JPH11119827A - コンピュータ異常検出方法 - Google Patents
コンピュータ異常検出方法Info
- Publication number
- JPH11119827A JPH11119827A JP28484197A JP28484197A JPH11119827A JP H11119827 A JPH11119827 A JP H11119827A JP 28484197 A JP28484197 A JP 28484197A JP 28484197 A JP28484197 A JP 28484197A JP H11119827 A JPH11119827 A JP H11119827A
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- JP
- Japan
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- abnormality
- computer
- computers
- lines
- abnormality detection
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- Pending
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- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のコンピュータ異常検出方法は、各コン
ピュータ間に専用の異常検出ラインを設けると共に専用
プログラムを有する異常データ処理部を設けるため、ラ
イン数が多く、ライン数も多くなっていた。 【解決手段】 本発明によるコンピュータ異常検出方法
は、各コンピュータ異常検出器(3,5)からの異常検出信
号(3a,5a)と各確認信号を各ゲート回路(20,21)に入力し
て異常の有無を検出するため、従来よりもライン数を少
なくかつコンピュータ(1,2)のプログラムを簡略化でき
る構成である。
ピュータ間に専用の異常検出ラインを設けると共に専用
プログラムを有する異常データ処理部を設けるため、ラ
イン数が多く、ライン数も多くなっていた。 【解決手段】 本発明によるコンピュータ異常検出方法
は、各コンピュータ異常検出器(3,5)からの異常検出信
号(3a,5a)と各確認信号を各ゲート回路(20,21)に入力し
て異常の有無を検出するため、従来よりもライン数を少
なくかつコンピュータ(1,2)のプログラムを簡略化でき
る構成である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ異常
検出方法に関し、特に、各系統にコンピュータを内蔵し
た2重系制御において、異常検出専用ラインを用いるこ
となく一方のコンピュータが他方のコンピュータの異常
を検出し、各コンピュータ間のライン数を減らすと共に
各コンピュータ内の異常検出専用プログラムを不要とす
るための新規な改良に関する。
検出方法に関し、特に、各系統にコンピュータを内蔵し
た2重系制御において、異常検出専用ラインを用いるこ
となく一方のコンピュータが他方のコンピュータの異常
を検出し、各コンピュータ間のライン数を減らすと共に
各コンピュータ内の異常検出専用プログラムを不要とす
るための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種のコンピュ
ータ異常検出方法としては、例えば図2に示される方法
が採用されていた。すなわち、図2において符号1、2
で示されるものは2重冗長系の図示しない1対の制御系
に各々内蔵された第1、第2コンピュータであり、通常
は一方のコンピュータのみを用いて一方の制御系のみを
用いて図示しない被制御部材(例えば、フラップ等)の
制御を行っているが、各制御系は何れか一方が故障した
場合は直ちに他方に自動切替えとなるため、各コンピュ
ータ1、2同志は互いに相手方の異常の有無に関する状
態を常時チェックしている。
ータ異常検出方法としては、例えば図2に示される方法
が採用されていた。すなわち、図2において符号1、2
で示されるものは2重冗長系の図示しない1対の制御系
に各々内蔵された第1、第2コンピュータであり、通常
は一方のコンピュータのみを用いて一方の制御系のみを
用いて図示しない被制御部材(例えば、フラップ等)の
制御を行っているが、各制御系は何れか一方が故障した
場合は直ちに他方に自動切替えとなるため、各コンピュ
ータ1、2同志は互いに相手方の異常の有無に関する状
態を常時チェックしている。
【0003】前記各コンピュータ1、2間には、第1コ
ンピュータ異常検出器3を有する第1異常検出専用ライ
ン4及び第2コンピュータ異常検出器5を有する第2異
常検出専用ライン6が設けられ、第1、第2異常フラグ
7,8が第1、第2異常フラグ送信ライン7A,8Aを
介して第1、第2コンピュータ異常検出器3,5に入力
され、各検出器3,5で検出された第1、第2異常検出
信号3a,6aは各コンピュータ1、2の専用プログラ
ムからなる第1、第2他系統異常データ処理部9,10
に入力されるように構成されている。さらに、各コンピ
ュータ1、2間には、各コンピュータ1、2間で送受信
しなければならない通信信号11a,12aを送受信す
るためのシリアル型の第1、第2通信ライン11,12
が設けられていると共に、この各通信ライン11,12
に並設して、前記通信信号11a,12aの送受信の確
認を行うための確認信号13a,14aの送受信を行う
第1、第2確認信号ライン13,14が設けられてい
る。従って、何れかのコンピュータ1,2に異常が生じ
ると、異常フラグ7又は8を各検出器3又は5が検出
し、各異常検出専用ライン4,6を介して異常検出信号
3a又は6aが他系統異常データ処理部9,10におい
て相手方コンピュータ1又は2の異常が検出される。
ンピュータ異常検出器3を有する第1異常検出専用ライ
ン4及び第2コンピュータ異常検出器5を有する第2異
常検出専用ライン6が設けられ、第1、第2異常フラグ
7,8が第1、第2異常フラグ送信ライン7A,8Aを
介して第1、第2コンピュータ異常検出器3,5に入力
され、各検出器3,5で検出された第1、第2異常検出
信号3a,6aは各コンピュータ1、2の専用プログラ
ムからなる第1、第2他系統異常データ処理部9,10
に入力されるように構成されている。さらに、各コンピ
ュータ1、2間には、各コンピュータ1、2間で送受信
しなければならない通信信号11a,12aを送受信す
るためのシリアル型の第1、第2通信ライン11,12
が設けられていると共に、この各通信ライン11,12
に並設して、前記通信信号11a,12aの送受信の確
認を行うための確認信号13a,14aの送受信を行う
第1、第2確認信号ライン13,14が設けられてい
る。従って、何れかのコンピュータ1,2に異常が生じ
ると、異常フラグ7又は8を各検出器3又は5が検出
し、各異常検出専用ライン4,6を介して異常検出信号
3a又は6aが他系統異常データ処理部9,10におい
て相手方コンピュータ1又は2の異常が検出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンピュータ異
常検出方法は、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、各コンピュータ
間に2本の専用の異常検出ラインを設け、各コンピュー
タ内に専用プログラムを有する他系統異常データ処理部
を設けなければならないため、ライン数が多く、コンピ
ュータの処理にも負担となっていた。
常検出方法は、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、各コンピュータ
間に2本の専用の異常検出ラインを設け、各コンピュー
タ内に専用プログラムを有する他系統異常データ処理部
を設けなければならないため、ライン数が多く、コンピ
ュータの処理にも負担となっていた。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、各系統にコンピュータを内
蔵した2重系制御において、異常検出専用ラインを用い
ることなく一方のコンピュータが他方のコンピュータの
異常を検出し、各コンピュータ間のライン数を減らすと
共に各コンピュータ内の異常検出専用プログラムを不要
としたコンピュータ異常検出方法を提供することを目的
とする。
めになされたもので、特に、各系統にコンピュータを内
蔵した2重系制御において、異常検出専用ラインを用い
ることなく一方のコンピュータが他方のコンピュータの
異常を検出し、各コンピュータ間のライン数を減らすと
共に各コンピュータ内の異常検出専用プログラムを不要
としたコンピュータ異常検出方法を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるコンピュー
タ異常検出方法は、第1コンピュータ及び第2コンピュ
ータ間で通信ラインを用いて通信信号の送受信を行い、
何れか一方のコンピュータに異常が生じた場合に他方の
コンピュータで前記異常を検出するようにしたコンピュ
ータ異常検出方法において、前記通信信号の送受信の確
認を行うための確認信号の送受信を行うための第1、第
2確認信号ライン及び異常フラグを送信する異常フラグ
送信ラインを前記各コンピュータ間に設け、前記異常フ
ラグをコンピュータ異常検出器に印加して得た異常検出
信号と前記確認信号を用いて何れか一方のコンピュータ
が他方のコンピュータの異常を検出する方法である。
タ異常検出方法は、第1コンピュータ及び第2コンピュ
ータ間で通信ラインを用いて通信信号の送受信を行い、
何れか一方のコンピュータに異常が生じた場合に他方の
コンピュータで前記異常を検出するようにしたコンピュ
ータ異常検出方法において、前記通信信号の送受信の確
認を行うための確認信号の送受信を行うための第1、第
2確認信号ライン及び異常フラグを送信する異常フラグ
送信ラインを前記各コンピュータ間に設け、前記異常フ
ラグをコンピュータ異常検出器に印加して得た異常検出
信号と前記確認信号を用いて何れか一方のコンピュータ
が他方のコンピュータの異常を検出する方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明によるコ
ンピュータ異常検出方法の好適な実施の形態について説
明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号
を用いて説明する。図1において符号1,2で示される
ものは図2で説明した第1、第2コンピュータであり、
各コンピュータ1,2間には、各コンピュータ1,2間
で送受信する通信信号11a,12aを伝送するための
第1、第2通信ライン11,12が設けられている。ま
た、第1コンピュータ1に接続され第1確認信号13a
を送信する第1確認信号ライン13と第1異常送信ライ
ン7Aを介して第1異常フラグ7が入力される第1コン
ピュータ異常検出器3とは第1ゲート回路20に接続さ
れ、この第1ゲート回路20の第1出力信号20aが第
2コンピュータ2に入力されている。また、第2コンピ
ュータ2に接続され第2確認信号14aを送信する第2
確認信号ライン14と第2異常送信ライン8Aを介して
第2異常フラグ8が入力される第2コンピュータ異常検
出器5とは第2ゲート回路21に接続され、この第2ゲ
ート回路21の第2出力信号21aは第1コンピュータ
1に入力されている。
ンピュータ異常検出方法の好適な実施の形態について説
明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号
を用いて説明する。図1において符号1,2で示される
ものは図2で説明した第1、第2コンピュータであり、
各コンピュータ1,2間には、各コンピュータ1,2間
で送受信する通信信号11a,12aを伝送するための
第1、第2通信ライン11,12が設けられている。ま
た、第1コンピュータ1に接続され第1確認信号13a
を送信する第1確認信号ライン13と第1異常送信ライ
ン7Aを介して第1異常フラグ7が入力される第1コン
ピュータ異常検出器3とは第1ゲート回路20に接続さ
れ、この第1ゲート回路20の第1出力信号20aが第
2コンピュータ2に入力されている。また、第2コンピ
ュータ2に接続され第2確認信号14aを送信する第2
確認信号ライン14と第2異常送信ライン8Aを介して
第2異常フラグ8が入力される第2コンピュータ異常検
出器5とは第2ゲート回路21に接続され、この第2ゲ
ート回路21の第2出力信号21aは第1コンピュータ
1に入力されている。
【0008】従って、前述の図1の構成において、各コ
ンピュータ1,2の何れかに異常が発生すると、第1ゲ
ート20又は第2ゲート21がオンとなり第1出力信号
20a又は第2出力信号21aが何れかのコンピュータ
1,2に入力され、各コンピュータ1,2は異常を発生
した方の相手方の異常を検出することができる。この異
常が検出された方のコンピュータ1又は2は、直ちに図
示しない中央処理装置に伝達され、当該の制御系(図示
せず)の動作が停止されて正常な方のコンピュータ1又
は2を介して他の制御系に直ちに切替えられる。
ンピュータ1,2の何れかに異常が発生すると、第1ゲ
ート20又は第2ゲート21がオンとなり第1出力信号
20a又は第2出力信号21aが何れかのコンピュータ
1,2に入力され、各コンピュータ1,2は異常を発生
した方の相手方の異常を検出することができる。この異
常が検出された方のコンピュータ1又は2は、直ちに図
示しない中央処理装置に伝達され、当該の制御系(図示
せず)の動作が停止されて正常な方のコンピュータ1又
は2を介して他の制御系に直ちに切替えられる。
【0009】
【発明の効果】本発明によるコンピュータ異常検出方法
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、従来のような異常検出
用の専用ラインを用いず、確認信号ラインを用いて異常
検出を行うため、ラインの数を2本少なくすることがで
きると共に、コンピュータにも異常検出専用のプログラ
ムを設ける必要もなく、従来よりも線数を少なく、か
つ、構成自体も簡略化することができる。
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、従来のような異常検出
用の専用ラインを用いず、確認信号ラインを用いて異常
検出を行うため、ラインの数を2本少なくすることがで
きると共に、コンピュータにも異常検出専用のプログラ
ムを設ける必要もなく、従来よりも線数を少なく、か
つ、構成自体も簡略化することができる。
【図1】本発明によるコンピュータ異常検出方法を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】従来のコンピュータ異常検出方法を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
1 第1コンピュータ 2 第2コンピュータ 3,5 コンピュータ異常検出器 3a,5a 異常検出信号 7,8 異常フラグ 7A,8A 異常フラグ送信ライン 11,12 通信ライン 11a,12a 通信信号 13,14 確認信号ライン 13a,14a 確認信号
Claims (1)
- 【請求項1】 第1コンピュータ(1)及び第2コンピュ
ータ(2)間で通信ライン(11,12)を用いて通信信号(11a,1
2a)の送受信を行い、何れか一方のコンピュータ(1又は
2)に異常が生じた場合に他方のコンピュータ(1又は2)で
前記異常を検出するようにしたコンピュータ異常検出方
法において、前記通信信号(11a,12a)の送受信の確認を
行うための確認信号(13a,14a)の送受信を行うための第
1、第2確認信号ライン(13,14)及び異常フラグ(7,8)を
送信する異常フラグ送信ライン(7A,8A)を前記各コンピ
ュータ(1又は2)間に設け、前記異常フラグ(7,8)をコン
ピュータ異常検出器(3,5)に印加して得た異常検出信号
(3a,5a)と前記確認信号(13a,14a)を用いて何れか一方の
コンピュータ(1又は2)が他方のコンピュータ(1又は2)の
異常を検出することを特徴とするコンピュータ異常検出
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28484197A JPH11119827A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | コンピュータ異常検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28484197A JPH11119827A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | コンピュータ異常検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11119827A true JPH11119827A (ja) | 1999-04-30 |
Family
ID=17683723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28484197A Pending JPH11119827A (ja) | 1997-10-17 | 1997-10-17 | コンピュータ異常検出方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11119827A (ja) |
-
1997
- 1997-10-17 JP JP28484197A patent/JPH11119827A/ja active Pending
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