JPH11120781A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH11120781A
JPH11120781A JP28522197A JP28522197A JPH11120781A JP H11120781 A JPH11120781 A JP H11120781A JP 28522197 A JP28522197 A JP 28522197A JP 28522197 A JP28522197 A JP 28522197A JP H11120781 A JPH11120781 A JP H11120781A
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敦 大庭
Takeshi Honma
剛 本間
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発性半導体記憶装置のライトプロテクト
態様を柔軟に設定する。 【解決手段】 制御回路(4)に対し、リセットパワー
ダウンモード指示信号(/RP)ならびに第1および第
2のライトプロテクト信号(/WPおよび/XP)を与
え、これらの外部制御信号の状態に、データ書換に対す
るプロテクト態様を無条件禁止、無条件許可およびロッ
クビット(LB)に従うのいずれかの状態にメモリアレ
イ(1)のメモリブロックグループ(1br、1pr、
1mr)単位で設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に
関し、特に、データ書換に対するプロテクト(保護)機
能を有する不揮発性半導体記憶装置に関する。より特定
的には、データの書込および消去に対するプロテクトの
態様を設定するための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置は、磁気ディスクを記憶
媒体として用いる記憶装置に比べて、小型、軽量、およ
び高速アクセス可能などの利点を有しており、広範な用
途において用いられている。このような半導体記憶装置
の1つに、情報を不揮発的に記憶する不揮発性半導体記
憶装置がある。この不揮発性半導体記憶装置は、電源遮
断時においても、その記憶情報を保持しており、携帯情
報端末などの電池を電源とする機器においてプログラム
メモリまたはデータメモリとして用いられている。この
ような不揮発性半導体記憶装置の1つに、メモリセルが
1トランジスタで構成され、高集積化が可能であり、ま
たある大きさのアドレス範囲のデータを一度に電気的に
消去することのできるフラッシュEEPROM(電気的
に書込・消去可能なリード・オンリ・メモリ:以下、フ
ラッシュメモリと称す)が知られている。
【0003】フラッシュメモリなどの不揮発性半導体記
憶装置においては、情報を不揮発的に記憶することが前
提とされており、したがって、誤った書込および消去な
どにより、不揮発的に記憶しているデータが書換えられ
るのを防止する必要がある。特に、この不揮発性半導体
記憶装置をプログラムメモリとして用いた場合、その記
憶データは、確実に保持する必要があり、誤消去および
誤書込などを防止する必要がある。このような誤書込お
よび誤消去を防止するために、フラッシュメモリなどの
不揮発性半導体記憶装置においては、「ライトプロテク
ト」機能が設けられている。このライトプロテクト機能
は、利用者が、書込および消去をすることを望まないデ
ータ領域(メモリブロック)に対し、書込および消去動
作に対しロックをかけて、このメモリブロックに対する
誤書込および誤消去を防止する手法である。
【0004】図13は、従来の不揮発性半導体記憶装置
の書込/消去に関連する部分の構成を概略的に示す図で
ある。図13において、不揮発性半導体記憶装置は、各
々が情報を不揮発的に記憶する複数の不揮発性メモリセ
ルを有するメモリアレイ100と、メモリアレイ100
の不揮発性メモリセルへの書込および消去の禁止/許可
を示す情報を格納するプロテクト制御データ格納領域1
02を含む。
【0005】メモリアレイ100は、複数のメモリブロ
ック100a〜100nに分割され、ブロック単位で消
去を行なうことができる。
【0006】プロテクト制御データ格納領域102は、
メモリブロック100a〜100nそれぞれに対応して
設けられるロックビット格納部102a〜102nを含
む。これらのロックビット格納部102a〜102n
は、対応のメモリブロック100a〜100nに対する
書込および消去の禁止/許可を示すロックビットLBa
〜LBnを格納する。ロックビットLBa〜LBnの値
により、メモリブロック100a〜100nの書込/消
去の禁止/許可が示され、したがって、ブロック単位で
書込/消去動作を禁止することができる。
【0007】不揮発性半導体記憶装置は、さらに、チッ
プイネーブル信号/CE、リセットパワーダウンモード
信号/RP、およびライトプロテクト信号/WPとブロ
ックアドレス信号とを受け、プロテクト制御データ格納
領域102に格納されたロックビットLBa〜LBnの
値に従って、ブロックアドレス信号が指定するメモリブ
ロックに対する書込/消去動作を制御する書込/消去制
御回路103と、この書込/消去制御回路103の制御
の下に、アドレス信号が指定するメモリブロック(また
はページ)に対する消去/書込を行なう書込/消去回路
104を含む。
【0008】書込/消去制御回路103は、チップイネ
ーブル信号/CEの活性化時、リセットパワーダウンモ
ード信号/RPおよびライトプロテクト信号/WPの状
態に従って、書込/消去動作モードが指定されたか否か
を判定し、書込/消去動作が指定されたとき、ブロック
アドレス信号が指定するメモリブロックに対応して設け
られたロックビット格納部からロックビットLB(LB
a〜LBn)を読出し、このアドレス指定されたメモリ
ブロックに対する書込/消去の禁止/許可を決定する。
書込/消去動作が許可されている場合には、この書込/
消去制御回路103は、書込/消去に必要な電圧を生成
して書込/消去回路104へ与える。
【0009】書込/消去回路104は、アドレス信号に
従ってメモリアレイ100におけるブロックおよびメモ
リセルの選択を行なう、XデコーダおよびYデコーダを
含む。
【0010】この不揮発性半導体記憶装置においては、
書込および消去動作に対する保護を行なうライトプロテ
クト機能は、リセットパワーダウンモード信号/RPと
ライトプロテクト信号/WPとアドレス指定されたメモ
リブロックから読出されたロックビットLBの状態に従
って書込または消去動作が制御される。
【0011】メモリアレイ100は、図14に示すよう
に、各々が1以上のメモリブロックを有する複数の領域
100br、100prおよび100mrに分割され
る。不揮発性半導体記憶装置は、プログラムおよびデー
タを格納する。この格納するデータの属性(または種
類)に応じて、格納領域が振り分けられる。図14にお
いては、このメモリアレイ100は、電源投入時などの
初期動作時に必要とされるブートコードなどを格納する
ブートブロック領域100brと、製造者および利用者
両者が、固定的に利用する、電話番号、識別番号などの
数値パラメータを格納するパラメータブロック領域10
0prと、利用者が、実使用時において自由に書換える
データを格納するメインブロック領域100mrに分割
される。この図14に示すようなアレイ分割構成を有す
る場合、外部制御信号/RPおよび/WPおよびロック
ビットに従って図15に示すようなライトプロテクト機
能が実現される。
【0012】(i) リセットパワーダウンモード信号
/RPが、通常動作モード時の論理ハイレベル(Hレベ
ル)よりも高い電圧レベルの昇圧レベルHHに設定され
たとき、ライトプロテクト信号/WPの状態およびロッ
クビットLBの値にかかわらず、メモリアレイ100の
メモリブロック100a〜100nに対しては、その領
域にかかわらず、すべて書込または消去を行なうことが
できる。また、この状態においては、ロックビットLB
の書込も可能である。メモリアレイ100のデータの書
込/消去とロックビットLBの書込/消去(書換)は、
コマンドにより指定される。
【0013】(ii) リセットパワーダウンモード信
号/RPおよびライトプロテクト信号/WPがともにH
レベルに設定されたとき、ロックビットLBの値にかか
わらず、メモリアレイ100のブートブロック領域10
0br、パラメータブロック領域100prおよびメイ
ンブロック領域100mrに対し書込および消去を行な
うことができる。また、ロックビットLBに対しても、
書込/消去を行なうことができる。
【0014】(iii) リセットパワーダウンモード
信号/RPがHレベルであり、またライトプロテクト信
号/WPが接地電圧レベルの論理ローレベル(Lレベ
ル)のときには、メモリブロック100a〜100nそ
れぞれに対応して設けられたロックビットLBの値に従
って書込/消去の禁止/許可が決定される。ロックビッ
トLBがロック状態を示すときには、対応のメモリブロ
ックに対する書込および消去が禁止される。ロックビッ
トLBがアンロック状態を示す場合には、対応のメモリ
ブロックに対する書込および消去を行なうことができ
る。また、ロックビットLBに対しても、その値の書換
を行なうことができる。
【0015】(iv) リセットパワーダウンモード信
号/RPがLレベルのときには、この不揮発性半導体記
憶装置はパワーダウンモードに設定され、内部動作は禁
止される。このパワーダウンモードにおいては、内部回
路の動作を禁止し、不揮発性半導体記憶装置をスタンバ
イ状態として、その消費電流を低減する。この状態にお
いては、記憶情報の書換が生じてはならず、メモリアレ
イ100のブートブロック領域100br、パラメータ
ブロック領域100prおよびメインブロック領域10
0mrのメモリセルすべてのデータの書換(書込および
消去両者を含む)がロックビットLBの値にかかわらず
禁止される。同様に、ロックビットLBの値の書換も禁
止される。
【0016】上述のように、ロックビットLBを用いる
ことにより、メモリブロック単位で書込および消去の禁
止/許可(ロック/アンロック)を設定することがで
き、誤消去および誤書込による記憶データの書換を生じ
るのが防止することができ、必要なデータを確実に保持
することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】メモリブロック単位で
の書込および消去の禁止/許可は、ロックビットLBに
より設定することができる。このロックビットLBの有
効/無効、すなわちロックビットLBの値にかかわらず
書込または消去を行なうか否かは、外部からの制御信
号、すなわちリセットパワーダウンモード信号/RPお
よびライトプロテクト信号/WPにより設定することが
できる。しかしながら、従来の書込および消去に対する
禁止/許可を制御するロック制御においては、ブートブ
ロック領域、パラメータブロック領域およびメインブロ
ック領域のすべてのブロック領域に共通にロック制御の
態様が外部制御信号/RPおよび/WPにより決定され
る。すなわち、(i)メモリアレイ100のメモリセル
に対しロックビットLBの値にかかわらず書込および消
去を許可する、(ii)ロックビットに従って禁止/許
可を決定する、および(iii)ロックビットの値にか
かわらず書込および消去を禁止するの3つの態様であ
る。メモリアレイ100において、ブートブロック領域
100brは、電源投入時におけるシステム(装置:こ
の不揮発性半導体記憶装置が用いられる装置の全体)を
初期設定するためのブートプログラムコードおよび、割
込処理などを行なうための必要な制御プログラムコード
などが格納されている。リセットパワーダウンモード信
号/RPがHHレベルに設定されるのは、この不揮発性
半導体記憶装置に必要な情報(コードおよびデータ両者
を含めて以下データと称す)を書込むときであり、これ
は製造者において行なわれる。利用者が一般的に使用す
る場合、通常リセットパワーダウンモード信号/RPが
HHレベルに設定されることはない(HHレベルは、通
常のHレベルよりもさらに高い電圧レベルであるた
め)。
【0018】また、パラメータブロック領域100pr
においても、この不揮発性半導体記憶装置の識別番号、
時刻情報、などの固有の数値パラメータが格納される。
一方、このパラメータブロック領域100prにおいて
は、用途に応じて利用者の識別番号、たとえばICカー
ドにおける暗証番号、または携帯電話器における電話番
号、または携帯情報端末のメモ機能を実現するための電
話番号および住所データなどが格納される。メインブロ
ック領域100mrにおいては、利用者が常時使用して
この内容を書換えることができ、用途に応じて留守番電
話機能を実現する音声情報、およびディジタルカメラに
おける画像情報などが格納される。したがって、これら
の格納データには、絶対に書換えられてはいけないデー
タ、および書換が生じても致命的とはならないデータが
存在する。
【0019】しかしながら、この図15に示すように、
従来の不揮発性半導体記憶装置においては、利用者の使
用時においては、メモリアレイ100の各メモリブロッ
クに対しすべて共通にその書込および消去に対する禁止
/許可の態様が設定されているため、書換えるべきでな
いデータが誤って書換えられる誤書込および誤消去が生
じる可能性がある。たとえば、信号/RPおよび/WP
をともにHレベルに設定した場合、メモリアレイ100
の各領域に対し、書込/消去を行なうことができ、した
がって、いずれのメモリブロックにおいてもそのデータ
の書換が可能である。この場合、ライトプロテクト機能
は、不能動化されているため、誤書込/誤消去の可能性
が生じる。一方、信号/RPおよび/WPをそれぞれH
レベルおよびLレベルに設定した場合、ロックビットL
Bの値に従って書込/消去の禁止/許可が制御される。
しかしながら、ロックビットLBは、その値を変更する
ことができる。したがって、誤ってロックビットLBの
値を設定した場合、この誤って設定されたロックビット
の値に従って書込/消去の禁止/許可が制御されるた
め、同様誤書込/誤消去の可能性が生じる。
【0020】さらに、利用者が使用する場合、一旦パラ
メータブロック領域に設定された数値パラメータの書換
を確実に禁止するために、メインブロック領域100m
rのメモリブロックに対する書込/消去に対してはロッ
クビットLBの値に従って書込/消去の制御を行ない、
一方、パラメータブロック領域100prは、ロック状
態に設定するのが好ましい。しかしながら、図15に示
すように、従来の不揮発性半導体記憶装置においてはこ
のようなロック制御を行なうことができない。
【0021】また、書込または消去動作を行なう場合、
ロックビットの書換を禁止することができず、誤って別
のメモリブロックのロックビットがアンロック状態に設
定される可能性があり、この場合、誤書込/誤消去を防
止することができなくなる。
【0022】したがって、従来のように、リセットパワ
ーダウンモード信号/RPおよびライトプロテクト信号
/WPを用いてロック態様を設定する場合、確実に誤書
込/誤消去などの誤書換を防止するのが困難であるとい
う問題があった。
【0023】それゆえ、この発明の目的は、確実に誤書
換を防止することのできる半導体記憶装置を提供するこ
とである。
【0024】この発明の他の目的は、ロック態様をより
柔軟に設定することのできる不揮発性半導体記憶装置を
提供することである。
【0025】この発明のさらに他の目的は、ロックビッ
トに対してもロック/アンロックを設定することのでき
る不揮発性半導体記憶装置を提供することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】この発明は、要約すれ
ば、ライトプロテクト機能を実現するために、外部制御
信号の数を増加させ、これにより、ロック態様の種類を
増加させるものである。
【0027】すなわち、請求項1に係る半導体記憶装置
は、各々が1以上のメモリブロックを有しかつ各々が属
性が異なるデータを格納するための複数のメモリブロッ
ク領域と、データ書換時、複数の外部制御信号の状態に
従って複数のメモリブロック領域のデータ書換に対する
態様を各領域単位で設定するための制御手段を備える。
【0028】請求項2に係る半導体記憶装置は、請求項
1の装置がさらに各メモリブロックに対して設けられ、
対応のメモリブロックの格納データの書換の禁止/許可
を示すロックビットを格納する手段を備え、制御手段が
複数の外部制御信号の状態に従って各領域ごとに対応の
ロックビットを有効とするか無効とするかを決定する手
段を含む。
【0029】請求項3に係る半導体記憶装置は、請求項
1または2の複数の外部制御信号が、消費電流を低下さ
せるパワーダウンモードを指定するリセットパワーダウ
ンモード指示信号と、データ書換に対するプロテクトを
指示する第1および第2のライトプロテクト指示信号と
を含む。
【0030】請求項4に係る半導体記憶装置は、請求項
1から3の装置において、各メモリブロックが、データ
を不揮発的に記憶するメモリセルを有し、データ書換
は、記憶データの消去ならびに外部からのデータの書込
および記憶を含む。
【0031】請求項5に係る発明は、複数の不揮発性メ
モリブロックを有しかつライトプロテクト機能を有する
半導体記憶装置において、第1および第2のライトプロ
テクト指示信号入力ピンを設け、複数のメモリブロック
個々のライトプロテクトの態様を所定数のメモリブロッ
クを有する領域単位で設定できるようにしたことを特徴
とする。
【0032】複数のメモリブロックグループに対し、デ
ータ書換時にメモリブロック領域単位でロック態様を設
定することができるので、データ書換をすべきグループ
およびデータ書換を行なわず、記憶データを確実に保持
すべき領域を区別してロック態様を設定することがで
き、より正確に誤書換を防止することができる。
【0033】また、ロック態様を各領域単位で設定する
ことができるため、利用者の要求するさまざまなロック
態様の組合せを実現することができ、利用者の要求に応
えたライトプロテクト機能を実現することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]図1は、この発明の実施の形態1に従
う不揮発性半導体記憶装置の全体の構成を概略的に示す
図である。図1において、この不揮発性半導体記憶装置
はたとえばフラッシュメモリであり、行列状に配列され
る複数の不揮発性メモリセルを有するメモリアレイ1を
含む。メモリアレイ1は、各々が行列状に配列される複
数のメモリセルを有する複数のメモリブロック1a〜1
nに分割される。これらのメモリブロック1a〜1n
は、その記憶データの属性に応じてブートブロック領域
1br、パラメータブロック領域1prおよびメインブ
ロック領域1mrに分割される。メモリブロック1aが
ブートブロックとして用いられ、メモリブロック1bお
よび1cがパラメータブロックとして用いられ、メモリ
ブロック1d〜1nがメインブロックとして用いられ
る。
【0035】ここで、「属性」は、記憶データの種類と
同様の意味を有する。すなわち、ブートブロック領域1
brのメモリブロック1aには、書換える必要のないコ
ード、すなわち装置またはシステム立上げ時(電源投入
時)に用いられるブートコードおよび割込処理などの制
御プログラムのコードが格納される。パラメータブロッ
ク領域1prに含まれるメモリブロック1bおよび1c
には、この記憶装置の識別番号(ID番号)、ICカー
ド適用時における利用者の識別番号(暗証番号)、電話
器への適用時における電話番号などの用途に応じた比較
的書換えられることのない数値パラメータデータが格納
される。メインブロック領域1mrのメモリブロック1
d〜1nには、利用者が利用時に書換えられるデータが
格納される。したがって、このブートブロック領域1b
rのメモリブロック1aは、製造者が、製品出荷前に必
要なブートコードおよびプログラムコードを書込む。パ
ラメータブロック領域1prのメモリブロック1bおよ
び1cには、製造者が必要な数値パラメータを書込むと
ともに、利用者が利用を行なうとき、必要な数値パラメ
ータを書込む。メインブロック領域1mrのメモリブロ
ック1d〜1nは、利用者がデータの書換を行なう。
【0036】この不揮発性半導体記憶装置は、さらに、
メモリブロック1a〜1nそれぞれに対応して設けら
れ、これらのメモリブロック1a〜1nの書込および消
去の禁止/許可を制御するロックビットLBを格納する
プロテクト制御データ格納領域2を含む。このプロテク
ト制御データ格納領域2は、メモリブロック1a〜1n
それぞれに対してロックビットLBa〜LBnを不揮発
的に記憶するロックビット格納部2a〜2nを含む。
【0037】この不揮発性半導体記憶装置は、さらに、
データ書込時1ページの書込データを格納するページバ
ッファ3と、外部制御信号、すなわちチップイネーブル
信号/CE、出力イネーブル信号/OE、ライトイネー
ブル信号/WE、リセットパワーダウンモード信号/R
P、第1および第2のライトプロテクト信号/WPおよ
び/XPを受け、指定された動作モードに従って必要な
内部電圧および内部制御信号を発生する制御回路4と、
外部からのアドレス信号ADを取込み内部アドレス信号
を発生するアドレスバッファ5と、アドレスバッファ5
からの内部アドレス信号をデコードし、メモリアレイ1
のアドレス指定されたメモリセルを選択するアドレスデ
コーダ6と、アドレスデコーダ6からの列選択信号に従
ってメモリアレイ1のアドレス指定された列を選択する
Yゲートと、このYゲートにより選択された列から読出
されたデータを検知し増幅するセンスアンプを含む。図
1においては、Yゲートおよびセンスアンプを1つのブ
ロック7で示す。
【0038】さらに、制御回路4の制御の下に、プロテ
クト制御データ格納領域2からアドレス指定されたメモ
リブロックに対応するロックビットの読出または書込を
行なうLBリード/ライト回路8と、制御回路4の制御
の下に、この不揮発性半導体記憶装置の内部状態を示す
ステータスデータを格納するステータスレジスタ9と、
制御回路4の制御の下に、Yゲート/センスアンプブロ
ック7、LBリード/ライト回路8、およびステータス
レジスタ9のいずれかを選択して入出力バッファ11へ
電気的に接続するマルチプレクサ10を含む。
【0039】ステータスレジスタ9においては、データ
書込時正確にメモリセルに対しデータの書込が行なわれ
たか否かを示すステータスデータおよび消去時正確にデ
ータの消去が行なわれたか否かを示すデータを格納する
レジスタが設けられる。LBリード/ライト回路8は、
制御回路4の制御の下に、ロックビットの書換が指定さ
れたときに、ブロックアドレス信号(明確には示さず)
に従って対応のロックビットに対する書込/読出を行な
う。
【0040】制御回路4は、この外部制御信号/CE、
/OE、/WE、/WP、/RPおよび/XPの状態に
従って必要な内部制御信号を発生する。この制御回路4
は、メモリセルデータの書込および消去に必要な電圧の
発生、書込および消去のベリファイを行なう回路を含
む。この制御回路4は、論理回路で構成されてもよく、
またプロセサで構成されてもよく、またDSP(ディジ
タル・シグナル・プロセサ)で構成されてもよい(この
構成については後に説明する)。
【0041】図1に示すように、不揮発性半導体記憶装
置においては、2つのライトプロテクト信号/WPおよ
び/XPが用いられる。書込または消去を行なうデータ
書換動作時においては、このリセットパワーダウンモー
ド信号/RP、ならびに第1および第2のライトプロテ
クト信号/WPおよび/XPの状態に従って各領域1b
r、1pr、および1mrごとにプロテクト態様を設定
する。
【0042】図2は、この発明の実施の形態1における
不揮発性半導体記憶装置のメモリブロックに対するライ
トプロテクトの態様を一覧にして示す図である。以下、
この図2を参照して、図1に示す制御回路4が実現する
ライトプロテクト機能の態様について説明する。
【0043】(i) リセットパワーダウンモード信号
/RPが通常動作時に与えられるHレベルよりもさらに
高い電圧レベルの昇圧レベルHHに設定されるとき:こ
の状態においては、第1および第2のライトプロテクト
信号/WPおよび/XPの状態およびロックビットの値
にかかわらず(ロックビット無効)、メモリアレイ1に
おけるすべてのメモリブロック1a〜1nのデータの書
換が許可される。すなわち、図3(A)に示すように、
ブートブロック領域1br、パラメータブロック領域1
prおよびメインブロック領域1mrに対するデータの
書換は、ロックビットLBの値にかかわらず許可され
る。これにより、製造者が、必要なデータの初期設定お
よび起動時に必要とされるブートプログラムのコードの
書込などを行なうことができる。
【0044】この状態においては、またロックビットL
Bの値の設定も行なうことができる。
【0045】(ii) リセットパワーダウンモード信
号/RP、ならびに第1および第2のライトプロテクト
信号/WPおよび/XPがすべてHレベルのとき:この
状態においても、ロックビットLBの値にかかわらず、
メモリアレイ1に含まれるメモリブロック1a〜1nす
べてに対するデータの書換は許可される。またロックビ
ットLBも、その値を変更することができる。この状態
では、図3(A)に示すように、ブートブロック領域1
br、パラメータブロック領域1prおよびメインブロ
ック領域1mrに対し、データの書換を行なうことがで
きる。利用者が、たとえば制御プログラムの追加などを
行ない、また製造者がパラメータブロック領域1prに
対し数値パラメータなどの製品識別番号書込などをシス
テム組込み時において容易に行なうことができ、またテ
ストも容易に行なえる。
【0046】(iii) リセットパワーダウンモード
信号/RPおよび第1のライトプロテクト信号/WPが
ともにHレベルであり、第2のライトプロテクト信号/
XPがLレベルのとき:この状態においては、パラメー
タブロック領域1prに含まれるメモリブロック1cお
よび1dに対するデータの書換は、対応のロックビット
LBbおよびLBcにより決定される(ロックビット有
効)。ブートブロック領域1brのメモリブロック1a
およびメインブロック領域1mrに含まれるメモリブロ
ック1d〜1nに対するデータの書換は、ロックビット
LBの値にかかわらず禁止される。また、ロックビット
LBの変更も禁止される。利用者が必要に応じてパラメ
ータデータの書換を行なう。
【0047】この状態は、図3(B)に示すように、パ
ラメータブロック領域1prに対してのみ、対応のロッ
クビットLBの値に従って選択的に書換を行なうことが
でき、残りの領域に対しては、無条件にデータの書換は
禁止される。この状態において、ロックビットLBの書
換もまた、禁止される。
【0048】(iv) リセットパワーダウンモード信
号/RPおよび第2のライトプロテクト信号/XPがと
もにHレベルであり、第1のライトプロテクト信号/W
PがLレベルのとき:この状態においては、ロックビッ
トLBのチップにかかわらずブートブロック領域1br
のメモリブロック1aに対するデータの書換は禁止さ
れ、パラメータブロック領域1prおよびメインブロッ
ク領域1mrに含まれるメモリブロックに対するデータ
の書換は対応のロックビットLBの値に従って決定され
る。したがって、図3(C)に示すように、ブートブロ
ック領域1brに含まれるブートコードの書換は、確実
に禁止され、一方パラメータブロック領域1prおよび
メインブロック領域1mrは、ロックビットLBの値に
従って書換が制御される。この状態においても、またロ
ックビットLBの書換は禁止される。
【0049】(v) リセットパワーダウンモード信号
/RPがHレベルでありかつ第1および第2のライトプ
ロテクト信号/WPおよび/XPがともにLレベルのと
き:この状態においては、ブートブロック領域1br、
パラメータブロック領域1prおよびメインブロック領
域1mrのメモリブロックに対するデータの書換は、ロ
ックビットの値にかかわらず禁止される(ロック状
態)。したがって、図3(D)に示すように、ブートブ
ロック領域1br、パラメータブロック領域1prおよ
びメインブロック領域1mrのデータの書換はすべて禁
止される。また、ロックビットLBの書換も禁止され
る。
【0050】(vi) リセットパワーダウンモード信
号/RPがLレベルのとき:この状態においては、ディ
ープパワーダウンモードが設定され、不揮発性半導体記
憶装置の内部動作は禁止されるため、ブートブロック領
域1br、パラメータブロック領域1prおよびメイン
ブロック領域1mrのデータの書換に対しロックがかけ
られ、またロックビットLBに対するデータ書換に対し
てもロックがかけられる。したがって図3(D)に示す
ように、メモリブロックすべてに対するデータの書換は
禁止される。
【0051】この図2および図3(A)〜(D)に示す
ように、各領域それぞれに対して、データ書換(書込/
消去)に対するロック/アンロックを設定することがで
きる。製造者が、この不揮発性半導体記憶装置に対しデ
ータを書込む場合、図3(A)および図3(D)に示す
ように、ロックビットにかかわらず、データの書換の禁
止/許可が決定される。一方、利用者が実際に使用する
場合においては、パラメータブロック領域1prおよび
メインブロック領域1mrのデータは、その処理内容に
応じて適宜変更される。したがって、この場合、ソフト
ウェア的に設定されるロックビットLBに従ってこのデ
ータの書換が制御される。これにより、利用者の処理内
容に応じてライトプロテクトを実現するために、データ
書換に対するロック/アンロックを柔軟に設定すること
ができる。
【0052】図2および図3(A)〜(D)に示すよう
に、各領域単位でデータ書換に対するロック/アンロッ
クを設定している。ロックビットLBに従ってライトプ
ロテクトが行なわれる場合、ロックビットはすべてその
値の更新が禁止されている。したがって、ロックビット
LBの値が誤って設定されることがなく、パラメータブ
ロック領域およびメインブロック領域1mrのデータの
書換が誤って行なわれることはなく、正確なライトプロ
テクトが実現される。
【0053】また、パラメータブロック領域1prは、
製造者および利用者両者が使用する領域であり、このた
め、パラメータブロック領域に対してはロックビットL
Bに従ってデータの書換が行なわれる状態およびパラメ
ータブロック領域1prおよびメインブロック領域1m
r両者ともロックビットLBの値に従ってデータの書換
を行なう状態の両者を設けている。パラメータブロック
領域1prおよびメインブロック領域1mrに対し、ロ
ックビットに従ってデータの書換が制御される場合にお
いては、ブートブロック領域1brに対するデータの書
換は禁止される(ロックがかけられている)。したがっ
て、このデータ書換時において、誤ってブートブロック
領域に格納された書換るべきでないブートコードなどの
プログラムコードが書換られるのを確実に防止すること
ができる。
【0054】したがって、従来と異なり、ブートブロッ
ク領域、パラメータブロック領域、およびメインブロッ
ク領域個々に、ロック/アンロック状態の態様を異なら
せることができ、処理内容に応じて、必要な領域に確実
にデータ書換に対するロックをかけて、データの誤書込
/誤消去が生じるのを防止することができる。図15に
示すように、各領域共通に、プロテクト態様を設定する
場合に生じる可能性のある誤消去、または誤書込を防止
することができる。また、ロックビットLBの書換は、
パラメータブロック領域またはメインブロック領域に対
するロックビットに従うデータ書換が許可されている場
合には禁止しているため、このパラメータブロック領域
およびメインブロック領域に対するデータ書換を行なっ
たときロックビットへのアクセスが行なわれるため、誤
ってこのロックビットが変更されるのを防止することが
できる。
【0055】[制御回路の構成]図4は、図1に示す制
御回路の書込および消去に関連する部分の構成を概略的
に示す図である。図4において、制御回路4は、チップ
イネーブル信号/CEの活性化時外部からデータ入出力
ピン端子(I/O)を介して与えられるコマンドを取込
み、指定された動作モードを判定するモード判定回路4
aと、このモード判定回路4aの書込/消去指示信号に
応答して活性化され、外部制御信号/RP、/WPおよ
び/XPを取込み、その状態を判定し該判定結果を示す
信号を出力するデコーダ4bと、モード判定回路4aの
制御の下に活性化され、デコーダ4bから与えられるプ
ロテクト態様指示信号とブロックアドレスとを受け、ア
ドレス指定されたメモリブロックに対するプロテクト態
様(ロック態様)を決定するプロテクト制御回路4c
と、モード判定回路4aからの書込/消去指示信号に応
答して活性化されかつプロテクト制御回路4cの出力す
る書込および消去に対する許可/禁止を示す書換禁止/
許可指示信号に従って、書込および消去動作を制御する
書込/消去制御回路4dを含む。
【0056】モード判定回路4aは、チップイネーブル
信号/CEの活性化時、ライトイネーブル信号/WEの
活性化に従って入出力バッファを介して与えられる入力
データのビットパターンを判別し、書込または消去が指
定されたか否かを判定する。
【0057】デコーダ4bは、外部から与えられる信号
/RP、/WPおよび/XPの状態の組合せに応じてラ
イトプロテクト態様を示す信号を出力する。このデコー
ダ4bの出力するプロテクト態様指示信号は、各メモリ
ブロック領域ごとに発生されてもよく、また図2に示す
ように、信号の状態の組合せそれぞれに応じて対応の内
部制御信号が活性状態とされる構成のいずれが用いられ
てもよい。
【0058】プロテクト制御回路4cは、モード判定回
路4aが書込または消去動作モードを指定するとき、デ
コーダ4bからのプロテクト態様指示信号とブロックア
ドレス信号と、LBリード/ライト回路8を介して与え
られるロックビットを受け、アドレス指定されたメモリ
ブロックに対するプロテクト態様を決定し、その決定結
果に従って書込/消去制御回路4dの活性/非活性化を
制御する。
【0059】書込/消去制御回路4dは、書込または消
去に必要な書込/消去電圧発生回路を備え、また書込/
消去ベリファイのためのシーケンサを含み、所定のシー
ケンスでロックビットの読出/書込を含む書込または消
去動作を制御する。また発生した書込/消去電圧は、ア
ドレスデコーダへ与えられて、選択メモリの行に対応し
て配置されるワード線および列に対して配置されるビッ
ト線ならびにソース線に必要な電圧が印加される。
【0060】図5は、データ書込時の外部信号のタイミ
ング関係を示す図である。図5に示すように、時刻t1
においてチップイネーブル信号/CEおよびライトイネ
ーブル信号/WEをLレベルに設定し、かつデータ入出
力端子(I/O)へ、コード“41H”を与える。この
コード“41H”は、データ書込モードを指定するコマ
ンドであり、モード判定回路4aは、このコード“41
H”により、データ書込モードが指定されたことを識別
する。次いで、次のサイクルで、チップイネーブル信号
/CEおよびライトイネーブル信号/WEがLレベルの
ときに、外部から与えられる書込データ(I)が取込ま
れ、このときに与えられるアドレス信号AD(ページア
ドレスAXおよび列アドレスAY)が設定され、書込ペ
ージが指定される。ページアドレスAXは、書込データ
の書込時すべて同じページを示す状態に設定される。こ
のページアドレスは、またメモリブロックを特定するブ
ロックアドレスをも示す。列アドレスAYは、1ページ
のアドレスが先頭アドレスから順次与えられる。この列
アドレスAYに従って、図1に示すYゲート/センスア
ンプブロック7に含まれるYゲートが順次選択され、図
1に示すページバッファ3に、この書込データ(I)が
順次ラッチされる。
【0061】時刻t2において、1ページの最後の書込
データがチップイネーブル信号/CEおよびライトイネ
ーブル信号/WEの活性化時に内部に取込まれる。時刻
t3においてチップイネーブル信号/CEおよびライト
イネーブル信号/WEをともにHレベルとすることによ
り、内部で、ページ書込動作シーケンスが起動される。
この時刻t2において、外部制御回路/RP、/WPお
よび/XPを所定の状態に設定する。この外部制御信号
/RP、/WPおよび/XPの状態に従って、時刻t3
から始まるページ書込シーケンスにおいて、プロテクト
態様が決定され、その決定されたプロテクト態様に従っ
てページ書込が行なわれる。
【0062】この書込動作が完了すると、外部の装置
は、正確に書込が行なわれたか否かを判定するために、
チップイネーブル信号/CEおよび出力イネーブル信号
/OEをLレベルの活性状態とし、内部のステータスレ
ジスタに格納されたデータ(O)を読出す。このステー
タスレジスタデータ(O)の値により、正確に書込が行
なわれたことを外部の装置が識別し、次の書込または読
出などの必要な動作が行なわれる。
【0063】図4に示す制御回路4は、この図5に示す
時刻t3からのページ書込シーケンス時において、外部
制御回路/RP、/WPおよび/XPの状態に従ってプ
ロテクト態様を決定する。このページ書込シーケンスに
おいては、データの書込が行なわれる場合には、まず選
択されたページのメモリセルデータがすべて消去され、
次いでページバッファ3に格納された書込データに従っ
て、消去状態と異なるデータを書込むべきメモリセルに
対するデータの書込が行なわれる。内部で書込および消
去のベリファイ動作が行なわれ、そのベリファイ結果を
示すデータがステータスレジスタに格納される。
【0064】図6は、図4に示す制御回路4の動作を示
すフロー図である。以下、図6を参照して、図4に示す
制御回路のデータ書込時の動作について説明する。
【0065】まず、コード“41H”が入力されたか否
かの判定がモード判定回路4aにおいて行なわれる(ス
テップS1)。コード“41H”が入力されると、デー
タ書込モードが指定されたため、モード判定回路4a
は、書込シーケンスを設定する(ステップS2)。この
書込シーケンスが設定されると、書込データが順次アド
レス信号とともに与えられる。この与えられるアドレス
信号ADのうち、列アドレス信号AYが1ページの最終
アドレスに到達したか否かを見ることにより、1ページ
のすべてのデータのロードが行なわれたか否かの判定が
行なわれる。
【0066】最後のデータのロードが行なわれるとき、
デコーダ4bが、外部制御信号/RP、/WPおよび/
XPを取込み、またプロテクト制御回路4cが、ブロッ
クアドレスおよび書込/消去制御回路4dにより活性化
されたLBリード/ライト回路8からのロックビット
(LB)を読込む(ステップS4)。このプロテクト制
御回路4cは、デコーダ4bからのロック態様指示信号
とロックビット(LB)とブロックアドレスとに従っ
て、このブロックアドレスが指定されるメモリブロック
に対するデータ書込に対しロックをかけるか否かの判定
を行なう(ステップS5)。データ書込に対し許可が示
されているアンロック状態のときには、図1に示すペー
ジバッファ3にロードされたデータに従って書込が行な
われる(ステップS6)。一方、データ書込に対しロッ
クすべきであると判定された場合には、データ書込は行
なわれず、データ書込シーケンスが終了する。このデー
タ書込の終了は、たとえばレディ/ビジー信号を用いて
外部装置へ知らされる。利用者は、このレディ/ビジー
信号により、データ書込が終了したことを知らされたと
き、ステータスレジスタに格納されたステータスデータ
を読出して、書込が正確に行なわれたか否かを知ること
ができる。ロック状態のときには、このステータスレジ
スタにおいては、書込不実施を示すデータが格納されて
おり、一方、データ書込が行なわれた場合には、ステー
タスレジスタには、1ページの書込完了を示すデータが
格納されており、このデータを読むことにより、利用者
は、書込が行なわれたか否かを、すなわちロックされて
いたか否かを知ることができる。
【0067】図6のステップS4に示すように、ブロッ
クアドレスをプロテクト制御回路4cに取込み、このブ
ロックアドレスが指定する領域に対し、書込に対するロ
ック/アンロックが、外部制御信号/RP、/WP、お
よび/XPならびにロックビットLBに従って決定され
る。
【0068】図7は、データ消去動作時における外部信
号の状態を示す図である。時刻t1において、チップイ
ネーブル信号/CEをLレベルの活性状態とし、この状
態で、外部から、コード“20H”を与える。図4に示
すモード判定回路4aは、コード“20H”に従って、
消去モードを指定するための第1のコマンドが入力され
たと判定し、次に与えられるコマンドを待ち受ける。時
刻t2において、再びチップイネーブル信号/CEをL
レベルに設定し、外部からコード“D0H”をデータ入
出力端子へ与える。図4に示すモード判定回路4aは、
このコード“20H”および“D0H”がチップイネー
ブル信号/CEに従って連続して与えられたことを判定
すると、内部を消去モードに設定し、外部制御信号/R
P、/WP、および/XPならびに内部の対応のメモリ
ブロックのロックビットの値に従って選択的に消去を行
なう。この消去動作完了時においては、図示しないレデ
ィ/ビジー信号が外部アクセス可能状態に設定され、外
部で、消去モードが完了したことを知ることができる。
利用者は、時刻t4において、ステータスレジスタに格
納されたデータをチェックし、正確に消去が行なわれて
いるか否かを判定する。
【0069】図8は、この図4に示す制御回路の消去モ
ード時における動作を示すフロー図である。以下、図8
のフロー図を参照して、図4に示す制御回路の消去モー
ド時の動作について説明する。
【0070】モード判定回路4aは、チップイネーブル
信号/CEが活性状態のときに、コード“20H”が入
力されたか否かを判定する(ステップS10)。コード
“20H”が入力されると、消去モードを指定するため
の第1のコマンドが与えられたと判定し、次のコマンド
を待ち受ける。次いで、チップイネーブル信号/CEの
活性化に従って、コード“D0H”が入力されたか否か
の判定をモード判定回路4aが行なう。コード“D0
H”が入力されると、モード判定回路4aは消去が指定
されたと判定し、図4に示すデコーダ4b、プロテクト
制御回路4cおよび書込/消去制御回路4dを活性化す
る。コード“D0H”と同時に、ブロックアドレスが与
えられ、図示しない回路部分においてラッチされ、消去
すべきメモリブロックが特定される。
【0071】デコーダ4bは、モード判定回路4aの制
御の下に、外部制御信号/RP、/WPおよび/XPを
取込み、これらの状態の組合せに応じた内部指示信号を
発生してプロテクト制御回路4cへ与える。書込/消去
制御回路4dは、ブロックアドレス信号に従って、この
アドレス指定されたメモリブロックに対応するロックビ
ットを読出す。プロテクト制御回路4cは、書込/消去
制御回路4dにより活性化されたLBリード/ライト回
路8から、対応のロックビットを入力する。このプロテ
クト制御回路4cは、またブロックアドレスをも入力す
る(ステップS12)。プロテクト制御回路4cは、こ
れらの入力した信号およびロックビットに従って、アド
レス指定されたメモリブロックに対する消去の許可/禁
止を判定する(ステップS13)。アドレス指定された
メモリブロックに対し、消去を行なってもよい場合(す
なわちアンロック状態)が示されるときには、書込/消
去制御回路4dが活性化され、消去に必要な内部電圧を
発生して、アドレス指定されたメモリブロックの一括消
去が行なわれる(ステップS14)。一方、ステップS
13において、このアドレス指定されたメモリブロック
に対する消去が禁止されており、ロックがかけられてい
る場合には、消去は行なわれない。単に外部に対し、消
去終了が示される(レディ/ビジー信号による)。
【0072】上述のように、この消去モード時において
も、外部制御信号/RP、/WP、および/XPをブロ
ックアドレス信号とロックビットLBとに従って、消去
に対するロック/アンロック(禁止/許可)を決定して
おり、メモリブロック単位でロック/アンロックをかけ
ることができる。
【0073】なお、ステップS11において、コード
“20H”に続いて、第2サイクルでコード“D0H”
が入力されない場合には、消去コマンドは与えられなか
ったと判定され、初期状態に戻る。これにより、誤った
消去が行なわれるのを防止する。
【0074】図9は、ロックビットの書換シーケンスに
おける外部信号の状態を示す図である。図9において、
時刻t1においてチップイネーブル信号/CEをLレベ
ルの活性状態とし、コード“77H”を入力する。これ
により、ロックビット設定のための第1のコマンドが与
えられる。次いで、時刻t2において再びチップイネー
ブル信号/CEをLレベルの活性状態とし、コード“D
0H”を入力する。これらの2つのコードにより、ロッ
クビット設定モードが指定される。この時刻t2におけ
るチップイネーブル信号CEの活性化のときに、アドレ
ス信号ADを、ロックビットを設定するメモリブロック
を指定するブロックアドレスに設定する。これにより、
ロックビットを書換えるべきメモリブロックが特定され
る。
【0075】時刻t3において、チップイネーブル信号
CEをLレベルの活性状態とし、設定すべきロックビッ
トのデータ(I)を入力する。このときに、外部制御信
号/RP、/WPおよび/XPをそれぞれ所定の状態に
設定する。これにより、時刻t4においてチップイネー
ブル信号CEをHレベルとし、ライトイネーブル信号/
WEをHレベルとすると、内部でロックビット書換モー
ドが実行される。ロックビットのデータの実際の書換
は、外部制御信号/RP、/WPおよびXPの状態の組
合せにより決定される。
【0076】時刻t5においてこのロックビット書換モ
ードが完了すると、外部で、ロックビットが書換えられ
たことを検証するために、出力イネーブル信号/OEお
よびチップイネーブル信号/CEをLレベルの活性状態
とし、ステータスレジスタの記憶データ(O)を読出
し、確実に、このロックビットが所定の状態に更新され
たことを確認する。
【0077】図10は、このロックビット設定モード時
における図4に示す制御回路の動作を示すフロー図であ
る。まず、モード設定回路4aは、コード“77H”が
入力されているか否かを判定する(ステップS20)。
このコード“77H”が入力されると、次いでモード判
定回路4aは次のロックビット設定を行なうためのコー
ドの入力を待つ。このコード“D0H”が入力されると
(ステップS21)、モード判定回路4aは、ロックビ
ット設定モードが指定されたと判定し、プロテクト制御
回路4cおよび書込/消去制御回路4dを活性化する。
このステップS21において、コード“D0H”は入力
されない場合には、ロックビット設定コマンドは与えら
れていないと判定され、初期状態に復帰する。
【0078】次いで、設定すべきロックビットの値を示
すデータがロードされる(ステップS22)。このロッ
クビットデータは、図4に示す書込/消去制御回路4d
の制御の下に、LBリード/ライト回路8へ与えられて
ラッチされる。
【0079】次いで、デコーダ4bが外部制御信号/R
P、/WPおよび/XPを取込み、プロテクト制御回路
4cが、ブロックアドレス信号を取込み、また、先の書
込/消去モード時と同様、書込/消去制御回路4dがL
Bリード/ライト回路8を活性化し、書込/消去制御回
路4dの制御の下にブロックアドレス信号が指定するメ
モリブロックに対するロックビットの値をプロテクト制
御回路4cが読込む(ステップS23)。
【0080】プロテクト制御回路4cは、これら読込ん
だ信号に従って、アドレス指定されたメモリブロックに
対するロックビットの書換の禁止/許可(ロック/アン
ロック)を判定する(ステップS24)。ロックビット
の書換が許可されている場合(アンロック状態のと
き)、書込/消去制御回路4dの下に、LBリード/ラ
イト回路8によりラッチされていたロックビットデータ
に従ってロックビットの書換が行なわれる(ステップS
25)。このロックビットの書換時においては、メモリ
セルのデータ書込と同様にして、ロックビットの消去状
態への駆動が行なわれた後、このLBリード/ライト回
路8にラッチされた書込データに従って消去状態または
書込状態にこのロックビットを格納する不揮発性メモリ
セルが設定される。ステップS24において、ロックビ
ットの書換が禁止されている場合(ロック状態のと
き)、ロックビット書換は実行されず、外部のレディ/
ビジー信号がレディ状態とされ、外部アクセスを許可
し、またロックビット書換モードが完了したことを知ら
せる。
【0081】なお、この図10に示すフロー図におい
て、ロックビット更新時において、ロックビットLBの
読込を行なって、このロックビットの書換に対するロッ
ク/アンロックを判定している。ここで、先の通常のメ
モリセルデータの書換/消去のロック/アンロックを判
定する場合と同じ制御シーケンスを制限するためであ
る。ロックビット書換モード時においては、外部制御信
号/RP、/WPおよび/XPの状態の組合せに従って
その書換の禁止/許可が判定される構成が用いられても
よい。
【0082】[プロテクト制御回路の構成1]図11
は、図4に示すプロテクト制御回路4cの構成を概略的
に示す図である。図11において、デコーダ4bは、外
部制御信号/RP、/WPおよび/XPの状態に従っ
て、図2に示す各行それぞれに対応する制御信号φ1〜
φ6のいずれかを活性状態へ駆動する。ここで、図11
において、デコーダ4bの出力する制御信号φ1〜φ6
は、外部制御信号/RP、/WPおよびXPに対する対
応関係を明確にするために用いられている。図2に示す
ように、デコーダ4bが指定するプロテクト態様は、4
種類である。したがって、これらの制御信号φ1〜φ6
は、それぞれ状態に合わせて4種類の信号に低減されて
もよい。
【0083】プロテクト制御回路4cは、ブロックアド
レス信号とロックビット設定指示とを受け、書換(書込
/消去)を行なう領域が、いずれの領域であるかを判定
する領域判定部4caと、領域判定部4caの領域指定
信号φrとデコーダ4bからの制御信号φ1〜φ6に従
って、プロテクト態様を決定するロック判定部4cb
と、ロック判定部4cbの出力信号に従って、ロックビ
ットLBを選択的に通過させるゲート4ccを含む。ロ
ック判定部4cbは、ロックビットLBの値にかかわら
ずロックまたはアンロック状態に設定するときには、そ
のロック/アンロックを示す信号L/Uを生成するとと
もに、ゲート4ccを出力ハイインピーダンス状態に設
定する。ロック判定部4cbは、プロテクト態様がロッ
クビットLBに従って決定されるときにはゲート4cc
を導通状態として、ロックビットLBを通過させて書込
/消去制御回路へロック/アンロック設定信号として与
える。
【0084】領域判定部4caは、ブロックアドレス信
号の特定のアドレス信号(たとえば上位アドレス信号)
により、このブロックアドレスが指定するメモリブロッ
クがブートブロック領域、パラメータブロック領域、お
よびメインブロック領域のいずれに含まれるかを判定す
る。領域判定部4caは、またロックビットの書換を指
示するロックビット設定指示が活性状態のときには、ブ
ートブロック領域を指定する信号を発生する。これは、
図2に示すように、ロックビットに対するプロテクト態
様と、ブートブロック領域のメモリブロックに対するプ
ロテクト態様は同じであるためである。この領域判定部
4caは、たとえばブロックアドレス信号の特定のアド
レスビットを入力するテーブルメモリで構成することが
できる。
【0085】ロック判定部4cbは、デコーダ4bから
の制御信号φ1〜φ6のいずれが活性状態にあるかおよ
び領域判定部4caからの領域指定信号φrがいずれの
領域を指定しているかに従って、このアドレス指定され
たメモリブロックに対するプロテクト態様を決定する。
たとえば、外部制御信号/RPおよび/WPがともにH
レベルであり、外部制御信号/XPがLレベルにあると
き、デコーダ4bが制御信号φ3を活性状態とする。こ
のとき、領域判定部4caからの領域指定信号φrがパ
ラメータブロック領域を示すとき、ブロック判定部4c
bは、図2に示すように、このデータ書換(書込/消
去)に対するプロテクト態様として、ロックビットLB
に従うべきであると判定する。この状態においては、ゲ
ート4ccがイネーブルされ、ロックビットLBが書込
/消去制御回路へ与えられる。このロック判定部4cb
は、制御信号φ1〜φ6と領域指定信号φrを用いて図
2に示すテーブルを満たすようにロジックゲートまたは
ゲートアレイにより実現することができる。これに代え
てロック判定部4cbは、プロセサなどで構成されても
よい。
【0086】この図11に示すように、領域判定部4c
aを用いて各アドレス指定されたメモリブロックがいず
れの領域に含まれるかに従って、プロテクト態様を判定
することにより、各領域単位でプロテクト態様を設定す
ることができる。
【0087】[プロテクト制御回路の構成2]図12
は、図4に示すプロテクト制御回路4cの他の構成を示
す図である。この図12に示す構成において、まずデコ
ーダ4bは、外部制御信号/RP、/WPおよび/XP
に従って、各領域ごとにロック/アンロック/ロックビ
ットに示す信号を出力する。すなわちデコーダ4bは、
ブートブロック領域に対するロック/アンロックを示す
信号φbrを出力し、パラメータブロック領域に対し、
ロック/アンロック/ロックビットに示す信号φprを
出力し、メインブロック領域に対し、ロック/アンロッ
ク/ロックビットに従うそれぞれを示す信号φmrを出
力する。
【0088】プロテクト制御回路4cは、ブロックアド
レス信号とロックビット設定指示とを受け、データ書換
を行なう領域を判定する領域判定部4aと、領域判定部
4aからの領域指定信号φrに従ってデコーダ4bの出
力信号φbr、φpr、およびφmrのいずれかの選択
するセレクタ4cdと、セレクタ4cdの出力信号φ
l、φul、およびφlbを受け、このデータ書換に対
するプロテクト態様を決定するロック判定部4ceと、
ロック判定部4ceの出力する制御信号に従ってロック
ビットLBを選択的に通過させるゲート4ccを含む。
【0089】セレクタ4cbは、領域判定部4aが出力
する領域指定信号φrが指定する領域に対応する信号の
組を選択し、ロック指示信号φl、アンロック指示信号
φul、およびロックビット依存指示信号φlbを生成
する。
【0090】ロック判定部4ceは、セレクタ4cdか
らの指示信号φl、φul、およびφlbのいずれが活
性状態にあるかに従って、プロテクト態様を決定する。
ロック指示信号φlおよびアンロック指示信号φulの
いずれかが活性状態のときには、ロック判定部4ce
は、ロック/アンロックを示す信号を出力するととも
に、ゲート4ccを出力ハイインピーダンス状態に設定
する。ロックビット依存指示信号φlbが活性状態のと
きには、ロック判定部4ceは、ゲート4ccをイネー
ブルし、ロックビットLBを通過させてロック/アンロ
ック指示信号として書込/消去制御回路へ与える。
【0091】この図12に示す構成において領域判定部
4aおよびゲート4ccは図11に示す構成と同じであ
る。
【0092】このデコーダ4bが各領域ごとにプロテク
ト態様指示信号を生成する構成となり、ロック判定部4
ceにおける判定のための構成が簡略化される。
【0093】[他の適用例]不揮発性半導体記憶装置と
しては、消去がメモリブロック単位で行なわれるフラッ
シュメモリ(フラッシュEEPROM)であってもよ
く、また通常の消去がバイト単位で行なわれる電気的に
書込消去可能なEEPROM、データの出力がシリアル
に行なわれるシリアルEEPROM、および強誘電体材
料を記憶のために用いる強誘電体メモリ(FRAM)の
いずれであってもよく、データ書換に対するプロテクト
機能が設けられている不揮発性メモリであれば、本発明
は適用可能である。
【0094】また、メモリアレイが、複数のアドレス領
域を有し、各アドレス領域毎に格納するデータの種類が
異なる構成であれば、いずれのメモリにも本発明は適用
可能である。
【0095】また、この発明に従う不揮発性メモリは、
携帯電話システムにおけるメモリ、ICカードにおける
メモリ、ディジタル・スチル・カメラにおけるプログラ
ム/データメモリ、携帯情報機器(PDA)のいずれに
おいて用いられてもよい。
【0096】
【発明の効果】以上のように、この発明に従えば、複数
の領域に分割されるメモリアレイにおいて、各領域単位
でプロテクト態様を決定することができるように構成し
たため、処理用途に応じて柔軟にプロテクト態様を設定
することができ、確実な誤書換(誤書込/誤消去)を防
止することができる。また、利用者は、その処理用途に
応じて、簡単にプロテクト態様を設定することが可能と
なる。
【0097】すなわち、請求項1に係る発明に従えば、
各々が異なる属性を有するデータを不揮発的に格納する
複数のメモリブロック領域に対し、複数の外部制御信号
の状態に従ってこれら複数のメモリブロック領域のデー
タ書換に対する保護態様を領域単位で設定するように構
成しているため、プロテクト態様を柔軟に設定すること
が可能となり、使い勝手の良い半導体記憶装置を実現す
ることができる。また、必要とされる領域に対しての
み、プロテクトをかけることができ、確実に、データの
保護を行なうことができ、信頼性の高い半導体記憶装置
を実現することができる。
【0098】請求項2に係る発明に従えば、複数の外部
制御信号の状態に従ってメモリブロック個々に設けられ
ているブロックビットの有効/無効をグループごとに決
定するように構成しているため、データ書換に対するプ
ロテクトを、各領域単位で、無条件に禁止、無条件に許
可、およびロックビットに従うのいずれかに設定するこ
とができ、書換データに応じて、確実に、データの保護
を行なうことができる。また、無条件禁止/無条件許可
およびロックビットに従うの状態をグループ単位で設定
しているため、製造者がデータ/コードを書込む場合
に、無条件の許可/禁止状態に設定し、利用者が利用す
る場合には、ロックビットを従う状態に設定することに
より、利用者/製造者いずれにとっても、使い勝手の良
い半導体記憶装置を実現することができる。
【0099】請求項3に係る発明に従えば、複数の外部
制御信号として、リセットパワーダウンモード指示信号
と、データ書換に対するプロテクトを指示する第1およ
び第2のライトプロテクト指示信号とを用いているた
め、従来の構成に比べて、1つのプロテクト指示信号の
増加のみで、柔軟にメモリブロック領域単位でプロテク
ト態様を設定することができる。
【0100】請求項4に係る発明に従えば、メモリブロ
ックが、データを不揮発的に記憶しており、データ書換
は記憶データの消去および外部データの書込および記憶
両者を含んでおり、消去モードおよび書込モード(プロ
グラムモード)いずれにおいても、柔軟にプロテクト態
様を決定することができる。
【0101】請求項5に係る発明に従えば、ライトプロ
テクト機能を有する半導体記憶装置において第1および
第2のライトプロテクト指示信号入力ピンを設け、複数
のメモリブロック個々のライトプロテクトの態様を所定
数の複数のメモリブロックを有する領域単位で設定する
ように構成しているため、1つのライトプロテクト指示
信号の増設のみで、領域単位で柔軟にプロテクト態様を
設定することができ、利用者にとって、処理用途に応じ
てプロテクト態様を柔軟に設定することができ、利用者
にとって使い勝手の良い不揮発性半導体記憶装置を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従う半導体記憶装
置の全体の構成を概略的に示す図である。
【図2】 図1に示す制御回路4の外部制御信号とライ
トプロテクト態様との対応関係を示す図である。
【図3】 (A)−(D)は、図2に示すライトプロテ
クト態様における各ブロック領域のプロテクト態様を示
す図である。
【図4】 図1に示す制御回路の構成を概略的に示す図
である。
【図5】 この発明の不揮発性半導体記憶装置のデータ
書込モード時の外部制御信号のシーケンスを示す図であ
る。
【図6】 データ書込モード時における図4の制御回路
の動作を示すフロー図である。
【図7】 データ消去モード時の外部制御信号のシーケ
ンスを示す波形図である。
【図8】 データ消去モード時における図4に示す制御
回路の動作を示すフロー図である。
【図9】 ロックビット設定モードにおける制御信号の
シーケンスを示す図である。
【図10】 ロックビット設定シーケンスにおける図4
の制御回路の動作を示すフロー図である。
【図11】 図4に示すプロテクト制御回路の構成を概
略的に示す図である。
【図12】 図4に示すプロテクト制御回路の他の構成
を概略的に示す図である。
【図13】 従来の不揮発性半導体記憶装置の要部の構
成を概略的に示す図である。
【図14】 図13に示すメモリアレイの分割構成を概
略的に示す図である。
【図15】 従来の不揮発性半導体記憶装置のライトプ
ロテクト態様を一覧にして示す図である。
【符号の説明】 1 メモリアレイ、1a〜1n メモリブロック、1b
r ブートブロック領域、1pr パラメータブロック
領域、1mr メインブロック領域、2 プロテクト制
御データ格納領域、2a〜2n ロックビット格納部、
3 ページバッファ、4 制御回路、5 アドレスバッ
ファ、6 アドレスデコーダ、7 Yゲート/センスア
ンプ、8 LBリード/ライト回路、4a モード判定
回路、4b デコーダ、4c プロテクト制御回路、4
d 書込/消去制御回路、4ca領域判定部、4cb
ロック判定部、4cc ゲート、4cd セレクタ、4
ce ロック判定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 和男 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が1以上のメモリブロックを有しか
    つ各々が属性が異なるデータを不揮発的に格納するため
    の複数のメモリブロック領域、およびデータ書換時、複
    数の外部制御信号の状態に従って、前記複数のメモリブ
    ロックグループのデータ書換に対する保護態様を各前記
    領域単位で設定するための制御手段を備える、半導体記
    憶装置。
  2. 【請求項2】 各前記メモリブロックに対して設けら
    れ、対応のメモリブロックの格納データの書換の禁止/
    許可を示すロックビットを格納するための手段をさらに
    備え、 前記制御手段は、前記複数の外部制御信号の状態に従っ
    て、各前記領域ごとに対応のロックビットを有効とする
    か無効とするかを決定する手段を含む、請求項1記載の
    半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の外部制御信号は、消費電流を
    低下させるパワーダウンモードを指示するリセットパワ
    ーダウンモード指示信号と、データ書換に対するプロテ
    クトの有無を指示する第1および第2のライトプロテク
    ト指示信号とを含む、請求項1または2記載の半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】 前記データ書換は、記憶データの消去な
    らびに外部からのデータの書込および記憶を含む、請求
    項1から3のいずれかに記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 複数の不揮発性メモリブロックを有しか
    つライトプロテクト機能を有する半導体記憶装置におい
    て、第1および第2のライトプロテクト指示信号入力ピ
    ンを設け、前記複数の不揮発性メモリブロック個々のラ
    イトプロテクトの態様を1以上のメモリブロックを有す
    る領域単位で設定できるようにしたことを特徴とする、
    半導体記憶装置。
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