローラ67にループをなすフイ
ルム65を掛け、一つの支持ローラ67にモータ26を
接続し、帯状基材3の走行方向と同方向に走行するよう
になっている。
【0049】またノズル49は前記例のものと同様で、
フイルム65の帯状基材3と対面する表面に対して裏面
側に設ける。一方このノズル49に対向して、基材軌道
20にバックアップロール10を前記と同様の方法によ
り近接及び離反可能に設けているものである。
【0050】上述のように、ロータリースクリーン21
またはフイルム65に、成形すべき塗工部の長さ及び幅
に応じて形成してある開口部22を通じて塗工剤15を
吐出して、帯状基材3に塗工することにより成形される
もので、成形された塗工部16は図9の(ロ)図に示す
ように、その両境界線16bが開口部22の形態と同様
に直線となり、その厚さも図9の(イ)図に示すように
一定に仕上げられる。しかも両塗工部16間の非塗工部
16bの間隔が一定になり、所定の非塗工部16bと塗
工部16を有する二次電池の電極素子に仕上げることが
できるものである。
【0051】次に図13以降に示す例による装置は、図
6に示す例の変形例であって、図中上部にバックアップ
ロール10を備え、その下方部に図6に示すものと同様
のノズル49を設け、図6に示すロータリースクリーン
21に換えてシャッター68を円軌道69に沿って回転
可能に設けたものである。
【0052】上記シャッター68の取り付け構造は、図
13に示すように、同一軸線を保つ左右一対の回転軸7
0,70の相対向端部にそれぞれ円盤71,71を設
け、両円盤71,71間に、前記ノズル49の噴射口を
全長に亘って覆うシャッター68を設けたもので、左右
の各回転軸70,70はモータ72、駆動軸73および
タイミングベルト74によって同時に同回転するように
なっている。また、シャッター68の幅は非塗工部16
bの幅と同寸法に形成してある。更に、前記バックアッ
プロール10は別個のモータ75で回転されるもので、
該モータ75にエンコーダ76を連結している。しかも
このバックアップロール10は、前記例と異なり定位置
に設定され、シャッター68の方がバックアップロール
10に対して近接及び離反可能に設けられるものであ
る。尚、上下に調節する構造は、図示してないが、従来
知られているジャッキー装置によれば良い。
【0053】しかし前記シャッター68は両円盤71に
限らず、図14の如く各回転軸70,70より突設した
両アーム77,77間に設けても良い。
【0054】以上のようにシャッター68はその円軌道
69において、図14に示しているように反時計回りに
回転するものとすれば、ノズル49の上方位置を遮断部
78とし、図中右側を待機部79となし、また遮断部7
8より左側の下方部をクリーニング部80となし、この
クリーニング部80にロールブラシ81を回転可能に設
けてある。
【0055】従って塗工する際には、待機部79ではシ
ャッター68を停止しておき、その間にノズル49から
噴射する塗工剤15によって帯状基材3に塗工部16が
成形される。その塗工部16が所要の長さに至った際、
シャッター68を回転して遮断部78で停止することな
く通過するが、その際、シャッター68は前述のように
非塗工部16bと同寸法に形成してあるから、その周速
度をエンコーダ76によってバックアップロール10の
周速度と同期して回転し、以後回転し続け、更にクリー
ニング部80を経て、先の待機部79で停止するように
制御するものである。
【0056】しかし、遮断部78を通過して待機部79
にまで至り、そこでの待機時間を、塗工部16の塗工す
る所要の長さに応じて長短に調節できるように制御する
ことにより、所望する長さの塗工部16が成形されるも
のである。但し、シャッター68を待機部79にまで至
る時間を調節し、クリーニング部80で付着物の除去が
確実に行われるように、遅速するか一旦停止して処理
し、その遅速分早く回転して所定の時間内までに待機部
79へ返送するように制御することが最も好ましい。
【0057】
【発明の効果】本発明による二次電池の電極素子成形方
法によれば、成形すべき塗工部の幅及び長さに応じて規
制された範囲内より電極物質となる塗工剤を吐出して帯
状基材に塗工する手段を、帯状基材の長手方向に順次間
隔をおいて施すものであって、規制された範囲内より塗
工剤を吐出するため、成形された塗工部がその範囲と同
形状を呈することになり、特に長手方向の前後の端面が
整然とした状態で仕上げられる。
【0058】帯状基材を一方へ走行する間に、間欠的に
規制された範囲内より塗工剤を吐出して帯状基材に塗工
する工程を行うものであれば、塗工された塗工部が整然
とした状態で成形されることは勿論、各塗工部間の非塗
工部を一定にして仕上げることができ、無駄な間隔を空
ける必要がなく、必要最小限の非塗工部をもって仕上げ
ることができることから、良好な塗工品質が得られ、材
料の無駄がなく良好な歩留まりで生産することができ
る。
【0059】本発明による二次電池の電極素子成形装置
によれば、帯状基材を一方へ走行する基材軌道中に回転
するロータリースクリーンを設け、ロータリースクリー
ンに設けた成形すべき塗工部の幅及び長さを持つ開口部
から塗工剤を吐出するが、開口部をメッシュ状に形成し
たものであれば、ロータリースクリーン内からドクター
ブレードによって塗工剤を吐出することができ、また開
口部が全開のものであれば、ロータリースクリーン内か
らノズルによって塗工剤を放射することにより、帯状基
材に所定の塗工部を所定の間隔をもって塗工することが
できるものであり、しかも帯状基材を走行しロータリー
スクリーンを回転するものであるから、その生産能率を
向上することができる。
【0060】更に、前記装置における基材軌道に帯状基
材を支えるバックアップロールを近接及び離反可能に設
けたものであれば、バックアップロールと帯状基材間を
調節して設定しておけば、帯状基材の全長に亘って一定
の膜厚をもった塗工部を確実に成形することができる。
【0061】また、帯状基材を走行する基材軌道とフイ
ルムを走行するフイルム軌道とを備え、フイルムに開口
部を間欠的に設け、該開口部を通じて塗工剤を放射して
塗工部を塗工する装置によっても、前記ロータリースク
リーンと同様に所定長さの塗工部を間隔をおいて成形す
ることができることは勿論、長さの長い塗工部を間欠的
に成形することができるものである。
【0062】塗工剤を噴射し続ける途中で、噴射する塗
工剤が帯状基材に付着されないように遮断して、帯状基
材に塗工部と非塗工部を成形する方法によれば、その遮
断する時間を長短に適宜調整することにより、塗工部の
長さを自由に調節することができるようになるものであ
る。
【0063】また、噴射する塗工剤をシャッターによっ
て遮断する装置によれば、塗工部の長さを自由に調節す
ることができることは勿論、シャッターで遮断すること
から、塗工部の前後の端面が整然とした状態に仕上げる
ことができるようになる。
【0064】更に、シャッターを円軌道に沿って回転す
る装置によれば、構造が簡単になり、しかもその回転す
る速度、停止位置、停止時間を調整することにより、塗
工部の長さを自由に調節することができるようになるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による二次電池の電極素子成形方法の手
段を示す斜視図である。
【図2】ロータリースクリーンの支持及び回転駆動手段
を示す平面図である。
【図3】本発明による二次電池の電極素子成形装置を示
す断面図である。
【図4】同じく類例の装置を示す断面図である。
【図5】ロータリースクリーンとバックアップロールと
の支持手段の要部を示す正面図である。
【図6】本発明による二次電池の電極素子成形装置の他
の類例を示す断面図である。
【図7】同じく類例の概要を示す説明図である。
【図8】図7の装置に使用するフイルムを示す斜視図で
ある。
【図9】(イ)(ロ)本発明の装置によって成形された
二次電池の電極素子を示す側面図と平面図である。
【図10】従来の二次電池の電極素子成形装置の概要を
示す説明図である。
【図11】同じく従来装置の塗工剤を塗工する部分の構
造を示す断面図である。
【図12】(イ)(ロ)従来の装置で成形された二次電
池の電極素子の側面図と平面図である。
【図13】本発明の更に他の例による二次電池の電極素
子成形装置の概要を示す説明図である。
【図14】同じく他の例による二次電池の電極素子成形
装置の概要を示す説明図である。
【符号の説明】
3 帯状基材 10 バックアップロール 15 塗工剤 16 塗工部 20 基材軌道 21 ロータリースクリーン 22 開口部 23 小孔 31 ドクターブレード 49 ノズル 65 フイルム 66 フイルム軌道 68 シャッター 69 円軌道 78 遮断部 79 待機部 80 クリーニング部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺の帯状基材(3)に、所要長さに亘
    って塗工剤(15)を間欠的に塗工して得られる二次電
    池の電極素子を成形する際に、前記帯状基材(3)に塗
    工部(16)の幅及び長さに応じて規制された範囲内よ
    り電極物質となる塗工剤(15)を吐出して塗工する工
    程を、帯状基材(3)の長手方向に沿って順次間隔をお
    いて施すことを特徴とする二次電池の電極素子成形方
    法。
  2. 【請求項2】 長尺の帯状基材(3)に所要長さに亘っ
    て電極物質を間欠的に塗工して得られる二次電池の電極
    素子を成形する際に、長尺の帯状基材(3)に所要長さ
    に亘って電極物質を間欠的に塗工して得られる二次電池
    の電極素子を成形する際に、前記帯状基材(3)を連続
    的に一方へ走行する間に、該帯状基材(3)に塗工部
    (16)の幅及び長さに応じて規制された範囲内より電
    極物質となる塗工剤(15)を吐出して塗工する工程を
    間欠的に施すことを特徴とする二次電池の電極素子成形
    方法。
  3. 【請求項3】 長尺の帯状基材(3)を一方向へ走行す
    る基材軌道(20)と、該基材軌道(20)に面して回
    転自在に設けたロータリースクリーン(21)とからな
    り、該ロータリースクリーン(21)の円周方向に沿っ
    て成形すべき塗工部(16)の幅及び長さに応じた範囲
    間に亘ってロータリースクリーン(21)内より電極物
    質となる塗工剤(15)を吐出する開口部(22)を備
    えていることを特徴する二次電池の電極素子成形装置。
  4. 【請求項4】 前記基材軌道(20)にロータリースク
    リーン(21)に相対向して帯状基材(3)を支えるバ
    ックアップロール(10)をロータリースクリーン(2
    1)に対して近接及び離反可能に設けていることを特徴
    とする請求項3に記載の二次電池の電極素子成形装置。
  5. 【請求項5】 前記ロータリースクリーン(21)内に
    おいて、スキージ軸(29)をロータリースクリーン
    (21)の内面に近接及び離反可能に設けていることを
    特徴とする請求項3に記載の二次電池の電極素子成形装
    置。
  6. 【請求項6】 前記開口部(22)が、無数の小孔(2
    3)を明けたメッシュ状をなし、ロータリースクリーン
    (21)内に電極物質となる塗工剤(15)を小孔(2
    3)より掻き出すドクターブレード(31)を備えてい
    ることを特徴とする請求項3または4に記載の 二次電
    池の電極素子成形装置。
  7. 【請求項7】 前記開口部(22)が、その全範囲に亘
    って開放してあって、ロータリースクリーン(21)内
    に電極物質となる塗工剤(15)を開口部(22)の幅
    間隔に亘って噴射するノズル(49)を備えていること
    を特徴とする請求項3または4に記載の二次電池の電極
    素子成形装置。
  8. 【請求項8】 長尺の帯状基材(3)を一方へ走行する
    基材軌道(20)と、フイルム(65)を帯状基材
    (3)と平行して走行するフイルム軌道(66)とから
    なり、前記フイルム(65)には成形すべき塗工部(1
    6)の幅及び長さに応じた範囲を持つ開口部(22)を
    間欠的に備え、該開口部(22)の幅間隔をもって電極
    物質となる塗工剤(15)を、前記開口部(22)を通
    じて基材軌道(20)に向かって噴射するノズル(4
    9)を備えていることを特徴とする二次電池の電極素子
    成形装置。
  9. 【請求項9】 長尺の帯状基材(3)に、所要長さに亘
    って電極物質となる塗工剤(15)を間欠的に塗工し
    て、塗工部(16)と非塗工部(16b)とを交互に設
    けられる二次電池の電極素子を成形する際に、帯状基材
    (3)を連続して一方に向かって走行し、その間に塗工
    剤(15)を帯状基材(3)に向かって噴射して所要長
    さの塗工部(16)を成形した直後に、噴射する塗工剤
    (15)が帯状基材(3)に塗工されないように遮って
    非塗工部(16b)を成形する工程を繰り返し行うこと
    を特徴とする二次電池の電極素子成形方法。
  10. 【請求項10】 長尺の帯状基材(3)を一方へ走行す
    る基材軌道(20)に向かって、電極物質となる塗工剤
    (15)を噴射するノズル(49)を備え、上記基材軌
    道(20)とノズル(49)間にシャッター軌道を設
    け、該シャッター軌道に沿って走行し、ノズル(49)
    から噴射する塗工剤(15)を帯状基材(3)に対して
    遮断するシャッター(68)を、ノズル(49)と対向
    する遮断部(78)とノズル(49)から外れた待機部
    (79)間を間欠的に移動可能に設けていることを特徴
    とする二次電池の電極素子成形装置。
  11. 【請求項11】 前記シャッター軌道が円軌道(69)
    であることを特徴とする請求項10に記載の二次電池の
    電極素子成形装置。
  12. 【請求項12】 前記円軌道(69)であるシャッター
    軌道の遮断部(78)と待機部(79)以外の中間部
    に、シャッター(68)に付着した塗工剤(15)など
    の付着物を除去するクリーニング部(80)を設けてい
    ることを特徴とする請求項10または11に記載の二次
    電池の電極素子成形装置。
JP10050959A 1997-08-19 1998-03-03 二次電池の電極素子成形方法とその装置 Pending JPH11126602A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10050959A JPH11126602A (ja) 1997-08-19 1998-03-03 二次電池の電極素子成形方法とその装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22252797 1997-08-19
JP9-222527 1997-08-19
JP10050959A JPH11126602A (ja) 1997-08-19 1998-03-03 二次電池の電極素子成形方法とその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11126602A true JPH11126602A (ja) 1999-05-11

Family

ID=26391461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10050959A Pending JPH11126602A (ja) 1997-08-19 1998-03-03 二次電池の電極素子成形方法とその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11126602A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6585846B1 (en) 2000-11-22 2003-07-01 3M Innovative Properties Company Rotary converting apparatus and method for laminated products and packaging
US6830846B2 (en) 2001-11-29 2004-12-14 3M Innovative Properties Company Discontinuous cathode sheet halfcell web
WO2005080008A1 (ja) * 2004-02-19 2005-09-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 膜電極接合体を構成する基材へ触媒層を形成する方法と装置
JP2015524992A (ja) * 2013-05-23 2015-08-27 エルジー・ケム・リミテッド 多層の活物質層を含むリチウム二次電池
JP2021182562A (ja) * 2018-08-21 2021-11-25 エムテックスマート株式会社 蓄電池の製造方法、蓄電池、全固体電池
US11978892B2 (en) * 2019-10-23 2024-05-07 Lg Energy Solution, Ltd. Electrode active material coating device and method for coating electrode active materials

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6585846B1 (en) 2000-11-22 2003-07-01 3M Innovative Properties Company Rotary converting apparatus and method for laminated products and packaging
US6830846B2 (en) 2001-11-29 2004-12-14 3M Innovative Properties Company Discontinuous cathode sheet halfcell web
WO2005080008A1 (ja) * 2004-02-19 2005-09-01 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 膜電極接合体を構成する基材へ触媒層を形成する方法と装置
JP2005230688A (ja) * 2004-02-19 2005-09-02 Toyota Motor Corp 膜電極接合体を構成する基材へ触媒層を形成する方法と装置
US7455888B2 (en) 2004-02-19 2008-11-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaishi Method and apparatus for forming catalyst layer on substrate constituting membrane electrode assembly
JP2015524992A (ja) * 2013-05-23 2015-08-27 エルジー・ケム・リミテッド 多層の活物質層を含むリチウム二次電池
US9318738B2 (en) 2013-05-23 2016-04-19 Lg Chem, Ltd. Lithium secondary battery including multi-layered active material layers
JP2021182562A (ja) * 2018-08-21 2021-11-25 エムテックスマート株式会社 蓄電池の製造方法、蓄電池、全固体電池
US11978892B2 (en) * 2019-10-23 2024-05-07 Lg Energy Solution, Ltd. Electrode active material coating device and method for coating electrode active materials

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101267858B1 (ko) 도포장치, 도포방법 및 도막을 갖는 웨브의 제조방법
RU1836655C (ru) Способ нанесени на подложку покрыти из жидкой композиции в виде свободно падающей завесы
US4167914A (en) Rotating rod, rotating press roll nip coating apparatus
JPH03169365A (ja) 塗布装置
JP2008253927A (ja) 間欠塗布方法及び間欠塗布装置
JPH03296467A (ja) 塗布方法
JPH11126602A (ja) 二次電池の電極素子成形方法とその装置
US6168661B1 (en) Battery cell coating apparatus and method
US6086954A (en) Method and apparatus for application of coating medium onto a traveling material web having a splice
EP1135815A1 (en) Battery cell coating apparatus and method
JP2591432Y2 (ja) 塗工装置
JP4093330B2 (ja) 帯状材料の連続塗装方法及び装置
JP2001351617A (ja) 電極素子形成方法とその装置
JP3002358B2 (ja) ローラーカーテンコータ装置
WO1995023031A1 (fr) Procede et dispositif de couchage intermittent
JP3553527B2 (ja) カーテンコータ及びカーテンコート方法
JPS6242764A (ja) フイルム又はシ−トの両面コ−テイング方法
JP3685611B2 (ja) 塗布液除去方法
JP2667033B2 (ja) ローラーカーテン塗装方法
JPH06277613A (ja) ブレードコーターの塗工方法と塗工装置
JPH10244194A (ja) 塗工装置
JPH07232120A (ja) 塗布方法及び塗布装置
JPH0418911B2 (ja)
JPH10277453A (ja) 塗布装置
JPH09271704A (ja) ダイ・ロールトランスファ式両面コータ