JPH11122309A - 回線接続方法および回線接続装置 - Google Patents

回線接続方法および回線接続装置

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JPH11122309A
JPH11122309A JP29942797A JP29942797A JPH11122309A JP H11122309 A JPH11122309 A JP H11122309A JP 29942797 A JP29942797 A JP 29942797A JP 29942797 A JP29942797 A JP 29942797A JP H11122309 A JPH11122309 A JP H11122309A
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digital
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Yoshinobu Yamakita
佳伸 山北
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悟 日比野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 極性を誤ることなくデジタル回線に機器を確
実に接続できるようにする。 【解決手段】 制御回路24によって、DSU16から
の給電情報に基づいて、デジタル回線12からの給電が
所定時間以上絶たれているか否かを監視する。給電が所
定時間以上絶たれていなければ、給電を監視し続け、給
電が所定時間以上絶たれていることが検出されれば、制
御回路24から極性切替回路22へ極性切替の指示を出
し、極性切替回路22で極性を切り替える。極性を切り
替えた後、制御回路24によって、所定時間内にDSU
16で同期が確立するか否かを監視する。所定時間経過
してもDSU16で同期が確立しなければ、再度、制御
回路24から極性切替回路22へ極性切替の指示を行
い、極性を切り替える。一方、同期が確立した場合に
は、終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は回線接続方法およ
び回線接続装置に関し、特にたとえば極性を有するデジ
タル回線に機器を接続するための回線接続方法および回
線接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PHS公衆基地局を接続するデジ
タル回線は、極性を有するメタリック線(2本/1対)
で構成されており、デジタル回線とPHS公衆基地局と
の接続にあたっては極性に留意する必要がある。すなわ
ち、PHS公衆基地局の設置にあたっては、接続するデ
ジタル回線の極性を予め確認し、極性が一致するように
PHS公衆基地局の所定の接続点にデジタル回線を接続
する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この接続を誤れば、P
HS公衆基地局はPHS網とのリンクを確立することが
できず通信が不可能になる。
【0004】それゆえにこの発明の主たる目的は、極性
を誤ることなくデジタル回線に機器を確実に接続でき
る、回線接続方法および回線接続装置を提供することで
ある。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の回線接続方法は、極性を有するデ
ジタル回線に機器を接続するための回線接続方法であっ
て、デジタル回線と機器との接続状態を検知するステッ
プ(a)、およびステップ(a)での検知結果に応じて
極性が一致するようにデジタル回線と機器との接続を切
り替えるステップ(b)を備える。
【0005】請求項2に記載の回線接続方法は、請求項
1に記載の回線接続方法において、ステップ(a)は、
制御手段が第1の接続情報に基づいてデジタル回線と機
器との接続状態を検知するステップ(aー1)を含み、
ステップ(b)は、ステップ(aー1)において接続の
異常を検知したときデジタル回線と機器との接続を切り
替えるステップ(bー1)、およびステップ(bー1)
の後、制御手段が第2の接続情報に基づいてデジタル回
線と機器との接続状態を再度検知するステップ(bー
2)を含み、ステップ(bー2)において接続が正常で
あることを検知するまでステップ(bー1)および(b
ー2)を繰り返すものである。
【0006】請求項3に記載の回線接続方法は、請求項
2に記載の回線接続方法において、第1の接続情報はデ
ジタル回線を介して機器に供給される電流に関する給電
情報を含み、第2接続情報は機器の同期に関する同期情
報を含むものである。
【0007】請求項4に記載の回線接続方法は、請求項
1に記載の回線接続方法において、ステップ(a)は、
デジタル回線と機器との接続を開放するステップ(aー
1)、およびデジタル回線の極性を検知するステップ
(aー2)を含み、ステップ(b)は、ステップ(aー
2)における検知結果に応じてデジタル回線と機器との
接続を切り替えるものである。
【0008】請求項5に記載の回線接続方法は、請求項
4に記載の回線接続方法において、ステップ(aー2)
における検知結果は制御手段に与えられ、ステップ
(b)ではその検知結果に応じた制御手段からの切り替
え指示に基づいてデジタル回線と機器との接続が切り替
えられるものである。
【0009】請求項6に記載の回線接続方法は、請求項
4に記載の回線接続方法において、ステップ(b)で
は、ステップ(aー2)における検知結果を直接用いて
デジタル回線と機器との接続を切り替えるものである。
【0010】請求項7に記載の回線接続方法は、請求項
1ないし6のいずれかに記載の回線接続方法において、
機器はPHS基地局を含むものである。
【0011】請求項8に記載の回線接続方法は、請求項
1ないし7のいずれかに記載の回線接続方法において、
デジタル回線はISDN回線を含むものである。
【0012】請求項9に記載の回線接続装置は、極性を
有するデジタル回線に機器を接続するための回線接続装
置であって、デジタル回線と機器との接続状態を検知す
る検知手段、および検知手段での検知結果に応じて極性
が一致するようにデジタル回線と機器との接続を切り替
える切替手段を備える。
【0013】請求項10に記載の回線接続装置は、請求
項9に記載の回線接続装置において、検知手段は、デジ
タル回線からの給電に関する給電情報に基づいてデジタ
ル回線と機器との接続状態を検知しかつデジタル回線と
機器との接続を切り替えた後に機器の同期に関する同期
情報に基づいてデジタル回線と機器との接続状態を再度
検知する制御手段を含み、切替手段は制御手段での検知
結果に応じてデジタル回線と機器との接続を切り替える
ものである。
【0014】請求項11に記載の回線接続装置は、請求
項9に記載の回線接続装置において、検知手段は、デジ
タル回線を開放する回線開放手段、デジタル回線の開放
時にデジタル回線の極性を検知する極性検出手段、およ
び極性検出手段による検出結果に応じて極性が一致する
ようにデジタル回線と機器との接続切り替えを指示する
制御手段を含み、切替手段は、制御手段からの指示に応
じてデジタル回線と機器との接続を切り替えるものであ
る。
【0015】請求項12に記載の回線接続装置、請求項
9に記載の回線接続装置において、検知手段は、デジタ
ル回線を開放する回線開放手段、およびデジタル回線の
開放時にデジタル回線の極性を検知する極性検出手段を
含み、切替手段は、極性検出手段からの指示に応じてデ
ジタル回線と機器との接続を切り替えるものである。
【0016】請求項13に記載の回線接続装置は、請求
項9ないし12のいずれかに記載の回線接続装置におい
て、機器はPHS基地局を含むものである。
【0017】請求項14に記載の回線接続装置は、請求
項9ないし13のいずれかに記載の回線接続装置におい
て、デジタル回線はISDN回線を含むものである。
【0018】なお、請求項1、2、9および10でいう
「デジタル回線と機器との接続状態の検知」には、「デ
ジタル回線の極性の検知」が含まれる。
【0019】請求項1に記載の回線接続方法では、ま
ず、デジタル回線と機器との接続状態が検知され(ステ
ップ(a))、ステップ(a)での検知結果に応じて極
性が一致するようにデジタル回線と機器との接続が切り
替えられる(ステップ(b))。
【0020】このとき、請求項2に記載するように処理
されてもよい。
【0021】請求項2に記載の回線接続方法において
は、ステップ(a)では、制御手段によって第1の接続
情報に基づいてデジタル回線と機器との接続状態が検知
される(ステップ(aー1)。そして、ステップ(b)
では、ステップ(aー1)において接続の異常が検知さ
れたときたとえばデジタル回線の極性が切り替えられ
(ステップ(bー1))、その後、制御手段によって第
2の接続情報に基づいてデジタル回線と機器との接続状
態が再度検知される(ステップ(bー2))。ステップ
(bー2)において接続が正常であることが検知される
までステップ(bー1)および(bー2)が繰り返され
る。
【0022】ここで、請求項3に記載するように、第1
の接続情報としては給電情報が、第2の接続情報として
は同期情報がそれぞれ用いられてもよい。デジタル回線
の極性と機器の極性とが逆であれば、デジタル回線から
の給電もなく、信号を受信することもできず、データの
受信や通話が不可能となるので、給電情報や同期情報を
検知することによって極性を判断するのである。
【0023】また、請求項4に記載するように処理され
てもよい。
【0024】請求項4に記載の回線接続方法において
は、ステップ(a)では、まず、デジタル回線と機器と
の接続が開放され(ステップ(aー1))、デジタル回
線の極性が検知される(ステップ(aー2))。そし
て、ステップ(b)では、ステップ(aー2)における
検知結果に応じてデジタル回線と機器との接続が切り替
えられる。
【0025】ここで、請求項5に記載するように、ステ
ップ(aー2)における検知結果は制御手段に与えら
れ、ステップ(b)ではその検知結果に応じて制御手段
がデジタル回線と機器との接続切り替えを指示するよう
にしてもよい。
【0026】また、請求項6に記載するように、ステッ
プ(b)では、ステップ(aー2)における検知結果を
直接用いてデジタル回線と機器との接続が切り替えられ
るようにしてもよい。
【0027】請求項5および6のようにすれば、デジタ
ル回線自体の極性を検出できるので、その検出結果に応
じて正確にデジタル回線と機器とを接続することができ
る。
【0028】請求項9に記載の回線接続装置では、検知
手段によってデジタル回線と機器との接続状態が検知さ
れ、検知手段での検知結果に応じて切替手段によって、
極性が一致するようにデジタル回線と機器との接続が切
り替えられる。
【0029】このとき、請求項10に記載するように、
制御手段によって、デジタル回線からの給電情報に基づ
いてデジタル回線と機器との接続状態が検知され、その
検知結果に応じて切替手段によってデジタル回線と機器
との接続が切り替えられ、デジタル回線と機器との接続
が切り替えられた後に再度、制御手段によってデジタル
回線からの同期情報に基づいてデジタル回線と機器との
接続状態が検知され、デジタル回線と機器とが正常に接
続されるまで、デジタル回線と機器との接続が切り替え
られるようにしてもよい。
【0030】また、請求項11に記載するように、回線
開放手段によって、デジタル回線が開放され、極性検出
手段によって、デジタル回線の開放時にデジタル回線の
極性が検知され、制御手段によって、極性検出手段にお
ける検出結果に応じて極性が一致するようにデジタル回
線と機器との接続切り替えが指示され、切替手段によっ
て、制御手段からの指示に応じてデジタル回線と機器と
の接続が切り替えられるようにしてもよい。
【0031】さらに、請求項12に記載するように、回
線開放手段によってデジタル回線が開放され、極性検出
手段によって、デジタル回線の開放時にデジタル回線の
極性が検知され、切替手段によって、極性検出手段から
の指示に応じてデジタル回線と機器との接続が切り替え
られるようにしてもよい。
【0032】請求項7または請求項13に記載するよう
に、機器にはPHS基地局が含まれ、請求項8または請
求項14に記載するように、デジタル回線にはISDN
回線が含まれる。したがって、デジタル回線に接続され
るPHS公衆基地局の設置が容易となる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0034】図1を参照して、この発明の実施の形態の
回線接続装置10aは、たとえばISDN回線などの極
性を有するデジタル回線12に、機器14を接続するた
めのものである。機器14は、DSU(Digital Servic
e Unit)16およびそれに接続される端末装置18を含
み、したがって、回線接続装置10aは、デジタル回線
12とDSU16とを接続する。
【0035】ここで、DSU16は、回線終端装置の一
種で、デジタル回線終端装置または宅内回線終端装置と
もいい、端末装置18から送られてくるデジタル信号を
デジタル回線12で伝送するため速度や形式の変換を行
う装置である。たとえば、DSU16をユーザ宅内に設
置すると、DSU16と電話局内に設置する加入者線端
局装置(SLT)との間で、320kbpsピンポン伝
送方式により、デジタル回線12にて144kbps
(2B+D)の双方向通信を行う。なお、以下、DSU
16の極性は、ラインL2側が正(+)、ラインL1側
が負(−)という前提で説明を進める。
【0036】回線接続装置10aは端子板20を含み、
端子板20には、たとえばメタリック線(2本/1対)
からなるデジタル回線12が接続される。デジタル回線
12は端子板20を介して極性切替回路22に接続さ
れ、極性切替回路22にはDSU16が接続される。極
性切替回路22によって、DSU16に接続されるデジ
タル回線12の極性が切り替えられる。DSU16から
の給電情報および同期情報は制御回路24に与えられ、
制御回路24はそれらの情報に応じて極性切替回路22
に極性切替の指示を行う。このように、給電情報および
同期情報を用いるのは、デジタル回線12の極性とDS
U16の極性とが逆であれば、デジタル回線12からの
給電もなく、また、信号を受信することもできず、デー
タの受信や通話が不可能となるからである。したがっ
て、制御回路24が給電情報や同期情報に基づいてデジ
タル回線12とDSU16との接続状態すなわちデジタ
ル回線12の極性を判断し、極性切替の指示を行う。
【0037】このように構成される回線接続装置10a
の動作について図2を参照して説明する。
【0038】まず、制御回路24によって、DSU16
からの給電情報に基づいて、デジタル回線12からの給
電が所定時間以上絶たれているか否かが監視される(ス
テップS1)。給電が所定時間以上絶たれていなけれ
ば、給電を監視し続け、給電が所定時間以上絶たれてい
ることが検出されれば、制御回路24から極性切替回路
22へ極性切替の指示が出され、極性切替回路22で極
性が切り替えられる(ステップS3)。極性が切り替え
られた後、制御回路24によって、所定時間内にDSU
16で同期が確立するか否かが監視される(ステップS
5)。
【0039】所定時間経過してもDSU16で同期が確
立しなければ、ステップS3に戻り、再度、制御回路2
4から極性切替回路22へ極性切替の指示が行われ、極
性が切り替えられる。
【0040】一方、所定期間内に同期が確立された場合
には、終了する。
【0041】このように動作する回線接続装置10aに
よれば、DSU16からの給電情報および同期情報に基
づいて自動的に、デジタル回線12とDSU16との接
続状態すなわちデジタル回線12の極性が判断され、そ
の結果に応じてデジタル回線12の極性が切り替えられ
るので、機器14を設置する際の極性判断が不要とな
り、機器14の設置作業が容易となり、作業の効率化が
図れる。
【0042】また、図3を参照して、この発明の他の実
施の形態の回線接続装置10bは、端子板20と極性切
替回路22との間に、回線開放回路26および極性検出
回路28が介挿されたものである。すなわち、端子板2
0の一方端は、回線開放回路26によって、極性切替回
路22または極性検出回路28に接続される。回線開放
回路26への回線開放指示は、制御回路24から与えら
れる。
【0043】極性検出回路28は、フォトカプラ30を
含み、フォトカプラ30は、フォトダイオード32とフ
ォトトランジスタ34とから構成される。フォトダイオ
ード32のカソードと回線開放回路26との間には抵抗
36が接続され、フォトダイオード32のアノードには
逆電圧保護用のダイオード37が直列接続される。フォ
トトランジスタ34のエミッタは接地され、フォトトラ
ンジスタ34のコレクタは電源電圧VCCに抵抗を介し
て接続される。フォトトランジスタ34はフォトダイオ
ード32からの光によって導通され、フォトトランジス
タ34のコレクタ出力が極性検出結果として、制御回路
24に与えられる。
【0044】ここで、端子Bが正(+)のとき、フォト
ダイオード32に電流が流れ、フォトカプラ30を通じ
て制御回路24に極性が逆であることを示す極性検出結
果が与えられる。制御回路24は、この極性検出結果に
基づいて、極性切替回路22へデジタル回線12の極性
を逆にするように、極性の切替指示を行う。
【0045】回線接続装置10bのその他の構成につい
ては、回線接続装置10aと同様であるので、その説明
は省略する。
【0046】このように構成される回線接続装置10b
の動作を図4を参照して説明する。
【0047】まず、制御回路24から回線開放回路26
へ回線開放の指示が出され、デジタル回線12が極性検
出回路28へ接続される(ステップS11)。
【0048】そして、極性検出回路28によって、デジ
タル回線12が開放されている状態すなわち初期状態に
おける給電極性が検出される(ステップS13)。
【0049】その検出結果が極性検出回路28から制御
回路24に与えられ、制御回路24は、その検出結果に
応じて、極性切替回路22に極性切替の指示を行い、極
性を切り替えさせる(ステップS15)。すなわち、デ
ジタル回線12の極性とDSU16の極性とが一致して
おれば、デジタル回線12の極性は切り替えられず、デ
ジタル回線12の極性とDSU16の極性とが逆であれ
ば、デジタル回線12の極性が切り替えられる。
【0050】そして、制御回路24から回線開放回路2
6へ回線の開放終了が指示され、デジタル回線12が極
性切替回路22へ接続され(ステップS17)、終了す
る。
【0051】このように動作する回線接続装置10bに
よれば、極性検出回路28による給電極性の検出結果に
応じて、自動的にデジタル回線12の極性が判断され、
その結果に応じてデジタル回線12の極性が切り替えら
れるので、機器18を設置する際の極性確認が不要とな
り、機器18の設置作業が容易となり、作業の効率化が
図れる。
【0052】また、極性検出回路28によってデジタル
回線12自体の極性を検出できるので、その検出結果に
応じて正確にデジタル回線12の極性を切り替えること
ができる。
【0053】なお、極性検出回路28のフォトダイオー
ド32およびダイオード37は、図3の場合とは逆方向
に接続されて、端子A側が正(+)のときに電流が流れ
るようにしてもよい。このとき、制御回路24は、フォ
トトランジスタ34のコレクタ出力がLowのときに、
デジタル回線12の極性を逆にするように、極性切替の
指示を行う。
【0054】図4において、ステップS15とステップ
S17との順序を入れ替えててもよい。
【0055】さらに、図5を参照して、この発明のその
他の実施の形態の回線接続装置10cは、デジタル回線
12の極性とDSU16の極性とは一致しているか、逆
か、またはデジタル回線12は断線しているかを検出す
るものである。
【0056】回線接続装置10cは、極性検出回路とし
て極性検出回路38を用い、極性検出回路38からの検
出結果に基づいて制御回路24が極性切替の指示を出す
点を除いて、回線接続装置10bと同様であるので、重
複する説明は省略する。
【0057】極性検出回路38は、フォトカプラ30の
他に、A点側が正(+)のときに反応するフォトカプラ
40を含む。フォトカプラ40は、フォトダイオード4
2およびフォトトランジスタ44を含み、フォトダイオ
ード42はフォトダイオード32に並列かつ逆向きに接
続され、フォトトランジスタ44のエミッタは接地さ
れ、コレクタは電源電圧VCCに抵抗を介して接続され
る。
【0058】したがって、極性検出回路38では、A点
側が正(+)のときにはフォトダイオード42に電流が
流れ、フォトトランジスタ44が導通し、「A点側が正
(+)である」というフォトトランジスタ44のコレク
タ出力が検出結果として制御回路24に与えられる。一
方、B点側が正(+)のときにはフォトダイオード32
に電流が流れ、フォトトランジスタ34が導通し、「B
点側が正(+)である」というフォトトランジスタ34
のコレクタ出力が検出結果として制御回路24に与えら
れる。さらに、デジタル回線12が断線しているときに
は、フォトダイオード32および34のいずれにも電流
は流れず、フォトトランジスタ34および44はいずれ
も導通しない。したがって、制御回路24には、「A点
側が正(+)である」という検出結果も、「B点側が正
(+)である」という検出結果も与えられず、そのと
き、制御回路24はデジタル回線12は断線されている
と判断し、極性切替回路22に極性切替の指示を与えな
い。
【0059】回線接続装置10cによれば、回線接続装
置10bの効果に加え、デジタル回線12の断線の有無
をも検出できるという効果が得られる。
【0060】また、図6を参照して、この発明のその他
の実施の形態の回線接続装置10dは、極性検出回路4
6での検出結果を制御回路24に与えることなく、直
接、極性切替回路48に与え、極性切替指示を行うもの
である。その他の構成については、回線接続装置10b
とほぼ同様であるので、その重複する説明は省略する。
【0061】極性検出回路46はフォトカプラ50を含
む。フォトカプラ50は、フォトダイオード52および
フォトトランジスタ54を含み、フォトダイオード52
のカソードと回線開放回路26との間には抵抗56が接
続され、フォトダイオード52のアノードには逆電圧保
護用のダイオード57が直列接続される。フォトトラン
ジスタ54のエミッタにはトランジスタ58のコレクタ
が、フォトトランジスタ54のコレクタには極性切換回
路48のコイル60が、それぞれ接続される。トランジ
スタ58のベースには、制御回路24から所定のタイミ
ングでパルス信号が与えられ、このパルス信号の発生タ
イミングで極性が決定される。なお、トランジスタ58
のエミッタは接地される。
【0062】極性切替回路48は、たとえばラッチング
リレーを用いて構成される。極性切替回路48のコイル
60および62の一端は、それぞれ電源電圧VCCに接
続され、コイル60および62には、それぞれダイオー
ド61および63がスイッチング時の逆起電力吸収用の
ため並列接続される。
【0063】極性検出時には、制御回路24から極性切
替回路48に接続を初期状態にする初期化指示が行われ
る。このとき、コイル62は励磁され、A点側が正
(+)になるように、すなわち、A点がラインL2に、
B点がラインL1にそれぞれ接続されるように、極性切
替回路48は設定される。
【0064】また、極性検出回路46では、B点側が正
(+)のときにはフォトダイオード52に電流が流れ、
フォトトランジスタ54が導通する。この場合、フォト
トランジスタ54のコレクタ出力によってコイル60が
励磁され、B点側が正(+)になるように、すなわち、
B点がラインL2に、A点がラインL1にそれぞれ接続
されるように、極性切替回路48は設定される。
【0065】このように構成される回線接続装置10d
の動作を図7を参照して説明する。
【0066】まず、制御回路24から回線開放回路26
へ回線開放の指示が出され、それに応じて回線開放回路
26によって、デジタル回線12がDSU16側から切
り離され、デジタル回線12が極性検出回路46へ接続
される。このとき同時に、制御回路24からの初期化指
示によって、極性切替回路48が初期状態に、すなわち
A点がラインL2に、B点がラインL1にそれぞれ接続
されるように、設定される(ステップS21)。
【0067】そして、極性検出回路46によって、デジ
タル回線12が開放されている状態における給電極性が
検出される(ステップS23)。
【0068】その検出結果に応じた極性切替の指示が極
性検出回路46から直接、極性切替回路48に与えら
れ、極性切替回路48は、極性を切り替える(ステップ
S25)。すなわち、デジタル回線12の極性とDSU
16の極性とが一致していれば、デジタル回線12の極
性は切り替えられず、デジタル回線12の極性とDSU
16の極性とが逆であれば、デジタル回線12の極性が
切り替えられる。
【0069】ここでは、B点側が正(+)のとき、すな
わち逆極性が検出されると、フォトダイオード52に電
流が流れ、フォトトランジスタ54のコレクタ出力によ
ってコイル60が励磁され、デジタル回線12の極性が
逆になるように切り替えられる。一方、デジタル回線1
2の接続が正しいときにはコイル60は励磁されず、極
性は切り替えられず、初期状態のままである。
【0070】そして、制御回路24から回線開放回路2
6へ回線の開放終了が指示され、デジタル回線12が極
性切替回路48へ接続され(ステップS27)、終了す
る。
【0071】このように動作する回線接続装置10dに
よれば、極性検出回路46による給電極性の検出結果に
応じて、自動的にデジタル回線12の極性が判断され、
その結果に応じてデジタル回線12の極性が切り替えら
れるので、機器18を設置する際の極性確認が不要とな
り、機器18の設置作業が容易となり、作業の効率化が
図れる。
【0072】また、極性検出回路46によってデジタル
回線12自体の極性を検出できるので、その検出結果に
応じて正確にデジタル回線12の極性を切り替えること
ができる。
【0073】なお、図7において、ステップS25とス
テップS27との順序を入れ替えててもよい。
【0074】さらに、図8を参照して、この発明のその
他の実施の形態の回線接続装置10eは、デジタル回線
12の極性とDSU16の極性とは一致しているか、逆
か、またはデジタル回線12は断線しているかを検出す
るものである。
【0075】回線接続装置10eは、極性検出回路とし
て極性検出回路64を用い、かつ制御回路24からは初
期化の指示を出さない点を除いて、回線接続装置10d
と同様であるので、重複する説明は省略する。
【0076】極性検出回路64は、フォトカプラ50の
他に、A点側が正(+)のときに反応するフォトカプラ
66を含む。フォトカプラ66は、フォトダイオード6
8およびフォトトランジスタ70を含み、フォトダイオ
ード68はフォトダイオード52に並列かつ逆向きに接
続され、フォトトランジスタ70のエミッタはトランジ
スタ58のコレクタに接続され、フォトトランジスタ7
0のコレクタは極性切替回路48のコイル62に接続さ
れる。
【0077】したがって、極性検出回路64では、A点
側が正(+)のときにはフォトダイオード68に電流が
流れ、フォトトランジスタ70が導通し、「A点側が正
(+)である」というフォトトランジスタ70のコレク
タ出力によってコイル62が励磁され、A点側が正
(+)になるように、すなわち、A点がラインL2に、
B点がラインL1にそれぞれ接続されるように、極性切
替回路48は設定される。
【0078】一方、B点側が正(+)のときにはフォト
ダイオード52に電流が流れ、フォトトランジスタ54
が導通し、「B点側が正(+)である」というフォトト
ランジスタ34のコレクタ出力によってコイル60が励
磁され、B点側が正(+)になるように、すなわち、B
点がラインL2に、A点がラインL1にそれぞれ接続さ
れるように、極性切替回路48は設定される。さらに、
デジタル回線12が断線しているときには、フォトダイ
オード52および68のいずれにも電流は流れず、フォ
トトランジスタ54および70はいずれも導通しない。
したがって、コイル60および62はいずれも励磁され
ず、極性切替回路48には極性切替の指示は与えられな
い。
【0079】回線接続装置10eによれば、回線接続装
置10dの効果に加え、デジタル回線12の断線の有無
をも検出できるという効果が得られる。
【0080】さらに、図9を参照して、この発明のさら
にその他の実施の形態の回線接続装置10fは、端子板
20と回線開放回路26との間に配置される極性検出回
路72を用いて、デジタル回線12の極性とDSU16
の極性とは一致しているか、逆か、またはデジタル回線
12は断線しているかを検出するものである。
【0081】回線接続装置10fは、極性検出回路とし
て極性検出回路72を用いる点を除いて、回線接続装置
10eと同様であるので、重複する説明は省略する。
【0082】極性検出回路72は、A点側が正(+)の
ときに反応するフォトカプラ74およびB点側が正
(+)のときに反応するフォトカプラ76を含む。
【0083】フォトカプラ74は、フォトダイオード7
8およびフォトトランジスタ80を含む。フォトダイオ
ード78のアノードは端子板20に、カソードは回線開
放回路26に、それぞれ接続され、フォトトランジスタ
80のコレクタはコイル62に、エミッタはトランジス
タ82のコレクタに、それぞれ接続される。
【0084】トランジスタ82のエミッタは接地され、
ベースには開放指示が出されているタイミングで制御回
路24からパルス信号が与えられる。
【0085】また、フォトカプラ76は、フォトダイオ
ード84およびフォトトランジスタ86を含む。フォト
ダイオード84はフォトダイオード78に並列かつ逆向
きに接続され、フォトトランジスタ86のコレクタはコ
イル60に、エミッタはトランジスタ82のコレクタ
に、それぞれ接続される。
【0086】したがって、極性検出回路72では、A点
側が正(+)のときにはフォトダイオード78に電流が
流れ、フォトトランジスタ80が導通し、「A点側が正
(+)である」というフォトトランジスタ80のコレク
タ出力によってコイル62が励磁され、A点側が正
(+)になるように、すなわち、A点がラインL2に、
B点がラインL1にそれぞれ接続されるように、極性切
替回路48は設定される。
【0087】一方、B点側が正(+)のときにはフォト
ダイオード84に電流が流れ、フォトトランジスタ86
が導通し、「B点側が正(+)である」というフォトト
ランジスタ86のコレクタ出力によってコイル60が励
磁され、B点側が正(+)になるように、すなわち、B
点がラインL2に、A点がラインL1にそれぞれ接続さ
れるように、極性切替回路48は設定される。
【0088】さらに、デジタル回線12が断線している
ときには、フォトダイオード78および84のいずれに
も電流は流れず、フォトトランジスタ80および86は
いずれも導通せず、極性切替回路48へは極性切替の指
示は与えられない。なお、開放指示が解かれ、デジタル
回線12とDSU16との接続を開始する場合にはパル
ス信号の出力は停止させる。
【0089】回線接続装置10fによれば、回線接続装
置10eと同様の効果が得られる。これにより、接続中
にフォトダイオード78または84に流れる電流による
不要な切り替えを阻止する。
【0090】なお、回線接続装置10fにおいて、フォ
トトランジスタ80および86のコレクタ出力が極性検
出結果として制御回路24に与えられ、制御回路24が
その極性検出結果に基づいて極性切替回路48に極性切
替の指示を行うようにしてもよい。この場合、コイル6
0および62、ダイオード61および63は不要にな
る。
【0091】なお、回線接続装置10b〜10fにおい
て、フォトカプラに代えて、ソリッドステートリレー
(SSR:Solid State Relay)が用いられてもよい。
【0092】ソリッドステートリレーは半導体のリレー
であり、入力端子と出力端子とを備え、その間はフォト
カプラによって絶縁されている。入力側に電圧または電
流を印加することによって、出力側のフォトトランジス
タ(またはフォトトライアック、フォトサイリスタ)が
オン状態となり、出力側に電流が流れる。
【0093】また、回線接続装置10d〜10fでは、
極性切替回路48においてラッチングリレーを用いた
が、それに代えて、たとえばノーマルリレー、ソリッド
ステートリレーなどの他のリレーを用いることもでき
る。
【0094】また、上述の実施の形態では、DSU16
の極性は、ラインL2側が正(+)、ラインL1側が負
(−)という前提で説明を進めたが、DSU16の極性
がその逆に設定される場合であっても、容易に理解され
よう。
【0095】上述のように構成される回線接続装置10
a〜10fは、具体的には、以下のように用いられる。
【0096】図10〜図12に示すように、回線接続装
置10a〜10fは、デジタル回線12とPHS公衆基
地局とを接続するために用いられてもよい。
【0097】図10の例では、回線接続装置10a〜1
0fはPHS公衆基地局88aに内蔵され、DSU1
6、回線インターフェース90および無線インターフェ
ース92を介してアンテナ94に接続される。
【0098】図11の例では、回線接続装置10a〜1
0fはPHS公衆基地局88bに外付けされる。
【0099】図12の例では、回線接続装置10a〜1
0fおよびDSU16がPHS公衆基地局88cに外付
けされる。なお、図12において、回線接続装置10a
〜10fとDSU16とを一体化して、極性整合機能付
きDSUとしてもよい。
【0100】また、図13に示すように、回線接続装置
10a〜10fは、デジタル回線12とターミナルアダ
プタ96とを接続するために用いられてもよい。
【0101】ターミナルアダプタ96では、回線接続装
置10a〜10fはDSU16を介して、デジタルポー
トインターフェース97およびデジタルポート98や、
デジタル回線をアナログ回線に変換するアナログポート
インターフェース100およびアナログポート102に
接続される。
【0102】この場合にも、図11および図12に示す
PHS公衆基地局の場合と同様、回線接続装置10a〜
10fやDSU16が外付けされてもよい。
【0103】さらに、図14に示すように、回線接続装
置10a〜10fは、デジタル回線12にデジタル電話
104やデジタルファクス106などを接続するために
用いられてもよい。このように、回線接続装置10a〜
10fは、デジタル回線12に接続する機器であれば任
意の機器をデジタル回線12に接続するために用いられ
る。
【0104】図10〜図14に示す具体例では、接続時
に極性を意識することなくデジタル回線12に回線接続
装置10a〜10fを接続できる。
【0105】したがって、回線接続装置10a〜10f
によれば、自動的にISDN回線などのデジタル回線1
2の極性が判断され、その結果に応じて、デジタル回線
12の極性が切り替えられるので、たとえばPHS公衆
基地局、ターミナルアダプタ、その他のデジタル機器等
の機器14を設置する際の極性判断が不要となり、機器
14の設置作業が容易となり、作業の効率化が図れる。
【0106】
【発明の効果】この発明によれば、デジタル回線に機器
を接続する際の極性判断が不要となり、極性を誤ること
なく確実にデジタル回線に機器を接続できる。したがっ
て、機器の設置作業が容易となり、作業の効率化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の実施形態における動作を示すフロー図で
ある。
【図3】この発明の他の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図4】図2の実施形態における動作を示すフロー図で
ある。
【図5】この発明のその他の実施形態を示すブロック図
である。
【図6】この発明のさらにその他の実施形態を示すブロ
ック図である。
【図7】図6の実施形態における動作を示すフロー図で
ある。
【図8】この発明の他の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図9】この発明のその他の実施形態を示すブロック図
である。
【図10】この発明が用いられる具体例を示すブロック
図である。
【図11】この発明が用いられる他の具体例を示すブロ
ック図である。
【図12】この発明が用いられるその他の具体例を示す
ブロック図である。
【図13】この発明が用いられるさらにその他具体例を
示すブロック図である。
【図14】この発明のその他の具体例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10a〜10f 回線接続装置 12 デジタル回線 14 機器 16 DSU 18 端末装置 20 端子板 22、48 極性切替回路 24 制御回路 26 回線開放回路 28、38、46、64、72 極性検出回路 88a〜88c PHS公衆基地局

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 極性を有するデジタル回線に機器を接続
    するための回線接続方法であって、 前記デジタル回線と前記機器との接続状態を検知するス
    テップ(a)、および前記ステップ(a)での検知結果
    に応じて極性が一致するように前記デジタル回線と前記
    機器との接続を切り替えるステップ(b)を備える、回
    線接続方法。
  2. 【請求項2】 前記ステップ(a)は、制御手段が第1
    の接続情報に基づいて前記デジタル回線と前記機器との
    接続状態を検知するステップ(aー1)を含み、 前記ステップ(b)は、前記ステップ(aー1)におい
    て接続の異常を検知したとき前記デジタル回線と前記機
    器との接続を切り替えるステップ(bー1)、および前
    記ステップ(bー1)の後、前記制御手段が第2の接続
    情報に基づいて前記デジタル回線と前記機器との接続状
    態を再度検知するステップ(bー2)を含み、 前記ステップ(bー2)において接続が正常であること
    を検知するまで前記ステップ(bー1)および前記(b
    ー2)を繰り返す、請求項1に記載の回線接続方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の接続情報は前記デジタル回線
    を介して前記機器に供給される電流に関する給電情報を
    含み、前記第2接続情報は前記機器の同期に関する同期
    情報を含む、請求項2に記載の回線接続方法。
  4. 【請求項4】 前記ステップ(a)は、前記デジタル回
    線と前記機器との接続を開放するステップ(aー1)、
    および前記デジタル回線の極性を検知するステップ(a
    ー2)を含み、 前記ステップ(b)は、前記ステップ(aー2)におけ
    る検知結果に応じて前記デジタル回線と前記機器との接
    続を切り替える、請求項1に記載の回線接続方法。
  5. 【請求項5】 前記ステップ(aー2)における検知結
    果は前記制御手段に与えられ、前記ステップ(b)では
    その検知結果に応じた前記制御手段からの切り替え指示
    に基づいて前記デジタル回線と前記機器との接続が切り
    替えられる、請求項4に記載の回線接続方法。
  6. 【請求項6】 前記ステップ(b)では、前記ステップ
    (aー2)における検知結果を直接用いて前記デジタル
    回線と前記機器との接続を切り替える、請求項4に記載
    の回線接続方法。
  7. 【請求項7】 前記機器はPHS基地局を含む、請求項
    1ないし6のいずれかに記載の回線接続方法。
  8. 【請求項8】 前記デジタル回線はISDN回線を含
    む、請求項1ないし7に記載の回線接続方法。
  9. 【請求項9】 極性を有するデジタル回線に機器を接続
    するための回線接続装置であって、 前記デジタル回線と前記機器との接続状態を検知する検
    知手段、および前記検知手段での検知結果に応じて極性
    が一致するように前記デジタル回線と前記機器との接続
    を切り替える切替手段を備える、回線接続装置。
  10. 【請求項10】 前記検知手段は、前記デジタル回線か
    らの給電に関する給電情報に基づいて前記デジタル回線
    と前記機器との接続状態を検知しかつ前記デジタル回線
    と前記機器との接続を切り替えた後に前記機器の同期に
    関する同期情報に基づいて前記デジタル回線と前記機器
    との接続状態を再度検知する制御手段を含み、 前記切替手段は前記制御手段での検知結果に応じて前記
    デジタル回線と前記機器との接続を切り替える、請求項
    9に記載の回線接続装置。
  11. 【請求項11】 前記検知手段は、前記デジタル回線を
    開放する回線開放手段、前記デジタル回線の開放時に前
    記デジタル回線の極性を検知する極性検出手段、および
    前記極性検出手段による検出結果に応じて極性が一致す
    るように前記デジタル回線と前記機器との接続切り替え
    を指示する制御手段を含み、 前記切替手段は、前記制御手段からの指示に応じて前記
    デジタル回線と前記機器との接続を切り替える、請求項
    9に記載の回線接続装置。
  12. 【請求項12】 前記検知手段は、前記デジタル回線を
    開放する回線開放手段、および前記デジタル回線の開放
    時に前記デジタル回線の極性を検知する極性検出手段を
    含み、 前記切替手段は、前記極性検出手段からの指示に応じて
    前記デジタル回線と前記機器との接続を切り替える、請
    求項9に記載の回線接続装置。
  13. 【請求項13】 前記機器はPHS基地局を含む、請求
    項9ないし12のいずれかに記載の回線接続装置。
  14. 【請求項14】 前記デジタル回線はISDN回線を含
    む、請求項9ないし13のいずれかに記載の回線接続装
    置。
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