JPH01255729A - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents

車両用ディスクブレーキ

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JPH01255729A
JPH01255729A JP63082690A JP8269088A JPH01255729A JP H01255729 A JPH01255729 A JP H01255729A JP 63082690 A JP63082690 A JP 63082690A JP 8269088 A JP8269088 A JP 8269088A JP H01255729 A JPH01255729 A JP H01255729A
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JP
Japan
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pad
support arm
friction
disc rotor
disc
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JP63082690A
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Yoshito Hanasato
花里 吉人
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Nissin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両用ディスクブレーキに係り、特に、ディ
スクロータと摺接する摩擦パッドの引摺りと空走時のガ
タ付きとを防止するパッドスプリングに関するものであ
る。
〔従来の技術〕
キャリパのシリンダ孔に内挿したピストンを押動じて、
ディスクロータを挟んで対向配置される一対の摩擦バー
・ド2ディスクロータの制動面に押圧するディスクブレ
ーキにあっては、ディスクロータの外周を跨ぐキャリパ
のブリッジ部と摩擦バッドの裏板間に、パッドスプリン
グを装着したものかあり、この種従来例としては、例え
ば実公昭59−23870号公報に示されるものがある
この技(fiは、ディスクロータの外周を跨いでキャリ
パの両側に配設されるブラケットの一対の支)4腕に、
キキ・リバをディスク軸方向に案内するスライドピンが
支持され、各支持腕の摩擦パッド側に形成したディスク
軸と平行な係止段部に、摩擦パッドのit両側部に突設
した吊下げ片を係止してIIjtaバッドが吊り下げ支
持されており、ディスクロータの外周を跨ぐキャリパの
ブリッジ部と摩擦パッドの裏板間には、摩擦パッドをデ
ィスクロータの内径側へ弾発して、空走時のガタ付きを
防11するパッドスプリングがSAWされている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述のII擦パッドには、制動解除時に
ディスクロータから離間する戻し力がないばかりか、パ
ッドスプリングが裏板の上面のみを押動するため、制動
解除時の抵抗となってIIJ擦パッドが傾き、摩擦パッ
ドのライニングがディスクロータに引摺られて、偏摩耗
を生じる原因となっていた。
そこで本発明は、l!j[パッドのガタ付き防止はもと
より、非J、II動時の摩擦パッドを強制的に引戻して
、ライニングの偏摩耗を防止できるパッドスプリングを
備えた車両用ディスクブレーキを提供することを目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上述の目的を’>2成するため、ディスクロ
ータを挟んで対向配置される摩擦パッドの裏板側部に吊
下げ片を突設し、該吊下げ片をディスクロータを跨ぐブ
ラケットの支持腕に係止した車両用ディスクブレーキに
おいて、前記支持腕の摩擦パッド側面にディスク軸と平
行なスライド凹部を設けて、該スライド凹部に前記裏板
の吊下げ片を係止し、裏板の側部を支持腕の摩擦パッド
側面に当接支持すると共に、両裏板の同側部に、ディス
クロータを跨いで、両摩擦パッドを非制動方向とディス
クロータの外周方向へ弾発するパッドスプリングの両端
部を係止している。
キャリパの支持腕には、パッドスプリングの支持腕側面
を支承して該パッドスプリングにディスクロータ外周側
への弾発力を付与する受け片と、スライド凹部に嵌合し
て裏板の吊下げ片を支持する]字形のリテーナ部と、支
持腕の摩擦パッド側面で裏板の側部を当接支持するυチ
ーナ片とを備えたリテーtを取付けすると好ましく、更
にこのリテーナには、パッドスプリングのディスクロー
タ外周側を】う覆い部を設けるとよい。
(作 用) −F記の構成によれば、摩擦パッドは、パッドスプリン
グの非制動方向の弾発力にて、ディスクロータのf、l
J iIt面から離間する方向へ強vj的に付勢され、
またディスクロータ外周側の弾発力にて、裏板の吊−ト
げ片が、スライド凹部またはこれに嵌合されるリテーナ
部のディスクロータ外周側面と当接して、空走時のガタ
付きが防止される。
υ1勤時に摩擦パッドに生じるディスク周方向のイリ勅
トルクは、裏板の側部と支持腕の摩擦パッド側面との当
接により支持され、またディスクロータの半径方向に生
じる制動トルクは、パッドスプリングのディスクロータ
外周側の弾発力にて付勢される吊下げ片とスライド凹部
またはリテーナ部との当接によって支持される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を、第1図乃至第8図に基づい
て説明する。
ディスクブレーキ1は、車体に固設されるプラケッ1−
2の支持腕2a、2aが、車輪と一体に回転するディス
クロータ3の外周を跨いで配設され、両支持M2a、2
a間には、両側の取付(う腕4a。
4aに固着した各スライドビン5を支持腕2aの挿通孔
2bc挿通して、ディスク軸方向へ移動可能に案内され
るキャリパ4が配設されている。
上記キャリパ4は、シリンダ孔7を備える作用部4bと
、反力型4cを備える反作用部4dとを、ディスクロー
タ3の外周を跨ぐブリッジ部4eで連結したもので、シ
リンダ孔7にはピストン8が内挿され、またディスクロ
ータ3の両側には、−対の摩擦パッド9,9が対向配置
されている。
各II擦バッド9は、ディスクロータ3の制動面3aに
摺接されるライニング10と、該ライニング10が固着
される裏板11とからなっており、裏板11の両側部に
は、外方へ突出する吊下げ片11aと、ブラケット2の
取付部側へ突出するガイド片11bとがそれぞれ設けら
れ、各摩擦パッド9は、両用下げ片11a、11aを、
前記ブラケッ1〜2の各支持腕2aに係止して吊下げ支
持される。
各支持腕2aには、それぞれリテーナ12が取付けされ
、該リテーナ12を介してパッドスプリング13が支持
腕2aに支持されており、該腕2aの摩擦パッド側面2
Cには、スライド凹部2dが、またブラケット2の取付
は側にはガイド凹部2eが、それぞれディスク軸方向に
形成されている。
第6図及び第7図は、上記リテーナ12の詳細を示し、
ディスクロータ外周側の摩擦パッド側面2Cに配設され
るベース部12aの下部中央に係止片12bが、その両
側に一対の脚部12c、12Cが延設され、またベース
部12aの上部には円弧状の覆い部12dが設けられて
いる。
前記各脚部12Gは、口字形のリテーナ部12eと、こ
れに連設される1字形のリテーナ片12fから構成され
、また覆い部12dの先端中央には、受け片12oが垂
設されており、ベース部12aと覆い部126間の両側
には切欠き12h。
12hが形成されている。
バンドスプリング13は、口字形の中間部13aを挟ん
だ一対のコイル部13b、13bの外側に、それぞれ脚
13Cが延設され、その先端側に係止端部13dが折曲
されており、このパッドスプリング13は、コイル部1
3bを、上記リテーナ12の覆い部12d内に配置し、
中間部13aを受け片121に当接させると共に、各脚
13Gを切欠き12i1に挿通して、リテーナ12に仮
止めされるもので、パッドスプリング13の脚13Cに
は、コイル部13bの捩り力にて、第1図に示す弾発力
Aが、切欠き12hに規制される範囲内で付与される。
パッドスプリング13を仮止めしたりテープ12は、係
止片12bを支持腕2aのロータ溝2fに係止し、リテ
ーナ部12eをスライド凹部2dに嵌合すると共に、リ
テーナ片12fを、下部側の/!J擦バッド側面2G及
びガイド凹部2eの底面に配設し、更にリテーナ部12
eとリテーナ片12fの外側に突設した係止爪121を
掛止めして取付けされるもので、受け片12Clは、支
持腕2aの受け而2Qに支持される。
各摩擦バッド9は、裏板11の吊下げ片11aをリテー
ナ12のリテーナ部12eに係止し、ガイド片11bを
ガイド凹部2eに係合して、ブラケット2に吊下げ支持
されるもので、両裏板11゜11に穿設された同側の係
止孔11G、11Gには、パッドスプリング13の係止
端部13d、13dが係止される。
上記の取付けにより、摩擦バッド9には、吊下げ片11
aを矢印B方向に付勢して、リテーナ部12eのディス
クロータ外周側面に当接させるパッドスプリング13の
前記弾発力△(第1図参照)と、コイル部13bにて、
ディスクロータ3の制動面3aから非制動方向へ強制的
に引戻す弾発力C(第3図参照)とが働き、FJ擦バッ
ド9は、両弾発力A、Cにて、ディスクロータ3の空走
時のガタ付きと、引摺りによる偏摩耗とが防止されるる
上記弾発力Cは、ライニング10のフル摩耗時において
も、ピストン8のシール抵抗よりも小さく設定されてお
り、ディスクロータ3の制動面3aとライニング10と
の間に、常に一定の間隙を保てるようにしている。
また、制動時に摩擦バッド9に生じるディスク周方向の
制動トルクは、裏板11のガイド片11bと、支持腕2
aの摩擦パッド側面2Cに設けられるリテーナ12のリ
テーナ片12fとの当接により支持され、ディスクロー
タ3の半径方向に生じる制動i−ルクは、上記弾発力A
にて当接する吊下げ片11aとリテーナ部12eとによ
って支持される。
更に本実流例の効果として、リテーナ12を介装するこ
とにより、パッドスプリング13を仮止めして取付けを
確実に行なえると共に、支持@2aを鋳敢しのまま使用
しても、パッドスプリング13の中間部138は、受け
片12gを介して支持11ff12aの受け面2gに支
持されるので、伸縮作用をm害することがなく、また受
(プ面2Qにもn(nをtjえない。
史に、覆い部12dがパッドスプリング13を1うので
、外部から侵入する石や砂等の付着を防由して円滑な作
動が図れる。
第9図は、リテーナの変形例を示す他の実施例で、本実
施例のリテーナ20は、ベース部12aと覆い部126
間の両側をリブ12jで連結して、その内側に矩形の通
孔12に、12kを形成したもので、リテーナ部12e
を始めとする他の各部は前記実施例と同様に構成されて
いる。
パッドスプリング13は、各脚13Cを通孔12kに図
示の如く挿通して、リテーナ12に脱落なく確実に仮止
めされ、この仮止めにより、新規組付は工程での作業性
の向上が図れ、またパッド交換等のメンテナンス時にお
いても分離しないので紛失や組忘れを生じない。
尚本発明は、リテーナを省略してパッドスプリングを直
接取付けることもでき、またパッドスプリング形状も上
記のみに限定するものでない。
〔発明の効果) 本発明は以上説明したように、ブラケツ1〜の支持腕の
摩擦パッド側面にディスク軸と平行なスライド凹部を設
けて、該スライド凹部にa!家バッド裏板の吊下げ片を
係止し、裏板の側部を支持腕のSSパッド側面に当接支
持させると共に、ディスクロータを挟んで対向する両宍
板の同側部に、ディスクロータを跨いで、両摩擦パッド
を非制動方向とディスクロータの外周方向へ弾発するパ
ッドスプリングの両端部を係止したから、imパッド1
ま、両弾発力にてディスクロータの引摺りによる偏摩耗
と、空走時のガタ付きが防止される。
また、制動時に摩擦パッドに生じるディスク周方向の制
動トルクも、裏板のガイド片と支持腕の摩擦パッド側面
との当接により支持され、またディスクロータの半径方
向に生じる制動トルクは、吊下げ片とガイド凹部との当
接によって支持されるので、確実な制動作用が期待でき
る。
また、パッドスプリングとブラケットとの間にリテーナ
を介装すると、パッドスプリングの取付tjが確実に行
なえると共に、ブラケットを鋳放しのまま使用できる効
果がある。
更に、リテーナにパッドスプリングを覆う覆い部を設け
ると、外部から侵入する石や砂等の付着を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明の一実施例を示し、第1図は
要部拡大断面図、第2図はディスクブレーキの正面図、
第3図は同じく平面図、第4図は半断面背面図、第5図
は第2図のV−V断面図、第6図はリテーナを正面方向
から見た斜視図、第7図は同じく背面方向から見た斜視
図、第8図はパッドスプリングの斜視図、第9図は他の
実施例を示すパッドスプリングとリテーナとの斜視図で
ある。 1・・・ディスクブレーキ  2・・・ブラケット2a
・・・支持腕  3・・・ディスクロータ  3a・・
・f、II動而面 4・・・キャリパ  9・・・摩擦
パッド10・・・ライニング  11・・・裏板  1
1a・・・吊下げ片  11b・・・ガイド片  12
・・・リテーナ12G・・・脚部  12g・・・受け
片  12e・・・リテーナ部  12f・・・リテー
ナ片  13・・・パッドスプリング  13a・・・
中間部  13b・・・コイル部  13c・・・脚 
 13d・・・係止端部特 許 出 願 人 日信工業
株式会社叢9旧 親 手続補正書 昭和63年7月14日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第82690号 2、発明の名称 車両用ディスクブレーキ 3、補正をする者 事件との関係   特許出 願 人 日信工業株式会社 4、代理人 5、補正命令の日付 自発艶出 6、補正により増加する請求項の数 (1)明細書の特許請求の範囲を別紙の通り訂正する。 (2)同書第4頁最下行の「キャリパの支持腕」を「ブ
ラケットの支持腕jと訂正する。 (3)同書第4頁最下行から第5行の「防止されるる。 」を「防止される。」と訂正する。 以  上 [2、特許請求の範囲 1、ディスクロータを挟んで対向配置される摩擦パッド
の裏板側部に吊下げ片を突設゛し、該吊下げ片をディス
クロータを跨ぐブラケットの支持腕に係止した車両用デ
ィスクブレーキにおいて、前記支持腕の摩擦パッド側面
にディスク軸と平行なスライド凹部を設けて、該スライ
ド凹部に前記吊下げ片を係止すると共に、裏板の側部を
支持腕の摩擦パッド側面に当接支持させ、両裏板の同側
部に、ディスクロータを跨いで、両摩擦パッドを非制動
方向とディスクロータの外周方向へ弾発するパッドスプ
リングの両端部を係止したことを特徴とする車両用ディ
スクブレーキ。 2、前記リテーナの支持腕に、パッドスプリングの支持
腕側面を支承して該パッドスプリングにディスクロータ
外周側への弾発力を付与する受け片と、スライド凹部に
嵌合して裏板の吊下げ片を支持するコ字形のリテーナ部
と、支持腕の摩擦パッド側面で裏板の側部を当接支持す
るリテーナ片とを備えたリテーナを取付けしたことを特
徴とする請求項1記載の車両用ディスクブレーキ。 3 リテーナにパッドスプリングのディスクロータ外周
側を覆う覆い部を形成したことを特徴とする請求項2記
載の車両用ディスクブレーキ。」以  上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ディスクロータを挟んで対向配置される摩擦パッド
    の裏板側部に吊下げ片を突設し、該吊下げ片をディスク
    ロータを跨ぐブラケットの支持腕に係止した車両用ディ
    スクブレーキにおいて、前記支持腕の摩擦パッド側面に
    ディスク軸と平行なスライド凹部を設けて、該スライド
    凹部に前記吊下げ片を係止すると共に、裏板の側部を支
    持腕の摩擦パッド側面に当接支持させ、両裏板の同側部
    に、ディスクロータを跨いで、両摩擦パッドを非制動方
    向とディスクロータの外周方向へ弾発するパッドスプリ
    ングの両端部を係止したことを特徴とする車両用ディス
    クブレーキ。 2、キャリパの支持腕に、パッドスプリングの支持腕側
    面を支承して該パッドスプリングにディスクロータ外周
    側への弾発力を付与する受け片と、スライド凹部に嵌合
    して裏板の吊下げ片を支持するコ字形のリテーナ部と、
    支持腕の摩擦パッド側面で裏板の側部を当接支持するリ
    テーナ片とを備えたリテーナを取付けしたことを特徴と
    する請求項1記載の車両用ディスクブレーキ。 3、リテーナにパッドスプリングのディスクロータ外周
    側を覆う覆い部を形成したことを特徴とする請求項2記
    載の車両用ディスクブレーキ。
JP63082690A 1988-04-04 1988-04-04 車両用ディスクブレーキ Expired - Lifetime JPH0681968B2 (ja)

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JPH0681968B2 JPH0681968B2 (ja) 1994-10-19

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Cited By (4)

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