JPH11125072A - 折り戸 - Google Patents

折り戸

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JPH11125072A
JPH11125072A JP9307912A JP30791297A JPH11125072A JP H11125072 A JPH11125072 A JP H11125072A JP 9307912 A JP9307912 A JP 9307912A JP 30791297 A JP30791297 A JP 30791297A JP H11125072 A JPH11125072 A JP H11125072A
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door plate
plate means
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arm
folding door
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Keisuke Adachi
圭介 足立
Makoto Endo
誠 遠藤
Kenichi Iriuchijima
建一 入内島
Kenji Fukuiri
賢治 福入
Shoji Kubota
昭二 窪田
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SAKAKURA KENCHIKU KENKYUSHO KK
Oiles Industry Co Ltd
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SAKAKURA KENCHIKU KENKYUSHO KK
Oiles Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 閉鎖時における連結部近傍の孕みだしを容易
になくすことができ、戸板全体をほぼ平坦にし得る折り
戸を提供すること。 【解決手段】 折り戸1は、互いに平行に立設された中
空の縦枠2及び3と、軸心4の周りで互いに折り畳み自
在に連結された上方及び下方戸板手段5及び6と、下方
戸板手段6の下端側7を持ち上げて、上方及び下方戸板
手段5及び6を互いに折り畳むべく、下方戸板手段6の
下端側7に連結された持ち上げ手段8と、折り戸1の閉
鎖時に、上方及び下方戸板手段5及び6の連結部の近傍
9を閉鎖方向に引き寄せる引き寄せ手段10とを具備し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の建物の窓
又は出入り口の調光、日除け庇、目隠し等に用いること
ができる折り戸に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】折り戸としては、特開
平9−151666号公報又は特開平9−184351
号公報等に開示されており、これらの折り戸において
は、その下方戸板の下端がねじ軸により上昇、下降され
て、開口、閉鎖されるようになっている。
【0003】ところで、大型の戸板であると、下方戸板
の下端を大きく移動させる必要が生じ、このためねじ軸
の長さが長大になる。長大なねじ軸は、撓み易く、この
撓みにより動作不良を惹起させる虞がある。しかも、あ
る程度高速で下方戸板の下端を上昇、下降させたい場合
には、高速で長いねじ軸を回転させる必要があるため、
高速回転による撓み振動で騒音等が生じる虞もある。
【0004】特公平7−59867号公報等に記載され
た折り畳自在なブラインドでは、その折り畳みのために
チェーンを用いている。小型のブラインドでは、このよ
うなチェーンによるブラインドの下端の引き上げ、引き
下げでも、十分にその目的を達成し得るが、大型のブラ
インドの場合、閉鎖時に中間部(ヒンジ部近傍)が孕み
ださないようにして、ブラインド全体をほぼ平坦にする
には、チェーンを介して相当大きな力をブラインドの下
端に加えることが要求され、このため大型のブラインド
に対しては、機械的強度の大きなチェーンを用いること
が要求される。このような要求は、更に、ブラインドの
下端の引き上げにおいても生じ、全体がほぼ平坦にされ
た状態で、ブラインドの下端を引き上げる場合には、大
きな回転モーメントをブラインドに与えることが困難で
あって、ブラインドの下端に大きな引き上げ力を加え
て、この力によりブラインドに回転モーメントを生じさ
せる必要がある。更に、ブラインドの下端を引き上げ
て、ブラインドを折りたたむ際には、常に同じ方向に折
りたたまれることも要求される。
【0005】加えて、チェーンを用いる場合には、ねじ
軸を用いる場合と比較して、チェーンの意図しない破断
によるブラインドの下端の落下という虞がある。特に、
上記のように大型のブラインドのような折り戸では、チ
ェーンに大きな力が加えられるため、意図しない切断の
虞が常に存在し、これに対する十分な対策が必要となる
が、未だ満足し得るものがない。
【0006】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、閉鎖時における連
結部の近傍の孕みだしを容易になくすことができ、戸板
全体をほぼ平坦にし得る折り戸を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的とするところは、開口動
作の初期にそれほど戸板下端に大きな力を加えなくて
も、容易に戸板に回転モーメントを与えることができ、
しかも、折り畳み方向を常に特定し得る折り戸を提供す
ることにある。
【0008】本発明の更に他の目的とするところは、小
型のチェーンを用いることができ、破断の虞を無くし得
る折り戸を提供することにある。
【0009】また、本発明の更に他の目的とするところ
は、意図しないチェーンの破断が生じても、戸板の下端
の落下を阻止し得て、安全性に優れた折り戸を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の折り戸は、互い
に折り畳み自在に連結された上方及び下方戸板手段と、
下方戸板手段の下端側を持ち上げて、上方及び下方戸板
手段を互いに折り畳むべく、下方戸板手段の下端側に連
結された持ち上げ手段と、折り戸の閉鎖の際に、上方及
び下方戸板手段の連結部近傍を閉鎖方向に引き寄せる引
き寄せ手段とを具備しており、持ち上げ手段は、電動モ
ータと、スプロケットホイールと、このスプロケットホ
イールに掛け回されて、下方戸板手段の下端側に連結さ
れたチェーンと、電動モータの出力回転軸の回転をスプ
ロケットホイールに伝達する伝達機構とを具備してお
り、引き寄せ手段は、チェーンの走行により作動されて
引き寄せ動作を行うように構成されている。
【0011】また本発明の折り戸は、一の軸心の周りで
互いに折り畳み自在に連結された上方及び下方戸板手段
と、下方戸板手段の下端側を持ち上げて、上方及び下方
戸板手段を互いに折り畳むべく、下方戸板手段の下端側
に連結された持ち上げ手段とを具備しており、上方戸板
手段は、上端側で回動自在に支持されており、持ち上げ
手段は、電動モータと、スプロケットホイールと、この
スプロケットホイールに掛け回されて、下方戸板手段の
下端側に連結されたチェーンと、電動モータの出力回転
軸の回転をスプロケットホイールに伝達する伝達機構と
を具備しており、前記一の軸心は、持ち上げ手段による
下方戸板手段の下端側への持ち上げ力の方向に対して、
上方及び下方戸板手段の張り出し方向に位置している。
【0012】本発明でも、折り戸の閉鎖の際に、上方及
び下方戸板手段の連結部の近傍を閉鎖方向に引き寄せる
上記の引き寄せ手段を更に具備していてもよい。
【0013】更に本発明の折り戸は、互いに折り畳み自
在に連結された上方及び下方戸板手段と、下方戸板手段
の下端側を持ち上げて、上方及び下方戸板手段を互いに
折り畳むべく、下方戸板手段の下端側に連結された持ち
上げ手段と、下方戸板手段の下端側の自由落下を防止す
る防止手段とを具備しており、持ち上げ手段は、電動モ
ータと、スプロケットホイールと、このスプロケットホ
イールに掛け回されて、下方戸板手段の下端側に連結さ
れたチェーンと、電動モータの出力回転軸の回転をスプ
ロケットホイールに伝達する伝達機構とを具備してい
る。
【0014】本発明でも、折り戸の閉鎖の際に、上方及
び下方戸板手段の連結部の近傍を閉鎖方向に引き寄せる
引き寄せ手段を更に具備していてもよく、更には、上方
及び下方戸板手段が、一の軸心の周りで互いに折り畳み
自在に連結され、上方戸板手段が、上端側で回動自在に
縦枠に支持されて、前記一の軸心が、持ち上げ手段によ
る下方戸板手段の下端側への持ち上げ力の方向に対し
て、上方及び下方戸板手段の張り出し方向に位置してい
てもよい。
【0015】上記の各本発明では、引き寄せ手段は、一
端で、チェーンの走行方向に可動に且つ回動自在に設け
られた第一のアームと、一端で、回動自在に設けられて
おり、他端に、フック部を有しており、中間部で、第一
のアームの他端に回動自在に連結された第二のアーム
と、折り戸の閉鎖完了の手前で第二のアームのフック部
に引っ掛けられるように上方及び下方戸板手段の連結部
の近傍に設けられた突起と、折り戸の開口開始時に、第
二のアームのフック部の突起への引っ掛けを解除する解
除手段とを具備しており、第一のアームは、チェーンに
設けられた突起により折り戸の閉鎖完了の手前でチェー
ンの走行方向に移動されつつ回動されるようになってい
る。ここで、一端が固定されて、他端が、第一のアーム
の一端に連結された弾性体を具備して解除手段を構成し
てもよい。
【0016】本発明において、持ち上げ手段は、チェー
ンに取り付けられた可動台車を更に具備しており、下方
戸板手段の下端側は、他の一の軸心の周りで回動自在に
可動台車に連結されており、前記一の軸心は、他の一の
軸心を通る鉛直線に対して、上方及び下方戸板手段の張
り出し方向に位置している。
【0017】更に本発明では、防止手段は、チェーンの
張力が一定値以下の際には、上方戸板手段の上端側を回
動自在に支持する縦枠の壁に係合して下方戸板手段の下
端側の移動を停止し、チェーンの張力が一定値を超える
際には、縦枠の壁への係合を解除して、下方戸板手段の
下端側の移動を許容する移動停止・許容手段を具備して
いる。ここで、移動停止・許容手段は、縦枠の壁に摩擦
的に当接して係合する制動部材を具備していてもよく、
これに代えて又はこれと共に、縦枠の壁に形成された凹
所に嵌合して係合する嵌合部材を具備していてもよい。
【0018】本発明では、チェーンとしては、無端に形
成してもよいが、好ましくは、当該チェーンは、チェー
ンを非可撓性にする手段によりその走行が案内されるよ
うにしてもよい。
【0019】本発明の折り戸は、通路の開閉に用いられ
る特開平9−151666号公報又は特開平9−184
351号公報等に開示されたものに、更には、日除け、
日除け庇として用いられる特公平7−59867号公報
等に記載された折り畳自在なブラインドにも用いること
ができ、したがって、本発明の折り戸は、通路の開閉戸
はもちろんのこと、建物の窓等に用いられるブライン
ド、鎧戸等をも含むものである。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を、図に
示す好ましい実施例に基づいて更に詳細に説明する。な
お、本発明はこれら実施例に何等限定されないのであ
る。
【0021】
【実施例】図1から図12において、本例の折り戸1
は、互いに平行に立設された中空の縦枠2及び3と、軸
心4の周りで互いに折り畳み自在に連結された上方及び
下方戸板手段5及び6と、下方戸板手段6の下端側7を
持ち上げて、上方及び下方戸板手段5及び6を互いに折
り畳むべく、下方戸板手段6の下端側7に連結された持
ち上げ手段8と、折り戸1の閉鎖の際に、上方及び下方
戸板手段5及び6の連結部の近傍9を閉鎖方向に引き寄
せる引き寄せ手段10と、下方戸板手段6の下端側7の
自由落下を防止する防止手段11と、持ち上げ手段8の
チェーン12の走行を案内して、チェーン12を非可撓
性にする手段13とを具備している。
【0022】本例の折り戸1では、縦枠2側と縦枠3側
とは、互いに同様に構成されているため、以下、縦枠2
側について主に説明し、必要に応じて縦枠3側について
も説明する。
【0023】上方戸板手段5は、一対の互いに平行に配
された側枠31及び32と、側枠31及び32を橋絡し
て互いに平行に配された多数の遮光用及び目隠し用の羽
根33と、側枠31及び32の上端側34及び35の夫
々に一体的に形成された軸受36(側枠32側は図示せ
ず)とを具備している。上方戸板手段5は、縦枠2側で
は、縦枠2に設けられて軸受36を貫通する軸37によ
り、軸心38の周りで回動自在に縦枠2に支持されてお
り、縦枠3側でも同様に軸心38の周りで回動自在に縦
枠3に支持されている。
【0024】下方戸板手段6は、上方戸板手段5と同様
に、一対の互いに平行に配された側枠41及び42と、
側枠41及び42を橋絡して互いに平行に配された多数
の遮光用及び目隠し用の羽根43と、側枠41及び42
の下端側44及び45の夫々に一体的に形成された軸受
46(側枠42側は図示せず)とを具備している。下方
戸板手段6は、その下端側7で、軸受46を貫通する軸
47により軸心48の周りで回動自在に支持されてお
り、縦枠3側でも同様に軸心48の周りで回動自在に支
持されている。
【0025】側枠31及び32の夫々の下端側51及び
52の薄板部53及び54は、側枠41及び42の上端
側55及び56の夫々の二枚板部57及び58に挿着さ
れており、薄板部53及び54の夫々が対応の二枚板部
57及び58において軸59(側枠31側は図示せず)
を介して軸心4の周りで回動自在に連結されている。こ
うして、上方及び下方戸板手段5及び6は、軸59を介
して軸心4の周りで互いに折り畳み自在に連結されてい
る。
【0026】持ち上げ手段8は、ブレーキ付き電動モー
タ61と、縦枠2内に回転自在に配されたスプロケット
ホイール62と、縦枠2内に昇降自在に配された可動台
車63と、スプロケットホイール62に掛け回されて、
一端64がワイヤ65を介して可動台車63に連結され
た前記のチェーン12と、電動モータ61の出力回転軸
の回転をスプロケットホイール62に減速して伝達する
ように、スプロケットホイール62が固着された出力回
転軸66を具備した減速歯車機構からなる伝達機構67
と、チェーン12の他端68に連結されて、チェーン1
2に張力を与えると共に、電動モータ61の負荷を軽減
する引っ張り機構69とを具備している。
【0027】なお、持ち上げ手段8は、縦枠3側にも、
電動モータ61及び伝達機構67を除いて、スプロケッ
トホイール62、可動台車63、チェーン12及び引っ
張り機構69と同様のスプロケットホイール、可動台
車、チェーン及び引っ張り機構を具備しており、このた
め、伝達機構67は、縦枠3側のスプロケットホイール
に電動モータ61の出力回転軸の回転を減速して伝達す
るように出力回転軸66と同期回転し、当該縦枠3側の
スプロケットホイールが固着された伝達回転軸70を具
備している。
【0028】可動台車63は、台車本体81と、台車本
体81に固着された前記の軸47と、軸47に回転自在
に装着された案内ローラ82とを具備している。ワイヤ
65は、一端では、チェーン12の一端64のチェーン
ローラ64に固着されたピン83に連結されており、そ
して、特に図12に示すように台車本体81を貫通して
配されており、他端では、台車本体81から抜け出さな
いように、ブロック84に固着されている。これによ
り、可動台車63は、ワイヤ65及びピン83を介して
チェーン12の一端64に吊り下げられている。案内ロ
ーラ82は、可動台車63の昇降時に縦枠2の内壁面に
転がり接触して、可動台車63の滑らかな昇降を確保す
る。
【0029】軸47は、軸受46に挿着されており、こ
れにより、下方戸板手段6の下端側7は、軸心48の周
りで回動自在に可動台車63に連結されている。なお、
本例では、軸心4は、図1に示す折り戸1の閉鎖状態
で、軸心48を通る鉛直線から上方及び下方戸板手段5
及び6の張り出し方向に位置している。このため、下方
戸板手段6の下端側7が持ち上げ手段8により持ち上げ
られる際、この持ち上げ力が、下方戸板手段6の大きな
回転モーメントとなり、しかも、上方及び下方戸板手段
5及び6の折り畳み方向が特定されることになる。な
お、軸心38は、図1に示す戸板1の閉鎖状態で、軸心
48を通る鉛直線から上方及び下方戸板手段5及び6の
張り出し方向に位置しており、且つ軸心4を通る鉛直線
に対して、軸心48側に位置している。
【0030】縦枠2内に配された引っ張り機構69は、
特に図7に示すように、チェーン12の他端68に固着
された昇降自在な連結具91と、縦枠2の下端の内面に
固着された固定台92と、固定台92に固着された軸9
3と、軸93の周りで回転自在となるように配された巻
き取りドラム94と、一端が巻き取りドラム94に固着
されて、他端が軸93に固着された渦巻きばね95と、
一端がフック96を介して連結具91に連結され、他端
が巻き取りドラム94に固着されて、渦巻きばね95の
ばね力により当該巻き取りドラム94に巻き取られる可
撓性のワイヤ97とを具備している。
【0031】持ち上げ手段8は、図1に示す折り戸1の
閉鎖状態で電動モータ61が作動されることにより、ス
プロケットホイール62を一方の方向に回転させてチェ
ーン12を走行させ、而して、下方戸板手段6の下端側
7を持ち上げて上昇させる。この際、ワイヤ97は巻き
取りドラム94に巻き取られて、チェーン12の他端6
8は、渦巻きばね95のばね力により下降される。ま
た、持ち上げ手段8は、図2に示す折り戸1の開口状態
で電動モータ61が逆に作動されることにより、スプロ
ケットホイール62を他方の方向に回転させてチェーン
12を走行させ、而して、下方戸板手段6の下端側7を
下降させる。この際、ワイヤ97は巻き取りドラム94
から巻き出されて、チェーン12の他端68は、渦巻き
ばね95のばね力に抗して上昇される。下方戸板手段6
の下端側7の上昇停止、下降停止は、適宜に設けられた
リミットスイッチからの信号により電動モータ61の作
動停止により行われる。
【0032】折り戸1の半開口状態は、電動モータ61
の途中停止で行われる。この場合、電動モータ61は、
ブレーキ付きであるため、その作動停止により、その出
力回転軸に制動が加えられる結果、上方及び下方戸板手
段5及び6の自重によるチェーン12の走行が行われ
ず、折り戸1の半開口状態が維持される。なお、ブレー
キ付き電動モータ61に代えて又はこれと共に、伝達機
構67にウオーム歯とこれに噛み合うウオーム歯車とを
内蔵させて、このウオーム歯とウオーム歯車との噛み合
いにより電動モータ61の非作動時に上方及び下方戸板
手段5及び6の自重でチェーン12が走行されないよう
にし、折り戸1の半開口状態が維持されるようにしても
よい。
【0033】引き寄せ手段10は、特に図8から図11
に示すように、縦枠3の中間壁116に固着されたガイ
ドレール101と、ガイドレール101の内部の上方に
固着された固定ブロック102と、一端が固定ブロック
102に連結されて、ガイドレール101内に配された
コイルばね103と、コイルばね103の他端が連結さ
れて、ガイドレール101内に摺動自在に配された可動
ブロック104と、可動ブロック104に取り付けられ
た軸105と、一端106が軸105に回動自在に取り
付けられたアーム107と、中間部で、アーム107に
軸108を介して回動自在に連結されて、一端で、ガイ
ドレール101の外面の固定ブロック109に軸110
を介して回動自在に支持され、他端に、フック部111
を有したアーム112と、折り戸1の閉鎖完了の手前で
アーム112のフック部111に引っ掛けられるように
連結部近傍9で、側枠42に固着して設けられた突起1
13と、チェーン12の一つのチェーンローラ114に
一体的に設けられた突起115と、可動ブロック104
に一体的に形成されており、縦枠3の中間壁116及び
ガイドレール101の後壁117に上下方向に伸びて形
成されたスリット118及び119を通って伸長してお
り、折り戸1の閉鎖完了の手前で突起115に係合する
突起120と、ガイドレール101の内部の下方に固着
された抜け止めブロック121とを具備している。引き
寄せ手段10は、縦枠2側にも同様の構成を具備してい
る。
【0034】引き寄せ手段10では、図2に示す折り戸
1の開口状態で電動モータ61が作動され、これにより
チェーン12が走行されると、突起115が下降され、
折り戸1の閉鎖完了の手前で、図9に示すように、突起
115が上から突起120に係合し、この係合後、更に
突起115が下降されると、可動ブロック104が下降
され始め、これによりアーム107が軸105の周りで
回動されると共に、その一端106がコイルばね103
のばね力に抗して下降され始める。アーム107の回動
とその一端106の下降によりアーム112もまた軸1
10の周りで回動され、この回動で、同時に下降して来
る側枠42の突起113が、図11に示すように、フッ
ク部111により引っかけられ、そして、更なる突起1
15の下降によるアーム112の回動で、フック部11
1により引っかけられた突起113を介して連結部の近
傍9を縦枠3側に引き寄せる。
【0035】図1に示す折り戸1の閉鎖状態で電動モー
タ61が作動されると、前記とは逆に、突起115が上
昇され、この上昇で、アーム107の一端106がコイ
ルばね103のばね力により上昇され始め、これによ
り、アーム107が軸105の周りで前記とは逆に回動
され、同時にアーム112が前記と逆に回動される結
果、フック部111の突起113への引っかけが解除さ
れる。以下、下方戸板手段6の下端側7の上昇が可能と
なり、電動モータ61のその後の継続的な作動により、
上方及び下方戸板手段5及び6は互いに折り畳まれて図
2に示す開口状態に設定される。
【0036】このように引き寄せ手段10は、チェーン
12の走行方向に可動に且つ回動自在に設けられたアー
ム107と、アーム107に回動自在に連結されたアー
ム112と、折り戸の開口開始時に、アーム112のフ
ック部111の突起113への引っ掛けを解除する解除
手段であるコイルばね103とを具備している。
【0037】なお、突起115と可動台車63との間の
チェーン12の一部に伸縮自在なコイルばねを介在させ
て、閉鎖状態から開口状態への電動モータ61の作動
で、まず、チェーン12の一部に介在された当該コイル
ばねの伸びにより突起115のみを上昇させ、これによ
り突起113へのフック部111の引っ掛けを解除して
可動台車63の上昇を可能とし、その後に、可動台車6
3を上昇させて、下方戸板手段6の下端側7を上昇させ
るようにする。
【0038】防止手段11は、チェーン12の張力が一
定値以下の際には、縦枠2の中間の壁131に係合して
下方戸板手段6の下端側7の移動を停止し、チェーン1
2の張力が一定値を超える際には、壁131への係合を
解除して、下方戸板手段6の下端側7の移動を許容する
移動停止・許容手段132を具備している。
【0039】移動停止・許容手段132は、特に図12
に示すように、壁131に摩擦的に当接して係合する制
動部材141と、制動部材141を壁131に向かって
付勢するコイルばね142とを具備している。制動部材
141は、台車本体81内に移動自在に配されており、
制動部151と制動部151に一体的に形成された軸部
152とを具備し、軸部152にワイヤ65が貫通され
ている。台車本体81内に配されたコイルばね142
は、一端では台車本体81に固着されており、他端では
軸部152に連結されている。
【0040】移動停止・許容手段132では、チェーン
12が破断されないで、上方及び下方戸板手段5及び6
の荷重が、可動台車63及びワイヤ65を介してチェー
ン12の一端64に加わる際には、チェーン12に一定
値を超える張力が加わる結果、そのワイヤ65もまた、
図12の(a)で示すように、その張力でぴんと張られ
ることになる。ワイヤ65が一定値を超える張力でぴん
と張られていると、コイルばね142が縮められた状態
となり、したがって、制動部材141の壁131に向か
っての突出は阻止されて、制動部材141は、壁131
に当接されない。
【0041】一方、チェーン12が破断されて、上方及
び下方戸板手段5及び6の荷重が、可動台車63及びワ
イヤ65を介してチェーン12の一端64に加わらなく
なると、チェーン12に加わる張力が一定値以下になる
結果、そのワイヤ65もまた、その張力で張られること
になる。ワイヤ65がこのように一定値以下の張力とな
ると、図12の(b)で示すように、コイルばね142
が伸張されて、制動部材141が壁131に向かって突
出され、制動部材141の制動部151が壁131に当
接される。制動部151の壁131への当接により、可
動台車63に制動が加えられて、可動台車63の落下が
阻止されて、下方戸板手段6の下端側7の下降移動が停
止される。
【0042】なお、以上のように摩擦的に可動台車63
の落下を阻止する代わりに、壁131に凹所を形成し、
上記の制動部材141を、チェーン12の張力が一定値
以下の際には当該凹所に嵌合する嵌合部材として構成し
て、移動停止・許容手段を形成してもよい。
【0043】更に移動停止・許容手段132としては、
図13の(a)及び(b)に示すように、制動部材14
1とコイルばね142とを一対台車本体81内に設け
て、チェーン12の張力が一定値以下の際には台車本体
81の両側で制動して、台車本体81の落下を阻止する
ように構成してもよい。なお、図13に示すように、台
車本体81に小ローラ161を取り付けて、通常時の台
車本体81の上昇、下降が更に滑らかに行われるように
してもよい。
【0044】また、移動停止・許容手段132として
は、図14の(a)及び(b)に示すように、台車本体
81に軸171を介して回動自在に取り付けられた制動
部材172と、一端が制動部材172に係止され、他端
が台車本体81に取り付けられたピン173に係止さ
れ、軸171に巻き付けられたねじりばね174とを具
備して構成してもよい。制動部材172は、両端に鋸状
の制動部175及び176を、一方の縁部にはピン17
3が嵌合する凹所177を夫々具備しており、ワイヤ6
5の一端は、制動部材172の回動中心である軸171
から偏心した位置において制動部材172に固着されて
いる。
【0045】図14の(a)及び(b)に示す移動停止
・許容手段132では、チェーン12が破断されない
で、ワイヤ65が、図14の(a)で示すように、ぴん
と張られていると、ねじりばね174のばね力に抗して
制動部材172がほぼ直立されて凹所177がピン17
3に嵌合し、したがって、制動部材172の制動部17
5及び176の壁131及び縦枠2の内面に向かっての
突出は阻止されて、制動部175及び176は、壁13
1及び縦枠2の内面に当接されない。
【0046】一方、チェーン12が破断されて、ワイヤ
65が一定値以下の張力となると、図14の(b)で示
すように、ねじりばね174のばね力により制動部材1
72が回動されて、ピン173の凹所177への嵌合が
解除され、したがって、制動部175及び176が壁1
31及び縦枠2の内面に向かって突出されて、制動部1
75及び176は、壁131及び縦枠2の内面に当接さ
れて、而して、可動台車63の落下が阻止されて、下方
戸板手段6の下端側7の下降移動が停止される。
【0047】持ち上げ手段8のチェーン12の走行を案
内して、チェーン12を非可撓性にする手段13は、本
例では、縦枠2及び3に一体的に形成されたレール部1
81及び182並びに183及び184を具備してお
り、チェーン12のチェーンローラをレール部181及
び182に移動自在に挟んで、チェーン12を撓まない
ようにしている。縦枠3側のチェーンもまた同様に、そ
のチェーンローラがレール部183及び184に移動自
在に挟まれて、撓まないようにされている。
【0048】なお、スプロケットホイール62を収容す
るハウジング191にも、チェーン12のチェーンロー
ラをスプロケットホイール62と協同して移動自在に挟
む案内板(図示せず)が設けられている。これにより、
スプロケットホイール62の周りでチェーン12がスプ
ロケットホイール62から外れないようにされている。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、引き寄せ手段が設けら
れているため、閉鎖時における連結部近傍の上方及び下
方戸板手段の孕みだしを容易になくすことができ、戸板
全体をほぼ平坦にし得る。
【0050】更に、本発明によれば、上方及び下方戸板
手段の連結軸心が持ち上げ手段による下方戸板手段の下
端側への持ち上げ力の方向に対して、上方及び下方戸板
手段の張り出し方向に位置しているため、開口動作の初
期にそれほど戸板下端に大きな力を加えなくても、容易
に戸板に回転モーメントを与えることができ、しかも、
折り畳み方向を常に特定し得る。
【0051】また、本発明によれば、小型のチェーンを
用いることができ、逆に、従来のものと同等のチェーン
を用いると、従来以上に破断の虞を無くし得る。
【0052】更にまた本発明によれば、下方戸板手段の
下端側の自由落下を防止する防止手段が設けられている
ため、意図しないチェーンの破断が生じても、戸板の下
端の落下を阻止し得て、安全性に優れた折り戸を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい一実施例の閉鎖状態の斜視図
である。
【図2】図1に示す例の開口状態の斜視図である。
【図3】図1に示す例の開口状態の一部拡大斜視図であ
る。
【図4】図1に示す例の一部拡大平面図である。
【図5】図1に示す例の一部拡大正面図である。
【図6】図1に示す例の一部拡大平面図である。
【図7】図1に示す例の一部拡大斜視図である。
【図8】図1に示す例の一部拡大斜視図である。
【図9】図1に示す例の一部拡大平面図である。
【図10】図1に示す例の動作説明図である。
【図11】図1に示す例の動作説明図である。
【図12】図1に示す例の一部説明図である。
【図13】本発明の好ましい他の実施例の一部説明図で
ある。
【図14】本発明の好ましい他の実施例の一部説明図で
ある。
【符号の説明】
1 折り戸 2、3 縦枠 4 軸心 5 上方戸板手段 6 下方戸板手段 8 持ち上げ手段 10 引き寄せ手段 11 防止手段 13 チェーンを非可撓性にする手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入内島 建一 滋賀県栗太郡栗東町出庭1118番地 オイレ ス工業株式会社滋賀事業場内 (72)発明者 福入 賢治 滋賀県栗太郡栗東町出庭1118番地 オイレ ス工業株式会社滋賀事業場内 (72)発明者 窪田 昭二 東京都港区芝大門1丁目3番2号 オイレ ス工業株式会社内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに折り畳み自在に連結された上方及
    び下方戸板手段と、下方戸板手段の下端側を持ち上げ
    て、上方及び下方戸板手段を互いに折り畳むべく、下方
    戸板手段の下端側に連結された持ち上げ手段と、折り戸
    の閉鎖の際に、上方及び下方戸板手段の連結部近傍を閉
    鎖方向に引き寄せる引き寄せ手段とを具備しており、持
    ち上げ手段は、電動モータと、スプロケットホイール
    と、このスプロケットホイールに掛け回されて、下方戸
    板手段の下端側に連結されたチェーンと、電動モータの
    出力回転軸の回転をスプロケットホイールに伝達する伝
    達機構とを具備しており、引き寄せ手段は、チェーンの
    走行により作動されて引き寄せ動作を行うように構成さ
    れている折り戸。
  2. 【請求項2】 引き寄せ手段は、一端で、チェーンの走
    行方向に可動に且つ回動自在に設けられた第一のアーム
    と、一端で、回動自在に設けられており、他端に、フッ
    ク部を有しており、中間部で、第一のアームの他端に回
    動自在に連結された第二のアームと、折り戸の閉鎖完了
    の手前で第二のアームのフック部に引っ掛けられるよう
    に上方及び下方戸板手段の連結部の近傍に設けられた突
    起と、折り戸の開口開始時に、第二のアームのフック部
    の突起への引っ掛けを解除する解除手段とを具備してお
    り、第一のアームは、チェーンに設けられた突起により
    折り戸の閉鎖完了の手前でチェーンの走行方向に移動さ
    れつつ回動されるようになっている請求項1に記載の折
    り戸。
  3. 【請求項3】 解除手段は、一端が固定されており、他
    端が、第一のアームの一端に連結された弾性体を具備し
    ている請求項2に記載の折り戸。
  4. 【請求項4】 一の軸心の周りで互いに折り畳み自在に
    連結された上方及び下方戸板手段と、下方戸板手段の下
    端側を持ち上げて、上方及び下方戸板手段を互いに折り
    畳むべく、下方戸板手段の下端側に連結された持ち上げ
    手段とを具備しており、上方戸板手段は、上端側で回動
    自在に支持されており、持ち上げ手段は、電動モータ
    と、スプロケットホイールと、このスプロケットホイー
    ルに掛け回されて、下方戸板手段の下端側に連結された
    チェーンと、電動モータの出力回転軸の回転をスプロケ
    ットホイールに伝達する伝達機構とを具備しており、前
    記一の軸心は、持ち上げ手段による下方戸板手段の下端
    側への持ち上げ力の方向に対して、上方及び下方戸板手
    段の張り出し方向に位置している折り戸。
  5. 【請求項5】 持ち上げ手段は、チェーンに取り付けら
    れた可動台車を更に具備しており、下方戸板手段の下端
    側は、他の一の軸心の周りで回動自在に可動台車に連結
    されており、前記一の軸心は、他の一の軸心を通る鉛直
    線に対して、上方及び下方戸板手段の張り出し方向に位
    置している請求項4に記載の折り戸。
  6. 【請求項6】 折り戸の閉鎖の際に、上方及び下方戸板
    手段の連結部の近傍を閉鎖方向に引き寄せる引き寄せ手
    段を更に具備している請求項4又は5に記載の折り戸。
  7. 【請求項7】 引き寄せ手段は、一端で、チェーンの走
    行方向に可動に且つ回動自在に設けられた第一のアーム
    と、一端で、回動自在に設けられており、他端に、フッ
    ク部を有しており、中間部で、第一のアームの他端に回
    動自在に連結された第二のアームと、折り戸の閉鎖完了
    の手前で第二のアームのフック部に引っ掛けられるよう
    に上方及び下方戸板手段の連結部の近傍に設けられた突
    起と、折り戸の開口開始時に、第二のアームのフック部
    の突起への引っ掛けを解除する解除手段とを具備してお
    り、第一のアームは、チェーンに設けられた突起により
    折り戸の閉鎖完了の手前でチェーンの走行方向に移動さ
    れつつ回動されるようになっている請求項4から6のい
    ずれか一項に記載の折り戸。
  8. 【請求項8】 解除手段は、一端が固定されており、他
    端が、第一のアームの一端に連結された弾性体を具備し
    ている請求項7に記載の折り戸。
  9. 【請求項9】 互いに折り畳み自在に連結された上方及
    び下方戸板手段と、下方戸板手段の下端側を持ち上げ
    て、上方及び下方戸板手段を互いに折り畳むべく、下方
    戸板手段の下端側に連結された持ち上げ手段と、下方戸
    板手段の下端側の自由落下を防止する防止手段とを具備
    しており、持ち上げ手段は、電動モータと、スプロケッ
    トホイールと、このスプロケットホイールに掛け回され
    て、下方戸板手段の下端側に連結されたチェーンと、電
    動モータの出力回転軸の回転をスプロケットホイールに
    伝達する伝達機構とを具備している折り戸。
  10. 【請求項10】 防止手段は、チェーンの張力が一定値
    以下の際には、上方戸板手段の上端側を回動自在に支持
    する縦枠の壁に係合して下方戸板手段の下端側の移動を
    停止し、チェーンの張力が一定値を超える際には、縦枠
    の壁への係合を解除して、下方戸板手段の下端側の移動
    を許容する移動停止・許容手段を具備している請求項9
    に記載の折り戸。
  11. 【請求項11】 移動停止・許容手段は、縦枠の壁に摩
    擦的に当接して係合する制動部材を具備している請求項
    10に記載の折り戸。
  12. 【請求項12】 移動停止・許容手段は、縦枠の壁に形
    成された凹所に嵌合して係合する嵌合部材を具備してい
    る請求項10又は11に記載の折り戸。
  13. 【請求項13】 折り戸の閉鎖の際に、上方及び下方戸
    板手段の連結部の近傍を閉鎖方向に引き寄せる引き寄せ
    手段を更に具備している請求項10から12のいずれか
    一項に記載の折り戸。
  14. 【請求項14】 引き寄せ手段は、一端で、チェーンの
    走行方向に可動に且つ回動自在に設けられた第一のアー
    ムと、一端で、回動自在に設けられており、他端に、フ
    ック部を有しており、中間部で、第一のアームの他端に
    回動自在に連結された第二のアームと、折り戸の閉鎖完
    了の手前で第二のアームのフック部に引っ掛けられるよ
    うに上方及び下方戸板手段の連結部の近傍に設けられた
    突起と、折り戸の開口開始時に、第二のアームのフック
    部の突起への引っ掛けを解除する解除手段とを具備して
    おり、第一のアームは、チェーンに設けられた突起によ
    り折り戸の閉鎖完了の手前でチェーンの走行方向に移動
    されつつ回動されるようになっている請求項13に記載
    の折り戸。
  15. 【請求項15】 解除手段は、一端が固定されており、
    他端が、第一のアームの一端に連結された弾性体を具備
    している請求項14に記載の折り戸。
  16. 【請求項16】 上方及び下方戸板手段は、一の軸心の
    周りで互いに折り畳み自在に連結されており、上方戸板
    手段は、上端側で回動自在に支持されており、前記一の
    軸心は、持ち上げ手段による下方戸板手段の下端側への
    持ち上げ力の方向に対して、上方及び下方戸板手段の張
    り出し方向に位置している請求項10から16のいずれ
    か一項に記載の折り戸。
  17. 【請求項17】 持ち上げ手段は、チェーンに取り付け
    られた可動台車を更に具備しており、下方戸板手段の下
    端側は、他の一の軸心の周りで回動自在に可動台車に連
    結されており、前記一の軸心は、他の一の軸心を通る鉛
    直線に対して、上方及び下方戸板手段の張り出し方向に
    位置している請求項16に記載の折り戸。
  18. 【請求項18】 チェーンの走行を案内して、チェーン
    を非可撓性にする手段を具備している請求項1から17
    のいずれか一項に記載の折り戸。
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JP2014051841A (ja) * 2012-09-07 2014-03-20 Ykk Ap株式会社 折り畳み式パネルユニット
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