JPH11125368A - 気体輸送用導管の入替工法および管端封止装置 - Google Patents

気体輸送用導管の入替工法および管端封止装置

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JPH11125368A
JPH11125368A JP9287201A JP28720197A JPH11125368A JP H11125368 A JPH11125368 A JP H11125368A JP 9287201 A JP9287201 A JP 9287201A JP 28720197 A JP28720197 A JP 28720197A JP H11125368 A JPH11125368 A JP H11125368A
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pipe
hose
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stopper
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Application number
JP9287201A
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Inventor
Hiroshi Ueda
浩史 上田
Shigeki Morioka
茂樹 森岡
Seiji Miyaki
誠二 宮木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 都市ガス導管などの入替え工事を効率よく行
う。 【解決手段】 都市ガス導管1の入替えを、複数の日に
分けて行う。第1日目の掘削管L2は、入替え用区間L
1よりも長くとって両側に旧管2a,2bを残す。入替
え区間L1の両側の旧管2a,2b外は、挿入孔4a,
4bから、ガスバッグ5a,5bを挿入して気密に閉塞
させる。入替える新管3は、ポリエチレン製であり、ス
リーブ6およびトランジション継手7を介して一端側を
接合する。他端側には、ストッパ8を挿入する。ストッ
パ8は、ホース9を介して流体を供給すると膨張し、新
管3の端部を気密閉塞することができる。新管3の他端
は、終端カップ10を装着する。蓋体11を取外せば、
ホース9を気密封止した状態で外部に引き出すことがで
きる。次の日の作業では、ストッパ8を膨張させて、終
端カップ10を取外し、新たな新管を接続した後、スト
ッパ8を新管内へ移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、都市ガス供給用な
どに設けられる気体輸送用導管を入替える入替工法およ
びその工法に好適に用いられる管端封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】気体輸送用導管の入替工法についての先
行技術は、たとえば特公平1−28171に開示されて
いる。この先行技術では、地下に埋設されている気体輸
送用導管を入替える工事を複数日にわたって行う必要が
ある場合に、1日分ずつ掘削して旧管から新管への入替
えを繰返すようにしている。今日では、ガスなどの気体
輸送用導管の入替工事を必要とするような旧管が埋設さ
れている場所は、都会地などである場合が多く、複数日
にわたって長い区間の入替工事を行うことは非常に困難
である。また、入替工事の期間中、都市ガスの供給を停
止することも不可能で、ガス流出防止を図りながら工事
を行う必要がある。入替工事の影響をできるだけ抑える
ため、前述の先行技術では、1日の工事で入替可能な部
分を順次掘削して入替え、入替終了後には埋め戻すよう
にしている。1日分の工事の終了時には、旧管の端部と
新管の端部とを気密に閉塞する必要がある。新管の端部
を気密に閉塞するために、流体によって膨張して新管内
部を気密に閉塞するストッパが用いられる。ストッパ
は、新管内を軸線方向に移動可能であり、水や空気など
の流体を送込んで膨張させると、新管内部を気密に閉塞
する。旧管の端部付近の気密閉塞には、管壁に穿孔して
設ける挿入孔から挿入するガスバッグが用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特公平1−28171
の先行技術では、ストッパを入替用の新管内で、接続工
事を行う一端側に配置して、接続部を気密に閉塞させた
後接続工事を行い、工事終了後ストッパの流体を排出さ
せて気密閉塞を解除し、ストッパを新管内で他端側に移
動させる。この先行技術では、ストッパによって新管内
を気密閉塞させているときには、新管の端部に気密封止
用のカップを装着する。ストッパを移動させるときに
は、新管の端部から気密封止用のシール部を取外し、膨
張用の気体を給排するホースを引張ってストッパを引寄
せる。
【0004】このような先行技術では、膨張用の流体を
給排するホースを引張る際、ホース接続部が気密封止用
のシール部を通過する際シール部を取外す必要があり、
気体の漏洩につながり、シール部の取外し回数が多くな
る。
【0005】本発明の目的は、ストッパによる気密閉塞
を有効に利用して管の接合を行うことができる気体輸送
用導管の入替工法と、1回だけ管の端部に装着するのみ
で次の管を接続するまでは取外す必要がない管端封止装
置とを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、気体輸送用導
管を、複数の期間で、旧管から新管に入替える気体輸送
用導管の入替工法において、第1回目期間では、入替範
囲の一端側で、その期間内で入替えによる除去の対象と
なる旧管部分の両側付近に残存する旧管をそれぞれ気密
閉塞した後、除去の対象となる旧管部分の両端を切断し
て除去する第1除去工程と、残存する旧管部分のうち入
替えの対象外の旧管部分の端部に、除去対象となる旧管
を入替えるための新管の一端を接続する第1接続工程
と、新管の他端側に、新管内を移動操作自在で、流体を
供給して膨張させることによって新管内を気密閉塞可能
なストッパを挿入する挿入工程と、新管の他端を、スト
ッパへ流体を給排するホースが外部に取出可能で、ホー
ス取出部が気密に封止される管端封止装置を装着する第
1封止工程とを行い、第2回目以降の途中期間では、前
記入替範囲に残存する旧管のうち、その期間内で入替え
による除去の対象となる旧管部分の他端側に残存する旧
管を気密閉塞した後、除去の対象となる旧管部分の他端
部側を切断して除去する第2除去工程と、前記管端封止
装置を取外し、除去対象となる旧管を入替えるための新
管内に、前記ホースを延長するための延長ホースを挿入
しておき、延長ホースの一端を、前記ホースの先端に装
着する装着工程と、前記延長ホースが挿入された新管の
一端を、前記管端封止装置を取外した新管の他端に接続
する第2接続工程と、前記延長ホースが挿入された新管
の他端へ、前記管端封止装置を前記延長ホースを外部に
取出す状態で装着する第2封止工程と、前記延長ホース
を、前記ストッパへ流体を給排するホースの先端が前記
管端封止装置から予め定める長さ引出されるまで引張
り、ストッパへ流体を供給して、管端封止装置付近の新
管内を気密閉塞させるストッパ移動工程とを繰返して行
い、最終の期間では、前記第2除去工程、前記装着工程
および前記第2接続工程を行った後、前記第2封止工程
で前記管端封止装置を前記新管に装着する際に、ガスバ
ッグが挿入可能な穿孔のための補強部材を装着してお
き、前記延長ホースを引張ってストッパを前記補強部材
の位置よりも前記入替範囲の他端側に移動させた後、前
記補強部材の位置で穿孔して、ガスバッグを新管内に挿
入し、膨張させて気密閉塞させ、新管と旧管との接続を
行うことを特徴とする気体輸送用導管の入替工法であ
る。
【0007】本発明に従えば、気体輸送用導管を、複数
の期間、たとえば複数の日数で旧管から新管に入替える
際に、第1回目の期間では、その期間内で入替えによる
除去の対象となる旧管部分の両側付近に残存する旧管を
それぞれ気密閉塞した後で、除去の対象となる旧管部分
の両端を切断して除去し、入替えの対象外となる旧管部
分の端部に新管の一端を接続する。新管の他端側には、
新管内を移動操作自在で、流体を供給して膨張させるこ
とによって新管内を気密閉塞可能なストッパを挿入す
る。新管の他端は、ストッパへ流体を給排するホースが
外部に取出可能で、ホース取出部が気密に封止される管
端封止装置を装着する。新管の他端には管端封止装置が
装着され、ホース取出部は気密に封止されるので、新管
の端部から気体が漏れることはなく、1回目の期間の入
替工事を終了させることができる。第2回目以降の途中
期間では、入替範囲に残存する旧管のうち、その期間内
で入替えによる除去の対象となる旧管部分の他端側に残
存する旧管を気密閉塞した後、除去の対象となる旧管部
分の他端側を切断して除去する。除去された旧管に入替
える新管を、内部に延長ホースを挿通させた状態で用意
し、ストッパのホースと延長ホースとを接続した後、新
管同士の接続を行い、新たな新管の他端側には管端封止
装置を装着して、延長ホースを外部に取出す。新たな新
管の接続終了後に、延長ホースを引張ってストッパを新
たな新管側に移動させ、流体を供給して膨張させ、内部
の気密閉塞を行ってその期間の工事を終了する。最後の
期間には、新管の端部に補強部材を装着し、補強部材の
部分を穿孔してガスバッグを新管内部に挿入可能とし、
ストッパを新管の端部まで移動させた後、ガスバッグを
膨張させて新管の端部を気密閉塞させ、管端封止装置お
よびストッパを新管から取外した後、新管と残存する旧
管との接続を行う。ガスバッグを膨張させて新管内を気
密閉塞させている状態で、気密閉塞部分よりも下流側で
接続を行うことができる。
【0008】また本発明で、前記旧管は鋳鉄管であり、
前記新管は合成樹脂管であることを特徴とする。
【0009】本発明に従えば、気体輸送用導管として使
用されている鋳鉄管を合成樹脂管に入替える工事を行う
際に、大部分の合成樹脂製管には穿孔を行ってガスバッ
グを挿入する必要はなく、管軸方向の一端側から管端封
止装置を介してストッパを移動操作し、新管内部の気密
閉塞を容易に行うことができる。最終の期間で、ストッ
パによる気密閉塞ではなく、ガスバッグを挿入して気密
閉塞を行うけれども、ガスバッグ挿入のための穿孔部に
は、補強部材を装着するので、合成樹脂製管を新管とし
て用いても、穿孔部を補強して信頼性を高めることがで
きる。
【0010】また本発明で前記第1接続工程および第2
接続工程では、電気融着継手を用いて管の接続を行うこ
とを特徴とする。
【0011】本発明に従えば、新管は合成樹脂製管であ
るので、電気融着継手を用いて管の接続を効率的に行う
ことができる。
【0012】さらに本発明は、気体輸送用導管の入替工
事の際に、導管の一端に装着され、導管内を軸線方向に
移動可能で、流体を送込んで膨張させることによって導
管内を気密閉塞可能なストッパに、流体を給排するため
のホースが挿通される管端封止装置であって、ホースを
軸線方向に案内する案内筒と、案内筒の軸線方向両端に
設けられ、ホースの外周面と接触して気密に封止する封
止部材と、ホースの取出部の周囲に装着可能で、装着時
にはホースの取出部周囲を気密に封止する蓋体とを含む
ことを特徴とする管端封止装置である。
【0013】本発明に従えば、管の新旧入替工事を行う
際に、管端封止装置は管の一端を封止することができ
る。管内には、移動可能なストッパが挿入され、流体を
ホースから供給して膨張させることによって、管内を気
密に閉塞させることができる。ホースは、管端封止装置
の案内筒によって軸線方向に案内され、案内筒の軸線方
向両端に設けられてホースの外周面と接触して気密に封
止する封止部材で封止され、管端封止装置の外部に取出
される。ホースの取出部周囲は気密に封止する蓋体が設
けられるので、蓋体を装着して封止すれば、確実に管内
の気体の漏洩防止を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、本発明の実施の一
形態としての気体輸送用導管の入替工法の概要を示す。
本実施形態では、特公平1−28171の先行技術と同
様に、複数の日数で気体輸送用導管としての都市ガス導
管1を、鋳鉄管である旧管2からポリエチレン(PE)
などの合成樹脂管である新管3に入替える。図1は、第
1日目の作業終了状態を示す。第1日目の入替範囲L1
を含むL2の掘削延長範囲を掘削し、旧管2を露出させ
る。入替範囲L1の両端で旧管2を切断し、両端側に旧
管2a,2bを残存させる。旧管2a,2bには、挿入
孔4a,4bをそれぞれ穿孔して設ける。挿入孔4a,
4bからは、ガスバッグ5a,5bをそれぞれ挿入し、
旧管2a,2b内部で膨張させて気密閉塞させる。入替
範囲L1の一端部の旧管2aは、全体としての入替区間
としても一端側であり、入替工事が他端側に向かって進
行して終了した状態でもそのまま残存するものとする。
この旧管2aの端部に、スリーブ6を装着し、トランジ
ション継手7をさらに装着する。トランジション継手7
には、当日配管を行う新管3の一端が接続される。
【0015】新管3の他端側には、新管3内を軸線方向
に移動自在で、気体や液体などの流体を供給して膨張さ
せると、新管3内を気密に閉塞するストッパ8が他端側
から挿入される。ストッパ8は、膨張用の流体を、ホー
ス9を介して供給し、排出することができる。新管3の
他端には、管端封止装置である終端カップ10が装着さ
れる。終端カップは、ホース9を新管3内から外部に軸
線方向に引出すことができる。ホース9の取出部は気密
に封止される。ホース9の取出部の周囲には、蓋体11
を装着して、さらに一層の気密封止を行うこともでき
る。図1は、終端カップ10に蓋体11を装着している
状態を示す。
【0016】第1日目に残存する旧管2b側では、端部
にキャップ12をかぶせて封止を確実に行うようにして
いる。新管3と旧管2bとの間で、都市ガスの輸送が必
要な場合には、終端カップ10に設けられる接続口13
と旧管2bの挿入孔4bとの間をホースなどで接続し、
連絡させることもできる。
【0017】第2日目以降の工事では、まず図2に示す
ように、終端カップ10の蓋体11を取外して、ホース
9を引出し、先端を圧力操作ユニット14に接続する。
圧力操作ユニット14にはポンプ15が接続され、空気
をストッパ8に送込んで膨張させ、新管3内を気密に閉
塞させる。ポンプ15の代わりに、エアコンプレッサな
どを用いることもできる。
【0018】ポンプ15から空気を送り込むと、ホース
9を介してストッパ8が膨張し、前日配管で入替えを行
った新管3a内の端部を気密に閉塞させることができ
る。新管3aの端部は、ストッパ8によって封止された
ので、終端カップ10を取外すことができる。次にその
日の入替え範囲にある旧管2bを、残存させる旧管2c
との境界部を切断して撤去する。この撤去の準備とし
て、先に旧管2bの端部を封止していたガスバッグ5b
を収縮させて、挿入孔4bから引き抜く。残存する方の
旧管2cの端部には、挿入孔4cを穿孔して設け、ガス
バッグ5bを挿入して気密に閉塞させておく。また、切
断して旧管2bを除去した後の旧管2cの先端には、キ
ャップ12を装着して、確実な封止を行う。
【0019】図3は、図2の次のステップとして、当日
配管する新管3bを、前日配管された新管3aと接続し
ている状態を示す。図2で新管3aの端部から取外した
終端カップ10は、新管3bの端部に取付ける。終端カ
ップ10には、ストッパ8のホース9に接続可能な延長
ホース16を挿入して、新管3b内を軸線方向に通線さ
せる。延長ホース16の先端を、ストッパ8のホース9
の先端と接続した後で、新管3a,3b間を電気融着
(以下「EF」と略称する)継手17に通電して接続す
る。ホース9と延長ホース16との接続部は、ワンタッ
チ式で、しかも外径がホース9の外径より大きくならな
いように構成されている。新管3a,3bは、ポリエチ
レンなどの熱可塑性合成樹脂製であるので、EF継手1
7を通電加熱することによって、接合部を融着させるこ
とができる。EF継手17による接続が終了すると、圧
力操作ユニット14を操作してストッパ8を収縮させ
る。
【0020】図4は、ストッパ8を収縮させた後、終端
カップ10外から延長ホース16を引っ張って、ストッ
パ8を新管3aから3bへ軸線方向に移動させる状態を
示す。ストッパ8が、新管3b内を8aの位置から8b
に移動し、さらに終端カップ10の付近まで移動すれ
ば、ストッパ8と終端カップ10との位置関係が、図1
と同様となる。延長コード16を外して、終端カップ1
0の先端に、蓋体11を装着すれば、その日の作業を終
了させることができる。
【0021】最終日には、図4に示すようにストッパ8
bの位置から終端カップ10に近い位置まで引き寄せ、
新管3bの外方にバッグ孔用のサドルを融着させ、挿入
孔を穿孔してガスバッグを挿入し、新管3b内を気密に
閉塞させた後、終端カップ10およびストッパ8を取外
す。旧管2c側のキャップ12も取外し、新管3bと旧
管2cとの間で、図1に示すようなトランジション継手
7およびスリーブ6を用いる接続を行う。
【0022】図5は、図1に示す第1日目の作業手順を
より詳細に示す。ステップa0から手順を開始し、ステ
ップa1では、掘削延長範囲L2を掘削する。ステップ
a2では、旧管2aにガスバッグ5aを挿入して、ガス
を遮断し、入替え範囲L1の旧管を切断する。なお、旧
管に支供管が接続されているときには、先に取外してお
く。ステップa3では、切断された旧管を撤去する。ス
テップa2およびa3は第1除去工程に相当する。ステ
ップa4では、第1接続工程として、撤去された旧管に
入替える新管3を旧管2aに接続するため、スリーブ6
およびトランジション継手7を旧管2aの端部に取付け
る。ステップa5では、新管3の一端をトランジション
継手7に挿入し、通電して融着させる連絡工事を行う。
【0023】次にステップa6で、挿入工程として、新
管3の他端側にストッパ8を挿入してセットする。ステ
ップa7では、第1封止工程として、ストッパ8に気体
を給排するホース9を外部に引出した状態で、終端カッ
プ10を取付ける。ホース9の先端は、蓋体11をかぶ
せて封止し、保護する。ステップa8では、旧管2a内
のガスバッグ5aを収縮させて、都市ガスを新管3内に
導き、終端カップ10の接続口13に放散管を接続して
新管3内の空気抜きを行い、適時管内のガスをバッグ等
で採取して点火試験を行い、新管3内の空気が都市ガス
によって置換されたか否かを判断する。新管3内の空気
が都市ガスによって置換されたと判断された後は、ステ
ップa9で接続口13を閉じ、発泡剤を外部に塗布して
都市ガスの漏洩検査を行う。ステップa10では、ステ
ップa3で撤去された旧管に支供管へ連絡がある場合
に、新たな新管3に接続する連絡替えを行う。次にステ
ップa11で、ステップa1で掘削した部分の埋戻しを
行い、第1日目の入替え工事を終了する。
【0024】図6は、図2〜図4に示した第2日目以降
の作業手順を示す。ステップb0から手順を開始し、ス
テップb1ではその日の掘削延長部分L2を掘削し、ス
テップb2で残存している旧管2bの端部にガスバッグ
5bを挿入して膨張させて気密閉塞させ、旧管2bの管
部を切断する。ステップb3では、切断された旧管を撤
去し、旧管末部である旧管2bの端面にキャップ12を
装着してガス遮断を行う。ステップb2およびb3は、
第2除去工程に相当する。ステップb4では先の旧管末
部である旧管2bの端面にキャップ12を装着してガス
遮断を行う。ステップb4以降では、図2に示すよう
に、圧力操作ユニット14からストッパ8に空気を送り
込み、ストッパ8を膨張させて新管3aの端部を気密に
閉塞し、ステップb5で終端カップ10を取外す。
【0025】ステップb6では、撤去された旧管2bに
入替える新管3bの配管を行う。ステップb7では、延
長ホース16を新管3b内に通線させる。延長ホース1
6の先端をストッパ8のホース9の先端に接続する装着
工程を行った後、ステップb8では、第2接続工程とし
て、EF継手17を融着させて連絡工事を行う。新管3
a,3bが、図3に示すように連絡された後、ステップ
b9では第2封止工程として、新管3bの端部に終端カ
ップ10を取付ける。ステップb10では、終端カップ
10を装着した新管3bの端部の気密試験を行い、気密
性が確認されれば、ステップb11で、終端カップ10
の接続口13から空気抜きを行い、点火試験で空気が都
市ガスに置換されることが確認されるまで続ける。
【0026】次にステップb12では、ストッパ8内の
空気を圧力操作ユニット14によって排出させ、ストッ
パ8を収縮させて新管3aの端部の気密閉塞状態を解除
する。延長ホース16を軸線方向に引っ張ると、新管3
aから新管3b内に、ストッパ8を移動させることがで
きる。ストッパ8を、図4に示すように8aの位置から
8bを経て終端カップ10付近まで移動させた後、ステ
ップb13では、延長ホース16を外して、蓋体11で
ホース9の取出部を封止し、漏洩試験を行う。都市ガス
の漏洩がなければ、ステップb14で支供管連絡替えを
行い、ステップb15で掘削個所を埋戻しし、その日の
作業を終了する。
【0027】図7は、最終日の作業手順を示す。ステッ
プc0からステップc3までは、図6のステップb0か
らステップb3までと同様の手順を行う。ステップc4
では、入替えを行わないで残存させる旧管2c内にガス
バッグ5bを挿入し、ガス遮断を行う。ステップc5で
は、新管3bの先端から終端カップ10を取外す。ステ
ップc6では、ストッパ8を収縮させて引き出す。ステ
ップc7では、ステップc3で撤去された旧管に対応す
る新管を配管する。ステップc8では、新管を電気融着
によって接続する融着連絡工事を行う。次にステップc
9では、空気抜きを行って点火試験を行い、新管内の空
気が都市ガスによって置換されるのを確認する。ステッ
プc10,c11,c12は、図5のステップa9〜a
11または図6のステップb13〜b15と同等であ
る。
【0028】図8は、終端カップ10の構造を示す。終
端カップ10のケーシング20の軸線20aは、終端カ
ップ10を装着する管の軸線と一致させる。終端カップ
10内には、ストッパ8のホース9や延長ホース16を
軸線20a方向に案内するための案内筒21が設けられ
る。案内筒21の軸線20a方向の両側には、シール部
材22,23がそれぞれ設けられる。シール部材22,
23は、ゴムのような弾性体で形成され、リップ部の先
端でホース9または延長ホース16の外周に密着して、
封止することができる。ホース9または延長ホース16
は、軸線20a方向に変位可能となり、しかも外周面は
シール部材22,23によって気密に封止される。シー
ル部材22,23によって気密に封止されるホース8ま
たは延長ホース16は、ケーシング20の軸線20a方
向の先端に設けられる取出部24から外部に引き出すこ
とができる。取出部24には、前述の蓋体11を被せ
て、さらに気密に封止することもできる。ケーシング2
0には、前述の接続口13も設けられ、キャップ25を
装着して封止状態とすることも可能である。キャップ2
5を取外せば、接続口13にガス放散管を装着して空気
抜きや点火試験を行うこともできる。ガス放散管は、脱
臭装置付のものを使用することが好ましい。また、図1
に破線で示すように旧管と連絡させる際に接続口13を
使用することもできる。ケーシング20の軸線20a方
向基端側には、フランジ26が設けられ、終端カップ1
0を管の端部に装着する際に使用する。
【0029】図9は、図3に示すような状態への延長ホ
ース16の通線作業に好適に用いることができる通線具
としてのワイヤの構成を示す。FRP製ワイヤ30は、
回転可能なリール31に巻き付けられた状態で準備さ
れ、先端には、ホースグリップ32が取付けられる。こ
のようなFRP製ワイヤ30は、直管および45°以下
のエルボあるいは45°以下のエルボ複数個に対して用
いることができる。
【0030】図10は、本発明の他の実施形態による通
線具として、ばね式ワイヤ40に巻き付けて準備してい
る状態を示す。ばね式ワイヤ40の先端には、ガイドボ
ール42が装着され、90°エルボまたはチーズ等にお
ける90°曲がり部などが複数個用いられる場合の通線
に使用される。
【0031】図11は、図9の実施形態のFRP製ワイ
ヤ30が新管3内を貫通し、先端が突出している状態を
示す。このFRP製ワイヤ30の先端部には、ねじが切
られており、ホースグリップ32を容易に着脱可能とな
っている。
【0032】図12は、FRP製ワイヤ30の先端にホ
ースグリップ32を装着した状態と、ホース9の先端と
を並べて示す。ホースグリップ32は、網状であり、図
13に示すように延長ホース16の先端にかぶせること
ができる。図14は、FRP製ワイヤ30を新管3の他
方側からFRP製ワイヤ30をリール31で巻き取り、
ホースグリップ32で延長ホース16の先端を新管3内
に引き込む状態を示す。図10に示すばね式ワイヤ40
を用いる場合も、同様にガイドボール42にホースグリ
ップ32を装着して、延長ホース16の引き込みを行う
ことができる。
【0033】従来、新管3内への延長ホース16の通線
は、針金等を用いて行っている。しかしながら、新管3
は、PE管などの合成樹脂管で、針金によって傷が付
き、PE管の長期寿命を損なってしまうおそれがある。
また、新管3の管長が長いときには、針金を用いて通線
させることが困難である。PE管を新管3として用いる
と、掘削孔外で突き合わせ接合によって長延長の新管と
して組立てることができ、一定の長さずつ組立てる鋳鉄
管の場合とは異なる。さらには、90°エルボなどの異
形管継手への通線も困難である。
【0034】図9に示すFRP製ワイヤ30や図10に
示すばね式ワイヤ40を用いると、PE管内へ傷が付か
ない状態で、しかも長延長の管への通線も可能となり、
さらにばね式ワイヤ40ではエルボやチーズなどの異型
管継手を複数個用いても通線可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ストッパ
を有効に使用して管内部の気密閉塞を行いながら、入替
えを効率よく行うことができる。管端封止装置を管に装
着した状態で、ストッパのホースを引張って、管内での
ストッパの移動を行うことができるので、管端封止装置
の着脱回数を減少させ、作業の簡易化を図ることができ
る。
【0036】また本発明によれば、鋳鉄管から合成樹脂
管への入替えを、効率よく行うことができる。
【0037】また本発明によれば、合成樹脂管の接続
を、電気融着継手を用いて効率よく行うことができる。
【0038】さらに本発明によれば、旧管を新管に入替
える工事の際に、新管の端部に装着する管端封止装置
が、管内部で移動可能で、流体を供給して膨張させるこ
とによって管内を気密閉塞させるストッパのホースを気
密に引出すことができるので、ストッパの移動の際に取
外す必要はなく、効率的な作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の入替え工事の第1日目
終了の状態を示す簡略化した斜視図である。
【図2】図1の実施形態で、入替え工事の第2日目以降
の段階を示す簡略化した斜視図である。
【図3】図1の実施形態で、入替え工事の図2に続く段
階を示す簡略化した斜視図である。
【図4】図1の実施形態で、入替え工事の図3に続く段
階を示す簡略化した斜視図である。
【図5】図1〜図4の実施形態の、第1日目の作業手順
を示すフローチャートである。
【図6】図1〜図4の実施形態で、第2日目以降の作業
手順を示すフローチャートである。
【図7】図1〜図4の実施形態で、最終日の作業手順を
示すフローチャートである。
【図8】図1〜図4の実施形態で、新管の端部に装着す
る終端カップ10の構造を示す断面図である。
【図9】図1〜図4に示す実施形態で、新管内に延長ホ
ース16を通線する際に用いる通線具を示す斜視図であ
る。
【図10】本発明の実施の他の形態による通線具を示す
斜視図である。
【図11】図9の通線具を新管3に通線した状態を示す
斜視図である。
【図12】図9の実施形態の通線具の先端に設けるホー
スグリップ32と、延長ホース16の先端とを示す斜視
図である。
【図13】図12に示すホースグリップ32を延長ホー
ス16の先端に装着している状態を示す斜視図である。
【図14】図13に示す延長ホース16の先端にホース
グリップ32を装着した状態で、新管3内に延長ホース
16を引き込む状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 都市ガス導管 2a,2b,2c 旧管 3a,3b,3c 新管 4a,4b,4c 挿入孔 5a,5b ガスバッグ 6 スリーブ 7 トランジション継手 8 ストッパ 9 ホース 10 終端カップ 11 蓋体 12 キャップ 13 接続口 14 圧力操作ユニット 15 ポンプ 16 延長ホース 17 EF継手 20 ケーシング 20a 軸線 21 案内筒 22,23シール部材 24 取出口 30 FRP製ワイヤ 32 ホースグリップ 40 ばね式ワイヤ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気体輸送用導管を、複数の期間で、旧管
    から新管に入替える気体輸送用導管の入替工法におい
    て、 第1回目期間では、 入替範囲の一端側で、その期間内で入替えによる除去の
    対象となる旧管部分の両側付近に残存する旧管をそれぞ
    れ気密閉塞した後、除去の対象となる旧管部分の両端を
    切断して除去する第1除去工程と、 残存する旧管部分のうち入替えの対象外の旧管部分の端
    部に、除去対象となる旧管を入替えるための新管の一端
    を接続する第1接続工程と、 新管の他端側に、新管内を移動操作自在で、流体を供給
    して膨張させることによって新管内を気密閉塞可能なス
    トッパを挿入する挿入工程と、 新管の他端を、ストッパへ気体を給排するホースが外部
    に取出可能で、ホース取出部が気密に封止される管端封
    止装置を装着する第1封止工程とを行い、 第2回目以降の途中期間では、 前記入替範囲に残存する旧管のうち、その期間内で入替
    えによる除去の対象となる旧管部分の他端側に残存する
    旧管を気密閉塞した後、除去の対象となる旧管部分の他
    端部側を切断して除去する第2除去工程と、 前記管端封止装置を取外し、除去対象となる旧管を入替
    えるための新管内に、前記ホースを延長するための延長
    ホースを挿入しておき、延長ホースの一端を、前記ホー
    スの先端に装着する装着工程と、 前記延長ホースが挿入された新管の一端を、前記管端封
    止装置を取外した新管の他端に接続する第2接続工程
    と、 前記延長ホースが挿入された新管の他端へ、前記管端封
    止装置を前記延長ホースを外部に取出す状態で装着する
    第2封止工程と、 前記延長ホースを、前記ストッパへ流体を給排するホー
    スの先端が前記管端封止装置から予め定める長さ引出さ
    れるまで引張り、ストッパへ流体を供給して、管端封止
    装置付近の新管内を気密閉塞させるストッパ移動工程と
    を繰返して行い、 最終の期間では、前記第2除去工程、前記装着工程およ
    び前記第2接続工程を行った後、前記第2封止工程で前
    記管端封止装置を前記新管に装着する際に、ガスバッグ
    が挿入可能な穿孔のための補強部材を装着しておき、 前記延長ホースを引張ってストッパを前記補強部材の位
    置よりも前記入替範囲の他端側に移動させた後、前記補
    強部材の位置で穿孔して、ガスバッグを新管内に挿入
    し、膨張させて気密閉塞させ、 新管と旧管との接続を行うことを特徴とする気体輸送用
    導管の入替工法。
  2. 【請求項2】 前記旧管は鋳鉄管であり、 前記新管は合成樹脂管であることを特徴とする請求項1
    記載の気体輸送用導管の入替工法。
  3. 【請求項3】 前記第1接続工程および第2接続工程で
    は、電気融着継手を用いて管の接続を行うことを特徴と
    する請求項2記載の気体輸送用導管の入替工法。
  4. 【請求項4】 気体輸送用導管の入替工事の際に、導管
    の一端に装着され、導管内を軸線方向に移動可能で、流
    体を送込んで膨張させることによって導管内を気密閉塞
    可能なストッパに、流体を給排するためのホースが挿通
    される管端封止装置であって、 ホースを軸線方向に案内する案内筒と、 案内筒の軸線方向両端に設けられ、ホースの外周面と接
    触して気密に封止する封止部材と、 ホースの取出部の周囲に装着可能で、装着時にはホース
    の取出部周囲を気密に封止する蓋体とを含むことを特徴
    とする管端封止装置。
JP9287201A 1997-10-20 1997-10-20 気体輸送用導管の入替工法および管端封止装置 Pending JPH11125368A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007198524A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Tokyo Gas Co Ltd ガスパージ装置及びガスパージ方法
CN103016893A (zh) * 2011-09-21 2013-04-03 中国建筑第七工程局有限公司 长输天然气管道带压开孔封堵施工方法
CN109506071A (zh) * 2019-01-11 2019-03-22 东莞新奥燃气有限公司 一种燃气输送管道的不停输封堵方法
CN110185933A (zh) * 2019-06-24 2019-08-30 华元创展(香港)有限公司 管道油品改迁系统及方法

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