JPH11123861A - カラープリンタ用プリンタドライバ及びそれを使用する印刷システム - Google Patents

カラープリンタ用プリンタドライバ及びそれを使用する印刷システム

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JPH11123861A
JPH11123861A JP10213262A JP21326298A JPH11123861A JP H11123861 A JPH11123861 A JP H11123861A JP 10213262 A JP10213262 A JP 10213262A JP 21326298 A JP21326298 A JP 21326298A JP H11123861 A JPH11123861 A JP H11123861A
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color
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data
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binary
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JP10213262A
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Takao Aichi
孝郎 愛知
Kenri Yamada
顕李 山田
Hiromitsu Hirabayashi
弘光 平林
Osamu Hirata
修 平田
Kazuyuki Masumoto
和幸 桝本
Tetsuya Kawanabe
哲也 河鍋
Akihiko Sukigara
明彦 鋤柄
Masafumi Kamata
雅史 鎌田
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Canon Business Machines Inc
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    • G06K2215/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data
    • G06K2215/0082Architecture adapted for a particular function
    • G06K2215/0094Colour printing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイナリ化されたデータを水平ラスタ形式で
記憶するという中間処理なしに、バイナリ化のプロセス
と同時にバイナリ化されたデータを直接にカラムフォー
マットで記憶することによって、処理時間を短くすると
共に、処理を簡単にする。 【解決手段】 本発明のカラープリンタドライバは、ラ
スタ形式で記憶されている連続色調の色印刷データ(9
0)をバイナリ化し、水平ラスタ形式で記憶することな
しにバイナリ化されたデータを印刷データバッファ77
に、直接、カラム形式で記憶し、略垂直に配置された印
刷要素を有するプリントエンジンによって印刷する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタの
プリンタドライバに関し、詳細には、カラープリンタへ
転送されカラープリンタによって印刷される色成分デー
タを得るようにホストコンピュータ内で実行することの
できるプリンタドライバ及びそれを使用する印刷システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、個人で使用するカラープリンタま
たは小さなオフィスや家庭オフィス(SOHO;sma
ll office home office)向けの
カラープリンタの人気が極めて高くなっている。このよ
うなカラープリンタは、記録媒体上のバンドを走査し
て、複数の色成分(シアン(C)成分、マゼンタ(M)
成分、イエロー(Y)成分、ブラック(K)成分など)
をそのバンド上で重ね合わせることによってカラー画像
を印刷する。
【0003】このようなカラープリンタは、モニタ上に
表示された、あるいはその他のコンピュータ処理された
画像ファイルに記憶された連続色調(または多値)のカ
ラー画像で表されたカラー画像を印刷するのによく使用
される。連続色調のカラー画像は、通常、ラスタ・ビッ
トマップ・フォーマットで記憶され、カラー画像の各画
素は、レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の
三原色など複数の原色のそれぞれについて記憶された対
応する色値を有している。
【0004】図1は、そのようなビットマップ画像10
の代表例を示す図である。図1を見ればわかるように、
ビットマップ画像10は、3つの色平面、すなわちレッ
ド色平面R、グリーン色平面G、ブルー色平面Bの多値
(マルチレベル)の画像データで構成される。カラー画
像の各画素は、各色平面内に対応する画素データ11r
と、画素データ11gと、画素データ11bとを有す
る。各RGB色平面ごとに、画素データ11r、11
g、11bは、ラスタ化されたビットマップ画像を形成
するように画素の二次元ラスタアレイとして配置され
る。図1の例では、各画素データ11r、11g、11
bは8ビット・バイトで記憶されている。したがって、
カラー画像中の各画素の色は、24ビットの画素データ
で表され、一般に、24ビット・カラーデータまたは1
600万・カラーデータと呼ばれる。
【0005】しかし、当該型のカラープリンタは、現
在、連続色調画像を印刷することができない。むしろ、
このようなカラープリンタは、各画素位置に1つの色ド
ットを付着させたり/付着させなかったりしかできない
バイナリプリンタである。連続色調の多値データ用に別
々のRGB色平面を適合させる場合、プリンタのバイナ
リ・ビットマップ・データは、各プリンタ着色材につい
てのバイナリ印刷データの別々の色平面で構成される。
図1は、4つのプリンタ着色材があり、したがって4つ
の色平面、すなわちシアン色平面C、マゼンタ色平面
M、イエロー色平面Y、ブラック色平面Kの4つの色平
面がある典型的な例を示している。CMYK色平面のそ
れぞれについて、画素データ11c、11m、11y、
11kは、ラスタ化されたビットマップ画像を形成する
ように画素の二次元ラスタアレイとして構成される。し
かし、これはバイナリデータであるので、各画素データ
11c、11m、11y、11kは1バイナリ・ビット
として記憶される。
【0006】したがって、連続色調のカラー画像データ
で表されるカラー画像を印刷するには、まず、印刷画像
中の各画素が各着色材ごとに画素当たり1ビットで表さ
れるように、連続色調のカラーデータを各画素ごとにバ
イナリ化する必要がある。このプロセスを図2のフロー
チャートに示す。
【0007】図2を見ればわかるように、ステップS2
01で、連続色調のラスタ画像データがバイナリ・ラス
タ・データにバイナリ化される。このようなバイナリ化
は、ディザ法や誤差拡散法を含め既知の方法によって行
うことができる。バイナリ化の結果は、各プリンタ着色
材の平面内に各画素ごとに1ビットを有するラスタ・ビ
ットマップ形式で記憶される。
【0008】図3は、各色平面についてのバイナリ化さ
れたラスタ画像データの例を示す。この図を見ればわか
るように、図1のラスタ化形式のカラー画像データに適
合させる際には、バイナリ画像データは、適切なサイズ
のメモリブロック内の連続するバイトの連続するビット
に記憶される。8インチ幅の記録媒体を横切ってインチ
当たり360ドット(dpi)で印刷する典型的プリン
タでは、1ライン当たり360×8=2880ビットの
データが必要である。これらのビットは、それぞれ8ビ
ット・バイト・データの連続ビットに記憶される。した
がって、単一の印刷データラインを記憶するには、(2
880ビット)/(バイト当たり8ビット)=360バ
イトが必要である。各プリンタ着色材ごとの24個のノ
ズルを有する印刷ヘッドでは、図3に示したように、各
色平面ごとに360×24=8640バイト・ブロック
のメモリが必要である。これらの8640バイトは、図
3に通し番号1乃至8640で示したように、メモリに
順次割り振られ、各バイト12は8つの順次バイナリ・
ビット14からなるバイナリ印刷データを含む。
【0009】図4は、典型的な垂直志向の印刷ヘッドの
構成例を示す。この構成では、イエロー着色材に24個
の印刷ノズルが設けられ、マゼンタ着色材に24個の印
刷ノズルが設けられ、シアン着色材に24個の印刷ノズ
ルが設けられ、ブラック着色材に64個の印刷ノズルが
設けられている。図4を見ればわかるように、ノズルは
垂直あるいはほぼ垂直に互いに重なる位置に位置決めさ
れる。印刷ヘッドは、記録媒体の1つのバンド上で記録
を行うように、水平に記録媒体を横切って矢印Aの方向
へ駆動される。
【0010】印刷ヘッド上のノズルの構造が垂直に配置
されるのに対して、メモリに記憶される印刷データ(図
3)が水平に記憶されるので、図3の水平ラスタ・デー
タを印刷ヘッドによって使用できるカラムデータに変換
する必要がある。そのようなステップは当技術分野で知
られており、図2のステップS202に示されている。
この結果得られるカラムフォーマット・データを図5に
示す。この図を見ればわかるように、依然として、図3
に示した同じ2880×24画素の印刷バンドに対応す
る8640バイトの8ビット・バイナリ印刷データがあ
るが、バイナリ印刷データはカラムフォーマットとして
再構成されている。したがって、8640バイトは、通
し番号1乃至8640で示したようにメモリに順次割り
振られ、各バイト15は8つの順次(しかしカラム構成
された)バイナリ・ビット16のバイナリ印刷データを
含む。
【0011】したがって、連続色調のカラー画像で表さ
れたカラー画像を印刷する従来型の方法によれば、まず
上記ステップS201に関連して述べたように、連続色
調のカラー画像をラスタ・データにバイナリ化しなけれ
ばならず、次にステップS202に示したように、水平
ラスタ・データを垂直カラムデータに変換しなければな
らない。その後、ステップS203に示したように、各
バイナリ化された色平面が、印刷ヘッド内のノズルブロ
ックの間の垂直オフセットを補償するようにシフトされ
(ステップS203)、シフトされたカラーデータが印
刷される(ステップS204)。
【0012】したがって、カラー画像データを印刷する
従来型の方法によれば、バイナリ化されたラスタ・デー
タを水平ラスタ・データからカラムデータに変換しなけ
ればならない。この変換ステップによって、必然的に処
理時間が長くなり、処理がますます複雑になる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、バイ
ナリ化されたデータを水平ラスタ形式で記憶するという
中間処理なしに、バイナリ化のプロセスと同時にバイナ
リ化されたデータを直接にカラムフォーマットで記憶す
ることによって、従来技術のシステムに見られる前述の
欠点に対処することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、プリンタドライバは、略垂直に配置された印刷ヘッ
ドを有し、複数の色成分のそれぞれに対応する複数の走
査によって記録媒体上のバンドにカラー画像を形成する
カラープリンタに対して、複数の色成分のそれぞれにつ
いての色成分データを出力するようにホストコンピュー
タにおいて実行することができる。本発明によるプリン
タドライバは、連続色調画像の連続画素に関するカラー
データにアクセスし、各連続画素を、印刷ヘッド上の色
成分に対応する複数の色成分のそれぞれにバイナリ化
し、水平ラスタ・フォーマットで記憶することなしに、
各画素についてのバイナリ化されたデータをカラムフォ
ーマットで記憶する。カラムフォーマットのバイナリ化
カラーデータは、各色印刷ノズルブロックの間の垂直オ
フセットに対処するようにシフトされ、バイナリ化され
シフトされたカラムデータは、ホストコンピュータから
双方向インタフェースなどのインタフェースを介してカ
ラープリンタへ伝達され、カラープリンタによって印刷
されるのが望ましい。
【0015】バイナリ化された色成分データが連続色調
カラーデータから得られ、直接カラムフォーマットで記
憶される前述の構成によって、水平ラスタ・データを垂
直カラムデータに変換するために従来型の装置で必要と
される追加の処理ステップの導入を回避することができ
る。
【0016】この簡単な要約は、本発明の性質を迅速に
理解できるように与えたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態の以下
の詳細な説明を添付の図面と共に参照することによっ
て、本発明をより完全に理解することができる。
【0018】以下、本発明の利益及び利点を理解するこ
とのできる代表的なプリンタに関する好ましい実施形態
について、詳細に説明する。この場合、代表的なプリン
タは、場合によっては「シャトル・プリンタ」と呼ばれ
る2つの印刷ヘッドを有するプリンタである。当然のこ
とながら、本発明は1つまたは複数のヘッドを有するプ
リンタを用いて実施することができる。しかし、本発明
を2つ以上のヘッドを有するプリンタと共に使用すると
更に効果が増す。
【0019】図6は、本実施の形態によるプリンタドラ
イバを組み込んだ代表的なコンピュータの外観を示す図
である。
【0020】図6には、Microsoft Wind
ows(登録商標)オペレーティング・システムなどの
ウィンドウ・オペレーティング・システムを有するIB
MPCやPC互換コンピュータなどのコンピュータ20
が示されている。コンピュータ20は、表示画面22を
有する表示モニタ23を備え、この画面上にユーザに対
して画像を表示する。コンピュータ20は、さらに、そ
れを用いて取り外し可能なフロッピーディスク媒体の読
取りまたは書込みを行うことのできるフロッピーディス
ク・ドライブ24と、データ・ファイル及びアプリケー
ションプログラム・ファイルを格納する固定ディスク・
ドライブ25と、テキストデータの入力と表示画面22
上に表示されたオブジェクトの処理を可能にするキーボ
ード26と、やはり表示画面22上のオブジェクトの処
理を可能にするために設けられたマウスなどのポインテ
ィングデバイス27とを備える。
【0021】カラー画像データと、コンピュータ20を
操作するプログラム命令シーケンスを含むファイルなど
他のファイルとを送受信するための、ローカル・エリア
・ネットワークまたはファクシミリ/モデム/電話イン
タフェースとの接続やインタフェースなど、他の接続を
コンピュータ20に与えることができる。
【0022】カラー・バブルジェット・プリンタなどの
デュアル印刷ヘッドを有するプリンタ30は、コンピュ
ータ20とのインタフェースを有している。コンピュー
タ20とプリンタ30との間のインタフェースは、赤外
線インタフェースや標準Centronicsプリンタ
・インタフェースなど様々なインタフェースであってよ
いが、本明細書で説明するインタフェースはIEEE1
284の双方向インタフェースであり、コンピュータ2
0とプリンタ30の両方によるデータの送受信を可能に
する。プリンタ30は一対のバブルジェット印刷ヘッド
を含み、以下に詳しく説明するように、各印刷ヘッド
は、複数の色のうちの各色のグループで垂直に位置合わ
せされた複数のインク吐出ノズルを有する。
【0023】オペレータの命令に応じ、かつウィンドウ
・オペレーティング・システムの制御下で、グラフィッ
クス・アプリケーション・プログラムや、描画アプリケ
ーション・プログラムや、デスクトップ・パブリッシン
グ・アプリケーション・プログラムなどの記憶されてい
るアプリケーション・プログラムが選択的に実行され、
データが処理及び操作される。また、オペレータの命令
に応じ、かつ記憶されているこれらのアプリケーション
・プログラムに基づいて、モニタ23上に画像を表示
し、またモニタ23上に表示された画像をプリンタ30
で印刷することを求めるコマンドが発行される。
【0024】図7は、プリンタ30内のデュアル印刷ヘ
ッドの構成例の概略図である。
【0025】印刷ヘッド31a及び31bは、それぞれ
が例えば72mmなどの固定離隔距離でキャリッジ33
上に取り付けられる。各印刷ヘッドごとにそれぞれ、イ
ンクタンク32a及び32bが設けられ、シアンインク
や、マゼンタインクや、イエローインクや、ブラックイ
ンクなど、いくつかの異なる色のインクがそれぞれの印
刷ヘッドに供給される。そのような構成によって、各印
刷ヘッド内の各タンクを、独立にキャリッジ33に設置
したり、キャリッジ33から取り外すことができる。
【0026】キャリッジ33は、ガイドレール34上で
矢印Aの方向へ往復の前後摺動できるように支持され、
ベルトなど適切な駆動手段によってガイドレール34を
横切る方向へ駆動される。駆動手段は、キャリッジ3
3、したがって印刷ヘッド31a及び31bを、ガイド
レール34を横切る走査運動状態で駆動し、図示しない
印刷媒体を横切る方向へ走査する。この構成を用いた場
合、印刷ヘッド31aは、印刷媒体の左側部分を走査
し、その印刷可能な領域として幅226mmを有し、そ
れに対して、印刷ヘッド31bは、印刷媒体の右側部分
を走査し、その印刷可能な領域として幅226mmを有
する。
【0027】印刷ヘッド31a及び31bのそれぞれの
インクジェット吐出口に、それぞれキャッピング機構3
6a及び36bが設けられる。キャッピング機構36a
及び36bは、各インク吐出ノズルをホーム位置のとき
にキャップできるように、プラテン35の下方のキャリ
ッジ33のホーム位置に配設される。また、キャッピン
グ機構36bは、吸引によってインク吐出ノズルからイ
ンクを吸い出すためにポンピング機構37も備えてい
る。どちらの印刷ヘッド31a、31bでもキャッピン
グ機構36bの上方に位置決めできるので、通常、両方
のキャッピング機構に別々のポンピング機構37を設け
る必要はない。
【0028】キャッピング機構36bに隣接してワイパ
38が設けられる。ワイパ38はある回数、印刷ヘッド
31a及び32bの経路内へ移動して、ヘッドのインク
吐出ノズルと接触したときにはこのノズルを清掃する。
【0029】前述の構成を用いた場合、ヘッド31aと
ヘッド31bとの間のヘッド離隔距離72mmは、最大
印刷可能領域、本例では298mmの約1/4に相当す
る。印刷ヘッド31a及び31bのどちらでも、154
mmの中央の重なり領域上に印刷することができる。こ
の構成を用いた場合、A−3サイズの用紙(297mm
×420mm)に容易に対処することができる。また、
A−5サイズの用紙(148mm×210mm)にも中
央重なり部で容易に対処することができる。この場合、
2つの印刷ヘッド31a及び31bのうちの一方を、そ
の印刷ヘッドのインクよりも低い密度のインクを使用す
る印刷ヘッドなど、異なる種類のインクを使用する印刷
ヘッドと交換することが可能である。そのような構成で
は、A−5サイズの用紙上に写真に近い品質の画像を印
刷する際に望ましい、より多種類のインクを用いて印刷
することができる。
【0030】図8は、コンピュータ20の内部構成例と
プリンタ30の内部構成例とを示す詳細ブロック図であ
る。
【0031】図8に示したように、コンピュータ20
は、コンピュータ・バス41とのインタフェースをとる
プログラム可能なマイクロプロセッサなどの中央演算処
理装置(CPU)40を含む。コンピュータ・バス41
には、ディスプレイ23とのインタフェースをとるディ
スプレイ・インタフェース42と、プリンタ30とのイ
ンタフェースをとるプリンタ・インタフェース44と、
フロッピーディスク24とのインタフェースをとるフロ
ッピーディスクドライブ・インタフェース45と、キー
ボード26とのインタフェースをとるキーボード・イン
タフェース46と、ポインティングデバイス27とのイ
ンタフェースをとるポインティングデバイス・インタフ
ェース47も接続される。
【0032】ランダム・アクセス・メモリ(RAM)な
どのメインメモリ48は、CPU40がメモリ記憶域に
アクセスできるようにコンピュータ・バス41と接続さ
れる。特に、ディスク25上に記憶されているアプリケ
ーション・プログラムに関連する命令シーケンスなどの
記憶されているアプリケーション・プログラム命令シー
ケンスを実行する際に、CPU40はこのようなアプリ
ケーション命令シーケンスをディスク25(あるいはネ
ットワークまたはフロッピーディスク・ドライブ24を
介してアクセスされる媒体など他の記憶媒体)からメイ
ンメモリ48にロードし、メインメモリで実行する。
【0033】メインメモリ48は、以下で詳しく説明す
るように、本実施の形態によるプリンタドライバによっ
て使用される印刷データ・バッファも備えている。ウィ
ンドウ・オペレーティング・システムの下で使用できる
標準ディスク・スワッピング技法によって、前述の印刷
データ・バッファを含むメモリのセグメントをディスク
25との間でスワップできることも認識されたい。
【0034】スタートアップ命令シーケンスや、キーボ
ード26の操作用の基本入出力オペレーティング・シス
テム(BIOS)などの不変命令シーケンスを記憶する
読取り専用メモリ(ROM)49が設けられる。
【0035】図8に示し、かつ上記で述べたように、固
定ディスク25は、ウィンドウ・オペレーティング・シ
ステムのプログラム命令シーケンスと、グラフィックス
・アプリケーション・プログラムや、描画アプリケーシ
ョン・プログラムや、デスクトップ・パブリッシング・
アプリケーション・プログラムなど様々なアプリケーシ
ョン・プログラムのプログラム命令シーケンスを記憶す
る。固定ディスク25は、さらに、指定されたアプリケ
ーション・プログラムの制御下でモニタ23上に表示さ
れあるいはプリンタ30上で印刷されるようなカラー画
像ファイルも記憶する。固定ディスク25は、また、本
発明の、ディスプレイ・インタフェース42に多値のR
GB原色値をどのように与えるかを制御するカラー・モ
ニタ・ドライバと、CMYK色成分値をRGB原色値か
らどのように導びき、プリンタ30によって印刷できる
ようにプリンタ・インタフェース44に与えるかを制御
するためのドライバであるプリンタドライバ50とを記
憶する。
【0036】コンピュータ20に接続されたネットワー
ク装置やファクシミリ装置などの様々な装置に適切な信
号を与える他の装置ドライバも、固定ディスク25上に
記憶される。
【0037】通常、ディスク25上に記憶されるアプリ
ケーション・プログラム及びドライバは、ユーザによっ
て、これらのプログラム及びドライバが最初に記憶され
ている他のコンピュータ可読媒体からディスク25上に
インストールされる。たとえば、通常、ユーザは、フロ
ッピーディスク、または本発明によるプリンタドライバ
のコピーが記憶されるCD−ROMなど他のコンピュー
タ可読媒体を購入する。ユーザは、次いで、プリンタド
ライバをディスク25にコピーする周知の技法を通して
プリンタドライバ50を固定ディスク25上にインスト
ールする。同時に、ユーザは、図示しないモデム・イン
タフェースまたは図示しないネットワークを介して、フ
ァイルサーバまたはコンピュータ化したブリテンボード
からのダウンロードなどによって、本発明によるプリン
タドライバをダウンロードすることもできる。
【0038】図8に戻るとわかるように、プリンタ30
は、コンピュータ・バス61に接続されたV853シン
グルチップ・マイクロプロセッサなどのCPU60を含
む。コンピュータ・バス61には、RAM62、ROM
63、外部メモリ・インタフェース64、プリントエン
ジンとのインタフェース65、パネルとのインタフェー
ス66、コンピュータ20とのインタフェース67も接
続される。RAM62はプリンタ30用の使用記憶域で
構成され、特に、以下で詳しく説明する印刷データ・バ
ッファ領域を含む。ROM63は、フォントデータを記
憶するフォントROMと、プリンタ30を制御するため
に使用されるプログラム命令シーケンスを記憶するプロ
グラムROMと、プリンタのモデル番号などの不変デー
タとで構成される。外部メモリ・インタフェース64
は、プリンタ30用の追加のフォントを提供し、あるい
は追加のランダム・アクセス・メモリを提供するカート
リッジ70などの外部メモリ・カートリッジとのインタ
フェースをとる。インタフェース65は、図7に示した
印刷ヘッドとのインタフェースと、キャリッジ33用の
駆動手段とのインタフェースと、キャッピング機構36
a及び36bならびにポンプ37とのインタフェース
と、文書供給部とのインタフェースやプリンタ・ノズル
・コントロールとのインタフェースなど図示しない他の
インタフェースとを含み、プリントエンジン71とのイ
ンタフェースをとる。パネルとのインタフェース66
は、たとえば、プリンタの状況を表示するLCDディス
プレイと、オンライン状態及びオフライン状態またはエ
ラー状態を示すLEDディスプレイと、プリンタ30に
設定したりその他の方法でプリンタ30とのインタフェ
ースをとる様々な制御ボタンとで構成されるパネル72
とのインタフェースを含む。インタフェース67は、コ
ンピュータ20のプリンタ・インタフェース44との双
方向インタフェースを含む。
【0039】図8ではプリンタ30の個々の構成要素を
互いに別々で異なるものとして示しているが、これらの
構成要素のうちの少なくともいくつかを組み合わせるこ
とが好ましい。たとえば、外部メモリ・インタフェース
64、プリントエンジンとのインタフェース65、パネ
ルとのインタフェース66、インタフェース67をすべ
て単一のゲートアレイとして組み合わせることが好まし
い。最も好ましくは、前述のゲートアレイはさらに、C
PU60、RAM62、ROM63といわゆるフォーイ
ンワン・チップとして組み合わされ、それによって、独
立したコンピュータ・バスへのリード線が不要になる
と、プリンタ30の制御部を製造するために必要な相互
接続部の数が削減される。
【0040】図9は、本発明を実施した場合にコンピュ
ータ20がコンピュータ30とどのように対話するかの
例を示すハイレベル機能ブロック図である。
【0041】図9に示したように、ディスク25に記憶
されている画像処理アプリケーションなどのアプリケー
ション・プログラム75から発行された印刷命令に応答
して、ウィンドウ・オペレーティング・システム76は
プリンタドライバ50にグラフィックス装置のインタフ
ェース呼出しを発行する。本実施の形態によれば、プリ
ンタドライバ50は、印刷命令に対応する印刷データを
アプリケーション75から得て、印刷データ・バッファ
77に記憶する。前述のように、印刷データ・バッファ
77はRAM48またはディスク25内に存在すること
も、あるいはオペレーティング・システム76のディス
ク・スワッピング動作を介して、最初にRAM48に記
憶しディスク50との間でスワップすることができる。
その後、この場合も本実施の形態によって、プリンタド
ライバ50は、印刷データ・バッファ77から印刷デー
タを得て、このデータをインタフェース44及び67を
通してプリンタ30へ伝送し、プリンタ30によって印
刷する。
【0042】受信側のプリンタ30は、ROM63に記
憶されているプログラムで構成された制御ソフトウェア
81を使用することによって、プリンタドライバ50か
ら印刷データを受信し、印刷データ・バッファ82に記
憶する。印刷データ・バッファ82はRAM62内に存
在する。その後、制御ソフトウェア81は、印刷データ
・バッファ82から記憶されている印刷データを検索
し、圧縮解凍などによって後述のように処理し、プリン
トエンジン71へ伝送し、プリントエンジンによって印
刷する。
【0043】これらの動作について、以下の本発明の代
表的な数例の実施形態で詳しく説明する。
【0044】<第1の実施形態>図10は、本発明の第
1の実施形態の動作手順を示すフローチャートである。
【0045】図10に示したプロセス・ステップは、C
PUによって実行されるコードとして記憶され、図10
の上部のプロセス・ステップは、CPU40によって実
行されるプリンタドライバ50内のコードとして記憶さ
れ、図10の下部に示したプロセス・ステップは、CP
U60によって実行されるROM63内のコードとして
記憶される。
【0046】一般的に言えば、図10に示したプロセス
・ステップは、垂直に配置された印刷要素を含む印刷ヘ
ッドを有し、かつ記録媒体上のバンドに画像を形成する
プリンタに、ラスタ画像に対応するバイナリ印刷データ
を出力するようにホストコンピュータ内で実行すること
のできるプリンタドライバである。ラスタ画像の連続画
素に関する多値データがアクセスされ、各連続画素に関
する多値データは、印刷ヘッド上の印刷要素に対応する
バイナリ印刷データにバイナリ化される。各画素につい
てのバイナリ化データは、好ましくは、水平ラスタ・フ
ォーマットで記憶する中間処理なしに、直接、カラムフ
ォーマットで記憶される。
【0047】図10に示した構成では、プリンタはカラ
ープリンタであり、垂直に配置されたプリンタの印刷要
素は、それぞれ、CMYK色成分など複数の減法混色の
原色成分のそれぞれに対応する複数のグループで配置さ
れ、RGB色成分など複数の加法混色の原色成分のそれ
ぞれに多値データが与えられる。このような状況の下
で、バイナリ化によって、多値データの各連続画素が複
数の減法混色の原色成分のそれぞれに関するバイナリデ
ータに変換される。垂直に配置された印刷要素の複数の
グループが各色成分に対してずれている場合、バイナリ
化された印刷データは、各印刷要素グループの間の垂直
オフセットに対処するようにシフトされるのが望まし
い。カラムフォーマットのバイナリ化され(シフトさ
れ)たバイナリデータは、次いで、ホストコンピュータ
から双方向インタフェースなどのインタフェースを介し
てカラープリンタに伝達され、カラープリンタによって
印刷される。
【0048】詳細には、ステップS1000で、プリン
タドライバ50は、プリンタ30によって印刷されるR
GB印刷データを受信する。RGB印刷データは、複数
のR色平面、G色平面、B色平面のそれぞれについての
多値の画像データであり、一般に、グラフィック・デバ
イス・インタフェース・コマンドを介してオペレーティ
ング・システム76からウィンドウ・グラフィカル・デ
バイス・インタフェース(GDI)環境を経て受信され
る。ステップS1001で、多値RGBデータは、マト
リックス乗算などの適切な処理と、その後に続くアンダ
ーカラー除去を通して多値CMYKに変換される。
【0049】
【数1】
【0050】ステップS1002で、CMYK多値デー
タに色補正が加えられる。ステップS1002で加えら
れる色補正は、一般に、多値画像データをカラープリン
タ30の色出力特性に合致するように調整することに関
する。したがって、たとえば、ステップS1002の色
補正は、理想的な染料とは違うカラープリンタ30で使
用される実際の染料の色特性の間の差に対処し、さらに
いわゆるアブニー効果に関するブルー/紫領域の補正な
ど色認識の差に対処する。
【0051】ステップS1003では、CMYK多値デ
ータに出力補正が加えられる。出力補正は、それぞれの
印刷ヘッド31aと印刷ヘッド31bとの間の位置ずれ
や、これらの印刷ヘッドの印刷密度の差や、印刷ヘッド
同士の重なり領域の間の密度混合など、カラープリンタ
30の出力特性に対処する。印刷ヘッド31aと印刷ヘ
ッド31bとの間の位置ずれは、同一出願人による同日
出願「プリンタドライバ、画像形成装置とその駆動方法
(整理番号3799137)」(優先権主張:「Printe
r Driver With An Auto-Alignment Function」米国特許
出願第08/901560号)に記載された方法で補正
される。この出願の内容は、本明細書に記載されたもの
として、本明細書に組み込まれる。
【0052】その概略を説明すれば、ヘッド31aの印
刷位置とヘッド31bの印刷位置との間の垂直オフセッ
トなどの位置ずれを補正するために、プリンタ30内の
図示しない光学センサが、2つの印刷ヘッドの重なり領
域における所定の印刷パターンの実際の印刷出力を検知
し、2つの印刷ヘッドの間のオフセット/位置ずれの数
値表現を得る。すなわち、左右のヘッドそれぞれにより
所定のパターンを記録紙、その記録した結果をセンサに
より読み取って、その濃度を比較する。縦方向の位置が
一致している状態では、ずれていない(ノーマルデー
タ)画像の方が“1/2/4”画素ずれた画像よりも濃
度が高くなる。一方、左右のヘッドの位置が縦方向にず
れている状態では、“1/2/4”画素ずれた画像の方
がずれない画像よりも濃度が高くなる。このような原理
を利用して左右ヘッドのずれを求める。次いで、各ヘッ
ドによって、位置ずれを補償する位置にドットが印刷さ
れるように、オフセット数値に基づいてCMYK多値デ
ータの印刷位置が変更される。
【0053】印刷の準備としてCMYK多値データが補
正されるステップS1002やS1003などでは、バ
イナリデータではなく多値データが補正されるのが望ま
しい。これは、バイナリ画像データよりも多値画像デー
タの方がより緻密な制御を加えられるからである。たと
えば、密度補正及び色シフト補正は、バイナリ画像デー
タに加えるよりも多値画像データに加える方がずっと容
易である。
【0054】ステップS1004では、補正されたCM
YK多値データがバイナリ化され、バイナリ化された印
刷データが、直接、カラムフォーマットで記憶される。
このプロセスを図11に詳しく示す。
【0055】図11には、印刷画像86を得ることが望
ましい多値のラスタ画像85が示されている。ラスタ画
像85は、それぞれ、画素88などの印刷画像に対応部
分を有する画素87など個々の画素で構成される。画像
85をラスタ画像と呼ぶ理由は、各連続画素についての
画像データが、90で示すように、各画素についての多
値データをラスタ画像85として記憶するメモリを表現
するラスタ・フォーマットで記憶されているためであ
る。90で示したように、ラスタ画像85中の各画素ご
とに、4つの多値色平面のそれぞれに1つのメモリ位置
が使用される。すなわち、シアンの多値色平面に1つの
メモリ位置、マゼンタの多値色平面に1つのメモリ位
置、イエローの多値色平面に1つのメモリ位置、ブラッ
クの多値色平面に1つのメモリ位置が使用される。この
場合の多値画像データは平面当たり8ビットであり、こ
のことは、各画素ごとの各色平面に関する色情報を記憶
するのに8ビット(1バイトに対応する)が必要である
ことを意味する。したがって、画素87の場合、シアン
色平面には8ビット・バイト87Cが必要であり、マゼ
ンタ色平面には8ビット・バイト87Mが必要であり、
イエロー平面には8ビット・バイト87Yが必要であ
り、ブラック色平面には8ビット・バイト87Kが必要
である。コード化されたハッチパターンで示したよう
に、多値画像データは連続的にラスタ画像フォーマット
で記憶される。
【0056】ステップS1004によるバイナリ化は、
各連続画素についての全色の多値画像データを受けて、
プリンタ30の各色成分ごとに1バイナリ・ビットを得
るようにバイナリ化処理を加えることによって進行す
る。この場合、プリンタ30は4つの色成分(シアン、
マゼンタ、イエロー、ブラック)で印刷するので、各色
平面ごとに1つの計4バイナリ・ビットが得られる。し
たがって、印刷画像86中の画素88の場合、シアン色
平面には1バイナリ・ビット88Cが与えられ、マゼン
タ色平面には1バイナリ・ビット88Mが与えられ、イ
エロー色平面には1バイナリ・ビット88Yが与えら
れ、ブラック色平面には1バイナリ・ビット88Kが与
えられる。バイナリ化は、カラーディザ処理、誤差拡
散、確率論的処理など任意の所望のバイナリ化方法によ
って進めることができ、必要に応じてエッジ拡張、平滑
化などを通して機能拡張をすることができる。
【0057】本実施の形態によれば、バイナリ化された
印刷データは、印刷データ・バッファ77にカラムフォ
ーマットで記憶される。具体的には、印刷データはバイ
ナリデータであるので、8画素分の印刷データを(各色
平面ごとに)各8ビット・バイトの印刷データ・バッフ
ァ77に記憶することができる。しかし、データはラス
タ・フォーマットでは記憶されずに、印刷ヘッドの印刷
要素の垂直配置に対応してカラムフォーマットで記憶さ
れる。この場合、印刷要素は各色成分ごとに24個のノ
ズルからなるグループとして配置されるので、1カラム
の印刷データを印刷データ・バッファ77に記憶するに
は24=3×8、すなわち3バイトが必要である。した
がって、印刷画像86中の対応する画素位置88に印刷
されるラスタ画像85中の画素87の場合、バイナリ印
刷データは位置88C(シアン成分の場合)、すなわち
印刷データ・バッファ77の第1バイト中の第1ビット
に記憶される。しかし、位置91cにラスタ・フォーマ
ットで記憶され位置91bに印刷される画素91aの場
合、対応するバイナリ印刷情報は印刷データ・バッファ
77内の次の連続メモリ位置には記憶されず、印刷デー
タカラムを印刷するのに必要なバイトの数に対応して3
バイトだけ下方にシフトした位置に記憶される。したが
って、画素91bに関する印刷データは位置91d、す
なわち印刷データ・バッファ77の3バイト下のメモリ
位置にある第1バイトに記憶される。同様に、バイナリ
化された次の印刷データは、クロスハッチで示したよう
に、直接、印刷データ・バッファ77の対応位置に記憶
される。したがって、たとえば、画素92a、すなわち
画素87から垂直に1つ下の画素であり、印刷画像86
中の位置92bに印刷され、位置92cにラスタ画像フ
ォーマットで記憶される画素の場合(位置92cは、画
素87のメモリ位置から2880メモリ位置下に配置す
ることができる)、対応するバイナリ印刷データは、位
置92d、すなわち印刷データ・バッファ77の第1バ
イト中の第2ビットに記憶される。
【0058】図11は、24個の画素カラム(すなわ
ち、印刷ヘッド上の3×8=24個のノズルに対応する
3つの8ビット・バイト)として構成されたカラムデー
タを示しているが、カラムデータの他の構成も可能であ
る。たとえば、カラムデータを8つの画素カラムとして
構成することが可能である。この場合、画素92bに関
する印刷データの位置92dは影響を受けないが、画素
91bに関する印刷データは、印刷データ・バッファ7
7の1つ下の位置の第1ビットに記憶される(すなわ
ち、画素位置93)。
【0059】したがって、ステップS1004で、多値
画像データがバイナリ化されてバイナリ印刷データが得
られ、バイナリ印刷データが直接、カラムフォーマット
で記憶される。バイナリ印刷データは、水平ラスタ・フ
ォーマットで記憶する媒介なしに直接、カラムフォーマ
ットで記憶されるのが望ましい。この処理によって、こ
の後に続く処理、すなわち、ラスタ画像フォーマット・
データを必要なカラムフォーマット・データに再配置さ
せる処理が不要になる。
【0060】図10に戻るとわかるように、ステップS
1005で、どのバイナリ印刷データを印刷ヘッド31
a及び31bのどちらに割り当てるかに対応して、バイ
ナリ印刷データが分割される。具体的には、印刷ヘッド
31aが主として左側の印刷データを印刷し、印刷ヘッ
ド31bが主として右側の印刷データを印刷するので、
印刷バッファ77に記憶されているバイナリ印刷データ
は、どのデータがどちらのヘッドによって印刷されるか
を割り振るように分割される。印刷データを厳密に垂直
線に沿って分割した場合にその垂直線が見え易いのを回
避するために、印刷データは、印刷ヘッド31aによる
印刷と印刷ヘッド31bによる印刷を対比して示すと容
易に見分けられる垂直線がなくなるように、千鳥状パタ
ーンに分割されるのが望ましい。各バンドで24個の印
刷ノズルを垂直に横切って分配される典型的なパターン
を図12に示す。印刷データが分割された後、各印刷ヘ
ッドごとの非印刷部分にバイナリ零が充填され、その印
刷ヘッドによる印刷が防止されることに留意されたい。
【0061】図10に戻るとわかるように、ステップS
1006で、各印刷要素ブロックの間の垂直オフセット
を補償するように印刷バッファ77内の印刷データが色
シフトされる。したがって、図4を参照するとわかるよ
うに、たとえば、マゼンタノズルの印刷が、イエローノ
ズルの位置から32画素下の位置から開始することがわ
かっているので、このシフトを補償するように、マゼン
タ・バイナリ印刷データが下向きに32画素だけシフト
される。色シフトは、特開平8−142349号(19
96年6月4日)、特開平8−150736号(199
6年6月11日)、特開平8−150737号(199
6年6月11日)、特開平8−157035号(199
6年6月11日)、1995年11月14日に出願され
た米国特許出願第08/557568号「Recording Sy
stem For Transferring Offset Data To Be Recorded」
に詳しく記載されている。これらの全ての出願内容は、
本明細書に記載されたものとして引用され本明細書に組
み込まれる。
【0062】フローは、次いでステップS1007に進
み、バイナリ化された印刷データが、プリンタ30へ送
信できるように符号化される。具体的には、印刷画像の
大部分に関する印刷データはしばしば冗長であるので、
データを符号化した場合、データをより効率的に送信す
ることが可能である。ランレングス符号化など適切なロ
スのない符号化を使用することができる。
【0063】ステップS1008で、符号化データが送
信される。符号化データは、プリンタ30に沿って前の
印刷タスクがどこまで完了したかにより、必要に応じて
プリンタ30から送信されるのが望ましい。この場合、
プリンタ30が、ただちに使用できるだけの量の印刷デ
ータを要求できるように、プリンタ30との双方向イン
タフェースが好ましい。この構成によって、プリンタ3
0内の印刷データ・バッファ82のサイズをさらに削減
することができる。
【0064】ステップS1009に進むと、プリンタ側
で、印刷データが制御ソフトウェア81のソフトウェア
制御下で受信され、印刷データ・バッファ82に記憶さ
れる。印刷データが符号化されている場合、ステップS
1010で復号され、その後、制御ソフトウェア81が
復号された印刷データを印刷データ・バッファ82から
読出し、プリントエンジン71に印刷させる。
【0065】図13は、第1の実施形態の修正形態例を
示すフローチャートであり、この場合、印刷ヘッド31
aと印刷ヘッド31bとの間の位置ずれの補償が、多値
データではなくバイナリ印刷データに対して行われる。
詳細には、上記ステップS1002及びS1003に関
連して述べたように、一般に、バイナリデータよりも多
値データの方がより緻密な制御ができるので、バイナリ
データではなく多値データに色補正及び出力補正(第1
の実施形態では、2つの印刷ヘッドの間の位置ずれに対
する補正を含む)を加えることが好ましい。しかし、印
刷ヘッド31aと印刷ヘッド31bとの間の位置ずれを
補償する場合、基本的に、一方の印刷ヘッドに関するバ
イナリ印刷データを他方の印刷ヘッドに関するバイナリ
印刷データに対してシフトする必要がある。したがっ
て、特に、印刷データがすでにカラムフォーマットで記
憶されているので、当然のことながら、2つの印刷ヘッ
ドの間の位置ずれに対する補償がバイナリデータに対し
て行われるように、第1の実施形態が修正される。
【0066】図13を参照するとわかるように、ステッ
プS1300からS1305までは図10の対応するス
テップと同じであり、これらのステップでは、プリンタ
ドライバが多値RGBデータを受信し、多値CMYKデ
ータに変換し、色補正を加え、出力補正を加え(この図
では、ヘッド位置ずれに対する補償を含まない)、CM
YK印刷データをバイナリ化してカラムフォーマットで
記憶し、それぞれの印刷ヘッド31a及び31bに対応
して印刷データを分割する。
【0067】フローは、次いでステップS1306に進
み、ヘッドの位置ずれが補償される。詳細には、「自動
位置ずれ補正機能を持ったプリンタドライバ(Printer
Driver With An Auto-Alignment Function)」との名称
の前述の出願に記載されたように、2つの印刷ヘッド3
1aと印刷ヘッド31bとの間のオフセットを表す数値
が得られる。このオフセット数値に基づいて、一方の印
刷ヘッドに関するバイナリデータが他方の印刷ヘッドに
対して上向きまたは下向きにシフトされる。この動作を
図14に示す。
【0068】図14を参照するとわかるように、32ビ
ットのCMYK多値画像データ94は、色補正及び出力
補正されており、バイナリ化を受け、95で示したよう
に直接、カラムフォーマットで記憶される(ステップS
1304)。したがって、95は、CMYKバイナリ印
刷データがカラムフォーマットで記憶されるメモリバッ
ファを指し、このメモリバッファは、C色平面、M色平
面、Y色平面、K色平面のそれぞれについて画素当たり
1バイナリ・ビットを有する。その後、95にあるバイ
ナリ化されたデータは、96で示したように、印刷ヘッ
ド31a及び31bのそれぞれによってどの印刷データ
が印刷されるかに応じて分割される(ステップS130
5)。したがって、96は、カラム対応のCMYKバイ
ナリ印刷データが、印刷ヘッド31aによって印刷され
るデータと印刷ヘッド31bによって印刷されるデータ
とに分割された一対のメモリバッファを指す。その後、
ステップS1306に従って、96で示した一対のバッ
ファのうちの一方が、ヘッドの位置ずれを補償するよう
に上向きまたは下向きにシフトされる。図14で、バッ
ファ97は、ヘッドの位置ずれを補償するようにオフセ
ット数値に対応する距離97aだけ下向きにシフトされ
ている。そのようなシフトは、CMYKバイナリ印刷デ
ータがすでに記憶されているカラム対応フォーマットに
よって容易になる。
【0069】図13に戻るとわかるように、フローはそ
の後、ステップS1307からS1312に進む。これ
らのステップは、ステップS1007からS1011と
同様であり、印刷データが、印刷ヘッド上の色成分の間
の垂直オフセットに従ってシフトされ、符号化され、必
要に応じて送信され、プリンタ30によって受信され、
復号され印刷される。
【0070】<第2の実施形態>第2の実施形態が第1
の実施形態と異なる点は、他の色成分よりも比較的多く
の印刷要素を印刷ヘッド上に有するブラック成分に関す
るバイナリ印刷データが、いくつかのブラック印刷要素
が、使用度の低い他のブラック印刷要素を使用すること
で過度に使用されることのないように、間隔を置いてシ
フトされることである。以下で詳しく説明するように、
印刷要素を長く使用しているとしだいに、印刷要素から
得られる印刷密度が変化する。ブラック色成分データを
シフトすることによって、ブラック印刷要素の使用はす
べての印刷要素の間で分散され、それによって、印刷密
度の漸次の変化がすべてのブラック印刷要素の間で一様
になる。このため、ブラックデータのみが印刷され、そ
の間にすべての印刷要素が使用されるときにも、いくつ
かの印刷要素と他の印刷要素との間の印刷密度の顕著な
差はなくなる。
【0071】図15は、第2の実施形態の処理手順を示
すプロセス・ステップのフローチャートである。
【0072】一般的に言えば、図15に示したプロセス
・ステップは、垂直に配置された印刷要素を含む印刷ヘ
ッドを有し、かつ記録媒体上のバンドに画像を形成する
プリンタに、ラスタ画像に対応するバイナリ印刷データ
を出力するようにホストコンピュータ内で実行すること
のできるプリンタドライバである。垂直に配置された印
刷要素は、それぞれ、ブラック色成分を含む複数のそれ
ぞれの色成分のうちの各色成分に対応する複数のブロッ
クとして配置され、印刷ヘッドにおいて、ブラック色成
分用の印刷要素の方が他の色成分用の印刷要素よりも比
較的多い。ラスタ画像の連続画素に関する多値データが
アクセスされ、各連続画素に関する多値データがバイナ
リ化され、印刷ヘッド上の印刷要素に対応するバイナリ
印刷データが得られる。バイナリ化された印刷データ
は、各画素ごとに直接、カラムフォーマットで記憶さ
れ、ブラック色成分に関するバイナリ印刷データは、そ
れぞれの連続記録媒体に対してそれぞれの異なるブラッ
ク印刷要素が選択されるようにシフトされる。
【0073】具体的には、図15を参照するとわかるよ
うに、ステップS1500からS1504までは図10
の対応するステップと同様であり、これらのステップで
は、プリンタドライバが、多値RGB印刷データを受信
し、多値CMYKデータに変換し、色補正を加え、出力
補正を加え、CMYK印刷データをバイナリ化し、カラ
ムフォーマットで記憶する。
【0074】ステップS1505乃至S1507で、ブ
ラック印刷データのシフト量が求められ、それぞれの連
続記録動作に対してそれぞれの異なるブラック印刷要素
が選択されるようにこのブラックシフト量がデータに加
えられる。図15に示した実施形態では、各記録媒体シ
ートごとに異なるシフト量が選択され、このシフト量が
それぞれの異なる記録媒体に対して同じ量だけ増分され
る。したがって、シフト量は、最初は第1の記録媒体に
対して零に設定され、各連続記録媒体ごとに8画素だけ
増分され、それによって、各連続記録媒体に対してそれ
ぞれの異なるブラック印刷要素が選択される。
【0075】詳細には、ステップS1505で、新しい
記録媒体に対して印刷動作を行うかどうかが判定され
る。新しい記録媒体を印刷する場合、フローはステップ
S1506に分岐し、シフト量が8画素だけ増分するこ
とによって変更される。いずれの場合も、フローはステ
ップS1507に進み、ブラック成分が現在選択されて
いる量だけシフトされる。
【0076】図16の(a)乃至(f)は、このプロセ
スを図示したものである。これらの図に示したように、
印刷ヘッド31a及び31bはそれぞれ、イエロー成
分、マゼンタ色成分、シアン色成分のそれぞれ用の24
個の印刷要素と、ブラック色成分用の64個の印刷要素
とを有する。各成分の間に、8つの印刷要素に対応する
ギャップが形成される。シフト量が零である第1ページ
の場合、図16の(a)に示したように、イエロー、マ
ゼンタ、シアン用のすべての24個の印刷要素と、ブラ
ック色成分の1番下にある24個の印刷要素とを用い
て、印刷が行われる。第2ページの場合、図16の
(b)に示したように、ブラック成分印刷データのシフ
ト量が8だけ増加され、それによって、イエロー印刷要
素、マゼンタ印刷要素、シアン印刷要素のすべての24
個のノズルと、ブラック色成分のノズル番号9乃至33
とを用いて印刷が行われる。各連続ページに同様な増分
が加えられ、各連続記録媒体に対してそれぞれの異なる
ブラック印刷要素が選択される。その後、このプロセス
が繰り返される。
【0077】前述の構成によって、カラー画像を形成す
るときでも、ブラック色成分のすべての64個の印刷要
素が使用される。したがって、ブラック印刷要素の使用
頻度がより一様になり、それによって、ブラック色成分
の光学印刷密度の変化も一様になる。
【0078】フローはその後、ステップS1508乃至
S1514に進む。これらのステップは、ステップS1
005乃至S1011と同様であり、印刷データが、そ
れぞれの印刷ヘッドに応じて分割され、印刷ヘッド上の
色成分の間の垂直オフセットに従ってシフトされ、符号
化され、必要に応じて送信され、プリンタ30によって
受信され、復号され印刷される。
【0079】<第3の実施形態>第3の実施形態が最初
の2つの実施形態と異なる点は、画像のブラック領域に
ある境界が検出され、画像データが、境界でのブラック
領域と他の領域との間でのにじみ(ブリーディング)を
低減するように変更されることである。
【0080】具体的には、ブラックインクのコントラス
トを高めるためにブラックインクは蒸発型インクであ
り、記録媒体を深く貫通することがないのに対して、シ
アンインク、マゼンタインク、イエローインクはコント
ラストを高める必要はないので、これらは貫通型インク
であり、記録媒体を深く貫通する。少なくとも1つには
インクのこの違いのために、ブラック領域がシアン領
域、イエロー領域、またはマゼンタ領域に隣接するとき
ににじみが起こり、それによって、ブラックインクがそ
の領域の境界を横切って周りの領域に流出する恐れがあ
る。当然のことながら、この場合画像は不十分なものに
なる。
【0081】印刷ヘッド上の要素が垂直に位置合わせさ
れ、1番下のブラックから色対比の降順にグループ化さ
れる1つの理由は、このにじみを低減することである。
具体的には、ページ上の任意の所与のバンドでは、ブラ
ックバンドが最初に印刷される。次いで、記録媒体が前
進し、そのバンドのシアン色成分が付与される。同様
に、記録媒体が前進してマゼンタ色成分が付与され、再
び前進してイエロー成分が付与される。したがって、ブ
ラック色成分が付与されてから、最も明るい色(イエロ
ー)が付与されるまで、ブラック色成分が少なくとも部
分的に蒸発する時間間隔がある。それにもかかわらず、
図17に示したようにブリーディングが依然として存在
する。この図を見ればわかるように、ブラック領域20
0は、最初は記録媒体1上のより明るい色(たとえば、
イエロー)の領域100に隣接する位置に印刷される
が、最終的には、300で示したようにより明るい色領
域に流出する。
【0082】一般的に言えば、本発明のこの実施形態に
よれば、にじみは、ブラック領域とブラックとは異なる
色の領域との間の境界を検出し、領域の境界にあるブラ
ック画素をシアン画素とマゼンタ画素とイエロー画素の
組合せで置き代えることによって低減される。この組合
せを以下ではPCBkと呼ぶ。知られているように、イ
エローインクとマゼンタインクとシアンインクとを混合
することによってブラック色が生成される。しかし、こ
れらのインクはブラック蒸発型インクとは異なり貫通型
インクであるので、より低いコントラストしか得られ
ず、したがって望ましくないブラックとなる。それにも
かかわらず、境界にあるブラック画素がブラック領域内
に再配置されるときには4画素以下など短い距離しか置
き換えられないので、一般に観察者がこの差を認識する
ことはない。同時に、PCBkブラックが貫通型インク
であり、ブラックとは異なる色を形成する隣接する貫通
型インクに流出しないので、PCBkを使用して境界に
ブラックを形成するとブリーディングが低減される。P
CBkブラックと標準蒸発型ブラックインクとの間での
にじみは発生する。それにもかかわらず、この場合には
ブラックインクからブラック色へのにじみに過ぎないの
で、観察者によって視覚的な悪影響が認識されることは
ない。
【0083】このプロセスを図18に図示する。この図
を見ればわかるように、記録媒体1上でブラック領域2
00は異なる色の領域100に隣接している。400で
示したように、ブラック領域と異なる色の領域との間の
境界で、ブラック画素がPCBkブラックで置き換えら
れる。その後、印刷時には、領域400と領域100と
の間ではにじみが起こらず、それに対して、領域200
と領域400との間で起こるにじみ300は視覚的には
悪影響を与えない。図19はこの第3の実施形態の処理
手順を示すフローチャートである。
【0084】一般的に言えば、図19のフローチャート
は、垂直に配置された印刷要素を含む印刷ヘッドを有
し、記録媒体上のバンドに画像を形成するプリンタに、
ラスタ画像に対応するバイナリ印刷データを出力するよ
うにホストコンピュータ内で実行することのできるプリ
ンタドライバであり、このプリンタはカラープリンタで
あり、プリンタの垂直に配置された印刷要素が、それぞ
れ、ブラックを含む複数の減法混色の原色成分のそれぞ
れに対応する複数のブロックとして配置される。ラスタ
画像の各連続画素に関する多値データがアクセスされ、
多値データ内のブラック領域の境界が検出される。ブラ
ック領域内の検出されたブラック境界のすぐ隣の画素が
ブラック色成分ではなくPCBkブラックにバイナリ化
されるように、各連続画素に関する多値データがバイナ
リ化されバイナリ印刷データが得られる。バイナリ化デ
ータは、次いで、好ましくは水平ラスタ・フォーマット
で記憶することなしに、各画素ごとに直接、カラムフォ
ーマットで記憶される。
【0085】詳細には、ステップS1900乃至S19
03はステップS1000乃至S1003と同様であ
り、ラスタ画像に関するRGB多値データが受信され、
RGBデータが多値CMYKデータに変換され、色補正
が加えられ、出力補正が加えられる。ステップS190
4で、多値CMYK画像データ内のブラック領域の境界
が検出される。好ましくは、バイナリ印刷データよりも
多値画像データの方がより容易にかつ正確にブラック領
域の境界を検出することができるので、ステップS19
04は多値画像データを使用して実行される。その後ス
テップS1905で、ブラック領域の検出された境界を
考慮に入れて多値画像データがバイナリ化される。具体
的に言えば、通常は、単にブラック色成分に変換するこ
とによってバイナリ化されたブラック領域をバイナリ化
する際、検出された境界に隣接する画素にはPCBkブ
ラック値が割り当てられる。これは、ブラック色成分の
代わりにマゼンタ色成分、シアン色成分、イエロー色成
分が印刷されることを意味する。次いで、バイナリ化デ
ータは、図10のステップS1004に関連して説明し
たように直接、カラムフォーマットで記憶される。
【0086】ステップS1906乃至S1912はステ
ップS1005乃至S1011と同様であり、バイナリ
データが、どのデータがどちらの印刷ヘッドによって印
刷されるかに応じて分割され、色シフトされ、符号化さ
れ、必要に応じてプリンタ30へ送信され、印刷データ
がプリンタ30によって受信され、復号され印刷され
る。
【0087】<第4の実施形態>第4の実施形態が、修
正された第1の実施形態と異なる点は、それぞれの印刷
ヘッドに対応する印刷データの分割とヘッドの位置ずれ
に対する補償とが共に、カラムフォーマットへの直接的
なバイナリ化の間に同時に行われることである。
【0088】詳細には、修正された第1の実施形態を参
照して図14に関連して上記で示したように、印刷ヘッ
ド31a及び31bのそれぞれに関するバイナリ印刷デ
ータを記憶するには、バッファ96やバッファ97など
のメモリバッファが必要である。しかし、修正された第
1の実施形態では、印刷データを印刷ヘッド31a及び
31bに関するデータに分割する前にバイナリ化された
カラムフォーマット印刷データを記憶しておく追加のメ
モリバッファが必要である(すなわち、メモリバッファ
95)。この第4の実施形態では、印刷ヘッド・データ
をバイナリ化中に同時に分離するので、普通ならバイナ
リ印刷データを印刷ヘッド31a及び印刷ヘッド31b
に関するデータに分割する前にバイナリ印刷データを記
憶しておくために必要なバッファ95などのバッファを
不要にする。
【0089】図20は、この第4の実施形態の処理手順
を示すプロセス・ステップを示すフローチャートであ
る。
【0090】一般的に言えば、図20に示したプロセス
・ステップは、それぞれ、垂直に配置された印刷要素を
含む複数の印刷ヘッドを含み、かつ記録媒体上のバンド
に画像を形成するプリンタに、ラスタ画像に対応するバ
イナリ印刷データを出力するようにホストコンピュータ
内で実行することのできるプリンタドライバである。ラ
スタ画像の各連続画素に関する多値データがアクセスさ
れ、各連続画素に関する多値データがバイナリ化され、
各印刷ヘッド上の印刷要素に対応するバイナリ印刷デー
タが得られる。各画素についてのバイナリ化データはバ
ッファに直接、カラムフォーマットで記憶され、各印刷
ヘッドごとに別々のバッファが設けられる。記憶時に
は、印刷ヘッド同志の間の垂直位置ずれを補償するよう
に、少なくとも1つの印刷ヘッドに関する印刷データが
他方の印刷ヘッドに関する印刷データに対してシフトさ
れる。
【0091】詳細には、ステップS2000乃至S20
03は、ステップS1300乃至S1303と同様であ
り、プリンタドライバに多値RGB印刷データを受信さ
せ、多値CMYKデータに変換させ、色補正を加えさ
せ、かつ印刷ヘッド31aと印刷ヘッド31bとの間の
垂直位置ずれに対する補正を含まない出力補正を加えさ
せるように動作する。
【0092】フローは次いで、ステップS2004に進
み、色補正され出力補正された多値CMYKデータがバ
イナリ化される。ステップS2004によるバイナリ化
は、多値データをバイナリ化してシアン色平面、マゼン
タ色平面、イエロー平面、ブラック色平面のそれぞれに
関するバイナリ画素データを得て、後述のように、バイ
ナリ化された印刷データを特定のフォーマットで特定の
メモリバッファに記憶するように動作する。まず、ラス
タ・フォーマット・データを、垂直に配置された印刷ヘ
ッドによって印刷できるカラムフォーマット・データに
再フォーマットする必要を回避する前述の有利な利点を
得るために、バイナリ化データはカラムフォーマットで
記憶しなければならない。第2に、バイナリ化データ
は、印刷ヘッド31a及び31bに応じて2つのメモリ
バッファに分割されるように記憶される。最後に、2つ
の印刷ヘッドの間のヘッドの位置ずれを補償するように
一方のバッファ内の印刷データが他方のバッファ内の印
刷データに対してシフトされる。
【0093】全体的なプロセスを図21に図示する。こ
の図を見ればわかるように、ステップS2004に従っ
て、色補正され出力補正された多値CMYKデータ98
がバイナリ化を受ける。バイナリ化によって、多値画像
データからバイナリ印刷データが作成され、このバイナ
リ印刷データが、カラムフォーマットで記憶され、印刷
ヘッド31a及び31bに応じて分割され、ヘッドの位
置ずれに関して補償される。したがって、ステップS2
004で、バイナリ印刷データが一対のメモリバッファ
99に記憶され、このうちの一方のメモリバッファは、
印刷ヘッド31aと印刷ヘッド31bとの間のオフセッ
ト数値に対応する量99aだけずれたバイナリデータを
有する。
【0094】図20に戻るとわかるように、ステップS
2005乃至S2010は、ステップS1307乃至S
1312と同様であり、各色平面についてのバイナリ印
刷データを印刷ヘッド上の色ノズルブロックのオフセッ
トに対応して色シフトし、バイナリ印刷データを符号化
して必要に応じてプリンタ30へ送信し、印刷データを
プリンタ30に受信させ、復号し印刷するように動作す
る。
【0095】<第5の実施形態>第5の実施形態が前述
の実施形態と異なる点は、バイナリ化及びその他の処理
がホストコンピュータ20ではなくプリンタ30で実行
されることである。そのような実施形態は、PCL5や
ポストスクリプトなどのページ記述言語の形式で印刷デ
ータがプリンタへ送信される状況で特に有用である。
【0096】図22に示したプロセス・ステップは、R
OM63内の記憶されているプログラム・コードに従っ
てCPU60によって実行することができる。同様に、
図2に示したプロセス・ステップを、FIERY印刷コ
ントローラなどの印刷コントローラによって実行するこ
とができる。図22に示したプロセス・ステップを前述
のフォーインワン・ゲートアレイなどのゲートアレイと
してハード配線することも可能である。
【0097】一般的に言えば、図22に示したプロセス
・ステップでは、印刷データが、好ましくはページ記述
言語などのコード化形式で、ホストコンピュータから送
信され、プリンタで受信される。その後、プリンタは、
印刷データを(必要に応じて)多値RGBデータに変換
し、あるいは直接多値CMYKデータに変換するように
復号する。色補正及び出力補正が加えられ、補正された
データはその後バイナリ化され直接、カラムフォーマッ
トで記憶される。印刷データを印刷する印刷ヘッドに応
じて印刷データが分割され、ヘッドの位置ずれが補償さ
れ、色シフトが加えられ、次いで、バイナリ化されたデ
ータが印刷される。
【0098】詳細には、ステップS2200で、ホスト
コンピュータ20からプリンタ30へ印刷データが送信
される。好ましくは、印刷データは、ポストスクリプト
やPCL5を含むページ記述言語などのコード化フォー
マットで送信される。ローカル・エリア・ネットワーク
やインターネット・ネットワークを含むネットワーク動
作が可能であり、その場合、印刷データはホストコンピ
ュータ20からネットワーク上へ送信される。
【0099】ステップS2201で、プリンタ30が印
刷データを受信する。ネットワーク構成の場合、印刷デ
ータは、ネットワークまたはインターネットからプリン
タ30によって受信される。
【0100】プリンタ30は、ステップS2202で、
印刷データを多値RGBデータに変換し、その後ステッ
プS2203で、データをCMYKデータに変換する。
別法として、プリンタ30は、ステップS2201で受
信した印刷データを直接、多値CMYKデータに変換す
ることもできる。
【0101】すべてが修正された第1の実施形態のステ
ップS1302乃至S1304に関連して上記で説明さ
れたように、ステップS2204で色補正が加えられ、
ステップS2205で出力補正が加えられ、ステップS
2206で、補正された多値データがバイナリ化され直
接、カラムフォーマットで記憶される。
【0102】すべてが修正された第1の実施形態のステ
ップS1305乃至S1307に関連して上記で説明さ
れたように、ステップS2207で、適切な印刷ヘッド
に応じて印刷ヘッドが分割され、ステップS2208で
ヘッドの位置ずれが補償され、ステップS2209で、
印刷ヘッド上の色ノズルブロックの垂直オフセットを補
償するように印刷データが色シフトされる。
【0103】ステップS2210で、プリンタ30は、
ステップS2200で送信された印刷データに対応する
カラー画像が印刷されるようにバイナリ化印刷データを
印刷する。
【0104】すなわち、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0105】また前述のように、本発明の目的は、前述
した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラ
ムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置
に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプロ
グラムコードを読出し実行することによって達成され
る。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコー
ド自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。
【0106】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0107】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれる。
【0108】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0109】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
る処理を実行するプログラムコードを格納することにな
る。
【0110】本発明の教示から逸脱せずに本発明の前述
の実施形態にいくつかの変更を加えられることに留意さ
れたい。特に、本発明の開示に含まれ、あるいは添付の
図面に示されたすべての事項は、例示的なものであり制
限的なものではないと解釈されるものとする。任意の1
つの実施形態の詳細を任意の1つのあるいはいくつかの
他の実施形態の詳細と組み合わせられるように、前述の
5つの実施形態の任意の組合せを使用できることも認識
されたい。特に、最初の4つの実施形態のうちの任意の
実施形態に示したプロセス及びコードを第5の実施形態
で説明したプリンタで実行でき、同様に、最初の実施形
態のうちの任意の実施形態の特徴の組合せをプリンタで
実行できることを理解されたい。
【0111】
【発明の効果】本発明により、バイナリ化されたデータ
を水平ラスタ形式で記憶するという中間処理なしに、バ
イナリ化のプロセスと同時にバイナリ化されたデータを
直接にカラムフォーマットで記憶することによって、処
理時間を短くすると共に、処理を簡単にできる。
【0112】
【図面の簡単な説明】
【図1】多値・ラスタ画像データ及びバイナリ印刷デー
タのビットマップ画像の代表例を示す図である。
【図2】従来型のプリンタドライバ・プロセスを示すフ
ローチャートである。
【図3】ラスタ画像データを記憶するメモリを表した図
である。
【図4】印刷ヘッド内の印刷要素(またはノズル)の構
成例を示す図である。
【図5】印刷データを記憶するカラムフォーマットの例
を示す図である。
【図6】本実施の形態によるプリンタドライバを組み込
んだ代表的なコンピュータの外形を示す斜視図である。
【図7】デュアルヘッドプリンタの概略図である。
【図8】図6に示したコンピュータ及びプリンタの内部
構造例を示す詳細ブロック図である。
【図9】図6に示したコンピュータ及びプリンタの機能
相互接続例を示す機能ブロック図である。
【図10】本発明の第1の実施形態によるプリンタドラ
イバ用のプロセス・ステップ及びコードの例について説
明するためのフローチャートである。
【図11】カラムフォーマット・データの記憶例につい
て説明するための図である。
【図12】一対の印刷ヘッドのそれぞれの間で印刷デー
タをどのように分割するかについて説明するための図で
ある。
【図13】バイナリ・ポイント・データを使用してヘッ
ドの位置ずれを補償する第1の実施形態の修正形態につ
いて説明するための図である。
【図14】バイナリ・ポイント・データを使用してヘッ
ドの位置ずれを補償する第1の実施形態の修正形態につ
いて説明するための図である。
【図15】本発明の第2の実施形態によるプリンタドラ
イバ用のプロセス・ステップ及びコードの例について説
明するためのフローチャートである。
【図16】ブラック色成分の印刷要素に関する印刷デー
タのシフトについて説明するための図である。
【図17】それぞれの異なる色の領域の間のブリーディ
ングについて説明するための図である。
【図18】それぞれの異なる色の領域の間のブリーディ
ングについて説明するための図である。
【図19】本発明の第3の実施形態によるプリンタドラ
イバ用のプロセス・ステップ及びコードの例について説
明するためのフローチャートである。
【図20】バイナリ化と同時に左印刷ヘッド・データと
右印刷ヘッド・データとを分離する、本発明の第4の実
施形態について説明するための図である。
【図21】バイナリ化と同時に左印刷ヘッド・データと
右印刷ヘッド・データを分離する、本発明の第4の実施
形態について説明するための図である。
【図22】本発明の第5の実施形態によるプロセス・ス
テップ及びコードの例について説明するためのフローチ
ャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 顕李 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92626, コスタメサ レッドヒル アベ ニュー 3191 キヤノン ビジネス マシ ーンズ,インコーポレイテッド内 (72)発明者 平林 弘光 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92626, コスタメサ レッドヒル アベ ニュー 3191 キヤノン ビジネス マシ ーンズ,インコーポレイテッド内 (72)発明者 平田 修 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92626, コスタメサ レッドヒル アベ ニュー 3191 キヤノン ビジネス マシ ーンズ,インコーポレイテッド内 (72)発明者 桝本 和幸 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92626, コスタメサ レッドヒル アベ ニュー 3191 キヤノン ビジネス マシ ーンズ,インコーポレイテッド内 (72)発明者 河鍋 哲也 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92626, コスタメサ レッドヒル アベ ニュー 3191 キヤノン ビジネス マシ ーンズ,インコーポレイテッド内 (72)発明者 鋤柄 明彦 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92626, コスタメサ レッドヒル アベ ニュー 3191 キヤノン ビジネス マシ ーンズ,インコーポレイテッド内 (72)発明者 鎌田 雅史 アメリカ合衆国 カリフォルニア州 92626, コスタメサ レッドヒル アベ ニュー 3191 キヤノン ビジネス マシ ーンズ,インコーポレイテッド内

Claims (143)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略垂直に配置された印刷要素を含む印刷
    ヘッドを有して記録媒体上のバンドに画像を形成するプ
    リンタに対して、ラスタ画像に対応するバイナリ印刷デ
    ータを出力するように、ホストコンピュータ内で実行す
    ることのできるプリンタドライバであって、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセスす
    るステップと、 各連続画素をバイナリ化して印刷ヘッド上の印刷要素に
    対応するバイナリ印刷データを得るステップと、 各画素についてのバイナリ化されたデータを、印刷デー
    タ・バッファに直接、カラムフォーマットで記憶するス
    テップとを含むことを特徴とするプリンタドライバ。
  2. 【請求項2】 前記プリンタは、プリンタの垂直に配置
    された印刷要素が、それぞれ複数の減法混色の原色成分
    のそれぞれに対応する複数のブロックとして配置されカ
    ラープリンタであり、多値データが複数の加法混色の原
    色成分のそれぞれに与えられて、前記バイナリ化のステ
    ップでは、各連続画素についての多値データがバイナリ
    化され、複数の減法混色の原色成分のそれぞれに関する
    バイナリデータが得られることを特徴とする請求項1に
    記載のプリンタドライバ。
  3. 【請求項3】 前記カラープリンタが、それぞれ各減法
    混色の原色成分に対応する複数の走査を重ね合わせるこ
    とによってカラー画像を形成し、カラムフォーマットの
    バイナリ化された印刷データが、各印刷要素ブロックの
    間の垂直オフセットを補償するようにシフトされること
    を特徴とする請求項2に記載のプリンタドライバ。
  4. 【請求項4】 バイナリ化されシフトされたカラムデー
    タが、ホストコンピュータからインタフェースを介して
    カラープリンタに伝達され、カラープリンタによって印
    刷されることを特徴とする請求項3に記載のプリンタド
    ライバ。
  5. 【請求項5】 インタフェースが双方向インタフェース
    であることを特徴とする請求項4に記載のプリンタドラ
    イバ。
  6. 【請求項6】 減法混色の原色成分がブラック色成分を
    含み、印刷ヘッドにおいて、ブラック色成分用の印刷要
    素が他の色成分用の印刷要素よりも比較的多く、プリン
    タドライバがさらに、連続記録媒体に対してそれぞれの
    異なるブラック印刷要素を選択するステップを含むこと
    を特徴とする請求項2に記載のプリンタドライバ。
  7. 【請求項7】 さらに、ラスタ画像のそれぞれの異なる
    色の領域の間の画像境界部分を検出するステップと、画
    像境界である色成分に関するバイナリ化された印刷デー
    タを他の色に関するバイナリ化された印刷データで置き
    換えにじみを防止するステップとを含むことを特徴とす
    る請求項2に記載のプリンタドライバ。
  8. 【請求項8】 前記境界部分が、ブラック領域とブラッ
    クとは異なる色の領域との間で検出され、検出された境
    界に隣接するブラック領域内の画素がPCBk画素で置
    き換えられることを特徴とする請求項7に記載のプリン
    タドライバ。
  9. 【請求項9】 前記画像の境界部分の検出が多値データ
    に基づくことを特徴とする請求項7に記載のプリンタド
    ライバ。
  10. 【請求項10】 ラスタ画像の複数の色平面にそれぞれ
    対応する複数の色成分のそれぞれに関するバイナリ印刷
    データを出力するようにホストコンピュータ内で実行す
    ることができるプリンタドライバであって、 該バイナリ印刷データが、複数の色成分のそれぞれに対
    応する複数のブロックとして略垂直に配置された印刷要
    素を含む印刷ヘッドを有し、複数の色成分のそれぞれに
    対応する複数の走査によって記録媒体上のバンドにカラ
    ー画像を形成するカラープリンタに出力される場合に、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセスす
    るステップと、 ラスタ画像のブラック領域とブラックとは異なる色の領
    域との間の画像境界部分を検出するステップと、 各連続画素をバイナリ化して印刷ヘッド上の印刷要素に
    対応するバイナリ印刷データを得るステップであって、
    境界に隣接するブラック領域内の画素をバイナリ化しP
    CBkブラック画素で得るステップと、 各画素についてのバイナリ化されたデータを直接、カラ
    ムフォーマットで記憶するステップとを含むことを特徴
    とするプリンタドライバ。
  11. 【請求項11】 カラムフォーマットのバイナリ化され
    た印刷データが、各印刷要素ブロックの間の垂直オフセ
    ットを補償するようにシフトされることを特徴とする請
    求項10に記載のプリンタドライバ。
  12. 【請求項12】 バイナリ化されシフトされたカラムデ
    ータが、ホストコンピュータからインタフェースを介し
    てカラープリンタに伝達され、カラープリンタによって
    印刷されることを特徴とする請求項11に記載のプリン
    タドライバ。
  13. 【請求項13】 インタフェースが双方向インタフェー
    スであることを特徴とする請求項12に記載のプリンタ
    ドライバ。
  14. 【請求項14】 印刷ヘッドにおいて、ブラック色成分
    用の印刷要素が他の色成分用の印刷要素よりも比較的多
    く、プリンタドライバが、さらに、連続する記録媒体に
    対してそれぞれの異なるブラック印刷要素を選択するス
    テップを含むことを特徴とする請求項11に記載のプリ
    ンタドライバ。
  15. 【請求項15】 ラスタ画像の複数の色平面にそれぞれ
    対応する複数の色成分のそれぞれに関するバイナリ印刷
    データを出力するようにホストコンピュータ内で実行す
    ることができるプリンタドライバであって、 該バイナリ印刷データが、複数の色成分のそれぞれに対
    応する複数のブロックとして略垂直に配置された印刷要
    素を含む印刷ヘッドを有し、複数の色成分のそれぞれに
    対応する複数の走査によって記録媒体上のバンドにカラ
    ー画像を形成するカラープリンタに出力され、ブラック
    色成分が他の色成分よりも比較的多くの印刷要素を有す
    る場合に、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセスす
    るステップと、 各連続画素をバイナリ化して印刷ヘッド上の印刷要素に
    対応するバイナリ印刷データを得るステップと、 各画素についてのバイナリ化された印刷データを直接、
    カラムフォーマットで記憶するステップと、 連続した記録動作に対してそれぞれの異なるブラック印
    刷要素が選択されるように、ブラック色成分に関するバ
    イナリ化されたデータをシフトするステップとを含むこ
    とを特徴とするプリンタドライバ。
  16. 【請求項16】 ブラック成分が、連続する記録媒体ご
    とに増分される量だけシフトされることを特徴とする請
    求項15に記載のプリンタドライバ。
  17. 【請求項17】 前記カラープリンタが、各減法混色の
    原色成分にそれそれ対応する複数の走査を重ね合わせる
    ことによってカラー画像を形成し、カラムフォーマット
    のバイナリ化された印刷データが、各印刷要素ブロック
    の間の垂直オフセットを補償するようにシフトされるこ
    とを特徴とする請求項15に記載のプリンタドライバ。
  18. 【請求項18】 バイナリ化されシフトされたカラムデ
    ータが、ホストコンピュータからインタフェースを介し
    てカラープリンタに伝達され、カラープリンタによって
    印刷されることを特徴とする請求項15に記載のプリン
    タドライバ。
  19. 【請求項19】 インタフェースが双方向インタフェー
    スであることを特徴とする請求項18に記載のプリンタ
    ドライバ。
  20. 【請求項20】 さらに、ラスタ画像のそれぞれの異な
    る色の領域の間の画像境界部分を検出するステップと、
    画像境界である色成分に関するバイナリ化された印刷デ
    ータを他の色に関するバイナリ化された印刷データで置
    き換え、にじみを防止するステップとを含むことを特徴
    とする請求項15に記載のプリンタドライバ。
  21. 【請求項21】 前記境界部分が、ブラック領域とブラ
    ックとは異なる色の領域との間で検出され、検出された
    境界に隣接するブラック領域内の画素がPCBk画素で
    置き換えられることを特徴とする請求項20に記載のプ
    リンタドライバ。
  22. 【請求項22】 画像境界部分の検出が多値データに基
    づくことを特徴とする請求項20に記載のプリンタドラ
    イバ。
  23. 【請求項23】 略垂直に配置された印刷要素を含む印
    刷ヘッドを有し、記録媒体上の連続するバンドに画像を
    形成するプリンタに対し、ラスタ画像に対応するバイナ
    リ印刷データを出力するように、ホストコンピュータ内
    で実行することのできるプリンタドライバであって、 ウィンドウ・グラフィカル・デバイス・インタフェース
    (GDI)環境からのグラフィック・デバイス・インタ
    フェース・コマンドを受けて、ラスタ画像の印刷バンド
    内の連続する複数の画素のそれぞれに関する多値データ
    を受信するステップと、 カラープリンタの色出力特性に対して調整されたある色
    補正を加え、カラープリンタの出力特性を補償するよう
    に複数の色補正を加えることによって、多値データを補
    正するステップと、 補正された多値データをバイナリ化して、カラープリン
    タによって印刷できる複数の色成分のそれぞれに関する
    バイナリ印刷データを得るステップと、 各画素についてのバイナリ化された印刷データを直接、
    印刷バッファにカラムフォーマットで記憶するステップ
    と、 略垂直に配置された印刷要素が形成される複数のブロッ
    クのうちの各ブロックの間の距離に対応する量だけ、印
    刷バッファ内のバイナリ印刷データをシフトするステッ
    プと、 カラープリンタの走査バンドに対応するバイナリ印刷デ
    ータを選択し、選択したバイナリ印刷データを符号化す
    るステップと、 符号化したバイナリ印刷データを送信媒体を介してプリ
    ンタへ送信するステップとを含むことを特徴とするプリ
    ントドライバ。
  24. 【請求項24】 カラープリンタが複数の印刷ヘッドを
    含み、多値データを補正する前記ステップが、それぞれ
    の異なる印刷ヘッドによって印刷を行う際に光学濃度の
    差を補正するステップを含むことを特徴とする請求項2
    3に記載のプリンタドライバ。
  25. 【請求項25】 減法混色の原色成分がブラック色成分
    を含み、印刷ヘッドにおいて、ブラック色成分用の印刷
    要素が他の色成分用の印刷要素よりも比較的多く、プリ
    ンタドライバが、さらに、連続する記録媒体に対してそ
    れぞれの異なるブラック印刷要素を選択するステップを
    含むことを特徴とする請求項23に記載のプリンタドラ
    イバ。
  26. 【請求項26】 さらに、ラスタ画像のそれぞれの異な
    る色の領域の間の画像境界部分を検出するステップと、
    画像境界である色成分に関するバイナリ化された印刷デ
    ータを他の色に関するバイナリ化された印刷データで置
    き換え、にじみを防止するステップとを含むことを特徴
    とする請求項23に記載のプリンタドライバ。
  27. 【請求項27】 前記境界部分が、ブラック領域とブラ
    ックとは異なる色の領域との間で検出され、検出された
    境界に隣接するブラック領域内の画素がPCBk画素で
    置き換えられることを特徴とする請求項26に記載のプ
    リンタドライバ。
  28. 【請求項28】 画像境界部分の検出が多値データに基
    づくことを特徴とする請求項26に記載のプリンタドラ
    イバ。
  29. 【請求項29】 略垂直に配置された印刷要素を含む印
    刷ヘッドを有し、記録媒体上のバンドに画像を形成する
    プリンタに対して、ラスタ画像に対応するバイナリ印刷
    データを出力するように、ホストコンピュータ内で実行
    することのできるプリンタドライバであって、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセスす
    るためのコードと、 各連続画素をバイナリ化し印刷ヘッド上の印刷要素に対
    応するバイナリ印刷データを得るためのコードと、 各画素についてのバイナリ化データを印刷データ・バッ
    ファに直接、カラムフォーマットで記憶するためのコー
    ドとを含むことを特徴とするプリンタドライバ。
  30. 【請求項30】 プリンタがカラープリンタであり、プ
    リンタの垂直に配置された印刷要素が、複数の減法混色
    の原色成分のそれぞれに対応する複数のブロックとして
    配置され、複数の加法混色の原色成分のそれぞれに多値
    データが与えられ、前記バイナリ化のステップによっ
    て、各連続画素についての多値データがバイナリ化さ
    れ、複数の減法混色の原色成分のそれぞれに関するバイ
    ナリデータが得られることを特徴とする請求項29に記
    載のプリンタドライバ。
  31. 【請求項31】 前記カラープリンタが、各減法混色の
    原色成分にそれぞれ対応する複数の走査を重ね合わせる
    ことによってカラー画像を形成し、カラムフォーマット
    のバイナリ化印刷データが、各印刷要素ブロックの間の
    垂直オフセットを補償するようにシフトされることを特
    徴とする請求項30に記載のプリンタドライバ。
  32. 【請求項32】 バイナリ化されシフトされたカラムデ
    ータが、ホストコンピュータからインタフェースを介し
    てカラープリンタに伝達され、カラープリンタによって
    印刷されることを特徴とする請求項31に記載のプリン
    タドライバ。
  33. 【請求項33】 インタフェースが双方向インタフェー
    スであることを特徴とする請求項32に記載のプリンタ
    ドライバ。
  34. 【請求項34】 減法混色の原色成分がブラック色成分
    を含み、印刷ヘッドにおいて、ブラック色成分用の印刷
    要素が他の色成分用の印刷要素よりも比較的多く、プリ
    ンタドライバが、さらに、連続記録媒体に対してそれぞ
    れの異なるブラック印刷要素を選択するためのコードを
    含むことを特徴とする請求項30に記載のプリンタドラ
    イバ。
  35. 【請求項35】 さらに、ラスタ画像のそれぞれの異な
    る色の領域の間の画像境界部分を検出するためのコード
    と、画像境界である色成分に関するバイナリ化された印
    刷データを他の色に関するバイナリ化された印刷データ
    で置き換え、にじみを防止するためのコードとを含むこ
    とを特徴とする請求項30に記載のプリンタドライバ。
  36. 【請求項36】 前記境界部分が、ブラック領域とブラ
    ックとは異なる色の領域との間で検出され、検出された
    境界に隣接するブラック領域内の画素がPCBk画素で
    置き換えられることを特徴とする請求項35に記載のプ
    リンタドライバ。
  37. 【請求項37】 画像境界部分の検出が多値データに基
    づくことを特徴とする請求項35に記載のプリンタドラ
    イバ。
  38. 【請求項38】 ラスタ画像の複数の色平面にそれぞれ
    対応する複数の色成分のそれぞれに関するバイナリ印刷
    データを出力するように、ホストコンピュータ内で実行
    することができるプリンタドライバであって、 該バイナリ印刷データが、複数の色成分のそれぞれに対
    応する複数のブロックとして略垂直に配置された印刷要
    素を含む印刷ヘッドを有し、複数の色成分のそれぞれに
    対応する複数の走査によって記録媒体上のバンドにカラ
    ー画像を形成するカラープリンタに出力される場合に、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセスす
    るためのコードと、 ラスタ画像のブラック領域とブラックとは異なる色の領
    域との間の画像境界部分を検出するためのコードと、 各連続画素をバイナリ化して、印刷ヘッド上の印刷要素
    に対応するバイナリ印刷データを得るコードであって、
    境界に隣接するブラック領域内の画素をバイナリ化した
    PCBkブラック画素で得るためのコードと、 各画素についてのバイナリ化されたデータを直接、カラ
    ムフォーマットで記憶するためのコードとを含むことを
    特徴とするプリンタドライバ。
  39. 【請求項39】 カラムフォーマットのバイナリ化され
    た印刷データが、各印刷要素ブロックの間の垂直オフセ
    ットを補償するようにシフトされることを特徴とする請
    求項38に記載のプリンタドライバ。
  40. 【請求項40】 バイナリ化されシフトされたカラムデ
    ータが、ホストコンピュータからインタフェースを介し
    てカラープリンタに伝達され、カラープリンタによって
    印刷されることを特徴とする請求項39に記載のプリン
    タドライバ。
  41. 【請求項41】 インタフェースが双方向インタフェー
    スであることを特徴とする請求項40に記載のプリンタ
    ドライバ。
  42. 【請求項42】 印刷ヘッドにおいて、ブラック色成分
    用の印刷要素が他の色成分用の印刷要素よりも比較的多
    く、プリンタドライバが、さらに、連続する記録媒体に
    対してそれぞれの異なるブラック印刷要素を選択するた
    めのコードを含むことを特徴とする請求項40に記載の
    プリンタドライバ。
  43. 【請求項43】 ラスタ画像の複数の色平面にそれぞれ
    対応する複数の色成分のそれぞれに関するバイナリ印刷
    データを出力するように、ホストコンピュータ内で実行
    することができるプリンタドライバであって、 該バイナリ印刷データが、複数の色成分のそれぞれに対
    応する複数のブロックとして略垂直に配置された印刷要
    素を含む印刷ヘッドを有し、複数の色成分のそれぞれに
    対応する複数の走査によって記録媒体上のバンドにカラ
    ー画像を形成するカラープリンタに出力され、ブラック
    色成分が他の色成分よりも比較的多くの印刷要素を有す
    る場合に、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセスす
    るためのコードと、 各連続画素をバイナリ化して、印刷ヘッド上の印刷要素
    に対応するバイナリ印刷データを得るためのコードと、 各画素についてのバイナリ化された印刷データを直接、
    カラムフォーマットで記憶するためのコードと、 連続する記録動作に対してそれぞれの異なるブラック印
    刷要素が選択されるように、ブラック色成分に関するバ
    イナリ化されたデータをシフトするためのコードとを含
    むことを特徴とするプリンタドライバ。
  44. 【請求項44】 ブラック成分が、連続する記録媒体ご
    とに増分される量だけシフトされることを特徴とする請
    求項43に記載のプリンタドライバ。
  45. 【請求項45】 前記カラープリンタが、各減法混色の
    原色成分にそれぞれ対応する複数の走査を重ね合わせる
    ことによってカラー画像を形成し、カラムフォーマット
    のバイナリ化された印刷データが、各印刷要素ブロック
    の間の垂直オフセットを補償するようにシフトされるこ
    とを特徴とする請求項44に記載のプリンタドライバ。
  46. 【請求項46】 バイナリ化されシフトされたカラムデ
    ータが、ホストコンピュータからインタフェースを介し
    てカラープリンタに伝達され、カラープリンタによって
    印刷されることを特徴とする請求項44に記載のプリン
    タドライバ。
  47. 【請求項47】 インタフェースが双方向インタフェー
    スであることを特徴とする請求項46に記載のプリンタ
    ドライバ。
  48. 【請求項48】 さらに、ラスタ画像のそれぞれの異な
    る色の領域の間の画像境界部分を検出するためのコード
    と、画像境界である色成分に関するバイナリ化された印
    刷データを他の色に関するバイナリ化された印刷データ
    で置き換え、にじみを防止するためのコードとを含むこ
    とを特徴とする請求項46に記載のプリンタドライバ。
  49. 【請求項49】 前記境界部分が、ブラック領域とブラ
    ックとは異なる色の領域との間で検出され、検出された
    境界に隣接するブラック領域内の画素がPCBk画素で
    置き換えられることを特徴とする請求項48に記載のプ
    リンタドライバ。
  50. 【請求項50】 画像境界部分の検出が多値データに基
    づくことを特徴とする請求項48に記載のプリンタドラ
    イバ。
  51. 【請求項51】 略垂直に配置された印刷要素を含む印
    刷ヘッドを有し、記録媒体上の連続するバンドに画像を
    形成するプリンタに対して、ラスタ画像に対応するバイ
    ナリ印刷データを出力するように、ホストコンピュータ
    内で実行することのできるプリンタドライバであって、 ウィンドウ・グラフィカル・デバイス・インタフェース
    (GDI)環境からのグラフィック・デバイス・インタ
    フェース・コマンドを受けて、ラスタ画像の印刷バンド
    内の連続する複数の画素のそれぞれに関する多値データ
    を受信するためのコードと、 カラープリンタの色出力特性に対して調整されたある色
    補正を加え、カラープリンタの出力特性を補償するよう
    に複数の色補正を加えることによって、多値データを補
    正するためのコードと、 補正された多値データをバイナリ化して、カラープリン
    タによって印刷できる複数の色成分のそれぞれに関する
    バイナリ印刷データを得るためのコードと、 各画素についてのバイナリ化された印刷データを直接、
    印刷バッファにカラムフォーマットで記憶するためのコ
    ードと、 略垂直に配置された印刷要素が形成される複数のブロッ
    クのうちの各ブロックの間の距離に対応する量だけ、印
    刷バッファ内のバイナリ印刷データをシフトするための
    コードと、 カラープリンタの走査バンドに対応するバイナリ印刷デ
    ータを選択し、選択したバイナリ印刷データを符号化す
    るためのコードと、 符号化したバイナリ印刷データを送信媒体を介してプリ
    ンタへ送信するためのコードとを含むことを特徴とする
    プリンタドライバ。
  52. 【請求項52】 カラープリンタが複数の印刷ヘッドを
    含み、多値データを補正する前記ステップが、それぞれ
    の異なる印刷ヘッドによって印刷を行う際に光学濃度の
    差を補正するステップを含むことを特徴とする請求項5
    1に記載のプリンタドライバ。
  53. 【請求項53】 減法混色の原色成分がブラック色成分
    を含み、印刷ヘッドにおいて、ブラック色成分用の印刷
    要素が他の色成分用の印刷要素よりも比較的多く、プリ
    ンタドライバがさらに、連続する記録媒体に対してそれ
    ぞれの異なるブラック印刷要素を選択するためのコード
    を含むことを特徴とする請求項51に記載のプリンタド
    ライバ。
  54. 【請求項54】 さらに、ラスタ画像のそれぞれの異な
    る色の領域の間の画像境界部分を検出するためのコード
    と、画像境界である色成分に関するバイナリ化された印
    刷データを他の色に関するバイナリ化された印刷データ
    で置き換え、にじみを防止するためのコードとを含むこ
    とを特徴とする請求項51に記載のプリンタドライバ。
  55. 【請求項55】 前記境界部分が、ブラック領域とブラ
    ックとは異なる色の領域との間で検出され、検出された
    境界に隣接するブラック領域内の画素がPCBk画素で
    置き換えられることを特徴とする請求項54に記載のプ
    リンタドライバ。
  56. 【請求項56】 画像境界部分の検出が多値データに基
    づくことを特徴とする請求項54に記載のプリンタドラ
    イバ。
  57. 【請求項57】 略垂直に配置された印刷要素を含む印
    刷ヘッドを有し、記録媒体上のバンドに画像を形成する
    プリンタに対して、ラスタ画像に対応するバイナリ印刷
    データを出力するようにホストコンピュータ内で実行す
    ることのできるプリンタドライバであって、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセスす
    るステップと、 各連続画素をバイナリ化して、印刷ヘッド上の印刷要素
    に対応するバイナリ印刷データを得るステップと、 各画素についてのバイナリ化された印刷データを印刷デ
    ータバッファに直接、カラムフォーマットで記憶する場
    合に、複数の印刷ヘッドのそれぞれに対応して1つの印
    刷データバッファを与えるステップとを含むことを特徴
    とするプリンタドライバ。
  58. 【請求項58】 さらに、複数の印刷データバッファの
    うちの少なくとも1つの印刷データバッファ内のバイナ
    リ化されたデータを、複数の印刷データバッファのうち
    の他のバッファに対してシフトし、複数の印刷ヘッドの
    間のヘッドの位置ずれを補償することを特徴とする請求
    項57に記載のプリンタドライバ。
  59. 【請求項59】 シフト量がオフセット数値に対応する
    ことを特徴とする請求項58に記載のプリンタドライ
    バ。
  60. 【請求項60】 プリンタがカラープリンタであり、プ
    リンタの略垂直に配置された印刷要素が、複数の減法混
    色の原色成分のそれぞれに対応する複数のブロックとし
    て配置され、複数の加法混色の原色成分のそれぞれに多
    値データが与えられ、前記バイナリ化のステップによっ
    て、各連続画素についての多値データがバイナリ化され
    て、複数の減法混色の原色成分のそれぞれに関するバイ
    ナリデータが得られることを特徴とする請求項57に記
    載のプリンタドライバ。
  61. 【請求項61】 前記カラープリンタが、各減法混色の
    原色成分にそれぞれ対応する複数の走査を重ね合わせる
    ことによってカラー画像を形成し、カラムフォーマット
    のバイナリ化された印刷データが、各印刷要素ブロック
    の間の垂直オフセットを補償するようにシフトされるこ
    とを特徴とする請求項60に記載のプリンタドライバ。
  62. 【請求項62】 バイナリ化されシフトされたカラムデ
    ータが、ホストコンピュータからインタフェースを介し
    てカラープリンタに伝達され、カラープリンタによって
    印刷されることを特徴とする請求項61に記載のプリン
    タドライバ。
  63. 【請求項63】 インタフェースが双方向インタフェー
    スであることを特徴とする請求項62に記載のプリンタ
    ドライバ。
  64. 【請求項64】 略垂直に配置された印刷要素を含む印
    刷ヘッドを有し、記録媒体上のバンドに画像を形成する
    プリンタに対して、ラスタ画像に対応するバイナリ印刷
    データを出力するように、ホストコンピュータ内で実行
    することのできるプリンタドライバ用の記憶されたコー
    ドを有するコンピュータ可読媒体であって、 前記コードが、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセスす
    るためのコードと、 各連続画素をバイナリ化して、印刷ヘッド上の印刷要素
    に対応するバイナリ印刷データを得るためのコードと、 各画素についてのバイナリ化されたデータを印刷データ
    バッファに直接、カラムフォーマットで記憶するための
    コードとを含むことを特徴とするコンピュータ可読媒
    体。
  65. 【請求項65】 プリンタがカラープリンタであり、プ
    リンタの略垂直に配置された印刷要素が、複数の減法混
    色の原色成分のそれぞれに対応する、複数のブロックと
    して配置され、複数のアディティブ色成分のそれぞれに
    多値データが与えられ、前記バイナリ化ステップによっ
    て、各連続画素についての多値データがバイナリ化され
    複数の減法混色の原色成分のそれぞれに関するバイナリ
    データが得られることを特徴とする請求項64に記載の
    コンピュータ可読媒体。
  66. 【請求項66】 前記カラープリンタが、各減法混色の
    原色成分にそれぞれ対応する複数の走査を重ね合わせる
    ことによってカラー画像を形成し、カラムフォーマット
    のバイナリ化された印刷データが、各印刷要素ブロック
    の間の垂直オフセットを補償するようにシフトされるこ
    とを特徴とする請求項65に記載のコンピュータ可読媒
    体。
  67. 【請求項67】 バイナリ化されシフトされたカラムデ
    ータが、ホストコンピュータからインタフェースを介し
    てカラープリンタに伝達され、カラープリンタによって
    印刷されることを特徴とする請求項66に記載のコンピ
    ュータ可読媒体。
  68. 【請求項68】 インタフェースが双方向インタフェー
    スであることを特徴とする請求項67に記載のコンピュ
    ータ可読媒体。
  69. 【請求項69】 減法混色の原色成分がブラック色成分
    を含み、印刷ヘッドにおいて、ブラック色成分用の印刷
    要素が他の色成分用の印刷要素よりも比較的多く、プリ
    ンタドライバが、さらに、連続記録媒体に対してそれぞ
    れの異なるブラック印刷要素を選択するためのコードを
    含むことを特徴とする請求項64に記載のコンピュータ
    可読媒体。
  70. 【請求項70】 さらに、ラスタ画像のそれぞれの異な
    る色の領域の間の画像境界部分を検出するためのコード
    と、画像境界である色成分に関するバイナリ化印刷デー
    タを他の色に関するバイナリ化印刷データで置き換え、
    ブリーディングを防止するためのコードとを含むことを
    特徴とする請求項64に記載のコンピュータ可読媒体。
  71. 【請求項71】 前記境界部分が、ブラック領域とブラ
    ックとは異なる色の領域との間で検出され、検出された
    境界に隣接するブラック領域内の画素がPCBk画素で
    置き換えられることを特徴とする請求項69に記載のコ
    ンピュータ可読媒体。
  72. 【請求項72】 画像境界部分の検出が多値データに基
    づくことを特徴とする請求項69に記載のコンピュータ
    可読媒体。
  73. 【請求項73】 ラスタ画像の複数の色平面にそれぞれ
    対応する複数の色成分のそれぞれに関するバイナリ印刷
    データを出力するように、ホストコンピュータ内で実行
    することができるプリンタドライバ用のコードが記憶さ
    れたコンピュータ可読媒体であって、 該バイナリ印刷データが、複数の色成分のそれぞれに対
    応する複数のブロックとして略垂直に配置された印刷要
    素を含む印刷ヘッドを有し、複数の色成分のそれぞれに
    対応する複数の走査によって記録媒体上のバンドにカラ
    ー画像を形成するカラープリンタに出力される場合に、 前記コードが、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセスす
    るためのコードと、 ラスタ画像のブラック領域とブラックとは異なる色の領
    域との間の画像境界部分を検出するためのコードと、 各連続画素をバイナリ化して印刷ヘッド上の印刷要素に
    対応するバイナリ印刷データを得るコードであって、境
    界に隣接するブラック領域内の画素をバイナリ化しPC
    Bkブラック画素を得るためのコードと、 各画素についてのバイナリ化されたデータを直接、カラ
    ムフォーマットで記憶するためのコードとを含むことを
    特徴とするコンピュータ可読媒体。
  74. 【請求項74】 カラムフォーマットのバイナリ化され
    た印刷データが、各印刷要素ブロックの間の垂直オフセ
    ットを補償するようにシフトされることを特徴とする請
    求項73に記載のコンピュータ可読媒体。
  75. 【請求項75】 バイナリ化されシフトされたカラムデ
    ータが、ホストコンピュータからインタフェースを介し
    てカラープリンタに伝達され、カラープリンタによって
    印刷されることを特徴とする請求項74に記載のコンピ
    ュータ可読媒体。
  76. 【請求項76】 インタフェースが双方向インタフェー
    スであることを特徴とする請求項75に記載のコンピュ
    ータ可読媒体。
  77. 【請求項77】 印刷ヘッドにおいて、ブラック色成分
    用の印刷要素が他の色成分用の印刷要素よりも比較的多
    く、プリンタドライバが、さらに、連続記録媒体に対し
    てそれぞれの異なるブラック印刷要素を選択するための
    コードを含むことを特徴とする請求項76に記載のコン
    ピュータ可読媒体。
  78. 【請求項78】 ラスタ画像の複数の色平面にそれぞれ
    対応する複数の色成分のそれぞれに関するバイナリ印刷
    データを出力するように、ホストコンピュータ内で実行
    することができるプリンタドライバ用のコードが記憶さ
    れたコンピュータ可読媒体であって、 該バイナリ印刷データが、複数の色成分のそれぞれに対
    応する複数のブロックとして略垂直に配置された印刷要
    素を含む印刷ヘッドを有し、複数の色成分のそれぞれに
    対応する複数の走査によって記録媒体上のバンドにカラ
    ー画像を形成するカラープリンタに出力され、ブラック
    色成分が他の色成分よりも比較的多くの印刷要素を有す
    る場合に、 前記コードが、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセスす
    るためのコードと、 各連続画素をバイナリ化して、印刷ヘッド上の印刷要素
    に対応するバイナリ印刷データを得るためのコードと、 各画素についてのバイナリ化された印刷データを直接、
    カラムフォーマットで記憶するためのコードと、 連続する記録動作に対してそれぞれの異なるブラック印
    刷要素が選択されるように、ブラック色成分に関するバ
    イナリ化されたデータをシフトするためのコードとを含
    むことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  79. 【請求項79】 ブラック成分が、連続する記録媒体ご
    とに増分される量だけシフトされることを特徴とする請
    求項78に記載のコンピュータ可読媒体。
  80. 【請求項80】 前記カラープリンタが、各減法混色の
    原色成分にそれぞれ対応する複数の走査を重ね合わせる
    ことによってカラー画像を形成し、カラムフォーマット
    のバイナリ化された印刷データが、各印刷要素ブロック
    の間の垂直オフセットを補償するようにシフトされるこ
    とを特徴とする請求項79に記載のコンピュータ可読媒
    体。
  81. 【請求項81】 バイナリ化されシフトされたカラムデ
    ータが、ホストコンピュータからインタフェースを介し
    てカラープリンタに伝達され、カラープリンタによって
    印刷されることを特徴とする請求項79に記載のコンピ
    ュータ可読媒体。
  82. 【請求項82】 インタフェースが双方向インタフェー
    スであることを特徴とする請求項81に記載のコンピュ
    ータ可読媒体。
  83. 【請求項83】 さらに、ラスタ画像のそれぞれの異な
    る色の領域の間の画像境界部分を検出するためのコード
    と、画像境界である色成分に関するバイナリ化された印
    刷データを他の色に関するバイナリ化された印刷データ
    で置き換え、にじみを防止するためのコードとを含むこ
    とを特徴とする請求項81に記載のコンピュータ可読媒
    体。
  84. 【請求項84】 前記境界部分が、ブラック領域とブラ
    ックとは異なる色の領域との間で検出され、検出された
    境界に隣接するブラック領域内の画素がPCBk画素で
    置き換えられることを特徴とする請求項83に記載のコ
    ンピュータ可読媒体。
  85. 【請求項85】 画像境界部分の検出が多値データに基
    づくことを特徴とする請求項83に記載のコンピュータ
    可読媒体。
  86. 【請求項86】 略垂直に配置された印刷要素を含む印
    刷ヘッドを有し、記録媒体上の連続バンドに画像を形成
    するプリンタに対して、ラスタ画像に対応するバイナリ
    印刷データを出力するように、ホストコンピュータ内で
    実行することのできるプリンタドライバ用のコードが記
    憶されたコンピュータ可読媒体であって、 前記コードが、 ウィンドウ・グラフィカル・デバイス・インタフェース
    (GDI)環境からのグラフィック・デバイス・インタ
    フェース・コマンドを受けて、ラスタ画像の印刷バンド
    内の連続する複数の画素のそれぞれに関する多値データ
    を受信するためのコードと、 カラープリンタの色出力特性に対して調整されたある色
    補正を加え、カラープリンタの出力特性を補償するよう
    に複数の色補正を加えることによって多値データを補正
    するためのコードと、 補正された多値データをバイナリ化し、カラープリンタ
    によって印刷できる複数の色成分のそれぞれに関するバ
    イナリ印刷データを得るためのコードと、 各画素についてのバイナリ化された印刷データを直接、
    印刷バッファにカラムフォーマットで記憶するためのコ
    ードと、 略垂直に配置された印刷要素が形成される複数のブロッ
    クのうちの各ブロックの間の距離に対応する量だけ、印
    刷バッファ内のバイナリ印刷データをシフトするための
    コードと、 カラープリンタの走査バンドに対応するバイナリ印刷デ
    ータを選択し、選択したバイナリ印刷データを符号化す
    るためのコードと、 符号化したバイナリ印刷データを送信媒体を介してプリ
    ンタへ送信するためのコードとを含むことを特徴とする
    コンピュータ可読媒体。
  87. 【請求項87】 カラープリンタが複数の印刷ヘッドを
    含み、多値データを補正する前記ステップが、それぞれ
    の異なる印刷ヘッドによって印刷を行う際に光学濃度の
    差を補正することを含むことを特徴とする請求項86に
    記載のコンピュータ可読媒体。
  88. 【請求項88】 減法混色の原色成分がブラック色成分
    を含み、印刷ヘッドにおいて、ブラック色成分用の印刷
    要素が他の色成分用の印刷要素よりも比較的多く、さら
    に、連続する記録媒体に対してそれぞれの異なるブラッ
    ク印刷要素を選択するためのコードを含むことを特徴と
    する請求項86に記載のコンピュータ可読媒体。
  89. 【請求項89】 さらに、ラスタ画像のそれぞれの異な
    る色の領域の間の画像境界部分を検出するためのコード
    と、画像境界である色成分に関するバイナリ化された印
    刷データを他の色に関するバイナリ化された印刷データ
    で置き換え、にじみを防止するためのコードとを含むこ
    とを特徴とする請求項86に記載のコンピュータ可読媒
    体。
  90. 【請求項90】 前記境界部分が、ブラック領域とブラ
    ックとは異なる色の領域との間で検出され、検出された
    境界に隣接するブラック領域内の画素がPCBk画素で
    置き換えられることを特徴とする請求項89に記載のコ
    ンピュータ可読媒体。
  91. 【請求項91】 画像境界部分の検出が多値データに基
    づくことを特徴とする請求項89に記載のコンピュータ
    可読媒体。
  92. 【請求項92】 略垂直に配置された印刷要素を含む印
    刷ヘッドを有し、記録媒体上のバンドに画像を形成する
    プリンタに対して、ラスタ画像に対応するバイナリ印刷
    データを出力するように、ホストコンピュータ内で実行
    することのできるプリンタドライバ用のコードが記憶さ
    れたコンピュータ可読媒体であって、前記コードが、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセスす
    るためのコードと、 各連続画素をバイナリ化して、印刷ヘッド上の印刷要素
    に対応するバイナリ印刷データを得るためのコードと、 各画素についてのバイナリ化されたデータを複数の印刷
    データバッファに直接、カラムフォーマットで記憶する
    コードであって、複数の印刷ヘッドのそれぞれに対応し
    て1つの印刷データバッファを与えるためのコードとを
    含むことを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  93. 【請求項93】 さらに、複数の印刷データバッファの
    うちの少なくとも1つの印刷データバッファ内のバイナ
    リ化データを、複数の印刷データバッファのうちの他の
    バッファに対してシフトし、複数の印刷ヘッドの間のヘ
    ッドの位置ずれを補償するためのコードを含むことを特
    徴とする請求項92に記載のコンピュータ可読媒体。
  94. 【請求項94】 シフト量がオフセット数値に対応する
    ことを特徴とする請求項93に記載のコンピュータ可読
    媒体。
  95. 【請求項95】 プリンタがカラープリンタであり、プ
    リンタの垂直に配置された印刷要素が、複数の減法混色
    の原色成分のそれぞれに対応する複数のブロックとして
    配置され、複数の加法混色の原色成分のそれぞれに多値
    データが与えられ、前記バイナリ化するコードによっ
    て、各連続画素についての多値データがバイナリ化され
    複数の減法混色の原色成分のそれぞれに関するバイナリ
    データが得られることを特徴とする請求項92に記載の
    コンピュータ可読媒体。
  96. 【請求項96】 前記カラープリンタが、各減法混色の
    原色成分にそれぞれ対応する複数の走査を重ね合わせる
    ことによってカラー画像を形成し、カラムフォーマット
    のバイナリ化された印刷データが、各印刷要素ブロック
    の間の垂直オフセットに対処するようにシフトされるこ
    とを特徴とする請求項95に記載のコンピュータ可読媒
    体。
  97. 【請求項97】 バイナリ化されシフトされたカラムデ
    ータが、ホストコンピュータからインタフェースを介し
    てカラープリンタに伝達され、カラープリンタによって
    印刷されることを特徴とする請求項96に記載のコンピ
    ュータ可読媒体。
  98. 【請求項98】 インタフェースが双方向インタフェー
    スであることを特徴とする請求項97に記載のコンピュ
    ータ可読媒体。
  99. 【請求項99】 略垂直に配置された印刷要素を含む少
    なくとも1つの印刷ヘッドを有し、記録媒体上のバンド
    に画像を形成し、ラスタ画像に対応するバイナリ印刷デ
    ータを受信するために印刷インタフェースを含むインク
    ジェットプリンタと、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセス
    し、各連続画素をバイナリ化して印刷ヘッド上の印刷要
    素に対応するバイナリ印刷データを得て、各画素につい
    てのバイナリ化されたデータを印刷データバッファに直
    接、カラムフォーマットで記憶し、バイナリ化された印
    刷データをバッファから前記印刷インタフェースへ送信
    するようにホストコンピュータ上で実行することのでき
    るプリンタドライバを含むホストコンピュータとを備え
    ることを特徴とする印刷システム。
  100. 【請求項100】 プリンタがカラープリンタであり、
    プリンタの垂直に配置された印刷要素が、複数の減法混
    色の原色成分のそれぞれに対応する複数のブロックとし
    て配置され、複数の加法混色の原色成分のそれぞれに多
    値データが与えられ、前記多値データが各連続画素ごと
    にバイナリ化され複数の減法混色の原色成分のそれぞれ
    に関するバイナリデータが得られることを特徴とする請
    求項99に記載の印刷システム。
  101. 【請求項101】 前記カラープリンタが、各減法混色
    の原色成分にそれぞれ対応する複数の走査を重ね合わせ
    ることによってカラー画像を形成し、カラムフォーマッ
    トのバイナリ化された印刷データが、各印刷要素ブロッ
    クの間の垂直オフセットに対処するようにシフトされる
    ことを特徴とする請求項100に記載の印刷システム。
  102. 【請求項102】 バイナリ化されシフトされたカラム
    データが、ホストコンピュータからホストコンピュータ
    内のインタフェースを介してカラープリンタに伝達さ
    れ、カラープリンタによって印刷されることを特徴とす
    る請求項101に記載の印刷システム。
  103. 【請求項103】 インタフェースが双方向インタフェ
    ースであることを特徴とする請求項102に記載の印刷
    システム。
  104. 【請求項104】 減法混色の原色成分がブラック色成
    分を含み、印刷ヘッドにおいて、ブラック色成分用の印
    刷要素が他の色成分用の印刷要素よりも比較的多く、前
    記プリンタドライバが、連続記録媒体に対してそれぞれ
    の異なるブラック印刷要素を選択することを特徴とする
    請求項102に記載の印刷システム。
  105. 【請求項105】 前記プリンタドライバが、ラスタ画
    像のそれぞれの異なる色の領域の間の画像境界部分を検
    出し、画像境界である色成分に関するバイナリ化された
    印刷データを他の色に関するバイナリ化された印刷デー
    タで置き換え、にじみを防止することを特徴とする請求
    項102に記載の印刷システム。
  106. 【請求項106】 前記境界部分が、ブラック領域とブ
    ラックとは異なる色の領域との間で検出され、検出され
    た境界に隣接するブラック領域内の画素がPCBk画素
    で置き換えられることを特徴とする請求項105に記載
    の印刷システム。
  107. 【請求項107】 画像境界部分の検出が多値データに
    基づくことを特徴とする請求項105に記載の印刷シス
    テム。
  108. 【請求項108】 複数の色成分のそれぞれに対応する
    複数のブロックとして略垂直に配置された印刷要素を含
    む少なくとも1つの印刷ヘッドを有し、複数の色成分の
    それぞれに対応する複数の走査によって記録媒体上のバ
    ンドにカラー画像を形成し、ラスタ画像に対応するバイ
    ナリ印刷データを受信するために印刷インタフェースを
    含むカラー・インクジェットプリンタと、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセス
    し、ラスタ画像のブラック領域とブラックとは異なる色
    の領域との間の画像境界部分を検出し、各連続画素をバ
    イナリ化して印刷ヘッド上の印刷要素に対応するバイナ
    リ印刷データを得る場合に、境界に隣接するブラック領
    域内の画素をPCBkブラック画素にバイナリ化し、各
    画素についてのバイナリ化されたデータを直接、カラム
    フォーマットで記憶し、バイナリ化印刷データをバッフ
    ァから前記印刷インタフェースへ送信するようにホスト
    コンピュータ上で実行することのできるプリンタドライ
    バを含むホストコンピュータとを備えることを特徴とす
    る印刷システム。
  109. 【請求項109】 カラムフォーマットのバイナリ化さ
    れた印刷データが、各印刷要素ブロックの間の垂直オフ
    セットに対処するようにシフトされることを特徴とする
    請求項108に記載の印刷システム。
  110. 【請求項110】 バイナリ化されシフトされたカラム
    データが、ホストコンピュータからホストコンピュータ
    内のインタフェースを介してカラープリンタに伝達さ
    れ、カラープリンタによって印刷されることを特徴とす
    る請求項109に記載の印刷システム。
  111. 【請求項111】 インタフェースが双方向インタフェ
    ースであることを特徴とする請求項110に記載の印刷
    システム。
  112. 【請求項112】 印刷ヘッドにおいて、ブラック色成
    分用の印刷要素が他の色成分用の印刷要素よりも比較的
    多く、プリンタドライバが、連続する記録媒体に対して
    それぞれの異なるブラック印刷要素を選択することを特
    徴とする請求項110に記載の印刷システム。
  113. 【請求項113】 複数の色成分のそれぞれに対応する
    複数のブロックとして略垂直に配置された印刷要素を含
    む少なくとも1つの印刷ヘッドを有し、複数の色成分の
    それぞれに対応する複数の走査によって記録媒体上のバ
    ンドにカラー画像を形成し、ブラック色成分が他の色成
    分よりも印刷要素が比較的多く、ラスタ画像に対応する
    バイナリ印刷データを受信するための印刷インタフェー
    スを含むカラー・インクジェットプリンタと、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセス
    し、各連続画素をバイナリ化し印刷ヘッド上の印刷要素
    に対応するバイナリ印刷データを得て、ブラック色成分
    に関するバイナリ化されたデータをシフトし、各画素に
    ついてのバイナリ化された印刷データを直接カラムフォ
    ーマットで印刷し、連続する記録動作に対してそれぞれ
    の異なるブラック印刷要素を選択させ、バイナリ化され
    た印刷データをバッファから前記印刷インタフェースへ
    送信するようにホストコンピュータ上で実行することの
    できるプリンタドライバを含むホストコンピュータとを
    備えることを特徴とする印刷システム。
  114. 【請求項114】 ブラック成分が、連続する記録媒体
    ごとに増分される量だけシフトされることを特徴とする
    請求項113に記載の印刷システム。
  115. 【請求項115】 前記カラープリンタが、各減法混色
    の原色成分にそれぞれ対応する複数の走査を重ね合わせ
    ることによってカラー画像を形成し、カラムフォーマッ
    トのバイナリ化された印刷データが、各印刷要素ブロッ
    クの間の垂直オフセットに対処するようにシフトされる
    ことを特徴とする請求項113に記載の印刷システム。
  116. 【請求項116】 バイナリ化されシフトされたカラム
    データが、ホストコンピュータからインタフェースを介
    してカラープリンタに伝達され、カラープリンタによっ
    て印刷されることを特徴とする請求項113に記載の印
    刷システム。
  117. 【請求項117】 インタフェースが双方向インタフェ
    ースであることを特徴とする請求項116に記載の印刷
    システム。
  118. 【請求項118】 前記プリンタドライバが、ラスタ画
    像のそれぞれの異なる色の領域の間の画像境界部分を検
    出し、画像境界である色成分に関するバイナリ化された
    印刷データを他の色に関するバイナリ化された印刷デー
    タで置き換え、にじみを防止することを特徴とする請求
    項113に記載の印刷システム。
  119. 【請求項119】 前記境界部分が、ブラック領域とブ
    ラックとは異なる色の領域との間で検出され、検出され
    た境界に隣接するブラック領域内の画素がPCBk画素
    で置き換えられることを特徴とする請求項118に記載
    の印刷システム。
  120. 【請求項120】 画像境界部分の検出が多値データに
    基づくことを特徴とする請求項118に記載の印刷シス
    テム。
  121. 【請求項121】 記録媒体上のバンドに画像を形成す
    るために略垂直に配置された印刷要素をそれぞれ含む複
    数の印刷ヘッドを有し、ラスタ画像に対応するバイナリ
    印刷データを受信するための印刷インタフェースを含む
    インクジェットプリンタと、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセス
    し、各連続画素をバイナリ化して印刷ヘッド上の印刷要
    素に対応するバイナリ印刷データを得て、1つの印刷デ
    ータバッファが複数の印刷ヘッドのそれぞれに対応して
    設けられた複数の印刷データバッファに、各画素につい
    てのバイナリ化された印刷データを直接、カラムフォー
    マットで記憶し、バイナリ化された印刷データをバッフ
    ァから前記印刷インタフェースへ送信するようにホスト
    コンピュータ上で実行することのできるプリンタドライ
    バを含むホストコンピュータとを備えることを特徴とす
    る印刷システム。
  122. 【請求項122】 プリンタドライバが、複数の印刷デ
    ータバッファのうちの少なくとも1つの印刷データバッ
    ファ内のバイナリ化されたデータを、複数の印刷データ
    バッファのうちの他のバッファに対してシフトし、複数
    の印刷ヘッドの間のヘッドの位置ずれを補償することを
    特徴とする請求項121に記載の印刷システム。
  123. 【請求項123】 シフト量がオフセット数値に対応す
    ることを特徴とする請求項122に記載の印刷システ
    ム。
  124. 【請求項124】 プリンタがカラープリンタであり、
    プリンタの垂直に配置された印刷要素が、複数の減法混
    色の原色成分のそれぞれに対応する複数のブロックとし
    て配置され、複数の加法混色の原色成分のそれぞれに多
    値データが与えられ、多値データが各連続画素ごとにバ
    イナリ化されて複数の減法混色の原色成分のそれぞれに
    関するバイナリデータが得られることを特徴とする請求
    項121に記載の印刷システム。
  125. 【請求項125】 前記カラープリンタが、各減法混色
    の原色成分にそれぞれ対応する複数の走査を重ね合わせ
    ることによってカラー画像を形成し、カラムフォーマッ
    トのバイナリ化された印刷データが、各印刷要素ブロッ
    クの間の垂直オフセットに対処するようにシフトされる
    ことを特徴とする請求項124に記載の印刷システム。
  126. 【請求項126】 バイナリ化されシフトされたカラム
    データが、ホストコンピュータからインタフェースを介
    してカラープリンタに伝達され、カラープリンタによっ
    て印刷されることを特徴とする請求項125に記載の印
    刷システム。
  127. 【請求項127】 インタフェースが双方向インタフェ
    ースであることを特徴とする請求項126に記載の印刷
    システム。
  128. 【請求項128】 垂直に配置された印刷要素を含む印
    刷ヘッドを有し、記録媒体上のバンドに印刷された画像
    を形成するプリンタを用いてバイナリ印刷データを印刷
    する印刷方法であって、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセスす
    るステップと、 各連続画素をバイナリ化して印刷ヘッド上の印刷要素に
    対応するバイナリ印刷データを得るステップと、 各画素についてのバイナリ化データを印刷データバッフ
    ァに直接、カラムフォーマットで記憶するステップとを
    含むことを特徴とする印刷方法。
  129. 【請求項129】 プリンタがカラープリンタであり、
    プリンタの垂直に配置された印刷要素が、複数の減法混
    色の原色成分のそれぞれに対応する複数のブロックとし
    て配置され、複数の加法混色の原色成分のそれぞれに多
    値データが与えられ、前記バイナリ化のステップで、各
    連続画素についての多値データがバイナリ化されて複数
    の減法混色の原色成分のそれぞれに関するバイナリデー
    タが得られることを特徴とする請求項128に記載の印
    刷方法。
  130. 【請求項130】 前記カラープリンタが、各減法混色
    の原色成分にそれぞれ対応する複数の走査を重ね合わせ
    ることによってカラー画像を形成し、カラムフォーマッ
    トのバイナリ化された印刷データが、各印刷要素ブロッ
    クの間の垂直オフセットに対処するようにシフトされる
    ことを特徴とする請求項129に記載の印刷方法。
  131. 【請求項131】 バイナリ化されシフトされたカラム
    データが、ホストコンピュータからインタフェースを介
    してカラープリンタに伝達され、カラープリンタによっ
    て印刷されることを特徴とする請求項130に記載の印
    刷方法。
  132. 【請求項132】 インタフェースが双方向インタフェ
    ースであることを特徴とする請求項131に記載の印刷
    方法。
  133. 【請求項133】 減法混色の原色成分がブラック色成
    分を含み、印刷ヘッドにおいて、ブラック色成分用の印
    刷要素が他の色成分用の印刷要素よりも比較的多く、前
    記印刷方法が、連続記録媒体に対してそれぞれの異なる
    ブラック印刷要素を選択するステップを含むことを特徴
    とする請求項129に記載の印刷方法。
  134. 【請求項134】 さらに、ラスタ画像のそれぞれの異
    なる色の領域の間の画像境界部分を検出するステップ
    と、画像境界である色成分に関するバイナリ化された印
    刷データを他の色に関するバイナリ化された印刷データ
    で置き換え、にじみを防止するステップとを含むことを
    特徴とする請求項129に記載の印刷方法。
  135. 【請求項135】 前記境界部分が、ブラック領域とブ
    ラックとは異なる色の領域との間で検出され、検出され
    た境界に隣接するブラック領域内の画素がPCBk画素
    で置き換えられることを特徴とする請求項134に記載
    の印刷方法。
  136. 【請求項136】 画像境界部分の検出が多値データに
    基づくことを特徴とする請求項134に記載の印刷方
    法。
  137. 【請求項137】 前記印刷方法がプリンタで実行され
    ることを特徴とする請求項128に記載の印刷方法。
  138. 【請求項138】 複数の色成分のそれぞれに対応する
    複数のブロックとして略垂直に配置された印刷要素を含
    む印刷ヘッドを有し、複数の色成分のそれぞれに対応す
    る複数の走査によって記録媒体上のバンドに画像を形成
    するカラープリンタを用いてバイナリ印刷データを印刷
    する印刷方法であって、 ラスタ画像の連続画素に関する多値データにアクセスす
    るステップと、 ラスタ画像のブラック領域とブラックとは異なる色の領
    域との間の画像境界部分を検出するステップと、 各連続画素をバイナリ化して印刷ヘッド上の印刷要素に
    対応するバイナリ印刷データを得るステップであって、
    境界に隣接するブラック領域内の画素をバイナリ化しP
    CBkブラック画素を得るステップと、 各画素についてのバイナリ化されたデータを直接、カラ
    ムフォーマットで記憶するステップとを含むことを特徴
    とする印刷方法。
  139. 【請求項139】 カラムフォーマットのバイナリ化さ
    れた印刷データが、各印刷要素ブロックの間の垂直オフ
    セットに対処するようにシフトされることを特徴とする
    請求項138に記載の印刷方法。
  140. 【請求項140】 バイナリ化されシフトされたカラム
    データが、ホストコンピュータからインタフェースを介
    してカラープリンタに伝達され、カラープリンタによっ
    て印刷されることを特徴とする請求項139に記載の印
    刷方法。
  141. 【請求項141】 インタフェースが双方向インタフェ
    ースであることを特徴とする請求項140に記載の印刷
    方法。
  142. 【請求項142】 印刷ヘッドにおいて、ブラック色成
    分用の印刷要素が他の色成分用の印刷要素よりも比較的
    多く、前記印刷方法がさらに、連続記録媒体に対してそ
    れぞれの異なるブラック印刷要素を選択するステップを
    含むことを特徴とする請求項139に記載の印刷方法。
  143. 【請求項143】 前記印刷方法がカラープリンタで実
    行されることを特徴とする請求項138に記載の印刷方
    法。
JP10213262A 1997-07-28 1998-07-28 カラープリンタ用プリンタドライバ及びそれを使用する印刷システム Withdrawn JPH11123861A (ja)

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