JP2007322883A - 画像形成装置及び故障診断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着器の温度管理と、定着器のヒータランプの故障診断を可能にした画像形成装置を提供する。
【解決手段】ヒートローラ及び加圧ローラを有し用紙にトナー像を定着させる定着器と、ヒートローラの異なる部位をそれぞれ加熱する複数の熱源と、ヒートローラの加熱部位にそれぞれ配置された複数の温度検出素子と、これら温度検出素子による温度検出結果に基いて複数の熱源への通電状態をそれぞれ制御しヒートローラの温度を制御する制御回路と、複数の熱源の温度を判別し制御回路の制御によって予め規定した時間だけ通電制御を行っても基準温度に達しない熱源がある場合に、規定時間内での温度状態をもとに該当する熱源の破損の有無を診断するエラー診断手段と、を具備する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、デジタル複合機であるMFP(Multi-Function Peripherals)や、複写機、プリンタ等の画像形成装置に関し、定着器を加熱するヒータランプの温度制御及びヒータランプの故障診断を可能にした画像形成装置に関する。
一般に、MFPや、複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、用紙にトナー像を形成し、このトナー像を用紙に定着するため定着器を用いている。定着器は、加熱用のヒートローラと加圧ローラを有し、これら対のローラ間に未定着の用紙を搬送するものである。このような定着器では、ヒートローラの表面温度が異常に上昇するのを防止するため、サーミスタ等の温度検出素子を配置してヒートローラの温度を検出し、この検出結果をもとにヒートローラの温度を所定温度内に維持するように制御している。
ヒートローラ内には、中央部及びその両端部を加熱するために複数本のヒータランプを配置している。また、ヒートローラの各部の表面温度を検出するため複数の温度検出素子を有し、それら温度検出素子による温度検出結果に応答してそれぞれのヒータランプの点灯・消灯状態を制御してヒートローラの温度を制御するようにしている。
ところで、このような画像形成装置においては、複数あるヒータランプの内いずれかが破損(断線)した場合、点灯不能になるため、破損(断線)したヒータランプに対応する部分の温度が徐々に下がり、最終的には温度検出素子によって低温異常が検出される。これを受けてサービスマンは、低温異常の原因を調査することになる。しかしながら、従来の場合、複数の温度検出素子ならびに制御回路の実装基板、温度異常保護装置、複数のヒータランプ等を調査する必要があるため、調査の選択肢が多岐にわたり、原因追求ならびに部品交換に関して多くの時間を費やしていた。
特許文献1には、ヒータランプの断線エラーを検出可能にした定着装置について記載されている。この特許文献1の例では、加熱ローラの温度を検出する温度検出手段を有し、所定期間の温度検出出力に基いて温度勾配を検出し、検出した温度勾配と予め設定された基準温度勾配との比較によりヒータランプの断線を検出する例が記載されている。
しかしながら、検出した温度は定着装置の周辺温度等によって左右されるため、温度勾配も変化し正確にヒータランプの断線を検出することはできない。また、ヒータランプが複数ある場合、どのヒータランプが断線したのか分からないため、確認作業に時間を要し、部品交換のため多くの時間を費やしていた。
特開2000−29349号公報
上記した従来の画像形成装置及び特許文献1に記載の例では、ヒータランプが複数ある場合、どのヒータランプが破損したのかを確認するために多くの時間を要し、部品交換に手間取るため更なる改善が要求されている。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、定着器の温度管理と、ヒータランプの故障診断を可能にした画像形成装置、及び画像形成装置の故障診断方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明の画像形成装置は、画像形成装置本体に設けられ、搬送される用紙にトナー像を形成する画像形成部と、ヒートローラ及びこのヒートローラに対向して設けられた加圧ローラを有し前記用紙に前記トナー像を定着させる定着器と、前記ヒートローラ内に配置され前記ヒートローラの異なる部位をそれぞれ加熱する複数の熱源を含む加熱手段と、前記ヒートローラの前記部位にそれぞれ配置された複数の温度検出素子と、前記複数の温度検出素子による温度検出結果に基いて前記複数の熱源への通電状態をそれぞれ制御し前記ヒートローラの温度を制御する制御回路と、前記複数の温度検出素子の温度検出結果を利用して前記複数の熱源の温度を判別し、前記制御回路の制御によって予め規定した時間だけ通電制御を行っても基準温度に達しない熱源がある場合に、前記規定時間内での温度状態をもとに該当する熱源の破損の有無を診断するエラー診断手段と、を具備したことを特徴とする。
また請求項12記載の本発明の画像形成装置は、画像形成装置本体に設けられ搬送される用紙にトナー像を形成する画像形成部と、ヒートローラ及びこのヒートローラに対向して設けられた加圧ローラを有し前記用紙に前記トナー像を定着させる定着器と、前記ヒートローラ内に配置され、前記ヒートローラの中心部を加熱する第1のヒータランプと前記ヒートローラの両端部をそれぞれ加熱する第2のヒータランプとを含む加熱手段と、前記ヒートローラの前記第1,第2のヒータランプによって加熱される部位にそれぞれ配置された第1,第2の温度検出素子と、前記第1,第2の温度検出素子による温度検出結果に基いて前記第1のヒータランプ及び前記第2のヒータランプを交互に通電制御して前記ヒートローラの温度を制御する制御回路と、前記複数の温度検出素子の温度検出結果を利用して前記第1,第2のヒータランプの温度を判別し、前記制御回路の制御のもとに予め規定した時間だけ通電制御を行っても基準温度に達しないヒータランプがある場合に、前記規定時間での通電制御を所定回数実行し前記基準温度よりも低い温度状態が継続したときに該当するヒータランプが破損したものと判断するエラー診断手段と、を具備したことを特徴とする。
さらに請求項15記載の本発明の画像形成装置の故障診断方法は、用紙にトナー像を形成する画像形成部と、ヒートローラ及び加圧ローラを有し前記トナー像が形成された用紙にトナー像を定着させる定着器と、前記ヒートローラ内に配置され前記ヒートローラの異なる部位をそれぞれ加熱する複数の熱源を含む加熱手段とを具備し、前記ヒートローラの前記部位にそれぞれ温度検出素子を配置して前記加熱部位の温度をそれぞれ検出し、前記温度検出素子による温度検出結果に基いて前記複数の熱源への通電状態をそれぞれ制御して前記ヒートローラの温度を制御し、前記温度検出素子による温度検出結果を利用して前記複数の熱源の温度を判別し、前記温度制御時に予め規定した時間だけ通電制御を行っても基準温度に達しない熱源がある場合に、前記規定時間での通電制御を所定回数実行し、前記所定回数の通電制御を行っても該当する熱源の温度が前記基準温度よりも低い状態が継続したときに該当するヒータランプが破損したものと診断し、前記破損の診断結果を報知することを特徴とする。
本発明によれば、複数のヒータランプによって定着器のヒートローラの温度を制御するとともに、ヒータランプが破損したときにどのヒータランプが破損したかを報知することが可能な画像形成装置とその故障診断方法を提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について詳細に説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付す。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態を概略的に示す全体構成図である。尚、以下の説明では、複合機であるMFPを例に説明するが、プリンタ、複写機等の画像形成装置にも適用できる。
図1において、10は画像形成装置である。装置の中央部には画像形成部であるプリンタ部20を有しており、上部に操作部11、表示部12、スキャナ部13、自動原稿送り装置(ADF)14、及び透明な原稿載置台15を有している。また、画像形成装置10の下部には、給紙部40を有している。画像形成部を構成するプリンタ部20は、例えばタンデム方式によるレーザプリンタである。
プリンタ部20は、レーザ21を備え、レーザ21からのレーザビームを感光体ドラム22に照射して感光体ドラム22を走査する。感光体ドラム22の周囲には帯電器23,現像器24、転写器25、クリーナ26、トナー回収部27が配置されている。現像器24にはトナーカートリッジ28からトナーが供給され、トナーカートリッジ28にはトナーを補給するためのスクリュー29が設けられている。尚、カラーレーザプリンタの場合、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの現像ユニットを備えている。
感光体ドラム22は、帯電器23によって表面が一様に帯電され、感光体ドラム22にレーザ21からのレーザビームが照射されて静電潜像が形成される。静電潜像は現像器24によって現像され、感光体ドラム22にトナー像を形成する。
また、給紙部40は、各種のサイズ用紙を収容する複数の給紙カセット41,42を備えており、給紙カセット41,42からの用紙Pが搬送ベルト43によって転写器25に送られる。搬送ベルト43は、ローラ44,45の回転によって循環的に移動して用紙Pを搬送する。さらにローラ44,45を駆動するため搬送モータ46が設けられている。
感光体ドラム22に形成されたトナー像は、転写器25によって用紙Pに転写され、さらに用紙Pは搬送ベルト43によって定着器30に搬送される。定着器30は、ユニット31内に加熱用のヒートローラ32と加圧ローラ33を含み、ヒートローラ32と加圧ローラ33によって、用紙Pにはトナーが定着され、可視像が形成される。そして定着器30を通過した用紙Pは、排紙部47を介して排出される。後段にフィニッシャがある場合は、フィニッシャによってステイプルやパンチの処理が施されて排出される。
図2は、定着器30の構成を概略的に示したものである。定着器30は、ユニット31と、ユニット内に設けられた加熱用のヒートローラ32と加圧ローラ33で構成され、ヒートローラ32と加圧ローラ33は円筒状を成し、ヒートローラ32に加圧ローラ33を接触させて用紙Pを挟んで搬送する。ヒートローラ32は、内部に熱源としてのヒータランプ34及びヒータランプ35を有している。
図3は、ヒートローラ32と加圧ローラ33の構成を説明する図である。ヒートローラ32内には加熱手段を構成するヒータランプ34と35が設けられている。ヒータランプ34は例えばハロゲンランプで構成され、ヒートローラ32の両サイド(軸方向の両端部)を加熱するため、ヒートローラ32の両端部付近に発熱部であるヒータH1,H2を備えている。ヒータランプ35は、同様にハロゲンランプで構成され、ヒートローラ32の中央部(センター)を加熱するため、ヒートローラ32の中央部に発熱部であるヒータH3を備えている。以下の説明ではヒータランプ34をサイドランプ34と称し、ヒータランプ35をセンターランプ35と称する。
ヒータH1,H2は直列に接続され、この直列回路に通電することでサイドランプ34が加熱され、同様にヒータH3に通電することでセンターランプ35が加熱されるようになっている。また、ヒータH1,H2及びH3には直列にサーマルプロテクタTP1,TP2が接続され、この直列回路に交流電源からの電圧(例えばAC100ボルト)が供給される。サーマルプロテクタTP1,TP2は、温度ヒューズであり、サイドランプ34及びセンターランプ35が規定の温度以上に発熱した場合にサーマルプロテクタTP1、TP2は切断するようになっている。
また、ヒートローラ32に近接して温度検出素子36C,36S,36Eが取り付けられている。温度検出素子は例えばサーミスタであり、サーミスタ36Cはヒートローラ32の中央部に配置され、サーミスタ36Eはヒートローラ32の末端部(エッジ部)に配置され、サーミスタ36Sは、サーミスタ36Cと36Eの中間部に配置されている。
サーミスタ36Cは、ヒートローラ32の中央部の温度を検出するものであり、ヒータH3に対応して配置している。サーミスタ36Sは、ヒートローラ32の端部、即ち中央部からエッジ間の温度を検出するものであり、ヒータH1,H2のいずれか一方に対応して配置している。またサーミスタ36Eは、ヒートローラ32のエッジ部に配置し定着器30の周辺温度を検出する。このように3つの温度検出素子36C,36S,36Eを設けることでヒートローラ32の各部位の温度を正確に検出することができる。
尚、温度検出素子36C,36Sはヒートローラ32に対して非接触で配置され、温度検出素子36Eは接触して配置している。温度検出素子36C,36Sは通紙範囲内αにあるため、接触型にするとヒートローラ32に接触キズができ、用紙にスジが発生して定着不良を招くからである。したがって、温度検出素子36C,36Sは非接触型としている。また温度検出素子36Eは通紙範囲外βにあるため、接触型としている。
定着器30は上記のように構成されているが、次に本発明の画像形成装置の制御系100の構成を、図4を参照して説明する。
制御系100は主に定着器30の温度管理と、サイドランプ34及びセンターランプ35の断線時の故障診断を行うものである。尚、以下の説明では、ヒータH3をセンターヒータと言い、ヒータH1,H2をサイドヒータと言う。
図4において、51は制御部であり、CPU(Central Processing Unit) 52を含み、例えば1チップのマイクロコンピュータで成る。制御部51は、さらに複数の端子53〜58を有している。
図4の制御系100は、搬送モータ46の駆動を制御するモータ駆動回路60を有し、モータ駆動回路60は制御部51の端子53から出力されるモータ制御信号によって制御される。
ヒートローラ32には、温度検出素子36C,36S,36Eが近接配置されており、これら温度検出素子36C,36S,36Eによる温度検出結果(温度情報)がA/D変換部(アナログ/デジタル変換部)61を介して制御部51の端子54,55,56に供給される。
また温度検出素子36C,36S,36Eからの温度情報は比較回路62に供給され、比較回路62の出力はオア回路65に供給されている。オア回路65の出力は電源回路70(後述)の主電源スイッチ71を制御する。
さらに温度検出素子36C,36Sからの温度情報は比較回路63に供給され、温度検出素子36Eからの温度情報は比較回路64に供給され、比較回路63、64の出力は温度制御回路66に供給される。温度制御回路66は、制御部51の端子57からのヒータ制御信号及び比較回路63,64の出力によってサイドヒータH1.H2及びセンターヒータH3への通電状態を制御するものであり、ヒータH1,H2とAC電源との間に設けられたSSR(ソリッドステートリレー)67、及びヒータH3とAC電源との間に設けられたSSR68をオン・オフ制御する。
電源回路70は、交流電源に接続された主電源スイッチ71、及び画像形成装置10の各部に直流電圧を供給する電圧供給回路72を含む。またSSR67,68にAC電圧(例えばAC100ボルト)を供給する。主電源スイッチ71は、例えばソレノイド付きの電源スイッチであり、ソレノイドを動作させることで物理的に電源をオフするものである。主電源スイッチ71は、手動でオン・オフできるほか、オア回路65の出力によって制御可能である。
次に図4の制御系100の動作を説明する。
本発明の画像形成装置において、全てのヒータH1,H2,H3と、搬送モータ46を一度に動作させると瞬間的な消費電力が著しく増大してしまうため、電源投入時のウオームアップモードでは、サイドヒータH1,H2及びセンターヒータH3を同時にオンさせ、ウオームアップ時間の短縮を図り、かつウオームアップモードでは、搬送モータ46の駆動を禁止して消費電力が定格をオーバーしないようにしている。これにより、サイドヒータH1,H2とセンターヒータH3は同時にオンして短時間でウオームアップが完了する。尚、サイドランプ34及びセンターランプ35の2本の合計ワツテージは、ウオームアップ時に供給可能な電力値と同等になるように設定する。
ウオームアップモードは、ヒートローラ32に設置したいずれかの温度検出素子36C,36S,36Eが事前に設定した温度に達するまで継続し、設定した温度に達したとき、制御部51は、端子54〜56に供給されるサーミスク36C,36S,36Eからの温度情報をもとに、ウオームアップモードを終了し、通常モードに移行する。
一方、通常モードでは、端子53からモータ制御回路60にモータ制御信号が送られ、搬送モータ46が駆動可能になる。また、サイドヒータH1,H2とセンターヒータH3は、いずれか一方のみが点灯可能となり、交互に点灯する。即ち、通常モードでは、サイドヒータH1,H2又はセンターヒータH3のいずれか一方のみがオンするため、搬送モータ46が駆動されたとしても定格電力をオーバーすることはない。
温度制御回路66は、通常モードにおいて温度検出素子36C,36S,36Eからの温度情報をもとに定着器30の温度制御を行う。即ち、制御部51は、サイドランプ34とセンターランプ35の温度を監視し、サイドヒータH1,H2又はセンターヒータH3の内、温度の低い一方のランプのヒータを先にオンさせ、他方のランプのヒータはオフさせる。
そして一方のヒータが規定の温度に達した時点で、一方のヒータはオフし、他方のヒータをオンする。こうしてサイドヒータH1,H2とセンターヒータH3は、サーミスタ36C,36S,36Eの温度情報をもとに交互にオン・オフして、ヒートローラ32の温度が規定値になるように制御する。
また、比較回路63,64は安全回路を構成するものである。比較回路63は、予め設定した温度と温度検出素子36C,36Sからの温度情報とを比較し、サイドランプ34及びセンターランプ35の温度がそれぞれに設定した温度以上になったときに出力信号を生成し、温度制御回路66に供給する。これを受けて温度制御回路66は、SSR67,68を制御してサイドヒータH1,H2及びセンターヒータH3への通電を停止する。これにより、CPU52が暴走し端子57から正常なヒータ制御信号が得られないような場合でも保護することができる。
また、比較回路64は予め設定した温度と温度検出素子36Eの温度情報とを比較し、ヒートローラ32の周辺温度、つまり画像形成装置本体の温度が予め設定した温度以上になったときに出力信号を生成し、温度制御回路66に供給する。これを受けて温度制御回路66は、SSR67,68を制御してサイドヒータH1,H2及びセンターヒータH3への通電を停止する。
また、比較回路62及びオア回路65は緊急停止回路を構成するもので、予め設定した温度と温度検出素子36C,36S,36Eからの温度情報とを比較し、サイドランプ34、センターランプ35、及び両ランプ34,35の周辺部(エッジ部)の温度がそれぞれに設定した危険温度を超えた場合に出力信号を発生し、オア回路65に供給する。オア回路65は、その出力信号によって主電源スイッチ71をオフするものである。これにより、CPU52による制御が効かなくなったような場合でも、危険温度を察知して主電源スイッチ71をオフして保護することができる。
以上は、制御部100による温度制御動作について説明したものであるが、次に図5,図6を参照して、サイドランプ34及びセンターランプ35の断線時の故障診断について説明する。
図5は、制御部51によるサイドランプ34及びセンターランプ35の温度制御を示す図である。尚、図5では主にセンターランプ35の制御について示しており、グラフAはセンターランプ35の点灯のタイミングを示し、グラフBはセンターランプ35の温度変化を示している。また、タイミングT0〜T5は通常状態を示し、タイミングT5以降はセンターランプ35が断線した状態を示している。
グラフAで示すように、通常時はセンターランプ35をオン・オフ駆動し、ハイレベル期間(H)には、ヒータH3に通電して加熱し、ローレベル期間(L)は通電を遮断して温度を下げるようにしている。温度検出素子36Cの検出結果に基いてハイレベル期間(H)とローレベル期間(L)を交互に繰り返すことで、センターランプ35はグラフBで示すように所定の温度範囲内の温度を維持するように制御される。
また、サイドランプ34は、ハイレベル期間(H)とローレベル期間(L)がAとは逆になり、温度検出素子36Sの検出結果に基いてオン・オフ駆動され、サイドランプ34はグラフB’で示すように、所定の温度範囲内の温度を維持するように制御される。
一方、センターランプ35のヒータH3がタイミングT5で破損(断線)した場合、センターランプ35は、加熱されないため温度が徐々に低下していく。このため制御部51はセンターヒータH3を点灯するようにオン制御するが、破損しているため温度は上昇しない。制御部51は規定した時間(最大オン時間Tmax)を経過しても基準温度(例えばtref )に達しない場合は、断線であると判断し一旦オフ制御する(タイミングT6)。尚、最大オン時間T maxは、正常時における点灯の最大許容時間であり、予め設定された時間である。
制御部51は、タイミングT7で再度センターランプ35を規定時間Tmaxだけオン制御し、断線しているか否かの診断を行う。センターランプ35が正常であれば、規定時間Tmax点灯すれば温度が上昇し、温度検出素子36Cの温度は基準温度以上に上昇するが、断線している場合、温度検出素子36Cの温度は基準温度trefよりも低い状態を持続するため断線していると確定し、センターランプ35が断線している旨のメッセージを表示部12を介して報知する。サイドランプ34が破損した場合も同様に、規定時間Tmaxだけオン制御を繰り返して断線の診断を行うことができる。こうして制御部51は、温度検出素子36C,36Sの温度検出結果をもとに故障診断を行う。
図6は、制御部51による故障診断のフローチャートを示している。図6において、ステップS1は故障診断のスタートステップであり、ステップS2ではセンターヒータH3に対してセンターランプ35で規定している最大オン時間Tmaxの点灯制御(オン制御)が行われたか否かを判断する。
規定時間Tmaxの点灯制御が行われた場合は、ステップS3に移行し、温度検出素子36Cで検出した温度が所定の基準温度以上にあるか否かの判断を行う。センターランプ35が破損している場合は、当然のことながら点灯制御しても温度は低下していくため、温度検出素子36Cで検出した温度は基準温度以下になりステップS4に進む。
また、センターランプ35が破損していなければ、点灯制御により温度が高くなるため、温度検出素子36Cで検出した温度は基準温度以上になり、ステップS5に進む。ステップS4では、センターランプ35の破損フラグCに1を加え、C+1とする。また、ステップS5では、破損フラグCをゼロにし、C=0とする。
また次のステップS6ではサイドヒータH1,H2に対してサイドランプ34で規定している最大オン時間Tmaxの点灯制御(オン制御)が行われたか否かを判断する。時間Tmaxの点灯制御が行われた場合は、ステップS7に移行し、温度検出素子36Sで検出した温度が所定の基準温度以上にあるか否かの判断を行う。
サイドランプ34が破損している場合は、点灯制御しても温度は低くなるため、温度検出素子36Sで検出した温度は基準温度以下になりステップS8に進む。また、サイドランプ34が破損していなければ、点灯制御により温度が高くなるため、温度検出素子36Sで検出した温度は基準温度以上になり、ステップS9に進む。ステップS8では、サイドランプ34の破損フラグSに1を加え、S+1とする。また、ステップS9では、破損フラグSをゼロにし、S=0とする。
そしてステップS10では、破損フラグCが2になっているかの判断を行い、C=2であればステップS11に進み、センターランプ35が破損しているものと判断して、表示部12にその旨のメッセージを表示する。
同様に、ステップS12では、破損フラグSが2になっているかの判断を行い、S=2であればステップS13に進み、サイドランプ34が破損しているものと判断して、表示部12にその旨のメッセージを表示する。
ステップS10、S12において、C=2、S=2でない場合は、終了ステップS14で処理を終了する。
尚、図6のフローチャートでは、サイドランプ34及びセンターランプ35の破損検出として、フラグC及びSが2になった時点で、ランプの破損(断線)と判断しているが、この回数を増やすことによって、誤検出を防止することが可能となる。つまり、最大オン時間Tmaxでの点灯制御を所定回数繰り返して判断することによって故障診断をより一層確実にすることができる。
このように、本発明では、定着器30の温度変化を検出して自動的に所定の温度範囲になるように制御することができ。また所定範囲を超える異常温度になった場合にはヒータH1〜H3への通電を断つことで安全性を向上させることができる。さらに、サイドランプ34,35の破損をメッセージ表示することにより、どのランプが故障したのかを識別することができるため、サービスマン或いはユーザによる原因調査効率を大幅に改善することができる。
尚、以上の説明に限定されることなく、他の変形が可能である。例えば温度検出素子としてはサーミスタのほかに、サーモパイルを使用することができる。また熱源としてヒータランプ(ハロゲンランプ)を用いる例を述べたが、ヒータを有する他の発熱体を用いることもでき、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
本発明の画像形成装置の一実施形態を説明する全体構成図。 本発明の画像形成装置に使用する定着器の一例を説明する構成図。 本発明の画像形成装置に使用するヒートローラの一例を説明する構成図。 本発明の画像形成装置における制御系を説明するブロック図。 本発明の画像形成装置の制御系の動作を説明する動作説明図。 本発明の画像形成装置の故障診断の動作を説明するフローチャート。
符号の説明
10…画像形成装置
20…画像形成部
30…定着器
31…ユニット
32…ヒートローラ
33…加圧ローラ
34…サイドランプ
35…センターランプ
36C,36S,36E…温度検出素子
46…用紙搬送モータ
51…制御部
60…モータ駆動回路
61…アナログ/デジタル変換回路
52,63,64…比較回路
65…オア回路
66…温度制御回路
67,68…SSR(ソリッドステートリレー)
70…電源回路
71…主電源スイッチ
H1,H2…サイドヒータ
H3…センターヒータ

Claims (15)

  1. 画像形成装置本体に設けられ、搬送される用紙にトナー像を形成する画像形成部と、
    ヒートローラ及びこのヒートローラに対向して設けられた加圧ローラを有し、前記用紙に前記トナー像を定着させる定着器と、
    前記ヒートローラ内に配置され、前記ヒートローラの異なる部位をそれぞれ加熱する複数の熱源を含む加熱手段と、
    前記ヒートローラの前記部位にそれぞれ配置された複数の温度検出素子と、
    前記複数の温度検出素子による温度検出結果に基いて前記複数の熱源への通電状態をそれぞれ制御し前記ヒートローラの温度を制御する制御回路と、
    前記複数の温度検出素子の温度検出結果を利用して前記複数の熱源の温度を判別し、前記制御回路の制御によって予め規定した時間だけ通電制御を行っても基準温度に達しない熱源がある場合に、前記規定時間内での温度状態をもとに該当する熱源の破損の有無を診断するエラー診断手段と、を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御回路は、前記複数の温度検出素子の温度検出結果をもとに通常時は前記複数の熱源を前記規定時間よりも短い時間間隔で交互に通電して温度制御を行い、前記温度制御時に前記基準温度に満たない熱源がある場合は、該当する熱源に対して前記規定時間だけ通電制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記エラー診断手段は、前記規定時間の通電制御と前記規定時間内での温度判別を複数回繰り返し、前記複数回の判別結果をもとに熱源の破損診断を行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記エラー診断手段は、前記規定時間における前記該当熱源の温度が、前記基準温度よりも低い状態を継続した場合に、前記該当熱源が破損しているものと判断することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  5. 前記エラー診断手段によって熱源の破損が判定されたとき、該当する熱源の破損を報知する表示手段を具備したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記複数の熱源は、前記ヒートローラ内に配置され前記ヒートローラの中心部を加熱する第1のランプと、前記ヒートローラの両端部を加熱する第2のランプとで構成され、
    前記制御回路は、前記複数の温度検出素子による温度検出結果を利用して前記第1のランプ及び前記第2のランプの温度状態を判別し、前記第1のランプ及び前記第2のランプに交互に通電することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記第1のランプは中央部に発熱部を有するハロゲンランプであり、前記第2のランプは両端部にそれぞれ発熱部を有するハロゲンランプであることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記第1のランプ及び前記第2のランプは第1,第2のソリッドステートリレーを介して交流電源に接続され、前記制御回路は、前記第1,第2のソリッドステートリレーをオン・オフ制御することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  9. 前記複数の温度検出素子は、前記ヒートローラの中心部に配置された第1の温度検出素子と、前記ヒートローラのエッジ部と前記中心部の間に配置された第2の温度検出素子と、前記ヒートローラのエッジ部に配置された第3の温度検出素子で成り、
    前記制御回路は、前記第1の温度検出素子による温度検出結果を利用して前記第1のランプへの通電制御を行い、前記第2の温度検出素子による温度検出結果を利用して前記第2のランプへの通電制御を行うことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  10. さらに前記第1,第2,第3の温度検出素子による温度検出結果が、それぞれに設定した第1の設定温度を超えた場合に、前記第1のランプ及び前記第2のランプへの通電をオフにする安全回路を備えたことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  11. さらに、前記第1,第2,第3の温度検出素子による温度検出結果が、それぞれに設定した第2の設定温度を超えた場合に、前記画像形成装置本体の電源をオフにする緊急停止回路を備えたことを特徴とする請求項9記載の画像形成装置。
  12. 画像形成装置本体に設けられ、搬送される用紙にトナー像を形成する画像形成部と、
    ヒートローラ及びこのヒートローラに対向して設けられた加圧ローラを有し、前記用紙に前記トナー像を定着させる定着器と、
    前記ヒートローラ内に配置され、前記ヒートローラの中心部を加熱する第1のヒータランプと前記ヒートローラの両端部をそれぞれ加熱する第2のヒータランプとを含む加熱手段と、
    前記ヒートローラの前記第1,第2のヒータランプによって加熱される部位にそれぞれ配置された第1,第2の温度検出素子と、
    前記第1,第2の温度検出素子による温度検出結果に基いて前記第1のヒータランプ及び前記第2のヒータランプを交互に通電制御して前記ヒートローラの温度を制御する制御回路と、
    前記複数の温度検出素子の温度検出結果を利用して前記第1,第2のヒータランプの温度を判別し、前記制御回路の制御のもとに予め規定した時間だけ通電制御を行っても基準温度に達しないヒータランプがある場合に、前記規定時間での通電制御を所定回数実行し前記基準温度よりも低い温度状態が継続したときに該当するヒータランプが破損したものと判断するエラー診断手段と、を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  13. 前記制御回路は、前記複数の温度検出素子の温度検出結果をもとに通常時は前記第1,第2のヒータランプを前記規定時間よりも短い時間間隔で交互に通電して温度制御を行い、前記温度制御時に前記基準温度に満たないヒータランプがある場合は、該当するヒータランプに対して前記規定時間の通電制御を所定回数実行することを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。
  14. 前記エラー診断手段によって前記第1,第2のヒータランプのいずれかの破損が判定されたとき、該当するヒータランプの破損を報知する表示手段を具備したことを特徴とする請求項12記載の画像形成装置。
  15. 用紙にトナー像を形成する画像形成部と、ヒートローラ及び加圧ローラを有し前記トナー像が形成された用紙にトナー像を定着させる定着器と、前記ヒートローラ内に配置され前記ヒートローラの異なる部位をそれぞれ加熱する複数の熱源を含む加熱手段とを具備し、
    前記ヒートローラの前記部位にそれぞれ温度検出素子を配置して前記加熱部位の温度をそれぞれ検出し、
    前記温度検出素子による温度検出結果に基いて前記複数の熱源への通電状態をそれぞれ制御して前記ヒートローラの温度を制御し、
    前記温度検出素子による温度検出結果を利用して前記複数の熱源の温度を判別し、前記温度制御時に予め規定した時間だけ通電制御を行っても基準温度に達しない熱源がある場合に、前記規定時間での通電制御を所定回数実行し、
    前記所定回数の通電制御を行っても該当する熱源の温度が前記基準温度よりも低い状態が継続したときに該当するヒータランプが破損したものと診断し、
    前記破損の診断結果を報知することを特徴とする画像形成装置の故障診断方法。
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