JPH11125283A - ディスクブレーキ用ディスクロータ - Google Patents

ディスクブレーキ用ディスクロータ

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JPH11125283A
JPH11125283A JP28985097A JP28985097A JPH11125283A JP H11125283 A JPH11125283 A JP H11125283A JP 28985097 A JP28985097 A JP 28985097A JP 28985097 A JP28985097 A JP 28985097A JP H11125283 A JPH11125283 A JP H11125283A
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Yuji Handa
雄士 半田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温から異常高温の広範な温度領域において
常に正常な制動効力を発揮すると共に、鳴きの発生を防
止し得るディスクブレーキ用ディスクロータを提供す
る。 【解決手段】 金属製のディスクロータ本体25の摩擦
面26に開口する保持孔27に、ディスクロータ本体2
5に比して熱膨張率が小であり、且つ摩擦係数が大であ
る摩擦部材28を保持させる。この摩擦部材28は、デ
ィスクロータ本体25の低温時にはその摩擦面26より
突出し、通常使用温度時にはディスクロータ本体25の
摩擦面と略面一となり、異常高温時にはディスクロータ
本体25の摩擦面26に没入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、自動二輪
車等に装備されるディスクブレーキに用いるディスクロ
ータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のディスクロータは、全体を鋳鉄製
としたもの(例えば、特開平4−15328号公報参
照)や、軽金属又は軽合金鋳物からなるディスクロータ
本体の表面に、その表面より常時突出する金属製摩擦部
材を埋設してなるもの(特開昭58−152945号公
報参照)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の何れのもの
も、早朝時など、車両の発進直後の制動時に、ディスク
ロータの摩擦面に付着した水分による効力異常(モーニ
ング エフェクト)や鳴きが生ずることがある。特に、
ディスクロータの摩擦面に圧接する摩擦パッドの低温時
(50°C以下)では、パッド成分が溶けず、ディスク
ロータの摩擦面への移着が少ないため、制動効力が低下
することがある。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、低温から異常高温の広範な温度領域において常に
正常な制動効力を発揮すると共に、鳴きの発生を防止し
得る、ディスクブレーキ用ディスクロータを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、金属製のディスクロータ本体の、摩擦パ
ッドが摺擦する摩擦面に保持孔を開口し、この保持孔
に、ディスクロータ本体に比して熱膨張率が小であり、
且つ摩擦係数が大である摩擦部材を保持させ、この摩擦
部材が、ディスクロータ本体の低温時にはその摩擦面よ
り突出し、通常使用温度時にはディスクロータ本体の摩
擦面と略面一となり、異常高温時にはディスクロータ本
体の摩擦面に没入するようにしたことことを第1の特徴
とする。
【0006】而して、ディスクロータ本体の低温状態
(50°C未満)では、ディスクロータ本体と摩擦部材
との熱膨脹率の差により、摩擦部材は、ディスクロータ
本体の摩擦面から所定量突出した状態となるので、制動
時、摩擦パッドは摩擦部材との摺擦となる。この摩擦部
材は、ディスクロータ本体の摩擦面よりも摩擦係数が大
であるから、早朝時など、その表面に水分が付着してい
ても、比較的安定した摩擦特性を発揮することができ、
したがって、ディスクロータ本体の摩擦面に付着した水
分に起因する効力異常や鳴きの発生を防ぐことができ
る。
【0007】ディスクロータ本体の通常使用温度状態
(50〜200°C未満)では、ディスクロータ本体が
摩擦部材より大きく熱膨脹することにより、その摩擦面
と摩擦部材の表面とが略面一となる。その結果、摩擦パ
ッドはディスクロータ本体と摩擦部材との摺擦となり、
通常通りの制動効力を発揮することができる。しかも、
摩擦部材はディスクロータ本体により過剰摩耗が阻止さ
れる。
【0008】ディスクロータ本体の異常高温状態(20
0°C以上)では、ディスクロータ本体の更なる熱膨脹
により、摩擦部材の表面は、ディスクロータ本体の保持
孔内に没入するため、摩擦パッドはディスクロータ本体
の摩擦面のみとの摺擦となる。その結果、保持孔の開口
縁により摩擦パッドの摩擦面の引っ掻き作用により、該
摩擦面を正常に保ち、フェード現象による制動効力の低
下を回避することができる。その上、摩擦部材を高温摩
擦より保護することができる。
【0009】また本発明は、上記特徴に加えて、前記摩
擦部材を、フェノール樹脂を基材として成形したことを
第2の特徴とする。
【0010】而して、フェノール樹脂を基材とした摩擦
部材は、その比重が金属製のディスクロータ本体より遙
かに小さいから、この摩擦部材をディスクロータ本体に
多数埋設することにより、ディスクロータの軽量化を図
ることができる。しかも、この摩擦部材は、ディスクロ
ータ本体と固有振動数を異にするので、制動時、ディス
クロータ本体に対する制振効果を発揮することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて以下に説明する。
【0012】先ず、図1ないし図5により本発明の第1
実施例について説明する。
【0013】図1は車両用ディスクブレーキの平面図、
図2は図1の2−2線断面図、図3はディスクロータの
低温状態での縦断面図、図4はディスクロータの通常温
度状態での縦断面図、図5ディスクロータの高温状態で
の縦断面図である。
【0014】図1及び図2において、キャリパボディC
aは、図示しない車輪と共に回転するディスクロータD
を間に置いて対向する左右一対の第1及び第2腕部
1 ,1 2 と、ディスクロータDを跨いで両腕部11
2 の両端同士を一体に連結する前後一対の第1及び第
2ブリッジ部21 ,22 とからなっている。その第1腕
部11 には、ディスクロータDの中心側へ延出する支持
腕4が一体に形成されており、この腕部4が車輪支持部
材(図示せず)にボルトで固着される。
【0015】両ブリッジ部21 ,22 間には窓孔3が画
成され、この窓孔3を通して第1及び第2摩擦パッドP
1 ,P2 が第1及び第2腕11 ,12 とディスクロータ
Dとの各間に挿入される。これら摩擦パッドP1 ,P2
の各裏板5の前後両端を支承するトルク支承部6a,6
bが両腕部11 ,12 にそれぞれ設けられる。また両腕
部11 ,12 の上面には、ピン孔8を有するボス71
2 が突設され、またこれらに対応して両摩擦パッドP
1 ,P2 の各裏板5にもピン孔10を有するボス9が形
成されており、これらボス71 ,72 ,9のピン孔8,
10に挿通されるハンガーピン11により、摩擦パッド
1 ,P2 はディスクロータDの軸方向へ摺動自在に支
持される。ハンガーピン11は、その一端に形成された
膨大頭部11aと、他端に装着される割ピン12とによ
り上記ピン孔8,10からの抜止めが図られる。
【0016】第1及び第2腕部11 ,12 には、ディス
クロータDの周方向に並ぶ各一対の第1及び第2油圧シ
リンダ141 ,141 ;142 ,142 が各腕部11
2の内側面に開口するように設けられ、これらに第1
及び第2摩擦パッドP1 ,P 2 の各裏板5を押圧し得る
第1及び第2ピストン151 ,151 ;152 ,15 2
がそれぞれ摺動自在に装着される。対をなす油圧シリン
ダ141 ,141 ;142 ,142 は、それらの底部に
おいて連通孔18を介してそれぞれ互いに連通される。
また第1ブリッジ部21 側の第1及び第2油圧シリンダ
の141 ,14 2 は、第1ブリッジ部21 に穿設された
連通油路22を介して互いに連通される。
【0017】キャリパボディCaは、第1及び第2ブリ
ッジ部21 ,22 の中央部でディスクロータDの回転面
と平行な分割面20をもって、第1腕部11 側の第1キ
ャリパ半体C1 と第2腕部12 側の第2キャリパ半体C
2 とに分割される。そして、両キャリパ半体C1 ,C2
は、第1及び第2ブリッジ21 ,22 において分割面2
0を貫通する第1及び第2連結ボルト211 ,212
より互いに結合される。こうしてブレーキキャリパCが
構成される。
【0018】また両キャリパ半体C1 には、油圧シリン
ダ141 に連なる入力ポート23が設けられ、これに図
示しないマスタシリンダの出力ポートから延出する油圧
導管が接続される。
【0019】図2ないし図5に示すように、ディスクロ
ータDは、図示しない車輪に固着される取付けボス部2
5aと、前記第1及び第2摩擦パッドP1 ,P2 間に挿
入されるディスク部25bとを一体に鋳造してなる鋳鉄
製のディスクロータ本体25を備え、そのディスク部2
5bの左右両摩擦面26,26は、第1及び第2摩擦パ
ッドP1 ,P2 と摺擦するようになっている。そのディ
スク部25bには、それを軸方向に貫通する多数の保持
孔27が穿設される。これら保持孔27は、ディスク部
25bの半径線に対し適当角度傾斜した多数の線上に沿
って複数宛(図示例では3個宛)配列される。またこれ
ら保持孔27は、その内周面に環状の係止溝27aを持
っている。そして各保持孔27には、それを充填するよ
うにして、摩擦部材28が保持され、その一部が前記係
止溝27aに入り込むことにより、摩擦部材28の保持
孔27からの離脱が阻止される。
【0020】各摩擦部材28は、基材であるフェノール
樹脂に、少なくともアルミドファイバ、セラミックファ
イバ、金属ファイバを配合してなる摩擦材に、少なくと
も硫酸バリウム、水酸化カルシウム、カシュウダストを
含む充填材を複合して成形したものであって、その熱膨
脹率は、ディスクロータ本体25のそれより小さく設定
される。 而して、各摩擦部材28は、ディスク部25
bの低温時(50°C未満)には、その摩擦面26より
突出し、通常使用温度時(50〜200°C未満)に
は、ディスク部25bの摩擦面26と略面一となり、異
常高温時(200°C以上)には、ディスク部25bの
摩擦面26に没入するようになっているディスク部25
bの低温時、その摩擦面26からの摩擦部材28の突出
量は、30〜50μmと設定することが望ましい。
【0021】次に、この実施例の作用について説明す
る。
【0022】図示しないマスタシリンダを作動してブレ
ーキキャリパCの入力ポート23に油圧を供給すると、
その油圧は第1油圧シリンダ141 ,141 に伝達する
と同時に、連通油路22を経て第2油圧シリンダ1
1 ,142 にも伝達し、第1及び第2ピストン1
1 ,151 ;152 ,152 を前進させて第1及び第
2摩擦パッドP1 ,P2 を、図示しない車輪と共に回転
するディスクロータDに圧接させるので、その間に生じ
る摩擦力によりディスクロータD、したがって車輪を制
動することができる。
【0023】ところで、ディスクロータ本体25のディ
スク部25bの低温時(50°C未満)では、前述のデ
ィスクロータ本体25と摩擦部材28との熱膨脹率の差
により、摩擦部材28は、ディスク部25bの摩擦面か
ら所定量突出した状態となるので、制動時、摩擦パッド
1 ,P2 は摩擦部材28との摺擦となる。この摩擦部
材28は、鋳鉄製ディスクロータ本体25の摩擦面26
よりも摩擦係数が大であるから、早朝時など、その表面
に水分が付着していても、比較的安定した摩擦特性を発
揮することができ、したがって、ディスク部25bの摩
擦面に付着した水分に起因する効力異常や鳴きの発生を
防ぐことができる。
【0024】制動の繰返しにより、ディスクロータ本体
25のディスク部25bが通常使用温度(50〜200
°C未満)まで昇温すると、ディスク部25bが摩擦部
材28より大きく熱膨脹することにより、その摩擦面2
6と摩擦部材28の表面とが略面一となる。その結果、
摩擦パッドP1 ,P2 はディスク部25bと摩擦部材2
8との摺擦となり、通常通りの制動効力を発揮すること
ができる。しかも、摩擦部材28はディスク部25bに
より過剰摩耗が阻止されるので、その耐久性を維持する
ことができる。
【0025】ディスクロータ本体25のディスク部25
bが異常高温(200°C以上)の状態まで更に昇温す
ると、ディスク部25bの更なる熱膨脹により、摩擦部
材28の表面は、ディスク部25bの保持孔27に没入
して、その摩擦面26より低くなるため、摩擦パッドP
1 ,P2 はディスク部25bの摩擦面26のみとの摺擦
となる。その結果、保持孔27の開口縁により摩擦パッ
ドP1 ,P2 の摩擦面の引っ掻き作用により、該摩擦面
を正常に保ち、フェード現象による制動効力の低下を回
避することができる。その上、摩擦部材28を高温摩擦
より保護して、その耐久性を維持することができる。
【0026】また、摩擦部材28はフェノール樹脂を基
材としたもので、その比重はディスクロータ本体25の
それより遙かに小さいから、この摩擦部材28をディス
ク部25bに多数埋設することにより、ディスクロータ
Dの軽量化に大いに寄与し得る。さらに、この摩擦部材
28は、ディスクロータ本体25と固有振動数を異にす
るので、制動時、ディスクロータ本体25に対する制振
効果を発揮することができ、これによって鳴きの防止を
更に図ることができる。
【0027】図6は、本発明の第2実施例を示すもの
で、ディスク部25bに形成される保持孔27を、ディ
スク部25bの周方向に延びる長孔とし、これに同形の
摩擦部材28を嵌合保持させた点を除けば、前実施例と
同様の構成であり、図中、前実施例との対応部には、同
一の参照符号を付して、その説明を省略する。
【0028】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。例えば、ディスク部25bの各摩擦面26
に、保持孔27としての凹部を形成し、これに摩擦部材
28を嵌合保持させることもできる。また本発明は、ブ
レーキキャリパを車輪支持部材に摺動自在に取付けた反
力式ディスクブレーキに適用し得ることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、金属製のディスクロータ本体の、摩擦パッドが摺擦
する摩擦面に保持孔を開口し、この保持孔に、ディスク
ロータ本体に比して熱膨張率が小であり、且つ摩擦係数
が大である摩擦部材を保持させ、この摩擦部材が、ディ
スクロータ本体の低温時にはその摩擦面より突出し、通
常使用温度時にはディスクロータ本体の摩擦面と略面一
となり、異常高温時にはディスクロータ本体の摩擦面に
没入するようにしたので、ディスクロータ本体の低温状
態での制動時には、摩擦パッドが摩擦係数の大なる摩擦
部材との摺擦となり、早朝時など、その表面に水分が付
着していても、比較的安定した摩擦特性を発揮して、効
力異常や鳴きの発生を防ぐことができる。またディスク
ロータ本体の通常使用温度時には、ディスクロータ本体
の摩擦面と摩擦部材の表面とが略面一となることによ
り、摩擦パッドがディスクロータ本体及び摩擦部材の両
者との摺擦となり、通常通りの制動効力を発揮すること
ができ、しかも、摩擦部材の過剰摩耗をディスクロータ
本体の摩擦面により阻止し、その耐久性を維持すること
ができる。さらに、ディスクロータ本体の異常高温時に
は、摩擦部材の表面が、ディスクロータ本体の保持孔内
に没入するすることにより、保持孔の開口縁による摩擦
パッドの摩擦面の引っ掻き作用により、該摩擦面を正常
に保ち、フェード現象による制動効力の低下を回避する
ことができる。その上、摩擦部材を高温摩擦より保護し
て、その耐久性を維持することができる。
【0030】また本発明の第2の特徴によれば、前記摩
擦部材を、フェノール樹脂を基材として成形したので、
摩擦部材の比重は金属製のディスクロータ本体より遙か
に小さく、これをディスクロータ本体に多数埋設するこ
とにより、ディスクロータの軽量化を図ることができ
る。しかも、この摩擦部材は、ディスクロータ本体と固
有振動数を異にするので、制動時、ディスクロータ本体
に対する制振効果を発揮して、鳴きの防止を更に図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るディスクロータを備
えたディスクブレーキの一部縦断平面図。
【図2】図1の2−2線断面図。
【図3】図2の3−3線断面図で、ディスクロータの低
温状態を示す。
【図4】図3と同様の断面図で、ディスクロータの通常
使用温度状態を示す。
【図5】図3と同様の断面図で、ディスクロータの異常
高温状態を示す。
【図6】本発明の第2実施例に係るディスクロータを備
えたディスクブレーキの一部縦断平面図。
【符号の説明】
D・・・・・ディスクロータ P1 ,P2 ・・・摩擦パッド 25・・・・ディスクロータ本体 26・・・・摩擦面 27・・・・保持孔 28・・・・摩擦部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製のディスクロータ本体(25)
    の、摩擦パッド(P1,P2 )が摺擦する摩擦面(2
    6)に保持孔(27)を開口し、この保持孔(27)
    に、ディスクロータ本体(25)に比して熱膨張率が小
    であり、且つ摩擦係数が大である摩擦部材(28)を保
    持させ、この摩擦部材(28)が、ディスクロータ本体
    (25)の低温時にはその摩擦面(26)より突出し、
    通常使用温度時にはディスクロータ本体(25)の摩擦
    面と略面一となり、異常高温時にはディスクロータ本体
    (25)の摩擦面(26)に没入するようにしたことを
    特徴とする、ディスクブレーキ用ディスクロータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 前記摩擦部材(28)を、フェノール樹脂を基材として
    成形したことを特徴とする、ディスクブレーキ用ディス
    クロータ。
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JP2006070959A (ja) * 2004-08-31 2006-03-16 Daiwa House Ind Co Ltd ブレーキ装置
CN104006097A (zh) * 2014-04-29 2014-08-27 宁国市日格美橡塑制品有限公司 一种辅助刹车摩擦盘

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