JPH11126002A - 画像形成装置の動作制御方法 - Google Patents

画像形成装置の動作制御方法

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JPH11126002A
JPH11126002A JP9292060A JP29206097A JPH11126002A JP H11126002 A JPH11126002 A JP H11126002A JP 9292060 A JP9292060 A JP 9292060A JP 29206097 A JP29206097 A JP 29206097A JP H11126002 A JPH11126002 A JP H11126002A
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JP
Japan
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JP9292060A
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Masao Tanaka
正夫 田中
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成動作を行う機能部品に関して異常状
態が検出されたとしても、実際には異常がなくノイズ等
に起因して再現性のない誤検出の場合に限ってメインス
イッチの再投入等によってユーザ操作でも動作停止状態
を解除でき、安全性を確保しつつ画像形成装置としての
ダウン時間を極力なくせるようにする。 【解決手段】 メインスイッチが再投入されたとき(ス
テップS9)、前回のチェック時(S3,S5)の動作
条件(T≦T0 ,t<t1 )と異なるより厳しい動作条
件(T≦T3 ,t<t3 )で定着ヒータの動作状態をチ
ェックし(S10,S12)、このチェックにより異常
動作が検出されないときには(S12のY)、当初に異
常動作が検出された定着ヒータが正常であると判定して
通常の動作制御に復帰させる(S13)ことで、サービ
スマン等による対処を待つことなく画像形成装置の動作
の停止状態を解除させて、使用可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等の画像形
成装置の動作制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機などの画像形成装置で
は、複写動作を実行する機能部品の動作状態をチェック
し、予め設定された動作条件を逸脱するような異常動作
が検出されたときには、表示器に異常内容を示すコード
表示を行わせるとともに、複写動作を禁止(複写機の動
作を停止)させるようにしている。また、このような機
能部品が特定の機能部品、例えば、発熱を伴う定着装置
の場合には、メインスイッチを一旦オフして、再投入し
ても、表示器における異常コードの表示を継続し、か
つ、複写動作を禁止した状態を維持したままで、予め設
定された特定の入力処置を行わなければ、複写動作の禁
止を解除できないように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の動作制御方法によると、定着装置における温度異
常上昇等を確実に防止し得るものの、異常状態の検出が
ノイズ等の影響による誤検出の場合であってもメインス
イッチの再投入で複写動作を可能にすることはできず、
サービスマン等により特定の入力処置が行われるまで待
たなくてならない。特に、安全性等を考慮して特定の入
力処置方法は一般ユーザには開示されておらず、サービ
スマン等にのみ開示されているため、一旦、異常状態と
して検出された場合にはサービスマン等による処置が施
されるまで、複写機を使用できないダウン時間となって
しまう。
【0004】そこで、本発明は、画像形成動作を行う機
能部品に関して異常状態が検出されたとしても、それが
実際には異常がなくノイズ等に起因して再現性のない誤
検出の場合に限ってメインスイッチの再投入等によって
ユーザ操作でも動作停止状態を解除することができ、安
全性を確保しつつ画像形成装置としてのダウン時間を極
力なくすことができる画像形成装置の動作制御方法を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
メインスイッチ投入後、画像形成動作を行う機能部品の
動作状態を予め設定された動作条件に基づきチェック
し、このチェックにより異常動作が検出されたときには
当該異常動作が検出された機能部品を報知するとともに
画像形成装置の動作を停止させ、その後、メインスイッ
チを再投入しても画像形成装置の動作の停止状態を継続
させるようにした画像形成装置の動作制御方法におい
て、前記動作条件に基づき機能部品の動作状態をチェッ
クした後、一定時間経過した時点で前記動作条件と異な
るより厳しい動作条件でこれらの機能部品の動作状態を
チェックし、このチェックにより異常動作が検出されな
いときには、当初に異常動作が検出された機能部品が正
常であると判定して通常の動作制御に復帰させるように
した。
【0006】従って、機能部品の動作状態に異常動作が
検出されて画像形成装置の動作が停止状態とされても、
一定時間経過後に再度機能部品の動作状態をチェック
し、このチェックの結果、異常動作が検出されなければ
異常動作が検出された機能部品が正常であると判定され
て通常制御に復帰するので、画像形成装置の動作の停止
状態が解除され、使用可能となる。ここに、再度の動作
状態のチェックに際しては、より厳しい動作条件により
チェックが行われるので、異常状態が蓄積されて致命的
な故障状態となるような事態に至ることを未然に防止し
て安全性を確保しつつ、実際には異常がなくノイズ等に
起因して再現性のない誤検出の場合に限って上記の如
く、使用可能な状態に復帰させることができる。
【0007】請求項2記載の発明は、メインスイッチ投
入後、画像形成動作を行う機能部品の動作状態を予め設
定された動作条件に基づきチェックし、このチェックに
より異常動作が検出されたときには当該異常動作が検出
された機能部品を報知するとともに画像形成装置の動作
を停止させ、その後、メインスイッチを再投入しても画
像形成装置の動作の停止状態を継続させるようにした画
像形成装置の動作制御方法において、メインスイッチが
再投入されたとき、前回の動作条件と異なるより厳しい
動作条件で機能部品の動作状態をチェックし、このチェ
ックにより異常動作が検出されないときには、当初に異
常動作が検出された機能部品が正常であると判定して通
常の動作制御に復帰させるようにした。
【0008】従って、機能部品の動作状態に異常動作が
検出されて画像形成装置の動作が停止状態とされても、
メインスイッチが再投入されたときには再度機能部品の
動作状態をチェックし、このチェックの結果、異常動作
が検出されなければ異常動作が検出された機能部品が正
常であると判定されて通常制御に復帰するので、画像形
成装置の動作の停止状態が解除され、使用可能となる。
ここに、メインスイッチの再投入に伴う再度の動作状態
のチェックに際しては、より厳しい動作条件によりチェ
ックが行われるので、異常状態が蓄積されて致命的な故
障状態となるような事態に至ることを未然に防止して安
全性を確保しつつ、実際には異常がなくノイズ等に起因
して再現性のない誤検出の場合に限って上記の如く、使
用可能な状態に復帰させることができる。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の画像形成装置の動作制御方法において、対象となる
機能部品は、定着装置である。従って、定着ヒータの発
熱による温度上昇を伴い、異常動作時の安全性が問題と
なる定着装置に関しても、異常動作の検出が誤検出の場
合に限って使用可能な状態に復帰させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図3に基づいて説明する。図1は本実施の形態が
適用される画像形成装置なる複写機の概略構成を示すブ
ロック図である。商用交流電源1にはメインスイッチ2
を介してDC電源3が接続されている。このDC電源3
にはその直流電圧出力を受けて複写機全体の動作を制御
するCPU4が接続されている。このCPU4にはユー
ザによる各種の入力操作を受け付けるキー類や各種情報
を表示する表示器を備えた操作部5が接続されている。
また、本実施の形態では、例えば、原稿を読取走査する
スキャナや定着装置を制御対象となる機能部品とするも
のであり、CPU4に対する各種情報の入力側には、原
稿を読取走査するスキャナの原位置を検出するスキャナ
原位置センサ6、スキャナにおけるレンズの原位置を検
出するレンズ原位置センサ7、スキャナにおけるミラー
の原位置を検出するミラー原位置センサ8、定着装置の
ヒータの温度を検出するヒータサーミスタ9が各々機能
部品の動作を検出するセンサとして接続されている。
【0011】一方、CPU4の出力側には、スキャナを
駆動するスキャナモータ10、スキャナ中のレンズを駆
動するレンズモータ11、スキャナ中のミラーを駆動す
るミラーモータ12、定着装置中の定着ヒータ13が、
各々のドライバ14〜17を介して接続されている。
【0012】この他、特に図示しないが、CPU4に
は、各種のセンサ類や各種の機能部品が制御対象として
接続されている。
【0013】ここに、本実施の形態では、特に定着装置
を動作制御に関与する所定の機能部品とするものとし
て、その動作制御について説明する。このため、本実施
の形態のCPU4では、定着装置の動作状態を所定の順
序でチェックする異常検出機能と、定着装置に異常動作
が検出された時点で複写機の動作を停止させるとともに
操作部5の表示器にその旨のコード表示を異常報知とし
て行わせる機能とを備えている。
【0014】ここに、図2を参照し、定着装置における
定着ヒータの温度推移について説明する。図2は横軸に
メインスイッチ2を投入した時点からの経過時間t(se
c)、縦軸にサーミスタの検出温度を示す。通常の定着
ヒータの温度推移としては、図2中に特性Aで示すよう
な立上り推移を示し、リロード温度T0 (例えば、17
5℃)に達すると定着ヒータへの通電が一旦停止される
とともに操作部5の表示器にはコピー可の表示がなされ
る。その後、定着ヒータへの通電の通電・停止が断続的
に繰返され、ほぼ一定な範囲内の定着温度に維持され
る。
【0015】このような構成において、本実施の形態に
よる動作制御を図3に示すフローチャートを参照して説
明する。まず、メインスイッチ2が投入されると、ドラ
イバ17が駆動されて定着ヒータ13に通電される(ス
テップS1)。その後、定着ヒータ13の通電に伴うそ
の発熱温度がヒータサーミスタ9の検出出力により計測
される(S2)。この温度計測に伴い、定着ヒータ13
の温度Tが予め設定された所定のリロード温度T0 に達
したか否かがチェックされる(S3)。リロード温度T
0 に達していない場合には、ヒータオン状態が継続され
る(S4)。リロード温度T0 に達した場合には(S3
のY)、メインスイッチ2を投入した時点からリロード
温度T0 に達した時点t0 までの経過時間tが標準的な
通電時間t1 に比べて短いか否かがチェックされる(S
5)。標準的な通電時間t1 よりも短い経過時間でリロ
ード温度T0 に達した場合には(S5のY)、正常なる
温度推移であると判定され、通常制御が継続される(S
6)。
【0016】一方、標準的な通電時間t1 よりも長い経
過時間を経てリロード温度T0 に達した場合には(S5
のN)、異常動作状態として定着ヒータ13への通電が
オフされる(S7)とともに、操作部5の表示器に定着
装置に異常がある旨のコード表示が行われ(S8)、複
写機の動作は停止状態となる。即ち、図2中に特性Bで
示すような温度推移の場合が該当するが、これは、ヒー
タサーミスタ9の表面に異物が付着していたり、取付位
置が正規の位置ではなく定着ローラ表面から少し浮いて
いたりすることにより、ヒータサーミスタ9が定着ヒー
タ13の実際の温度より低い温度として検出したり、何
らかのノイズ成分の影響でヒータサーミスタ9の検出値
が異常値を示したり、定着ヒータ13に断線があり熱く
ならなかったり、ヒータ用のドライバ17が故障してお
りCPU4からの通電信号通りに定着ヒータ13への通
電動作が行われなかったりした場合に生ずる。何れの原
因による場合でも、定着ヒータ13部分に異常がある場
合には、異常な温度上昇等を生じ得るので、安全を確保
するために定着ヒータ13への通電停止はもちろん、複
写機の動作が停止状態とされる。
【0017】このような複写機の動作の停止状態は、基
本的には、メインスイッチ2を一旦オフさせて再投入し
た場合にも継続され、表示器での異常がある旨のコード
表示が継続される。これにより、基本的には予め設定さ
れた特定の入力処置方法がサービスマン等によりなされ
るまでは複写機の動作の停止状態は解除されないように
制御される。これは、或る一定時間通電してから定着ヒ
ータ13の温度をヒータサーミスタ9により検出するよ
うにしているため、例えば、図2中の特性Bのように、
メインスイッチ2を再投入した時点t5 で温度がT2
でしか低下していない場合、再度の通電により定着ヒー
タ13が過熱されてしまうことを防止するためである。
【0018】ところが、このように一旦定着ヒータ13
の動作に異常動作が検出されても、メインスイッチ2が
再投入された場合(S9のY)、ヒータサーミスタ9に
より検出された温度Tが所定の温度T3 より低いか否か
がチェックされる(S10)。この所定の温度T3 も動
作条件を規定するものであるが、当初のリロード温度T
0 よりも低く設定されている(即ち、より厳しい条件と
して設定されている)。所定の温度T3 よりも低い場合
には、ヒータオン状態が継続される(S11)。所定の
温度T3 に達した場合には(S10のY)、メインスイ
ッチ2を再投入した時点t5 から所定の温度T3 に達し
た時点t6 までの経過時間tが標準的な通電時間t3
比べて短いか否かがチェックされる(S12)。この所
定の通電時間t3 も動作条件を規定するものであるが、
当初の通電時間t1 よりも短く設定されている(即ち、
より厳しい条件として設定されている)。実際には定着
ヒータ13に異常がなく再現性のないノイズ等を原因と
していた場合であって、標準的な通電時間t3 よりも短
い経過時間で所定の温度T3 に達した場合には(S12
のY)、正常なる温度推移であると判定され、通常制御
に切換えられる(S13)。即ち、当初に異常動作が検
出された定着ヒータ13が正常であると判定して通常の
動作制御に復帰されるので、複写機の動作の停止状態が
解除される。
【0019】一方、標準的な通電時間t3 よりも長い経
過時間を経て所定の温度T3 に達した場合には(S12
のN)、定着ヒータ13への通電がオフされる(S1
4)とともに、操作部5の表示器に定着装置に異常があ
る旨のコード表示が行われ(S15)、複写機の動作は
停止状態となる。即ち、定着ヒータ13に本来の異常が
ある場合がこのケースに該当し、メインスイッチ2を再
投入した場合でも複写機の動作の停止状態が継続され、
サービスマン等による特定の入力対処を待つことにな
る。
【0020】従って、本実施の形態によれば、定着ヒー
タ13の動作状態に一旦異常動作が検出されて複写機の
動作が停止状態とされても、メインスイッチ2が再投入
されたときには再度定着ヒータ13の動作状態をチェッ
クし、このチェックの結果、異常動作が検出されなけれ
ば異常動作が検出された定着ヒータ13が正常であると
判定して通常制御に復帰させるので、複写機の動作の停
止状態を解除して、使用可能とさせることができ、サー
ビスマン等による対処を待つ必要がなく、ダウン時間を
減らし得る。ここに、メインスイッチ2の再投入に伴う
再度の動作状態のチェックに際しては、T0 →T3 ,t
1 →t3 なる、より厳しい動作条件によりチェックが行
われるので、定着ヒータ13に関する異常状態が蓄積さ
れて致命的な故障状態となるような事態に至ることを未
然に防止して安全性を確保しつつ、ノイズ等に起因する
誤検出の場合に限って上記の如く、使用可能な状態に復
帰させることができる。
【0021】つづいて、本発明の第二の実施の形態を図
4に基づいて説明する。前記実施の形態で示した部分と
同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する。前
記実施の形態では、所定時間でのヒータサーミスタ9の
検出温度値に基づき異常検出のチェックを行うようにし
たが、本実施の形態では、所定時間におけるヒータサー
ミスタ9の検出温度の変化量に基づき異常検出のチェッ
クを行うようにしたものである。まず、メインスイッチ
2が投入されると、ドライバ17が駆動されて定着ヒー
タ13に通電される(ステップS21)。その後、定着
ヒータ13の通電に伴うその発熱温度及びの通電時間が
計測される(S22)。この温度計測及び時間計測に伴
い、単位時間当りの定着ヒータ13の温度の変化量T/
tを算出し、この変化量T/tが予め設定された所定の
変化量T11/t11よりも小さいか否かをチェックする
(S23)。変化量T/tが所定の変化量T11/t11
りも大きければ(S23のN)、正常なる変化量による
温度推移であると判定され、通常制御が継続される(S
24)。一方、変化量T/tが所定の変化量T11/t11
よりも小さければ(S23のY)、異常動作状態として
定着ヒータ13への通電がオフされる(S25)ととも
に、定着装置に異常がある旨のコード表示が操作部5の
表示器により行われ(S26)、複写機の動作は停止状
態となる。
【0022】その後、タイマカウントにより一定時間が
経過すると(S27)、再び、定着ヒータ13への通電
が行われ(S28)、定着ヒータ13の通電に伴うその
発熱温度及びの通電時間が計測される(S29)。この
温度計測及び時間計測に伴い、単位時間当りの定着ヒー
タ13の温度の変化量T/tを算出し、この変化量T/
tが予め設定された所定の変化量T22/t22よりも小さ
いか否かをチェックする(S30)。この所定の変化量
22/t22も動作条件を規定するものであるが、当初の
所定の変化量T11/t11よりも大きく設定されている
(即ち、より厳しい条件として設定されている)。実際
には定着ヒータ13に異常がなく再現性のないノイズ等
を原因としていた場合であって、変化量T/tが所定の
変化量T22/t22よりも大きければ(S30のN)、正
常なる変化量による温度推移であると判定され、通常制
御に切換えられる(S31)。即ち、当初に異常動作が
検出された定着ヒータ13が正常であると判定して通常
の動作制御に復帰されるので、複写機の動作の停止状態
が解除される。
【0023】一方、変化量T/tが所定の変化量T22
22よりも小さければ(S30のY)、異常動作状態と
して定着ヒータ13への通電がオフされる(S32)と
ともに、操作部5の表示器に定着装置に異常がある旨の
コード表示が行われ(S33)、複写機の動作は停止状
態となる。即ち、定着ヒータ13に本来の異常がある場
合がこのケースに該当し、メインスイッチ2を再投入し
た場合でも複写機の動作の停止状態が継続され、サービ
スマン等による特定の入力対処を待つことになる。
【0024】よって、本実施の形態による場合にも前記
実施の形態の場合と同様な効果が得られる。
【0025】
【発明の効果】請求項1及び2記載の発明によれば、画
像形成動作を行う機能部品の動作状態に異常動作が検出
されて画像形成装置の動作が停止状態とされても、一定
時間経過後に再度機能部品の動作状態をチェックし、こ
のチェックの結果、異常動作が検出されなければ異常動
作が検出された機能部品が正常であると判定されて通常
制御に復帰させるようにしたので、サービスマン等によ
る対処を待つことなく画像形成装置の動作の停止状態を
解除させて、使用可能にすることができるケースを生
じ、ダウン時間を減らすことができる。特に、再度の動
作状態のチェックに際しては、より厳しい動作条件によ
りチェックを行わせるので、異常状態が蓄積されて致命
的な故障状態となるような事態に至ることを未然に防止
して安全性を確保しつつ、実際には異常がなくノイズ等
に起因して再現性のない誤検出の場合に限って、使用可
能な状態に復帰させることができる。
【0026】請求項3記載の発明によれば、定着ヒータ
の発熱による温度上昇を伴い、異常動作時の安全性が問
題となる定着装置に関しても、異常動作の検出が誤検出
の場合に限って使用可能な状態に復帰させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】経過時間‐ヒータサーミスタ検出温度特性の温
度推移を示すグラフである。
【図3】動作制御を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第二の実施の形態の動作制御を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
2 メインスイッチ 13 機能部品、定着ヒータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインスイッチ投入後、画像形成動作を
    行う機能部品の動作状態を予め設定された動作条件に基
    づきチェックし、このチェックにより異常動作が検出さ
    れたときには当該異常動作が検出された機能部品を報知
    するとともに画像形成装置の動作を停止させ、その後、
    メインスイッチを再投入しても画像形成装置の動作の停
    止状態を継続させるようにした画像形成装置の動作制御
    方法において、 前記動作条件に基づき機能部品の動作状態をチェックし
    た後、一定時間経過した時点で前記動作条件と異なるよ
    り厳しい動作条件でこれらの機能部品の動作状態をチェ
    ックし、このチェックにより異常動作が検出されないと
    きには、当初に異常動作が検出された機能部品が正常で
    あると判定して通常の動作制御に復帰させるようにした
    ことを特徴とする画像形成装置の動作制御方法。
  2. 【請求項2】 メインスイッチ投入後、画像形成動作を
    行う機能部品の動作状態を予め設定された動作条件に基
    づきチェックし、このチェックにより異常動作が検出さ
    れたときには当該異常動作が検出された機能部品を報知
    するとともに画像形成装置の動作を停止させ、その後、
    メインスイッチを再投入しても画像形成装置の動作の停
    止状態を継続させるようにした画像形成装置の動作制御
    方法において、 メインスイッチが再投入されたとき、前回の動作条件と
    異なるより厳しい動作条件で機能部品の動作状態をチェ
    ックし、このチェックにより異常動作が検出されないと
    きには、当初に異常動作が検出された機能部品が正常で
    あると判定して通常の動作制御に復帰させるようにした
    ことを特徴とする画像形成装置の動作制御方法。
  3. 【請求項3】 対象となる機能部品は、定着装置である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置の
    動作制御方法。
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