JPH11124140A - 断熱容器 - Google Patents
断熱容器Info
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- JPH11124140A JPH11124140A JP28844797A JP28844797A JPH11124140A JP H11124140 A JPH11124140 A JP H11124140A JP 28844797 A JP28844797 A JP 28844797A JP 28844797 A JP28844797 A JP 28844797A JP H11124140 A JPH11124140 A JP H11124140A
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- heat insulating
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 角形底部の周辺から側壁部のほぼ中間の
高さ迄立ち上がった下部側壁部と、該下部側壁部の上端
から外方に屈曲した段部と、該段部の外周から立ち上が
った上部側壁部とを有し、容器本体を重ねた際に、下の
容器本体の段部上に上の容器本体の角型底部の外面周辺
部が接触し、且つ下の容器本体の段部に形成された凹部
内に上の容器本体の外面底部の接地用突出部が嵌合する
断熱容器。 【効果】 容器を多段に積み重ねることにより、容器を
空で運搬する場合に容器本体同士及び蓋体同士がしっか
り固定されて外れ難く、しかも運搬容積を大幅に削減す
ることができる。又、容器の接地用突出部が下段の容器
本体の内面に接触しない為、容器の内面の汚染を防止す
ることができる。
高さ迄立ち上がった下部側壁部と、該下部側壁部の上端
から外方に屈曲した段部と、該段部の外周から立ち上が
った上部側壁部とを有し、容器本体を重ねた際に、下の
容器本体の段部上に上の容器本体の角型底部の外面周辺
部が接触し、且つ下の容器本体の段部に形成された凹部
内に上の容器本体の外面底部の接地用突出部が嵌合する
断熱容器。 【効果】 容器を多段に積み重ねることにより、容器を
空で運搬する場合に容器本体同士及び蓋体同士がしっか
り固定されて外れ難く、しかも運搬容積を大幅に削減す
ることができる。又、容器の接地用突出部が下段の容器
本体の内面に接触しない為、容器の内面の汚染を防止す
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の物品を保冷
若しくは保温した状態で運搬することができる断熱容器
に関する。
若しくは保温した状態で運搬することができる断熱容器
に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の物品を保冷若しくは保温した状態
で運搬する際に、容器本体と、該容器本体に被せられた
蓋体とを有し、容器本体及び蓋体が断熱材料によって形
成された断熱容器が使用されているが、従来の断熱容器
は、空で運搬する場合にも容器本体に蓋体を被せて多段
に積み重ねて運搬する為に容器本体内に物品を収納して
運搬する場合と同等に大きな運搬容積を必要とした。
で運搬する際に、容器本体と、該容器本体に被せられた
蓋体とを有し、容器本体及び蓋体が断熱材料によって形
成された断熱容器が使用されているが、従来の断熱容器
は、空で運搬する場合にも容器本体に蓋体を被せて多段
に積み重ねて運搬する為に容器本体内に物品を収納して
運搬する場合と同等に大きな運搬容積を必要とした。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、空で運搬す
る場合には容器本体内に物品を収納して運搬する場合に
比較して大幅に運搬容積を削減することができる断熱容
器を提供する。
る場合には容器本体内に物品を収納して運搬する場合に
比較して大幅に運搬容積を削減することができる断熱容
器を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、容器本体と、
該容器本体に被せられた蓋体とを有し、容器本体及び蓋
体が断熱材料によって形成された断熱容器に於いて、容
器本体が角形底部と、該角形底部の周辺に立設された4
個の側壁部とを有し、各側壁部が角形底部の周辺から側
壁部のほぼ中間の高さ迄立ち上がった下部側壁部と、該
下部側壁部の上端から外方に屈曲した段部と、該段部の
外周から立ち上がった上部側壁部とを有し、容器本体を
積み重ねた際に、下段に位置した容器本体の段部上に上
段に位置した容器本体の角型底部の外面周辺部が接触
し、且つ下段に位置した容器本体の段部に形成された凹
部内に上段に位置した容器本体の外面周辺部に形成され
た接地用突出部が進入することによって上段に位置した
容器本体の接地用突出部が下段に位置した容器本体に接
触しないことを特徴とする断熱容器に関する。
該容器本体に被せられた蓋体とを有し、容器本体及び蓋
体が断熱材料によって形成された断熱容器に於いて、容
器本体が角形底部と、該角形底部の周辺に立設された4
個の側壁部とを有し、各側壁部が角形底部の周辺から側
壁部のほぼ中間の高さ迄立ち上がった下部側壁部と、該
下部側壁部の上端から外方に屈曲した段部と、該段部の
外周から立ち上がった上部側壁部とを有し、容器本体を
積み重ねた際に、下段に位置した容器本体の段部上に上
段に位置した容器本体の角型底部の外面周辺部が接触
し、且つ下段に位置した容器本体の段部に形成された凹
部内に上段に位置した容器本体の外面周辺部に形成され
た接地用突出部が進入することによって上段に位置した
容器本体の接地用突出部が下段に位置した容器本体に接
触しないことを特徴とする断熱容器に関する。
【0005】本発明は、容器本体が、発泡体と、該発泡
体を被覆した外皮層とから成る断熱材料によって形成さ
れている前記断熱容器に関する。本発明は、蓋体が、発
泡体と、該発泡体を被覆した外皮層とから成る断熱材料
によって形成されている前記断熱容器に関する。
体を被覆した外皮層とから成る断熱材料によって形成さ
れている前記断熱容器に関する。本発明は、蓋体が、発
泡体と、該発泡体を被覆した外皮層とから成る断熱材料
によって形成されている前記断熱容器に関する。
【0006】本発明は、容器本体が、発泡体のみから成
る断熱材料によって形成されている前記断熱容器に関す
る。本発明は、蓋体が、発泡体のみから成る断熱材料に
よって形成されている前記断熱容器に関する。
る断熱材料によって形成されている前記断熱容器に関す
る。本発明は、蓋体が、発泡体のみから成る断熱材料に
よって形成されている前記断熱容器に関する。
【0007】本発明は、発泡体が発泡ポリウレタン、発
泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン又は発泡ポリプロピ
レンである前記断熱容器に関する。本発明は、外皮層が
ポリエチレン又はポリプロピレンである前記断熱容器に
関する。
泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン又は発泡ポリプロピ
レンである前記断熱容器に関する。本発明は、外皮層が
ポリエチレン又はポリプロピレンである前記断熱容器に
関する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明に係わ
る断熱容器の好適な実施の形態を説明する。図1は本発
明に係わる断熱容器の一つの実施の形態を示す斜視図、
図2左半分は図1に示した断熱容器に於ける容器本体の
左半分の底面図、図2右半分は図1に示した断熱容器に
於ける容器本体の右半分の平面図、図3左半分は図1に
示した断熱容器に於ける蓋体の左半分の底面図、図3右
半分は図1に示した断熱容器に於ける蓋体の右半分の平
面図、図4左半分は図2に於ける線A−Aに沿った断面
図、図4右半分は図2に於ける線B−Bに沿った断面
図、図5左半分は図2に於ける線C−Cに沿った断面
図、図5右半分は図2に於ける線D−Dに沿った断面
図、図6左半分は図4の左半分の断面図と同様に切断し
た容器本体内に物品と冷媒、発熱材等を収納して蓋体を
被せた状態を示す断面図、図6右半分は図4の右半分の
断面図と同様に切断した容器本体内に物品と冷媒、発熱
材等を収納して蓋体を被せた状態を示す断面図、図7左
半分は図5の左半分の断面図と同様に切断した容器本体
内に物品と冷媒、発熱材等を収納して蓋体を被せた状態
を示す断面図、図7右半分は図5の右半分の断面図と同
様に切断した容器本体内に物品と冷媒、発熱材等を収納
して蓋体を被せた状態を示す断面図、図8は図1に示し
た断熱容器に於ける容器本体の正面図、図9は図1に示
した断熱容器に於ける容器本体の側面図、図10は容器
本体に蓋体を被せて多段に積み重ねた状態を示す断面
図、図11は容器本体を多段に積み重ねた上に蓋体を多
段に積み重ねた状態を示す断面図、図12は容器本体を
2段積み重ねた状態を示す断面図とその部分拡大断面
図、図13は図1に示した断熱容器に物品と冷媒、発熱
材等を収納して蓋体を被せた状態を示す一部破断斜視図
及び図14は容器本体10の側壁部12の凹部124を
示す部分断面図である。
る断熱容器の好適な実施の形態を説明する。図1は本発
明に係わる断熱容器の一つの実施の形態を示す斜視図、
図2左半分は図1に示した断熱容器に於ける容器本体の
左半分の底面図、図2右半分は図1に示した断熱容器に
於ける容器本体の右半分の平面図、図3左半分は図1に
示した断熱容器に於ける蓋体の左半分の底面図、図3右
半分は図1に示した断熱容器に於ける蓋体の右半分の平
面図、図4左半分は図2に於ける線A−Aに沿った断面
図、図4右半分は図2に於ける線B−Bに沿った断面
図、図5左半分は図2に於ける線C−Cに沿った断面
図、図5右半分は図2に於ける線D−Dに沿った断面
図、図6左半分は図4の左半分の断面図と同様に切断し
た容器本体内に物品と冷媒、発熱材等を収納して蓋体を
被せた状態を示す断面図、図6右半分は図4の右半分の
断面図と同様に切断した容器本体内に物品と冷媒、発熱
材等を収納して蓋体を被せた状態を示す断面図、図7左
半分は図5の左半分の断面図と同様に切断した容器本体
内に物品と冷媒、発熱材等を収納して蓋体を被せた状態
を示す断面図、図7右半分は図5の右半分の断面図と同
様に切断した容器本体内に物品と冷媒、発熱材等を収納
して蓋体を被せた状態を示す断面図、図8は図1に示し
た断熱容器に於ける容器本体の正面図、図9は図1に示
した断熱容器に於ける容器本体の側面図、図10は容器
本体に蓋体を被せて多段に積み重ねた状態を示す断面
図、図11は容器本体を多段に積み重ねた上に蓋体を多
段に積み重ねた状態を示す断面図、図12は容器本体を
2段積み重ねた状態を示す断面図とその部分拡大断面
図、図13は図1に示した断熱容器に物品と冷媒、発熱
材等を収納して蓋体を被せた状態を示す一部破断斜視図
及び図14は容器本体10の側壁部12の凹部124を
示す部分断面図である。
【0009】本発明は、容器本体10と、該容器本体1
0に被せられた蓋体20とを有し、容器本体10及び蓋
体20が断熱材料によって形成された断熱容器に於い
て、容器本体10が角形底部11と、該角形底部11の
周辺に立設された4個の側壁部12とを有し、各側壁部
12が角形底部11の周辺から側壁部12のほぼ中間の
高さ迄立ち上がった下部側壁部121と、該下部側壁部
121の上端から外方に屈曲した段部122と、該段部
122の外周から立ち上がった上部側壁部123とを有
し、容器本体10を互いに入れ子積みした際に、下段に
位置した容器本体10の段部122上に上段に位置した
容器本体10の角型底部11の外面周辺部111が接触
し、且つ下段に位置した容器本体10の段部122に形
成された凹部124内に上段に位置した容器本体10の
外面周辺部111に形成された接地用突出部112が進
入することによって上段に位置した容器本体10の接地
用突出部112が下段に位置した容器本体10に接触し
ないことを特徴とする断熱容器に関する。
0に被せられた蓋体20とを有し、容器本体10及び蓋
体20が断熱材料によって形成された断熱容器に於い
て、容器本体10が角形底部11と、該角形底部11の
周辺に立設された4個の側壁部12とを有し、各側壁部
12が角形底部11の周辺から側壁部12のほぼ中間の
高さ迄立ち上がった下部側壁部121と、該下部側壁部
121の上端から外方に屈曲した段部122と、該段部
122の外周から立ち上がった上部側壁部123とを有
し、容器本体10を互いに入れ子積みした際に、下段に
位置した容器本体10の段部122上に上段に位置した
容器本体10の角型底部11の外面周辺部111が接触
し、且つ下段に位置した容器本体10の段部122に形
成された凹部124内に上段に位置した容器本体10の
外面周辺部111に形成された接地用突出部112が進
入することによって上段に位置した容器本体10の接地
用突出部112が下段に位置した容器本体10に接触し
ないことを特徴とする断熱容器に関する。
【0010】図1乃至図14に示す断熱容器に於いて、
容器本体10は、角形底部11と、該角形底部11の周
辺に立設された4個の側壁部12とを有している。容器
本体10の各側壁部12は、角形底部11の周辺から側
壁部12のほぼ中間の高さ迄立ち上がった下部側壁部1
21と、該下部側壁部121の上端から外方に屈曲した
段部122と、該段部122の外周から立ち上がった上
部側壁部123とを有している。下部側壁部121は角
形底部11の周辺からほぼ垂直に立ち上がるとともに上
部側壁部123は段部122の外周からほぼ垂直に立ち
上がっている。
容器本体10は、角形底部11と、該角形底部11の周
辺に立設された4個の側壁部12とを有している。容器
本体10の各側壁部12は、角形底部11の周辺から側
壁部12のほぼ中間の高さ迄立ち上がった下部側壁部1
21と、該下部側壁部121の上端から外方に屈曲した
段部122と、該段部122の外周から立ち上がった上
部側壁部123とを有している。下部側壁部121は角
形底部11の周辺からほぼ垂直に立ち上がるとともに上
部側壁部123は段部122の外周からほぼ垂直に立ち
上がっている。
【0011】また、各側壁部12の段部122の幅は側
壁部12の厚さとほぼ等しくされている。容器本体10
の内側の側壁部12には、段部122に4ヶ所の凹部1
24が形成され、且つ上部側壁部123の上端内周に沿
って凸部125が形成されている。段部122に形成さ
れる凹部124の深さは、通常4〜10mmとすること
が好ましい。容器本体10の角型底部11には、角型底
部11の外面周辺部111に沿って隆起部113が形成
されるとともに該隆起部113に於ける角型底部11の
内面側に形成された凹部124と重なり合う位置に4ヶ
所の接地用突出部112が形成され、且つ角型底部11
の内面側に断熱容器内に収納した物品30を載せる為に
複数本の凸状リブ114が形成されている。隆起部11
3に形成される接地用突出部112の高さは、通常2〜
8mmとすることが好ましい。
壁部12の厚さとほぼ等しくされている。容器本体10
の内側の側壁部12には、段部122に4ヶ所の凹部1
24が形成され、且つ上部側壁部123の上端内周に沿
って凸部125が形成されている。段部122に形成さ
れる凹部124の深さは、通常4〜10mmとすること
が好ましい。容器本体10の角型底部11には、角型底
部11の外面周辺部111に沿って隆起部113が形成
されるとともに該隆起部113に於ける角型底部11の
内面側に形成された凹部124と重なり合う位置に4ヶ
所の接地用突出部112が形成され、且つ角型底部11
の内面側に断熱容器内に収納した物品30を載せる為に
複数本の凸状リブ114が形成されている。隆起部11
3に形成される接地用突出部112の高さは、通常2〜
8mmとすることが好ましい。
【0012】本発明の断熱容器では、容器本体を積み重
ねた場合、図2に示すように上部容器本体の接地用突出
部112が下部容器本体内部の凹部124に嵌合し、ま
た上部容器本体の隆起部113の外面が下部容器本体内
部の段部122に接地する。その場合、該下部容器本体
の凹部124の深さは該上部容器本体の接地用突出部1
12の高さよりも大きくする必要がある。この凹部12
4の深さと接地用突出部112の高さとの関係を上記に
ようにすることにより、容器本体10を多段積みした時
に上部の容器本体の接地用突出部112が下部容器本体
に接触しないため、該接地用突出部112の汚れによっ
て下部容器本体が汚染されなくて済むことになる。
ねた場合、図2に示すように上部容器本体の接地用突出
部112が下部容器本体内部の凹部124に嵌合し、ま
た上部容器本体の隆起部113の外面が下部容器本体内
部の段部122に接地する。その場合、該下部容器本体
の凹部124の深さは該上部容器本体の接地用突出部1
12の高さよりも大きくする必要がある。この凹部12
4の深さと接地用突出部112の高さとの関係を上記に
ようにすることにより、容器本体10を多段積みした時
に上部の容器本体の接地用突出部112が下部容器本体
に接触しないため、該接地用突出部112の汚れによっ
て下部容器本体が汚染されなくて済むことになる。
【0013】容器本体10は、発泡体13と、該発泡体
13を被覆した外皮層14とから成る断熱材料に形成さ
れているが、必要に応じて発泡体のみによって形成して
もよい。発泡体13は、発泡ポリウレタン、発泡ポリス
チレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン等によ
って形成することができ、また外皮層14は、ポリエチ
レン、ポリプロピレン等によって形成することができ
る。
13を被覆した外皮層14とから成る断熱材料に形成さ
れているが、必要に応じて発泡体のみによって形成して
もよい。発泡体13は、発泡ポリウレタン、発泡ポリス
チレン、発泡ポリエチレン、発泡ポリプロピレン等によ
って形成することができ、また外皮層14は、ポリエチ
レン、ポリプロピレン等によって形成することができ
る。
【0014】図1乃至図14に示す断熱容器に於いて、
蓋体20は、表面側に凹部21が形成され、裏面側に凹
部22と、該凹部22の内側に凸部23が形成されてい
る。蓋体20は、発泡体24と、該発泡体24を被覆し
た外皮層25とから成る断熱材料に形成されているが、
必要に応じて発泡体のみによって形成してもよい。発泡
体24は、発泡ポリウレタン、発泡ポリスチレン、発泡
ポリエチレン、発泡ポリプロピレン等によって形成する
ことができ、また外皮層25は、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等によって形成することができる。
蓋体20は、表面側に凹部21が形成され、裏面側に凹
部22と、該凹部22の内側に凸部23が形成されてい
る。蓋体20は、発泡体24と、該発泡体24を被覆し
た外皮層25とから成る断熱材料に形成されているが、
必要に応じて発泡体のみによって形成してもよい。発泡
体24は、発泡ポリウレタン、発泡ポリスチレン、発泡
ポリエチレン、発泡ポリプロピレン等によって形成する
ことができ、また外皮層25は、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等によって形成することができる。
【0015】本発明に係わる断熱容器に於いて、容器本
体10及び蓋体20を形成する断熱材料の厚さは、20
乃至50mmとすることが好ましい。図1乃至図14に
示す断熱容器は、上部側壁部123の上端に形成された
凸部125と蓋体20の裏面側に形成された凹部22と
を嵌合させることにより、容器本体10に蓋体20を被
せることができ、且つ角形底部11の外面周辺側111
に形成された隆起部113と蓋体20の表面側に形成さ
れた凹部21とを嵌合させることにより、容器本体10
に蓋体20を被せた状態で多段に積み重ねることができ
る。
体10及び蓋体20を形成する断熱材料の厚さは、20
乃至50mmとすることが好ましい。図1乃至図14に
示す断熱容器は、上部側壁部123の上端に形成された
凸部125と蓋体20の裏面側に形成された凹部22と
を嵌合させることにより、容器本体10に蓋体20を被
せることができ、且つ角形底部11の外面周辺側111
に形成された隆起部113と蓋体20の表面側に形成さ
れた凹部21とを嵌合させることにより、容器本体10
に蓋体20を被せた状態で多段に積み重ねることができ
る。
【0016】図1乃至図14に示す断熱容器は、蓋体2
0の表面側に形成された凹部21と蓋体20の裏面側に
形成された凸部23とを嵌合させることにより、蓋体2
0を互いに積み重ねることができる。
0の表面側に形成された凹部21と蓋体20の裏面側に
形成された凸部23とを嵌合させることにより、蓋体2
0を互いに積み重ねることができる。
【0017】図1乃至図14に示す断熱容器に於いて
は、積み重ねの為に蓋体20の表面側に凹部21を形成
し、蓋体20の裏面側に凸部23を形成し、容器本体1
0の角形底部11の外面周辺側111に隆起部113を
形成しているが、必要に応じてこれとは逆に蓋体20の
表面側に凸部を形成し、蓋体20の裏面側に凹部を形成
し、容器本体10の角形底部11の外面周辺部111に
凹部を形成してもよい。
は、積み重ねの為に蓋体20の表面側に凹部21を形成
し、蓋体20の裏面側に凸部23を形成し、容器本体1
0の角形底部11の外面周辺側111に隆起部113を
形成しているが、必要に応じてこれとは逆に蓋体20の
表面側に凸部を形成し、蓋体20の裏面側に凹部を形成
し、容器本体10の角形底部11の外面周辺部111に
凹部を形成してもよい。
【0018】本発明に係わる断熱容器に於いては、図
1、図4、図6及び図9に示すように、対向する側壁部
12の外面側に取手16を形成してもよいし、さらに取
手16に蓋体結束テープ17の一端を保持させ、蓋体結
束テープ17の他端を重ね合わせてそれぞれの接触面に
マジックファスナーを設けることにより、蓋体結束テー
プ17によって容器本体10に蓋体20を結束できるよ
うにしてもよい。
1、図4、図6及び図9に示すように、対向する側壁部
12の外面側に取手16を形成してもよいし、さらに取
手16に蓋体結束テープ17の一端を保持させ、蓋体結
束テープ17の他端を重ね合わせてそれぞれの接触面に
マジックファスナーを設けることにより、蓋体結束テー
プ17によって容器本体10に蓋体20を結束できるよ
うにしてもよい。
【0019】また、本発明に係わる断熱容器は、図1及
び図8に示すように、側壁部12の外面側に温度計取付
部18を形成し、該温度計取付部18に測定端子を容器
本体10内に突き出させた温度計(図示せず)を取付け
ることにより、容器本体10内の温度を側壁部12の外
面側に表示できるようにしてもよい。
び図8に示すように、側壁部12の外面側に温度計取付
部18を形成し、該温度計取付部18に測定端子を容器
本体10内に突き出させた温度計(図示せず)を取付け
ることにより、容器本体10内の温度を側壁部12の外
面側に表示できるようにしてもよい。
【0020】本発明に係わる断熱容器は、容器本体10
内に物品30を収納し、側壁部12の段部122上にド
ライアイス、蓄冷材等の冷媒又は発熱材40を載せ、蓋
体20を被せると、物品30が角型底部11に形成され
た凸状リブ114上に載せられていることによって容器
内の空気が循環し、容器内に収納した物品30を効率よ
く保冷若しくは保温することができる。
内に物品30を収納し、側壁部12の段部122上にド
ライアイス、蓄冷材等の冷媒又は発熱材40を載せ、蓋
体20を被せると、物品30が角型底部11に形成され
た凸状リブ114上に載せられていることによって容器
内の空気が循環し、容器内に収納した物品30を効率よ
く保冷若しくは保温することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係わる断熱容器は、図11に示
すように、下段に位置した容器本体10の段部122上
に上段に位置した容器本体10の角型底部11の外面周
辺部111に形成された隆起部113を載せて多段に積
み重ね、上部側壁部123の上端に形成された凸部12
5と蓋体20の裏面側に形成された凹部22とを嵌合さ
せることによって最上段の容器本体10に蓋体20を被
せ、更にその上に蓋体20の表面側に形成された凹部2
1と蓋体20の裏面側に形成された凸部23とを嵌合さ
せることによって蓋体20を多段に積み重ねることによ
り、容器を空で運搬する場合に容器本体同士及び蓋体同
士がしっかり固定されて外れ難く、しかも運搬容積を大
幅に削減することができる。
すように、下段に位置した容器本体10の段部122上
に上段に位置した容器本体10の角型底部11の外面周
辺部111に形成された隆起部113を載せて多段に積
み重ね、上部側壁部123の上端に形成された凸部12
5と蓋体20の裏面側に形成された凹部22とを嵌合さ
せることによって最上段の容器本体10に蓋体20を被
せ、更にその上に蓋体20の表面側に形成された凹部2
1と蓋体20の裏面側に形成された凸部23とを嵌合さ
せることによって蓋体20を多段に積み重ねることによ
り、容器を空で運搬する場合に容器本体同士及び蓋体同
士がしっかり固定されて外れ難く、しかも運搬容積を大
幅に削減することができる。
【0022】更に、本発明に係わる断熱容器は、前記の
如く容器本体同士を入れ子積みした際に、図12に示す
ように、上段に位置した容器本体10の接地用突出部1
12が下段に位置した容器本体10の段部122に形成
された凹部124内に進入し、地面、床面等に接触して
汚染された接地用突出部112が下段に位置した容器本
体10の内面に接触することがない為に、容器本体同士
の入れ子積みによって容器本体10の内面が不用意に汚
染されることを防止することができ、食料品等の物品3
0を好適に運搬することができる。
如く容器本体同士を入れ子積みした際に、図12に示す
ように、上段に位置した容器本体10の接地用突出部1
12が下段に位置した容器本体10の段部122に形成
された凹部124内に進入し、地面、床面等に接触して
汚染された接地用突出部112が下段に位置した容器本
体10の内面に接触することがない為に、容器本体同士
の入れ子積みによって容器本体10の内面が不用意に汚
染されることを防止することができ、食料品等の物品3
0を好適に運搬することができる。
【図1】本発明に係わる断熱容器の一つの実施の形態を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図2】図2左半分は図1に示した断熱容器に於ける容
器本体の左半分の底面図であり、図2右半分は図1に示
した断熱容器に於ける容器本体の右半分の平面図であ
る。
器本体の左半分の底面図であり、図2右半分は図1に示
した断熱容器に於ける容器本体の右半分の平面図であ
る。
【図3】図3左半分は図1に示した断熱容器に於ける蓋
体の左半分の底面図であり、図3右半分は図1に示した
断熱容器に於ける蓋体の右半分の平面図である。
体の左半分の底面図であり、図3右半分は図1に示した
断熱容器に於ける蓋体の右半分の平面図である。
【図4】図4左半分は図2に於ける線A−Aに沿った断
面図であり、図4右半分は図2に於ける線B−Bに沿っ
た断面図である。
面図であり、図4右半分は図2に於ける線B−Bに沿っ
た断面図である。
【図5】図5左半分は図2に於ける線C−Cに沿った断
面図であり、図5右半分は図2に於ける線D−Dに沿っ
た断面図である。
面図であり、図5右半分は図2に於ける線D−Dに沿っ
た断面図である。
【図6】図6左半分は図4の左半分の断面図と同様に切
断した容器本体内に物品と冷媒、発熱材等を収納して蓋
体を被せた状態を示す断面図であり、図6右半分は図4
の右半分の断面図と同様に切断した容器本体内に物品と
冷媒、発熱材等を収納して蓋体を被せた状態を示す断面
図である。
断した容器本体内に物品と冷媒、発熱材等を収納して蓋
体を被せた状態を示す断面図であり、図6右半分は図4
の右半分の断面図と同様に切断した容器本体内に物品と
冷媒、発熱材等を収納して蓋体を被せた状態を示す断面
図である。
【図7】図7左半分は図5の左半分の断面図と同様に切
断した容器本体内に物品と冷媒、発熱材等を収納して蓋
体を被せた状態を示す断面図であり、図7右半分は図5
の右半分の断面図と同様に切断した容器本体内に物品と
冷媒、発熱材等を収納して蓋体を被せた状態を示す断面
図である。
断した容器本体内に物品と冷媒、発熱材等を収納して蓋
体を被せた状態を示す断面図であり、図7右半分は図5
の右半分の断面図と同様に切断した容器本体内に物品と
冷媒、発熱材等を収納して蓋体を被せた状態を示す断面
図である。
【図8】図1に示した断熱容器に於ける容器本体の正面
図である。
図である。
【図9】図1に示した断熱容器に於ける容器本体の側面
図である。
図である。
【図10】容器本体に蓋体を被せて多段に積み重ねた状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図11】容器本体を多段に積み重ねた上に蓋体を多段
に積み重ねた状態を示す断面図である。
に積み重ねた状態を示す断面図である。
【図12】容器本体を2段積み重ねた状態を示す断面図
とその部分拡大断面図である。
とその部分拡大断面図である。
【図13】図1に示した断熱容器に物品と冷媒、発熱材
等を収納して蓋体を被せた状態を示す一部破断斜視図で
ある。
等を収納して蓋体を被せた状態を示す一部破断斜視図で
ある。
【図14】図1に示した断熱容器の容器本体10の側壁
部12の凹部124を示す部分断面図である。
部12の凹部124を示す部分断面図である。
10 容器本体 11 角形底部 111 外面周辺部 112 接地用突出部 12 側壁部 121 下部側壁部 122 段部 123 上部側壁部 124 凹部 126 上部側壁段部 13、24 発泡体 14、25 外皮層 20 蓋体
Claims (7)
- 【請求項1】 容器本体と、該容器本体に被せられた蓋
体とを有し、容器本体及び蓋体が断熱材料によって形成
された断熱容器に於いて、容器本体が角形底部と、該角
形底部の周辺に立設された4個の側壁部とを有し、各側
壁部が角形底部の周辺から側壁部のほぼ中間の高さ迄立
ち上がった下部側壁部と、該下部側壁部の上端から外方
に屈曲した段部と、該段部の外周から立ち上がった上部
側壁部とを有し、容器本体を積み重ねた際に、下段に位
置した容器本体の段部上に上段に位置した容器本体の角
型底部の外面周辺部が接触し、且つ下段に位置した容器
本体の段部に形成された凹部内に上段に位置した容器本
体の外面周辺部に形成された接地用突出部が進入するこ
とによって上段に位置した容器本体の接地用突出部が下
段に位置した容器本体に接触しないことを特徴とする断
熱容器。 - 【請求項2】 容器本体が、発泡体と、該発泡体を被覆
した外皮層とから成る断熱材料によって形成されている
請求項1記載の断熱容器。 - 【請求項3】 蓋体が、発泡体と、該発泡体を被覆した
外皮層とから成る断熱材料によって形成されている請求
項1記載の断熱容器。 - 【請求項4】 容器本体が、発泡体のみから成る断熱材
料によって形成されている請求項1記載の断熱容器。 - 【請求項5】 蓋体が、発泡体のみから成る断熱材料に
よって形成されている請求項1記載の断熱容器。 - 【請求項6】 発泡体が発泡ポリウレタン、発泡ポリス
チレン、発泡ポリエチレン又は発泡ポリプロピレンであ
る請求項2乃至請求項5のいずれかに記載の断熱容器。 - 【請求項7】 外皮層がポリエチレン又はポリプロピレ
ンである請求項2又は請求項3記載の断熱容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28844797A JPH11124140A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 断熱容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28844797A JPH11124140A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 断熱容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11124140A true JPH11124140A (ja) | 1999-05-11 |
Family
ID=17730337
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28844797A Pending JPH11124140A (ja) | 1997-10-21 | 1997-10-21 | 断熱容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11124140A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007230586A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Ueda Seikan Kk | 発泡合成樹脂容器 |
JP2009221752A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Kurimoto Shoji Kk | マンホール用嵩上げパイプ |
JP2019156472A (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 三甲株式会社 | 容器 |
-
1997
- 1997-10-21 JP JP28844797A patent/JPH11124140A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007230586A (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-13 | Ueda Seikan Kk | 発泡合成樹脂容器 |
JP2009221752A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Kurimoto Shoji Kk | マンホール用嵩上げパイプ |
JP2019156472A (ja) * | 2018-03-16 | 2019-09-19 | 三甲株式会社 | 容器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Effective date: 20050622 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060424 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060502 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20061102 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |